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JP3591830B2 - 回路基板ケース - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンやパチンコ機等の遊技装置に内蔵される遊技用回路基板用の回路基板ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技場の遊技機として、例えばスロットマシンあるいはパチンコ機がある。スロットマシンの場合を例にとれば、これは、遊技者が回転するリールの操作を行うものであって、3個のリールを同時にあるいは個々に回転させた後、停止させた時のリールに表示された絵柄の所要の組合わせの成否を楽しむゲーム機である。
【0003】
図15中、10は、スロットマシンを示すものである。スロットマシン10は、同図に示すように、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。スロットマシン10の内部には、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置100が内蔵されている。
【0004】
スロットマシンで遊技するときは、遊技場で貸し出される専用のコインをマシンの投入口に投入した後、3個のリールを回転させるレバー30等の操作具を介してリールを回転させ、個々のリールの回転を停止させる手段50を介して停止させ、停止時におけるリールの絵柄の組合わせに応じてコインを獲得するようになっている。
【0005】
こうしたスロットマシン等の遊技場設置遊技機は、その多くは、各部機構の制御、入賞の確率(スロットマシンなら、上記の有効な組み合わせの成立の確率)処理などを含め、その遊技機全体のコントロールが制御装置100内のコンピュータの制御のもとで行われる。
【0006】
このため、コンピュータを使用する遊技機では、マイクロコンピュータを構成するCPU、およびROMをはじめとするメモリ等を組み込んだ制御用の回路基板を有する。ROMには動作を制御するためのプログラムが記憶されている。そのような基板は、図15のように遊技機本体内部に取り付けられる。かかる基板を備える遊技機は、遊技機製造メーカから出荷され、遊技場へ納入・設置されて、その遊技場において上述のサービスの用に供される。
【0007】
この種の遊技機は所定の法的規制を受け、所管官庁による検査の対象ともなる。その際、プログラムを記憶したROMが不正に交換されていないかどうかも検査される。プログラムが書き換えられると、法律上許される上限を超えてコインが払い出されることになりかねない。
【0008】
スロットマシンに使用している主基板ケースを対象とした各種不正工作に対するセキュリティを保護するために、主基板ケースのセーフティロック方式が採用されている。主基板ケースのセーフティロック方式の条件は次のようなものである。
(1)主基板ケース内に収納した主基板部については、樹脂ケースに取り付けたセーフティロックを破壊・開封しなければ触れることができない構造であること。
(2)主基板ケースを一旦セーフティロックし遊技機本体に取り付けた場合、セーフティロックを破壊しない限り、主基板ケースは遊技機本体から絶対に取り出せない構造とする。
(3)セーフティロック方式については次の2つの基本構造から選択する。
ア 主基板ケースの封印と遊技機本体への固定封印を一緒に行う一体型
イ 主基板ケースの封印と遊技機本体への固定封印をそれぞれ別個に行う分離型
(4)セーフティロックの開封・封印に際してニッパとか+か−のドライバを使用して行えるものとして、特殊な工具を必要としない。
(5)セーフティロックに使用する戻り止めネジ、ピン等については、一旦ロックした場合、破損しない限り容易に取り外せない構造であること。
(6)セーフティロック使用時に、その記録が残せるよう主基板ケースの見やすいところにセーフティロック使用記録用紙を貼り、使用時にその記録が残るようにする。
【0009】
このような条件を満たすセーフティロック方式を採用することにより、不正行為を排除することができる。この種のセーフティロック方式の主基板ケースを備える制御装置100として図16に示すものがある。
【0010】
図16の制御装置100は、主基板4を固定する樹脂ケース本体3と、これを密封する樹脂ケース上蓋2を備える。制御装置100は、遊技機本体に取り付けられたかしめ封印兼用固定金具5に、樹脂ケース上蓋2の突起部分で戻り止めネジ103により固定される。戻り止めネジ103はネジを締めることはできるが緩めることができない特殊なネジである。前記突起部分は樹脂ケース上蓋2と一体形成されているので、この部分を切断しない限りケースを取り外すことはできない。
【0011】
図16の主基板ケースの場合、封印は次のようにして行われる。
【0012】
まず、主基板4を取り付けた状態で、ネジ101a、102aにより樹脂ケース上蓋2を樹脂ケース本体3に取り付ける。これにより主基板4は密封される。ネジ101a,102aを緩めることが出来ないので、樹脂ケース上蓋2と樹脂ケース本体3を分離することは不可能になる。
【0013】
次に、ネジ101b、102bにより制御装置100をかしめ封印兼用固定金具5にネジ止めし、遊技装置の筐体に取り付ける。ネジ101b,102bも緩めることが出来ないので、制御装置100を取り外すことは不可能になる。
【0014】
所轄官庁の立入検査のとき、あるいは障害などによりやむを得ず制御装置100を取り外すときには、図16の印の部分を切断し制御装置100を取り外したり、樹脂ケース上蓋2を取り外す。すなわち、制御装置100を取り外す場合、ネジ101b、102bの部分の樹脂ケース上蓋2の突起部分を印の部分で切断する。樹脂ケース上蓋2を取り外す場合、ネジ101a,102aの同じ部分を切断する。
【0015】
図16の主基板ケースによれば、通常、制御装置100やケース2を取り外すことができない。ケースの突起部分を破壊すれば取り外すことができるものの、その場合必ずその痕跡が残り、万一誰かかが不正にケースを開けたとしてもそのことを容易に発見できる。したがって、図16の主基板ケースは前述の条件を満足するものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
図16の主基板ケースはセーフティロックの条件を満足するが、資源の有効活用の点で問題がある。図16の主基板ケースでは予備のネジ101c〜101e、102c〜102eを予め備え、適切な管理のもと3回までセーフティロックを外し、主基板の検査・保守を行うことができる。しかし、それ以上になると、もはやその主基板ケースは使用することはできない。また、主基板ケースの主要部分は再利用可能であるが、セーフティロックのための突起部分がすべて切断されているため、再利用することができないという問題点もある。再利用の観点からすれば、そもそも基板ケース本体を破壊することが良くないのである。結局、主基板ケースは廃棄物となり、最近の地球環境の保護、エコロジーの要請に逆行する。
【0017】
この発明はかかる課題を解決するためになされたもので、前記セーフティロックの条件を満足させつつ、再利用可能な回路基板ケースを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
係る課題を解決するために、本発明に係る回路基板ケースは、基板ケース上蓋及び基板ケース下蓋と、前記基板ケース上蓋を前記基板ケース下蓋に固定し、その内部に回路基板を収納して封印するための複数の固定部材と、前記固定部材と同一に構成され、前記基板ケース上蓋及び前記基板ケース下蓋を筐体に固定して封印するための固定部材とを備える回路基板ケースであって、前記固定部材は、一端側の頭部と、前記基板ケース上蓋に係合するための第1の爪及び前記基板ケース下蓋又は前記筐体に挿入されたときにこれに前記基板ケース上蓋を固定するための第2の爪を有し、前記頭部とは反対側に形成された爪部と、封印を解除するときに前記頭部を折り取るための溝とを備え、前記第1の爪及び前記第2の爪は、挿入されたときに容易に取り外せないように係合部を備えるとともに前記挿入が容易に行えるよう挿入方向に傾斜がつけられ、前記頭部は、前記挿入方向と略直交する方向に突出し、前記基板ケース上蓋を固定保持する第1の突起と、前記第1の突起の根元から前記挿入方向と反対方向に分岐して突出する第2の突起を有し、前記基板ケース上蓋は、前記基板ケース上蓋を基板ケース下蓋に固定するために前記固定部材がスライドする第1の取り付け溝と、前記第1の取り付け溝と同一に構成され、前記基板ケース上蓋及び前記基板ケース下蓋を装置筐体に固定するために前記固定部材がスライドする第2の取り付け溝とを備え、前記第1の取り付け溝及び前記第2の取り付け溝には、それぞれ前記固定部材の第1の爪と係合する第1の穴が設けられ、前記基板ケース下蓋は、前記第1の取り付け溝に対応する部分に前記固定部材の第2の爪と係合する第2の穴を備え、前記筐体は、前記第2の取り付け溝に対応する部分に前記固定部材の第2の爪と係合する第3の穴を備え、前記第2の爪を前記第2の穴又は前記第3の穴に係合させると、前記固定部材の前記頭部を折り取るための溝よりも前記頭部側が外部に露呈された状態で前記第1の突起が前記基板ケース上蓋を固定保持し、前記頭部が折り取られると前記第2の爪と前記第2の穴又は前記第3の穴との係合が解除されるものである。
【0019】
主基板ケース上蓋を下蓋、筐体に固定するための固定部材をキー形状にして、主基板ケースそのものを破壊することなく、そのバーツのみを破壊することで封印を解除できるようにした。
【0020】
好ましくは、複数の前記固定部材を一体で製造する。前記固定部材(キー形状パーツ)を一体で製造することにより、複製偽造行為を困難にすることができる。
【0021】
好ましくは、前記固定部材予め定められた出所標識を備える。例えば、前記固定部材を、製造機種又は製造期間ごとに予め定められた色彩で着色したり、あるいは刻印を付すことにより、複製偽造行為を困難にすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る主基板ケースを固定するためのセーフティロックキー1の構造を示す。図1(a)はセーフティロックキー1の正面図、左断面図、右側面図、上面図を示す。図1(b)はセーフティロックキー1の斜視図である。セーフティロックキー1は、封印を解除するときに工具を使うことなく容易にセーフティロックキー1の頭部を折り取るための溝1aと、主基板ケースAとBを固定するための爪1bを備える。爪1bの部分は2段階になっている。すなわち、主基板ケースAに固定保持するための1段目の爪と、さらに押しこむことにより主基板ケースAとBを固定したり、主基板ケース本体を固定するための2段目の爪がある。
【0023】
図2は、セーフティロックキーの配置を説明するための主基板ケースの上面図である。主基板ケースは、上蓋である主基板ケースAと、下蓋である主基板ケースBを備え、これらの中に主基板が固定される。図2は主基板ケースA(2)の端部を示している。主基板ケースA(2)の片側には図2に示すようなセーフティロックキー1の取り付け溝2a〜2dを備える。取り付け溝2aは主基板ケース(制御部100)を筐体に固定するためのものであり、取り付け溝2bは再封印のための筐体固定用である。取り付け溝2cはケース固定用であり、取り付け溝2dはケース回収用である。主基板ケースA(2)には予めすべての取り付け溝にセーフティロックキー1が第1の爪にて保持されている。この状態ではセーフティロックキー1は主基板ケースAとBを固定していないので、主基板ケースA(2)を自由に取り外すことができる。しかし、一旦差し込まれたセーフティロックキー1は、爪1bにより主基板ケース2から外すことができない。したがって、セーフティロックキー1を他のケースに流用することができない(図8、図11参照)。
【0024】
図3は、セーフティロックキー1を主基板ケースA(2)にセットする手順の説明図である。セットされた状態は、主基板ケースAとBを固定するための取り付け溝2c、2dについて図8(a)(b)のようである。主基板ケースを筐体に固定するための取り付け溝2a,2bについて図11(a)(b)のようである。これらいずれの場合も封印前であり、セーフティロックキー1の爪1bが主基板ケースA(2)の端に引っかかり、容易に抜けないようになっている。
【0025】
図4は、主基板ケースA(2)と主基板ケースB(3)を固定する手順の説明図である。まず、CPU,ROM,RAM等が取り付けられた主基板4を主基板ケースB(3)に固定する。次に、主基板ケースA(2)の穴2−3bに主基板ケースB(3)後部のヒンジ形状部3bを差し込む。次に、主基板ケースB(3)の爪形状部3aを主基板ケースA(2)の穴2−3aに引っ掛ける。この状態で主基板ケースA(2)と主基板ケースB(3)は固定されるが封印はまだである。
【0026】
図5は、主基板ケースA(2)と主基板ケースB(3)の封印の手順を示す。ケース固定用のセーフティロックキー1を矢印の方向へ押して主基板ケースA(2)と主基板ケースB(3)を封印、固定する。図9(a)(b)はこの状態を示す。封印後はセーフティロックキー1の爪1bの部分が主基板ケースB(3)に引っ掛かり固定される。この状態で開封は不可能になる。
【0027】
図6は、主基板ケースA(2)、B(3)を主基板ケースブラケット5に固定する手順を示す。まず、主基板ケースA(2)の後部を主基板ケースブラケットに差し込み、主基板ケースA(2)を後方に押して板バネを撓ませる。次に、主基板ケースA(2)の全部の突起部2eを主基板ケースブラケットの切り欠き5−2eにはめ込みながら前方にスライドさせ、主基板ケースA(2)、B(3)を主基板ケースブラケット5に固定する。この時点でまだ封印はされていない。なお、主基板ケースブラケット5に設けられた切り欠き5−2fは、封印のためにセーフティロックキー1を差し込むためのものである。
【0028】
図7は、主基板ケースA(2)、B(3)と主基板ケースブラケット5の封印の手順を示す。筐体固定用のセーフティロックキー1を矢印の方向へ押して主基板ケースA(2)、B(3)を主基板ケースブラケット5に封印、固定する。なお、主基板ケースブラケットは筐体に固定されている。図12(a)(b)はこの状態を示す。封印後はセーフティロックキー1の爪1bの部分が主基板ケースブラケット5の切り欠き5−2fに引っ掛かり固定される。この状態で開封は不可能になる。すなわち、セーフティロックキー1が主基板ケースブラケット5の切り欠き5−2fに挿入されているため、主基板ケースは矢印の方向にスライドできず、取り外すことができなくなる。
【0029】
以上で主基板ケースを筐体に固定、封印することができた。次に、主基板ケースを外す手順について説明する。
【0030】
検査、修理のために主基板ケースを外す場合がある。この場合、図10(a)〜(c)や図13(a)〜(c)のように、セーフティロックキー1の頭部を折り取る。図10の場合、セーフティロックキー1の頭部を折り取ることにより、主基板ケースAとBの封印は解かれ、主基板ケースを外すことができる。図13の場合、頭部を失ったセーフティロックキー1,2aを矢印の方向へ押して落下させることにより、主基板ケースと主基板ケースブラケット5との封印は解かれ、主基板ケースはスライド可能となり取り外すことができる。これにより主基板ケースの開封を解かずに、主基板及び主基板ケースを回収することが可能となる。主基板ケースを外して開封する場合には、2aと2cを壊す(折る)。
【0031】
セーフティロックキー1を折り取った後、再度セーフティロックキー1を主基板ケースA(2)にセットすることにより、これを再封印することができる。一方、再使用(再利用)するときは別の取り付け溝2b、2dのセーフティロックキー1を使用する。
【0032】
なお、図14に示すように、複数のセーフティロックキー1を一体にするようにしてもよい。キー形状パーツを一体で製造することにより、複製偽造行為を困難にすることができる。
【0033】
また、セーフティロックキー1に予め定められた出所標識を備えるようにしてもよい。例えば、前記固定部材を、製造機種又は製造期間ごとに予め定められた色彩で着色したり、あるいは刻印を付すことにより、複製偽造行為を困難にすることができる。
【0034】
なお、以上の説明において遊技装置に実装する制御装置を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、遊技装置の種類は限定されず、例えばパチンコ用の遊技装置であっても良い。遊技装置を内装している箱体の材質は限定されず、木製,樹脂製等であっても良い。基板ケースの材質は限定されず、木製,金属製等であっても良い。また、本封印構造は、開閉機構を不正に操作すると破損してしまう封緘シール等を併用するものであっても良い。
【0035】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーの正面図、左断面図、右側面図、上面図、図1(b)は同斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーの配置の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーを用いた封印の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーを用いた封印の説明図である(続き)。
【図5】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーを用いた封印の説明図である(続き)。
【図6】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーを用いた封印の説明図である(続き)。
【図7】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーを用いた封印の説明図である(続き)。
【図8】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーが主基板ケースAの取り付け溝2c、2dに途中まで挿入された状態を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーが主基板ケースAの取り付け溝2c、2dに完全に挿入され、封印が完成した状態を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーの頭部を折り取って封印を解除する手順の説明図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーが主基板ケースAの取り付け溝2a,2bに途中まで挿入された状態を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーが主基板ケースAの取り付け溝2a、2bに完全に挿入され、封印が完成した状態を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態に係るセーフティロックキーの頭部を折り取って封印を解除する手順の説明図である。
【図14】本発明の他の実施の形態に係るセーフティロックキーの斜視図である。
【図15】主基板ケースの取り付け位置の説明図である。
【図16】従来の主基板ケースの3面図である。
【符号の説明】
1 セーフティロックキー
2 主基板ケースA(上蓋)
3 主基板ケースB(下蓋)
4 主基板
5 主基板ケースブラケット

Claims (3)

  1. 基板ケース上蓋及び基板ケース下蓋と、前記基板ケース上蓋を前記基板ケース下蓋に固定し、その内部に回路基板を収納して封印するための複数の固定部材と、前記固定部材と同一に構成され、前記基板ケース上蓋及び前記基板ケース下蓋を筐体に固定して封印するための固定部材とを備える回路基板ケースであって、
    前記固定部材は、一端側の頭部と、前記基板ケース上蓋に係合するための第1の爪及び前記基板ケース下蓋又は前記筐体に挿入されたときにこれに前記基板ケース上蓋を固定するための第2の爪を有し、前記頭部とは反対側に形成された爪部と、封印を解除するときに前記頭部を折り取るための溝とを備え、前記第1の爪及び前記第2の爪は、挿入されたときに容易に取り外せないように係合部を備えるとともに前記挿入が容易に行えるよう挿入方向に傾斜がつけられ、前記頭部は、前記挿入方向と略直交する方向に突出し、前記基板ケース上蓋を固定保持する第1の突起と、前記第1の突起の根元から前記挿入方向と反対方向に分岐して突出する第2の突起を有し、
    前記基板ケース上蓋は、前記基板ケース上蓋を基板ケース下蓋に固定するために前記固定部材がスライドする第1の取り付け溝と、前記第1の取り付け溝と同一に構成され、前記基板ケース上蓋及び前記基板ケース下蓋を装置筐体に固定するために前記固定部材がスライドする第2の取り付け溝とを備え、
    前記第1の取り付け溝及び前記第2の取り付け溝には、それぞれ前記固定部材の第1の爪と係合する第1の穴が設けられ、
    前記基板ケース下蓋は、前記第1の取り付け溝に対応する部分に前記固定部材の第2の爪と係合する第2の穴を備え、前記筐体は、前記第2の取り付け溝に対応する部分に前記固定部材の第2の爪と係合する第3の穴を備え、
    前記第2の爪を前記第2の穴又は前記第3の穴に係合させると、前記固定部材の前記頭部を折り取るための溝よりも前記頭部側が外部に露呈された状態となり、前記頭部が折り取られると前記第2の爪と前記第2の穴又は前記第3の穴との係合が解除されることを特徴とする回路基板ケース。
  2. 複数の前記固定部材を一体で製造したことを特徴とする請求項1記載の回路基板ケース。
  3. 前記固定部材に予め定められた出所標識を備えることを特徴とする請求項1記載の回路基板ケース。
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