JP3593082B2 - 軸シール機構及びタービン - Google Patents
軸シール機構及びタービン Download PDFInfo
- Publication number
- JP3593082B2 JP3593082B2 JP2001311312A JP2001311312A JP3593082B2 JP 3593082 B2 JP3593082 B2 JP 3593082B2 JP 2001311312 A JP2001311312 A JP 2001311312A JP 2001311312 A JP2001311312 A JP 2001311312A JP 3593082 B2 JP3593082 B2 JP 3593082B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- pressure side
- rotating shaft
- shaft
- thin plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 53
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 23
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 15
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 56
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 14
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 10
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 9
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 1
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3284—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings characterised by their structure; Selection of materials
- F16J15/3292—Lamellar structures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスタービン、蒸気タービン、圧縮機、ポンプなどの大型流体機械の回転軸等に用いて好適な軸シール機構に関する。また、流体の熱エネルギーを機械的な回転エネルギーに変換して動力を発生させるタービンに関し、特にその回転軸に適用される軸シール機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、ガスタービンや蒸気タービンには、回転軸の軸周りに、高圧側から低圧側に漏れるガスの漏れ量を低減するための軸シール機構が設けられている。この軸シール機構の一例として、図12に示すリーフシール1がある。
【0003】
このリーフシール1は、回転軸2の軸方向に所定の幅寸法を有する平板状の薄板3を、回転軸2の周方向に多層に配置した構造となっている。
これら薄板3は、その外周基端側が、ろう付け部4を介してリーフシールリング5に固定され、内周側の先端が、回転軸2に所定の予圧で摺接している。各薄板3の先端は、同図及び図13に示すように、回転軸2の回転方向(図中の矢印dに示す方向)に対して、回転軸2の周面と成す角が鋭角となるようして、回転軸2の周面に摺接している。
このようにしてリーフシールリング5に取り付けられた各薄板3は、回転軸2の外周をシールすることによって、回転軸2の周囲空間を高圧側領域と低圧側領域とに分けている。
リーフシールリング5には、各薄板3を間に挟む両側において、高圧領域側には高圧側側板7、低圧領域側には低圧側側板8が、圧力作用方向のガイド板として配置されている。
【0004】
上記のように構成されたリーフシール1において、回転軸2が回転されると、回転軸2の回転によって生じる動圧効果により、各薄板3の先端が回転軸2の周面から浮上し、各薄板3の先端と回転軸2との接触が回避される。これにより摩耗が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記リーフシール1では、次のような問題点がある。
このリーフシール1は、回転軸2の回転によって生じる動圧効果によって、各薄板3の先端を回転軸2の周面から浮上させ、回転軸2と各薄板3との接触を回避して、過大な発熱及び摩耗を防止する構造となっている。しかし、低圧側側板8及び各薄板3間の隙間と高圧側側板7及び各薄板3間の隙間とが等しくなるように、低圧側側板8並びに高圧側側板7を設けた場合、高圧側から加圧された際に、各薄板3に対してこれを回転軸2の半径方向中心に向かって変形させるような圧力荷重が加わる。したがって、動圧効果の小さい起動時等には非接触状態をつくることが困難となっていた。
【0006】
この問題を解決するため、高圧側側板7と各薄板3との間に、回転軸2の軸方向に可撓性を有するサイドリーフを取り付けた構造が提案されている。サイドリーフは、その外周側がスポット溶接によって高圧側側板7に対して取り付けられている。
このリーフシールでは、高圧側から加圧された際、高圧側のガス圧によってサイドリーフが回転軸2の軸方向に撓んで薄板3の側辺に接し、各薄板3と高圧側側板7との間の隙間が各薄板3と低圧側側板8との間の隙間よりも小さくなる。このため、高圧側側板7と回転軸2との間から流入したガスが、各薄板3の先端から外周基端側に向けて流れることとなり、各薄板3が浮上する。
【0007】
しかしながら、上記リーフシールでは、次のような問題点がある。
上記リーフシールにおいては、サイドリーフが高圧側側板7に対して取り付けられているため、低圧側に向けて撓む際、サイドリーフの外周に曲げ力が働く。しかも、サイドリーフの外周は、高圧側側板7にスポット溶接で取り付けられているため、溶接箇所の強度が比較的弱い。したがって、低圧側と高圧側の圧力差が大きくなって、サイドリーフの外周に強い曲げ力が働いた場合には、サイドリーフが高圧側側板7から外れてしまう可能性があった。この場合には、十分なシール機能を満足できなくなる。
【0008】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、高圧側から低圧側へのガスの漏れ量を低減すると共に、高シール差圧においても好適なシール機能を維持できる軸シール機構及びこの軸シール機構を備えたタービンを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の軸シール機構は、回転軸と静止部との間の環状空間を通って、回転軸の軸方向に流れる流体を阻止する軸シール機構において、静止部の内部に保持されたリーフシールリングと、回転軸の周方向に互いに隙間を開けて設けられ、各外周基端側がリーフシールリング内に固定され、各先端が回転軸の周面と鋭角を成し、かつ回転軸の軸方向に幅を有して回転軸の周面に摺接される複数の薄板と、各薄板を間に挟み低圧側及び高圧側にそれぞれ設けられた低圧側側板及び高圧側側板と、各薄板と高圧側側板との間に配置されて回転軸の軸方向に可撓性を有する可撓板とを有し、高圧側側板と可撓板との間の高圧側隙間が、低圧側側板と各薄板との間の低圧側隙間よりも小さくなるようにして、可撓板が、各薄板に対して取り付けられていることを特徴としている。
【0010】
この軸シール機構では、各薄板をその幅方向に垂直な仮想平面で断面視し、該薄板の回転軸に面した面を下面、その裏側を上面とし、各薄板に対して高圧側側板から低圧側側板に向かうガス圧が加わった場合に、各薄板の前記断面に沿った任意位置における上面に加わるガス圧よりも下面に加わるガス圧の方が高くなるので、各薄板の先端が浮上して回転軸と非接触状態となる。
【0011】
これについて詳しく説明すると、高圧側から加圧された際に、各薄板を通過してガスが高圧側から低圧側へ流れようとするが、このとき、各薄板と高圧側側板との間に可撓板を配置し、各薄板と高圧側側板との隙間を各薄板と低圧側側板との間の隙間よりも小さくすることで、高圧側側板と回転軸周面との間から流入したガスは薄板の上下面に沿って対角に向かって広く流れると同時に、外周基端には低圧の領域が広がる。これにより、薄板の幅方向に垂直な断面に沿った任意位置で、各薄板の上下面に加わるガス圧分布が、薄板の先端側から外周基端に向かって徐々に小さくなる三角形状となる。この上下面それぞれの圧力分布形状は互いに略同じものとなるが、各薄板が回転軸の周面に対して鋭角をなすように斜めに配置されているので、これら上下面における各圧力分布の相対位置がずれており、薄板の外周基端側から先端側に向かう任意点における上下面のガス圧を比較した場合、両者で差が生じることとなる。
【0012】
つまり、下面に加わるガス圧(これをFbとする)の方が上面に加わるガス圧(これをFaとする)よりも高くなるので、各薄板を回転軸より浮かせるように変形させる方向に作用する。このとき、薄板の先端近傍部分では逆となり、上面にのみガス圧が加わる(薄板の最先端部分を、回転軸周面に対して面接触するように斜めに切り取った場合、下面に相当する部分がなくなるので。)が、この力は、回転軸周面と薄板先端との間を流れるガスのガス圧が、薄板先端を回転軸周面から浮かせる方向に作用(これをFcとする)して打ち消すので、薄板先端を回転軸に押さえ込もうとする力を生じさせない。したがって、各薄板に加わるガス圧による圧力荷重は、(Fb+Fc)>Faとなるので、各薄板が回転軸周面より浮くようにこれを変形させることが可能となる。
【0013】
また、可撓板は、各薄板に対して取り付けられているので、これが高圧側側板に対して取り付けられている場合と比べて、回転軸の軸方向に向かって、固定部に対する相対的な撓みが少なくなり、可撓板の外周に働く曲げ力が小さくなる。したがって、可撓板が外れ難くなる。これにより、高差圧においても、軸シール機構のシール機能を維持することができる。
【0014】
請求項2記載の軸シール機構は、請求項1記載の軸シール機構において、可撓板が、その外周部を回転軸の周方向に沿って各薄板に溶接固定されていることを特徴としている。
【0015】
この軸シール機構では、可撓板が薄板に対して強力に取り付けられるので、高圧側と低圧側とに高圧差が生じた場合でも、曲げ力によって可撓板が外れるのをより確実に防ぐことができる。したがって、高差圧においても、軸シール機構のシール機能を維持することができる。
また、可撓板を取り付けるために、各薄板の形状を変更したり、特別な加工を施す必要がない。
【0016】
請求項3記載の軸シール機構は、請求項1記載の軸シール機構において、可撓板が、薄板に形成された凹部に嵌合固定されていることを特徴している。
【0017】
この軸シール機構では、可撓板を各薄板の凹部に嵌合して取り付けるため、各薄板及び可撓板に熱を加える必要がない。したがって、可撓板を取り付ける際、溶接の熱により各薄板と可撓板とが熱変形や損傷するのを防ぐことができる。これにより、各薄板及び可撓板の熱変形や損傷によるシール機能の低下を防ぐことができる。
【0018】
請求項4記載の軸シール機構は、回転軸と静止部との間の環状空間を通って、回転軸の軸方向に流れる流体を阻止する軸シール機構において、静止部の内部に保持されたリーフシールリングと、回転軸の周方向に互いに隙間を開けて設けられ、各外周基端側がリーフシールリング内に固定され、各先端が回転軸の周面と鋭角を成し、かつ回転軸の軸方向に幅を有して回転軸の周面に摺接される複数の薄板と、各薄板を間に挟み低圧側及び高圧側にそれぞれ設けられた低圧側側板及び高圧側側板と、各薄板と高圧側側板との間に配置されて回転軸の軸方向に可撓性を有する可撓板とを有し、可撓板に、リーフシールリングと薄板との間に挟持される凸部が設けられていることを特徴としている。
【0019】
この軸シール機構では、各薄板の各外周基端側をリーフシールリング内に固定する際に、可撓板の凸部をリーフシールリングと薄板との間に挟むだけで、各薄板と高圧側側板との間に可撓板を設けることができる。したがって、可撓板を各薄板に対して取り付ける際、締め付け力や熱により、各薄板及び可撓板が変形や損傷するのを防ぐことができる。これにより、各薄板及び可撓板の変形や損傷によるシール機能の低下を防ぐことができる。
【0020】
請求項5記載の軸シール機構は、請求項1〜4の何れか1項記載の軸シール機構において、可撓板が、各薄板の側辺に当接されていることを特徴としている。
【0021】
この軸シール機構では、可撓板が常に各薄板の側辺に接して支えられるため、可撓板の外周に働く曲げ力がさらに小さくなる。したがって、可撓板が外れるのをより確実に防ぐことができる。これにより、高差圧においても、シール機能を維持することができる。
【0022】
請求項6記載のタービンは、高温高圧の流体を、ケーシングに導き、このケーシング内部に回転可能に支持された回転軸の動翼に吹き付けることで、流体の熱エネルギーを機械的な回転エネルギーに変換して動力を発生するタービンにおいて、請求項1〜5の何れか1項記載の軸シール機構を備えていることを特徴としている。
【0023】
このタービンでは、高差圧においても、ガス漏れ量を低減できる軸シール機構を備えている。したがって、ガスの漏れによる駆動力の損失を低減することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る軸シール機構及びこれを備えたタービンの各実施形態について説明を行うが、本発明がこれらのみに限定解釈されるものではない。また、本発明に係るタービンをガスタービンにおいて説明するが、本発明は特にガスタービンに限定されるものではないことは勿論である。
【0025】
まず、図1〜図7を参照しながら、第1の実施形態について説明を行う。
図1は、ガスタービンの概略構成を示す図である。同図において、符号20は圧縮機、符号21は燃焼器、符号22はタービンである。圧縮機20は、多量の空気をその内部にとり入れて圧縮するものである。通常、ガスタービンでは、後述する回転軸23で得られる動力の一部が、圧縮機20の動力として利用されている。燃焼器21は、圧縮機20で圧縮された空気に燃料を混合して燃焼させるものである。タービン22は、燃焼器21で発生した燃焼ガス(流体)をその内部に導入して膨張させ、回転軸23に設けられた動翼23eに吹き付けることで、燃焼ガスの熱エネルギーを機械的な回転エネルギーに変換して動力を発生させるものである。
【0026】
タービン22には、回転軸23側の複数の動翼23eの他に、ケーシング24側に複数の静翼(静止部)24aが設けられている。これら動翼23eと静翼24aとは、回転軸23の軸方向に交互に配列されている。動翼23eは、回転軸23の軸方向に流れる燃焼ガスの圧力を受けて回転軸23を回転させ、回転軸23に与えられた回転エネルギーが軸端から取り出されて利用されるようになっている。静翼24aと回転軸23との間には、静翼24aと回転軸23との環状空間を通り、高圧側から低圧側に向かって回転軸23の軸方向に流れる燃焼ガスを阻止する軸シール機構として、リーフシール25が設けられている。
【0027】
このリーフシール25は、図2に示すように、静翼24aの内部に保持されたリーフシールリング26と、回転軸23の周方向に互いに隙間27を開けて設けられた複数の薄板28とを有している。
リーフシールリング26には、各薄板28を間に挟む両側において、高圧領域側には高圧側側板29、低圧領域側には低圧側側板30が、圧力作用方向のガイド板として配置されている。
各薄板28は、その各外周基端28a側がリーフシールリング26内に固定され、各先端28bが回転軸23の周面23aと鋭角を成し、かつ回転軸23の軸方向に幅を有して回転軸23の周面23aに摺接される。各薄板28は、回転軸23の軸方向に、板厚で決まる所定の剛性を有し、回転軸23の周方向には、柔らかい可撓性を有している。
各薄板28と高圧側側板29との間には、回転軸23の軸方向に可撓性を有する可撓板31が設けられている。
【0028】
図3は、リーフシール25を図2の矢印Aより見た場合の断面図である。この図に示すように、リーフシールリング26の横断面及び各薄板28は、それぞれT字型をしている。
可撓板31の外周は、高圧側において、各薄板28のT字型をした頭部の根元(高圧側頭部Hの根元)に、溶接によって強力に取り付けられている。この可撓板31は、各薄板28の側辺33に軽く当接している。この可撓板31は、高圧側から加圧された際には、回転軸23の軸方向に向かって撓み、各薄板28の側辺33に当接して支えられる。
高圧側側板29と可撓板31との間の高圧側隙間34は、低圧側側板30と各薄板28との間の低圧側隙間35よりも小さくなっている。
【0029】
このように、高圧側側板29側を比較的狭く設けることで、例えば図4及び図5に示すように、高圧側から加圧された際に、各薄板28を通過して高圧側領域から低圧側領域へ流れるガスgは、各薄板28の上面36及び下面37に沿って対角に向かって広く流れると同時に、外周基端28a側には低圧の領域が広がる。
つまり、各薄板29の上面36及び下面37に対して、先端28b側でかつ高圧側側板29側に位置する角部r1で最もガス圧が高く、かつ対角の角部r2に向かって徐々にガス圧が弱まる三角形状のガス圧分布40aを形成する。
【0030】
これについて詳しく説明すると、高圧側領域から低圧側領域に向かって流れるガスgは、回転軸23の周面23aと各薄板28の各先端28bとの間、ならびに、各薄板28の上面36及び下面37に沿って流れるときに、高圧側側板29と回転軸23の周面23aとの間から流入し、r1からr2の方向へ放射状に流れるので、外周基端28a側には低圧の領域が広がる。したがって、図5に示すように、各薄板28の上面36及び下面37に垂直に加わるガス圧分布40b、40cは、各薄板28の各先端28bに近いほど大きく、かつ外周基端28aに向かうほど小さくなる三角分布形状となる。
【0031】
この上面36及び下面37それぞれにおけるガス圧力分布40b、40cの形状は互いに略同じものとなるが、各薄板28が回転軸23の周面23aに対して鋭角をなすように斜めに配置されているので、これら上面36及び下面37における各ガス圧分布40b、40cの相対位置が寸法s1だけずれている。したがって、薄板28の外周基端28a側から先端28b側に向かう任意点Pにおける上面36及び下面37のガス圧を比較した場合、下面37に加わるガス圧(これをFbとする)の方が上面36に加わるガス圧(これをFaとする)よりも高くなり、薄板28を回転軸23より浮かせるように変形させる方向に作用する。
【0032】
このとき、薄板28の先端28a近傍部分では逆となり、上面36にのみガス圧のみが加わる(薄板28の最先端部分は、周面23aに対して面接触するように斜めに切り取られて切断面38が設けられているので、下面37に相当する部分がなくなる。)が、この力は、周面23aと薄板28の先端28bとの間を流れるガスのガス圧が、薄板28の先端28bを周面23aから浮かせる方向に作用(これをFcとする)して打ち消すので、薄板28の先端28bを回転軸23に対して押さえ込もうとする力を生じさせない。したがって、各薄板28に加わるガス圧による圧力荷重は、(Fb+Fc)>Faとなるので、各薄板28を周面23aより浮かせるように変形させることが可能となる。
したがって、各薄板28の上面36及び下面37間に圧力差を生じせしめて、これら薄板28が周面23aより浮くように変形させて非接触状態を形成することができる。
【0033】
次に、リーフシール25の組み立て方を説明する。
まず、エッチングとマスキングとにより製作した各薄板28を、隙間27を空けて周方向に配列する。次に、各薄板28の各外周基端28aをろう付けし、各薄板28をつなぐ。次に、各薄板28の高圧側頭部Hの根元に、可撓板31の外周を溶接固定する。最後に、軸方向に2分割されたリーフシールリング26を、各薄板28の低圧側と可撓板31側とにそれぞれ配置し、これら各薄板28と可撓板31とを挟むようにして、互いに接合させる。
なお、各薄板28の頭部上面と同様に、各薄板28の頭部側面をろう付けしても良い。
【0034】
このリーフシール25によれば、高圧側側板29と各薄板28との間の高圧側隙間34を、低圧側側板30と各薄板28との間の低圧側隙間35よりも小さくする可撓板31を設けたことで、動圧効果の小さい起動時等においても各薄板28の上面36及び下面37との間に圧力荷重差((Fb+Fc)>Fa)を生じさせ、各薄板28の各先端28bを回転軸23の周面23aから浮上させて回転軸23との接触を回避することができる。したがって、各薄板28と回転軸23との接触による過大な発熱及び摩耗を防止することができる。
【0035】
可撓板31は、共に撓むことのできる各薄板28に対して取り付けられているので、これが、撓みを生じない強固な高圧側側板29に対して取り付けられている場合と比べて、回転軸23の軸方向に向かって、固定部に対する相対的な撓みが少なくなり、可撓板31の外周(固定部)に働く曲げ力が低減される。したがって、可撓板31が外れ難くなる。
しかも、可撓板31は、溶接により各薄板28に対して強力に取り付けられるので、高圧側と低圧側とに高圧差が生じた場合でも、曲げ力によって外れることがさらに防止される。
【0036】
さらに、可撓板31は、常に各薄板28の側辺33に接して支えられるため、可撓板31の外周に働く曲げ力がさらに小さくなる。したがって、可撓板31が外れるのをより確実に防ぐことができる。これにより、高差圧においても、リーフシール25のシール機能が維持される。
また、可撓板31を各薄板28に対して取り付けるために、各薄板28の形状を変更したり、特別な加工を施す必要がない。
【0037】
このリーフシールリング25を備えたガスタービンによれば、高差圧においてもシール機能が維持されるので、ガスの漏れによる駆動力の損失が低減される。
【0038】
これより以下、本発明の他の実施形態について、説明する。なお、他の実施形態においては、その特徴的部分を中心に説明し、上記第1の実施形態と同様の構成要素については、同符号を付してその説明を省略する。また、ガスタービンの概略構成については、上記第1の実施形態と同様であるとして説明を省略する。
【0039】
図6は、第2の実施形態のリーフシール25を回転軸23の軸線を通る断面より見た断面図である。このリーフシール25では、各薄板28の高圧側頭部Hの根元に、凹部41が形成されている。この凹部41には、可撓板31の外周が嵌合固定されている。
【0040】
各薄板28の凹部41に可撓板31の外周を嵌合固定するには、凹部41に可撓板31の外周をはめ込んだ後、凹部41を締め付けて、可撓板31の外周に嵌合固定させる。
【0041】
本実施形態のリーフシール25によれば、可撓板31を各薄板28に取り付ける際に、可撓板31を各薄板28に溶接するための熱を加える必要がない。したがって、熱によって、可撓板31と各薄板28とが熱変形または損傷する恐れが少ない。これにより、可撓板31及び各薄板28の熱変形や損傷によるシール機能の低下が防止される。
【0042】
次に、第3の実施形態のリーフシール25を、図7を参照して説明する。本実施形態のリーフシール25では、同図に示すように、各薄板28の側辺33の上部に、回転軸23の軸方向に向けて開口した凹部42が形成されている。また、可撓板31の外周には、この凹部に嵌合される凸部43が形成されている。
この可撓板31の凸部43を各薄板28の凹部42に嵌合固定するには、各薄板28の凹部42に、可撓板31の凸部43をはめ込むだけでよい。
【0043】
本実施形態のリーフシール25では、凹部42が回転軸23の軸方向に向けて開口しているので、可撓板31の凸部43が凹部42に係合し、可撓板31の荷重が凸部43によって支えられる。したがって、可撓板31の凸部43をはめ込んだ後、凹部42を締め付ける必要がない。また、可撓板31を溶接するために熱を加えなくてもよい。これにより、締め付け力や熱によって、可撓板31と各薄板28とが変形あるいは損傷し、リーフシール25のシール機能が低下するのを防止することができる。
【0044】
次に、第4の実施形態のリーフシール25を図8及び図9を参照して説明する。
このリーフシール25では、各薄板28の高圧側頭部Hの幅が、低圧側頭部の幅よりも狭く形成されている。また、図9に示すように、可撓板31の外周には、高圧側に向かって突出し、各薄板28の高圧側頭部Hの底面とリーフシールリング26との間に挟持される凸部44が形成されている。
【0045】
このリーフシール25を組み立てるには、可撓板31を、各薄板28の側辺33に当接するように配置した後、軸方向に2分割されたリーフシールリング26を、各薄板28と可撓板31とを挟むようにして、互いに接合させる。すると、可撓板31の凸部44が、各薄板28の高圧側頭部Hの底面とリーフシールリング26との間に挟持され、可撓板31が取り付けられる。
【0046】
本実施形態のリーフシール25によれば、可撓板28の凸部44がリーフシールリング26と各薄板28との間に挟持されるので、可撓板31を各薄板28に対して取り付ける際、締め付け力や熱により、各薄板28及び可撓板31が変形や損傷する恐れがない。したがって、可撓板31及び各薄板28の熱変形や損傷によるシール機能の低下が防止される。
【0047】
次に、第5の実施形態のリーフシール25を図10及び図11を参照して説明する。
本実施形態のリーフシール25では、図10に示すように、各薄板28の高圧側頭部がなく、各薄板28は、低圧側においてのみ、その頭部が突きだしたL字型をしている。
また、可撓板31の外周には、図11にも示すように、低圧側に突き出した凸部45が形成されている。この凸部45は、回転軸23の周方向に一定の距離を空けて複数個が設けられている。
【0048】
このリーフシール25を組み立てるには、第4実施形態と同様に、各薄板28の側辺33に当接するように配置した後、軸方向に2分割されたリーフシールリング26を、各薄板28と可撓板31とを挟むようにして互いに接合させる。すると、可撓板31の凸部45が、各薄板28の頭部上面とリーフシールリング26との間に挟持され、可撓板31が取り付けられる。
【0049】
本実施形態のリーフシール25によれば、可撓板31の凸部45が回転軸23の周方向に一定の距離を空けて設けられているため、可撓板31が撓みやすく、各薄板28の側辺33に追従しやすくなる。つまり、高圧側からのガスgが、可撓板31と各薄板28の側辺33との間の隙間に流れることがない。
したがって、各薄板28の上面36及び下面37に垂直に加わるガス圧分布40b、40cを、より確実に各薄板28の各先端28bに近いほど大きく、かつ外周基端28aに向かうほど小さくなる三角分布形状にすることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の軸シール機構及びこれを備えたタービンによれば、下記の効果を得ることができる。
請求項1記載の軸シール機構は、静止部の内部に保持されたリーフシールリングと、回転軸の周方向に互いに隙間を開けて設けられ、各外周基端側がリーフシールリング内に固定され、各先端が回転軸の周面と鋭角を成し、かつ回転軸の軸方向に幅を有して回転軸の周面に摺接される複数の薄板と、各薄板を間に挟み低圧側及び高圧側にそれぞれ設けられた低圧側側板及び高圧側側板と、各薄板と高圧側側板との間に配置されて回転軸の軸方向に可撓性を有する可撓板とを有し、高圧側側板と可撓板との間の高圧側隙間が、低圧側側板と各薄板との間の低圧側隙間よりも小さくなるようにして、可撓板が、各薄板に対して取り付けられている構造を採用した。この構造によれば、各薄板に対して高圧側側板から低圧側側板に向かうガス圧が加わった際に、各薄板の断面に沿った任意位置における上面に加わるガス圧よりも下面に加わるガス圧の方が高くなり、各薄板の先端が浮上して回転軸と非接触状態となる。したがって、各薄板と回転軸との接触による発熱が防止される。
【0051】
また、可撓板は、各薄板に対して取り付けられているので、これが高圧側側板に対して取り付けられている場合と比べて、回転軸の軸方向に向かって、固定部に対する相対的な撓みが少なくなり、可撓板の外周に働く曲げ力が小さくなる。したがって、可撓板が外れ難くなり、高シール差圧においてもシール機能を維持することができる。
【0052】
請求項2記載の軸シール機構によれば、請求項1記載の軸シール機構において、可撓板の外周が、溶接によって各薄板に対して強力に固定されているため、高シール差圧の場合にも、曲げ力によって可撓板が外れるのをより確実に防ぐことができる。したがって、高シール差圧においても、シール機能を維持することができる。
また、可撓板を取り付けるために、各薄板の形状を変更したり、特別な加工を施す必要がない。
【0053】
請求項3記載の軸シール機構によれば、請求項1記載の軸シール機構において、可撓板が、薄板に形成された凹部に嵌合固定されているため、可撓板を各薄板に対して取り付ける際、各薄板及び可撓板に熱を加える必要がない。したがって、溶接の熱により、各薄板と可撓板とが熱変形や損傷するのを防ぐことができる。これにより、各薄板及び可撓板の熱変形や損傷によるシール機能の低下を防ぐことができる。
【0054】
請求項4記載の軸シール機構は、静止部の内部に保持されたリーフシールリングと、回転軸の周方向に互いに隙間を開けて設けられ、各外周基端側がリーフシールリング内に固定され、各先端が回転軸の周面と鋭角を成し、かつ回転軸の軸方向に幅を有して回転軸の周面に摺接される複数の薄板と、各薄板を間に挟み低圧側及び高圧側にそれぞれ設けられた低圧側側板及び高圧側側板と、各薄板と高圧側側板との間に配置されて回転軸の軸方向に可撓性を有する可撓板とを有し、可撓板に、リーフシールリングと薄板との間に挟持される凸部が設けられた構造を採用した。この構造によれば、各薄板の各外周基端側をリーフシールリング内に固定する際は、可撓板の凸部をリーフシールリングと薄板との間に挟むだけで、各薄板と高圧側側板との間に可撓板を設けることができる。したがって、可撓板を各薄板に対して取り付ける際、締め付け力や熱により、各薄板及び可撓板が変形や損傷するのを防ぐことができる。これにより、各薄板及び可撓板の変形や損傷によるシール機能の低下を防ぐことができる。
【0055】
請求項5記載の軸シール機構によれば、請求項1〜4の何れか1項記載の軸シール機構において、可撓板が各薄板の側辺に当接されているので、可撓板が常に各薄板の側辺に支えられることになり、可撓板の外周に働く曲げ力がさらに小さくなる。したがって、可撓板が外れるのをより確実に防ぐことができる。これにより、高シール差圧においても、シール機能を維持することができる。
【0056】
請求項6記載のタービンによれば、高温高圧の流体を、ケーシングに導き、このケーシング内部に回転可能に支持れた回転軸の動翼に吹き付けることで、流体の熱エネルギーを機械的な回転エネルギーに変換して動力を発生するタービンにおいて、高差圧においても、ガス漏れ量を低減できる軸シール機構を備えているため、ガスの漏れによる駆動力の損失を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る軸シール機構を備えたガスタービンの第1の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】同実施形態のリーフシール(軸シール機構)の斜視図である。
【図3】同実施形態のリーフシールを回転軸の軸線を通る断面より見た断面図である。
【図4】同実施形態のリーフシールを回転軸の軸線を通る断面より見た断面図である。
【図5】同実施形態のリーフシールを図4のB−B線より見た断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態のリーフシールを回転軸の軸線を通る断面より見た断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態のリーフシールを回転軸の軸線を通る断面より見た断面図である。
【図8】本発明の第4の実施形態のリーフシールを回転軸の軸線を通る断面より見た断面図である。
【図9】同実施形態の可撓板の斜視図である。
【図10】本発明の第5の実施形態のリーフシールを回転軸の軸線を通る断面より見た断面図である。
【図11】同実施形態の可撓板の斜視図である。
【図12】従来の軸シール機構を示す図である。
【図13】従来の軸シール機構の断面図である。
【符号の説明】
23 回転軸
23a 周面
23e 動翼
24 ケーシング
24a 静翼(静止部)
25 リーフシール(軸シール機構)
26 リーフシールリング
27 隙間
28 薄板
28a 外周基端
28b 先端
29 高圧側側板
30 低圧側側板
31 可撓板
33 側辺
41、42 凹部
44、45 凸部
Claims (6)
- 回転軸と静止部との間の環状空間を通って、前記回転軸の軸方向に流れる流体を阻止する軸シール機構において、
前記静止部の内部に保持されたリーフシールリングと、
前記回転軸の周方向に互いに隙間を開けて設けられ、各外周基端側が前記リーフシールリング内に固定され、各先端が前記回転軸の周面と鋭角を成し、かつ前記回転軸の軸方向に幅を有して前記回転軸の周面に摺接される複数の薄板と、
該薄板を間に挟み低圧側及び高圧側にそれぞれ設けられた低圧側側板及び高圧側側板と、
前記各薄板と前記高圧側側板との間に配置されて前記回転軸の軸方向に可撓性を有する可撓板とを有し、
前記高圧側側板と前記可撓板との間の高圧側隙間が、前記低圧側側板と前記各薄板との間の低圧側隙間よりも小さくなるようにして、前記可撓板は、前記各薄板に対して取り付けられていることを特徴とする軸シール機構。 - 前記可撓板は、その外周部が前記各薄板に溶接固定されていることを特徴とする請求項1記載の軸シール機構。
- 前記可撓板は、前記薄板に形成された凹部に嵌合固定されていることを特徴する請求項1記載の軸シール機構。
- 回転軸と静止部との間の環状空間を通って、前記回転軸の軸方向に流れる流体を阻止する軸シール機構において、
前記静止部の内部に保持されたリーフシールリングと、
前記回転軸の周方向に互いに隙間を開けて設けられ、各外周基端側が前記リーフシールリング内に固定され、各先端が前記回転軸の周面と鋭角を成し、かつ前記回転軸の軸方向に幅を有して前記回転軸の周面に摺接される複数の薄板と、
該薄板を間に挟み低圧側及び高圧側にそれぞれ設けられた低圧側側板及び高圧側側板と、
前記各薄板と前記高圧側側板との間に配置されて前記回転軸の軸方向に可撓性を有する可撓板とを有し、
前記可撓板には、前記リーフシールリングと前記各薄板との間に挟持される凸部が設けられていることを特徴とする軸シール機構。 - 前記可撓板は、前記各薄板の側辺に当接されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の軸シール機構。
- 高温高圧の流体を、ケーシングに導き、該ケーシング内部に回転可能に支持された回転軸の動翼に吹き付けることで、前記流体の熱エネルギーを機械的な回転エネルギーに変換して動力を発生するタービンにおいて、
請求項1〜5の何れか1項記載の軸シール機構を備えていることを特徴とするタービン。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001311312A JP3593082B2 (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 軸シール機構及びタービン |
| CNB021444595A CN1278063C (zh) | 2001-10-09 | 2002-09-28 | 轴封装置及涡轮机 |
| CA002407155A CA2407155C (en) | 2001-10-09 | 2002-10-07 | Axis seal mechanism and turbine |
| US10/265,765 US6736597B2 (en) | 2001-10-09 | 2002-10-08 | Axis seal mechanism and turbine |
| DE60209977T DE60209977T8 (de) | 2001-10-09 | 2002-10-09 | Wellendichtungsvorrichtung und Turbine |
| EP02022640A EP1302708B1 (en) | 2001-10-09 | 2002-10-09 | Axis seal mechanism and turbine comprising the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001311312A JP3593082B2 (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 軸シール機構及びタービン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003113945A JP2003113945A (ja) | 2003-04-18 |
| JP3593082B2 true JP3593082B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=19130166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001311312A Expired - Lifetime JP3593082B2 (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 軸シール機構及びタービン |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6736597B2 (ja) |
| EP (1) | EP1302708B1 (ja) |
| JP (1) | JP3593082B2 (ja) |
| CN (1) | CN1278063C (ja) |
| CA (1) | CA2407155C (ja) |
| DE (1) | DE60209977T8 (ja) |
Families Citing this family (51)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4009555B2 (ja) * | 2003-05-20 | 2007-11-14 | イーグル・エンジニアリング・エアロスペース株式会社 | 板ブラシシール装置 |
| JP2007263376A (ja) * | 2003-05-21 | 2007-10-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 軸シール機構 |
| CN100396885C (zh) * | 2003-05-21 | 2008-06-25 | 三菱重工业株式会社 | 轴密封机构、轴密封机构的组装结构和大型流体机械 |
| CN1324221C (zh) * | 2003-05-21 | 2007-07-04 | 三菱重工业株式会社 | 轴密封机构 |
| JP4081719B2 (ja) * | 2003-05-30 | 2008-04-30 | イーグル・エンジニアリング・エアロスペース株式会社 | 板ブラシシール装置 |
| JP3993536B2 (ja) * | 2003-06-20 | 2007-10-17 | 三菱重工業株式会社 | 軸シールの製造方法、軸シール、軸シール部材及び軸シールを用いた回転機械 |
| DE102004020378A1 (de) * | 2004-04-23 | 2005-11-10 | Alstom Technology Ltd | Lamellendichtung, insbesondere für eine Gasturbine, sowie Verfahren zu deren Herstellung |
| DE102004020377A1 (de) | 2004-04-23 | 2005-11-10 | Alstom Technology Ltd | Verfahren zur Bearbeitung von Dichtungen nach Art der Lamellendichtungen |
| GB2413602B (en) | 2004-04-26 | 2008-02-13 | Alstom Technology Ltd | Process for producing leaves for a leaf seal |
| JP3917993B2 (ja) | 2004-08-10 | 2007-05-23 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール機構及び軸シール機構をステータに取り付ける構造並びにこれらを備えたタービン。 |
| DE102004059858A1 (de) | 2004-12-11 | 2006-06-29 | Alstom Technology Ltd | Lamellendichtung, insbesondere für eine Gasturbine |
| US7549841B1 (en) | 2005-09-03 | 2009-06-23 | Florida Turbine Technologies, Inc. | Pressure balanced centrifugal tip seal |
| JP3970298B2 (ja) | 2005-11-10 | 2007-09-05 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール機構 |
| GB0613543D0 (en) | 2006-07-07 | 2006-08-16 | Rolls Royce Plc | Leaf seal arrangement |
| US7419164B2 (en) | 2006-08-15 | 2008-09-02 | General Electric Company | Compliant plate seals for turbomachinery |
| US8382119B2 (en) * | 2006-08-15 | 2013-02-26 | General Electric Company | Compliant plate seals for turbomachinery |
| US7703774B2 (en) | 2006-09-12 | 2010-04-27 | General Electric Company | Shaft seal using shingle members |
| GB0707224D0 (en) * | 2007-04-14 | 2007-05-23 | Rolls Royce Plc | A seal arrangement |
| US7909335B2 (en) | 2008-02-04 | 2011-03-22 | General Electric Company | Retractable compliant plate seals |
| EP2105640B1 (de) * | 2008-03-28 | 2011-04-27 | Alstom Technology Ltd | Blattdichtung für Turbomaschine |
| JP5118552B2 (ja) * | 2008-05-20 | 2013-01-16 | 三菱重工業株式会社 | 回転機械の軸シール装置 |
| US20090304493A1 (en) * | 2008-06-09 | 2009-12-10 | General Electric Company | Axially oriented shingle face seal for turbine rotor and related method |
| US8205891B2 (en) * | 2008-09-15 | 2012-06-26 | Stein Seal Company | Intershaft seal assembly |
| US8262349B2 (en) * | 2008-12-22 | 2012-09-11 | General Electric Company | Adaptive compliant plate seal assemblies and methods |
| DE102009015122A1 (de) | 2009-03-31 | 2010-10-14 | Alstom Technology Ltd. | Lamellendichtung für eine Strömungsmaschine |
| EP2444701B1 (en) * | 2009-06-16 | 2020-07-01 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Shaft seal device |
| US8272644B1 (en) | 2009-07-14 | 2012-09-25 | Florida Turbine Technologies, Inc. | Floating card seal |
| US8333544B1 (en) | 2009-08-14 | 2012-12-18 | Florida Turbine Technologies, Inc. | Card seal for a turbomachine |
| US8152462B1 (en) | 2009-08-19 | 2012-04-10 | Florida Turbine Technologies, Inc. | Card seal with conical flexible seal |
| GB0922074D0 (en) * | 2009-12-18 | 2010-02-03 | Rolls Royce Plc | A leaf seal assembly |
| GB201001072D0 (en) * | 2010-01-25 | 2010-03-10 | Rolls Royce Plc | Sealing arrangemant foa a gas turbine engine |
| JP5473685B2 (ja) * | 2010-03-10 | 2014-04-16 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール装置及び軸シール装置を備える回転機械 |
| US8690158B2 (en) | 2010-07-08 | 2014-04-08 | Siemens Energy, Inc. | Axially angled annular seals |
| US9206904B2 (en) | 2010-07-08 | 2015-12-08 | Siemens Energy, Inc. | Seal including flexible seal strips |
| US8454023B2 (en) * | 2011-05-10 | 2013-06-04 | General Electric Company | Retractable seal system |
| JP5804893B2 (ja) * | 2011-10-26 | 2015-11-04 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール装置及びこれを備える回転機械 |
| GB201121440D0 (en) | 2011-12-14 | 2012-01-25 | Rolls Royce Plc | Improved leaf seal |
| JP5931450B2 (ja) | 2012-01-13 | 2016-06-08 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール装置及びこれを備える回転機械 |
| JP5851890B2 (ja) * | 2012-03-08 | 2016-02-03 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール装置 |
| ITFI20120210A1 (it) * | 2012-10-15 | 2014-04-16 | Nuovo Pignone Srl | "high efficiency low specific speed centrifugal pump" |
| JP6012505B2 (ja) * | 2013-02-22 | 2016-10-25 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール装置及び回転機械 |
| JP6191844B2 (ja) * | 2013-10-18 | 2017-09-06 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール装置、及びこれを備える回転機械 |
| EP2873895A1 (de) * | 2013-11-19 | 2015-05-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Wellendichtung und Verfahren zur Herstellung derselben |
| JP6125412B2 (ja) * | 2013-11-22 | 2017-05-10 | 三菱重工業株式会社 | 軸シール装置、回転機械、及び軸シール装置の製造方法 |
| JP6358976B2 (ja) * | 2015-02-20 | 2018-07-18 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | タービン用シール装置及びタービン、並びにシール装置用の薄板 |
| WO2016168870A2 (en) * | 2016-04-29 | 2016-10-20 | Stein Seal Company | Intershaft seal with asymmetric sealing ring and centrifugal retaining plates |
| WO2016179608A2 (en) | 2016-04-29 | 2016-11-10 | Stein Seal Company | Intershaft seal with asymmetric sealing ring |
| JP6675262B2 (ja) * | 2016-05-09 | 2020-04-01 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | シールセグメント及び回転機械 |
| JP6631837B2 (ja) * | 2016-05-09 | 2020-01-15 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | シールセグメント及び回転機械 |
| US10822977B2 (en) | 2016-11-30 | 2020-11-03 | General Electric Company | Guide vane assembly for a rotary machine and methods of assembling the same |
| US12345335B2 (en) | 2021-07-30 | 2025-07-01 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Shaft seal device and rotary machine |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8907695D0 (en) | 1989-04-05 | 1989-05-17 | Cross Mfg Co | Seals |
| FR2650048B1 (fr) * | 1989-07-21 | 1992-05-07 | Alsthom Gec | Garniture d'etancheite pour arbre rotatif |
| GB9801864D0 (en) * | 1998-01-30 | 1998-03-25 | Rolls Royce Plc | A seal arrangement |
| CA2303151C (en) | 1998-07-13 | 2004-08-31 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Shaft seal and turbine using the shaft seal |
| US6161836A (en) * | 1998-08-25 | 2000-12-19 | General Electric Company | Brush seal and rotary machine containing such brush seal |
| US6308958B1 (en) * | 1999-10-12 | 2001-10-30 | General Electric Company | Arrangement and method for radially positioning a turbine brush seal |
| DE10006298A1 (de) * | 2000-02-12 | 2001-08-16 | Abb Patent Gmbh | Dichtung für umlaufende Teile |
| CA2359933C (en) * | 2001-02-08 | 2006-03-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Shaft seal and gas turbine |
-
2001
- 2001-10-09 JP JP2001311312A patent/JP3593082B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-09-28 CN CNB021444595A patent/CN1278063C/zh not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-07 CA CA002407155A patent/CA2407155C/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-08 US US10/265,765 patent/US6736597B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-09 EP EP02022640A patent/EP1302708B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-09 DE DE60209977T patent/DE60209977T8/de active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1410690A (zh) | 2003-04-16 |
| DE60209977T2 (de) | 2007-02-22 |
| JP2003113945A (ja) | 2003-04-18 |
| CA2407155C (en) | 2005-08-30 |
| DE60209977T8 (de) | 2007-07-12 |
| US20030068224A1 (en) | 2003-04-10 |
| DE60209977D1 (de) | 2006-05-11 |
| CN1278063C (zh) | 2006-10-04 |
| EP1302708A2 (en) | 2003-04-16 |
| CA2407155A1 (en) | 2003-04-09 |
| US6736597B2 (en) | 2004-05-18 |
| EP1302708B1 (en) | 2006-03-22 |
| EP1302708A3 (en) | 2004-05-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3593082B2 (ja) | 軸シール機構及びタービン | |
| US6860484B2 (en) | Rotor seal with folding strip | |
| CA2359933C (en) | Shaft seal and gas turbine | |
| JP4212156B2 (ja) | 可撓性布シール・アセンブリ | |
| JP3970298B2 (ja) | 軸シール機構 | |
| JP5174241B2 (ja) | 軸シール及びこれを備えた回転機械 | |
| JP4436566B2 (ja) | 特に回転機械用のシール装置 | |
| US9677669B2 (en) | Shaft seal device and rotary machine | |
| JP2002013647A (ja) | 軸シール機構及びガスタービン | |
| JP4690905B2 (ja) | シール装置及び該装置を備えたガスタービン | |
| JP3950455B2 (ja) | 軸シール用部材及び軸シール機構及び大型流体機械 | |
| JP6197985B2 (ja) | シール構造、これを備えたタービン装置 | |
| JP4031699B2 (ja) | 軸シール機構及びタービン | |
| JP3917997B2 (ja) | 軸シール機構 | |
| JP2005002995A (ja) | 軸シール機構、軸シール機構の組み付け構造、及び大型流体機械 | |
| EP3492705B1 (en) | Film-riding sealing system | |
| JPH10159503A (ja) | 車室シール装置 | |
| JP2961076B2 (ja) | タービン静翼 | |
| JP4264384B2 (ja) | 軸シール機構 | |
| JP2007263376A (ja) | 軸シール機構 | |
| JP3986518B2 (ja) | 軸シール機構 | |
| US11614035B2 (en) | Seal segment and rotating machine | |
| US10927691B2 (en) | Nozzle segment air seal | |
| JP3944206B2 (ja) | 軸シール機構 | |
| JP2007046540A (ja) | タービンのシール構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20040312 |
|
| A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20040412 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040618 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040727 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040826 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3593082 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120903 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120903 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903 Year of fee payment: 9 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |