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JP3577962B2 - コードレス親子電話機 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、親子電話機に係り、特に、外線と接続された親機と、この親機との間で無線接続される子機とからなるコードレス親子電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、外線と接続された親機と、この親機との間で無線回線を介して接続される子機とからなるコードレス親子電話機が知られている。こうしたコードレス親子電話機においては、現在、わが国では、1チャンネル〜89チャンネルの周波数帯域からなる89個のチャンネルの使用が認められており、この内、46チャンネルと89チャンネルは、親機と子機との間のコマンドの授受等に使用する制御チャンネルとし、残りの1チャンネル〜45チャンネル及び47チャンネル〜88チャンネルの中で空いているチャンネルを利用して親機と子機との間の無線交信を行う様に定められている。
【0003】
この様に、この種の親子電話機では制御チャンネルとしては46チャンネル又は89チャンネルのいずれかしか使用できないこととされているため、従来、親子電話機毎に制御チャンネルを46チャンネル又は89チャンネルのいずれかに設定した状態で機器が製造・販売されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした親子電話機を設置する地域によっては、46チャンネル又は89チャンネルの周波数帯域周辺に妨害電波となる電波を発生する機器や設備等が存在している場合があり、親機と子機との間の接続をうまく実行できない場合がある。かかる場合、従来の親子電話機では、装置をメーカーに送り直してROMの交換をするなどの対策が必要となり、現地にサービスマンを派遣して直ちに補修を行うことができないという問題がある。
【0005】
これに対し、例えば、特公平6−18347号公報に記載される電話機の様に、親機側は待ち受け時に2つの制御チャンネルを交互に受信する構成として2つの制御チャンネルを両方とも使用可能にしたものや、特許第2557889号の特許公報に記載される様に、2つの制御チャンネルの一方を常時使用する制御チャンネルとしておき、当該制御チャンネルが一定時間以上塞がっているときは他の制御チャンネルに切り換える手段を備えさせる対策が考えられる。
【0006】
しかし、これらの対策では、制御チャンネルを1つに固定しておく場合に比べてプロトコルが複雑になり、接続に時間がかかる場合が生じ得るという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、この種の親子電話機において、ROMの交換等を行わなくてもサービスマンが現地で制御チャンネルを変更することができ、かつ、利用者の誤操作により意に反して制御チャンネルが書き換えられてしまわない様にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためになされた請求項1のコードレス親子電話機は、親機と子機との間を無線通信によって接続し、制御チャンネルとして定められた46チャンネル及び89チャンネルの内の1つのチャンネルを親機と子機との間で使用する制御チャンネルとして予め設定しておき、所定の操作を行うことによって保守モードを実行する保守モード実行手段と、該保守モードが実行されているとき、前記制御チャンネルを残りの1つのチャンネルに書き換える制御チャンネル書換手段とを備えたコードレス親子電話機において、前記保守モード実行手段を、利用者には知らせていない特別なキー操作によって起動される様に構成すると共に、前記制御チャンネル書換手段が、前記保守モードを実行している状態で46又は89のいずれかを指定する2桁の数値がキー入力された場合にのみ前記制御チャンネルの書換処理を実行する様に構成されていることを特徴とする。
【0009】
この請求項1のコードレス親子電話機によれば、予め1つのチャンネルを制御チャンネルとして設定しているので、制御チャンネルの使用に関するプロトコルが単純である。そして、予め設定しておいた制御チャンネルでは不具合が生じる場合には、サービスマンが現地へ出かけて行き、所定の操作を行うことにより保守モード実行手段を作動させると共に、制御チャンネル書換手段を作動させて保守モードの中で制御チャンネルを他の1チャンネルに書き換える。この保守モードは利用者には知らせていない特別なキー操作によって起動されるものであり、利用者の通常状態での操作では実施されない様な操作を行って初めて起動する様にして定めておく。さらに、この請求項1のコードレス親子電話機によれば、万が一、利用者の誤操作によって保守モードが起動されてしまったとしても、制御チャンネルを2桁の数値入力で直接指定しない限り制御チャンネルの書換がなされることはない。従って、誤操作により、意に反して制御チャンネルが書き換えられてしまうといった事態を的確に防止することができる。この結果、請求項1のコードレス親子電話機では、工場出荷時に設定されていた制御チャンネルに不具合があるとき、これを現地においてサービスマンが容易に他の制御チャンネルに書き換えることができ、装置を工場へ送り直す等の時間的ロスがなくなると共に、利用者の誤操作によって制御チャンネルが書き換えられてしまうという問題をも回避することができる。
【0010】
特に請求項2のコードレス親子電話機は、請求項1記載のコードレス親子電話機において、前記保守モード実行手段は、複数のキーの特定の組み合わせ操作又は所定時間内における所定個数のキー操作があったときにだけ起動される様に構成されていることを特徴とする。
【0011】
この請求項2のコードレス親子電話機によれば、保守モード自体が、通常操作では起動されない構成としておくことで、意に反する制御チャンネルの書換を一層的確に防止することができる。
【0012】
また、請求項3のコードレス親子電話機は、請求項1又は請求項2記載のコードレス親子電話機において、前記保守モード実行手段及び前記制御チャンネル書換手段を、前記親機及び子機のそれぞれに備えさせている。
【0013】
この請求項3のコードレス親子電話機によれば、親機について制御チャンネルの書換を行うと共に、子機についても制御チャンネルの書換を行うことで、親機と子機との間で制御チャンネルの設定を一致させておくことができる。
【0014】
また、請求項4のコードレス親子電話機は、請求項1〜請求項3のいずれか記載のコードレス親子電話機において、前記保守モードにおける制御チャンネルの書き換えに当たって、現在設定されている制御チャンネルを表示する制御チャンネル設定状況表示手段を備えている。
【0015】
この請求項4のコードレス親子電話機によれば、保守モードにおいて制御チャンネルを書き換える前に、現在の制御チャンネルの設定状況を確認することができる。そして、この確認を行った後に、電波障害等の発生している制御チャンネルから、その様な障害のない制御チャンネルへと間違いなく書換を行うことができる。
【0016】
また、請求項5のコードレス親子電話機は、請求項4記載のコードレス親子電話機において、前記制御チャンネル設定状況表示手段を、前記親機及び子機のそれぞれに備えさせている。
【0017】
この請求項5のコードレス親子電話機によれば、親機及び子機のそれぞれについて、現在の制御チャンネルの設定状況を確認することができるので、親機と子機とで制御チャンネルに食い違いがあるために不具合が生じているのかといったことや、制御チャンネル書換後の設定状況が親機と子機とで一致しているか否かといったことを容易に確認することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態は、図1(A)に示す様に電話回線と外線接続された親機10と、図1(B)に示す様に無線回線で親機と通信を行う子機50とからなるコードレス親子電話機に関するものである。
【0019】
親機10は、留守番電話機能、ファクシミリ通信機能、コピー機能等を備えた多機能型電話機として構成されている。親機10は、主要な構成要素として、制御の中枢を司るコントローラ11、操作パネル13、液晶ディスプレイ(LCD)15、呼出ベル17、スキャナ19、プリンタ21、符号/復号器23、モデム25、回線制御回路(NCU)27、ハンドセット29、スピーカ31、マイク33、無線通信制御回路35、アンテナ37及び切換器39を備えている。
【0020】
コントローラ11は、CPU、ROM、RAM、EEPROM、タイマ等を備える論理演算回路であり、そのCPUにより、音声応答制御や後述する制御チャンネル書換制御等の各種制御処理を実行する。なお、CPUが実行する各種制御処理用のプログラムや制御処理に必要なデータ等は予めROMに記憶されている。また、RAMは各種制御処理においてワークエリアやバッファとして使用される。さらに、EEPROMは制御チャンネルの設定や電話帳登録等の情報を記憶しておくために設けられている。加えて、タイマは音声応答制御における音声の継続時間を計時するなどの処理に使用される。
【0021】
操作パネル13は、外部との通信のために電話番号やファクシミリ番号の入力等に使用するテンキーや、親機10の備えているファクシミリ機能等を実行する上でモードを切り換えるためのファンクションキー、電話帳登録等の際に押下する確定キー等を備えている。LCD15は、ファクシミリ送信機能を起動させたりする際の機能選択用の表示を行ったり、ナンバーディスプレイサービスに対応した発呼者の電話番号を表示したり、各種メッセージの表示等を行うためのものである。呼出ベル17は、外線から着信があったときに呼出ベルを鳴動させるためのものである。なお、この呼出ベル17は、着信呼出時に1秒間鳴動、2秒間停止を繰り返し着信を報知する。スキャナ19は、この親機10によりファクシミリ送信を行ったりコピーを行ったりする場合に原稿を読み取るために設けられている。プリンタ21は、外部から受信したファクシミリデータを記録紙に印字出力したり、あるいは、スキャナ19で読み取った原稿の画像データを記録紙に印字出力するコピー機能を実行するために備えられている。符号/復号器23は、ファクシミリ送信に当たってスキャナ19で読み取った画像データをG3圧縮形式等のファクシミリ送信用のデータ形式に符号化したり、逆にファクシミリ受信した圧縮形式の画像データをプリンタ出力可能な形式のデータに復号化するために設けられている。
【0022】
モデム25及びNCU27は、電話回線を介して外部との通話やファクシミリ送受信を行うために備えられている。また、本実施の形態においては、モデム25は、外線からの着信呼出時に音声応答により回線接続を行うためのDSPとしても機能し得る様に人の音声に対応する所定範囲の周波数帯域の音声を抽出する処理等を行うことができる様に構成されている。
【0023】
ハンドセット29は、外線を通じて電話をかける際や、外線からの着信呼出時にオフフック操作することにより、電話回線を介して通話を行うものである。また、スピーカ31は、ハンズフリー状態での会話(以下、「ハンズフリートーク」という。)を行う際に、相手の音声を出力するために設けられている。さらに、マイク33は、ハンズフリートークの際に利用者の音声を検出して相手先に送信したり、着信呼出時にハンズフリートークを開始するための音声応答を検出するために設けられている。また、無線通信制御回路35は、アンテナ37を介して親機10と子機50との間で無線通信を行うために設けられている。さらに、切換器39は、モデム25に対してマイク33からの音声入力とアンテナ37で受信した子機50からの音声入力のいずれかを切換入力するためのものである。
【0024】
子機50は、主要な構成要素として、制御の中枢を司るコントローラ51、操作パネル53、LCD55、呼出ベル57、スピーカ61、マイク63、無線通信制御回路65及びアンテナ67を備えている。
【0025】
コントローラ51は、CPU、ROM、RAM、EEPROM等を備える論理演算回路であり、そのCPUにより、各種制御処理を実行する。なお、CPUが実行する各種制御処理用のプログラムや制御処理に必要なデータ等は予めROMに記憶されている。また、RAMは各種制御処理においてワークエリアやバッファとして使用される。さらに、EEPROMは制御チャンネルの設定や電話帳登録等の情報を記憶しておくために設けられている。
【0026】
操作パネル53は、外部との通信のために電話番号やファクシミリ番号の入力等に使用するテンキーや、着信呼出時にオフフック操作を行うためのオフフックキーや、電話帳登録等の際に押下する確定キー等を備えている。LCD55は、ナンバーディスプレイサービスに対応した発呼者の電話番号を表示したり、各種メッセージの表示等を行うためのものである。呼出ベル57は、外線から着信があったときに呼出ベルを鳴動させるためのものである。なお、この呼出ベル57は、着信呼出時に1秒間鳴動、2秒間停止を繰り返し着信を報知する。
【0027】
スピーカ61は、外線との通話や親機10との内線通話などの際に、相手の音声を出力するために設けられている。また、マイク63は、逆に、外線通話や内線通話の際に子機50側の音声を検出して外線又は親機10へと伝達するために設けられている。なお、マイク63は、着信呼出時にハンズフリートークを開始するための音声応答を検出する役割も持っている。また、無線通信制御回路65は、アンテナ67を介して子機50と親機10との間で無線通信を行うために設けられている。
【0028】
次に、本実施の形態のコードレス親子電話機により実行される制御チャンネル書換用の保守モード処理の内容について、図2のフローチャートに従って説明する。なお、この保守モード処理は、親機10及び子機50のそれぞれについて同一の処理手順で実行される様になっている。以下の説明では、親機10についての保守モード処理を対象に説明を行う。
【0029】
この保守モード処理は、サービスマンが現地へ出かけていき、例えば親機10の操作パネル13の中の特定の組み合わせからなる複数のキーを同時に押下したり、あるいは短時間内に所定個数のキーを押下する操作を行うことによって開始される。なお、こうした保守モードを開始するためのキー操作の方法は、本実施の形態のコードレス親子電話機の操作マニュアル等には記載されておらず、利用者が勝手に保守モードを起動できない様に構成してある。
【0030】
こうして保守モードが起動されると、まず、操作パネル13からのキー入力を待つ(S10)。キー入力があった場合には(S10:YES)、このキー入力が制御チャンネル書換開始を指示するキー入力であったか否かを判断する(S20)。制御チャンネル書換指示のキー入力ではなかった場合は(S20:NO)、キー入力に応じた他の保守を開始するためのキー入力であったか否かのチェックを含む制御チャンネル書換以外の保守モード処理へと移行し(S100)、その後、本処理を抜ける。
【0031】
一方、保守モードの開始を指示するキー入力であった場合は(S20:YES)、LCD15に現在の制御チャンネルの設定状況を表示する(S30)。これは、サービスマンに対して、現在の制御チャンネルの設定状況が46チャンネルであるか89チャンネルであるかを知らせるためである。次に、再びキー入力を待ち(S40)、キー入力がなされた場合には(S40:YES)、入力されたキーがダイヤルキーであるか否かを判断する(S50)。ダイヤルキーでない場合は(S40:NO)、そのままダイヤルキーの入力を待つ(S40)。
【0032】
ダイヤルキーの入力である場合は(S50:YES)、コントローラ11のRAM内に確保されている書換用制御チャンネルバッファの下位の数値を上位へシフトし、入力された数値を下位に記憶するチャンネル番号記憶処理を実行する(S60)。そして、書換用制御チャンネルバッファ内に、チャンネル番号がセットされたか否かを判断する(S70)。ここで、未だチャンネル番号が書換用制御バッファ内にセットされていないと判断された場合は(S70:NO)、再びS40の処理へ戻り、次のダイヤルキー入力を待つ。ここでは、例えば、サービスマンが、ダイヤルキーを用いて「4」、「6」と2つの数値を入力することにより、書換用制御チャンネルバッファ内に、「46」というチャンネル番号がセットされることになる。回
【0033】
一方、チャンネル番号が書換用制御チャンネルバッファ内にセットされたと判断された場合は(S70:YES)、書換用制御チャンネルバッファ内にセットされたチャンネルが46チャンネル又は89チャンネルであるか否かを判断する(S80)。そして46チャンネル又は89チャンネルのいずれかがセットされたと判断された場合には(S80:YES)、この書換用制御チャンネルバッファ内にセットされたチャンネル番号に従って、親機10の制御チャンネルを書き換えて(S90)、本処理を抜ける。一方、書換用制御チャンネルバッファ内にセットされたチャンネルが46チャンネル及び89チャンネルのいずれでもない場合は(S80:NO)、制御チャンネル書換エラーを報知してから(S95)、本処理を抜ける。
【0034】
以上の処理は、子機50に対しても、親機10と同様の特定のキー操作を行うことによって保守モードを開始させることにより同様の手順に従って実行される。従って、子機50に関しても、親機10と同一の制御チャンネルがセットされるように、サービスマンは上述の処理を実行する。この間、現在の制御チャンネルの設定状況をLCD55に表示したりする処理が親機10の場合と同様に実行され、サービスマンは、現在の制御チャンネルの設定状況を確認しつつ親機10と子機50とで同じ制御チャンネルがセットされる様に制御チャンネルの書き換えを実行する。
【0035】
本実施の形態によれば、以上の様な構成よりなる保守モードの処理を親機10及び子機50のそれぞれについて実行することで、サービスマンは、コードレス親子電話機を工場等へ持ち帰ることなく、当該親子電話機が設置されている現地で制御チャンネルを46チャンネルから89チャンネルへ、あるいは89チャンネルから46チャンネルへと書き換えることができる。また、この制御チャンネルの書き換えに当たって、LCD15,55に現在の制御チャンネルの設定状況を表示するので、サービスマンは、妨害電波などによって使用し難くなっている制御チャンネルを容易に知ることができ、また、親機10と子機50の制御チャンネルが一致していることを書き換え後に確認することもでき、速やかに最適な制御チャンネルへと書換処理を実行することができる。さらに、本実施の形態では、保守モードの起動方法自体を、利用者には知らせていない特別なキー操作によって行う様にしていることから、利用者が誤って保守モードを起動してしまい、意に反して制御チャンネルを書き換えてしまうといった不具合を防止している。加えて、仮に、利用者が誤って保守モードを起動させてしまったとしても、制御チャンネルを意味するチャンネル番号が書き換え用制御チャンネルバッファ内にセットされない限りは制御チャンネルの書き換えは行わない構成となっているので、万一保守モードを起動してしまっても、意に反する制御チャンネルの書き換えがなされない様になっている。
【0036】
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の形態を採用することができることはもちろんである。
【0037】
【発明の効果】
以上説明した様に、請求項1〜請求項5のコードレス親子電話機によれば、ROMの交換等を行わなくてもサービスマンが現地で制御チャンネルを変更することができ、妨害電波などの存在による制御チャンネルの不具合に対する保守を速やかに実行することができる。また、制御チャンネルは、妨害電波等の影響を受けない1つのチャンネルに設定されるので、常に2つの制御チャンネルを確認するといった複雑な通信プロトコルを採用する必要がなく、親子電話機の制御処理が簡単になる。この結果、親機と子機との接続に時間を要するといった問題も発生しない。
【0038】
また、請求項1〜請求項5のコードレス親子電話機によれば、保守モードを実行している状態で2つの制御チャンネルの内のいずれかを指定する所定のキー入力が行われた場合にのみ制御チャンネルの書換処理を実行する様に構成されているので、利用者の誤操作により誤って保守モードが実行されたとしても、意に反して制御チャンネルが書き換えられてしまうといった不具合の発生を防止することができている。
【0039】
また、請求項2のコードレス親子電話機によれば、意に反する制御チャンネルの書換を一層的確に防止することができる。
【0040】
また、請求項3のコードレス親子電話機によれば、親機について制御チャンネルの書換を行うと共に、子機についても制御チャンネルの書換を行うことで、親機と子機との間で制御チャンネルの設定を一致させておくことができる。
【0041】
さらに、請求項4のコードレス親子電話機によれば、制御チャンネルを書き換える前に、現在の制御チャンネルの設定状況を確認することができる。そして、この確認を行った後に、電波障害等の発生している制御チャンネルから、その様な障害のない制御チャンネルへと間違いなく書換を行うことができる。
【0042】
また、請求項5のコードレス親子電話機によれば、親機及び子機のそれぞれについて、現在の制御チャンネルの設定状況を確認することができるので、親機と子機とで制御チャンネルに食い違いがあるために不具合が生じているのか否かといったことや、制御チャンネル書換後の設定状況が親機と子機とで一致しているか否かといったことを容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のコードレス親子電話機の概略構成を示すブロック図であって、(A)は親機のブロック図、(B)は子機のブロック図である。
【図2】実施の形態における制御チャンネル書換用の処理を中心とした保守モード処理の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・親機、11・・・コントローラ、13,53・・・操作パネル、15,55・・LCD、25・・・モデム、27・・・NCU、35,65・・・無線通信制御回路、37,67・・・アンテナ、50・・・子機。

Claims (5)

  1. 親機と子機との間を無線通信によって接続し、制御チャンネルとして定められた46チャンネル及び89チャンネルの内の1つのチャンネルを親機と子機との間で使用する制御チャンネルとして予め設定しておき、
    所定の操作を行うことによって保守モードを実行する保守モード実行手段と、
    該保守モードが実行されているとき、前記制御チャンネルを残りの1つのチャンネルに書き換える制御チャンネル書換手段と
    を備えたコードレス親子電話機において、
    前記保守モード実行手段を、利用者には知らせていない特別なキー操作によって起動される様に構成すると共に、
    前記制御チャンネル書換手段が、前記保守モードを実行している状態で46又は89のいずれかを指定する2桁の数値がキー入力された場合にのみ前記制御チャンネルの書換処理を実行する様に構成されていること
    を特徴とするコードレス親子電話機。
  2. 請求項1記載のコードレス親子電話機において、
    前記保守モード実行手段は、複数のキーの特定の組み合わせ操作又は所定時間内における所定個数のキー操作があったときにだけ起動される様に構成されていることを特徴とするコードレス親子電話機。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコードレス親子電話機において、
    前記保守モード実行手段及び前記制御チャンネル書換手段を、前記親機及び子機のそれぞれに備えさせていることを特徴とするコードレス親子電話機。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか記載のコードレス親子電話機において、
    前記保守モードにおける制御チャンネルの書き換えに当たって、現在設定されている制御チャンネルを表示する制御チャンネル設定状況表示手段を備えていることを特徴とするコードレス親子電話機。
  5. 請求項4記載のコードレス親子電話機において、
    前記制御チャンネル設定状況表示手段を、前記親機及び子機のそれぞれに備えさせていることを特徴とするコードレス親子電話機。
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