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JP3597782B2 - クロック信号補正回路および半導体装置 - Google Patents
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JP3597782B2 - クロック信号補正回路および半導体装置 - Google Patents

クロック信号補正回路および半導体装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はクロック信号補正回路および半導体装置に関し、特に、クロック信号のデューティー比を補正するクロック信号補正回路およびそのようなクロック信号補正回路を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、信号のデューティー比を補正するクロック信号補正回路としては、図16に示すような回路がよく知られている。図16に示すクロック信号補正回路は、分周器10、遅延素子群11、セレクタ12、および、排他的論理和素子群13によって構成されている。
【0003】
ここで、分周器10は、入力クロック信号を2分の1に分周した分周出力信号を出力する。
遅延素子群11は、複数の遅延素子がカスケードに接続されて構成されており、入力された分周出力信号を各遅延素子が時間τずつ順次遅延し、各遅延素子からの出力信号を遅延出力信号C1〜Cmとしてセレクタ12に供給する。
【0004】
セレクタ12は、分周出力信号の2分の1周期を、遅延出力信号C1〜Cmを使用してn等分し、そのうちの所望の分割信号をセレクタ出力信号D1〜Dmとして出力する。
【0005】
排他的論理和素子群13は、複数の排他的論理和素子によって構成され、分周出力信号と、セレクタ出力信号D1〜Dmとの排他的論理和を演算して出力する。
【0006】
次に、以上の従来例の動作について説明する。
補正の対象となる入力クロック信号は、分周器10において2分の1に分周され、分周出力信号として遅延素子群11、セレクタ12、および、排他的論理和素子群13に供給される。
【0007】
遅延素子群11は、カスケードに接続された複数の遅延素子によって分周出力信号を時間τずつ順次遅延する。各遅延素子の出力は、遅延出力信号C1〜Cmとしてセレクタ12に供給される。
【0008】
セレクタ12は、分周出力信号の2分の1周期を、遅延出力信号C1〜Cmを使用してn等分し、そのうちの所望の分割信号をセレクタ出力信号D1〜Dmとして出力する。即ち、セレクタ出力信号D1〜Dmは、分周出力信号の2分の1の周期を時間τでn等分した信号である。
【0009】
排他的論理和素子群13は、分周出力信号と、セレクタ出力信号D1〜Dmとの排他的論理和を演算し、演算結果を出力する。その結果、分周出力信号が“H”の状態である場合において、セレクタ出力信号が“H”の状態であるときには“L”が出力され、また、セレクタ出力信号が“L”の状態であるときには“H”が出力される。
【0010】
従って、セレクタ出力信号の選択の仕方に応じて、入力クロック信号のデューティー比を補正することが可能になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図16に示すような従来のクロック信号補正回路では、高精度でかつ回路規模を小さくすることが困難であるという問題点があった。
【0012】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、高精度でありながら回路規模を小さくすることが可能なクロック補正回路およびそのようなクロック信号補正回路を有する半導体装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す、クロック信号のデューティー比を補正するクロック信号補正回路において、入力クロック信号をn(nは自然数)分の1に分周して分周クロック信号を生成する分周手段20と、分周クロック信号を順次遅延する複数の遅延素子群と、遅延素子群の複数の遅延素子から出力される信号と、分周クロック信号とのタイミングを比較することにより、分周クロック信号のエッジを検出するエッジ検出手段21と、エッジ検出手段21の検出結果に対応する遅延素子から出力された信号を選択して遅延分周クロック信号を生成する遅延手段22と、分周クロック信号と、遅延分周クロック信号との排他論理和を演算して、出力クロック信号を生成する演算手段23と、を有することを特徴とするクロック信号補正回路が提供される。
【0014】
分周手段20は、入力クロック信号をn(nは自然数)分の1に分周して分周クロック信号を生成する。複数の遅延素子群は、分周クロック信号を順次遅延する。エッジ検出手段21は、遅延素子群の複数の遅延素子から出力される信号と、分周クロック信号とのタイミングを比較することにより、分周クロック信号のエッジを検出する。遅延手段22は、エッジ検出手段21の検出結果に対応する遅延素子から出力された信号を選択して遅延分周クロック信号を生成する。演算手段23は、分周クロック信号と、遅延分周クロック信号との排他論理和を演算して、出力クロック信号を生成する。
【0017】
更に、本発明によれば、クロック信号のデューティー比を補正するクロック信号補正回路を有する半導体装置において、入力クロック信号をn(nは自然数)分の1に分周して分周クロック信号を生成する分周手段と、分周クロック信号を順次遅延する複数の遅延素子群と、遅延素子群の複数の遅延素子から出力される信号と、分周クロック信号とのタイミングを比較することにより、分周クロック信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、エッジ検出手段の検出結果に対応する遅延素子から出力された信号を選択して遅延分周クロック信号を生成する遅延手段と、分周クロック信号と、遅延分周クロック信号との排他論理和を演算して、出力クロック信号を生成する演算手段と、を具備するクロック信号補正回路を有することを特徴とする半導体装置が提供される。
【0018】
ここで、分周手段は、入力クロック信号をn(nは自然数)分の1に分周して分周クロック信号を生成する。複数の遅延素子群は、分周クロック信号を順次遅延する。エッジ検出手段は、遅延素子群の複数の遅延素子から出力される信号と、分周クロック信号とのタイミングを比較することにより、分周クロック信号のエッジを検出する。遅延手段は、エッジ検出手段の検出結果に対応する遅延素子から出力された信号を選択して遅延分周クロック信号を生成する。演算手段は、分周クロック信号と、遅延分周クロック信号との排他論理和を演算して、出力クロック信号を生成する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。
【0020】
この図において、分周手段20は入力クロック信号をn(nは自然数)分の1に分周して分周クロック信号を生成する。
エッジ検出手段21は、分周クロック信号のエッジを検出する。
【0021】
遅延手段22は、エッジ検出手段21の検出結果に応じて分周クロック信号を遅延し、遅延分周クロック信号を生成する。
演算手段23は、分周クロック信号と、遅延分周クロック信号とを演算して、出力クロック信号を生成する。
【0022】
次に、以上の原理図の動作について説明する。以下では、分周手段20が入力クロック信号を2分の1に分周する場合を例に挙げて説明する。
図2は、図1に示す原理図の主要部分の信号の時間的な変化を示すタイミングチャートである。図2(A)に示すような、“H”状態である時間がt1であり、“L”の状態である時間がt2(>t1)であるような入力クロック信号が与えられたとすると、分周手段20は入力クロック信号を2分の1に分周し、図2(B)に示すような分周クロック信号として出力する。
【0023】
エッジ検出手段21は、分周クロック信号の立ち下がりエッジの位置を検出し、遅延手段22に通知する。
遅延手段22は、エッジ検出手段21から通知されたエッジの位置を参照し、分周クロック信号を2分の1周期(=T/2)だけ遅延し、図2(C)に示すような遅延分周クロック信号として出力する。例えば、エッジ検出手段21は、分周クロック信号を所定の時間ずつ順次遅延していき、遅延された分周クロック信号の立ち上がりエッジと、もとの分周クロック信号の立ち下がりエッジとが重なる遅延時間を算定し、これをエッジ検出結果として遅延手段22に通知する。遅延手段22は、エッジ検出手段21から通知されたエッジ検出結果の2分の1に対応する遅延時間によって分周クロック信号を遅延し、遅延分周クロック信号(図2(C)参照)として出力する。
【0024】
演算手段23は、遅延分周クロック信号(図2(C)参照)と、分周クロック信号(図2(B)参照)との排他的論理和を演算し、その結果得られた信号を出力クロック信号(図2(D)参照)として出力する。
【0025】
前述のように、遅延分周クロック信号は、分周クロック信号が2分の1周期だけ遅延されているので、分周クロック信号と、遅延分周クロック信号との排他的論理和を演算した結果は、2分の1のデューティー比を有する結果となる。
【0026】
以上に説明したように、本実施の形態では、入力クロック信号を2分の1に分周して生成した分周クロック信号をそのエッジ位置を参照して2分の1周期だけ遅延して遅延分周クロック信号を生成し、得られた遅延分周クロック信号と分周クロック信号との排他的論理和を演算して出力クロック信号を生成するようにしたので、デューティー比を正確にかつ簡単に補正することが可能になる。
【0027】
なお、以上の原理図では、分周手段は入力クロック信号を2分の1に分周するようにしたが、それ以外の分周値を用いることも可能であり、その場合には入力クロック信号の周期を変更することが可能になる。
【0028】
また、以上の原理図では、遅延手段22は、分周クロック信号を2分の1周期だけ遅延するようにしたが、それ以外の遅延量を用いることも可能であり、その場合にはデューティー比を50%以外の任意の値に変更することが可能になる。
【0029】
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図3は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の実施の形態は、分周器40、遅延素子群50、エッジ検出部60、遅延信号選択部70、排他的論理和素子80によって構成されている。
【0030】
ここで、分周器40は、入力クロック信号を2分の1に分周し、分周出力信号として出力する。
遅延素子群50は、複数の遅延素子群がカスケードに接続されて構成されており、入力された分周出力信号を各遅延素子によって時間τずつ遅延し、一部の遅延素子からの出力を遅延出力信号F1〜Fqおよび遅延出力信号C1〜Cpとして出力する。
【0031】
図4は、遅延素子群50の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、遅延素子群50は、遅延素子51−1〜51−mによって構成されている。入力された分周出力信号は、遅延素子51−1に供給され、時間τだけ遅延された後、後段の遅延素子によって同じく時間τずつ順次遅延される。
【0032】
最初の遅延素子51−1〜51−g−1は、分周出力信号をτずつ順次遅延して次の段の素子に供給するのみであり、その出力は外部には取り出されていない。
【0033】
次の遅延素子51−g〜51−h(g≦h)の出力は、遅延出力信号F1〜Fqとして遅延信号選択部70へ供給される。
次の遅延素子51−h+1〜51−i−1は、分周出力信号をτずつ順次遅延して次の段の素子に供給するのみであり、その出力は外部には取り出されていない。
【0034】
次の遅延素子51−i〜51−mの出力は、遅延出力信号C1〜Cpとして、エッジ検出部60に供給されている。
図3に戻って、エッジ検出部60は、遅延素子群50から出力された遅延出力信号C1〜Cpと、分周出力信号との排他的論理和を演算することにより、分周出力信号の立ち下がりエッジを検出し、検出結果を検出信号として遅延信号選択部70に供給する。
【0035】
図5は、エッジ検出部60の詳細な構成例を示している。この図に示すように、エッジ検出部60は、Dフリップフロップ素子61−1〜61−p、および、排他的論理和素子62−1〜62−p−1によって構成されている。
【0036】
Dフリップフロップ素子61−1〜61−pのクロック信号入力端子には、遅延素子群50から出力された遅延出力信号C1〜Cpが供給されている。また、データ入力端子には、分周出力信号が接続されている。更に、それぞれの素子の出力端子は、2組ずつ排他的論理和素子62−1〜62−p−1の入力端子に接続されている。
【0037】
排他的論理和素子62−1〜62−p−1の出力は、検出信号として遅延信号選択部70に供給されている。
図3に戻って、遅延信号選択部70は、エッジ検出部60から供給された検出信号D1〜Dp−1に対応する遅延出力信号F1〜Fqを選択し、出力する。
【0038】
図6は、遅延信号選択部70の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、遅延信号選択部70は、NOR素子70−1〜70−s、NOR素子71−1〜71−s、および、NOR素子72によって構成されている。
【0039】
NOR素子70−1〜70−sは、検出信号D1〜Dp−1の隣接する2組の論理和を演算した結果を反転して出力する。
NOR素子71−1〜71−sは、NOR素子70−1〜70−sの出力と、遅延出力信号F1〜Fqのそれぞれの出力の論理和を演算した結果を反転して出力する。
【0040】
NOR素子72は、NOR素子71−1〜71−sの出力の論理和を演算した結果を反転して出力する。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
【0041】
図7(A)に示す入力クロック信号が入力されると、分周器40はこの入力クロック信号を2分の1に分周し、図7(B)に示す分周出力信号として出力する。
【0042】
遅延素子群50を構成する遅延素子51−1〜51−mのそれぞれは、入力された分周出力信号を、時間τずつ順次遅延して、次段の素子に出力する。
エッジ検出部60のDフリップフロップ素子61−1〜61−pは、遅延素子51−i〜51−mから出力された遅延出力信号C1〜Cpを、それぞれのクロック端子に入力し、それぞれの遅延出力信号C1〜Cpが立ち上がるタイミングで分周出力信号をラッチして出力する。
【0043】
図7に示す例では、(F)〜(H)に示す遅延出力信号Cb−1〜Cb+1のうち、遅延出力信号Cb−1,Cbが立ち上がるタイミングでは、分周出力信号は“H”の状態であるが、遅延出力信号Cb+1が立ち上がるタイミングでは“L”の状態になっている。即ち、この例では、分周出力信号の立ち下がりエッジは、遅延出力信号Cbと遅延出力信号Cb+1の間に位置しており、Dフリップフロップ素子の出力の論理が変化する位置が、エッジの位置に対応している。
【0044】
排他的論理和素子62−1〜62−p−1は、Dフリップフロップ素子61−1〜61−pの隣り合う出力信号の排他的論理和を演算し、演算結果を検出信号として出力する。ここで、排他的論理和は入力される2つの信号の状態が異なる場合にのみ“H”を出力する。従って、いまの例では、遅延出力信号Cbおよび遅延出力信号Cb+1が入力される排他的論理和素子62−bの入力のみが異なっているので、この素子の出力である検出信号Dbのみが“H”の状態になり、それ以外は全て“L”の状態になる。
【0045】
遅延信号選択部70は、エッジ検出部60から供給された検出信号D1〜Dp−1を2組ずつに分割し、NOR素子70−1〜70−sに入力する。ここで、NOR素子は、入力がともに“L”の状態である場合にのみ“H”を出力し、それ以外は“L”を出力する。いまの例では、検出信号Dbが入力されるNOR素子70−b/2(但し、bは偶数:bが奇数の場合はNOR素子70−(b+1)/2)の出力のみが“L”の状態となり、それ以外は全て“H”の状態になる。
【0046】
その結果、NOR素子71−1〜71−sのうち、“H”を入力しているものについては、遅延出力信号の状態に拘らず“L”を出力する。また、“L”を入力しているものについては、該当する遅延出力信号を反転した信号を出力することになる。いまの例では、NOR素子70−b/2(但し、bは偶数:bが奇数の場合はNOR素子70−(b+1)/2)の出力を入力するNOR素子71−b/2(但し、bは偶数:bが奇数の場合はNOR素子71−(b+1)/2)からのみ、遅延信号Fb/2(但し、bは偶数:bが奇数の場合はF(b+1)/2)が反転された信号が出力される。
【0047】
NOR素子72は、NOR素子71−1〜71−sから出力される信号の論理和を演算して、得られた結果を反転して出力する。いまの例では、特定のNOR素子以外の出力は全て“L”であるので、遅延信号Fb/2(但し、bは偶数:bが奇数の場合はF(b+1)/2)が反転された信号が出力されることになる。
【0048】
ここで、NOR素子72から出力される遅延出力信号は、“H”の状態である検出信号によって特定される遅延量の半分の遅延量を有するように設定されている。従って、NOR素子72からは、分周出力信号を2分の1周期だけ遅延した分周出力信号が出力されることになる。仮に、遅延信号Fb/2(但し、bは偶数:bが奇数の場合はF(b+1)/2)をFaとすると、NOR素子72からは、図7(E)に示すような信号を選択し、図7(I)に示す選択出力信号を出力することになる。
【0049】
なお、遅延信号選択部70によって選択された信号が出力される際には、複数(図6の例では2つ)の論理素子を通過してから出力されるため、その分だけ遅延を生ずることになる。従って、この遅延分も考慮したうえで、検出信号によって選択される信号を設定する必要がある。
【0050】
排他的論理和素子80は、選択出力信号と、分周出力信号の排他的論理和を演算する。排他的論理和は、前述のように、入力された2つの信号の状態が異なる場合にのみ“H”の状態になり、他の場合には“L”の状態になるので、周期Tの分周出力信号がT/2だけ遅延されて生成された選択出力信号との排他的論理和は、図7(J)に示すように、周期がTでデューティー比が50%の信号となる。
【0051】
以上に説明した本実施の形態によれば、入力クロック信号を分周して分周出力信号を生成し、これを遅延素子群によって遅延した遅延出力信号のタイミングと比較することによりエッジを検出し、検出したエッジに対応する遅延量を有する遅延出力信号を選択し、分周出力信号との排他的論理和を演算することにより、クロック信号を補正するようにしたので、簡単な構成により精度の高い補正を行うことが可能になる。
【0052】
なお、以上の実施の形態では、分周器40によって入力クロック信号を2分の1に分周する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこのような場合にのみ限定されるものではなく、任意の値に設定することが可能である。3以上の値に設定した場合には、クロック信号の周期を変更することが可能になる。
【0053】
また、以上の実施の形態では、入力クロック信号のデューティー比を50%に補正する場合を例に挙げて説明したが、エッジ検出部60と遅延信号選択部70との対応関係を適宜変更することにより、補正後のデューティー比を任意に設定することも可能である。
【0054】
更に、以上の実施の形態では、図4に示すように、エッジ検出部60へ供給される遅延出力信号C1〜Cpを取り出す遅延素子群と、遅延信号選択部70へ供給される遅延出力信号F1〜Fqを取り出す遅延素子群とは、相互に重複しない構成としたが、図8に示すように、これらの一部または全部が重複するように構成することも可能である。この図の例では、遅延出力信号C1〜Ck+1を取り出す遅延素子群と、遅延出力信号Fu〜Fqを取り出す遅延素子群とが重複している。
【0055】
このような構成によれば、配線数が増加するので、回路は複雑化するものの、入力クロック信号の周期に幅広く対応することが可能になる。
更にまた、本実施の形態では、遅延素子群を構成する各遅延素子の遅延時間が等しいことが設計を簡略化する上では望ましい。ところで、遅延素子の出力に接続される素子数が増加すると、その分だけ遅延時間が延長されることが知られている。従って、例えば、図4に示す例では、遅延素子51−1〜51−g−1および遅延素子51−g+3〜51h−2については次段の遅延素子にのみ接続されている状態であるので、これらに比較すると、出力が取り出されている遅延素子51−g〜51−hおよび遅延素子51−i〜51−mの方が遅延量が大きくなる。そこで、図9に示すように、出力端子に接続される素子数に応じてコンデンサC1〜C8を接続することにより、全ての遅延素子の遅延量が等しくなるように較正することが可能である。
【0056】
図9に示す例では、次段の遅延素子にのみ接続されている遅延素子(例えば、初段の遅延素子)については、2個のコンデンサ(初段の遅延素子の場合ではコンデンサC1,C5)が接続されている。また、1個の出力のみが取り出されている遅延素子については、1個のコンデンサ(C2〜C4およびC6〜C8)が接続されている。更に、2個の出力が取り出されている遅延素子についてはコンデンサは接続されていない。
【0057】
このように、遅延素子に接続される出力素子の個数に応じたコンデンサを接続することにより、各遅延素子の遅延量を均等にし、回路全体の精度を高めることが可能になる。
【0058】
なお、図9に示す例では、出力に接続される素子の個数に応じてコンデンサを接続するようにしたが、ダミーの素子(例えば、論理素子等)を接続するようにしてもよい。また、出力に接続される素子の個数ではなく、接続される素子の入力容量等に応じて、コンデンサまたはダミーの素子の容量または個数を決定することも可能である。
【0059】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図10は、本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。この図において、図3と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。なお、図3と比較すると、第2の実施の形態では、端数補正部100が遅延信号選択部70と排他的論理和素子80との間に新たに挿入されており、この点が異なっている。
【0060】
ここで、端数補正部100は、エッジ検出部60と、遅延信号選択部70との対応関係において、端数が生じた場合(1対1の関係でない場合)には、このような端数に対応する処理を行い、回路の補正精度を向上させる。以下では、端数補正部100の動作原理を簡単に説明した後、詳細な構成例について説明する。
【0061】
図11は、端数補正部100の動作原理を説明するための図である。図11(A)は端数を生じない場合における動作原理を示している。ここで、各四角形は、遅延素子において遅延される遅延量を示しており、四角形の上部のF1〜F5は、遅延信号選択部70に出力される遅延出力信号F1〜F5を示している。また、四角形の下部のC1〜C4は、エッジ検出部60に出力される遅延出力信号C1〜C4を示している。
【0062】
このような図において、例えば、エッジ検出部60が遅延出力信号C3および遅延出力信号C4の間で分周出力信号の立ち下がりエッジを検出したとする。この場合、立ち下がりエッジは、C3とC4の間の何れかの位置に存在しているがその正確な位置は不明である。即ち、遅延素子の遅延時間τ分は誤差となる。
【0063】
ところで、遅延信号選択部70は、エッジ検出部60から供給された検出信号に対応する遅延量を有する遅延出力信号を選択する。この例では、遅延出力信号C3の半分の遅延量を有する遅延出力信号F4が選択されて出力されることになる。
【0064】
いまの例は、C3の半分の遅延量を有する遅延出力信号が存在する場合であったが、図11(B)に示す例はそのような遅延出力信号が存在しない場合である。即ち、エッジ検出部60において遅延出力信号C4と遅延出力信号C5の間でエッジが検出された場合には、遅延出力信号C4の2分の1の遅延量を有する遅延信号は、破線の矢印で示すように、遅延出力信号F4と遅延出力信号F5の中間に位置する。しかしながら、図3に示す実施の形態では、このような中間的な遅延出力信号を生成することができないので、遅延出力信号F4またはF5の何れかを選択する構成となっている。その結果、端数が生じる場合には、この端数分だけ回路の精度が低下する結果となる。
【0065】
従って、本発明の第2の実施の形態では、以上のような端数が生じた場合には、遅延出力信号を、この端数に応じた遅延量を有する遅延素子によって更に遅延させることで、このような誤差の発生を防止する。
【0066】
図12は、端数補正部100の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、端数補正部100は、論理和素子100−1〜100−v、論理和素子101、遅延素子102、および、セレクタ103によって構成されている。
【0067】
ここで、論理和素子100−1〜100−vは、偶数番目の検出信号を2組ずつ入力し、それぞれの組の論理和を演算して出力する。
論理和素子101は、論理和素子100−1〜100−vから出力された信号の論理和を演算して出力する。従って、論理和素子101の出力は、偶数番目の検出信号の何れかが“H”の状態である場合には“H”の状態になり、それ以外の場合には“L”の状態になる。
【0068】
遅延素子102は、遅延素子群50を構成する遅延素子の2分の1の遅延量(=τ/2)を有し、遅延信号選択部70から出力された選択信号をτ/2だけ遅延して出力する。
【0069】
セレクタ103は、論理和素子101の出力が“L”の場合には、遅延信号選択部70からの出力を選択して出力し、論理和素子101の出力が“H”の場合には、遅延素子102によって遅延された出力を選択して出力する。
【0070】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
図10に示すエッジ検出部60において、遅延出力信号C3およびC4の間でエッジが検出されたとすると、検出信号D3が“H”の状態になる。
【0071】
検出信号D3が“H”の状態になると、遅延信号選択部70は、図11に示す遅延出力信号F4を選択して出力するので、端数補正部100には遅延出力信号F4が供給される。
【0072】
ここで、検出信号D3が“H”である場合には、端数補正部100の論理和素子101の出力は“L”の状態になるので、セレクタ103は、遅延信号選択部70から供給された遅延出力信号F4をそのまま排他的論理和素子80に供給する。
【0073】
一方、エッジ検出部60において、遅延出力信号C4およびC5の間でエッジが検出されたとすると、検出信号D4が“H”の状態になる。
検出信号D4が“H”の状態になると、遅延信号選択部70は図11に示す遅延出力信号F4を選択して出力するので、端数補正部100には遅延出力信号F4が供給される。
【0074】
ここで、検出信号D4が“H”である場合には、端数補正部100の論理和素子101の出力は“H”の状態になるので、セレクタ103は、遅延信号選択部70から供給され、遅延素子102によって時間τ/2だけ遅延された遅延出力信号F4を排他的論理和素子80に供給することになる。その結果、端数補正部100から出力される信号は、図11に示す破線の矢印で指示する遅延量を有する結果となる。
【0075】
従って、本発明の第2の実施の形態によれば、エッジ検出部60と、遅延信号選択部70との対応関係において、端数が生じた場合でも、クロック信号を正確に補正することが可能になる。
【0076】
なお、以上の実施の形態では、端数が2分の1の場合を例に挙げて説明したが、本発明はこのような場合にのみ限定されるものではなく、これ以外の場合にも適用することが可能である。例えば、デューティー比をa/bに補正する場合には、遅延素子群を構成する遅延素子のb分の1の遅延量を有する遅延素子を(b−1)個用意し、これらの遅延素子を必要に応じて組み合わせるようにすればよい。
【0077】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図13は、本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図である。なお、この図において、図3の場合と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。この図の例では、図3の場合と比較して、デューティー比検出器110、論理積素子A1〜Ap、および、反転素子116が新たに付加されている。なお、その他の構成は、図3の場合と同様である。
【0078】
デューティー比検出器110は、外部リセット信号によってリセットされるとともに、排他的論理和素子80から出力される出力クロック信号が所定のデューティー比に補正されたか否かを検出し、補正された場合には“H”を、それ以外の場合には“L”を補正完了信号として出力する。
【0079】
図14は、デューティー比検出器110の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、デューティー比検出器110は、遅延素子群111、Dフリップフロップ素子群112、排他的論理和素子113−1〜113−p−1、論理積素子114−1〜114−p−1、および、論理和素子115によって構成されている。
【0080】
遅延素子群111は、複数の遅延素子によって構成され、出力クロック信号を遅延時間τずつ順次遅延する。
Dフリップフロップ素子群112は、複数のDフリップフロップ素子によって構成され、外部リセット信号によってリセットされ、遅延素子群を構成する各遅延素子から出力される信号の立ち上がりエッジに同期して出力クロック信号をラッチして端子Q1〜Qpから出力する。
【0081】
排他的論理和素子113−1〜113−p−1は、Dフリップフロップ素子群112の端子Q1〜Qpから出力される隣接する2組ずつの信号の排他的論理和をそれぞれ演算して出力する。
【0082】
論理積素子114−1〜114−p−1は、所定の排他的論理和素子と、その排他的論理和素子を基準とした場合に遅延時間が2倍または2分の1に対応する排他的論理和素子の出力の論理積を演算して出力する。
【0083】
論理和素子115は、論理積素子114−1〜114−p−1の論理和を演算して出力する。
図13に戻って、反転素子116は、デューティー比検出器110の出力である補正完了信号を反転して論理積素子A1〜Apに供給する。
【0084】
論理積素子A1〜Apは、反転素子116から供給される信号に応じて、遅延出力信号C1〜Cpを通過または遮断するスイッチの役割を果たす。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
【0085】
入力クロック信号の供給が開始されるとともに、外部リセット信号が“H”の状態にされると、デューティー比検出器110がリセットされ、その出力である補正完了信号は“L”の状態になる。
【0086】
補正完了信号が“L”の状態になると、反転素子116の出力は“H”の状態になるので、論理積素子A1〜Apは、遅延素子群50から出力される遅延出力信号C1〜Cpを通過させ、エッジ検出部60に供給する。
【0087】
エッジ検出部60および遅延信号選択部70は、前述の場合と同様の動作により、分周出力信号のエッジを検出するとともに、そのエッジ位置から2分の1の遅延を有する遅延出力信号を選択して出力する。
【0088】
その結果、排他的論理和素子80からは、分周出力信号の2分の1の周期を有する信号、即ち、入力クロック信号のデューティー比を50%に補正した出力クロック信号が出力されることになる。
【0089】
デューティー比検出回路110は、遅延素子群111により、出力クロック信号をτずつ順次遅延し、Dフリップフロップ素子群112に供給する。Dフリップフロップ素子群112は、遅延素子群111からの出力信号の立ち上がりのタイミングで、出力クロック信号をラッチして端子Q1〜Qpから出力する。
【0090】
排他的論理和素子113−1〜113−p−1は、隣接する2つの端子から出力される信号の排他的論理和を演算して出力する。その結果、出力クロック信号のエッジ付近に対応する素子の出力が“H”の状態になり、その他は“L”の状態になる。
【0091】
論理積素子114−1〜114−p−1は、出力クロック信号(デューティー比が補正された信号)のエッジ間隔に対応する位置に存在する2個の排他的論理和素子の出力信号の論理積を演算するので、出力クロック信号のエッジの間隔が設定された間隔になった場合には、何れかの出力が“H”の状態になる。
【0092】
論理和素子115は、論理積素子114−1〜114−p−1の論理和を演算して出力するので、何れかの論理積素子の出力が“H”の状態になった場合には、その出力も“H”の状態になる。即ち、出力クロック信号のエッジ間隔が設定された間隔になった場合には、論理和素子115の出力である補正終了信号も“H”の状態になる。
【0093】
デューティー比検出器110の出力が“H”の状態になると、後段の回路は、出力クロック信号のデューティー比の補正が完了したことを認知する。
ところで、補正完了信号が“H”の状態になると、反転素子116の出力は“L”の状態になり、論理積素子A1〜Apは、遅延出力信号C1〜Cpを遮断した状態になる。
【0094】
その結果、エッジ検出回路60のDフリップフロップ素子61−1〜61−pにはクロック信号が供給されない状態になるので、これらの素子は直前の状態、即ち、エッジを検出した状態を保持することになる。その結果、検出信号も直前の状態が保持されることになる。
【0095】
従って、遅延信号選択部70は、保持されている検出信号に従って遅延出力信号を選択して出力するので、排他的論理和素子80からは、デューティー比が補正された出力クロック信号が出力され続けることになる。
【0096】
以上の実施の形態によれば、デューティー比の補正が完了した場合には、補正完了信号を後段の回路に出力するようにしたので、後段の回路が誤動作等をすることを防止することが可能になる。
【0097】
また、以上の実施の形態によれば、デューティー比の補正が完了した場合には、エッジ検出部60の動作を停止するようにしたので、エッジ検出位置が微妙にずれることによって発生するジッター等の発生を未然に防ぐことが可能になる。
【0098】
なお、以上の実施の形態では、デューティー比が補正された後は、エッジ検出部60の動作を停止するようにしたが、一端停止した後に、何らかの要因(例えば、所定の時間が経過した等)をトリガとして、エッジ検出部60を再度動作させることも可能である。そのような構成によれば、誤った位置で補正がロックされることを防止できる。
【0099】
また、以上の実施の形態では、外部(例えば、前段の回路)からリセット信号を入力して回路をリセットするようにしたが、例えば、電源の投入に同期してリセット信号を発生して供給することも可能である。このような構成によれば簡易な構成で回路をリセットすることが可能になる。
【0100】
次に、本発明の第4の実施の形態の構成例について説明する。
図15は、本発明の第4の実施の形態の構成例を示す図である。この図において、図3の場合と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。この図の例では、図3の場合と比較して、カウンタ120、Dフリップフロップ素子121、および、論理積素子A1〜Apが新たに追加されている。その他の構成は、図3の場合と同様である。
【0101】
ここで、カウンタ120は、外部リセット信号によってリセットされ、入力クロック信号の、例えば、立ち上がりエッジをカウントし、所定のカウント値になった場合に、その出力を“H”の状態にする。
【0102】
Dフリップフロップ素子121は、外部リセット信号が“H”になった場合には、セット(S)端子に“H”が入力されるので、出力が“H”の状態になる。そして、カウンタ120の出力が立ち上がるタイミングで、外部リセット信号をラッチして出力する。なお、この出力信号は補正完了信号であり、この実施の形態ではアクティブロー(Active Low)となっている。
【0103】
論理積素子A1〜Apは、補正完了信号が“H”の状態である場合には、遅延出力信号C1〜Cpを通過させ、“L”の場合には遮断する。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
【0104】
入力クロック信号の供給が開始され、外部リセット信号が“H”の状態にされると、カウンタ120がリセットされ、入力クロック信号の、例えば、立ち上がりエッジのカウントを開始する。
【0105】
一方、Dフリップフロップ素子121は、外部リセット信号が“H”の状態になると、セット端子が“H”の状態になるので、その出力である補正完了信号が“H”の状態になる。なお、前述のように、本実施の形態では、補正完了信号はアクティブローであるので、“H”の状態であることは補正の完了を意味しない。
【0106】
補正完了信号が“H”の状態になると、第3の実施の形態の場合と同様に、論理積素子A1〜Apは遅延出力信号C1〜Cpを通過させ、エッジ検出部60に供給するので、エッジの検出動作が開始され、エッジが検出された場合には、検出信号が遅延信号選択部70に供給される。
【0107】
遅延信号選択部70は、検出信号に応じて所定の遅延出力信号を選択し、排他的論理和素子80に供給する。その結果、排他的論理和素子80からは、デューティー比が補正された出力クロック信号が出力されることになる。
【0108】
外部リセット信号が入力されてから、所定の時間(補正が完了するのに十分な時間)が経過すると、カウンタ120の出力が“H”の状態になる。すると、Dフリップフロップ素子121は、カウンタ120の立ち上がりのタイミングで、外部リセット信号をラッチする。外部リセット信号は、短時間だけ“H”の状態になる信号であり、カウンタ120のカウント動作が完了する時点では“L”の状態になっているので、Dフリップフロップ素子121の出力は“L”の状態になる。
【0109】
その結果、補正完了信号が“L”になってアクティブになるとともに、論理積素子A1〜Apが遮断された状態になるので、エッジ検出部60は直前の状態でロックされることになる。その結果、前述の場合と同様に、ジッター等の発生を未然に防ぐことが可能になる。
【0110】
以上の実施の形態によれば、カウンタ120とDフリップフロップ素子121を用いて入力クロック信号をカウントし、所定の時間が経過した場合には、補正完了信号をアクティブにするとともに、エッジ検出部60をロックするようにしたので、簡易な回路で補正完了信号を生成することが可能になるとともに、ジッターの発生を防止することが可能になる。
【0111】
なお、第1〜第4の実施の形態では、エッジ検出部60からの全ての検出信号を遅延信号選択部70に接続するようにしたが、例えば、偶数番目の検出信号のみを接続し、奇数番目の信号がアクティブにされたことを示す奇数信号を別途設けるようにしてもよい。即ち、偶数番目の信号がアクティブにされた場合には、その信号をそのまま遅延信号選択部70に供給し、奇数番目の信号がアクティブにされた場合には、前述の奇数信号をアクティブにするとともに、最寄りの偶数信号をアクティブにし、該当する奇数信号を特定するようにしてもよい。
【0112】
このような構成によれば、エッジ検出部60と遅延信号選択部70の間の配線数を約2分の1に減少させることが可能になり、回路を簡略化するとともに、回路の高速動作を実現することが可能になる。
【0113】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、クロック信号のデューティー比を補正するクロック信号補正回路において、入力クロック信号をn(nは自然数)分の1に分周して分周クロック信号を生成する分周手段と、分周クロック信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、エッジ検出手段の検出結果に応じて分周クロック信号を遅延し、遅延分周クロック信号を生成する遅延手段と、分周クロック信号と、遅延分周クロック信号とを演算して、出力クロック信号を生成する演算手段と、を設けるようにしたので、簡単な回路構成で精度よくクロック信号のデューティー比を補正することが可能になる。
【0115】
また、クロック信号のデューティー比を補正するクロック信号補正回路を有する半導体装置において、入力クロック信号をn(nは自然数)分の1に分周して分周クロック信号を生成する分周手段と、分周クロック信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、エッジ検出手段の検出結果に応じて分周クロック信号を遅延し、遅延分周クロック信号を生成する遅延手段と、分周クロック信号と、遅延分周クロック信号とを演算して、出力クロック信号を生成する演算手段と、を有するようにしたので、簡単な回路で精度よくクロック信号のデューティー比を補正することが可能な半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】図1に示す原理図の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態の構成例を示す図である。
【図4】図3に示す遅延素子群の詳細な構成例を示す図である。
【図5】図3に示すエッジ検出部の詳細な構成例を示す図である。
【図6】図3に示す遅延信号選択部の詳細な構成例である。
【図7】図3に示す実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】図3に示す遅延素子群の詳細な他の構成例を示す図である。
【図9】図3に示す遅延素子群の詳細な他の構成例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。
【図11】図10に示す端数補正部の動作原理を説明する図である。
【図12】図10に示す端数補正部の詳細な構成例を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図である。
【図14】図13に示すデューティー比検出器の詳細な構成例を示す図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態の構成例を示す図である。
【図16】従来のクロック信号補正回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
20 分周手段
21 エッジ検出手段
22 遅延手段
23 演算手段
40 分周器
50 遅延素子群
51−1〜51−m 遅延素子
60 エッジ検出部
61−1〜61−p Dフリップフロップ素子
62−1〜62−p−1 排他的論理和素子
70 遅延信号選択部
70−1〜70−s NOR素子
71−1〜71−s NOR素子
80 排他的論理和素子
100 端数補正部
100−1〜100−v 論理和素子
101 論理和素子
102 遅延素子
103 セレクタ
110 デューティー比検出器
111 遅延素子群
112 Dフリップフロップ素子群
113−1〜113−p−1 排他的論理和素子
114−1〜114−p−1 論理積素子
115 論理和素子
116 反転素子
120 カウンタ
121 Dフリップフロップ素子

Claims (12)

  1. クロック信号のデューティー比を補正するクロック信号補正回路において、
    入力クロック信号をn(nは自然数)分の1に分周して分周クロック信号を生成する分周手段と、
    前記分周クロック信号を順次遅延する複数の遅延素子群と、
    前記遅延素子群の複数の遅延素子から出力される信号と、前記分周クロック信号とのタイミングを比較することにより、前記分周クロック信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、
    前記エッジ検出手段の検出結果に対応する遅延素子から出力された信号を選択して遅延分周クロック信号を生成する遅延手段と、
    前記分周クロック信号と、前記遅延分周クロック信号との排他論理和を演算して、出力クロック信号を生成する演算手段と、
    を有することを特徴とするクロック信号補正回路。
  2. 前記エッジ検出手段には、前記遅延素子群のうち一部の出力が接続されていることを特徴とする請求項1記載のクロック信号補正回路。
  3. 前記遅延手段には、前記遅延素子群のうち一部の出力が接続されており、
    前記遅延手段は前記エッジ検出手段の検出結果に対応する信号を前記一部の出力の中から選択することを特徴とする請求項1記載のクロック信号補正回路。
  4. 前記遅延素子群の出力の一部は、前記エッジ検出手段または前記遅延手段の一方だけに接続されていることを特徴とする請求項1記載のクロック信号補正回路。
  5. 前記遅延素子群の出力の一部は、前記エッジ検出手段および前記遅延手段の双方に接続されていることを特徴とする請求項1記載のクロック信号補正回路。
  6. 前記エッジ検出手段および前記遅延手段に接続される前記遅延素子群の出力は、相互に重複部分を有しないことを特徴とする請求項1記載のクロック信号補正回路。
  7. 前記遅延手段または前記エッジ検出手段が接続されていない前記遅延素子群の出力には、未接続数に応じたダミーの負荷が接続されていることを特徴とする請求項1記載のクロック信号補正回路。
  8. 前記出力クロック信号のデューティー比をa/bに補正する場合には、前記遅延素子群を構成する各遅延素子のb分の1の遅延量を有する遅延素子を(b−1)個更に有し、
    前記遅延手段は、これら(b−1)個の遅延素子を必要に応じて組み合わせ、前記遅延素子群からの信号を更に遅延することを特徴とする請求項1記載のクロック信号補正回路。
  9. 前記演算手段は、前記出力クロック信号が所定のデューティー比に補正されたか否かを検出するデューティー比検出器を含み、前記デューティー比検出器は、検出結果に応じて、前記エッジ検出手段に接続する前記遅延素子群からの出力を通過または遮断するための補正完了信号を生成することを特徴とする請求項2記載のクロック信号補正回路。
  10. 前記演算手段から、補正がなされたクロック信号の出力が開始された後は、前記エッジ検出手段の動作を停止させる停止手段を更に有することを特徴とする請求項1記載のクロック信号補正回路。
  11. 前記遅延手段には、前記エッジ検出手段の検出結果を示す信号のうち、偶数番目または奇数番目の信号のみが供給されていることを特徴とする請求項1記載のクロック信号補正回路。
  12. クロック信号のデューティー比を補正するクロック信号補正回路を有する半導体装置において、
    入力クロック信号をn(nは自然数)分の1に分周して分周クロック信号を生成する分周手段と、
    前記分周クロック信号を順次遅延する複数の遅延素子群と、
    前記遅延素子群の複数の遅延素子から出力される信号と、前記分周クロック信号とのタイミングを比較することにより、前記分周クロック信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、
    前記エッジ検出手段の検出結果に対応する遅延素子から出力された信号を選択して遅延分周クロック信号を生成する遅延手段と、
    前記分周クロック信号と、前記遅延分周クロック信号との排他論理和を演算して、出力クロック信号を生成する演算手段と、
    を具備するクロック信号補正回路を有することを特徴とする半導体装置。
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