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JP3587964B2 - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワイヤ放電加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来のワイヤ放電加工装置の概略構造を示している。図7において、1はワイヤ電極、2はワイヤ電極1を巻回してなるワイヤボビン、3はワイヤボビン2からワイヤ電極1を送り出す駆動モータ、4はブレーキ、5はブレーキ4に結合されワイヤ電極1に張力を与えるブレーキローラ、6および7はワイヤ電極1の走行方向を変換する第1および第2の案内ローラ、8および9はワイヤ電極1を加工間隙に摺動自在に導く上部および下部ワイヤガイド、10および11は加工間隙に加工液を噴出する上部および下部加工液ノズルである。
【0003】
また、12は加工対象である被加工物、13は被加工物12を載置する定盤、14は下部ワイヤガイドの下部に設けられワイヤ電極1の走行方向を変換するガイドローラ、15はワイヤ放電加工の電源を構成する放電電圧発生部である。16は下部ワイヤガイド9および下部加工液ノズル11を保持する下部アーム、17は上部ワイヤガイド8、上部加工液ノズル10および下部アーム16を保持するコラムである。
【0004】
さらに、18および19はコラム17に取り付けられた一対の第1および第2のピンチローラ、20は第2のピンチローラ19を駆動して第1のピンチローラ18と第2のピンチローラ19の間に挟まれたワイヤ電極1を走行させるピンチローラ駆動手段であるところのピンチローラ駆動モータ、21は第1および第2のピンチローラ18、19にて巻き取られたワイヤ電極1を回収する回収箱である。
【0005】
つぎに、動作について説明する。被加工物12を加工する場合、ワイヤ電極1が、ワイヤボビン2からブレーキローラ5、上部ワイヤガイド8、下部ワイヤガイド9を通り、第1および第2のピンチローラ18、19へ連続的に供給される。一方、定盤13に取り付けられた被加工物12は、X−Yクロステーブル(図示せず)によりワイヤ電極1に対して相対移動されると共に、ワイヤ電極1と微小間隙を介して対向し、その微小間隙には上部および下部加工液ノズル10、11より噴出する加工液(図示せず)が供給される。
【0006】
この状態において、ワイヤ電極1と被加工物12の間に放電電圧発生部15より電圧を印加し、加工液を介してワイヤ電極1と被加工物12の間で放電爆発を発生させ、その爆発により被加工物12の一部が飛ばされて、放電加工が進行する。ワイヤ電極1は連続的に供給されるため断線は生じず、被加工物12はX−Yクロステーブルを任意の方向に移動させることにより、所望の形状の加工が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のワイヤ放電加工装置は、以上のように構成されているので、例えば、図8に示されるように、放電加工後、被加工物12の切り落とし部12aが落下し、下部加工液ノズル11と被加工物12の間に切り落とし部12aが挟み込まれる状態となり、この状態で作業者が誤って切り落とし部12aが挟み込まれた方向にX−Yクロステーブルを移動させると、加工液ノズル部分および被加工物12を破損させてしまう。よって、作業者は切り落とし部12aの除去作業を慎重に行う必要があり、段取り作業に時間がかかる等の問題点があった。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、切り落とし部の挟み込みによる加工液ノズル部分や被加工物の破損防止ができると共に、段取り作業の向上ができるワイヤ放電加工装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明によるワイヤ放電加工装置は、ワイヤ電極と被加工物の間に加工液を噴出し、前記加工液を介して放電を発生させ、前記被加工物をXY軸方向に移動させながら加工するワイヤ放電加工装置において、前記被加工物の下部に設けられ、前記加工液を噴出する下部加工液ノズルと、前記下部加工液ノズルの外側に前記加工液ノズルと一定の間隔を保ち絶縁固定され、夫々+X軸方向、−X軸方向、+Y軸方向および−Y軸方向に正向すべく、少なくとも4個に分割して配置された接触検出部材と、前記被加工物と前記分割された接触検出部材毎の接触を検知する接触検出判定手段とを有し、前記接触検出判定手段による接触検出の結果に基づいて、前記被加工物の前記接触が検出された前記接触検出部材方向への移動を抑制するものである。
【0010】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置は、上述の発明によるワイヤ放電加工装置において、前記接触検出部材は導電性の板状部材および導電性の線材のいずれか一方により4分割以上に分割形成されているものである。
【0011】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置は、ワイヤ電極と被加工物の間に加工液を噴出し、前記加工液を介して放電を発生させ、前記被加工物をXY軸方向に移動させながら加工するワイヤ放電加工装置において、前記被加工物の下部に設けられ、前記加工液を噴出する下部加工液ノズルと、電気絶縁材により構成され、前下部加工液ノズルの外表面に蒸着および接着のいずれか一方にて固着され、夫々+X軸方向、−X軸方向、+Y軸方向および−Y軸方向に正向すべく、少なくとも4個に分割して配置された接触検出電極板と、前記被加工物と前記分割された接触検出電極板毎の接触を検知する接触検出判定手段とを有し、前記接触検出判定手段による接触検出の結果に基づいて、前記被加工物の前記接触が検出された前記接触検出電極板方向への移動を抑制するものである。
【0013】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置は、上述の発明によるワイヤ放電加工装置において、前記接触検出部材は前記下部加工液ノズルに着脱可能に位置決め固定されるものである。
【0014】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置は、上述の発明によるワイヤ放電加工装置において、前記接触検出部材が前記下部加工液ノズルに対して正規の位置に位置決め固定されたことを検出する接触検出有効/無効切換手段を有し、前記接触検出有効/無効切換手段によって前記接触検出部材が前記下部加工液ノズルに対して正規の位置に位置決め固定されたことが検出されている場合のみ前記接触検出判定手段による接触検出を有効にするものである。
【0015】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置は、上述の発明によるワイヤ放電加工装置において、前記接触検出有効/無効切換手段の出力信号によって判別できる有効状態と無効状態とで被加工物のXY軸方向の移動範囲を異なる移動範囲に設定するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図を参照してこの発明に係るワイヤ放電加工装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明するこの発明の実施の形態において、上述の従来例と同一構成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0017】
実施の形態1.
図1、図2はこの発明によるワイヤ放電加工装置の実施の形態1を示している。加工液ノズル11の外側に、下部加工液ノズル11を囲繞すべく接触検出部材30が配置されている。接触検出部材30は、導電性材料により構成され、下部加工液ノズル11の外側に一定の間隔を保ち絶縁部材31を介して下部アーム16より電気絶縁状態で支持されている。
【0018】
接触検出部材30は、+X軸方向に正向している+X軸方向検出片30aと、+Y軸方向に正向している+Y軸方向検出片30bと、−X軸方向に正向している−X軸方向検出片30cと、−Y軸方向に正向している−Y軸方向検出片30dとに電気的に分割され、各検出が個別の導線33a〜33dによって接触検出判定手段32に接続されている。
【0019】
接触検出判定手段32は、定盤13にアース接続され、導通チェックによって定盤13に載置された導電性材料による被加工物12と上述の各軸方向の検出片30a〜30dとの接触検出(判定)を上述の各軸方向毎に個別に行う。
【0020】
つぎに、実施の形態1の動作について説明する。なお、放電加工の方法については、従来例で示したものと同一であるので、その説明は省略し、特に放電加工後の動作について説明する。
【0021】
放電加工後の被加工物12の切り落とし部12aを除去する場合、切り落とし部12aが接触検出部材30に接触していない状態では、落とし部12aを除去しやすい場所にX−Yクロステーブルを移動させて除去する。
【0022】
図1に示すように、切り落とし部12aを除去しやすい場所にX−Yクロステーブルを移動させる途中で、切り落とし部12aが落下して接触検出部材30に接触した場合、たとえば、+X軸方向検出片30aに接触すると、+X軸方向検出片30aが定盤13と導通状態になり、このことが接触検出判定手段32により検知される。
【0023】
この検知により、接触検出判定手段32は、切り落とし部12aが+X軸方向検出片30aに接触したことを制御部(図示せず)に表示すると共に、X−Yクロステーブルを接触軸方向(+X軸方向)に移動できないように制御する。よって、加工液ノズル部分や被加工物12に破損を与えることが回避され、切り落とし部12aを除去しやすい場所にX−Yクロステーブルを移動させて切り落とし部12aを除去することができる。
【0024】
接触検出部材30の検出片の分割個数は、4個に限定されることはなく、必要に応じてそれ以上の個数であってもよく、たとえば8個で接触箇所をより詳細に特定することも可能である。
【0025】
実施の形態2.
図3はこの発明によるワイヤ放電加工装置の実施の形態2を示している。なお、図3において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0026】
この実施の形態では、実施の形態1における接触検出部材30と同等の接触検出部材34が導電性の線材料により構成されており、+X軸方向検出部34a、+Y軸方向検出部34b、−X軸方向検出部34c、−Y軸方向検出部34dのそれぞれが線材料を数回折り返して枠状に形成され、下部加工液ノズル11の外側に一定の間隔を保って絶縁配置されている。
【0027】
この実施の形態でも、切り落とし部12aが落下してこれが接触検出部材34の+X軸方向検出部34aに接触すると、実施の形態1における場合と同様に、+X軸方向検出部34aが定盤13と導通状態になり、このことが接触検出判定手段32により検知され、接触検出判定手段32が、切り落とし部12aが+X軸方向検出部34aに接触したことを制御部(図示せず)に表示すると共に、X−Yクロステーブルを接触軸方向(+X軸方向)に移動できないように制御する。よって、加工液ノズル部分や被加工物12に破損を与えることが回避され、切り落とし部12aを除去しやすい場所にX−Yクロステーブルを移動させて切り落とし部12aを除去することができる。
【0028】
しかも、接触検出部材34の各検出部34a〜34dが線材料で数回折り返した形状に形成しているため、大きな切り落とし部12aが落下し接触しても、衝撃を吸収できると云う効果も得られる。
【0029】
実施の形態3.
図4はこの発明によるワイヤ放電加工装置の実施の形態3を示している。なお、図4においても、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0030】
この実施の形態では、下部加工液ノズル11が電気絶縁材により構成され、この下部加工液ノズル11の外表面に、その円周方向に等分割された各軸方向に正向している接触検出電極板35a〜35dが蒸着または接着されている。
【0031】
この実施の形態でも、切り落とし部12aが落下し、これがたとえば+X軸方向接触検出電極板35aに接触すると、実施の形態1における場合と同様に、+X軸方向接触検出電極板35aが定盤13と導通状態になり、このことが接触検出判定手段32により検知され、接触検出判定手段32が、切り落とし部12aが+X軸方向接触検出電極板35aに接触したことを制御部(図示せず)に表示すると共に、X−Yクロステーブルを接触軸方向(+X軸方向)に移動できないように制御する。よって、加工液ノズル部分や被加工物12に破損を与えることが回避され、切り落とし部12aを除去しやすい場所にX−Yクロステーブルを移動させて切り落とし部12aを除去することができる。
【0032】
しかも、各接触検出電極板35a〜35dが下部加工液ノズル11の外表面に蒸着または接着されているから、部品点数の増加が抑えられると共に、検出部分を小さくすることができ、XY軸方向の移動範囲を定盤13の近くまで設定できるようになる。
【0033】
実施の形態4.
図5、図6はこの発明によるワイヤ放電加工装置の実施の形態4を示している。なお、図5、図6においても、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0034】
この実施の形態では、接触検出部材30と絶縁部材31との組立体が下部加工液ノズル11の基台11aに形成された円環溝11bに着脱可能に嵌合し、絶縁部材31に一体形成された突起片31aが基台11aの円環溝11bの外側に拡大された出入口11cより係合溝11dに入れられ、前記組立体が図6で見て反時計廻り方向へ30度程度回され、突起片31aが係合溝11dの奥壁11eに当接することにより、接触検出部材30が取付方向を一定にして正規位置に位置決め固定される。すなわち、接触検出部材30が下部加工液ノズル11に対してバヨネット式にワンタッチで着脱可能になっている。
【0035】
基台11aの円環溝11bの底部には、導線33a〜33dの接続端子40a、40b、40c、40dが電気絶縁状態で埋め込まれており、接触検出部材30が上述の正規位置に位置決め固定されることにより、接続端子40a〜40dが各軸方向の検出片30a〜30dと導通接続される。
【0036】
係合溝11dの底部には接触検出有効/無効切換用端子41a、41bが電気絶縁状態で埋め込まれており、突起片31aには接続端子41cが埋め込まれており、接触検出部材30が上述の正規位置に位置決め固定されることによって接続端子41cが接触検出有効/無効切換用端子41aと41bとを導通接続し、オン信号によって接触検出部材30が正規位置に位置決め固定されていることを接触検出判定手段32に通知する。
【0037】
この実施の形態においては、上述の接触検出有効/無効切換用端子41a、41bと、接続端子41cとによる接触検出有効/無効切換手段41よりオン信号を与えられている時のみ接触検出判定手段32による接触検出が有効になる。
【0038】
また、接触検出有効/無効切換手段41の出力信号によって判別できる有効状態と無効状態とで異なるX−YクロステーブルのXY軸方向の移動範囲を設定することができる。すなわち、有効状態時には、X−YクロステーブルのXY軸方向の移動範囲を、接触検出部材30が定盤13に接触しない移動範囲に設定し、無効状態時には、X−YクロステーブルのXY軸方向の移動範囲を、下部加工液ノズル11が定盤13に接触しない移動範囲に拡大設定することができる。
【0039】
この実施の形態においては、被加工物12の切り落とし部12aが発生しない形状加工で定盤13の近くまで被加工物12を加工するために、接触検出部材30を下部加工液ノズル11より取り外す場合、接触検出部材30は下部加工液ノズル11に対してバヨネット式に着脱可能であるから、接触検出部材30の取り外しがワンタッチで容易に行われるようになる。
【0040】
また、接触検出部材30が下部加工液ノズル11より取り外されると、接触検出有効/無効切換手段41の出力信号がオフ信号に切り替わり、X−YクロステーブルのXY軸方向の移動範囲が、下部加工液ノズル11が定盤13に接触しない移動範囲に自動的に拡大設定され、XY軸方向の移動範囲を広げて加工することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から理解される如く、この発明によるワイヤ放電加工装置によれば、被加工物と分割された接触検出部材毎の接触が接触検出判定手段によって検知されると、接触が検出された前記接触検出部材方向への被加工物の移動のみが抑制されるから、特別な注意を払わなくとも切り落とし部の挟み込みをしてしまうことなく、被加工物の移動をすることができ、下部加工液ノズル部分および被加工物の破損防止ができ、作業者が被加工物の切り落とし部の除去作業を行う場合のXY軸方向の移動を慎重に行う必要がなくなり、作業性が向上するという効果が得られる。
【0042】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置によれば、接触検出部材が導電性の板状部材あるいは導電性の線材により4分割以上に分割形成されているから、被加工物と分割された接触検出部材毎の接触検出が確実に行われ、特に接触検出部材が線材に構成されていれば、大きな切り落とし部が落下し接触しても、衝撃を吸収できると云う効果も得られる。
【0043】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置によれば、被加工物と分割された接触検出電極板毎の接触が接触検出判定手段によって検知されると、被加工物のXY軸方向の移動が制御されるから、加工液ノズル部分および被加工物の破損防止ができ、作業者が被加工物の切り落とし部の除去作業を行う場合のXY軸方向の移動を慎重に行う必要がなくなり、段取り作業が向上するという効果が得られる。また各接触検出電極板が下部加工液ノズルの外表面に蒸着または接着されているから、部品点数の増加が抑えられると共に、検出部分を小さくすることができ、XY軸方向の移動範囲を定盤の近くまで設定できるようになると云う効果も得られる。
【0044】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置によれば、接触検出部材あるいは接触検出電極板が+X軸方向、−X軸方向、+Y軸方向、−Y軸方向に正向すべく分割配置されているから、被加工物の接触方向が各座標方向に的確に判定できると云う効果が得られる。
【0045】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置によれば、接触検出部材が加工液ノズルに着脱可能に位置決め固定されるから、接触検出が不要な場合には、接触検出部材を加工液ノズルより取り外し、被加工物の移動可能範囲を拡大できると云う効果が得られる。
【0046】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置によれば、接触検出有効/無効切換手段によって接触検出部材が加工液ノズルに対して正規の位置に位置決め固定されたことが検出されている場合のみ接触検出判定手段による接触検出が有効になるから、誤検出が未然に回避される。
【0047】
つぎの発明によるワイヤ放電加工装置によれば、接触検出有効/無効切換手段の出力信号によって判別できる有効状態と無効状態とで被加工物のXY軸方向の移動範囲を異なる移動範囲に設定するから、接触検出部材が加工液ノズルに取り付けられている時と取り外されている時のそれぞれにおいて、被加工物のXY軸方向の移動範囲を許容最大値に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるワイヤ放電加工装置の実施の形態1における下部ワイヤガイド部分を示す断面図である。
【図2】実施の形態1の接触検出ノズル部を示す平面図である。
【図3】この発明によるワイヤ放電加工装置の実施の形態2における下部ワイヤガイド部分を示す断面図である。
【図4】この発明によるワイヤ放電加工装置の実施の形態3における下部ワイヤガイド部分を示す断面図である。
【図5】この発明によるワイヤ放電加工装置の実施の形態4における下部ワイヤガイド部分を示す断面図である。
【図6】実施の形態4の接触検出ノズル部を示す平面図である。
【図7】従来におけるワイヤ放電加工装置の概略構造を示す斜視図である。
【図8】従来におけるワイヤ放電加工装置の下部ワイヤガイド部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ電極,9 下部ワイヤガイド,11 下部加工液ノズル,12 被加工物,12a 切り落とし部,13 定盤,16 下部アーム,30 接触検出部材,30a〜30d 各軸方向の検出片,31 絶縁部材,32 接触検出判定手段,33a〜33d 導線,34 接触検出部材,34a〜34d 各軸方向の検出部,35a〜35d 各軸方向の接触検出電極板,40a〜40d 接続端子,41 接触検出有効/無効切換手段,41a,41b 接触検出有効/無効切換端子,41c 接続端子。

Claims (6)

  1. ワイヤ電極と被加工物の間に加工液を噴出し、前記加工液を介して放電を発生させ、前記被加工物をXY軸方向に移動させながら加工するワイヤ放電加工装置において、
    前記被加工物の下部に設けられ、前記加工液を噴出する下部加工液ノズルと、
    前記下部加工液ノズルの外側に前記下部加工液ノズルと一定の間隔を保ち絶縁固定され、夫々+X軸方向、−X軸方向、+Y軸方向および−Y軸方向に正向すべく、少なくとも4個に分割して配置された接触検出部材と、
    前記被加工物と前記分割された接触検出部材毎の接触を検知する接触検出判定手段とを有し、
    前記接触検出判定手段による接触検出の結果に基づいて、前記被加工物の前記接触が検出された前記接触検出部材方向への移動を抑制する
    ことを特徴とするワイヤ放電加工装置。
  2. 前記接触検出部材は導電性の板状部材および導電性の線材のいずれか一方により4分割以上に分割形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。
  3. ワイヤ電極と被加工物の間に加工液を噴出し、前記加工液を介して放電を発生させ、前記被加工物をXY軸方向に移動させながら加工するワイヤ放電加工装置において、
    前記被加工物の下部に設けられ、前記加工液を噴出する下部加工液ノズルと、
    電気絶縁材により構成され、前下部加工液ノズルの外表面に蒸着および接着のいずれか一方にて固着され、夫々+X軸方向、−X軸方向、+Y軸方向および−Y軸方向に正向すべく、少なくとも4個に分割して配置された接触検出電極板と、
    前記被加工物と前記分割された接触検出電極板毎の接触を検知する接触検出判定手段とを有し、
    前記接触検出判定手段による接触検出の結果に基づいて、前記被加工物の前記接触が検出された前記接触検出電極板方向への移動を抑制する
    ことを特徴とするワイヤ放電加工装置。
  4. 前記接触検出部材は前記下部加工液ノズルに着脱可能に位置決め固定されることを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤ放電加工装置。
  5. 前記接触検出部材が前記下部加工液ノズルに対して正規の位置に位置決め固定されたことを検出する接触検出有効/無効切換手段を有し、前記接触検出有効/無効切換手段によって前記接触検出部材が前記下部加工液ノズルに対して正規の位置に位置決め固定されたことが検出されている場合のみ前記接触検出判定手段による接触検出を有効にすることを特徴とする請求項に記載のワイヤ放電加工装置。
  6. 前記接触検出有効/無効切換手段の出力信号によって判別できる有効状態と無効状態とで被加工物のXY軸方向の移動範囲を異なる移動範囲に設定することを特徴とする請求項に記載のワイヤ放電加工装置。
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