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JP3575141B2 - 車体の強度部材構造 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の前部に設けられたエンジンルームと車室との間を仕切るダッシュパネル上に配設されたクロスフレームの強度を確保するための強度部材構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における車体の強度部材構造としては、例えば図15乃至図17に示すようなものが知られている(実開昭60ー11274を参照)。一般に車両の前部に設けられたエンジンルームAとその後方に設けられた車室Cとはダッシュパネル1によって仕切られており、ダッシュパネル1の両側からは車両前方に向かってサイドフレーム2が延びている。またダッシュパネル1の外側の端部はフロントピラー6に接合されている他、サイドフレーム2とフロントピラー6を連結するアウトリガー7がダッシュパネル1上に設置されている。さらにエンジンルームA側においてダッシュパネル1上には車幅方向に延びるクロスフレーム3が設置されており、その一端3aはサイドフレーム2の付け根部分の側面2aに接合され、クロスフレーム3の他端3bはダッシュパネル1の中央付近に形成されたフロアトンネル4の補強材5に接合されている。
【0003】
このような構成からなる強度部材構造にあっては、車両の前面衝突時には軸方向の衝撃荷重がサイドフレーム2に入力し、その衝撃荷重の一部がサイドフレーム2の付け根部に接合されたアウトリガー7によりフロントピラー6に伝達され、残りがサイドフレーム2の反対側の付け根部に接合されたクロスフレーム3によりフロアトンネル4の補強材5に伝達される構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図17及び図18は前面衝突時における衝撃荷重の伝達の様子を示したものであるが、車両前方から矢印(イ)方向に入力した衝撃荷重は、サイドフレーム2の付け根部分でクロスフレーム3を矢印(ロ)方向へ曲げるように作用する。クロスフレーム3は曲げ荷重を受けながらフロアトンネル4の補強材5に荷重を伝達し、クロスフレーム3への荷重が曲げ最大強度に達した時点でクロスフレーム3が折れ曲がる。アウトリガー7は車両外側で部品類の少ない場所に設置されているのに対して、クロスフレーム3はエンジンBのすぐ後方に設置されるためにスペースの制約などで大きな断面積を確保することが難しく、通常はアウトリガー7より曲げ強度が低くなっている。
【0005】
ところで、図16に示したように、従来の強度部材構造ではクロスフレーム3の一端3aがサイドフレーム2の付け根の側面2aに接合されていたため、クロスフレーム3はサイドフレーム2からの荷重を一端3aの断面で直角方向に受けることになる。このとき、クロスフレーム3の他端3bはフロアトンネル4の補強材5に接合されており、またクロスフレーム3はエンジンルームA側に配設されているため、矢印(ロ)方向から荷重を受けると図18に示したように、クロスフレーム3は補強材5に接合されている他端3bを固定端として一端3a側が車体後方に湾曲し、クロスフレーム3側には引張力、ダッシュパネル1側には圧縮力が作用することになる。この場合に、クロスフレーム3はフランジ3dがダッシュパネル1にスポット溶接されているため、圧縮力を受けるとスポット溶接の打点間で鋲間座屈が生じる方向にパネルが変形するといった可能性があった。そして、万一鋲間座屈が生じるとクロスフレーム3の曲げ強度が低下するため、スポット打点を増したりしなければならずコストが増加する可能性があった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたものであり、クロスフレームを車室側からダッシュパネルに接合すると共に、クロスフレームの一端をサイドフレームの付け根部の裏側に、他端をフロアトンネルの補強材に連結することにより、クロスフレームの曲げ強度を高めて車両前方からの衝撃荷重を効率的に車体の骨格部材に伝達させることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明に係る車体の強度部材構造は、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネルと、ダッシュパネルから車両の前方に延びるサイドフレームと、ダッシュパネル上で車幅方向に配設されたクロスフレームと、車両の中央部分に形成されたフロアトンネルと、このフロアトンネルの面上に設置された補強材とを備え、前記クロスフレームは車室側からダッシュパネルに接合されると共に、クロスフレームの一端がサイドフレームの付け根部の裏側に、クロスフレームの他端がフロアトンネルの補強材にそれぞれ連結されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に基づいて本発明に係る車体の強度部材構造を詳細に説明する。図1乃至図3は本発明に係る強度部材構造の第1実施例を示したものである。この実施例において、エンジンルームAと車室Cとはダッシュパネル1によって仕切られ、ダッシュパネル1の両側から車両前方に向かってサイドフレーム2が延びている。またダッシュパネル1は車両の中央部付近においてフロアトンネル4を形成しており、フロアトンネル4の上面には補強材5が設置されている。更にダッシュパネル1の外側の端部はフロントピラー6に接合されており、サイドフレーム2とフロントピラー6を連結するアウトリガー7がダッシュパネル1上に設置されている。
【0009】
この実施例において、ダッシュパネル1の車室C側に沿って車幅方向に延びるクロスフレーム8が配設されている。クロスフレーム8の上下縁には長手方向に沿ってフランジ部8dが形成されており、図4(a)に示したようにフランジ部8dがダッシュパネル1に対して略一定間隔毎にスポット溶接されている。さらにクロスフレーム8は、外側の一端8aがサイドフレーム2の付け根部の裏側2bに連結され、内側の他端8bが前述のフロアトンネル4の補強材5に連結されている。
【0010】
図3及び図4は上述した車体の強度部材構造において、前面衝突時における衝撃荷重の伝達の様子を示したものである。車両前方から矢印(イ)方向に入力した衝撃荷重はサイドフレーム2を伝達したのち、サイドフレーム2の付け根部においてクロスフレーム8を矢印(ロ)方向に曲げるように作用する。クロスフレーム8は曲げ荷重を受けながらフロアトンネル4の補強材5に荷重を伝達する。この場合に本実施例ではクロスフレーム8の一端8aがサイドフレーム2の付け根部の裏側2bに接合されているため、図3の矢印(ロ)に示すようにクロスフレーム8はサイドフレーム2からの荷重をサイドフレーム2の断面幅分の面圧で受ける。また、この実施例ではクロスフレーム8がダッシュパネル1から車室C側に突出しているため、矢印(ロ)方向から荷重を受けた時には、図4(b)に示すようにクロスフレーム8側には圧縮力が、ダッシュパネル1側には引張力がそれぞれ作用することになる。これはクロスフレーム8の他端8bがフロアトンネル4の補強材5に接合されているために、矢印(ロ)の方向から荷重を受けたときに、クロスフレーム8は補強材5に接合されている他端8bを固定端として一端8a側が車体後方に湾曲するからである。その結果、ダッシュパネル1とスポット溶接されているクロスフレーム8のフランジ部8dも引張力を受けるため、スポット溶接の打点間で鋲間座屈が生じることがない。したがって、従来のような鋲間座屈による原因でクロスフレーム8の曲げ強度が低下してしまうといったことがないので、サイドフレーム2から伝達された衝撃荷重をフロアトンネル4の補強材5に確実に伝達できることになる。
【0011】
なお、この実施例ではクロスフレーム8が車室C側に突出していることから、エンジンBの後端とダッシュパネル1との間の距離を大きくとることができる。その結果、車両の前面衝突などでエンジンBが車室C側に後退した場合でもダッシュパネル1に接触しにくくなる。また、この実施例ではクロスフレーム8が車室C側でエアコンなどの艤装品が格納される空間内に配設されるために、従来のものに比べてクロスフレーム8の断面形状を大きくできる。
【0012】
図5及び図6は、クロスフレーム8の一端の位置の違いによる曲げ強度の差異を示したものである。図5(a)は上記実施例の構造を示しており、クロスフレーム8の一端8aがサイドフレーム2の付け根部の裏側2bに接合されている。正面衝突の直後では前方からの衝突荷重は主としてサイドフレーム2に伝達されるため、フロアトンネル4はほとんど変形しない。更に、フロアトンネル4上には補強材5が設置されているため、クロスフレーム8は補強材5に接合されている他端8bを固定端とする片持ち梁と見做すことができる。このような条件下において、サイドフレーム2からクロスフレーム8の一端8aに矢印(ロ)の方向の衝撃荷重が加わると、図5(b)に示したようにクロスフレーム8は車室C側に湾曲する。このときクロスフレーム8側には全体に圧縮力が作用し、ダッシュパネル1側には全体に引張力が作用する。即ち、クロスフレーム8の全体に亘って図4に示したような荷重状態が生じる。
【0013】
一方、図6(a)は従来のクロスフレームを単に延長したものであり、その一端9aは車両外側にあるフロントピラー6に接合されている。この場合、クロスフレーム9はフロントピラー6に接合された一端9aと補強材5に接合された他端9bを固定端とする両持ち梁となるため、一般的には上記の片持ち梁より高い曲げ強度を得られることが予想される。しかし、クロスフレーム9を長くすると、サイドフレーム2の後端部2bがクロスフレーム9の略中央に位置するため、サイドフレーム2から矢印(ロ)の方向に衝撃荷重が加わった時にクロスフレーム9は両端を節として中央が湾曲するような曲げ変形を生じてしまう。そして、図6(b)に示したように、このような曲げ変形ではクロスフレーム9の中央部分はエンジンルームA側に曲率の中心を持つように湾曲し、クロスフレーム9の両固定端に近い部分は車室C側に曲率の中心を持つように湾曲する。エンジンルームA側に曲率の中心をもつような湾曲ではクロスフレーム9側に引張力が作用し、ダッシュパネル1側には圧縮力が作用するため、サイドフレーム2の後端付近で上述したような鋲間座屈が生じ易くなる。従って、クロスフレーム9をフロントピラー6と補強材5の両方に連結するように設置したとしても高い曲げ強度は期待できないことになる。
【0014】
図7は本発明に係る強度部材構造の第2実施例を示したものである。この実施例ではダッシュパネル1が車両中央付近において鞍型のフロアトンネル4を形成しているが、先の実施例と異なってフロアトンネル4に稜線部4aが形成されており、これによってフロアトンネル4の剛性を高めている。先の実施例と同様、ダッシュパネル1の外側の端部はフロントピラー6に接合されており、サイドフレーム2とフロントピラー6を連結するアウトリガー7がダッシュパネル1上に設置されている。そして、ダッシュパネル1の車室C側には車幅方向に沿ってクロスフレーム8が設置されており、上下のフランジ部8dがダッシュパネル1にスポット溶接されている。またクロスフレーム8の端は左右のサイドフレーム2の付け根部の裏側2bに接合されており、クロスフレーム8の他端はフロアトンネル4の稜線部4a上で該フロアトンネル4の補強材5に接合されている。
【0015】
図8は上記第2実施例における車両衝突時の衝撃荷重の伝達の様子を示している。図8(a)に示したように、車両前方から矢印(イ)の方向に入力した衝撃荷重はサイドフレーム2を伝達し、付け根部においてクロスフレーム8を矢印(ロ)の方向に曲げるように作用する。クロスフレーム8は曲げ荷重を受けながらフロアトンネル4の稜線部4aに荷重を伝達するが、稜線部4aは剛性が高いため、クロスフレーム8はフロアトンネル4に接合された他端8bを固定端とする片持ち梁となる。その結果、図8(b)に示したように、クロスフレーム8の一端8aに矢印(ロ)方向の衝撃荷重が加わると、クロスフレーム8は車室C側に湾曲し、先の実施例と同様クロスフレーム8側には圧縮力が作用し、ダッシュパネル1側には引張力が作用するため、クロスフレーム8のフランジ部8dに鋲間座屈が生じることがなく高い曲げ強度を保つことができる。
【0016】
図9は本発明に係る強度部材構造の第3実施例を示したものである。先の実施例と同様、ダッシュパネル1から車両前方に向かってサイドフレーム2が延びている。また、ダッシュパネル1は車両中央付近においてフロアトンネル4を形成しており、その上面にフロアトンネル4の補強材5が設置されている。ダッシュパネル1の外側の端部はフロントピラー6に接合されており、サイドフレーム2とフロントピラー6を連結するアウトリガー7がダッシュパネル1上に設置されている。ダッシュパネル1の車室C側には車幅方向にクロスフレーム8が設置されており、上下のフランジ部8dがスポット溶接されている。クロスフレーム8の一端8aはサイドフレーム2の付け根部分の裏側2bに接合され、また他端8bはフロアトンネル4の補強材5に接合されている。この実施例ではクロスフレーム8の断面幅はサイドフレーム2に接合された一端8aからフロアトンネル4の補強材5に接合された端部8bに向かって徐々に細くなっている。
【0017】
図10は上記第3実施例における衝撃荷重の伝達の様子を示したものである。車両前方からサイドフレーム2に入力した衝撃荷重は、サイドフレーム2の付け根部においてクロスフレーム8を矢印(ロ)の方向に曲げるように作用する。クロスフレーム8は曲げ荷重を受けながらフロアトンネル4の補強材5に荷重を伝達する。衝撃荷重が最大曲げ荷重に達するとクロスフレーム8に折れ変形を生じて荷重が低下していくが、図10(a)に示したように、クロスフレーム8が同一の断面幅の場合には負荷が掛かるクロスフレーム8の一端8aの付近で局部的な変形が生じるため荷重の低下が著しい。本実施例では図10(b)に示したようにクロスフレーム8の断面幅がフロアトンネル4の補強材5に向かって徐々に細くなっているため、最大曲げ強度も同様に一端8aから他端8bに向かって徐々に弱くなっている。したがって、衝撃荷重が最大曲げ荷重に達したときの局部的な変形は負荷端であるクロスフレーム8の一端8a付近よりも固定端である他端8b付近で生じ易くなる。その結果、クロスフレーム8が負荷端の8a付近でなく固定端の8b付近で折れ曲がることにより、衝撃荷重は8aから8bまでの範囲で吸収されることになり、折れ変形を生じた後の荷重の低下が少なくなるといった効果がある。
【0018】
図11は本発明に係る強度部材構造の第4実施例を示したものである。この実施例ではダッシュパネル1の車室C側に配設されたクロスフレーム8がサイドフレーム2と直交する方向ではなく、車両の後方に向かって斜めに配設されており、フロアトンネル4の補強材5に接合された他端8bの位置がサイドフレーム2に接合された一端8aよりも後方側に位置する点を除いて、先の実施例と同様の構造からなるので、他の部位については詳細な説明を省略する。
【0019】
図12は上記第4実施例における衝撃荷重の伝達の様子を示したものである。車両前方からサイドフレーム2に入力した衝撃荷重は、サイドフレーム2の付け根部においてクロスフレーム8を矢印(ロ)の方向に曲げるように作用するが、クロスフレーム8は一端8aから他端8bに向かって斜めに配設されているため、矢印(ロ)方向に作用する力はクロスフレーム8を曲げようとする分力F1と軸方向の分力F2とに分解される。クロスフレーム8の曲げ強度は軸方向の強度に比べて低いため、やがてクロスフレーム8が折れ変形を生じることは第1実施例の場合と同様であるが、本実施例ではサイドフレーム2からの衝撃荷重の一部がクロスフレーム8を軸方向に圧縮するのに消費されるため、結果的にクロスフレーム8の最大曲げ強度が高くなる。また、荷重の伝達方向が衝撃荷重の入力方向と直角でないため、サイドフレーム2からの衝撃荷重をフロアトンネル4の補強材5に伝達し易い構造となっている。
【0020】
図13及び図14は本発明に係る強度部材構造の第5実施例を示したものである。この実施例においてもダッシュパネル1の車室C側にクロスフレーム8が配設されるが、ダッシュパネル1はクロスフレーム8と向かい合う部分に断面コ字状の凹溝部1aをエンジンルームA側に突出形成している。したがって、この実施例ではクロスフレーム8のフランジ部8dを上記ダッシュパネル1の凹溝部1aの両端に位置合わせしたのち、フランジ部8dを一定間隔毎に塗布された接着剤10によって接合されている他は、先の実施例と同様の構造からなる。
【0021】
したがって、図14(a)に示したように、サイドフレーム2から入力した衝撃荷重は、クロスフレーム8を矢印(ロ)の方向に曲げるように作用する。するとクロスフレーム8には圧縮力が、またフランジ部側8dに引張力がそれぞれ作用する。また、本実施例ではダッシュパネル1側にも凹溝部1aが形成されているが、この凹溝部1aには引張力が作用し、ダッシュパネル1自体には圧縮力が作用する。それ故、ダッシュパネル1とクロスフレーム8が接着されているフランジ部8dでは、図14(b)に示したように、ダッシュパネル1には圧縮力が作用してフランジ部8d側には引張力が作用するので、接着剤10の塗布部分にはせん断力が働くことになる。そして、塗布部でのせん断方向の強度は剥離方向の強度に比べてはるかに大きいので、クロスフレーム8として高い曲げ強度が得られると共に、大きな衝撃荷重が加わった場合には接着剤10が延びて破断に至るまでにエネルギが吸収されるという効果がある。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る車体の強度部材構造によれば、クロスフレームを車室側からダッシュパネルに接合し、且つクロスフレームの両端部をサイドフレームの付け根部の裏側とフロアトンネルの補強材にそれぞれ連結するように構成したから、車両前方からの衝撃荷重に対してクロスフレームが片持ち梁として作用し、車室側に配設したクロスフレームには略均一な圧縮力が、またダッシュパネルには略均一な引張力が働くため、ダッシュパネルとクロスフレームとの接合部には鋲間座屈が生ずることがなく、結果的にクロスフレームの最大曲げ強度を高くでき、サイドフレームからの衝撃荷重を効率的にフロアトンネルに伝達することができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車体の強度部材構造の第1実施例を示すエンジンルーム側からの斜視図である。
【図2】本発明に係る車体の強度部材構造の第1実施例を示す車室側からの斜視図である。
【図3】上記第1実施例の強度部材構造の衝撃荷重の伝達を示す説明図である。
【図4】上記第1実施例において衝撃荷重を受けたクロスフレームの変形状態を示す斜視図である。
【図5】上記第1実施例においてクロスフレームに掛かる負荷を示す説明図である。
【図6】クロスフレームの両端を連結した時の負荷を示す説明図である。
【図7】本発明に係る車体の強度部材構造の第2実施例を示す車室側からの斜視図である。
【図8】上記第2実施例においてクロスフレームに掛かる負荷を示す説明図である。
【図9】本発明に係る車体の強度部材構造の第3実施例を示す平面図である。
【図10】上記第3実施例においてクロスフレームに掛かる負荷を示す説明図である。
【図11】本発明に係る車体の強度部材構造の第4実施例を示す平面図である。
【図12】上記第4実施例においてクロスフレームに加わる荷重の分散を示す説明図である。
【図13】本発明に係る車体の強度部材構造の第5実施例を示す縦断面図である。
【図14】上記第5実施例においてクロスフレームに掛かる負荷を示す説明図である。
【図15】車体の強度部材構造を示す車両の平面図である。
【図16】従来における車体の強度部材構造の一例を示すエンジンルーム側からの斜視図である。
【図17】上記従来の強度部材構造における衝撃荷重の伝達を示す説明図である。
【図18】衝撃荷重を受けた時のクロスフレームの変形を示す斜視図である。
【符号の説明】
A エンジンルーム
C 車室
1 ダッシュパネル
2 サイドフレーム
2b 付け根部の裏側
4 フロアトンネル
4a 稜線部
5 補強材
8 クロスフレーム
8a クロスフレームの一端
8b クロスフレームの他端
8d クロスフレームのフランジ部

Claims (6)

  1. 車両前部のエンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネルと、ダッシュパネルから車両の前方に向かって延びるサイドフレームと、ダッシュパネル上で車幅方向に配設されたクロスフレームと、車室前部の床面に形成されたフロアトンネルと、このフロアトンネルの面上に設置された補強材とを備え、前記クロスフレームは車室側からダッシュパネルに接合されると共に、クロスフレームの一端がサイドフレームの付け根部の裏側に、クロスフレームの他端がフロアトンネルの補強材にそれぞれ連結されていることを特徴とする車体の強度部材構造。
  2. 前記クロスフレームの一端がサイドフレームの付け根部の裏側に、他端がフロアトンネルの補強材にそれぞれスポット溶接により連結されていることを特徴とする請求項1記載の車体の強度部材構造。
  3. 前記クロスフレームの一端がサイドフレームの付け根部の裏側に連結されると共に、クロスフレームの他端がフロアトンネルの稜線部上でフロアトンネルの補強材に接合されていることを特徴とする請求項1記載の車体の強度部材構造。
  4. 前記クロスフレームの断面幅がサイドフレームに連結された一端からフロアトンネルの補強材に連結された他端に向かって徐々に細くなっていることを特徴とする請求項1記載の車体の強度部材構造。
  5. 前記クロスフレームがサイドフレームの後端から車室側に向かって斜め後方に設置されており、フロアトンネルの補強材に連結された他端の位置がサイドフレームに連結された一端の位置よりも後方側にあることを特徴とする請求項1記載の車体の強度部材構造。
  6. 前記クロスフレームがダッシュパネルと断続的に塗布された接着剤により接合されると共に、該クロスフレームと向かい合うダッシュパネルにエンジンルーム側に突出する凹溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車体の強度部材構造。
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