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JP3597066B2 - 超音波カテーテル - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血管、脈管、消化器管等の体腔内に挿入して、管腔断面像の表示などを行うために用いられる超音波カテーテルに関するもので、特にガイドワイヤを利用して体腔内に挿入することの可能なものである。
【0002】
【従来の技術】
心筋梗塞等の原因となる血管狭窄部の治療として、カテーテルを用いて経皮的に治療を行う手術手法が行われている。この手術手法には、先端にバルーンを有する拡張カテーテルで狭窄部を押し広げる方法、ステントと呼ばれる金属の管を留置する方法、ロータブレータ(商標)等と呼ばれる器具により砥石やカッターの回転で狭窄部を切除する方法など、種々の方法が存在し、狭窄部の性状や患者の状態にあわせて好ましい方法が選択される。超音波カテーテルは、主にこのような血管狭窄部の経皮的な治療の際に、狭窄部の性状を観察し、治療手段選択のための判断の一助として用いられ、また、治療後の状態の観察にも用いられている。従って、超音波カテーテルは血管狭窄部を通過可能であることが求められるため、より細径なものが要望されている。
【0003】
このような超音波カテーテルは、挿入部の先端に超音波振動子もしくは超音波反射ミラーを回転自在に設け、体腔内に挿入した後、手元側の駆動部から延在するドライブシャフト等を介して回転させながら走査(ラジアルスキャン)するものが一般的である。この種の超音波カテーテルは、超音波振動子もしくはミラーがチューブ状本体の先端付近に設けられ、超音波振動子もしくはミラーに先端を連結したドライブシャフトとこれを包囲するチューブ状本体等が手元側の駆動部もしくは駆動部に接続されるコネクタ部まで延在されている。
【0004】
また、チューブ本体内ににおける超音波振動子および/またはミラーの周囲には、超音波伝達媒体が満たされている。この超音波伝達媒体は超音波ビームを効率よく伝達させるためのもので、製造段階で密封しておくか、または体腔内挿入の直前に術者が注入する。ここで、製造段階で密封するものは、使用前に注入する煩わしさが無い点で好ましいが、血管に挿入するような細径・薄肉のものは、内部に液体が存在することによって滅菌処理の過程でカテーテルが破損する虞れがあり、技術的に難しい。そこで、超音波カテーテルの基端に超音波伝達媒体用の注入孔を設け、術前に超音波伝達媒体として生理食塩水を注入(プライミング)し、使用中、振動子表面に気泡が付着した場合には基端より高圧で生理食塩水を注入(フラッシング)することによって気泡を除去する方式の超音波カテーテルが一般的である。このような超音波カテーテルは、フラッシングの効率を向上させるために、その先端に超音波伝達媒体の排出孔を設けることが好ましい。
【0005】
ところで、超音波カテーテルを胆管、膵管、血管等の狭い管腔に安全かつ容易に挿入させるため、ガイドワイヤを先に挿入し、それに沿って挿入させるようにした音波カテーテルがある。そのため、このような超音波カテーテルの先端には、ガイドワイヤを挿通させる管路(ルーメン)が形成されている。このガイドワイヤ用ルーメンを有する超音波プローブの例として、特開平10−80425号公報や、特表平10−500584号公報に開示されているものがある。
【0006】
このような公知の超音波カテーテルは、カテーテルチューブ本体の先端部のみにガイドワイヤ用ルーメンを形成している。このように、ガイドワイヤ用ルーメンを先端部のみに設けたカテーテルは、超音波カテーテルを治療用の拡張カテーテル等、他のカテーテルに交換する際に、ガイドワイヤを血管内に留置したまま、超音波カテーテルのみを取り除き、留置してあるガイドワイヤに沿って新しいカテーテルを挿入することができる。このようなカテーテルは、一般にRX(rapid exchange:迅速交換)タイプカテーテルと呼ばれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような超音波カテーテルは、固定したガイドワイヤに沿って狭い血管内を押し進めることとなるため、ガイドワイヤ用ルーメンの付け根、すなわち超音波カテーテルの本体部分の先端に、大きな負担が生じる。また、フラッシングのための排出孔は、超音波振動子よりも先端位置に設ける必要があるため、最も負担のかかる位置に孔を設けることとなり、この部分での折れ曲がりの虞れがある。
【0008】
また、ガイドワイヤ用ルーメン内は、血液の流れが滞り易いため、血液の凝固が生じ易くなる。凝固が生じた場合、ガイドワイヤと、ガイドワイヤ用ルーメン内壁との摺動性が低下し、超音波カテーテルの操作性が悪くなる。また、このようなガイドワイヤ用ルーメン内壁とガイドワイヤとの摺動性が低下した状態で血管内における屈曲のきつい箇所を通過するようにカテーテルを押し進めた場合には、上述したようなガイドワイヤ用ルーメンの付け根部分の折れ曲がり(キンク)が生じてしまう虞れがある。
【0009】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、フラッシングのための排出孔による超音波カテーテルの強度低下を防止し、かつ、ガイドワイヤ用ルーメン内壁の摺動性を高め、血栓が付着しにくく、また付着した場合であっても除去しやすい超音波カテーテルを提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、前記目的を達成するため、体腔あるいは管腔内に挿入される長尺のチューブ状本体と、該本体の管腔内に設けられた超音波振動子と、該本体の先端部に設けられたガイドワイヤ用の管路を有する超音波カテーテルにおいて、前記ガイドワイヤ用の管路は前記超音波振動子よりも先端位置と前記超音波カテーテルの最も先端位置に設けられたガイドワイヤ出入口を有するように延在し、前記本体の管腔内と前記ガイドワイヤ用の管路内壁とを連通する通路を更に有することを特徴とする超音波カテーテルである。
【0011】
また、前記本体の管腔内の先端に前記ガイドワイヤ用の管路を強固に接合・支持するための補強部材を有し、前記通路が該補強部材の内部を連通することが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0013】
図1は本発明に係る超音波カテーテルを示す側面図である。
【0014】
図2は図1に示した実施の形態に係る超音波カテーテルの先端部の部分断面図である。
【0015】
図3は本発明に係る超音波カテーテルシステムの全体構成を説明するための概略構成図である。
【0016】
図1において、超音波カテーテル1は、体腔あるいは管腔内に挿入されるチューブ状本体であるカテーテルシース2と、外部駆動源30(図3)と接続するためのコネクタ3とからなり、コネクタ3は、カテーテルシース2に連結したシースコネクタ3aと、後述するドライブシャフトを介して超音波振動子と連結するドライブシャフトコネクタ3bとよりなる。カテーテルシース2の先端にはガイドワイヤ用ルーメン(管路)15が備えられている。シースコネクタ3aにはフラッシング用ポート5が設けられているが、フラッシングを行う時以外は、栓をされている。ドライブシャフトコネクタ3bには、プライミング終了を確認するための確認用ポート6が設けられており、こちらも普段は栓をされる。
【0017】
カテーテルシース2は、例えばポリイミド、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリウレタン等の樹脂の多層構造からなり、管腔内の超音波振動子が存在する位置より基端には、樹脂層の間に金属製の編組や平板コイル等の補強体が設けられる。
【0018】
図2における10はステンレス等の金属線密巻きコイルからなるドライブシャフトであり、その内部には図示しない信号線が超音波振動子13に接続されてコネクタ3まで延在している。ドライブシャフト10の先端には円筒形のハウジング11が固定される。ハウジング11の側壁には開口12が設けられ、その内部に上述の信号線に接続された超音波振動子13が固定される。ハウジング11の先端には更に、コイル14が備えられる。コイル14により、ドライブシャフト10や超音波振動子13の回転安定性が向上し、カテーテルシース2の先端部分での折れ曲がり(キンク)が防止され、カテーテルシース2を固定した状態で超音波振動子13を軸方向に移動させる際に、ハウジングがカテーテルシース2に接触するのを防ぐことができる。ハウジング11と、ドライブシャフト10およびコイル14の固定は、ハンダ等の固定材料23にて行われる。
【0019】
ハウジング11は、アルミナ、ジルコニア等のセラミック材料、または、ステンレス(SUS304)等の金属材料で構成され、カテーテルシース2内との摺動抵抗を軽減するため、ドライブシャフト10とほぼ等しい外径を持つ円筒形のパイプからなる。超音波振動子13は、矩形状あるいは円形状をしたPZT等からなる圧電材の両面に、電極を蒸着、印刷等により形成したものである。超音波振動子13の設置位置は、ドライブシャフト10が回転ムラを引き起こさないように、超音波振動子13や図示しない背面材を組み込んだ状態におけるハウジング11の重心が、回転軸方向の中心付近となるような位置に設置される。
【0020】
15は、カテーテルシース2の先端部に設けられたガイドワイヤ用ルーメンである。ガイドワイヤ用ルーメン15は、超音波振動子13よりも先端位置に設けられたガイドワイヤ挿入口16と、超音波カテーテル1の最も先端位置となるガイドワイヤ出口17の間に延在し、カテーテルシース2の先端部に接着された長さ20〜30mm程度の樹脂製の管状部材18よりなる。
【0021】
ガイドワイヤ用ルーメン15の管路内壁には、カテーテルシースの管腔内と連通する通路19の開口20が設けられる。通路19は、カテーテルシース2の管腔内先端に設けられた補強部材21の中心を通るように形成される。
【0022】
22は、体腔内挿入時にX線透視下で超音波カテーテル1の先端位置を確認するためのX線不透過マーカであり、Pt、Au、Ir等のX線不透過性の高い金属コイルから構成される。
【0023】
次に、管状部材18をカテーテルシース2へ接合する方法について説明する。まず、熱融着性材料からなる補強部材21を、カテーテルシース2の先端側内部に挿入した後、管状部材18をカテーテルシース2の先端側から挿入してカテーテルシース2の側壁へ貫通させる。補強部材21の先端側を管状部材18の基部に接触させた状態で、熱温風器などを用いてカテーテルシース2の上側から熱風を当て、カテーテルシース2と管状部材18および補強部材21を熱融着する。ここで、管状部材18および補強部材21には予め開口および通路を設けておき、融着する際には遠位端開口(ガイドワイヤ出口17)から開口20を経て、カテーテルシース2内に通るように、予め設けておいた開口および通路の中にステンレスの線材又は平板等を挿入しておき、熱融着性材料である補強部材21の硬化後、ステンレス線材等を引き抜くことにより、通路19を確保する。
【0024】
このように、補強部材21により、管状部材18はカテーテルシース2に強固に接合・支持されるため、管状部材18の接合部(付け根)における耐屈曲性が高められる。
【0025】
通路19は、補強部材21を介してガイドワイヤ用ルーメン15の管路内壁に連通しているので、カテーテルシース2の先端部分の強度が低下することはない。また、プライミングの作業は、通路19を介して行われる。超音波カテーテル1の先端から注入が行われることによって、先端部に設置される超音波振動子13付近での液圧が高くなり、超音波振動子13の表面に気泡が付着しにくくなる。具体的には、プライミングの作業は、術前に専用のホルダー(図示しない)に超音波カテーテル1を収納し、ガイドワイヤ出口17から開口20を通じて、後端に備えられた確認用ポート6に到るまで生理食塩水等の超音波伝達媒体がカテーテル内に注入される。また、術中には、フラッシング用ポート5よりフラッシングを行い、カテーテル内から開口20を通じて、管状部材18内まで生理食塩水等を排出することができる。
【0026】
図3における外部駆動源30は、モータを内蔵し、ドライブシャフト10を介して超音波振動子13を回転駆動させる。また、超音波振動子13とはドライブシャフト10内に延在する信号線を関して電気的にも接続されており、超音波の送信・受信信号は超音波診断装置31へ送られる。超音波診断装置31は、表示部32により体腔内の横断面像を表示し、画像の調節や駆動装置の制御は操作パネル33により行われる。また、得られた画像は画像記録装置34により録画される。
【0027】
図4は、本発明の超音波カテーテル1の、基端部の構造を説明する側面断面図である。図4において、ドライブシャフトコネクタ3bは、ドライブシャフト10の基端側に接続され、超音波振動子13をカテーテルシース2に対して相対的に手元側へ移動させることができる。ドライブシャフトコネクタ3bは、ドライブシャフト10の基端の所定部分を覆いながらシースコネクタ3a内を摺動可能なガイドチューブ40を備えている。ガイドチューブ40は、ドライブシャフト10を引っ張った際に、ドライブシャフト10の基端部分を外界に露呈させないためのもので、その先端部には膨張部41を有し、シースコネクタ3aからのガイドチューブ40の脱落を防止する。
【0028】
シースコネクタ3aは、カテーテルシース2の後端と接続ポート42にて連結されており、シースコネクタ3a内に挿入されるドライブシャフトコネクタ3bとの間における気密性を保つためのOリング状をしたシール材43と、ネジ部44とを備えており、押し子45に備えられたネジ機構とネジ部44の接続により、シール材43が把持される。
【0029】
ドライブシャフトコネクタ3bの基端部は、外部駆動源30と着脱可能であり、回転端子46がモータ駆動装置と勘合してドライブシャフト10と共に回転する。47は信号線である。
【0030】
本発明の超音波カテーテル1における超音波の走査(スキャン)は、外部駆動源30内のモータの回転運動をドライブシャフト10に伝達し、ドライブシャフト10の先端に固定されたハウジング11を回転させることによって、ハウジング11に設けられた超音波振動子13で送受される超音波を略径方向に走査することによって行われる。ここで得られる超音波画像は、血管内の横断面像である。また、超音波カテーテル1全体、あるいはドライブシャフトコネクタ3bを手元側へ引っ張り、ドライブシャフト5を長手方向に移動させることによって、血管内の軸方向に間隔を空けた包囲組織体における360°の断面画像を任意の位置まで走査的に得ることができる。
【0031】
次に、本発明の超音波カテーテルの作用について説明する。図5は、本発明の超音波カテーテル1を血管内に挿入し、先端部が屈曲のきつい血管内を通過し、超音波スキャンを行っている様子を示す図である。ここでは、ガイドワイヤ50は固定され、ガイドワイヤ50をガイドワイヤ用ルーメン15に挿通した超音波カテーテル1が体腔外から押し進められる。このように、超音波カテーテル1が屈曲した血管内を進む場合、ガイドワイヤ用ルーメン15を形成する管状部材18の付け根部分51に最も応力が集中することとなる。この付け部分51は、内部に超音波振動子やドライブシャフトが存在しない部分であり、構造上、超音波カテーテル1において最も機械的強度の弱くなる部分であるが、本実施の形態においては、ここにプライミングやフラッシングのための開口を設けず、かつ補強部材を設けているため、曲げ剛性が向上し、キンク(折れ曲がり)が防止されている。
【0032】
また、血管内の診断を比較的ゆっくりと詳細に行う際など、超音波カテーテル1の動きが比較的少ない時は、ガイドワイヤ用ルーメン15の内腔における血流が滞り、部分的な血液の凝固が生じ易くなる。このような場合、ガイドワイヤ50の表面とガイドワイヤ用ルーメン15の内表面との摺動性が低下し、超音波カテーテル1の操作性が悪くなる。このような、摺動性が低下した状態で、超音波カテーテル1を押し進めた場合、付け根部分51に加わる応力は更に増加する。このような場合、超音波カテーテル1の後端のコネクタ3に備えられたフラッシング用ポート5よりフラッシングを行うことによって、通路19を通じて、管状部材18の内腔にプライミング液(生理食塩水)が流入するため、ガイドワイヤ50の表面の親水性被膜により管状部材18とガイドワイヤ50との間の摺動性を改善することができる。
【0033】
なお、以上説明した実態の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。従って、上記実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物を含む趣旨である。
【0034】
【発明の効果】
以上に述べたごとく、本発明の超音波カテーテルによれば、カテーテル操作中に、先端部が屈曲のきつい血管内を通過した際においても、カテーテルシースのガイドワイヤ用ルーメンの付け根にキンクを生ずることなく、プライミングおよび/またはフラッシング用の通路を形成することができ、ガイドワイヤとの摺動性が低下した場合であっても、血管内に挿入したままこれを改善することができ、ひいては操作者の不快感や疲労感を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波カテーテルを示す側面図である。
【図2】本発明に係る超音波カテーテルの先端部の部分断面図である。
【図3】本発明に係る超音波カテーテルのシステム全体構成を説明する図である。
【図4】本発明に係る超音波カテーテルの手元部の断面側面図である。
【図5】本発明に係る超音波カテーテルを屈曲のきつい血管内に挿通させている状態を示す図である。
【符号の説明】
1…超音波カテーテル
2…カテーテルシース
3…コネクタ
10…ドライブシャフト
11…ハウジング
12…開口
13…超音波振動子
14…コイル
15…ガイドワイヤ用ルーメン
16…ガイドワイヤ挿入口
17…ガイドワイヤ出口
18…管状部材
19…通路
20…開口
21…補強部材
22…X線不透過マーカ
30…外部駆動源
31…超音波診断装置
32…表示部
33…操作パネル
34…画像記録装置
50…ガイドワイヤ

Claims (2)

  1. 体腔あるいは管腔内に挿入される長尺のチューブ状本体と、該本体の管腔内に設けられた超音波振動子と、該本体の先端部に設けられたガイドワイヤ用の管路を有する超音波カテーテルにおいて、前記ガイドワイヤ用の管路は前記超音波振動子よりも先端位置と前記超音波カテーテルの最も先端位置に設けられたガイドワイヤ出入口を有するように延在し、前記本体の管腔内と前記ガイドワイヤ用の管路内壁とを連通する通路を更に有することを特徴とする超音波カテーテル。
  2. 前記本体の管腔内の先端に前記ガイドワイヤ用の管路を強固に接合・支持するための補強部材を有し、前記通路が該補強部材の内部を連通することを特徴とする請求項1に記載の超音波カテーテル。
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