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JP3586003B2 - 焦点制御装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像素子を備えたビデオカメラあるいは電子スチルカメラ等に適用される焦点制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像信号を焦点評価値として用いるオートフォーカス方式(いわゆる山登りサーボ方式)がビデオカメラ等で採用されているが、この方式は、基本的に1フィールドごとに焦点評価値を取得して比較しながらフォーカスモータを駆動するものであるので、合焦時間が長くなるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明では、フォーカスレンズの位置が合焦位置近傍にない場合には、フォーカスレンズを高速で駆動し、合焦位置近傍にある場合には低速で駆動することによって、前記山登りサーボ方式によるフォーカス制御において問題であった合焦速度の向上を、合焦精度を劣化させずに達成することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、撮像して得られた映像信号中の輝度成分の変化からフォーカス信号を得て、このフォーカス信号に基づいてフォーカス制御を行う焦点制御装置において、任意の異なる2つの周波数帯域の輝度成分の比の増減を検出する手段と、一方の周波数帯域の輝度成分の増減を検出する手段と、前記両手段の検出結果に基づき、任意の異なる2つの周波数帯域の輝度成分の比は増加せず、かつ一方の周波数帯域の輝度成分のみ増加する場合には、合焦位置近傍であると判断し、それ以外の場合には非合焦位置と判断する合焦位置判定手段と、前記合焦位置判定手段により、非合焦位置と判定されたときには、フォーカスレンズを駆動するフォーカスモータの駆動速度を所定の速度に設定するとともに、所定の周期にて前記検出結果の取得と比較演算を行い、合焦位置近傍と判定されたときには、前記フォーカスモータの駆動速度を前記所定の速度より低速にするとともに、前記所定の周期より長い周期で前記検出結果の取得と比較演算を行う手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
また、輝度成分の増加を検出するためのしきい値と、増加を検出した後に最大値を検出するためのしきい値との関係を、合焦位置近傍と非合焦位置とで変化させる手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
また、前記検出結果の取得と比較演算の周期に同期して、その周期ごとに前記フォーカスモータの駆動速度を所定のフォーカスレンズ移動量に限定して駆動することを特徴とする。
【0007】
また、前記検出結果により合焦位置近傍との判定が最初になされた直後と、その後に同判定がなされたときとで、徐々にフォーカスモータの駆動速度を低速にすることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0009】
図2は本発明の第1実施形態の概略構成を示すブロック図であり、1はフォーカスレンズ2を含む複数のレンズ群からなる撮像レンズ系、3は撮像レンズ系1にて結像された被写体像を受けて光電変換するCCD(電荷結合素子)等からなる撮像素子、4は撮像素子3からの出力を映像信号として出力するカメラプロセス部、5は、映像信号に対して各種信号処理をしたり、輝度信号を分離出力する映像信号処理回路、6,7は遮断周波数が異なる2つのバンドパスフィルタ(BPF)であり、一方のBPF6の通過帯域を、例えば100kHzに設定し、他方のBPF7の通過帯域を、例えば500kHzに設定する。
【0010】
さらに8,9は、各BPF6,7から出力される2つの周波数帯域の輝度成分をそれぞれ積分し、フォーカス用の評価値を出力する2つの積分回路、10は、両積分回路8,9からの評価値を受けて、後述する各種演算を行う演算回路、11は構成各部の動作をコントロールするマイクロコンピュータ(CPU)、12はフォーカスレンズ2を移動させるフォーカスモータ、13はフォーカスモータ12をコントロールするフォーカスモータ制御回路である。
【0011】
前記演算回路10において、一方のBPF6からの出力の現在の積分値を評価値a、前の積分値を評価値a′とし、同様に他方のBPF7からの出力の現在の積分値を評価値b、前の積分値を評価値b′とすると、a−a′,a/b,a′/b′,a/b−a′/b′が計算されて、CPU11へ出力される。
【0012】
図3は、一方のBPF6からの評価値aを、フォーカスレンズ2の位置(繰り出し量)をパラメータとしてプロットした評価値曲線の一例であり、評価値曲線は全体として山形をしている。評価値曲線の頂点部が合焦位置に対応し、フォーカスレンズ2は、評価値に基づくフォーカス制御による繰り出し移動によって、初期位置から次第に頂点部へ近づくことになる。これが、いわゆる山登りサーボである。
【0013】
図4は、一方のBPF6からの評価値aと他方のBPF7からの評価値bとの比(a/b)を、フォーカスレンズ2の位置をパラメータとしてプロットした評価値比曲線の一例である。
【0014】
図3,図4でわかるように、非合焦位置から合焦位置近傍まではa,a/b共に増加するが、合焦位置近傍ではa/bは増加の度合いが減少するか、または減少する傾向にある。
【0015】
第1実施形態では上述した評価値a,a′,b,b′に基づいて、図1のフローチャートに示すフォーカスモータ12の制御を行う。
【0016】
図1において、現在の評価値aが最大値でない場合(S1-1のNO)、フォーカスモータ12を繰り出して(S1-2)、評価値aの判定を行い、それが最大値であれば(S1-3のYES)、その最大値を呈する評価値aに対応するレンズ位置までフォーカスレンズ2を戻すようにフォーカスモータ12を駆動する(S1-4)。
【0017】
前記ステップ(S1-3)において、評価値aが最大値でない場合(S1-3のNO)、フォーカスレンズ2の繰り出しにて変化する評価値a,a′,b,b′と、予め定められているしきい値Δk(評価値aに対するしきい値),Δk′(評価値比a/bに対するしきい値)との関係が、a>(a′+Δk)であって(S1-5のYES)、かつa/b>(a′/b′+Δk′)である場合(S1-6のYES)には、a,a/bがそれぞれしきい値Δk,Δk′を超えて増加しているので非合焦位置にあると判断して、フォーカスモータ12を高速(速度V1)で駆動し(S1-7)、非合焦位置から合焦位置近傍までの到達時間を短縮するようにしている。
【0018】
しかし、前記ステップ(S1-6)において、a/b>(a′/b′+Δk′)でない場合(S1-6のNO)、aは増加しているが、a/bは増加していないので合焦位置近傍にあると判断して、フォーカスモータ12を低速(速度V2,V2<V1)で駆動し(S1-8)、合焦位置近傍での合焦制御を行いやすくすることにより、合焦精度を向上させるようにしている。
【0019】
前記ステップ(S1-5)において、a>(a′+Δk)でない場合(S1-5のNO)で、かつa<(a′−Δk)でない場合(S1-9のNO)にはフォーカスレンズ2をさらに繰り出す(順方向)ようにステップ(S1-2)へ戻り、またa>(a′+Δk)でなく(S1-5のNO)で、かつa<(a′−Δk)である場合(S1-9のYES)には、合焦点と判断して、その位置までフォーカスレンズ2を逆方向に移動(S1-10)させた後、停止させるようにする。
【0020】
図5は本発明の第2実施形態のフォーカスモータの制御に係るフローチャートであり、この第2実施形態は、図3,図4にて説明したように、フォーカスモータを一定方向に駆動し、撮像して得られた映像信号中の輝度成分を積算して評価値を得るものであって、図2にて説明した構成と同様の構成からなる。
【0021】
図5において、まず評価値の最大値Ymaxの初期値化がなされ(S2-1)、フォーカスモータ12によるフォーカスレンズ2の繰り出し(順方向)を行い(S2-2)、前述したと同様にして評価値Y1を得る(S2-3)。この評価値Y1が、第1のしきい値Δk1を超えて増加した場合は(S2-4のNO,S2-5)、増加ステータス・フラグiをセットし(S2-6)、そのときの評価値Y1とフォーカスレンズ位置P1(モータ繰り出し量でも可)を、それぞれ最大値Ymax,Pmaxとして記憶する(S2-7)、そして、ステップ(S2-2)に戻り、さらにフォーカスモータ12を順方向に駆動させて、評価値Y1を得る。
【0022】
前記Ymaxよりも、第2のしきい値Δk2(Δk1>Δk2)を超えて大きい値が検出されたときは(S2-8のYES)、その値をYmaxとし、同時にPmaxも更新する(S2-7)。この処理を直前に取得された評価値より現在の値が第1のしきい値Δk1を下回って小さい評価値が検出されるまで繰り返す(S2-9)。この評価値が検出された場合(S2-9のYES)、Ymaxが検出されたPmaxの位置を合焦位置とみなして、フォーカスモータ12の回転方向を逆方向になるように設定して、Pmax位置にフォーカスレンズ2を戻した後(S2-10〜S2-12)、停止させるようにする。
【0023】
その後は、評価値の監視モードに入り(S2-13)、評価値の変化が検出された場合(S2-14のYES)、ステップ(S2-2)に戻って前述した動作を行い、前記Δk1を適切な値に設定することで、ノイズによる誤動作の影響を軽減することができ、また、前記Δk2を適切な値に設定することで、合焦位置でのオーバーラン量を最小限とすることができるため、合焦速度を向上させることができる。
【0024】
ところで、前記各実施形態にあっては、被写体、またその条件,ノイズ等により前記輝度成分に係る評価値の特性曲線にばらつきが生じる場合があり、その場合に合焦位置近傍においても、フォーカスモータを高速で駆動してしまい、合焦位置のオーバーラン量が多くなって、撮影画が見苦しくなるとともに、オーバーラン量に応じて合焦時間が長くなってしまうことがある。
【0025】
そこで、前記問題を解決するために、本発明の第3実施形態では以下のような制御を行う。この第3実施形態においても、図3,図4にて説明したように、基本的には、フォーカスモータを一定方向に駆動し、撮像して得られた映像信号中の輝度成分を積算して評価値を得るものであって、図2にて説明した構成と同様の構成からなる。
【0026】
図6は第3実施形態における前記評価値a,a′,b,b′に基づくフォーカスモータの基本的制御に係るフローチャートであり、現在の評価値aが最大値でない場合(S3-1のNO)、フォーカスモータ12を繰り出して(S3-2)、評価値aの判定を行い、それが最大値であれば(S3-3のYES)、その最大値を呈する評価値aに対応するレンズ位置までフォーカスレンズ2を戻すようにフォーカスモータ12を駆動する(S3-4)。
【0027】
前記ステップ(S3-3)において、評価値aが最大値でない場合(S3-3のNO)、フォーカスレンズ2の繰り出しにて変化する評価値a,a′,b,b′と、予め定められているしきい値Δk(評価値aに対するしきい値),Δk′(評価値比a/bに対するしきい値)との関係が、a>(a′+Δk)であって(S3-5のYES)、かつa/b>(a′/b′+Δk′)である場合(S3-6のYES)には、a,a/bがそれぞれしきい値Δk,Δk′を超えて増加しているので非合焦位置にあると判断して、フォーカスモータ12を高速(速度V1)で駆動し(S3-7)、非合焦位置から合焦位置近傍までの到達時間を短縮するようにしている。
【0028】
しかし、前記ステップ(S3-6)において、a/b>(a′/b′+Δk′)でない場合(S3-6のNO)、aは増加しているが、a/bは増加していないので合焦位置近傍にあると判断して、フォーカスモータ12を低速(速度V2,V2<V1)で駆動し(S3-8)、合焦位置近傍での合焦制御を行いやすくすることにより、合焦精度を向上させるようにしている。
【0029】
前記ステップ(S3-5)において、a>(a′+Δk)でない場合(S3-5のNO)で、かつa<(a′−Δk)でない場合(S3-9のNO)にはフォーカスレンズ2をさらに繰り出す(順方向)ようにステップ(S3-2)へ戻り、またa>(a′+Δk)でなく(S3-5のNO)で、かつa<(a′−Δk)である場合(S3-9のYES)には、フォーカスレンズ2を逆方向に移動(S3-10)させた後、繰り出してステップ(S3-2)に戻る。
【0030】
図7は第3実施形態における評価値の取得,比較演算と、フォーカスモータ駆動とのタイミングチャートであり、前記フォーカスモータ12を高速で駆動する場合(以下、高速駆動モードという)には、CPU11では1フィールドごとに評価値の取得と比較演算を行い、その結果、減少していればフォーカスモータ12の駆動を逆転させる。
【0031】
この場合に、比較する焦点評価値はフリッカの影響を考慮して、例えば3フィールドおきの値とする。すなわち、図7の(ハ)に示すように、(k+n+3)フィールドの焦点評価値(k+n+3)は、3フィールド前のデータ(k+n)と比較される。その比較結果によって、フォーカスモータ12の駆動を制御する。このようにすることによって、高速でフォーカスモータ12を駆動する場合には、実際は合焦位置近傍であるにもかかわらず、合焦位置近傍ではないと判断して高速で駆動した場合でも、焦点評価値が最大となる位置をオーバーランする量を少なくでき、合焦までの撮影画の見苦しさを軽減でき、合焦時間を短縮できる。
【0032】
一方、合焦位置近傍である場合にはフリッカの影響を考慮して、例えば3フィールド間隔で焦点評価値を取得演算するとともに、低速でフォーカスモータ12を駆動する。これによって、合焦位置近傍の場合には、合焦位置をオーバーランする量を最小にすることができるとともに、正確な合焦位置での停止が可能となる。
【0033】
また図7に示すように高速駆動モードの場合には、例えば6ステップの駆動が必要とされる場合にも一度に6ステップ駆動するのではなく、VD(Vertical Drive)周期に同期して、各VDごとに移動量を2ステップに限定してフォーカスモータ12を駆動することにより、比較の対象となる評価値(例えば、図7の(k)と(k+3)、(k+n)と(k+n+3)など)が受けるモータ駆動の影響を軽減することができるので、高精度の比較が可能となり、ピーク値からの減少を確実に、かつ迅速に検出することができる。
【0034】
またノイズの影響を回避するために、評価値の2回連続の減少検出で、フォーカスモータ12を逆転する手段が確実に焦点評価値の減少(すなわち、合焦位置から遠ざかる方向)を判定する上で有効である。上述したように、第3実施形態の場合には、フォーカスモータ12を駆動しながら前記減少検出を行っているので、通常の(すなわち、S/N比が良好な)被写体の場合には、1回の検出のみによっても十分な信頼性がある。
【0035】
したがって、高速駆動モード時で、例えばフォーカスモータ12としてステッピングモータを使用した場合に、評価値の比較演算結果により合焦位置の近傍ではなくて、6ステップの駆動が必要な場合(実際は、現在のフォーカスレンズ位置により、6ステップ駆動すると合焦位置をオーバーランしてしまう場合もある)、最初のステップを3ステップとして駆動して、その結果得られた焦点評価値が初めて減少したのであれば、次のステップを最小ステップである1ステップとして駆動して減少の判定を行う。
【0036】
このようにするのは、上述したように、6ステップの駆動が必要と判断された場合でも、実際には6ステップを要しない場合もあり、最初の3ステップで減少が検出されたら、次回の駆動ステップは、1ステップでも続いて減少が検出される可能性が高いからである。このようにすることで、確実に評価値の減少を検出し、かつ不要なオーバーランを削減することができる。
【0037】
なお、ステッピングモータ以外のDCモータを使用する場合には、ステップ数を制御する代わりに、駆動速度を制御すれば同様な効果を得ることができる。
【0038】
また各実施形態において、図2の構成にてフォーカスモータ制御回路13への制御信号出力をCPU11によって行い、また前記演算を演算回路10によって行うが、演算をCPU11のソフトウェアで行うように構成することは容易であり、このように構成すれば、演算回路10を省略できる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の焦点制御装置は、請求項1記載の構成によれば、異なる2つの周波数帯域の輝度成分の比の増減と、一方の輝度成分の増減を検出し、それらの検出結果(評価値)によって合焦位置近傍と非合焦位置でのフォーカスモータの駆動速度を制御し、非合焦位置ではフォーカスレンズを高速駆動し、一方、合焦位置近傍では、非合焦位置のときに比べて、フォーカスレンズを低速駆動し、かつ非合焦・合焦の判断の基になる評価値の取得と比較演算を長い周期で行うようにすることで、合焦位置をオーバーランする量を抑えられるとともに、正確な合焦位置でのフォーカスレンズの停止が可能になり、合焦速度と合焦精度を共に向上させることができる。
【0040】
請求項2記載の構成によれば、前記輝度成分の増加を検出するしきい値と、増加を検出した後に最大値を検出するしきい値とを異ならせることで、非合焦位置ではノイズ等による評価値の増減の誤判断を少なくでき、合焦位置近傍では合焦位置でのオーバーラン量を少なくできるので、合焦速度を向上させることができる。
【0041】
請求項3記載の構成によれば、前記高速駆動時に、評価値の取得と比較演算の周期に同期してフォーカスレンズを必要とされる移動量まで所定量ずつ徐々に移動することで、比較対象となる評価値におけるフォーカスモータの駆動の影響を軽減でき、高精度の比較が可能になり、合焦位置の検出が迅速かつ確実になされる。
【0042】
請求項4記載の構成によれば、前記高速駆動時に、評価値の比較演算の結果から得られた必要とされるフォーカスレンズ移動量まで即座に駆動をせず、最初の駆動ステップで所定の移動量により少ない移動駆動をし、その結果による評価値の比較演算にて合焦位置近傍と判定されたときに(2回連続の合焦位置近傍判定時)、さらに少ない移動量の低速駆動に移行することで、合焦位置の検出が確実にでき、合焦位置のオーバーランを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焦点制御装置の第1実施形態におけるフォーカスモータ制御に係るフローチャートである。
【図2】本発明の第1実施形態の概略構成を示すブロック図である。
【図3】評価値とフォーカスレンズ繰り出し量との関係図である。
【図4】評価値の比とフォーカスレンズ繰り出し量との関係図である。
【図5】本発明の第2実施形態におけるフォーカスモータ制御に係るフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施形態におけるフォーカスモータ制御に係るフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施形態における評価値の取得,比較演算とフォーカスモータ駆動とのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…撮像レンズ系、 2…フォーカスレンズ、 3…撮像素子、 4…カメラプロセス部、 5…映像信号処理回路、 6,7…バンドパスフィルタ、 8,9…積分回路、 10…演算回路、 11…CPU、 12…フォーカスモータ、 13…フォーカスモータ制御回路。

Claims (4)

  1. 撮像して得られた映像信号中の輝度成分の変化からフォーカス信号を得て、このフォーカス信号に基づいてフォーカス制御を行う焦点制御装置において、任意の異なる2つの周波数帯域の輝度成分の比の増減を検出する手段と、一方の周波数帯域の輝度成分の増減を検出する手段と、前記両手段の検出結果に基づき、任意の異なる2つの周波数帯域の輝度成分の比は増加せず、かつ一方の周波数帯域の輝度成分のみ増加する場合には、合焦位置近傍であると判断し、それ以外の場合には非合焦位置と判断する合焦位置判定手段と、前記合焦位置判定手段により、非合焦位置と判定されたときには、フォーカスレンズを駆動するフォーカスモータの駆動速度を所定の速度に設定するとともに、所定の周期にて前記検出結果の取得と比較演算を行い、合焦位置近傍と判定されたときには、前記フォーカスモータの駆動速度を前記所定の速度より低速にするとともに、前記所定の周期より長い周期で前記検出結果の取得と比較演算を行う手段とを備えたことを特徴とする焦点制御装置。
  2. 輝度成分の増加を検出するためのしきい値と、増加を検出した後に最大値を検出するためのしきい値との関係を、合焦位置近傍と非合焦位置とで変化させる手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の焦点制御装置。
  3. 前記検出結果の取得と比較演算の周期に同期して、その周期ごとに前記フォーカスモータの駆動速度を所定のフォーカスレンズ移動量に限定して駆動することを特徴とする請求項1記載の焦点制御装置。
  4. 前記検出結果により合焦位置近傍との判定が最初になされた直後と、その後に同判定がなされたときとで、徐々にフォーカスモータの駆動速度を低速にすることを特徴とする請求項1または3記載の焦点制御装置。
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