JP3576322B2 - 湯沸器の梱包構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、湯沸器の梱包構造、特に、背面の上端から上方に突出する壁掛け金具を備えた湯沸器の梱包構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13は、湯沸器(1) の従来の梱包構造の説明図である。
同図に示すように、湯沸器(1) の梱包には、従来、発泡スチロールによって成型され且つ湯沸器(1) の上端部及び下端部に外嵌される一対の緩衝ブロック(91)(91)が用いられていた。そして、前記外嵌された緩衝ブロック(91)(91)と湯沸器(1) とが段ボール紙製の外箱(92)に収容される。
【0003】
ところが、前記の緩衝ブロック(91)(91)は、発泡スチロール製であることから、湯沸器(1) の納品に使用された後、リサイクルに際して、他の段ボール紙製の梱包材料(外箱(92)等)とは別に分ける分別収集作業が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、緩衝ブロック(91)(91)の代わりに前記梱包材料と同じ材料の段ボール紙製の緩衝材を用いることが考えられる。湯沸器(1) が単なる直方体状である場合には、緩衝ブロック(91)(91)をそのまま段ボール紙製とするだけでよい。
ところが、湯沸器(1) には、背面の上端から上方に突出し且つ壁面に固定する為の壁掛け金具が備えられたものがあり、このものでは、緩衝ブロック(91)(91)をそのまま段ボール紙製とするだけは、湯沸器(1) の固定が不十分となる。
【0005】
請求項1の発明は、湯沸器の固定性能を向上させた湯沸器の梱包構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の課題解決手段は、
『背面の上端から上方に突出する壁掛け金具と、下端面から下方に突出する筒状のガス入口、水入口及び出湯口を備えた湯沸器を外箱に箱詰めする梱包構造であって、
前記外箱に対して湯沸器と共に移動阻止状態に収容される大きさに設定された第1の段ボール紙と第2の段ボール紙が備えられ、
前記第1の段ボール紙は、箱詰め状態に於いて前記湯沸器の背面と前記外箱の内面間に介在されると共に、
前記第1の段ボール紙の一端部を前記壁掛け金具の先端に略一致する折り目に沿って折り返した後に前記背面に沿うように差し込むことにより、前記折返した部分で壁掛け金具を表裏から挟持する保持手段が形成されており、
前記第2の段ボール紙は、前記湯沸器の前記下端面に対向する壁部と、前記壁部に備えられ且つ前記ガス入口、前記水入口及び前記出湯口の少なくとも二つを挿通する一対又は三つの孔部とを具備している』ことを特徴とする。
【0007】
このものでは、前記保持手段によって、前記湯沸器の背面の上端から上方に突出する前記壁掛け金具が移動阻止状態に保持される。
具体的には、板状に形成された前記壁掛け金具が前記第1の段ボール紙の折返した部分によって挟持されるから、前記壁掛け金具は、前記折返した部分との摩擦力によって移動阻止状態に保持される。
又、前記第2の段ボールによって、前記湯沸器の下端面から下方に突出する前記ガス入口、前記水入口及び前記出湯口の少なくとも二つが移動阻止状態に保持される。
具体的には、筒状に形成された前記ガス入口、前記水入口及び前記出湯口の少なくとも二つが前記孔部に挿通されるから、前記二つは、前記壁部との係合によって移動阻止状態に保持される。
【0008】
又、請求項3の発明のように、『前記壁掛け金具は、板状に形成され、前記保持手段は、前記壁掛け金具の先端に略一致する折り目にて折り込まれ且つ前記壁掛け金具を挟持する折込み部を含む』ものでは、板状に形成された前記壁掛け金具が前記折込み部によって挟持されるから、前記壁掛け金具は、前記折込み部との摩擦力によって移動阻止状態に保持される。
【0010】
上記の請求項1の発明に於いて、請求項2の発明のように、
『前記壁掛け金具は、断面コ字状の第1片部と前記第1片部に対して軸方向に一体に連続する平板状の第2片部とを備え、
前記折返した部分は、前記第2片部の先端が前記折り目に略一致した状態にて前記第1片部が嵌め合わされる開口を具備する』ものでは、前記第2片部の先端が前記折り目に略一致した状態にて前記第1片部が前記開口に嵌め合わされるから、前記第2片部と前記折返した部分との摩擦力に加えて、前記第1片部と前記開口の周縁との係合によっても、前記壁掛け金具が移動阻止状態に保持される。
【0011】
請求項1又は2の発明に於いて、請求項3の発明のように、『第1の段ボール紙及び第2の段ボール紙は、一枚の段ボール紙に備えられる』ものでもよい。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明では、上記保持手段によって、上記壁掛け金具が移動阻止状態に保持されるから、上記湯沸器がその梱包状態にて移動しにくいものとなり、前記湯沸器の固定性能が向上する。
又、前記保持手段が段ボール紙製であるから、従来の発泡スチロール製の緩衝材のようなリサイクル時の分別作業が不要であり、リサイクルし易くなっている。
【0014】
又、上記第2の段ボール紙によって、上記ガス入口、上記水入口及び上記出湯口の少なくとも二つが移動阻止状態に保持されるから、前記湯沸器が前記梱包状態にて更に移動しにくいものとなり、前記固定性能が更に向上する。
又、前記第2の段ボール紙が紙製であるから、前記第1の段ボール紙と同様、リサイクルし易い。
【0015】
又、板状に形成された前記壁掛け金具が上記折返した部分によって移動阻止状態に保持されるから、前記保持の為の構成が簡素化されている。
更に、筒状に形成された前記ガス入口、前記水入口及び前記出湯口の少なくとも二つが上記壁部及び上記孔部によって移動阻止状態に保持されるから、前記保持の為の構成が簡素化されている。
【0016】
請求項2の発明では、前記第2片部と前記折返した部分との摩擦力に加えて、前記第1片部と前記折返した部分との係合によっても、前記壁掛け金具が移動阻止状態に保持されるから、前記保持が更に確実となる。従って、前記固定性能が更に向上する。
【0017】
請求項3の発明では、前記第1の段ボール紙と前記第2の段ボール紙とが梱包時にバラバラにならず、前記梱包時の作業性が向上する。特に、前記外箱に収容するものでは、前記外箱への挿入時の作業性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本願発明の実施の形態に於ける湯沸器(1) の梱包構造の組立て斜視図である。
又、図2は、図1の湯沸器(1) の正面図であり、図3は、図2の湯沸器(1) の側面図であり、図4は、図2及び図3の第1金具(11)の側面図であり、図5は、図2及び図3の第2金具(12)の側面図であり、図6は、図4の第1金具(11)の正面図であり、図7は、図5の第2金具(12)の正面図である。
【0019】
更に、図8は、図1の第1段ボール紙(2) の展開図であり、図9は、図1の第2段ボール紙(3) の展開図であり、図10は、図1の第3段ボール紙(4) の展開図であり、図11は、図1の梱包構造の組立て手順の説明図であり、図12は、図11ーaの第1金具(11)と第1段ボール紙(2) との関係を示す要部説明図である。
【0020】
[各部の構成について]
*湯沸器(1) *
湯沸器(1) は、図1〜図3に示すように、略直方体状に形成され、その裏面の上端から上方に突出する板状の第1金具(11)と、前記裏面の下端から下方に突出する板状の第2金具(12)と、を具備する構成となっている。又、この湯沸器(1) の下端面から下方に突出する筒状のガス入口(13)、水入口(14)、及び、出湯口(15)が備えられている。更に、湯沸器(1) の正面には、操作つまみ(16)が備えられている。
【0021】
上記の第1金具(11)及び第2金具(12)は、湯沸器(1) を台所等の壁面に固定する為に用いられるものである。
一方の第1金具(11)は、図4及び図6に示すように、湯沸器(1) の背板(10)にネジ止めされ且つ水平方向に切った断面がコ字状である第1片部(11a) と、この第1片部(11a) の上方に一体に連続する平板状の第2片部(11b) と、から構成される。第2片部(11b) は、第1片部(11a) との境界部が屈曲形成されることによって、背板(10)から離れた位置にて背板(10)に対して平行な姿勢となっている。そして、背板(10)から第2片部(11b) までの距離と、第1片部(11a) の両側の一対の矩形突片(115)(115)の突出高さとが略一致している。
【0022】
又、第2片部(11b) には、上下方向に所定間隔をあけて一対の第1ネジ孔(111)(111)が設けられている。
他方の第2金具(12)は、図5及び図7に示すように、背板(10)にネジ止めされた平板状の第3片部(12a) と、この第3片部(12a) の下方に連続する平板状の第4片部(12b) と、から構成される。第4片部(12b) には、複数の第2ネジ孔(112)(112)が設けられている。
【0023】
以上の構成の湯沸器(1) の梱包には、以下の第1〜第4段ボール紙(2)(3)(4)(5)及び段ボール紙製の外箱(6) が用いられる。
*第1段ボール紙(2) *
第1段ボール紙(2) は、図8に示すように、矩形の主板(20)と、この主板(20)の一方の短辺(201) に接続された略矩形状の第1側板(21)と、主板(20)の一対の長辺(202)(202)に接続され且つ主板(20)を中心に相互に対称な略矩形状の一対の第2・第3側板(22)(23)と、第2側板(22)に対して短辺(201) の反対側に接続された略矩形状の第1フラップ板(24)と、第3側板(23)に対して短辺(201) の反対側に接続された略矩形状の第2フラップ板(25)と、を具備する構成である。
【0024】
第1側板(21)には、短辺(201) に対して反対側の端縁に開放する矩形の開口(210) が設けられ、その一対の対向辺(211)(211)は、短辺(201) に対して直角となっている。又、短辺(201) から開口(210) までの距離は、第2片部(11b) の突出長さに略一致している。
第1フラップ板(24)には、湯沸器(1) の梱包状態にて上記のガス入口(13)が挿通される第1孔部(240) が設けられ、第2フラップ板(25)には、前記梱包状態にて上記の水入口(14)が挿通される第2孔部(250) が設けられている。又、第1フラップ板(24)には、前記梱包状態にて上記の出湯口(15)が挿通される第1切欠部(241) が設けられ、第2フラップ板(25)には、前記梱包状態にて出湯口(15)が挿通される第2切欠部(251) が設けられている。
【0025】
*第2段ボール紙(3) *
第2段ボール紙(3) は、図9に示すように、略矩形状の中央板(30)と、この中央板(30)の一方に接続された第1折込み板(31)と、中央板(30)の他方に接続された第2折込み板(32)と、からなる。
中央板(30)には、上記梱包状態にてガス入口(13)が挿通される第3孔部(301) と、水入口(14)が挿通される第4孔部(302) と、出湯口(15)が挿通される第5孔部(303) と、が設けられている。
【0026】
*第3段ボール紙(4) *
第3段ボール紙(4) は、図10に示すように、略矩形状の主体板(40)と、主体板(40)の一方に接続された第3折込み板(41)と、主体板(40)の他方に接続された第4折込み板(42)と、からなる。
*第4段ボール紙(5) *
第4段ボール紙(5) は、矩形状に形成され、図1に示すように、U字状断面に折曲げ形成された状態にて、湯沸器(1) の付属部品(シャワーヘッド、乾電池等)を収容する。
【0027】
*外箱(6) *
外箱(6) は、図1に示すように、直方体状に形成され、この外箱(6) には、その上端の4辺から外側に張り出し且つ上記梱包状態にて外箱(6) を閉じる複数の閉塞板(61)(61)が備えられている。
[湯沸器(1) の梱包について]
以上の第1〜第4段ボール紙(2)(3)(4)(5)及び段ボール紙製の外箱(6) を用いた上記の湯沸器(1) の梱包について、以下に説明する。
【0028】
先ず、図11ーaに示すように、湯沸器(1) の背面に沿うように第1段ボール紙(2) の主板(20)を配置する。
又、第1金具(11)の先端縁が短辺(201) に略一致する状態にて、短辺(201) を折り目にして第1側板(21)を主板(20)に対して折り畳み、主板(20)と第1側板(21)とによって、第1金具(11)の第2片部(11b) を挟持させる。これにより、第1金具(11)が第1側板(21)及び主板(20)との摩擦力によって移動阻止状態に保持されたものとなる。
【0029】
このとき、第1側板(21)に於ける短辺(201) から開口(210) までの距離が第2片部(11b) の突出長さに略一致していることから、図12に示すように、第2片部(11b) に続く第1片部(11a) が開口(210) 内に嵌め込まれた状態となる。この状態では、第2片部(11b) と第1側板(21)及び主板(20)との摩擦力に加えて、第1片部(11a) と開口(210) の周縁との係合によっても、第1金具(11)が移動阻止状態に保持されたものとなる。
【0030】
次に、第2段ボール紙(3) がJ字状断面となるように、第1折込み板(31)及び第2折込み板(32)を中央板(30)に対して折り込み、又、第3段ボール紙(4) がJ字状断面となるように、第3折込み板(41)及び第4折込み板(42)を主体板(40)に対して折り込む。
そして、第3段ボール紙(4) を、図11ーbに示すように、第4折込み板(42)が上記の第1側板(21)に接し且つ第3折込み板(41)が湯沸器(1) の正面に接するように配置する。
【0031】
又、第2段ボール紙(3) を、第2折込み板(32)が第2金具(12)と上記の主板(20)とで挟持され且つ第1折込み板(31)が湯沸器(1) の正面に接するように配置する。このとき、湯沸器(1) のガス入口(13)を上記の中央板(30)の第3孔部(301) に挿入し、水入口(14)を中央板(30)の第4孔部(302) に挿入し、出湯口(15)を中央板(30)の第5孔部(303) に挿入する。
【0032】
次に、第1段ボール紙(2) の第2・第3側板(22)(23)を、主板(20)に対して直角姿勢となり且つ湯沸器(1) の両側面に沿うように折り込み、更に、図11ーcに示すように、第1・第2フラップ板(24)(25)を中央板(30)の外面に接するように折り込む。
このとき、ガス入口(13)を第1フラップ板(24)の第1孔部(240) に挿入し、水入口(14)を第2フラップ板(25)の第2孔部(250) に挿入し、出湯口(15)を第1・第2フラップ板(24)(25)の第1・第2切欠部(241)(251)に挿入する。
【0033】
この状態では、ガス入口(13)、水入口(14)、及び、出湯口(15)は、上記の中央板(30)及び第1・第2フラップ板(24)(25)との係合によって移動阻止状態に保持される。又、中央板(30)及び第1・第2フラップ板(24)(25)が、湯沸器(1) の荷重等をガス入口(13)、水入口(14)、及び、出湯口(15)を介して支持するものとなっている。
【0034】
この状態にて、ガス入口(13)、水入口(14)、及び、出湯口(15)にキャップ(7)(7)を外嵌させる。これらキャップ(7)(7)の外径は、第1孔部(240) 、第2孔部(250) 、及び、第1・第2切欠部(241)(251)により形成される孔部より大きく設定されている。従って、これらキャップ(7)(7)と第1・第2フラップ板(24)(25)との係合によって、第1・第2フラップ板(24)(25)及び中央板(30)がガス入口(13)及び水入口(14)に対して脱落しないものとなる。従って、中央板(30)及び第1・第2フラップ板(24)(25)による上記移動阻止状態が維持される。
【0035】
更に、この状態の湯沸器(1) と第1〜第3段ボール紙(2)(3)(4) とを、図11ーdに示すように、外箱(6) に対して、上方から挿入する。このとき、第1・第2フラップ板(24)(25)と外箱(6) の構成壁との間に、上記付属部品を収容した状態の上記の第4段ボール紙(5) を挿入する。尚、外箱(6) は、この挿入状態にて、湯沸器(1) 及び第1〜第4段ボール紙(2)(3)(4)(5)が移動しない大きさに設定されている。
【0036】
この後、外箱(6) の閉塞板(61)(61)を閉じると、湯沸器(1) の梱包が完成する。
このものでは、第1金具(11)が上記の第1側板(21)及び主板(20)によって移動阻止状態に保持されるから、湯沸器(1) が上記の梱包状態にて移動しにくいものとなり、湯沸器(1) の固定性能が向上している。
【0037】
又、ガス入口(13)及び水入口(14)が上記の第1・第2フラップ板(24)(25)によって移動阻止状態に保持されるから、湯沸器(1) が前記梱包状態にて更に移動しにくいものとなり、前記固定性能が更に向上している。加えて、中央板(30)によっても、ガス入口(13)及び水入口(14)が移動阻止状態に保持されているから、更に前記固定性能が向上している。更に、出湯口(15)も、中央板(30)及び第1・第2フラップ板(24)(25)によって移動阻止状態に保持されるから、更に前記固定性能が向上している。
【0038】
このものでは、板状に形成された第1金具(11)を第1側板(21)及び主板(20)によって移動阻止状態に保持するものであるから、前記保持の為の構成が簡素化されている。又、筒状に形成されたガス入口(13)及び水入口(14)を中央板(30)及び第1・第2フラップ板(24)(25)によって移動阻止状態に保持するものであるから、前記保持の為の構成が簡素化されている。
【0039】
このものでは、第1金具(11)の第2片部(11b) と第1側板(21)及び主板(20)との摩擦力に加えて、第1金具(11)の第1片部(11a) と開口(210) の周縁との係合によっても、第1金具(11)が移動阻止状態に保持されるから、前記保持が更に確実となっている。又、第1片部(11a) の両側の矩形突片(115)(115)と、開口(210) の対向辺(211)(211)の端面とが接し、その接触面積が比較的大きいことから、開口(210) による第1片部(11a) の係合力が大きいものとなっている。従って、上記固定性能が更に向上している。
【0040】
又、湯沸器(1) 及び第1〜第4段ボール紙(2)(3)(4)(5)が外箱(6) に移動阻止状態に収容されるから、湯沸器(1) が更に確実に梱包されている。
そして、第1段ボール紙(2) に、第1金具(11)を保持する為の第1側板(21)、及び、ガス入口(13)及び水入口(14)を保持する為の第1・第2フラップ板(24)(25)があるから、これら両者が梱包時にバラバラにならず、前記梱包時の作業性が向上する。
【0041】
特に、作業者一人が両手で第1段ボール紙(2) を抱えた状態で外箱(6) に対して上方から挿入する際、湯沸器(1) と第1〜第3段ボール紙(2)(3)(4) とがバラバラになりにくいから、前記挿入がスムーズとなり、この点でも、作業性が向上する。
更に、第1・第2フラップ板(24)(25)と外箱(6) の構成壁との間に、上記の第5段ボール紙(5) が挿入されるから、湯沸器(1) が更に強固に梱包されたものとなる。又、緩衝性能も向上する。
【0042】
又、湯沸器(1)の梱包材料が全て段ボール紙製であるから、既述した発泡スチロール製の緩衝ブロックの場合のような分別作業が不要となり、リサイクルし易いものとなっている。
このものでは、上記の第1金具(11)が既述請求項1に記載の「壁掛け金具」であり、上記の第1片部(11a)が既述請求項2に記載の「第1片部」であり、上記の第2片部(11b)が既述請求項2に記載の「第2片部」である。
【0043】
上記の第1側板(21)及び主板(20)が既述請求項1に記載の「保持手段」である。上記の第1・第2フラップ板(24)(25)が既述請求項1に記載の「壁部」であり、上記の第1・第2孔部(240)(250)、及び、第1・第2切欠部(241)(251)により形成される孔部が既述請求項1に記載の「孔部」であり、第1段ボール紙(2)が請求項1に記載の「第1の段ボール紙」であり、第2段ボール紙(3)が請求項1に記載の「第2の段ボール紙」である。
【0044】
又、上記の外箱(6)が既述請求項1に記載の「外箱」である。
[他の実施の形態]
1.上記の実施の形態では、第2金具(12)を保持していないが、第1金具(11)の場合と同様、段ボール紙によって保持させるようにしてもよい。この場合、上記固定性能が更に向上する。又、前記保持の為の構成としては、第1金具(11)の場合と同様の構成が採用できる。
【0045】
2.上記の実施の形態では、ガス入口(13)、水入口(14)及び出湯口(15)を移動阻止状態に保持する構成としているが、これら三つの内の少なくとも二つを移動阻止状態に保持するものであるかぎり、ガス入口(13)と水入口(14)、ガス入口(13)と出湯口(15)、又は、水入口(14)と出湯口(15)を保持するものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於ける湯沸器(1) の梱包構造の組立て斜視図
【図2】図1の湯沸器(1) の正面図
【図3】図2の湯沸器(1) の側面図
【図4】図2及び図3の第1金具(11)の側面図
【図5】図2及び図3の第2金具(12)の側面図
【図6】図4の第1金具(11)の正面図
【図7】図5の第2金具(12)の正面図
【図8】図1の第1段ボール紙(2) の展開図
【図9】図1の第2段ボール紙(3) の展開図
【図10】図1の第3段ボール紙(4) の展開図
【図11】図1の梱包構造の組立て手順の説明図
【図12】図11ーaの第1金具(11)と第1段ボール紙(2) との関係を示す要部説明図
【図13】湯沸器(1) の従来の梱包構造の説明図
【符号の説明】
(1) ・・・湯沸器
(11)・・・第1金具
(21)・・・第1側板
(20)・・・主板
(24)・・・第1フラップ板(24)
(25)・・・第2フラップ板(25)
(240) ・・・第1孔部
(250) ・・・第2孔部
(6) ・・・外箱
Claims (3)
- 背面の上端から上方に突出する壁掛け金具と、下端面から下方に突出する筒状のガス入口、水入口及び出湯口を備えた湯沸器を外箱に箱詰めする梱包構造であって、
前記外箱に対して湯沸器と共に移動阻止状態に収容される大きさに設定された第1の段ボール紙と第2の段ボール紙が備えられ、
前記第1の段ボール紙は、箱詰め状態に於いて前記湯沸器の背面と前記外箱の内面間に介在されると共に、
前記第1の段ボール紙の一端部を前記壁掛け金具の先端に略一致する折り目に沿って折り返した後に前記背面に沿うように差し込むことにより、前記折返した部分で壁掛け金具を表裏から挟持する保持手段が形成されており、
前記第2の段ボール紙は、前記湯沸器の前記下端面に対向する壁部と、前記壁部に備えられ且つ前記ガス入口、前記水入口及び前記出湯口の少なくとも二つを挿通する一対又は三つの孔部とを具備している湯沸器の梱包構造。 - 前記壁掛け金具は、断面コ字状の第1片部と前記第1片部に対して軸方向に一体に連続する平板状の第2片部とを備え、
前記折返した部分は、前記第2片部の先端が前記折り目に略一致した状態にて前記第1片部が嵌め合わされる開口を具備する請求項1に記載の湯沸器の梱包構造。 - 前記第1の段ボール紙及び第2の段ボール紙は、一枚の段ボール紙で構成されている請求項1又は2に記載の湯沸器の梱包構造。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP20055196A JP3576322B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 湯沸器の梱包構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20055196A JP3576322B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 湯沸器の梱包構造 |
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|---|---|
| JPH1045167A JPH1045167A (ja) | 1998-02-17 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (1)
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-
1996
- 1996-07-30 JP JP20055196A patent/JP3576322B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1045167A (ja) | 1998-02-17 |
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