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JP3598505B2 - シャッター付きサッシ枠及び外壁材ユニット - Google Patents
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JP3598505B2 - シャッター付きサッシ枠及び外壁材ユニット - Google Patents

シャッター付きサッシ枠及び外壁材ユニット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サッシ枠と、その上部に取付けたシャッターケースと、このシャッターケースの開口部を閉塞する点検用カバー体を備えたシャッター付きサッシ枠及び、そのシャッター付きサッシ枠を外壁材に取付けた外壁材ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシャッター付きサッシ枠は、サッシ枠の上部にシャッターケースが取付けられ、そのシャッターケースの前面に点検用カバー体が着脱自在に取付けてある。
前記サッシ枠の前面とシャッターケースの前面が略面一である。前記点検用カバー体はサッシ枠の前面よりも突出し、シャッターケース内で巻き取ったシャッターカーテンが点検用カバー体と干渉しないようにしてある。
このために、シャッター付きサッシ枠を工場等から施工現場まで搬送する際に、点検用カバー体のために梱包がやりずらいし、トラックの荷台等に積載する際にサッシ枠から出張った点検用カバー体によって積載できるサッシ枠の数が少なくなり、搬送作業効率が低下する。
【0003】
シャッター付きサッシ枠を外壁材に取付けた外壁材ユニットにおいても、前述と同様に点検用カバー体のために梱包がやりずらいし、トラックの荷台等に積載できる外壁材ユニットの数が少なくなり、搬送作業効率が低下する。
【0004】
前述のことを解消するためには、特許第2759914号公報に示すように、シャッターケースから点検用カバー体を取り外した状態で施工現場まで搬送し、施工現場においてシャッターケースに点検用カバー体を取り付けることが考えられる。
このようにすれば、梱包がやり易いし、トラックの荷台に積載できるシャッター付きサッシ枠、外壁材ユニットの数が多く、搬送作業効率が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述のようにしてシャッター付きサッシ枠、外壁材ユニットを搬送すると、点検用カバー体を別途に梱包しなければならず、更に、施工現場において梱包を解く手間がある。
また、数種類のシャッター付きサッシ枠、外壁材ユニットを一度に搬送する場合や、点検用カバー体を別に搬送する場合には、施工現場において点検用カバー体を取付ける際に、種類の異なるシャッターケースに誤まって取付けることがある。
また、点検用カバー体を紛失する恐れがある。
【0006】
本発明は、前述の課題を解決するためになされたものである。
その目的は、点検用カバー体を含めてひとまとめにして容易に梱包できると共に、効率良く搬送できるようにしたシャッター付きサッシ枠及び外壁材ユニットとすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、サッシ枠と、このサッシ枠の上部に取付けられ、前面が開口したシャッターケースと、このシャッターケースの前面の開口部を閉塞する取付け姿勢で固着される点検用カバー体と、前記シャッターケース内に取付けた巻取部と、この巻取部に巻掛けられて巻取り、繰り出しされるシャッターカーテンを備え、
前記サッシ枠の前面と前記シャッターケースの前面は略面一で、前記サッシ枠の見込み寸法は前記点検用カバー体の見込み幅よりも大きく、
前記シャッターカーテンを繰り出した状態で、そのシャッターカーテンがシャッターケースの前面から突出しないようにし、
前記サッシ枠の上端部、下端部、側端部のいずれか1つの端部は、前記点検用カバー体を起立姿勢で支持するカバー体支持部を有し、
前記点検用カバー体は、前記カバー体支持部に係脱自在な取付部を有し、
この取付部をカバー体支持部に係止することで、点検用カバー体をサッシ枠の端部に、その点検用カバー体がサッシ枠の前面、後面から突出しないように起立姿勢で支持できる構成としたことを特徴とするシャッター付きサッシ枠である。
【0008】
第2の発明は、第1の発明においてサッシ枠の上端部に点検用カバー体を、シャッターケースの開口部を閉塞する取付け姿勢と、サッシ枠の上端部に起立した起立姿勢とに亘って上下回動自在に支承し、
前記点検用カバー体が起立姿勢の状態で、その取付部がサッシ枠の上端部に設けたカバー体支持部に係止するようにしたシャッター付きサッシ枠である。
【0009】
第3の発明は、第2の発明においてカバー体支持部は、見込み幅方向に離隔した第1係止受部と第2係止受部を有し、
取付部は、前記第1係止受部に係止する第1係止部と前記第2係止受部に係止し、かつ第2係止受部に沿って上下回動自在な第2係止部を有するシャッター付きサッシ枠である。
【0010】
第4の発明は、サッシ枠の上部にシャッターケースを取付け、そのシャッターケースの開口部を点検用カバー体で閉塞したシャッター付きサッシ枠を、外壁材に取付けた外壁材ユニットであって、
前記外壁材のサッシ枠よりも張り出した部分に、カバー体固定部を取付け、
このカバー体固定部に前記点検用カバー体を固定することで、その点検用カバー体をサッシ枠の前面から突出しないように外壁材で支持できる構成としたことを特徴とする外壁材ユニットである。
【0011】
第5の発明は、第4の発明において点検用カバー体をカバー体固定部に固定するビスと、点検用カバー体をシャッターケースの開口部を閉塞する取付け姿勢で固定するビスを兼用とした外壁材ユニットである。
【0012】
【作 用】
第1の発明によれば、工場等から施工現場までシャッター付きサッシ枠を搬送する時に、点検用カバー体をサッシ枠の1つの端部に支持した状態で梱包して搬送することができる。
また、点検用カバー体はサッシ枠の前面、後面から突出しないし、サッシ枠の前面とシャッターケースの前面は略面一であり、シャッターカーテンを繰り出して、そのシャッターカーテンがシャッターケースの前面から突出しないようにできるので、前述の梱包作業を容易にできる。
また、梱包したシャッター付きサッシ枠をトラックの荷台等に数多く積載できる。
【0013】
第2の発明によれば、点検用カバー体を上下に回動することで起立姿勢と取付け姿勢とすることができる。
よって、点検用カバー体を起立姿勢として施工現場まで搬送した後に、その点検用カバー体を下方に回動することで取付け姿勢とすることができる。
【0014】
第3の発明によれば、カバー体支持部の第2係止受部と取付部の第2係止部が、点検用カバー体の支持と上下回動を兼用する。
【0015】
第4の発明によれば、工場等から施工現場まで外壁材ユニットを搬送する時に、点検用カバー体を外壁材に支持した状態で梱包して搬送することができる。
また、点検用カバー体はサッシ枠の前面から突出しないので、前述の梱包作業を容易にできる。
また、梱包した外壁材ユニットをトラックの荷台等に数多く積載できる。
【0016】
第5の発明によれば、搬送時に点検用カバー体を固定していたビスで、その点検用カバー体を取付け姿勢で固定するから、ビスが共通化されてコストが安いと共に、ビスを紛失したり、施工現場に落したりすることがない。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、シャッター付きサッシ枠1はサッシ枠2と、このサッシ枠2の上部に取付けたシャッターケース3と、点検用カバー体4を備えている。
前記シャッターケース3は見込み幅方向の室外面(以下前面という)が開口した略箱形状である。
前記点検用カバー体4はシャッターケース3にビス等で固定され、シャッターケース3の開口部3aを閉塞する。この点検用カバー体4はサッシ枠にビス等で固定しても良い。
前記シャッターケース3内には巻取部5が取付けてあり、この巻取部5に、図2に示すようにシャッターカーテン6を巻掛けてシャッター7を構成する。
【0018】
前記シャッター付きサッシ枠1を外壁材8に取付けることで、シャッター付きサッシ枠を備えた外壁材ユニット9とする。
前記外壁材8の上端面8aとサッシ枠2の上端部との間の寸法aは点検用カバー体4の上下寸法bよりも大きく、外壁材8のサッシ枠2よりも上部寄りに点検用カバー体4を収納する上部スペース8bを有する。
前記外壁材8の下端面8cとサッシ枠2の下端部との間の寸法cは点検用カバー体4の上下寸法bよりも大きく、外壁材8のサッシ枠2よりも下部寄りに点検用カバー体4を収納する下部スペース8dを有する。
また、前記外壁材8の左右側面8eとサッシ枠2の左右側端部との間の寸法dは点検用カバー体4の上下寸法bよりも大きく、点検用カバー体4を収納する左右の側部スペース8fを有する。
【0019】
なお、外壁材8は、上部スペース8b、下部スペース8d、側部スペース8fのいずれか一方を有する形状、大きさでも良い。
つまり、外壁材8は、サッシ枠2の周囲における少なくとも一方寄り部分に点検用カバー体4を収納するスペースを有する形状・大きさであれば良い。
【0020】
次に、具体形状を図2に基づいて説明する。なお、図1は理解を容易とするために概略的に図示してあり、図2の具体形状と寸法、形状等が異なる部分がある。
サッシ枠2は、左右の縦枠10と、その左右の縦枠10の上端部間に連結した天枠11と、左右の縦枠10の上部寄り間に連結した上枠12と、左右の縦枠10の下端部間に連結した下枠13を備えている。
前記左右の縦枠10の下部寄りと上枠12と下枠13で障子等を装着する枠部14を形成し、前記左右の縦枠10の上部寄りと上枠12と天枠11でシャッター取付用枠部15を形成している。
【0021】
前記サッシ枠2の上部、例えばシャッター取付用枠部15にシャッターケース3が取付けてある。このシャッターケース3内に取付けた巻取部5に巻き掛けたシャッターカーテン6は、例えば、押出形材又は曲げ加工したシャッタースラット6aを複数連結したもので、その最上部のシャッタースラット6aが前記巻取部5に固着される。
最下部のシャッタースラット6aに取付けた把手16を持って引き下げることで巻取部5が繰り出し方向に回転してシャッターカーテン6が繰り出しされ、左右の縦枠10に設けた左右のガイドレール17に沿って下降し、前記枠部14を閉じる。
把手16を持って最下部のシャッタースラット6aを軽い力で持ち上げることで、巻取部5がスプリング等で巻取り方向に回転し、シャッターカーテン6を巻取り、前記左右のガイドレール17に沿って上昇し、前記枠部14を開放する。この実施の形態では巻取部5を手動で巻取り、繰り出し操作するようにしたが、電動モータで巻取り、繰り出し操作するようにしても良い。
【0022】
前記シャッターケース3は下面板20と後面板21と上面板22と左右の側面板23,23で、前面が開口した左右方向に長尺な略箱形状である。
前記上面板22が天枠11の下部にビス24で固着され、左右の側面板23が縦枠10にビス25で固着される。
前記シャッターケース3の前面3b(左右の側面板23の見込み幅方向の室外側端面23a)は、サッシ枠2の見込み幅方向の室外面(以下前面2aという)と略面一である。
前記点検用カバー体4はシャッターケース3の開口部3aを閉じる取付け姿勢で固着される。例えば側面板23の折曲片23bにビス26で固着される。このビス26を弛めることで点検用カバー体4を取り外しできる。
前記点検用カバー体4の上部は天枠11に接し、下部は上枠12と隙間を置いて相対向してシャッターケース3の開口部3aを閉じている。前記隙間をシャッターカーテン6が挿通する。
【0023】
前記シャッターケース3の形状、取付け及び、点検用カバー体4の形状、取付けは前述に限ることはなく、シャッターケース3はサッシ枠2の上部に取付けられて両者の前面2a,3bが略面一となれば良い。点検用カバー体4はシャッターケース3の開口部3aを閉塞する取付け姿勢で固着すれば良い。
【0024】
前記外壁材8は、芯材30の室外側面に外装材31、室内側面に内装材32をそれぞれ設けたもので、その外装材31が外壁材8の見込み幅方向の室外面(以下前面8gという)である。
前記芯材30にサッシ枠取付用の開口部33が形成してある。この開口部33の開口縁にサッシ枠2の縦枠10、上枠12、下枠13が取付けてあると共に、天枠11が芯材30の見込み幅方向の室外面(以下前面という)に取付けてある。
外装材31は天枠11の上面及び下枠13の下面に湿式シール材34を介して接している。
【0025】
前記サッシ枠2は、外壁材8の前面8gよりも室外側に突出している。この突出寸法は点検用カバー体4の見込み幅よりも大きく、前述の各スペースに点検用カバー体4を収納した時に、その点検用カバー体4がサッシ枠2の前面2aよりも室外側に突出しない。
【0026】
前記サッシ枠2の上端部、例えば天枠11の上面にカバー体支持部40を有する。
前記点検用カバー体4は取付部41を有する。この取付部41は前記カバー体支持部40に係脱自在である。
前述した取付部41をカバー体支持部40に係止することで、点検用カバー体4は図2に仮想線で示すように起立姿勢で支持される。
起立姿勢で支持された点検用カバー体4はサッシ枠2の前面2aよりも室外側に突出しないと共に、後面(見込み幅方向の室内面)よりも室内側に突出しない。また、外壁材8の上端面8aよりも上方に突出しない。
【0027】
前記カバー体支持部40は図3に示すように、天枠11の上面11aにおける見込み幅方向中間部に設けた第1係止受部42と、見込み幅方向室外部に設けた第2係止受部43を有する。
前記第1係止受部42は、下横片42aと縦片42bと上横片42cで見込み幅方向室外側に向いた略コ字形状である。
前記第2係止受部43は、下横片43aと縦片43bと上横片43cで見込み幅方向室内側に向いた略コ字形状である。つまり、第1係止受部42と第2係止受部43は見込み幅方向に相対向した略コ字形状である。
【0028】
前記取付部41は図3に示すように、点検用カバー体4の上面4aにおける見込み方向室外側部に設けた第1係止部44と、見込み幅方向室内側部に設けた第2係止部45を有する。
前記第1係止部44は、点検用カバー体4の前面4bよりも室外側に突出した突片形状である。
前記第2係止部45は、下横片45aと縦片45bと上横片45cで見込み幅方向の室内側に開口した略コ字形状である。
【0029】
点検用カバー体4を起立姿勢とすることで、第2係止部45の上横片45cが第2係止受部43の下横片43aに接し、かつ上横片43cに係止する。
第1係止部44が第1係止受部42の上横片42cに係止する。
これによって、点検用カバー体4は図2に仮想線で示すように天枠11の上面に、上下及び見込み幅方向に反転して起立姿勢で支持され、上下方向及び見込み幅方向には動かない。
【0030】
このようであるから、シャッター付きサッシ枠1を外壁材8に取付けせずに、そのシャッター付きサッシ枠1のみを施工現場まで搬送する時には、点検用カバー体4を天枠11の上面に支持する。
この状態でシャッター付きサッシ枠1を、点検用カバー体4を含めてひとまとめにして梱包する。この時にはシャッターカーテン6を繰り出してシャッターケース3の前面3bから室外側に突出しないようにする。
この梱包する時に点検用カバー体4がサッシ枠2の前面2aよりも突出しないので、その点検用カバー体4が邪魔にならずに容易に梱包できる。
また、ひとまとめに梱包した時に点検用カバー体4がサッシ枠2の前面2aから突出しないので、トラックの荷台に数多くのシャッター付きサッシ枠を積載でき、搬送作業効率を向上できる。
【0031】
また、点検用カバー体4は天枠11に支持された状態で施工現場まで搬送されるから、施工現場において梱包を解くことで、点検用カバー体4を天枠11から取り外してシャッターケース3に取付けできる。
よって、数種類のシャッター付きサッシ枠を一度に搬送した場合や、点検用カバー体を別に搬送した場合に、施工現場において点検用カバー体4を種類の異なるシャッターケースに誤まって取付けることがない。
また、点検用カバー体4を紛失することもない。
【0032】
この実施の形態では、点検用カバー体4は天枠11(サッシ枠2の上部)に、シャッターケース3の開口部3aを閉じる取付け姿勢と、前述の起立姿勢とに亘って上下回動自在に連結してある。
例えば、第2係止受部43の上横片43cが断面略円形状で、第2係止部45の上横片45cの先端部分が円孤形状である。
そして、第2係止部45の上横片45cが第2係止受部43の上横片43cに沿って上下方向に略180度回動可能としてある。
第1係止部44が第1係止受部42に弾性的に係止し、かつ若干の力を加えることで第1係止部44が第1係止受部42から離脱する。
【0033】
このようであるから、点検用カバー体4を取付け姿勢と起立姿勢とに亘って容易に回動できる。
【0034】
以上のことは、シャッター付きサッシ枠1を備えた外壁材ユニット9の場合も同様である。
この場合には、起立姿勢の点検用カバー体4が外壁材8の上端面8aから突出しないので、梱包の際に点検用カバー体4が邪魔にならない。
【0035】
次に第2の実施の形態を説明する。
図4に示すように、サッシ枠2の下端部、例えば下枠13の下面にカバー体支持部40を形成する。
点検用カバー体4の上部に形成した取付部41を、図4に仮想線で示すようにカバー体支持部40に係止して吊り下げ姿勢として支持する。
点検用カバー体4を吊り下げ姿勢として支持することで、その点検用カバー体4はサッシ枠2の前面2aよりも室外側に突出しないと共に、サッシ枠2の後面よりも室内側に突出しない。
また、点検用カバー体4は外壁材8の下端面8cから突出しない。
【0036】
前記カバー体支持部40は、図5に示すように下枠13の見込み幅方向中間部に設けた第1係止受部46と、下枠13の見込み幅方向室外側部に設けた第2係止受部47を有する。
前記第1係止受部46は見込み幅方向室外側に向けて突出した突片形状である。
前記第2係止受部47は見込み幅方向室内側に向けて突出した突片形状である。
前記取付部41は図5に示すように、点検用カバー体4の上面4aにおける見込み幅方向の室内側部に設けた第1係止部48と、見込み幅方向の室外側部に設けた第2係止部49を有する。
前記第1係止部48は見込み幅方向の室内側に向う突片形状である。
前記第2係止部49は見込み幅方向の室外側に向う突片形状である。
【0037】
点検用カバー体4を斜めとして第2係止部49を第2係止受部47に係止し、点検用カバー体4を吊り下げ姿勢に傾動することで、第1係止片48を弾性変形させながら第1係止受部46に係止する。
これにより、点検用カバー体4を下枠13の下面に、見込み幅方向に動かないように吊り下げて取付けできる。
【0038】
この実施の形態においても前述の第1の実施の形態と同様な作用・効果を奏することは勿論である。
【0039】
前述の第2の実施の形態においては、図4に示すように天枠11の前面11b(見込み幅方向の室外面)に、支持片11cを一体的に設ける。
この支持片11cに点検用カバー体4の上面4aにおける後部(見込み幅方向の室内部)を載置し、取付け姿勢の点検用カバー体4を上方に回動できるようにしてある。
【0040】
次に、第3の実施の形態を説明する。
図6に示すように、外壁材8のサッシ枠2よりも上部寄りにカバー体固定部材、例えばアンカー50を取付ける。
このアンカー50は外壁材8の前面8gよりも室外に突出し、その外壁材8の前面近くに切れ目51が形成してある。アンカー50は、この切れ目51部分で容易に切断できる。
点検用カバー体4を図6に仮想線で示すように起立姿勢とした状態で、点検用カバー体4を前記アンカー50にビス52で固定する。このビス52は点検用カバー体4を取付ける時に使用するビス26と兼用である。
【0041】
点検用カバー体4と天枠11(サッシ枠2の上端部)は、前述と同様にカバー体支持部40と取付部41で係止固定される。
このカバー体支持部40は前述の第2係止受部43のみで、取付部41は前述の第2係止部45のみである。なお、第1・第2係止受部42,43と第1・第2係止部44,45を設けても良い。
【0042】
このようにすることで、点検用カバー体4を起立姿勢でサッシ枠2の上端部(天枠11)と外壁材8で支持するから、強固に支持することができる。
【0043】
施工現場で点検用カバー体4を取付け姿勢に取付けした後に、アンカー50を切れ目51部分で切断する。
これにより、アンカー50の外壁材8の前面8gからの突出寸法が短かくなるので、そのアンカー50が目立つことがなく、外観意匠が見苦しくならない。
【0044】
また、第1の実施の形態と同様に、第2係止受部43と第2係止部45との係止部分を支点として点検用カバー体4を取付け姿勢と起立姿勢とに亘ってスムーズに上下揺動できる。
【0045】
前述のカバー体固定部材、例えばアンカー50を外壁材8のサッシ枠2よりも下部寄りに取付け、点検用カバー体4を図4に示すように下枠13に吊り下げると共に、アンカー50にビス52で固定しても良い。
この場合には、図4における第2係止受部47と第2係止部49のみで、下枠13に点検用カバー体4に吊り下げ支持しても良い。
【0046】
次に、第4の実施の形態を説明する。
図7に示すように、外壁材8のサッシ枠2よりも上方寄りに、複数のカバー体固定部材、例えば複数のアンカー50を取付ける。
点検用カバー体4を仮想線で示すように、起立姿勢としてビス52で各アンカー50に固着して外壁材8で支持する。
この場合には、点検用カバー体4をサッシ枠2の上端部(天枠11)に固定していないが、図6と同様に点検用カバー体4を取付け姿勢と起立姿勢に亘って上下回動自在に連結しても良い。
【0047】
前記複数のカバー体固定部材、例えばアンカー50を外壁材8のサッシ枠2よりも下方寄りに取付け、点検用カバー体4を下枠13よりも下方寄りで外壁材8に支持するようにしても良い。
【0048】
以上の各実施の形態では、搬送時に点検用カバー体4をサッシ枠2の上端部(天枠11)、下端部(下枠13)に支持したが、搬送時にサッシ枠2の左右の側端部(縦枠10)に支持しても良い。
例えば、縦枠10に前述のカバー体支持部40を形成する。
つまり、サッシ枠2の上端部、下端部、側端部のいずれか一つの端部にカバー体支持部40を形成し、その端部に点検用カバー体4を係脱自在に係止すれば良い。
【0049】
また、外壁材8におけるサッシ枠2よりも左右側部寄りにカバー体固定部材を取付け、点検用カバー体4を外壁材8におけるサッシ枠2よりも左右側部寄りに支持するようにしても良い。
つまり、外壁材8におけるサッシ枠2よりも張り出した部分にカバー体固定部材を取付け、そのカバー体固定部材に点検用カバー体4をビス止めして支持すれば良い。
【0050】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、工場等から施工現場までシャッター付きサッシ枠を搬送する時に、点検用カバー体をサッシ枠の1つの端部に支持した状態で梱包して搬送することができる。
また、点検用カバー体はサッシ枠の前面、後面から突出しないし、サッシ枠の前面とシャッターケースの前面は略面一であり、シャッターカーテンを繰り出して、そのシャッターカーテンがシャッターケースの前面から突出しないようにできるので、前述の梱包作業を容易にできる。
また、梱包したシャッター付きサッシ枠をトラックの荷台等に数多く積載できる。
【0051】
したがって、点検用カバー体を含めてひとまとめにして容易に梱包できると共に、効率良く搬送できる。
しかも、点検用カバー体はサッシ枠の1つの端部に支持された状態で施工現場まで搬送されるので、施工現場において点検用カバー体を取り外してシャッターケースの開口部を閉塞するように取付けるので、数種類のシャッター付きサッシ枠を一度に搬送する場合に種類の異なるサッシ枠に点検用カバー体を誤まって取付けることがない。
また、点検用カバー体を紛失することもない。
【0052】
請求項2に係る発明によれば、点検用カバー体を上下に回動することで起立姿勢と取付け姿勢とすることができる。
よって、点検用カバー体を起立姿勢として施工現場まで搬送した後に、その点検用カバー体を下方に回動することで取付け姿勢とすることができる。
したがって、施工現場において点検用カバー体を取付け姿勢に容易に取付けできる。
【0053】
請求項3に係る発明によれば、カバー体支持部の第2係止受部と取付部の第2係止部が、点検用カバー体の保持と上下回動を兼用する。
したがって、部品点数が少なくなってコスト安である。
【0054】
請求項4に係る発明によれば、工場等から施工現場まで外壁材ユニットを搬送する時に、点検用カバー体を外壁材に支持した状態で梱包して搬送することができる。
また、点検用カバー体はサッシ枠の前面から突出しないので、前述の梱包作業を容易にできる。
また、梱包した外壁材ユニットをトラックの荷台等に数多く積載できる。
【0055】
したがって、点検用カバー体を含めてひとまとめにして容易に梱包できると共に、効率良く搬送できる。
しかも、点検用カバー体は外壁材に支持された状態で施工現場まで搬送されるので、施工現場において点検用カバー体を取り外してシャッターケースの開口部を閉塞するように取付けるので、数種類のシャッター付きサッシ枠を一度に搬送する場合に種類の異なるサッシ枠に点検用カバー体を誤まって取付けることがない。
また、点検用カバー体を紛失することもない。
【0056】
請求項5に係る発明によれば、搬送時に点検用カバー体を固定していたビスで、その点検用カバー体を取付け姿勢で固定するから、ビスが共通化されてコストが安いと共に、ビスを紛失したり、施工現場に落としたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッター付きサッシ枠を外壁材に取付けた外壁材ユニットの概略正面図である。
【図2】第1の実施の形態を示す詳細縦断面図である。
【図3】図2のA部拡大図である。
【図4】第2の実施の形態を示す詳細縦断面図である。
【図5】図4のB部拡大図である。
【図6】第3の実施の形態を示す詳細縦断面図である。
【図7】第4の実施の形態を示す詳細縦断面図である。
【符号の説明】
1…シャッター付きサッシ枠、2…サッシ枠、3…シャッターケース、3a…開口部、4…点検用カバー体、8…外壁材、9…外壁材ユニット、10…縦枠(サッシ枠の側端部)、11…天枠(サッシ枠の上端部)、12…上枠、13…下枠(サッシ枠の下端部)、40…カバー体支持部、41…取付部、42…第1係止受部、43…第2係止受部、44…第1係止部、45…第2係止部、46…第1係止受部、47…第2係止受部、48…第1係止部、49…第2係止部、50…アンカー(カバー体固定部材)、52…ビス。

Claims (5)

  1. サッシ枠と、このサッシ枠の上部に取付けられ、前面が開口したシャッターケースと、このシャッターケースの前面の開口部を閉塞する取付け姿勢で固着される点検用カバー体と、前記シャッターケース内に取付けた巻取部と、この巻取部に巻掛けられて巻取り、繰り出しされるシャッターカーテンを備え、
    前記サッシ枠の前面と前記シャッターケースの前面は略面一で、前記サッシ枠の見込み寸法は前記点検用カバー体の見込み幅よりも大きく、
    前記シャッターカーテンを繰り出した状態で、そのシャッターカーテンがシャッターケースの前面から突出しないようにし、
    前記サッシ枠の上端部、下端部、側端部のいずれか1つの端部は、前記点検用カバー体を起立姿勢で支持するカバー体支持部を有し、
    前記点検用カバー体は、前記カバー体支持部に係脱自在な取付部を有し、
    この取付部をカバー体支持部に係止することで、点検用カバー体をサッシ枠の端部に、その点検用カバー体がサッシ枠の前面、後面から突出しないように起立姿勢で支持できる構成としたことを特徴とするシャッター付きサッシ枠。
  2. サッシ枠の上端部に点検用カバー体を、シャッターケースの開口部を閉塞する取付け姿勢と、サッシ枠の上端部に起立した起立姿勢とに亘って上下回動自在に支承し、
    前記点検用カバー体が起立姿勢の状態で、その取付部がサッシ枠の上端部に設けたカバー体支持部に係止するようにした請求項1記載のシャッター付きサッシ枠。
  3. カバー体支持部は、見込み幅方向に離隔した第1係止受部と第2係止受部を有し、
    取付部は、前記第1係止受部に係止する第1係止部と前記第2係止受部に係止し、かつ第2係止受部に沿って上下回動自在な第2係止部を有する請求項2記載のシャッター付きサッシ枠。
  4. サッシ枠の上部にシャッターケースを取付け、そのシャッターケースの開口部を点検用カバー体で閉塞したシャッター付きサッシ枠を、外壁材に取付けた外壁材ユニットであって、
    前記外壁材のサッシ枠よりも張り出した部分に、カバー体固定部を取付け、
    このカバー体固定部に前記点検用カバー体を固定することで、その点検用カバー体をサッシ枠の前面から突出しないように外壁材で支持できる構成としたことを特徴とする外壁材ユニット。
  5. 点検用カバー体をカバー体固定部に固定するビスと、点検用カバー体をシャッターケースの開口部を閉塞する取付け姿勢で固定するビスを兼用とした請求項4記載の外壁材ユニット。
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