JP3592121B2 - 異常発生時アナログ端末のみを識別し異常通知を行う交換装置 - Google Patents
異常発生時アナログ端末のみを識別し異常通知を行う交換装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は回線の利用種別の異なる複数の端末が混在する通信網に利用する。特に、アナログ端末が接続された回線、ディジタル端末が接続された回線および専用線を一つの交換装置で処理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータが広く普及した昨今では、パーソナルコンピュータが電話機とともに電話端末として用いられている。このようなパーソナルコンピュータによる通信の普及に伴い、ISDNのような、ディジタル通信網も普及した。
【0003】
このようなディジタル通信網では、利用者は、電話機のようなアナログ端末を用いることもできるし、パーソナルコンピュータのようなディジタル端末を用いることもできる。ISDNを例にとれば、B1およびB2チャネルのそれぞれに、アナログ端末およびディジタル端末をそれぞれ接続して用いることができる。
【0004】
また、ディジタル通信網に配置された交換装置は、アナログ端末が接続された回線およびディジタル端末が接続された回線の双方を混載することが必要になる。さらに、専用線を混載することも必要になる。
【0005】
このように一つの交換装置に、アナログ端末が接続された回線、ディジタル端末が接続された回線、専用線の三種類の回線を混載した交換装置の例を図5に示す。図5に示す交換装置では、SDH(Synchronous Digital Hierchy) 20に当該交換装置の上位装置とのインタフェースを持ち、正常時は、SDH20からのBチャネル、Dチャネルは時分割通話路スイッチ13を介し、利用者端末の保守および制御情報を終端している形式変換部12を経由して利用者端末に送られる。SD(Signal Distributor)/CO(COntrol) 部14は、アナログ端末/ディジタル端末の制御情報をそれぞれ送出している。
【0006】
回線やシステムの異常時には、トーキ音源15から異常を知らせるメッセージが送出される。このとき、アナログ端末の制御情報としてSDパターンシーケンス回路16からSDパターンが送出される。図6はSDパターンの例を示す図である。図7はSDパターンシーケンスを示す図である。
【0007】
ボタンスイッチ21が押下されたり、上位装置からの指示により、異常発生がSDパターンシーケンス回路16に通知されると、SDパターンシーケンス回路16では、図6に示すようなSDパターンを、図7に示すようなSDパターンシーケンスにしたがって送出する。すなわち、異常発生が通知されると、6秒間はオフパターンとして全てのSDビットに“0”を挿入したSDパターン(オフパターン)を出力する。これにより、アナログ端末が接続された回線のリセットが行われる。続いて、SD10、SD12、SD13、SD26に“1”を挿入したSDパターン(ノーマルパターン)を出力する。これにより、トーキ音源15に回線が接続される。異常発生の通知が解除されると、再び全てのSDビットに“0”を挿入したSDパターン(オフパターン)を1秒間出力してから正常処理に戻る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、異常が発生した場合には、アナログ端末に対し、図6および図7に示すSDパターンが出力された後に、トーキ音源15からのメッセージが送出される。
【0009】
このとき、アナログ端末が接続された回線、ディジタル端末が接続された回線、専用線を混載する交換装置では、ディジタル端末が接続された回線および専用線に対してもアナログ端末が接続された回線と同様に、図6および図7に示すSDパターンが出力された後に、トーキ音源15からのメッセージが送出されることになる。
【0010】
しかし、トーキ音源15からのメッセージが有効なのは、アナログ端末に対してだけであり、ディジタル端末および専用線については無効なものである。特に、専用線に対しては、常時、導通を保証しなくてはならないにもかかわらず、図6および図7に示すようなSDパターンを出力することにより、回線がリセットされてしまい導通を保証することが困難になる。
【0011】
したがって、アナログ端末が接続された回線、ディジタル端末が接続された回線、専用線を混載する交換装置では、専用線の導通を保証しながら、アナログ端末が接続された回線を選択し、その回線だけにトーキ音源15を接続することができる装置が要求される。
【0012】
本発明は、このような背景に行われたものであって、異常発生時には、アナログ端末が接続された回線を選択して音声メッセージを送出することができる異常発生時アナログ端末のみを識別し異常通知を行う交換装置を提供することを目的とする。本発明は、一般回線に関する異常が発生したときでも専用線に影響を与えることのない異常発生時アナログ端末のみを識別し異常通知を行う交換装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、回線のさまざまな利用種別が混在するときに、その利用種別を回線対応に記憶しておき、異常発生時には、その利用種別に適合した形で異常が発生した旨を端末の利用者に通知することを特徴とする。
【0014】
すなわち、本発明は、アナログ端末が接続された回線とディジタル端末が接続された回線と専用線とを混載し、異常発生時には、前記端末に異常発生を通知する音声メッセージを送出する手段を備えた異常発生時アナログ端末のみを識別し異常通知を行う交換装置である。
【0015】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記回線の利用種別情報を記憶する手段が設けられ、この記憶する手段を参照し前記アナログ端末が接続された回線について選択的に前記音声メッセージを送出する手段を接続する手段を含むところにある。
【0016】
これにより、音声メッセージの送出によって、ディジタル端末の利用者および専用線の利用者の通信に悪い影響を与えることを回避することができる。
【0017】
前記回線の利用種別を記憶し上位ソフトから前記利用種別情報を更新する手段を備えることが望ましい。
【0018】
これにより、利用者が、アナログ端末をディジタル端末に、または、ディジタル端末をアナログ端末に、変更した場合にもこれに対処することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を図1、図2を参照して説明する。図1は本発明実施例の異常発生時アナログ端末のみを識別し異常通知を行う交換装置の要部ブロック構成図である。図2はA/I識別メモリを示す図である。
【0020】
本発明実施例は、図1に示すように、アナログ端末10−1が接続された回線とディジタル端末10−2が接続された回線と専用線とを混載し、異常発生時には、前記端末に異常発生を通知する音声メッセージを送出する手段であるSDパターンシーケンス回路16およびトーキ音源15を備えた異常発生時アナログ端末のみを識別し異常通知を行う交換装置である。
【0021】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記回線の利用種別情報を記憶する手段であるA/I識別メモリ18が設けられ、このA/I識別メモリ18を参照しアナログ端末10−1が接続された回線について選択的にトーキ音源15を接続する手段である形式変換部12を備えたところにある。A/I識別メモリ18はバッテリ19によってバックアップされる。
【0022】
本発明実施例では、前記回線の利用種別を記憶し上位ソフトからの指示にしたがってA/I識別メモリ18の前記利用種別情報を更新する手段としてのメモリ制御部17を備える。
【0023】
【実施例】
本発明実施例の交換装置は、図1に示すとおりであり、基本的な動作は図6に示す従来例の交換装置と同様である。すなわち、SDH20に上位装置とのインタフェースを持ち、正常時は、SDH20からのBチャネル、Dチャネルは時分割通話路スイッチ13を介し、利用者端末の保守および制御情報を終端している形式変換部12を経由して利用者端末に送られる。SD/CO部14は、アナログ端末/ディジタル端末の制御情報を送出している。
【0024】
回線やシステムの異常時には、トーキ音源15から異常を知らせるメッセージが送出される。このとき、アナログ端末の制御情報としてSDパターンシーケンス回路16からSDパターンが送出される。図6はSDパターンの例を示す図である。図7はSDパターンシーケンスを示す図である。
【0025】
ボタンスイッチ21が押下されたり、上位装置からの指示により、異常発生がSDパターンシーケンス回路16に通知されると、SDパターンシーケンス回路16では、図6に示すようなSDパターンを、図7に示すようなSDパターンシーケンスにしたがって送出する。すなわち、異常発生が通知されると、6秒間はオフパターンとして全てのSDビットに“0”を挿入したSDパターン(オフパターン)を出力する。これにより、アナログ端末が接続された回線のリセットが行われる。続いて、SD10、SD12、SD13、SD26に“1”を挿入したSDパターン(ノーマルパターン)を出力する。これにより、トーキ音源15に回線が接続される。異常発生の通知が解除されると、再び全てのSDビットに“0”を挿入したSDパターン(オフパターン)を1秒間出力してから正常処理に戻る。
【0026】
図1に示す本発明実施例の交換装置と、図5に示す従来例の交換装置とを比較すると、A/I識別メモリ18、メモリ制御部17、バッテリ19を備えている。A/I識別メモリ18は、図2に示すように、回線番号と利用種別とが対応して記憶されている。図3は形式変換部12の異常通知動作を示すフローチャートである。本発明第一実施例では、図3に示すように、形式変換部12は、異常発生通知をボタンスイッチ21の押下あるいは上位装置により受け取ると(S1)、A/I識別メモリ18を参照する(S2)。その結果、アナログ端末が接続されていない回線であれば(S3)、時分割通話路スイッチ13からの情報をそのまま端末に宛て送出する(S4)。アナログ端末が接続されている回線であれば(S3)、トーキ音源15をBチャネルに挿入する(S5)。続いて、SDパターンシーケンス回路16からのSDパターンを制御チャネル(Dチャネル)に挿入する(S6)。これにより、アナログ端末のみにシステムダウントーキを送出することができる(S7)。
【0027】
また、図4はメモリ制御部17のA/I識別メモリ18の更新動作を示すフローチャートである。メモリ制御部17は、回線対応部11を監視して回線利用種別を監視する(S11)。その結果、回線の利用種別に変化があれば(S12)、A/I識別メモリ18を更新する(S13)。
【0028】
また、専用線については、異常発生時であっても無関係であるから、これを無視して処理を行うことにより、常時、導通を保証することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、異常発生時には、アナログ端末が接続された回線を選択して音声メッセージを送出することができる。さらに、アナログ回線に関する異常が発生したときでも専用線に影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の交換装置の要部ブロック構成図。
【図2】A/I識別メモリを示す図。
【図3】形式変換部の異常通知動作を示すフローチャート。
【図4】メモリ制御部のA/I識別メモリの更新動作を示すフローチャート。
【図5】アナログ端末が接続された回線、ディジタル端末が接続された回線、専用線の三種類の回線を混載した交換装置の例を示す図。
【図6】SDパターンの例を示す図。
【図7】SDパターンシーケンスを示す図。
【符号の説明】
10−1 アナログ端末
10−2 ディジタル端末
10−p 端末
11 回線対応部
12 形式変換部
13 時分割通話路スイッチ
14 SD/CO部
15 トーキ音源
16 SDパターンシーケンス回路
17 メモリ制御部
18 A/I識別メモリ
19 バッテリ
20 SDH
21 ボタンスイッチ
Claims (2)
- ディジタル通信網に配置され、アナログ端末が接続された回線とディジタル端末が接続された回線と専用線とを混載し、異常発生時には、前記端末に異常発生を通知する音声メッセージを送出する手段を備えた異常発生時アナログ端末のみを識別し異常通知を行う交換装置において、
前記回線の利用種別情報を記憶する手段と、異常発生が通知されると、前記記憶する手段を参照してアナログ端末制御チャネル信号としてすべてのSDビットに0を挿入したSDパターンを所定時間送出してアナログ端末が接続された回線をリセットした後ノーマルなSDパターンをアナログ端末が接続された回線の制御信号として送出して、アナログ端末が接続された回線に異常を知らせる音声メッセージを送出し、前記異常発生の通知が解除されるとすべてのSDビットに0を挿入したSDパターンを出力してから正常処理に復帰する手段とを備えたことを特徴とする交換装置。 - 前記回線の利用種別を記憶し上位ソフトから前記利用種別情報を更新する手段を備えた請求項1記載の交換装置。
Priority Applications (1)
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| JP01721999A JP3592121B2 (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 異常発生時アナログ端末のみを識別し異常通知を行う交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP01721999A JP3592121B2 (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 異常発生時アナログ端末のみを識別し異常通知を行う交換装置 |
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