JP3580347B2 - データ管理方法、データ管理装置及びそれらの記録媒体 - Google Patents
データ管理方法、データ管理装置及びそれらの記録媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、データ管理方法、データ管理装置及びそれらの記録媒体に関し、詳しくは、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)と該PLCから収集したデータを蓄積するデータベース若しくは該PLCの制御に係るアプリケーションとの間のデータの流れの制御を、トリガとアクションとの対応付け設定により自動実行するようにしたデータ管理方法、データ管理装置及びそれらの記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のFA(ファクトリオートメーション)でのアプリケーションでは、「何か必要なタイミング」が発生したときに、「それに対応するする処理」を実行するという形で構築される場合が多い。
【0003】
例えば、
1)所定の時間が経過する毎にPLCのデータをユーザが指定する形で収集してデータベースに蓄積する
2)PLCによる生産が開始される時に、レシピデータ、マスタデータ、作業指示等の必要なデータを検索してPLCにダウンロードする
という形でアプリケーションが構築される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記アプリケーションのプログラミングは、「何か必要なタイミング」が発生したとき、すなわち、トリガが発生したとき、「それに対応するする処理」を実行する、すなわち、アクションを実行するというように、各トリガ種別、各アクション種別に対応してそれぞれ別々にプログラミングしており、また、この種のプログラミングにおいては他のユーザアプリケーションとの連携が要求されることも多いので、その結果、この種のアプリケーションの開発コストが高くなり、また、処理変更時の対応にも時間がかかるという問題があった。
【0005】
そこで、この発明は、トリガ種別やアクション種別が増加しても容易に対応することができ、しかもその開発コストも低く抑えることのできるデータ管理方法、データ管理装置及びそれらの記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、FAネットワークを介してプログラマブルロジックコントローラに接続し、上記プログラマブルロジックコントローラのデータを管理するデータ管理装置におけるデータ管理方法において、上記プログラマブルロジックコントローラに対する各処理の開始タイミングを示す複数のトリガのそれぞれに対して、トリガを発生するためのトリガ種別実行プログラムと一意のトリガIDとを対応させて設定し、上記プログラマブルロジックコントローラに対する各処理の実際の内容を示す複数のアクションのそれぞれに対して、アクションを実行するためのアクション種別実行プログラムと一意のアクションIDとを対応させて設定し、上記複数のトリガの中から発生させるトリガが選択され、そのトリガが発生したときに実行するアクションが選択され、その選択されたトリガとアクションとの組み合わせを上記トリガIDと上記アクションIDとを対応させて記憶することにより、ジョブを設定し、上記トリガ種別実行プログラムを起動して実行することによって、対応するトリガIDを付加したトリガを発生し、そのトリガIDを元に上記設定したジョブを検索して対応するアクションIDを特定し、その特定のアクションIDに対応するアクション種別実行プログラムを実行して、上記ジョブ設定にしたがって所望のアクションを自動実行する。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、FAネットワークを介してプログラマブルロジックコントローラに接続し、上記プログラマブルロジックコントローラのデータを管理するデータ管理装置において、上記プログラマブルロジックコントローラに対する各処理の開始タイミングを示す複数のトリガのそれぞれに対して、トリガを発生するためのトリガ種別実行プログラムと一意のトリガIDとを対応させて設定するトリガ設定手段と、上記プログラマブルロジックコントローラに対する各処理の実際の内容を示す複数のアクションのそれぞれに対して、アクションを実行するためのアクション種別実行プログラムと一意のアクションIDとを対応させて設定するアクション設定手段と、上記複数のトリガのいずれかのトリガと、そのトリガが発生したときに実行するアクションとの組み合わせのジョブを、上記トリガIDと上記アクションIDとを対応付けて設定し、それを記憶するジョブ設定手段と、上記トリガ設定手段からトリガ種別実行プログラムを読み出し、そのトリガ種別実行プログラムを実行することによって対応するトリガIDを付加してイベント通知をし、イベント通知によりそのトリガIDを元に上記ジョブ設定手段を検索することによって対応するアクションIDを取得し、上記アクション設定手段から取得した特定のアクションIDに対応するアクション種別実行プログラムを取得し、そのアクション種別実行プログラムの実行処理を行う制御手段と、を具備する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るデータ管理方法、データ管理装置及びそれらの記録媒体の一実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1は、この発明に係るデータ管理方法、データ管理装置及びそれらの記録媒体を適用して構成したデータフロー制御システムの一実施の形態を示すシステム構成図である。
【0013】
図1において、このデータフロー制御システムは、FAネットワーク30に接続された複数のPLC20−1、20−2と、データファイル40およびユーザアプリケーション50との間にデータフロー制御装置10を接続し、このデータフロー制御装置10は、各種トリガと該トリガに対応する各種アクションとを対応付けて設定し、トリガの発生に対応して該トリガに対応する所望のアクションを自動実行することにより、複数のPLC20−1、20−2とデータファイル40およびユーザアプリケーション50との間のデータの流れを制御するように構成される。
【0014】
ここで、データフロー制御装置10は、FAパーソナルコンピュータ(FAパソコン)から構成され、複数のPLC20−1、20−2とデータファイル40およびユーザアプリケーション50との間のミドルウエアとして機能し、各種トリガの発生により起動され、複数のPLC20−1、20−2から収集したデータをデータファイル40に格納したり、ユーザアプリケーション50に通知したりする処理、およびデータファイル40およびユーザアプリケーション50のデータを複数のPLC20−1、20−2にダウンロードする処理等をユーザの設定に対応して自動実行する。
【0015】
図2は、図1に示したデータフロー制御装置の詳細構成を示すブロック図である。
【0016】
図2において、このデータフロー制御装置10は、このデータフロー制御装置10に対する各種設定を行う装置設定ツール11、装置設定ツール11で設定された設定内容を格納する設定テーブル12、このデータフロー制御装置10によるデータ転送のタグの設定を行うタグ設定ツール13、タグ設定ツール13で設定されたタグを格納するタグデータベース14、このデータフロー制御装置10によるデータ流れ制御のサービスを実行するサービス処理部15を具備して構成される。
【0017】
ここで、サービス処理部15は、このデータフロー制御装置10によるデータ流れ制御を実行する制御モジュール16、各種トリガを発生するトリガモジュール17、各種アクションを実行するアクションモジュール18を具備して構成される。
【0018】
また、サービス処理部15の制御モジュール16に対して、ユーザアプリケーション50からデータ収集開始、停止等の指令が通知され、トリガモジュール17に対して、ユーザアプリケーション50からトリガ発生等の指令が通知され、アクションモジュール18からユーザアプリケーション50に対してアプリケーションの通知(アプリ通知)がなされる。
【0019】
また、アクションモジュール18は、ユーザデータファイル40との間でデータの送受を行う。
【0020】
また、サービス処理部15は、ゲートウエイ60を介して複数のPLC20−1、20−2との間でデータの送受を行う。
【0021】
ここで、サービス処理部15によるサービスは、データのロギング処理、ダウンロード処理等を実現する。すなわち、サービス処理部15では、あるトリガが発生したときに、そのトリガに対応するアクションを実行する。これにより
1)PLC20−1、20−2のデータをユーザデータファイル40に格納する
2)ユーザ作成のデータベースを、指定した条件で検索し、その結果をPLC20−1、20−2に書込む
3)トリガが発生した際に、アクションとしてユーザアプリケーション50に通知する
等の処理を実現する。
【0022】
また、装置設定ツール11は、
1)サービス処理部15のサービスに必要な設定データの登録
2)サービス処理部15のサービスの開始、停止
3)あるトリガとそのときにロギングするアクション(作業)のまとまりの単位であるジョブの登録、開始、終了
等の機能を提供する。
【0023】
また、タグ設定ツール13は、
1)対象機器の変数エリアに対するタグの設定
2)対象機器との間でのイベントメモリのマッピングの設定
等の機能を提供する。
【0024】
また、タグデータベース14は、タグ設定ツール13で設定したタグ情報を格納するデータベースである。
【0025】
また、設定テーブル12は、サービス処理部15のサービスの実行に必要なデータの集まりを格納するデータベースである。
【0026】
また、ユーザデータファイル40は、実際にデータがロギングされるデータが格納されるデータベース、またはダウンロードするデータが格納されるデータベースである。このデータベースのテーブル構成(スキーマ)は、ユーザが設計、作成することができる。
【0027】
図3は、図2に示したデータフロー制御装置の詳細動作を示す機能ブロック図である。
【0028】
図3において、トリガ設定部111は、トリガ種別の設定プログラム、すなわち、トリガ種別1設定プログラム151−1、トリガ種別2設定プログラム151−2、トリガ種別3設定プログラム151−3を実行し、その結果をトリガ設定データベース(トリガ設定DB)121に設定する。
【0029】
また、ジョブ設定部112は、トリガとアクションを対応付けたジョブをジョブ設定データベース(ジョブ設定DB)122に設定する。
【0030】
アクション設定部113は、アクション種別の設定プログラム、すなわち、アクション種別1設定プログラム152−1、アクション種別2設定プログラム152−2、アクション種別3設定プログラム152−3を実行し、その結果をアクション設定データベース(アクション設定DB)123に設定する。
【0031】
トリガ起動部151は、トリガ設定データベース(トリガ設定DB)121に設定されたトリガおよびジョブ設定データベース(ジョブ設定DB)122に設定されたジョブを読み込み、トリガ種別の実行プログラム、すなわち、トリガ種別1実行プログラム153−1、トリガ種別2実行プログラム153−2、トリガ種別3実行プログラム153−3、トリガ種別4実行プログラム153−4に対してその開始/停止の指令を通知する。
【0032】
トリガ種別1実行プログラム153−1、トリガ種別2実行プログラム153−2、トリガ種別3実行プログラム153−3、トリガ種別3実行プログラム153−4の実行により、イベントが発生すると、そのイベントをフローコントロール部152に通知する。
【0033】
イベントを実行するフローコントロール部152は、アクション設定データベース(アクション設定DB)123に設定されたアクションおよびジョブ設定データベース(ジョブ設定DB)122に設定されたジョブを読み込み、アクション種別の実行プログラム、すなわち、アクション種別1実行プログラム154−1、アクション種別2実行プログラム154−2、アクション種別3実行プログラム154−3、アクション種別4実行プログラム154−4に対してその実行の指令を通知する。
【0034】
図4は、図3に示したジョブ設定データベース(ジョブ設定DB)の一例を示す図である。
【0035】
図4において、ジョブ設定データベース(ジョブ設定DB)122は、ジョブテーブル122−1を具備して構成される。
【0036】
図4に示すジョブテーブル122−1は、トリガIDに対してアクションIDが対応して記憶されるテーブルである。
【0037】
すなわち、図4に示すジョブテーブル122−1においては、トリガID「100」に対してアクションID「200」が設定され、トリガID「100」に対してアクションID「210」が設定され、トリガID「110」に対してアクションID「230」が設定されていることを示している。
【0038】
図5は、図3に示したトリガ設定データベース(トリガ設定DB)の一例を示す図である。
【0039】
図5において、トリガ設定データベース(トリガ設定DB)121は、トリガテーブル121−1、トリガプログラム情報テーブル121−2、トリガ種別ごとのテーブル121−3を具備して構成される。
【0040】
図5に示すトリガテーブル121−1は、トリガIDに対してトリガ名、トリガ種別IDが対応して記憶されるテーブルである。
【0041】
すなわち、図5に示すトリガテーブル121−1においては、トリガID「100」に対してトリガ名「30秒ごと」、トリガ種別ID「1」が設定され、トリガID「110」に対してトリガ名「生産開始」、トリガ種別ID「3」が設定されていることを示している。
【0042】
また、図5に示すトリガプログラム情報テーブル121−2は、トリガ種別IDに対してトリガ種別名、設定プログラム、実行プログラムが対応して記憶されるテーブルである。
【0043】
すなわち、図5に示すトリガプログラム情報テーブル121−2においては、トリガ種別ID「1」に対してトリガ種別名「定周期」、設定プログラム「SetCyclic」、実行プログラム「CyclicExe」が設定され、トリガ種別ID「2」に対してトリガ種別名「指定時刻」、設定プログラム「SetTime」、実行プログラム「TimeExe」が設定され、トリガ種別ID「3」に対してトリガ種別名「条件一致」、設定プログラム「SetTag」、実行プログラム「TagExe」が設定されていることを示している。
【0044】
また、図5に示すトリガ種別ごとのテーブル121−3は、定周期トリガ用のテーブルを示すもので、トリガIDに対して定周期が対応して記憶されるテーブルである。
【0045】
すなわち、図5に示すトリガ種別ごとのテーブル121−3においては、トリガID「100」に対して定周期「0:0:30」が設定され、トリガID「101」に対して定周期「0:1:0」が設定されていることを示している。
【0046】
図6は、図3に示したアクション設定データベース(アクション設定DB)の一例を示す図である。
【0047】
図6において、アクション設定データベース(アクション設定DB)123は、アクションテーブル123−1、アクションプログラム情報テーブル123−2、アクション種別ごとのテーブル123−3を具備して構成される。
【0048】
図6に示すアクションテーブル123−1は、アクションIDに対してアクション名、アクション種別IDが対応して記憶されるテーブルである。
【0049】
すなわち、図6に示すアクションテーブル123−1においては、アクションID「200」に対してアクション名「実績データ収集」、アクション種別ID「1」が設定され、アクションID「210」に対してアクション名「設備異常」、アクション種別ID「1」が設定され、アクションID「230」に対してアクション名「指示ダウンロード」、アクション種別ID「3」が設定されていることを示している。
【0050】
また、図6に示すアクションプログラム情報テーブル123−2は、アクション種別IDに対してアクション種別名、設定プログラム、実行プログラムが対応して記憶されるテーブルである。
【0051】
すなわち、図6に示すアクションプログラム情報テーブル123−2においては、アクション種別ID「1」に対してアクション種別名「データ収集(ファイル)」、設定プログラム「SetCollectFile」、実行プログラム「CollectFileExe」が設定され、アクション種別ID「2」に対してアクション種別名「データ収集(DB)」、設定プログラム「SetCollectDB」、実行プログラム「CollectDBExe」が設定され、アクション種別ID「3」に対してアクション種別名「データダウンロード」、設定プログラム「SetDownLoadFile」、実行プログラム「DownLoadFileExe」が設定されていることを示している。
【0052】
また、図6に示すアクション種別ごとのテーブル123−3は、データ収集用のテーブルを示すもので、アクションIDに対してデータ収集ファイル、収集内容が対応して記憶されるテーブルである。
【0053】
すなわち、図6に示すアクション種別ごとのテーブル123−3においては、アクションID「200」に対してデータ収集ファイル「Collect1.log」が設定されていることを示している。
【0054】
図7は、図3に示したトリガ設定部の処理を示すフローチャートである。
【0055】
図7において、図3に示したトリガ設定部111の処理が開始されると、まず、図5に示したトリガプログラム情報テーブル121−2に登録されているトリガ種別名から1つをユーザに選択させる(ステップ201)。
【0056】
そして、登録されたトリガ種別名に対応する設定プログラムを実行する(ステップ202)。その後、このジョブ設定部111の処理を終了する。
【0057】
図8は、図7に示した処理で選択された種別ごとのトリガ設定プログラムにより実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【0058】
なお、図8に示す処理は、トリガ種別が「定周期」の場合の設定プログラムにより実行される処理を示している。
【0059】
図8において、この処理が開始されると、まず、トリガ名を入力する(ステップ211)。次に、定周期で発生させる間隔を入力する(ステップ212)。
【0060】
そして、図5に示したトリガテーブル121−1を設定する(ステップ213)。ここで、トリガ名は、本プログラムで入力したトリガの名前、すなわちステップ211で入力されたトリガ名に設定され、トリガIDは、一意のIDを生成して設定され、トリガ種別は、定周期をあらわす種別IDに設定される。
【0061】
次に、図5に示したトリガ種別ごとのテーブル(定周期トリガテーブル)121−3を設定する(ステップ214)。ここで、トリガIDは、トリガテーブル121−1に設定したトリガIDと同じID、すなわち、ステップ213で設定したIDと同じIDが設定され、定周期は、ステップ212で入力された定周期の値が設定される。その後、この処理を終了する。
【0062】
図9は、図3に示したアクション設定部の処理を示すフローチャートである。
【0063】
図9において、図3に示したアクション設定部113の処理が開始されると、まず、図6に示したアクションプログラム情報テーブル123−2に登録されているアクション種別名から1つをユーザに選択させる(ステップ221)。
【0064】
そして、登録されたアクション種別名に対応する設定プログラムを実行する(ステップ202)。その後、このアクション設定部113の処理を終了する。
【0065】
図10は、図9に示した処理で選択された種別ごとのアクション設定プログラムにより実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【0066】
なお、図10に示す処理は、アクション種別が「収集」の場合の設定プログラムにより実行される処理を示している。
【0067】
図10において、この処理が開始されると、まず、アクション名を入力する(ステップ231)。次に、データ収集に必要な情報を入力する(ステップ232)。
【0068】
そして、図6に示したアクションテーブル123−1を設定する(ステップ233)。ここで、アクション名は、本プログラムで入力したアクションの名前、すなわちステップ231で入力されたアクション名に設定され、アクションIDは、一意のIDを生成して設定され、アクション種別は、収集をあらわす種別IDに設定される。
【0069】
次に、図6に示したアクション種別ごとのテーブル(データ収集テーブル)123−3を設定する(ステップ234)。ここで、アクションIDは、アクションテーブル123−1に設定したアクションIDと同じID、すなわち、ステップ233で設定したIDと同じIDが設定され、ファイル名は、データ収集するファイル名に設定され、データ収集フォーマットは、どのデータをどのように収集するかを設定する。その後、この処理を終了する。
【0070】
図11は、図3に示したジョブ設定部の処理を示すフローチャートである。 図11において、図3に示したジョブ設定部112の処理が開始されると、まず、図5に示したトリガテーブル121−1に登録されているトリガの一覧を表示し、その中で発生させるトリガを選択する(ステップ241)。
【0071】
次に、図6に示したアクションテーブル123−1に登録されているアクションの一覧を表示し、その中で先ほど選択したトリガが発生したときに実行させるアクションを選択する(ステップ242)。
【0072】
そして、選択したトリガとアクションの組み合わせの各IDを図4に示したジョブテーブル122−1に登録し(ステップ243)、このジョブ設定部112の処理を終了する。
【0073】
図12は、図3に示したトリガ起動部による起動処理を示すフローチャートである。
【0074】
図12に示す起動処理においては、まず、図4に示したジョブテーブル122−1に登録されているジョブのトリガIDを取得する(ステップ251)。
【0075】
次に、上記トリガIDを図4に示したジョブテーブル122−1より検索し、トリガ種別を知る(ステップ252)。
【0076】
そして、上記トリガ種別に対応した実行プログラムを図5に示したトリガプログラム情報テーブル121−2より検索し対応する実行プログラムを起動する。この時、実行プログラムの起動パラメータとしてトリガIDを渡す(ステップ253)。
【0077】
次に、全てのジョブを終了したかを調べ(ステップ226)、全てのジョブを終了しない場合は(ステップ254でNO)、ステップ251に戻るが、全てのジョブを終了したと判断した場合は(ステップ254でYES)、ステップ255に進む。
【0078】
ステップ255では、図4に示したジョブテーブル122−1に登録されているジョブアクションIDを取得する。
【0079】
そして、上記アクションIDを図6に示したアクションテーブル123−1より検索し、アクション種別を知る(ステップ256)。
【0080】
次に、上記アクション種別に対応した実行プログラムを図6に示したアクションプログラム情報テーブル123−2より検索し対応する実行プログラムを起動する。この時、実行プログラムの起動パラメータとして、アクションIDを渡す(ステップ257)。
【0081】
そして、全てのジョブを終了したかを調べ(ステップ258)、全てのジョブを終了していない場合は(ステップ258でNO)、ステップ255に戻るが、全てのジョブを終了したと判断した場合は(ステップ258でYES)、この処理を終了する。
【0082】
図13は、図12に示した処理により起動された各トリガごとの実行プログラムによる処理を示すフローチャートである。
【0083】
図13において、この処理が開始されると、ます、起動時に渡されたトリガIDより図5に示したトリガ種別ごとのテーブル121−3、すなわち、例えば、定周期トリガテーブルよりなるトリガ種別ごとの設定テーブルを検索する(ステップ261)。
【0084】
そして、検索したトリガIDに対応する種別ごとの設定内容を取得する(ステップ261)。ここで、取得するトリガIDに対応する種別ごとの設定内容とは、例えば、定周期トリガテーブルでは定周期にトリガを発生させる間隔である。
【0085】
次に、取得した情報を元にトリガを発生させるための準備を行う(ステップ263)。ここで、取得した情報を元にトリガを発生させるための準備とは、例えば、トリガ種別が定周期である場合は、周期ごとにトリガを発生させるタイマを開始させることになる。
【0086】
そして、トリガが発生したことを認識すると、例えば、定周期トリガで、定周期にタイマ割り込みが発生すると、図3に示したフローコントロール部152に対してイベント通知を行う。このイベント通知においてはトリガIDを付加して通知する(ステップ264)。
【0087】
次にこの処理を終了するかを調べ(ステップ265)、終了しない場合は(ステップ264でNO)、ステップ263に戻るが、終了と判断されると(ステップ265でYES)、この処理を終了する。
【0088】
図14は、図3に示したフローコントロール部の処理を示すフローチャートである。
【0089】
図14において、図3に示したフローコントロール部152の処理が開始されると、まず、イベント受信待ちになる(ステップ271)。
【0090】
そして、次に、イベント受信かを調べる(ステップ272)。ここで、イベント受信でないと判断されると(ステップ272でNO)、ステップ271に戻るが、イベント受信と判断されると(ステップ272でYES)、渡されたトリガIDを元に図4に示したジョブテーブル122−1を検索し、対応するアクションIDを取得し(ステップ273)、図6に示したアクションテーブル123−1を検索し、対応するアクション種別実行プログラムを取得する(ステップ274)。
【0091】
そして、図12に示した起動処理で起動したアクションIDごとのアクション実行プログラムにトリガ発生を通知する(ステップ275)。
【0092】
次に、この処理を終了するかを調べ(ステップ276)、終了しないと判断されると(ステップ276でNO)、ステップ271に戻るが、終了すると判断されると(ステップ276でYES)、この処理を終了する。
【0093】
図15は、図12の処理により起動した各アクション種別ごとの実行プログラム初期化処理を示すフローチャートである。
【0094】
図15において、この処理が開始されると、まず、起動時に渡されたアクションIDにより、図6に示したアクションごとのテーブル123−3、すなわち、例えば、データ収集アクションテーブルからなるアクションごとの設定テーブルを検索する(ステップ281)。
【0095】
次に、検索したアクションIDに対応する種別ごとの設定内容、例えば、データ収集アクションテーブルでは、収集ファイル名と収集フォーマットの情報を取得する(ステップ282)。
【0096】
そして、各種別ごとの処理を行う(ステップ283)。例えば、データ収集では、指定データ収集ファイルをオープンするなどの処理を行う。
【0097】
この状態で、図3に示したフローコントロール部152からトリガ発生が通知されると、設定内容にしたがってデータ収集など、アクション種別固有の実行処理を行う(ステップ284)。
【0098】
次に、この処理を終了するかを調べ(ステップ285)、終了しないと判断されると(ステップ285でNO)、ステップ284に戻るが、終了すると判断されると(ステップ285でYES)、この処理を終了する。
【0099】
このように、この実施の形態においては、複数のPLC20−1、20−2と、データファイル40およびユーザアプリケーション50との間にデータフロー制御装置10を接続し、このデータフロー制御装置10は、各種トリガと該トリガに対応する各種アクションとを対応付けて設定し、トリガの発生に対応して該トリガに対応する所望のアクションを自動実行するように構成したので、複数のPLC20−1、20−2とデータファイル40およびユーザアプリケーション50との間のデータの流れ制御を、トリガ種別やアクション種別が増加しても容易に行うことができ、しかもその開発コストも低く抑えることのできる。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、処理の開始タイミングを示すトリガと該処理の実際の内容を示すアクションとを関連付けて設定し、上記トリガの発生に基づき該トリガに対応して設定されたアクションを自動実行するように構成したので、トリガ種別やアクション種別が増加しても容易に対応することができ、しかもその開発コストも低く抑えることのできるデータ管理方法を提供することができる。
【0101】
また、請求項2の発明によれば、処理の開始タイミングを示すトリガを設定するトリガ設定手段と、上記処理の実際の内容を示すアクションを設定するアクション設定手段と、上記トリガ設定手段で設定したトリガに対応して前記アクション設定手段で設定したアクションを関連付けることによりジョブを設定するジョブ設定手段と、上記トリガ設定手段で設定したトリガの発生に対応して上記ジョブ設定手段で関連付けられたアクションを実行する制御手段とを具備して構成したので、トリガ数やアクション数が増加しても容易に対応することができ、しかもその開発コストも低く抑えることのできるデータ管理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ管理方法、データ管理装置及びそれらの記録媒体を適用して構成したデータフロー制御システムの一実施の形態を示すシステム構成図。
【図2】図1に示したデータフロー制御装置の詳細構成を示すブロック図。
【図3】図2に示したデータフロー制御装置の詳細動作を示す機能ブロック図。
【図4】図3に示したジョブ設定データベース(ジョブ設定DB)の一例を示す図。
【図5】図3に示したトリガ設定データベース(トリガ設定DB)の一例を示す図。
【図6】図3に示したアクション設定データベース(アクション設定DB)の一例を示す図。
【図7】図3に示したトリガ設定部の処理を示すフローチャート。
【図8】図7に示した処理で選択された種別ごとのトリガ設定プログラムにより実行される処理の一例を示すフローチャート。
【図9】図3に示したアクション設定部の処理を示すフローチャート。
【図10】図9に示した処理で選択された種別ごとのアクション設定プログラムにより実行される処理の一例を示すフローチャート。
【図11】図3に示したジョブ設定部の処理を示すフローチャート。
【図12】図3に示したトリガ起動部による起動処理を示すフローチャート。
【図13】図12に示した処理により起動された各トリガごとの実行プログラムによる処理を示すフローチャート。
【図14】図3に示したフローコントロール部の処理を示すフローチャート。
【図15】図12の処理により起動した各アクション種別ごとの実行プログラム初期化処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 データフロー制御装置
11 装置設定ツール
12 設定テーブル
13 タグ設定ツール
14 タグデータベース
15 サービス処理部
16 制御モジュール
17 トリガモジュール
18 アクションモジュール
20−1、20−2 PLC(プログラマブルロジックコントローラ)
30 FAネットワーク
40 データファイル
50 ユーザアプリケーション
60 ゲートウエイ
111 トリガ設定部
112 ジョブ設定部
113 アクション設定部
121 トリガ設定データベース(トリガ設定DB)
121−1 トリガテーブル
121−2 トリガプログラム情報テーブル
121−3 トリガ種別ごとのテーブル
122 ジョブ設定データベース(ジョブ設定DB)
122−1 ジョブテーブル
123 アクション設定データベース(アクション設定DB)
123−1 アクションテーブル
123−2 アクションプログラム情報テーブル
123−3 アクション種別ごとのテーブル
151 トリガ起動部
151−1 トリガ種別1設定プログラム
151−2 トリガ種別2設定プログラム
151−3 トリガ種別3設定プログラム
152 フローコントロール部
152−1 アクション種別1設定プログラム
152−2 アクション種別2設定プログラム
152−3 アクション種別3設定プログラム
153−1 トリガ種別1実行プログラム
153−2 トリガ種別2実行プログラム
153−3 トリガ種別3実行プログラム
153−4 トリガ種別4実行プログラム
154−1 アクション種別1実行プログラム
154−2 アクション種別2実行プログラム
154−3 アクション種別3実行プログラム
154−4 アクション種別4実行プログラム
Claims (2)
- FAネットワークを介してプログラマブルロジックコントローラに接続し、上記プログラマブルロジックコントローラのデータを管理するデータ管理装置におけるデータ管理方法において、
上記プログラマブルロジックコントローラに対する各処理の開始タイミングを示す複数のトリガのそれぞれに対して、トリガを発生するためのトリガ種別実行プログラムと一意のトリガIDとを対応させて設定し、
上記プログラマブルロジックコントローラに対する各処理の実際の内容を示す複数のアクションのそれぞれに対して、アクションを実行するためのアクション種別実行プログラムと一意のアクションIDとを対応させて設定し、
上記複数のトリガの中から発生させるトリガが選択され、そのトリガが発生したときに実行するアクションが選択され、その選択されたトリガとアクションとの組み合わせを上記トリガIDと上記アクションIDとを対応させて記憶することにより、ジョブを設定し、
上記トリガ種別実行プログラムを起動して実行することによって、対応するトリガIDを付加したトリガを発生し、そのトリガIDを元に上記設定したジョブを検索して対応するアクションIDを特定し、その特定のアクションIDに対応するアクション種別実行プログラムを実行して、上記ジョブ設定にしたがって所望のアクションを自動実行する
ことを特徴とするデータ管理方法。 - FAネットワークを介してプログラマブルロジックコントローラに接続し、上記プログラマブルロジックコントローラのデータを管理するデータ管理装置において、
上記プログラマブルロジックコントローラに対する各処理の開始タイミングを示す複数のトリガのそれぞれに対して、トリガを発生するためのトリガ種別実行プログラムと一意のトリガIDとを対応させて設定するトリガ設定手段と、
上記プログラマブルロジックコントローラに対する各処理の実際の内容を示す複数のアクションのそれぞれに対して、アクションを実行するためのアクション種別実行プログラムと一意のアクションIDとを対応させて設定するアクション設定手段と、
上記複数のトリガのいずれかのトリガと、そのトリガが発生したときに実行するアクションとの組み合わせのジョブを、上記トリガIDと上記アクションIDとを対応付けて設定し、それを記憶するジョブ設定手段と、
上記トリガ設定手段からトリガ種別実行プログラムを読み出し、そのトリガ種別実行プログラムを実行することによって対応するトリガIDを付加してイベント通知をし、イベント通知によりそのトリガIDを元に上記ジョブ設定手段を検索することによって対応するアクションIDを取得し、上記アクション設定手段から取得した特定のアクションIDに対応するアクション種別実行プログラムを取得し、そのアクション種別実行プログラムの実行処理を行う制御手段と、
を具備することを特徴とするデータ管理装置。
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| JP20302698A JP3580347B2 (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | データ管理方法、データ管理装置及びそれらの記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
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1998
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