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JP3587006B2 - 自動利得制御回路 - Google Patents
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JP3587006B2 - 自動利得制御回路 - Google Patents

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JP3587006B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号を記録再生する映像記録再生装置(以下、ビデオテープレコーダと略す)における自動利得制御回路(以下、AGC回路と略す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来のビデオテープレコーダに使用されているAGC回路を図面を参照しながら説明する。
【0003】
図3は従来のAGC回路の構成を示したブロック図である。図3において、1は入力端子、2は入力端子1から入力された映像信号が入力される振幅制御増幅回路、3は振幅制御増幅回路2の出力信号から色信号を除去するローパスフィルタ、4はクランプ回路、5はクランプ回路4の出力から複合同期分離信号を分離する同期信号分離回路であり、同期信号分離回路5の出力は第1の論理積回路9と、第1の矩形波発生回路15と、第3の矩形波発生回路12と、第1の反転回路13とに入力される。15は同期信号分離回路5の出力信号の立ち上がりから第1の所定幅の矩形波を発生する第1の矩形波発生回路、16は第1の矩形波発生回路15の出力信号を反転した信号を発生する第2の反転回路、9は同期信号分離回路5の出力信号と第2の反転回路16の出力信号とを論理積演算する第1の論理積回路、10は第1の論理積回路9の出力信号の立ち上がりから第4の所定幅の矩形波を発生する第4の矩形波発生回路、12は同期信号分離回路5の出力信号の立ち上がりから第3の所定幅の矩形波を発生する第3の矩形波発生回路、11は第4の矩形波発生回路10の出力信号と第3の矩形波発生回路12の出力信号とを論理積演算する第2の論理積回路、13は同期信号分離回路5の出力信号を反転する第1の反転回路、14は第2の論理積回路11の出力信号と第1の反転回路13の出力信号とを論理積演算する第3の論理積回路、6は第3の論理積回路14の出力信号とクランプ回路4の出力信号とを加算する加算回路、7は加算回路6の出力信号の最大値を検波する最大値検波回路、8は比較回路であり、比較回路8の出力が振幅制御増幅回路2に帰還される。図10は図3の同期信号分離回路における各部の信号波形図を示したものである。
【0004】
以上のように構成された従来の自動利得制御回路において、以下同期信号分離回路以降の動作について説明する。
【0005】
図10(a)に示す同期信号分離回路5の出力信号は、第1の論理積回路9と第1の矩形波発生回路15と、第3の矩形波発生回路12と、第1の反転回路13に入力される。第1の矩形波発生回路15では、同期信号分離回路5の出力信号の立ち上がりから第1の所定の幅の矩形波(図10(b))が出力される。第1の矩形波発生回路15の出力信号は第2の反転回路16に入力され、第2の反転回路16からは第1の矩形波発生回路15を反転した信号(図10(c))が出力される。同期信号分離回路5の出力信号と第2の反転回路16の出力信号は第1の論理積回路9に入力され、同期信号分離回路5の出力と第2の反転回路16の出力の論理積の結果が出力される(図10(d))。第1の論理積回路9の出力信号は、第4の矩形波発生回路10に入力される。第4の矩形波発生回路10では、第1の論理積回路9の出力信号の立ち上がりから第4の所定の幅の矩形波(図10(e))が出力される。
【0006】
一方、第3の矩形波発生回路12では、同期信号分離回路5の出力信号の立ち上がりから第3の所定の幅の矩形波(図10(f))が出力される。第4の矩形波発生回路10の出力信号と第3の矩形波発生回路12の出力信号は、第2の論理積回路11に入力され、第4の矩形波発生回路10の出力と第3の矩形波発生回路12の出力の論理積の結果が出力される(図10(g))。第2の論理積回路11の出力信号と第1の反転回路13の出力信号(図10(h))は第3の論理積回路14に入力され、第2の論理積回路11の出力と第1の反転回路の出力の論理積の結果が出力される(図10(i))。
【0007】
この構成により、第3の論理積回路14の出力は、第1の所定の幅の矩形波の幅よりも広く、第4の所定の幅の矩形波よりも幅の狭い同期信号分離回路5の出力に対してのみ、矩形波が出力される(以下、第3の論理積回路14の出力をキーパルスとする)。
【0008】
次に、従来のAGC回路に垂直帰線期間に所定の信号が付加されている映像信号を入力したときの動作について図8、図9を用いて説明する。
【0009】
図9は映像信号の垂直帰線期間の一部を示した波形図である。図9(a)の映像信号は垂直帰線期間に所定の信号が付加されていない映像信号であり、図9(b)の映像信号は垂直帰線期間に所定の信号が付加されている映像信号を示したものである。
【0010】
図8(a)は図9のA、Bの部分を拡大したものである。垂直帰線期間に所定の信号が付加されている映像信号の場合、Bの部分には擬似同期信号と白100%の信号が交互に挿入されている。この信号に対して従来のAGC回路は白100%の信号部分にキーパルスを加算し、この最大値を所定の値にするように利得を制御するため、振幅が垂直帰線期間に所定の信号が付加されていない映像信号を入力した時よりも小さくなる。これを利用して映像信号の複製を制限している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、ケーブルテレビの放送などで意図せず複製を制限するための信号が付加されている放送信号があり、このような放送信号をビデオテープレコーダを経由してテレビジョン受像機に映像出力すると、記録していないにもかかわらず、出力される映像信号の振幅が低下するという問題点があった。
【0012】
本発明は、上記問題点を解決するもので、ビデオテープレコーダが記録状態でないときには、複製を制限するための信号が付加された映像信号が入力されても、出力される映像信号の振幅の低下がない自動利得制御回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、入力端子と、前記入力端子からの入力信号を入力とする振幅調整が可能な増幅回路と、前記増幅回路の出力を入力とするローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力を入力とするクランプ回路と、前記クランプ回路の出力を入力とする同期信号分離回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし前記同期信号分離回路の出力の立ち上がりから第1の所定の幅の矩形波を出力する第1の矩形波発生回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし前記同期信号分離回路の出力の立ち上がりから第2の所定の幅の矩形波を出力する第2の矩形波発生回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし前記同期信号分離回路の出力の立ち上がりから第3の所定幅の矩形波を出力する第3の矩形波発生回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし前記同期信号分離回路の出力を反転して出力する第1の反転回路と、前記第1の矩形波発生回路と前記第2の矩形発生回路の出力を入力とし前記第1の矩形波発生回路と前記第2の矩形発生回路の出力を切り換えるスイッチ回路と、前記スイッチ回路を制御する信号を入力する第1の制御信号入力端子と、前記スイッチ回路の出力を入力とし前記スイッチ回路の出力を反転して出力する第2の反転回路と、前記同期信号分離回路の出力と、前記第2の反転回路の出力を入力し論理積の結果を出力する第1の論理積回路と、前記第1の論理積回路の出力を入力とし前記第1の論理積回路の出力の立ち上がりから第4の所定の幅の矩形波を出力する第4の矩形波発生回路と、前記第4の矩形波発生回路の出力と、前記第3の矩形波発生回路の出力を入力とし論理積の結果を出力する第2の論理積回路と、前記第2の論理回路の出力と前記第1の反転回路の出力とを入力とし論理積の結果を出力する第3の論理積回路と、前記第3の論理積回路の出力と前記クランプ回路の出力とを入力とし前記クランプ回路の出力に前記第3の論理積回路の出力を加算する加算回路と、前記加算回路の出力を入力とし前記加算回路の出力の最大値を検波する最大値検波回路と、前記最大値検波回路の出力を入力とし所定の直流電圧と比較する比較回路とを備え、ビデオテープレコーダが記録状態にないときは、擬似同期信号に対してキーパルスを発生させないことにより、ビデオテープレコーダが記録状態でないときには、複製禁止信号が付加された映像信号が入力されても、出力される映像信号の振幅の低下がない自動利得制御回路である。
【0014】
この構成によって、ビデオテープレコーダが記録状態でないときには、複製を制限する信号が付加された映像信号が入力されても、出力される映像信号の振幅の低下がないビデオテープレコーダを提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1から4に記載の発明は、入力端子と、前記入力端子からの入力信号を入力とする振幅調整が可能な増幅回路と、前記振幅調整が可能な増幅回路の出力を入力とするローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力を入力とするクランプ回路と、前記クランプ回路の出力を入力とする同期信号分離回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし、前記同期信号分離回路の出力の立ち上がりから第1の所定の幅の矩形波を出力する第1の矩形波発生回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし、前記同期信号分離回路の出力の立ち上がりから第2の所定の幅の矩形波を出力する第2の矩形波発生回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし、前記同期信号分離回路の出力の立ち上がりから第3の所定の幅の矩形波を出力する第3の矩形波発生回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし、前記同期信号分離回路の出力を反転して出力する第1の反転回路と、前記第1の矩形波発生回路と前記第2の矩形発生回路の出力を入力とし、前記第1の矩形波発生回路と前記第2の矩形波発生回路の出力を切り換えるスイッチ回路と、前記スイッチ回路を制御する信号を入力する第1の制御信号入力端子と、前記スイッチ回路の出力を入力とし、前記スイッチ回路の出力を反転して出力する第2の反転回路と、前記同期信号分離回路の出力と、前記第2の反転回路の出力を入力し、論理積の結果を出力する第1の論理積回路と、前記第1の論理積回路の出力を入力とし、前記第1の論理積回路の出力の立ち上がりから第4の所定の幅の矩形波を出力する第4の矩形波発生回路と、前記第4の矩形波発生回路の出力と、前記第3の矩形波発生回路の出力を入力とし、論理積の結果を出力する第2の論理積回路と、前記第2の論理回路の出力と、前記第1の反転回路の出力を入力とし、論理積の結果を出力する第3の論理積回路と、前記第3の論理積回路の出力と、前記クランプ回路の出力を入力とし、前記クランプ回路の出力に前記第3の論理積回路の出力を加算する加算回路と、前記加算回路の出力を入力とし、前記加算回路の出力の最大値を検波する最大値検波回路と、前記最大値検波回路の出力を入力とし、所定の直流電圧と比較する比較回路を備え、前記比較回路の出力によって前記振幅調整が可能な増幅回路を制御することにより、前記入力端子から入力された映像信号を所定の振幅に制御して出力する自動利得制御回路で、前記水平同期信号分離回路の出力が前記第2の反転回路の出力の矩形波の幅以下のときには前記第4の矩形波発生回路から矩形波を出力しない構成で、前記第1の矩形波発生回路と前記第2の矩形波発生回路の出力を前記スイッチ回路を前記第1の制御信号入力端子からの信号によって切り換えることにより、前記スイッチ回路が第1の矩形波発生回路の出力を選択しているときに、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されていない映像信号が入力されたときは第1の所定の振幅を出力し、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されている映像信号が入力されたときは第2の所定の振幅を出力し、前記スイッチ回路が第2の矩形波発生回路の出力を選択しているときに、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されていない映像信号が入力されたときは第1の所定の振幅を出力し、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されている映像信号が入力されたときにも第1の所定の振幅を出力することを特徴とするもので、ビデオテープレコーダが記録状態にないときは、擬似同期信号に対してキーパルスを発生させないことにより、ビデオテープレコーダが記録状態でないときには、複製を制限する信号が付加された映像信号が入力されても、出力される映像信号の振幅の低下がないという作用を有する。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態の自動利得制御回路の構成を示したブロック図である。
【0017】
図1において、1は入力端子、2は入力端子1から入力された映像信号が入力される振幅制御増幅回路、3は振幅制御増幅回路2の出力信号から色信号を除去するローパスフィルタ、4はクランプ回路、5はクランプ回路4の出力から複合同期分離信号を分離する同期信号分離回路であり、同期信号分離回路5の出力は第1の論理積回路9と、第1の矩形波発生回路15と、第3の矩形波発生回路12と、第1の反転回路13とに入力される。15は同期信号分離回路5の出力信号の立ち上がりから第1の所定幅の矩形波を発生する第1の矩形波発生回路、17は同期信号の立ち上がりから擬似同期信号よりも幅が広く垂直帰線期間以外の同期信号の幅より狭い矩形波を発生させる第2の矩形波発生回路、18は第1及び第2の矩形波発生回路15及び17の内一方を制御信号入力端子19からの制御信号により選択するスイッチ回路、16はスイッチ回路18の出力信号を反転した信号を発生する第2の反転回路、9は同期信号分離回路5の出力信号と第2の反転回路16の出力信号とを論理積演算する第1の論理積回路、10は第1の論理積回路9の出力信号の立ち上がりから第4の所定幅の矩形波を発生する第4の矩形波発生回路、12は同期信号分離回路5の出力信号の立ち上がりから第3の所定幅の矩形波を発生する第3の矩形波発生回路、11は第4の矩形波発生回路10の出力信号と第3の矩形波発生回路12の出力信号とを論理積演算する第2の論理積回路、13は同期信号分離回路5の出力信号を反転する第1の反転回路、14は第2の論理積回路11の出力信号と第1の反転回路13の出力信号とを論理積演算する第3の論理積回路、6は第3の論理積回路14の出力信号とクランプ回路4の出力信号とを加算する加算回路、7は加算回路6の出力信号の最大値を検波する最大値検波回路、8は比較回路であり、比較回路8の出力が振幅制御増幅回路2に帰還される。図4はスイッチ回路18が第1の矩形波発生回路15を選択したときの各部の信号波形図、図5はスイッチ回路18が第2の矩形波発生回路17を選択したときの各部の信号波形図を示したものである。
【0018】
以上のように構成された本実施の形態の自動利得制御回路について、以下スイッチ回路18が第1の矩形波発生回路15側を選択した時の動作について図4と共に説明する。
【0019】
入力端子1から入力された映像信号(図4(a))は振幅制御増幅回路2を介して、ローパスフィルタ3で色信号が除去される。ローパスフィルタ3の出力信号はクランプ回路4を介して、同期信号分離回路5で複合同期信号(図4(b))が分離されると共に、加算回路6に入力される。同期信号分離回路5の出力信号は、第1の論理積回路9、第1の矩形波発生回路15、第2の矩形波発生回路17、第3の矩形波発生回路12、第1の反転回路13に入力される。
【0020】
ここでスイッチ回路18がa側に切り換えられているため、第1の矩形波発生回路15から同期信号の立ち上がりから擬似同期信号よりも幅の狭い矩形波(図4(c))が出力される。スイッチ回路18の出力は第2の反転回路16で反転され(図4(e))、第1の論理積回路9に入力される。第1の論理積回路9は同期信号分離回路5と第1の反転回路16の論理積の結果を出力する(図4(f))。第1の論理積回路9の出力信号は第4の矩形波発生回路10に入力され、第4の矩形波発生回路10は第1の論理積回路9の出力信号の立ち上がりから矩形波を発生させる(図4(g))。第4の矩形波発生回路10の出力する矩形波の立ち下がり位置は、垂直帰線期間以外の同期信号分離回路5の出力の立ち下がりと垂直帰線期間以外の映像信号のバックポーチの終了位置の間になるように設定する。
【0021】
第3の矩形波発生回路12は同期信号分離回路5の出力信号の立ち上がりから矩形波を発生させる(図4(h))。第3の矩形波発生回路12の出力する矩形波の立ち下がりは、垂直帰線期間以外の映像信号のバックポーチの終了位置になるように設定する。第4の矩形波発生回路10の出力信号と第3の矩形波発生回路12の出力信号とは第2の論理積回路11に入力され論理積演算される(図4(i))。また、同期信号分離回路5の出力信号を第1の反転回路13で反転させた信号(図4(j))は第3の論理積回路14に入力され、第3の論理積回路14では第2の論理積回路11の出力信号と第1の反転回路13の出力信号の論理積の結果を出力する(図4(k))。
【0022】
このようにして作成した第3の論理積回路14の出力信号をキーパルスとし、加算回路6でクランプ回路4の出力に加算した信号(図4(l))を、最大値検波回路7で最大値検波し(図4(m))、比較回路8で基準の直流電圧と比較することにより振幅制御増幅回路2の出力が一定の値になるように帰還をかける。
【0023】
次に、スイッチ回路18が第2の矩形波発生回路17側を選択した時の動作について図5と共に説明する。
【0024】
入力端子1から入力された映像信号(図5(a))は振幅制御増幅回路2を介して、ローパスフィルタ3で色信号が除去される。ローパスフィルタ3の出力信号はクランプ回路4を介して、同期信号分離回路5で複合同期信号(図5(b))が分離されると共に、加算回路6に入力される。同期信号分離回路5の出力信号は、第1の論理積回路9、第1の矩形波発生回路15、第2の矩形波発生回路17、第3の矩形波発生回路12、第1の反転回路13に入力される。
【0025】
ここでスイッチ回路18がb側に接続されているため、第2の矩形波発生回路17で発生した同期信号の立ち上がりから擬似同期信号よりも幅が広く垂直帰線期間以外の同期信号の幅より狭い矩形波(図5(d))がスイッチ回路18から出力される。スイッチ回路18の出力は第2の反転回路16で反転され(図5(e))、第2の反転回路16の出力信号は第1の論理積回路9に入力される。第1の論理積回路9は同期信号分離回路5の出力信号と第1の反転回路16の出力信号とを論理積演算して出力する(図5(f))。第1の論理積回路9は第4の矩形波発生回路10に入力され、第1の論理積回路9の出力信号の立ち上がりから矩形波を発生させる(図5(g))。第4の矩形波発生回路10の出力する矩形波の立ち下がり位置は、垂直帰線期間以外の同期信号分離回路5の出力の立ち下がりと垂直帰線期間以外の映像信号のバックポーチの終了位置の間になるように設定する。
【0026】
一方、第3の矩形波発生回路12は同期信号分離回路5の出力信号の立ち上がりから矩形波を発生させる(図5(h))。第3の矩形波発生回路の出力する矩形波の立ち下がりは、垂直帰線期間以外の映像信号のバックポーチの終了位置になるように設定する。第2の論理積回路11は第4の矩形波発生回路10の出力信号と第3の矩形波発生回路12の出力信号との論理積の結果を出力する(図5(i))。第3の論理積回路14は、第2の論理積回路11の出力信号と第1の反転回路13の出力信号(図5(j))との論理積の結果を出力する(図5(k))。
【0027】
このようにして作成した第3の論理積回路14の出力信号をキーパルスとし、加算回路6でクランプ回路4の出力に加算した信号(図5(l))を、最大値検波回路7で最大値検波し(図5(m))、比較回路8で基準の直流電圧と比較することにより振幅制御増幅回路2の出力が一定の値になるように帰還をかける。
【0028】
図4、図5の映像信号のB部分において、スイッチ回路18が第1の矩形波発生回路15の出力を選択しているときはB部分の擬似同期信号に対してキーパルスを発生し、スイッチ回路18が第2の矩形波発生回路17の出力を選択しているときはB部分の擬似同期信号に対してキーパルスを発生しない。
【0029】
以上のように本実施の形態によれば、ビデオテープレコーダが記録状態のときにはスイッチ回路18が第1の矩形波発生回路15の出力を選択し、ビデオテープレコーダが記録状態以外のときにはスイッチ回路18が第2の矩形波発生回路17の出力を選択するように設定することにより、ビデオテープレコーダが記録状態でないときには、複製を制限する信号が付加された映像信号が入力されても、出力される映像信号の振幅の低下がないビデオテープレコーダを提供することができる。
【0030】
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0031】
図2は本実施の形態の自動利得制御回路の構成を示したブロック図である。図2において、図1に示す実施の形態1と同様の構成要素については、その説明は省略する。22は同期信号分離回路5の出力同期信号と後述する論理和回路21の出力信号とが入力される第4の論理積回路、20は第4の論理積回路22の出力の立ち上がりから1水平同期期間の4分の3より広く1水平同期期間より狭い矩形波を発生する第5の矩形波発生回路、23は第5の矩形波発生回路20の出力信号を反転させる第3の反転回路、21は第3の反転回路23の出力信号と制御信号入力端子24からの制御信号とにより論理和演算される論理和回路である。図6は図2における第2の制御信号入力端子24が真のときの各部の信号波形図を示したもの、図7は第2の制御信号入力端子24が偽のときの各部の信号波形図を示したものである。
【0032】
以上のように構成された本実施の形態の自動利得制御回路について、以下制御信号入力端子24が真の時の動作について図6と共に説明する。
【0033】
入力される映像信号(図6(a))に対して、同期信号分離回路5によって同期信号(図6(b))が分離される。その同期信号は第5の矩形波発生回路20に入力され、第4の論理積回路22の出力の立ち上がりから1水平同期期間の4分の3より広く、1水平同期期間より狭い矩形波(図6(c))を発生する。ここで、第2の制御信号入力端子24が真であるため、論理和回路21の出力信号(図6(d))は真となり、同期信号分離回路5の出力信号がそのまま第4の論理積回路22から出力される(図6(e))。
【0034】
第1の矩形波発生回路15は第4の論理積回路22の出力の立ち上がりから擬似同期信号よりも幅の狭い矩形波(図6(f))を発生させる。第1の矩形波発生回路15の出力信号は、第2の反転回路16で反転され(図6(g))、第1の論理積回路9は第4の論理積回路22の出力信号と第2の反転回路16の出力信号との論理積の結果を出力する(図6(h))。第1の論理積回路9の出力信号は、第4の矩形波発生回路10に入力される。第4の矩形波発生回路10は第1の論理積回路9の出力信号の立ち上がりから矩形波(図6(i))を発生させる。第4の矩形波発生回路10の出力する矩形波の立ち下がり位置は、垂直帰線期間以外の同期信号分離回路5の出力の立ち下がりと垂直帰線期間以外の映像信号のバックポーチの終了位置の間になるように設定する。
【0035】
第3の矩形波発生回路12は第4の論理積回路22の出力信号の立ち上がりから矩形波(図6(j))を発生させる。第3の矩形波発生回路12の出力する矩形波の立ち下がりは、垂直帰線期間以外の映像信号のバックポーチの終了位置になるように設定する。第3の矩形波発生回路12の出力信号は第2の論理積回路11に入力され、第2の論理積回路11は第4の矩形波発生回路10の出力信号と第3の矩形波発生回路12の出力信号の論理積の結果を出力する(図6(k))。第3の論理積回路14は第2の論理積回路11の出力信号と第1の反転回路13の出力信号(図6(l))の論理積の結果を出力する(図6(m))。
【0036】
このようにして作成した第3の論理積回路14の出力信号をキーパルスとし、加算回路6でクランプ回路4の出力信号に加算した結果(図6(n))を、最大値検波回路7で最大値検波(図6(o))し、比較回路8で基準の直流電圧と比較することにより、振幅制御増幅回路2の出力が一定の値になるように帰還をかける。
【0037】
次に、制御信号入力端子24が偽の時の動作について図7と共に説明する。
入力される映像信号(図7(a))に対して、同期信号分離回路5によって同期信号(図7(b))が分離される。その同期信号は第5の矩形波発生回路20に入力され、第4の論理積回路22の出力の立ち上がりから1水平同期期間の4分の3より広く、1水平同期期間より狭い矩形波(図7(c))を発生する。ここで、第2の制御信号入力端子24が偽であるため、論理和回路21の出力信号(図7(d))は第3の反転回路23の出力信号に応じて真または偽となり、第4の論理積回路22への出力信号が偽の時には同期信号分離回路5の出力信号は第4の論理積回路22の出力には出力されない。真の時には同期信号分離回路5の出力信号がそのまま第4の論理積回路22から出力される(図7(e))。
【0038】
第1の矩形波発生回路15は第4の論理積回路22の出力の立ち上がりから擬似同期信号よりも幅の狭い矩形波(図7(f))を発生させる。第1の矩形波発生回路15の出力信号は、第2の反転回路16で反転され(図7(g))、第1の論理積回路9は第4の論理積回路22の出力信号と第2の反転回路16の出力信号との論理積の結果を出力する(図7(h))。第1の論理積回路9の出力信号は、第4の矩形波発生回路10に入力される。第4の矩形波発生回路10は第1の論理積回路9の出力信号の立ち上がりから矩形波(図7(i))を発生させる。第4の矩形波発生回路10の出力する矩形波の立ち下がり位置は、垂直帰線期間以外の同期信号分離回路5の出力の立ち下がりと垂直帰線期間以外の映像信号のバックポーチの終了位置の間になるように設定する。
【0039】
第3の矩形波発生回路12は第4の論理積回路22の出力信号の立ち上がりから矩形波(図7(j))を発生させる。第3の矩形波発生回路12の出力する矩形波の立ち下がりは、垂直帰線期間以外の映像信号のバックポーチの終了位置になるように設定する。第3の矩形波発生回路12の出力信号は第2の論理積回路11に入力され、第2の論理積回路11は第4の矩形波発生回路10の出力信号と第3の矩形波発生回路12の出力信号の論理積の結果を出力する(図7(k))。第3の論理積回路14は第2の論理積回路11の出力信号と第1の反転回路13の出力信号(図7(l))の論理積の結果を出力する(図7(m))。
【0040】
このようにして作成した第3の論理積回路14の出力信号をキーパルスとし、加算回路6でクランプ回路4の出力信号に加算した結果(図7(n))を、最大値検波回路7で最大値検波(図7(o))し、比較回路8で基準の直流電圧と比較することにより、振幅制御増幅回路2の出力が一定の値になるように帰還をかける。
【0041】
図6、図7の映像信号のB部分において、制御信号入力端子24が真のときはB部分の擬似同期信号に対してキーパルスを発生し、制御信号入力端子24が偽のときはB部分の擬似同期信号に対してキーパルスを発生しない。
【0042】
以上のように本実施の形態によれば、ビデオテープレコーダが記録状態のときには制御信号入力端子24が真となり、ビデオテープレコーダが記録状態以外のときには制御信号入力端子24が偽となるように設定することにより、ビデオテープレコーダが記録状態でないときには、複製を制限するための信号が付加された映像信号が入力されても、出力される映像信号の振幅の低下がないビデオテープレコーダを提供することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ビデオテープレコーダが記録状態のときには制御信号入力端子が真となり、ビデオテープレコーダが記録状態以外のときには制御信号入力端子が偽となるように設定することにより、ビデオテープレコーダが記録状態でないときには、複製を制限するための信号が付加された映像信号が入力されても、出力される映像信号の振幅の低下がないビデオテープレコーダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における自動利得制御回路のブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における自動利得制御回路のブロック図
【図3】従来の自動利得制御回路のブロック図
【図4】本発明の実施の形態1における自動利得制御回路のスイッチ回路が第1の矩形波発生回路15の出力を選択したときの各部の信号波形図
【図5】本発明の実施の形態1における自動利得制御回路のスイッチ回路が第2の矩形波発生回路17の出力を選択したときの各部の信号波形図
【図6】本発明の実施の形態2における自動利得制御回路の制御信号入力端子24が真ときの各部の信号波形図
【図7】本発明の実施の形態2における自動利得制御回路の制御信号入力端子24が偽ときの各部の信号波形図
【図8】従来の自動利得制御回路の制御信号入力端子24が真ときの各部の信号波形図
【図9】映像信号の垂直帰線期間を示した波形図
【図10】従来の自動利得制御回路の同期信号とキーパルスの関係を示した波形図
【符号の説明】
1 入力端子
2 振幅制御増幅回路
3 ローパスフィルタ
4 クランプ回路
5 同期信号分離回路
6 加算回路
7 最大値検波回路
8 比較器
9 第1の論理積回路
10 第4の矩形波発生回路
11 第2の論理積回路
12 第3の矩形波発生回路
13 第1の反転回路
14 第3の論理積回路
15 第1の矩形波発生回路
16 第2の反転回路
17 第2の矩形波発生回路
18 スイッチ回路
19 第1の制御信号入力端子
20 第5の矩形波発生回路
21 論理和回路
22 第4の論理積回路
23 第3の反転回路
24 第2の制御信号入力端子

Claims (4)

  1. 入力端子と、前記入力端子からの入力信号を入力とする振幅調整が可能な増幅回路と、前記増幅回路の出力を入力とするローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力を入力とするクランプ回路と、前記クランプ回路の出力を入力とする同期信号分離回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし前記同期信号分離回路の出力の立ち上がりから第1の所定の幅の矩形波を出力する第1の矩形波発生回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし前記同期信号分離回路の出力の立ち上がりから第2の所定の幅の矩形波を出力する第2の矩形波発生回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし前記同期信号分離回路の出力の立ち上がりから第3の所定幅の矩形波を出力する第3の矩形波発生回路と、前記同期信号分離回路の出力を入力とし前記同期信号分離回路の出力を反転して出力する第1の反転回路と、前記第1の矩形波発生回路と前記第2の矩形波発生回路の出力を入力とし前記第1の矩形波発生回路と前記第2の矩形波発生回路の出力を切り換えるスイッチ回路と、前記スイッチ回路を制御する信号を入力する第1の制御信号入力端子と、前記スイッチ回路の出力を入力とし前記スイッチ回路の出力を反転して出力する第2の反転回路と、前記同期信号分離回路の出力と、前記第2の反転回路の出力を入力し論理積の結果を出力する第1の論理積回路と、前記第1の論理積回路の出力を入力とし前記第1の論理積回路の出力の立ち上がりから第4の所定の幅の矩形波を出力する第4の矩形波発生回路と、前記第4の矩形波発生回路の出力と、前記第3の矩形波発生回路の出力を入力とし論理積の結果を出力する第2の論理積回路と、前記第2の論理積回路の出力と前記第1の反転回路の出力とを入力とし論理積の結果を出力する第3の論理積回路と、前記第3の論理積回路の出力と前記クランプ回路の出力とを入力とし前記クランプ回路の出力に前記第3の論理積回路の出力を加算する加算回路と、前記加算回路の出力を入力とし前記加算回路の出力の最大値を検波する最大値検波回路と、前記最大値検波回路の出力を入力とし所定の直流電圧と比較する比較回路とを備えたことを特徴とする自動利得制御回路。
  2. 入力端子と、前記入力端子からの入力信号を入力とする振幅調整が可能な増幅回路と、前記増幅回路の出力を入力とするローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力を入力とするクランプ回路と、前記クランプ回路の出力を入力とする同期信号分離回路と、前記同期信号分離回路の出力と後述する論理和回路の出力とを入力とし論理積演算する第4の論理積回路と、前記第4の論理積回路の出力を入力とし前記第4の論理積回路の出力の立ち上がりから第1の所定幅の矩形波を出力する第1の矩形波発生回路と、前記第4の論理積回路の出力を入力とし前記第4の論理積回路の出力の立ち上がりから第2の所定幅の矩形波を出力する第2の矩形波発生回路と、前記第4の論理積回路の出力を入力とし前記第4の論理積回路の出力を反転して出力する第1の反転回路と、前記第1の矩形波発生回路の出力を入力とし前記第1の矩形波発生回路の出力を反転して出力する第2の反転回路と、前記第4の論理積回路の出力を入力とし前記第4の論理積回路の出力の立ち上がりから第5の所定の幅の矩形波を出力する矩形波発生回路と、前記第5の矩形波発生回路の出力を入力とし前記第5の矩形波発生回路の出力を反転して出力する第3の反転回路と、制御信号を入力する第2の制御信号入力端子と、前記第3の反転回路の出力と前記第2の制御信号入力端子からの信号を入力とし論理和の結果を出力する前記論理和回路と、前記第4の論理積回路の出力と前記第2の反転回路の出力を入力とし論理積の結果を出力する第1の論理積回路と、前記第1の論理積回路の出力を入力とし前記第1の論理積回路の出力の立ち上がりから第4の所定の幅の矩形波を発生する第4の矩形波発生回路と、前記第4の矩形波発生回路の出力と前記第3の矩形波発生回路の出力とを入力とし論理積の結果を出力する第2の論理積回路と、前記第2の論理回路の出力と前記第1の反転回路の出力とを入力とし論理積の結果を出力する第3の論理積回路と、前記第3の論理積回路の出力と前記クランプ回路の出力とを入力とし前記クランプ回路の出力信号に前記第3の論理積回路の出力を加算する加算回路と、前記加算回路の出力を入力とし前記加算回路の出力の最大値を検波する最大値検波回路と、前記最大値検波回路の出力を入力とし所定の直流電圧と比較する比較回路とを備えたことを特徴とする自動利得制御回路。
  3. 比較回路の出力によって増幅回路を制御することにより、入力端子から入力された映像信号を所定の振幅に制御して出力する自動利得制御回路で、水平同期信号分離回路の出力が第2の反転回路の出力の矩形波の幅以下のときには第4の矩形波発生回路から矩形波を出力せず、第1の矩形波発生回路と第2の矩形波発生回路の出力をスイッチ回路によって切り換えることにより、映像記録再生装置が記録状態のときには、スイッチ回路が第1の矩形波発生回路の出力を選択し、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されていない映像信号が入力されたときは第1の所定の振幅を出力し、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されている映像信号が入力されたときは第2の所定の振幅を出力し、映像記録再生装置が記録状態以外のときには、スイッチ回路が第2の矩形波発生回路の出力を選択し、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されていない映像信号が入力されたときは第1の所定の振幅を出力し、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されている映像信号が入力されたときにも第1の所定の振幅を出力することを特徴とする自動利得制御回路。
  4. 比較回路の出力によって増幅回路を制御することにより、入力端子から入力された映像信号を所定の振幅に制御して出力する自動利得制御回路で、第2の制御信号入力端子からの信号が真のときは、論理和回路の出力は常に真となって第4の論理積回路に入力され、第2の制御信号入力端子からの信号が偽のときは第3の反転回路の出力がそのまま第4の論理積回路に入力される構成で、第2の制御信号入力端子への入力が偽のときに、第4の論理積回路の出力に第5の所定幅の矩形波の出力期間は同期信号分離回路の出力が出力されないことにより、映像記録再生装置が記録状態のときに、第2の制御信号入力端子への入力が偽となり、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されていない映像信号が入力されたときは第1の所定の振幅を出力し、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されている映像信号が入力されたときは第2の所定の振幅を出力し、映像記録再生装置が記録状態のときに、第2の制御信号入力端子への入力が真となり、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されていない映像信号が入力されたときは第1の所定の振幅を出力し、映像信号の垂直帰線期間に所定の信号が付加されている映像信号が入力されたときにも第1の所定の振幅を出力することを特徴とする自動利得制御回路。
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