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JP3590472B2 - 真空遮断器 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は真空遮断器に関するものであり、特にベローズの固有振動周期の位相と、ベローズが駆動装置から受ける駆動力の加速度の位相との関係を調節することにより、ベローズの疲労寿命の長期化を図ったベローズを備える真空遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9に従来の真空バルブ1を示す。円筒型の絶縁容器2の両端には固定電極側端板3と可動電極側端板4とが気密に取り付けられ、真空容器を構成している。固定電極側端板3には先端に固定電極5を備える電極棒6が貫通して気密に取り付けられ、一方、可動電極側端板4の中央にはベローズ7が気密に取り付けられ、先端に可動電極8を備える可動電極棒9はベローズ7の内側を挿通してベローズ7の他側と気密に連結されている。このような真空バルブ1では、以上の構成により内部の真空を保っている。
なお、真空バルブ1は固定電極4と可動電極8との開閉動作により大電流の投入/遮断を繰り返し行うため、電流遮断時に発生するアーク等により固定電極5および可動電極8の成分が絶縁容器2の内壁に付着しないようにアークシールド10を設けている。
【0003】
また、真空バルブ1の可動電極棒9はカムおよびばね等を用いた機械式の操作装置である駆動装置11に連結されている。
このような真空バルブ1に於いては、駆動装置11が可動電極棒9を駆動して、可動電極8が固定電極5に対して離間した状態である開位置から、電流を投入するために可動電極8が固定電極5に当接する閉位置まで移動する閉成動作と、固定電極5と可動電極8との間に流れる電流を遮断するために可動電極8が閉位置から開位置まで移動する開離動作とからなる開閉動作を行うことにより電流を断続的に流す装置として用いることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、真空バルブ1は電流を投入/遮断するために、固定電極5と可動電極8との開閉動作を高速で行う必要がある。また、図10に示すように一般的に駆動装置11の第1時点である開閉動作開始時および第2時点である開閉動作完了時には、ベローズ7に駆動装置11が可動電極棒9を駆動する駆動力の加速度が伝わる。このため、真空バルブ1を高速で駆動させると、ベローズ7の中心付近に過渡振動が生じ、過渡振動減衰後に残る静的な応力よりも高い応力ピークが生じる。従って、一般的にベローズの疲労寿命は定速動作時よりも高速動作時の方が低下する。
一般的に、図10に示すように第1時点である開閉動作開始時に於いてベローズ7の固有振動の加速度Aが発生する位相と、ベローズ7を振動させる第1の加速度であるベローズ7が駆動装置11から受ける駆動力の加速度A’の位相とが同位相になることは避けられない。しかし、このように第2時点である開閉動作完了時に於いても固有振動の加速度Aの位相と、第1の加速度と反対方向に駆動装置11が可動電極棒9の移動を制止するために発生する第2の加速度である駆動力の加速度A’の位相とが同位相となる場合には、ベローズ7の中心付近に生じる過渡振幅が増幅されるため、ベローズ7の疲労寿命の低下が著しくなり、また、開離動作と閉成動作とで可動電極棒9の駆動速度が異なる場合には、開閉動作完了時に於いてベローズ7の固有振動の加速度Aが発生する位相とベローズ7が駆動装置11から受ける駆動力の加速度A’の位相とが同位相となる確率が高くなるので、ベローズ7の疲労寿命の低下がより一層顕著になるという問題があった。
さらにまた、駆動装置11が固定電極5と可動電極8との開閉動作完了時の衝撃を緩和するための衝撃緩和装置を備える場合は、可動電極棒9の変位Lおよび駆動力の加速度A’の時間変化特性は図11のように動作停止前に変位Lの変化量が変曲点を境に緩やかになる。このような駆動装置11により駆動される真空バルブ1では、開閉動作完了時だけでなく、変曲点に於いても駆動力の加速度が発生するため、この変曲点に於いて固有振動の加速度の位相と駆動力の加速度の位相とが同位相となるとベローズの疲労寿命の低下がより一層顕著となるという問題があった。
【0005】
一般的にベローズの疲労寿命の低下は、ベローズの疲労破壊を通じて真空バルブの真空破壊を招くため、真空バルブとしての機能喪失という致命的な問題を引き起こす可能性がある。
また、このような問題を解決するためにベローズの疲労寿命の向上を図る方法として、ベローズの山数、軸方向および径方向の寸法増加等によるベローズ自体の大型化により、過渡振動等によるベローズが受ける応力を相対的に低減し、疲労寿命に余裕を持たせる方法があるが、ベローズの大型化は真空バルブの大型化を招くためコストが嵩むという課題があり、さらにまた、ベローズを大型化しても、ベローズの固有振動の加速度の位相と、ベローズが駆動装置11から受ける駆動力の加速度の位相とが同位相となる条件で使用すると、前述した問題と同様な問題が生じるため、ベローズの疲労寿命の向上に十分な効果が得られない場合もあるという課題があった。
【0006】
従って、この発明の目的は上述したような課題を解決したベローズを備える真空バルブを提供することであり、特に、既存のパーツを用いて疲労寿命の長期化を図ったベローズを備える経済性および信頼性の高い真空遮断器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の真空遮断器は、円筒状の真空容器と、真空容器を貫通して気密に取り付けられ、少なくとも一方が真空容器内で閉位置および開位置間で移動可能な可動電極である一対の電極と、可動電極に設けられて、可動電極を真空容器に対して可動かつ気密にするべローズと、可動電極に連結されて、可動電極を閉位置および開位置間で駆動し、可動電極の開閉動作中の早くとも開閉動作開始時である第1時点で可動電極に連結されたべローズを振動させる第1の加速度を与え、可動電極の開閉動作中遅くとも開閉動作完了時である第2時点で第1の加速度と反対方向の第2の加速度を与える操作装置とを備え、開閉動作の開離動作および閉成動作の少なくとも一方に於いて、べローズ全体の軸方向の固有振動周期T1、べローズに第1の加速度が発生する第1時点から第2の加速度が作用する第2時点までの時間間隔T2および整数Nが、N−1/4<T2/T1<N+1/4を満たす関係にある。
【0008】
請求項2記載の真空遮断器に於いては、第1時点が可動電極の開閉動作が開始される開閉動作開始時である。
【0009】
請求項3記載の真空遮断器に於いては、第2時点が可動電極の開閉動作が完了した開閉動作完了時である。
【0010】
請求項4記載の真空遮断器に於いては、操作装置が衝撃緩和装置を備え、第2時点が可動電極の開閉動作完了前にある。
【0011】
請求項5記載の真空遮断器に於いては、べローズは、互いに気密に連結されて山数が互いに異なる複数のべローズ片を備えてなる。
【0012】
請求項6記載の真空遮断器に於いては、べローズは、複数のべローズ片と、べローズ片を互いに気密に連結する連結具を備えてなる。
【0013】
請求項7記載の真空遮断器に於いては、操作装置が、可動電極の開離動作時と閉成動作時とでその駆動速度が互いに異なり、電極間の距離を開離動作時と閉成動作時とで異ならしめる電極間距離調節装置を備えてなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1および図2にこの発明の真空バルブ12および固有振動周期調節型のベローズ13を示す。真空バルブ12に於いて、ベローズ13以外の構成は従来例と全く同様である。
ベローズ13は図2に詳しく示すように、山数の異なる複数のベローズ片であるベローズ片14、15を気密に連結する連結具である連結金具16で連結したものである。従って、ベローズ片14、15の山数の組み合わせを変えることにより、ベローズ13の固有振動周期を自在に調節することができる。なお、このように複数のベローズ片14、15の組み合わせにより、ベローズ13の全体の長さ、定速駆動時の静的な発生応力の特性、バネ定数等をも調節することができる。
【0015】
ここで、ベローズ13の固有振動周期をT1、開離動作および閉成動作の所要時間をT2とすると一般的にT1≪T2であるから、T1、T2および整数Nが、
T2=NT1・・・(1)
を満たすようにT1を設定すれば、可動電極棒9の変位L、駆動力の加速度A’、ベローズ13の中心付近における軸方向の変位Xおよびベローズ13の加速度Aの時間変化特性は図3に示すようになる。このとき、当接および離間動作終了時に駆動力の加速度A’と加速度Aとが逆位相となり、駆動力の加速度A’がベローズ13の振動を制止する方向に働くので、ベローズ13に掛かる応力が低下し、ベローズ13の疲労寿命を延ばすことが可能である。
また、(1)式は理想的な条件であるが、(1)式を常に満たすことは困難である。一方、駆動力の加速度A’と加速度Aとの位相が一致していなくても、互いに逆位相であれば、小さいながらも理想条件と同様の効果が得られる。
ここで、駆動力の加速度A’と加速度Aとが逆位相となるためには、(1)式の条件を示す図3に於いて、T1のずれが前後四半周期以内であれば良い。よって、T1、T2、Nが、
N−1/4<T2/T1<N+1/4・・・(2)
を満たすようにベローズ片14、15を組み合わせてT1を設定すれば、開閉動作完了時にベローズ13の振動を制止する方向に駆動力の加速度A’が働き、ベローズ13の疲労寿命を延ばすことができる。
【0016】
この実施形態に於いては、既存のベローズ片の組み合わせによりベローズ全体としての固有振動周期を調節することができるので、経済的に、また、全体の長さ、定速駆動時の静的な発生応力の特性、バネ定数等をも調節することができるので、ベローズ全体の長さを従来のベローズの長さと変えることなく、従って、真空バルブの大きさを変えることなく疲労寿命が長く信頼性の高いベローズを備える真空遮断器を提供することができる。
【0017】
また、実施形態1では2種類のベローズ片3つを用いてベローズ13を構成したが、ベローズ13の固有振動周期T1を調節するために互いに山数の異なる複数のベローズ片を本実施形態とは異なる組み合わせで用いてベローズ全体の固有振動周期を調節しても同様の効果を得ることができる。
【0018】
実施の形態2.
図4にこの発明の他の実施形態の真空バルブの固有振動周期調節型のベローズ21を示す。実施形態2の真空バルブに於いて、ベローズ21以外の構成は実施形態1と全て同様である。
ベローズ21は図4に詳しく示すように、全く同一の3つのベローズ片22を互いに質量の異なる連結金具23と、連結金具24とで真空漏れのないように気密に連結したものである。この実施形態2に於いては、複数のベローズ片22を連結している連結金具23、24の質量の組み合わせを変えることにより、ベローズ21の固有振動周期を自在に調節することができる。
【0019】
この実施形態2に於いても実施形態1と同様にベローズ21の固有振動周期T1、開離動作および閉成動作の所要時間T2および整数Nが、実施形態1に記した(2)式を満たすようにT1を設定すれば、実施形態1と同様に疲労寿命が長く信頼性の高いベローズ21を備えた真空バルブを提供することができる。
【0020】
また、実施形態2では3つの同一のベローズ片を互いに質量の異なる2つの連結金具23、24で連結してベローズ21を構成したが、ベローズ21の固有振動周期T1を調節するために複数の同一のベローズ片の数量および連結金具の質量を本実施形態とは異なる組み合わせとしてベローズ21を構成しても、上記の場合と同様の効果を得ることができる。
【0021】
実施の形態3.
図5にこの発明の真空バルブの他の実施形態を示す。この実施形態3に於いて、駆動装置31以外の構成は実施形態1と同様である。
実施形態3の真空バルブ30の駆動装置31は、当接および離間動作終了時に働く衝撃緩和装置(図示しない)を備えるので、真空バルブ30の可動電極棒9の変位Lおよび駆動力の加速度A’の時間変化特性は図6に示すように動作停止前に変位Lの変化量が不連続点である変曲点32を境に緩やかになり、これに伴い、前述したように変曲点32ではベローズ33に掛かる駆動力の加速度A’が発生する。
【0022】
ここで、実施形態1と同じ原理により、ベローズ33の固有振動周期T1と、開閉動作開始時から駆動装置31の時間変位における変曲点32までの所要時間T3と、整数Nとが、
N−1/4<T3/T1<N+1/4・・・(3)
を満たすように連結金具34により気密に連結されベローズ33を構成するべローズ片35、36の組み合わせを変えてT1を調節すれば、変曲点32に於けるベローズ33の固有振動の加速度の位相と駆動力の加速度の位相とを逆位相とすることができる。
また、このように衝撃緩和装置を備える駆動装置31に於いても開閉動作開始時にベローズ33に働く駆動力の加速度が発生することは実施形態1と同様である。従って、ベローズ33の固有振動周期T1、開離動作および閉成動作の所要時間T2および整数Nが、実施形態1で示した(2)式を満たすと同時にT1、T3およびNが(3)式を満たすようにT1を調節すれば、変曲点32と開閉動作完了時との両方に於いてベローズ33の固有振動の加速度の位相と駆動力の加速度の位相とを逆位相とすることができるので、ベローズ32の疲労寿命の長期化が図れると同時に真空バルブ30の信頼性の向上が図れる。
【0023】
このように駆動装置31が衝撃緩和装置を備える実施形態3の真空バルブ30に於いては、実施形態2と同様に複数の同一のベローズ片同士を連結する連結金具の質量を変えてベローズ33の固有振動周期T1を調節しても同様な効果を得ることができる。
【0024】
実施の形態4.
図7にこの発明の真空バルブの他の実施形態を示す。この実施形態4に於いては、駆動装置40の構成は実施形態1と同一である。
実施形態4の真空バルブ41の駆動装置は、開離動作時および閉成動作時とで可動電極棒9の駆動速度がそれぞれV、V’と異なる。
そこで、実施形態4では、図8に示すように開離動作と閉成動作とのそれぞれの所要時間T2が等しくなるように、駆動装置40に設けられた電極間距離調節装置(図示しない)が開離動作時と閉成動作時に於ける可動電極9の変位となる固定電極5と可動電極9との間の電極間距離を両動作の合間に調節している。従って、開離動作時の変位D、閉成動作時の変位D’およびV、V’は
D/V=D’/V’=T2・・・(4)
を満たす。
また、駆動装置40はカムおよびばね等を用いた機械式のもの、またはソレノイド等を用いた電磁式のものであるが、駆動装置40が機械式の場合はカムの回転角等を調節することによって、電磁式の場合はソレノイドに流れる電流を制御することによって、(4)式を満たすことが可能である。なお、このような電極間距離の調節は、電極間距離が十分離れた状況に於いて駆動力の加速度がほとんど発生しないように滑らかに行うものであり、真空バルブ41の疲労寿命および機能等に支障は来さないものである。
【0025】
従って、実施形態4に於いても実施形態1と同様な原理で真空バルブ41のベローズ42を構成する連結金具43で気密に連結された互いに山数の異なる複数のベローズ片44、45をベローズ42の固有振動周期T1と、開離動作および閉成動作の所要時間T2と、整数Nとが実施形態1に記した(1)式を満たすように調節すれば、開閉動作完了時に於ける固有振動の加速度の位相とベローズ42が受ける駆動力の加速度の位相とが逆位相となるので、ベローズ42の疲労寿命の長期化および真空バルブ41の信頼性の向上を図ることができる。
【0026】
このように実施形態4の真空バルブ41に於いては、実施形態2と同様に複数の同一のベローズ片同士を気密に連結する連結金具43の質量を変えてベローズ42の固有振動周期T1を調節しても同様な効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の真空遮断器は、円筒状の真空容器と、真空容器を貫通して気密に取り付けられ、少なくとも一方が真空容器内で閉位置および開位置間で移動可能な可動電極である一対の電極と、可動電極に設けられて、可動電極を真空容器に対して可動かつ気密にするべローズと、可動電極に連結されて、可動電極を閉位置および開位置間で駆動し、可動電極の開閉動作中の早くとも開閉動作開始時である第1時点で可動電極に連結されたべローズを振動させる第1の加速度を与え、可動電極の開閉動作中の遅くとも開閉動作完了時である第2時点で第1の加速度と反対方向の第2の加速度を与える操作装置とを備え、開閉動作の開離動作および閉成動作の少なくとも一方に於いて、べローズ全体の軸方向の固有振動周期T1、べローズに第1の加速度が発生する第1時点から第2の加速度が作用する第2時点までの時間間隔T2および整数Nが、N−1/4<T2/T1<N+1/4を満たす関係にあるので、開閉動作完了時に於いてベローズが駆動装置から受ける駆動力の加速度とベローズ全体の固有振動の加速度とが逆位相となり、ベローズに掛かる応力を低減させることによりベローズの疲労寿命を延ばすことが可能である。
【0028】
請求項5記載の真空遮断器に於いては、べローズは、互いに気密に連結されて山数が互いに異なる複数のべローズ片を備えてなるので、ベローズ片の組み合わせを変えることにより、ベローズの固有振動周期を調節することができる。
【0029】
請求項6記載の真空遮断器に於いては、べローズは、複数のべローズ片と、べローズ片を互いに気密に連結する連結具を備えてなるので、連結具の質量を変えることによりベローズの固有振動周期を調節することができる。
【0030】
請求項7記載の真空遮断器に於いては、操作装置が、可動電極の開離動作時と閉成動作時とでその駆動速度が互いに異なり、電極間の距離を開離動作時と閉成動作時とで異ならしめる電極間距離調節装置を備えてなるので、開離動作と閉成動作との所要時間を調節することにより、開閉動作完了時に於けるベローズが駆動装置から受ける駆動力の加速度とベローズの固有振動の加速度とを逆位相とすれば、ベローズに掛かる応力を低減させることによりベローズの疲労寿命を延ばすことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の真空遮断器を示す概念図である。
【図2】この発明の真空遮断器のベローズを示す概念図である。
【図3】この発明の真空遮断器のベローズの動作の時間変化特性を表す図である。
【図4】この発明の他の実施形態の真空遮断器のベローズを示す概念図である。
【図5】この発明の他の実施形態の真空遮断器のベローズを示す概念図である。
【図6】この発明の他の実施形態の真空遮断器のベローズの動作の時間変化特性を表す図である。
【図7】この発明の他の実施形態の真空遮断器のベローズを示す概念図である。
【図8】この発明の他の実施形態の真空遮断器のベローズの動作の時間変化特性を表す図である。
【図9】従来の真空遮断器のベローズを示す概念図である。
【図10】従来の真空遮断器のベローズの動作の時間変化特性を表す図である。
【図11】従来の真空遮断器の衝撃緩和装置を備える駆動装置によるベローズの動作の時間変化特性を表す図である。
【符号の説明】
2 絶縁容器、3 固定電極側端板、4 可動電極側端板、5 固定電極、6電極棒、8 可動電極、9 可動電極棒、10 アークシールド、11,31、40 駆動装置、12,30,41 真空バルブ、13,21,33,42 ベローズ、14,15,22,35,36,44,45 ベローズ片、16,23,24,34,43 連結金具、32 変曲点。

Claims (7)

  1. 円筒状の真空容器と、
    上記真空容器を貫通して気密に取り付けられ、少なくとも一方が上記真空容器内で閉位置および開位置間で移動可能な可動電極である一対の電極と、
    上記可動電極に設けられて、上記可動電極を上記真空容器に対して可動かつ気密にするべローズと、
    上記可動電極に連結されて、上記可動電極を上記閉位置および上記開位置間で駆動し、上記可動電極の開閉動作中の早くとも開閉動作開始時である第1時点で上記可動電極に連結された上記べローズを振動させる第1の加速度を与え、上記可動電極の開閉動作中の遅くとも開閉動作完了時である第2時点で上記第1の加速度と反対方向の第2の加速度を与える操作装置とを備え、
    上記開閉動作の開離動作および閉成動作の少なくとも一方に於いて、上記べローズ全体の軸方向の固有振動周期T1、上記べローズに上記第1の加速度が発生する上記第1時点から上記第2の加速度が作用する上記第2時点までの時間間隔T2および整数Nが、
    N−1/4<T2/T1<N+1/4
    を満たす関係にある真空遮断器。
  2. 上記第1時点が上記可動電極の上記開閉動作が開始される開閉動作開始時である請求項1記載の真空遮断器。
  3. 上記第2時点が上記可動電極の上記開閉動作が完了した開閉動作完了時である請求項1あるいは2記載の真空遮断器。
  4. 上記操作装置が衝撃緩和装置を備え、上記第2時点が上記可動電極の開閉動作完了前にある請求項1あるいは2記載の真空遮断器。
  5. 上記べローズは、互いに気密に連結されて山数が互いに異なる複数のべローズ片を備えてなる請求項1乃至4のいずれか記載の真空遮断器。
  6. 上記べローズは、複数のべローズ片と、上記べローズ片を互いに気密に連結する連結具を備えてなる請求項1乃至5のいずれか記載の真空遮断器。
  7. 上記操作装置が、上記可動電極の上記開離動作時と上記閉成動作時とでその駆動速度が互いに異なり、上記電極間の距離を上記開離動作時と上記閉成動作時とで異ならしめる電極間距離調節装置を備えてなる請求項1乃至6のいずれか記載の真空遮断器。
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