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JP3590467B2 - カラー画像データ記録装置 - Google Patents
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JP3590467B2 - カラー画像データ記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばスチルカメラに設けられ、撮影レンズにより得られた光学像を可視像として保持するとともに、この可視像に対応した画像信号をハードディスク等の記録媒体に記録する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来光学像を記録する材料として、銀塩写真材料が広く用いられている。銀塩写真材料は、光感度および解像度が高く、また経済性も優れている等の特徴を備えているが、現像処理が煩雑であるだけでなく、可視像が撮影と同時に得られないという欠点もある。現像処理を簡単にするために乾式現像法が開発されているが、この現像法においても、即時現像化すなわち撮影時に可視像を得ることは不可能である。
【0003】
一方、非銀塩写真材料としては、電子写真材料、ジアゾ写真材料、フリーラジカル写真材料等が知られている。しかし、これらの写真材料において、銀塩写真材料のような特徴を備えていると同時に即時現像化が可能なものはない。なお、電子写真材料は乾式現像ができ、露光により得られた静電潜像をトナー等によって即時に現像できるので、複写機を中心として広く普及してきた。
【0004】
さて、このような電子写真技術において近年、銀塩写真材料のように記録媒体自体が直接電子的に現像され、かつその現像された可視像が即時に得られる写真材料が開発されてきている。このような電子的に現像される記録媒体を、この明細書では電子現像型記録媒体と呼ぶ。
【0005】
例えば特開平5−2280号公報には、静電情報記録媒体と電荷保持媒体とを組み合わせた記録媒体が開示されており、静電情報記録媒体は光導電層と無機酸化物層を有し、電荷保持媒体は液晶表示素子を有している。この構成では、静電情報記録媒体と電荷保持媒体に電圧が印加された状態で静電情報記録媒体が露光されると、入射光量に応じた電荷が静電情報記録媒体に生成される。静電情報記録媒体に対向して配置された液晶表示素子にかかる電界の強さは、その生成電荷に応じて変化するので、液晶表示素子には光量分布に応じた画像が表示すなわち現像される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
色分解光学部材によって電子現像型記録媒体上に、例えばR,G,Bの複数のカラー画像を現像し、これらのカラー画像を、1つのラインセンサを走査させることによって読み出すことが可能である。しかし、このような構成によると、全てのカラー画像を一時的に格納しておくためのメモリを要するという問題が生じる。
【0007】
本発明は、全てのカラー画像を格納するためのメモリを設けることなくカラー画像を画像データ記録媒体に書き込むことができるカラー画像データ記録装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るカラー画像データ記録装置は、撮像光学系および色分解光学部材によって形成された第1および第2のカラー画像を電子的に現像する電子現像型記録媒体と、この電子現像型記録媒体を走査して、第1および第2のカラー画像を検出する単一のラインセンサと、このラインセンサによって検出された第1のカラー画像を格納するメモリと、このメモリから第1のカラー画像を読み出して画像データ記録媒体に書き込みつつ、ラインセンサによって検出された第2のカラー画像を画像データ記録媒体に書き込む記録媒体書込手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
記録媒体書込手段は、第1および第2のカラー画像を点順次方式によって画像データ記録媒体に書き込んでもよく、あるいは線順次方式によって書き込んでもよい。
【0010】
色分解分解光学系は、撮像光学系によって形成された被写体像を、例えばR、GおよびBに色分解する。
【0011】
記録媒体書込手段は、例えば画像データ記録媒体への書込タイミングに同期して、メモリからカラー画像を読み出す。
【0012】
第2のカラー画像に対するラインセンサの電荷蓄積時間の方が、第1のカラー画像に対するラインセンサの電荷蓄積時間よりも長いことが好ましい。
【0013】
電子現像型記録媒体は例えば、画像に応じた電荷が発生する静電情報記録媒体と、この電荷に応じて可視像が発生するとともにこの可視像を保持可能な電荷保持媒体とを有する。この場合、電荷保持媒体はメモリタイプの液晶を用いた液晶表示素子であることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態を適用したスチルビデオカメラの外観図である。
【0015】
カメラ本体11を前方から見ると、前面の略中央には撮影レンズ等を備えた撮像光学系12が設けられ、撮像光学系12の右上方にはストロボ13が配設されている。またストロボ13とは反対側にはレリーズスイッチ14が設けられている。ファインダ15はカメラ本体11の上面の中央部に設けられ、スキャンスタートスイッチ16等の操作スイッチはファインダ15の側方に設けられている。このカメラにより得られた画像信号を外部の記録装置等に出力するため、カメラ本体11の側面の下部には出力端子17が配設されている。
【0016】
図2はスチルビデオカメラのブロック図である。
システムコントロール回路20はマイクロコンピュータであり、本スチルビデオカメラの全体の制御を行う。
【0017】
撮像光学系12には複数のレンズ群の他、絞り12aが設けられている。撮像光学系12の後方には、後述する電子現像型記録媒体30が配設され、撮像光学系12と電子現像型記録媒体30の間にはクイックリターンミラー21が設けられ、クイックリターンミラー21と電子現像型記録媒体30の間にはシャッタ22が設けられている。クイックリターンミラー21の上方にはファインダ光学系23のピント板23aが配設されている。
【0018】
絞り12a、クイックリターンミラー21およびシャッタ22は、それぞれアイリス駆動回路24、ミラー駆動回路25およびシャッタ駆動回路26によって駆動され、これらの回路24、25、26は露出制御回路27により制御される。露出制御回路27はシステムコントロール回路20から出力される指令信号に従って動作する。すなわち、露出制御時、測光センサ28からの出力信号に基づく露出制御回路27の制御に従って、絞り12aはアイリス駆動回路24により開度を調整される。クイックリターンミラー21は通常、被写体を観察する位置であるダウン位置(実線により示される傾斜状態)に定められ、撮像光学系12を通過した光をファインダ光学系23に導いているが、撮影動作時、露出制御回路27の制御に従い、ミラー駆動回路25によって上方に回動せしめられアップ位置(破線により示される水平状態)に定められる。シャッタ22は通常閉塞しているが、撮影動作時、露出制御回路27の制御に従って、シャッタ駆動回路26によって所定時間開放され、これにより撮像光学系12を通過した光が電子現像型記録媒体30の受光面に照射される。
【0019】
電子現像型記録媒体30は記録媒体駆動回路41の制御に基づいて電圧を印加され、この電圧印加の間に露光されることによって電子現像型記録媒体30には、後述するように、撮像光学系12によって結像された画像が可視像として現像される。なお記録媒体駆動回路41は、システムコントロール回路20から出力される指令信号に従って動作する。
【0020】
電子現像型記録媒体30の近傍には走査機構50が設けられている。走査機構50には、例えばLED(発光素子)から成る光源42とスキャナ光学系43とラインセンサ44がそれぞれ支持されており、これらは走査機構50による走査によって電子現像型記録媒体30に沿って移動する。ラインセンサ44は、例えば2000画素のCCD1次元センサ等を用いることができる。光源42は、シャッタ22の前面すなわち電子現像型記録媒体30の前面に沿って移動可能であり、ラインセンサ44は電子現像型記録媒体30の背面に沿って移動可能である。スキャナ光学系43は光源42とラインセンサ44の間に設けられている。走査機構50による走査において、光源42は電子現像型記録媒体30に対してラインセンサ44とは反対側に位置し、したがって電子現像型記録媒体30により現像された画像は、光源42によって照明され、スキャナ光学系43の作用によってラインセンサ44の受光面に結像される。すなわちスキャナ光学系43は電子現像型記録媒体30を透過した光の経路の途中に設けられ、またラインセンサ44はスキャナ光学系43による画像の結像面上を移動する。
【0021】
撮像光学系12とクイックリターンミラー21の間には、後述する色分解プリズム(図示せず)が設けられており、撮像光学系12によって形成された被写体像はR(レッド)、G(グリーン)およびB(ブルー)に色分解されて電子現像型記録媒体30の各記録領域に結像される。
【0022】
光源42のオンオフ制御は照明光源駆動回路45により行われ、ラインセンサ44に発生した画素信号の読出動作等の制御はラインセンサ駆動回路47により行われる。走査機構50の移動の制御はスキャナ系駆動回路46により行われる。これらの回路45、46、47はシステムコントロール回路20により制御される。
【0023】
ラインセンサ44から読み出された画素信号は、アンプ61により増幅され、A/D変換器62によってデジタル信号に変換される。デジタルの画素信号は、システムコントロール回路20の制御に従って、いったん第1および第2のメモリ64a、64bに格納され、画像処理回路63においてシェーディング補正およびガンマ補正等の処理を施された後、画像データとしてインターフェイス回路65または記録装置制御回路66に入力される。
【0024】
インターフェイス回路65において画像データは、フォーマットの変換等の所定の処理を施され、出力端子17を介して外部のパーソナルコンピュータ(図示せず)等に出力可能である。また画像データは、記録装置制御回路66において、画像圧縮あるいはフォーマットの変換等の所定の処理を施され、画像記録装置67において例えばハードディスクあるいはICメモリカード等の記録媒体に記録可能である。インターフェイス回路65と記録装置制御回路66はシステムコントロール回路20からの指令信号に従って動作する。
【0025】
システムコントロール回路20には、レリーズスイッチ14とスキャンスタートスイッチ16が接続され、これらのスイッチ14、16の操作に従って、撮像動作および画像信号の読出動作等が行われる。またシステムコントロール回路20には、このスチルビデオカメラの種々の設定状態等を表示するための表示素子68と、ストロボ13の発光制御を行うためのストロボ駆動回路69が接続されている。
【0026】
図3は、走査機構50およびこれの近傍の構成を示す斜視図である。
走査機構50の移動部材52は、一対のガイドシャフト51に摺動自在に支持され、第1および第2の脚部52a、52bと支持部52cを有する。第1の脚部52aは、クイックリターンミラー21とシャッタ22の間に張り出している。第2の脚部52bは、電子現像型記録媒体30の背面側に張り出している。支持部52cは第2の脚部52bのさらに後方に設けられている。
【0027】
光源42は第1の脚部52aに、スキャナ光学系43は第2の脚部52bにそれぞれ支持されている。ラインセンサ44は支持部52cに取りつけられ、光源42の後方に位置している。光源42とラインセンサ44は、水平方向に延びている。
【0028】
移動部材52に固定されたラック53はピニオン54に噛合し、このピニオン54は、スキャン駆動モータ55の出力軸に設けられたギア56に噛合している。
【0029】
図4は電子現像型記録媒体30の構成を示す図であり、これは特開平5−2280号公報に開示されたものと同じである。
すなわち電子現像型記録媒体30は静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32を備えており、静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32は電源33によって電圧を印加される。静電情報記録媒体31は、基板34、電極層35、無機酸化物層36および光導電層37を積層して成り、光導電層37は電荷発生層37aと電荷輸送層37bを重合させて構成される。電荷保持媒体32は、液晶支持体38と液晶電極層39の間に液晶40を封入して構成される。静電情報記録媒体31の電荷輸送層37bと電荷保持媒体32の液晶支持体38とは微小間隙をもって対向している。
【0030】
電源33は記録媒体駆動回路41によりオンオフ制御され、電源33がオン状態のとき、電極層35と液晶電極層39の間、すなわち静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32に電圧が印加される。この電圧印加状態で静電情報記録媒体31が露光されると、静電情報記録媒体31には、画像に応じた電荷が発生する。この電荷に応じて、液晶40に作用する電界の強さが変化するため、液晶40には、その画像が可視像として表示され、被写体像が現像される。この電荷保持媒体32はメモリタイプの液晶を用いた液晶表示素子であり、現像された可視像は電界を除去しても保持される。メモリタイプの液晶を用いた液晶表示素子は、加熱装置(図示せず)を用いて所定の温度に加熱することにより、現像された可視像を消去させることもでき、その場合は繰り返し同一記録媒体を用いることもできる。
【0031】
図5は色分解プリズム71を示している。すなわち、撮像光学系12を通過した光線は色分解プリズム71によって、R、GおよびBに分解されて3つの出射面71a、71b、71cから出力され、電子現像型記録媒体30の3つの記録領域30a、30b、30cに、R、G、Bのカラー画像がそれぞれ形成される。
【0032】
図6は、撮像動作とラインセンサ44からの画素信号の読出動作とを示すタイミングチャートである。
【0033】
レリーズスイッチ14が押下されたことが検知されると(符号S11)、測光センサ28からの出力信号すなわち測光値が検出される。この測光値に基づいて露出演算が開始される(符号S12)。また、レリーズスイッチ14が押下されてから所定時間が経過した後、記録媒体駆動回路41から記録媒体活性化信号が出力され(符号S13)、これにより電源33がオン状態となって静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32に電圧が印加される。次いで、露出演算が完了したことが確認されると(符号S14)、この演算結果に従って撮像動作が行われる。
【0034】
絞り12aの開度が全開状態から所定開度まで変化し(符号S15)、またクイックリターンミラー21がダウン状態からアップ状態に変化する(符号S16)。ミラー21のアップ状態への変化と絞り12aの開度調整が完了したことが確認されると、シャッタ22が開放する(符号S17)。露出演算により求められた露出期間が経過し、露出が完了したことが検出されると、シャッタ22が閉じる(符号S18)。このシャッタ22の閉塞動作の完了に伴い、ミラー21がダウン状態に変化するとともに(符号S19)、絞り12aが全開状態まで開放し(符号S20)、記録媒体活性化信号の出力が停止される(符号S21)。
【0035】
すなわち、記録媒体活性化信号は少なくともシャッタ22が開放している間出力され、この間、電子現像型記録媒体30に所定の電圧が印加される。そして、この状態で露光されることにより、電子現像型記録媒体30には被写体像が可視像として現像される。この可視像は記録媒体活性化信号の出力が停止しても保持される。
【0036】
その後、ミラー21と絞り12aが初期状態に復帰したことが確認されると、ミラー21と絞り12aの駆動が停止され、この撮像動作は終了する。
【0037】
次いで、スキャンスタートスイッチ16が押されると、走査機構50による走査が開始し、次に述べる読出動作が行われる。
【0038】
スキャナ駆動指令信号が出力されたことが確認されると(符号S31)、シャッタ22が開放され(符号S32)、光源42が点灯される(符号S33)。そして、スキャナ系駆動信号が出力され(符号S34)、スキャン駆動モータ55が正転し、走査機構50の移動部材52が上昇し始める(符号S35)。また、走査機構50の駆動が開始されたのと略同時にラインセンサ駆動電源がオン状態となる(符号S36)。
【0039】
ラインセンサ44が読み出し開始位置に定められたことが確認されると、スキャナ系駆動信号の出力が停止され(符号S37)、スキャン駆動モータ55が停止される(符号S38)。これによりラインセンサ44は、電子現像型記録媒体30のうち、例えばB信号が記録された記録領域30cの下端部に位置決めされる。このような停止動作は、例えばスキャン駆動モータ55を回転駆動するためのパルス信号を計数すること等によって制御される。
【0040】
次いでラインセンサ44に対する露出が開始され、電荷蓄積が行われる(符号S39)。所定時間が経過し、ラインセンサ44の露出が完了したことが確認されると、ラインセンサ44の読出動作が開始され、1水平走査線分の画素信号の出力が開始される(符号S40)。そしてスキャン駆動モータ55を正転させるスキャナ系駆動信号が出力され(符号S41)、移動部材52がさらに上昇し始める(符号S42)。この上昇動作の間、画素信号が第1のメモリ64aに格納される。
【0041】
この移動部材52の移動中において、1水平走査線分の画素信号がラインセンサ44から読み出されてメモリ64aに格納されたことが確認されると、その読出動作が停止される(符号S43)。なお、この読出動作の終了は、例えばラインセンサ駆動回路47から出力されるラインセンサ44を駆動するためのパルス信号を計数することにより制御される。
【0042】
ラインセンサ44が次の水平走査線の位置に定められたことが確認されると、スキャナ系駆動信号の出力が停止され(符号S44)、スキャン駆動モータ55が停止される(符号S45)。この停止動作は、例えばスキャン駆動モータ55を回転駆動するためのパルス信号を計数すること等によって制御される。
【0043】
このようにしてB信号に関する1画面分の読み出しが完了すると(符号S46)、次にラインセンサ44は、G信号が記録された記録領域30bの下端部に位置決めされる。そして、上述したのと同様な動作が行われ、1画面分のGの画素信号が読み出されて第2のメモリ64bに格納される。
【0044】
次いでラインセンサ44は、R信号が記録された記録領域30aの下端部に位置決めされ、Rの画素信号の読み出しが開始される。Rの画素信号は、BおよびGの画素信号とは異なり、メモリ64a、64bに格納されずに、画像記録装置67に出力され、ハードディスク等の記録媒体に書き込まれる。また、この時、BおよびGの画素信号も記録媒体に書き込まれる。
【0045】
このように本実施形態は、BおよびG信号はメモリ64a、64bに格納された後、ハードディスクに書き込まれるが、R信号はメモリ64a、64bを介することなくハードディスクに書き込まれるように構成されているため、R,G,Bの全てのカラー画像をメモリに格納する構成と比較し、メモリの容量を大幅に削減することができる。
【0046】
図7は、R,G,Bの画素信号の記録媒体への書き込み動作を示すタイミングチャートであり、期間PBは図6に示す期間PBに対応している。すなわちこの期間PBでは、Bの画素信号がラインセンサ44から読み出されるとともに(符号S51)、第1のメモリ64aに書き込まれる(符号S52)。また期間PGでは、Gの画素信号がラインセンサ44から読み出されるとともに(符号S53)、第2のメモリ64bに書き込まれる(符号S54)。期間PRでは、期間PB、PGとは異なり、BおよびGの画素信号がそれぞれ第1および第2のメモリ64a、64bから読み出されるとともに(符号S55、S56)、Rの画素信号がラインセンサ44を介して読み出され(符号S57)、これと同時に、これらの信号は記録媒体に書き込まれる(符号S58)。
【0047】
図8は、図7に示す期間PRにおいてシステムコントロール回路20から出力される制御信号を示すタイミングチャートである。
【0048】
第1のメモリ64aの読出しデータイネーブル信号が出力されている間(符号S61)に、ハードディスクへの書込みクロックが出力され(符号S62)、Bの画素信号(n)がハードディスクに書き込まれる。第1のメモリ64aのイネーブル信号の出力が停止した後、第2のメモリ64bの読出しデータイネーブル信号が出力され(符号S63)、この間にハードディスクへの書込みクロックが出力され(符号S64)、Gの画素信号(n)がハードディスクに書き込まれる。第2のメモリ64bのイネーブル信号の出力が停止した後、ラインセンサ44の読出しデータイネーブル信号が出力され(符号S65)、この間にハードディスクへの書込みクロックが出力され(符号S66)、Rの画素信号(n)がハードディスクに書き込まれる。
【0049】
このようにしてn番目のR,G,Bの画素信号がハードディスクに書き込まれた後、同様にして(n+1)番目のR,G,Bの画素信号がハードディスクに書き込まれる。
【0050】
上述したように本実施形態では、メモリ64a、64bからBとGの画素信号が読み出されてハードディスクに書き込まれつつ、ラインセンサ44によって検出されたRの画素信号がハードディスクに書き込まれる。すなわち本実施形態では、ハードディスクへの記録は点順次方式に従って行われるが、各メモリおよびラインセンサのイネーブル期間を1ライン分のデータ読み出し期間とすれば、線順次方式によって記録することも可能である。
【0051】
図9は、ラインセンサ44における電荷の蓄積時間DTと、ラインセンサ44からの画素信号の読出時間RTとの関係を示している。読出時間RTはラインセンサ44の性能等によって定まり、一定であるのに対し、蓄積時間DTはR,G,B毎に異なる。蓄積時間DTは、ラインセンサ駆動回路47によって制御され、R,G,B毎に独立に定められる。このように各色毎に電荷蓄積時間DTを独立に制御するのは、色分解プリズム71の光の利用率、およびR、G、Bの各色に対するラインセンサ44の比視感度特性の違いの影響を除去してカラー画像を得るためである。
【0052】
上述したように本実施形態では、R,G,Bの各色において、ラインセンサ44に対する蓄積時間DTの最も長いカラー画像(上述の例では、Rの画素信号)が、最後に電子現像型記録媒体30から読み出されるように構成されている。これは、ハードディスクへの書き込みに要する時間が、メモリ64a、64bへの書き込み時間よりもはるかに長いからである。すなわちハードディスクへの書き込み動作の周期は、例えば、メモリ64a、64bへの書き込み動作の周期の約10倍である。
【0053】
ハードディスク装置では、書き込みヘッドがハードディスクに1本の水平走査線のデータを書き込んだ時、図10に示すように、ハードディスクに次の水平走査線のデータを書き込むことができる状態になるまでに、所定のオーバーヘッド時間OHが必要である。このオーバーヘッド時間OHは電荷蓄積時間DTよりも長いので、オーバーヘッド時間OHと電荷蓄積時間DTの差は無駄になる。したがって、本実施形態ではオーバーヘッド時間OHは最も長い電荷蓄積時間DT(Rの画素信号に対応する)にオーバーラップし、無駄な時間ができるだけ短縮され、これにより全てのカラー画像信号をハードディスクに記録するための時間が短縮されている。なお図中、符号RTHはハードディスクにRの画素信号を書き込む時間を示す。
【0054】
なお電子現像型記録媒体30は上述した構成のものに限定されず、画像を電子的に現像するものであれば、他の構成であってもよい。
【0055】
また本発明は、上記実施例のように一眼レフカメラに限定されず、レンズシャッタ式カメラにも適用できる。なおレンズシャッタ式カメラの場合には、上記実施例のようにスキャナ系駆動時に再びシャッタ22を開放する必要はない。
【0056】
スキャナ光学系43は、単レンズの他、マイクロレンズアレー、セルフォックスレンズアレー等を利用することができる。
【0057】
さらに、画像記録装置67に装着される記録媒体は、光磁気ディスク等の光磁気記録媒体であってもよい。
【0058】
またラインセンサ44は、電子現像型記録媒体30において反射した光を検出するように配設されていてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、全てのカラー画像を格納するためのメモリを設けることなくカラー画像を画像データ記録媒体に書き込むことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用したスチルビデオカメラの外観図である。
【図2】図1のスチルビデオカメラの回路構成を示すブロック図である。
【図3】走査機構およびこれの近傍の構成を示す斜視図である。
【図4】電子現像型記録媒体の構成を示す図である。
【図5】色分解プリズムを示す図である。
【図6】撮像動作とラインセンサからの画素信号の読出動作とを示すタイミングチャートである。
【図7】R,G,Bの画素信号の記録媒体への書き込み動作を示すタイミングチャートである。
【図8】図7に示す期間PRにおいてシステムコントロール回路から出力される制御信号を示すタイミングチャートである。
【図9】ラインセンサにおける電荷の蓄積時間と、ラインセンサからの画素信号の読出時間との関係を示す図である。
【図10】ラインセンサにおける電荷蓄積時間とハードディスクのオーバーヘッド時間との関係を示す図である。
【符号の説明】
12 撮像光学系
30 電子現像型記録媒体
42 光源
43 スキャナ光学系
44 ラインセンサ
64a、64b メモリ
50 走査機構
71 色分解プリズム

Claims (7)

  1. 撮像光学系および色分解光学部材によって形成された第1および第2のカラー画像を電子的に現像する電子現像型記録媒体と、この電子現像型記録媒体を走査して、前記第1および第2のカラー画像を検出する単一のラインセンサと、このラインセンサによって検出された前記第1のカラー画像を格納するメモリと、このメモリから前記第1のカラー画像を読み出して画像データ記録媒体に書き込みつつ、前記ラインセンサによって検出された前記第2のカラー画像を前記画像データ記録媒体に書き込む記録媒体書込手段とを備え、前記第2のカラー画像に対するラインセンサの電荷蓄積時間の方が、前記第1のカラー画像に対するラインセンサの電荷蓄積時間よりも長いことを特徴とするカラー画像データ記録装置。
  2. 前記記録媒体書込手段は、点順次方式によって前記第1および第2のカラー画像を画像データ記録媒体に書き込むことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像データ記録装置。
  3. 前記記録媒体書込手段は、線順次方式によって前記第1及び第2のカラー画像を画像データ記録媒体に書き込むことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像データ記録装置。
  4. 色分解分解光学系は、撮像光学系によって形成された被写体像をR、GおよびBに色分解することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像データ記録装置。
  5. 前記記録媒体書込手段は、前記画像データ記録媒体への書込タイミングに同期して、前記メモリからカラー画像を読み出すことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像データ記録装置。
  6. 前記電子現像型記録媒体が、画像に応じた電荷が発生する静電情報記録媒体と、この電荷に応じて可視像が発生するとともにこの可視像を保持可能な電荷保持媒体とを有することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像データ記録装置。
  7. 前記電荷保持媒体がメモリタイプの液晶を用いた液晶表示素子であることを特徴とする請求項に記載のカラー画像データ記録装置。
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