JP3603703B2 - 入出力実行時間監視システム及び方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置に関し、特に、入出力制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホストコンピュータにおいて、周辺装置の入出力動作の異常を監視するために、入出力要求発行時、ホストコンピュータ側で時間監視用のカウンタ(タイマ)値を設定し、実時間クロック等の割り込みで所定時間経過毎に、カウント値をデクリメント(1つ減算)し、周辺装置から入出力完了が通知されない状態で、カウント値が0となった場合、すなわちタイムアウト発生時、周辺装置の入出力動作の異常と判定している。
【0003】
ホストコンピュータでは、通常、ホストコンピュータに接続される周辺装置の種別毎に、予め設定されたタイマ値で入出力(「I/O」ともいう)実行時間を監視している。
【0004】
ところで、入出力コマンドの中に特殊な動作を行うコマンドが含まれている場合には、該コマンドの実行時間が、ホストコンピュータで設定されたタイマ値で定められる時間内に終了せず、このため、周辺装置はハードウェア的には正常な動作を行っているにもかかわらず、ホストコンピュータ側で、入出力動作のタイムアウトを検出し、周辺装置に障害が発生したものと判断してしまう、という問題が生じ、不都合である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
かかる問題に対処するために、例えば特開平3−58154号公報には、コマンド解析手段で解析されたコマンドの種類に応じてタイムアウト監視時間をデバイス制御回路で算出し、デバイス制御回路で算出したタイムアウト監視時間を上位装置に送出する手段を備え、上位装置からコマンドを受信した場合、そのコマンドに対応したタイムアウト時間を、上位装置に報告するようにした入出力装置のタイムアウト監視方式が提案されている。同様にして、例えば特開平4−160656号公報には、受信した入出力コマンドを解析し、コマンドの種類に対応したタイムアウト時間を算出し上位装置に算出したタイムアウト時間を送出するようにした入出力動作監視方式が提案されている。
【0006】
しかしながら、上記特開平3−58154号公報あるいは特開平4−160656号公報等に記載されるように、上位装置からのI/O要求発行時に、I/O要求に含まれるコマンドを全てチェックして監視時間を設定する方法を採用した場合、I/O発行のために要する処理ステップ数が増大し、これに伴い、I/O処理時間も増大する、という問題点を有している。また、周辺装置のファームウェア等の交換等により、コマンド毎の監視時間が変更された場合に、これに対応することができない等の問題点も有している。
【0007】
したがって本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ハードウェア的正常動作しているI/Oに対して、監視時間切れによる障害発生と判断することなく、I/O実行時間の監視を行うことができる入出力制御システム及び方法並びに記録媒体を提供することにある。
【0008】
また、本発明の他の目的は、周辺装置の組み込みを契機に延長すべき監視時間が更新されるため、周辺装置のファームウェア交換等でコマンド毎の監視時間が変更された場合でも、適正なI/O時間監視を行うことができる入出力制御システム及び方法並びに記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明に係る方法は、ホストコンピュータが周辺装置に対する入出力要求時に入出力完了までのタイムアウト値を時間監視カウンタに設定することで入出力時間の監視を行う入出力実行時間監視方法において、
(a)前記ホストコンピュータによる前記周辺装置の組み込み時に、前記周辺装置において、前記ホストコンピュータから与えられた入出力監視時間よりも実行時間が長いコマンドについてそれぞれの延長時間と前記ホストコンピュータに対して監視時間の延長を通知する旨の情報とを、実際に入出力処理が行われる前の時点で、予め設定登録しておくステップと、
(b)前記ホストコンピュータでの入出力要求発行時、前記周辺装置は、前記ホストコンピュータから受け取ったコマンドが、前記ホストコンピュータに監視時間の延長を通知するものである場合には、設定登録されている延長時間を、前記ホストコンピュータに通知するステップと、
(c)前記周辺装置から監視時間の延長の通知を受けた前記ホストコンピュータでは、前記時間監視カウンタのカウンタ値を、前記通知された延長時間に相当する値だけ加算するステップと、
を含むものである。
【0010】
また本発明の方法は、(d)前記周辺装置が、前記コマンドに対応した処理の実行を終えた時点で、前記延長した時間内に前記コマンドの処理が終了したか否かをチェックし、前記延長時間内に終了した場合には、前記延長された監視時間と、前記コマンドの実際の処理に要した時間との差分を監視時間の短縮時間として前記ホストコンピュータに通知するステップと、
(e)前記周辺装置から前記監視時間の短縮通知を受信した場合には、前記ホストコンピュータが時間監視用のカウント値を、前記通知された短縮時間に相当する値だけ減算するステップと、を含む。
【0011】
本発明は、ホストコンピュータと、前記ホストコンピュータに接続される周辺装置とを備え、前記ホストコンピュータが、前記周辺装置の組み込み時に、前記ホストコンピュータにおいて予め用意されている監視時間を前記周辺装置に与え、前記周辺装置内に具備されるコマンド実行時間表の更新要求を、前記周辺装置に対して、発行する手段を備え、前記周辺装置は、前記ホストコンピュータへの組み込み時、前記ホストコンピュータから、前記コマンド実行時間表の更新要求を受信すると、与えられた前記監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドについて、前記コマンド実行時間表に、延長時間を登録するとともに、前記コマンドに対して監視時間延長イベント通知対象フラグをオンに設定する手段を備え、さらに、組み込み完了後、前記ホストコンピュータから入出力コマンドを受信した際に、前記コマンドに対する監視時間延長イベント通知対象フラグがオンに設定されている場合、該コマンドに対応する監視時間の延長を監視時間延長イベントとして前記ホストコンピュータに通知する手段を備え、前記ホストコンピュータは、前記周辺装置の組み込みの完了後、前記周辺装置に対する入出力要求が発生した場合、前記周辺装置に対して入出力コマンドを発行し、タイムアウト監視用の時間監視カウンタに設定するカウント値を予め用意されている前記監視時間の値に設定し、前記周辺装置から、前記監視時間延長イベントを受信した場合に、前記延長時間に対応した値を前記時間監視用のカウンタに加算する手段を備える。
【0012】
本発明においては、前記周辺装置が、前記コマンドに対応した処理の実行を終えると、延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了したか否かをチェックし、前記延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了した場合、前記延長した監視時間と、実際の処理に要した時間との差分よりなる短縮時間を監視時間短縮イベントとして前記ホストコンピュータに通知する手段を備え、前記ホストコンピュータは、前記周辺装置から前記監視時間短縮イベントを受信した場合には、時間監視カウンタのカウント値から短縮時間に相当する値だけ減算する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する。本発明は、ホストコンピュータシステムにおいて、周辺装置で実行中のI/O毎に適正な時間監視を行う機能を提供するものである。
【0014】
本発明の一実施の形態について図1を参照して説明する。図1を参照すると、本発明は、その好ましい一実施の形態において、ホストコンピュータ(100)は、周辺装置組込手段(101)を用いて、周辺装置(200)の組み込むを行う。この周辺装置(200)の組み込みにあたり、ホストコンピュータ(100)のI/O制御手段(102)は、装置状態管理表(104)に設定されているソフトウェア監視時間を入力し、周辺装置(200)のコマンド実行時間表(203)の更新要求を、周辺装置(200)に対して、発行する。
【0015】
周辺装置(200)のI/Oコマンド処理手段(201)は、ホストコンピュータ(100)から、コマンド実行時間表(203)の更新要求を受信すると、コマンド実行時間表(203)のうち、入力されたソフトウェア監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドについて、延長監視時間を登録し、監視時間延長イベント通知対象フラグをオンに設定する。
【0016】
ホストコンピュータ(100)において、周辺装置(200)の組込処理完了後、周辺装置(200)に対する入出力要求が発生した場合、I/O制御手段(102)から周辺装置(200)に対して入出力要求(I/O要求)を発行する。
【0017】
ホストコンピュータ(100)は、I/O要求発行に成功すると、装置状態管理表(104)に設定されているソフトウェア監視時間を基に、I/O時間監視表(105)に、該周辺装置のタイムアウト検出までの時間監視カウンタ値を設定する。
【0018】
周辺装置(200)のI/Oコマンド処理手段(201)は、ホストコンピュータ(100)から受信したI/Oのコマンドを解析し、コマンドの監視時間延長イベント通知対象フラグがオンの場合、周辺装置(200)のイベント通知手段(203)を介して、該コマンドに対応する延長監視時間を監視時間延長イベントとして、ホストコンピュータ(100)に通知する。
【0019】
また、周辺装置(200)のI/Oコマンド処理手段(201)は、周辺装置(200)において、ホストコンピュータ(100)から受け取ったコマンドに対応した処理の実行を終えると、延長した時間内にコマンド処理が終了したか否かをチェックし、延長監視時間と、処理に要した時間との差分を短縮監視時間として、監視時間短縮イベントを、ホストコンピュータ(100)に通知する。
【0020】
ホストコンピュータ(100)のI/O制御手段(102)は、監視時間延長イベントを受信した場合、延長監視時間に対応した値を時間監視カウンタのカウント値に加算して、該コマンドの処理に対するタイムアウト発生までの時間を延長する。
【0021】
また、ホストコンピュータ(100)のI/O制御手段(102)は、監視時間短縮イベントを受信した場合には、時間監視カウンタのカウント値を減算し、該コマンドの処理に対するタイムアウト発生までの時間を短縮する。
【0022】
このようにして、周辺装置(200)で、実行時間が長いコマンドを処理している間だけ、I/O実行時間の監視時間を延長するか、もしくは、一旦延長した監視時間を減少させることで、I/O毎に適正な時間監視を行うことを可能としている。
【0023】
本発明において、(a)ホストコンピュータに接続される周辺装置の組み込み時に、前記ホストコンピュータに予め用意されている監視時間を与えて、前記周辺装置内に具備されるコマンド実行時間表の更新要求を前記周辺装置に対して発行する処理と、
(b)前記周辺装置の組込処理の完了後、前記周辺装置に対して入出力要求を発行した際に、時間監視カウンタを予め用意されている値に設定し、前記周辺装置から、監視時間の延長イベントを受信した場合、前記延長時間に対応した値を、前記時間監視カウンタに加算する処理と、
(c)前記周辺装置から、監視時間の短縮イベントを受信した場合、前記時間監視カウンタから前記短縮時間に対応した値を減算する処理と、
の前記(a)乃至(c)の処理は、ホストコンピュータ上でプログラムを実行することで実現される。この場合、該プログラムを記録した記録媒体から読み出し装置を介してホストコンピュータの主記憶装置にプログラムを読み出し実行することで本発明を実施することができる。
【0024】
また本発明において、(d)ホストコンピュータへの組み込み時、前記ホストコンピュータからコマンド実行時間を管理するコマンド実行時間表の更新要求を受信した際に、入力された前記監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドについて、前記コマンド実行時間表に、延長時間を登録するとともに、前記コマンドに対して監視時間延長イベント通知対象フラグをオンに設定する処理と、
(e)前記ホストコンピュータから入出力コマンドを受信した際に、前記コマンドに対する監視時間延長イベント通知対象フラグがオンに設定されている場合、該コマンドに対応する監視時間の延長を監視時間延長イベントとして前記ホストコンピュータに通知する処理と、
(f)前記コマンドに対応した処理の実行を終えると、延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了したか否かをチェックし、前記延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了した場合、前記延長した監視時間と、実際の処理に要した時間との差分を、短縮時間を監視時間短縮イベントとして前記ホストコンピュータに通知する処理と、の前記(d)乃至(f)の各処理を、前記周辺装置を構成するCPUでプログラムを実行することで実現される。この場合、該プログラムを記録した記録媒体から読み出し装置を介して周辺装置にプログラムを読み出し実行することで本発明を実施することができる。プログラムを記録した記録媒体は、CD(compact disk)−ROM、FD、DVD(digital versatile disk)、MT(magnetic tape)、EEPROM(電気的に消去及び書き込み可能な読み出し専用メモリ)、マスクROM等の不揮発性半導体メモリ等も含む。
【0025】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する。
【0026】
図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。図1を参照すると、本発明の一実施例は、ホストコンピュータ100と、ホストコンピュータ100に接続される周辺装置200とを備えて構成されている。
【0027】
ホストコンピュータ100は、周辺装置組込手段101と、I/O制御手段102と、I/O時間監視手段103と、これらの手段が参照及び更新する装置状態管理表104、及びI/O時間監視表105と、を備えている。
【0028】
これらの手段は、それぞれ概略つぎのように動作する。
【0029】
周辺装置組込手段101は、ホストコンピュータ100に接続される周辺装置200の組み込み処理を行い、この時、コマンド実行時間表203の更新をI/O制御手段102を用いて周辺装置200に要求する。
【0030】
I/O制御手段102は、ホストコンピュータ100に接続される周辺装置200に対するI/O発行を行い、I/O時間監視表105に時間監視カウンタを設定する。また、周辺装置200からイベントを受信した場合には、その内容に合わせて、I/O時間監視表105の不図示の時間監視カウンタを加算・減算する。
【0031】
I/O時間監視手段103は、一定のインターバル毎に起動され、I/O時間監視表105の時間監視カウンタを減算することで、実行中I/Oの時間監視を行う。
【0032】
周辺装置200は、I/Oコマンド処理手段201とイベント通知手段202とを備えている。
【0033】
I/Oコマンド処理手段201は、ホストコンピュータ100のI/O制御手段102からの要求によりコマンド実行時間表203の更新を行う。また、I/O内のコマンドを解析し、コマンド対応の処理を行うとともに、監視時間延長または短縮イベントを通知する。
【0034】
周辺装置200のイベント通知手段202は、I/Oコマンド処理手段201の指示により、監視時間延長または短縮イベントをホストコンピュータ100に対して通知する。
【0035】
監視時間延長または短縮イベントを受信したホストコンピュータ100では、I/O時間監視表105の時刻監視カウンタの値を、延長または短縮時間に相当する値だけ加算又は減算する。時刻監視カウンタは、時刻監視カウンタの現在のカウンタ値に対して、外部から設定された値を加算又は減算可能に構成されている。
【0036】
周辺装置組込手段101と、I/O制御手段102と、I/O時間監視手段103と、は、ホストコンピュータ100上で実行されるプログラムによりその処理・機能が実現される。本発明は、これらのプログラムを格納した記録媒体も含む。周辺装置200のI/Oコマンド処理手段201、イベント通知手段202は、周辺装置200の不図示のCPUで上で実行されるプログラムによりその処理・機能が実現される。本発明は、これらのプログラムを格納した記録媒体も含む。
【0037】
図1乃至図6を参照して、本発明の一実施例の全体の動作について詳細に説明する。
【0038】
図2(a)は、本発明の一実施例におけるI/O発行処理の手順を示す流れ図である。まず、一般的なI/O実行時間監視方法について説明する。図1におけるホストコンピュータ100上でI/O発行処理が行われると、I/O制御手段102により、図2に流れ図として示すように、I/O発行後(ステップS1、S2)に、装置状態管理表104に設定されているソフトウェア監視時間を取得し(ステップS3)、ソフトウェア監視時間に対応した時間監視カウンタがI/O時間監視表105に設定される(ステップS4)。
【0039】
図2(b)は、本発明の一実施例におけるI/O時間監視処理の手順を示す流れ図である。ホストコンピュータ100のI/O監視手段103は、一定のインターバル毎に起動されると、I/O時間監視表105を検索する(ステップS11)。監視中のI/Oがあれば(ステップS12のYes)、時間監視カウンタをチェックし、カウンタ値が1以上であれば(ステップS13のNo)、カウンタ値を減算し(ステップS15)、未処理監視中のI/Oがあれば、ステップS13に戻り、一方、未処理監視中のI/Oがなければ、監視処理を終える。
【0040】
ステップS13において、時間監視カウンタのカウンタ値が0であれば、タイムアウト発生を検出し、I/Oを実行している周辺装置200が障害であると判断して、周辺装置障害処理を起動する(ステップS14)。
【0041】
このようにして、一定時間内にI/Oが終了するかを監視する。
【0042】
なお、ホストコンピュータ100において、I/O時間監視表105内の時間監視カウンタは、周辺装置200からのI/O完了通知受信時、または、周辺装置障害処理(図2(b)のステップS14)の起動時に、非時間監視状態にリセットされる。
【0043】
図1において、ホストコンピュータ100は、周辺装置組込手段101を用いて、接続されている周辺装置200を組み込む。この時、I/O制御手段102を用いて、装置状態管理表104に設定されているソフトウェア監視時間を参照して、コマンド実行時間表の更新要求を周辺装置200に対して発行する。
【0044】
図3は、周辺装置200におけるコマンド表更新処理の手順を示す流れ図である。周辺装置200のI/Oコマンド処理手段201は、ホストコンピュータ100から、コマンド実行時間表203の更新要求を受信すると、コマンド実行時間表203を参照し(ステップS21)、入力されたソフトウェア監視時間とコマンド実行時間を比較し(ステップS23)、ソフトウェア監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドがある場合、延長監視時間を登録し(ステップS24)、監視時間延長イベント通知対象フラグをオンにする(ステップS25)。ステップS23〜S25の処理を未チェックコマンドがなくなるまで繰り返す。
【0045】
図4は、本発明の一実施例におけるコマンド実行時間表203の一例を模式的に示す図である。図4を参照すると、コマンド実行時間表203には、コマンド毎に、実行時間と、監視時間延長イベント通知対象フラグのオン・オフと、延長間とが設定されている。図4の場合、周辺装置に対するソフトウェア監視時間が30秒の場合、このソフトウェア監視時間よりも長い実行時間のコマンドに対して延長時間が設定されるとともに監視時間延長イベント通知対象フラグがオンに設定されている。
【0046】
図5は、本発明の一実施例において、組込処理完了後、周辺装置200に対する入出力要求が発生した場合の処理手順を示す流れ図である。ホストコンピュータ100のI/O制御手段102から周辺装置200に対してI/Oを発行する(ステップS31)。
【0047】
I/O発行に成功すると、ホストコンピュータ100は、装置状態管理表101に設定されているソフトウェア監視時間を基に、I/O時間監視表105にタイムアウト検出までの時間監視カウンタをセットする(ステップS32、S33)。
【0048】
続いて、周辺装置200のI/Oコマンド処理手段201は受信したI/Oのコマンドを解析する(ステップS41)。
【0049】
周辺装置200において、当該コマンドとコマンド実行時間表203を照らし合わせ、当該コマンドの監視時間延長イベント通知対象フラグがオンであれば(ステップS42のオン)、イベント通知手段203を用いて、コマンドに対応する延長監視時間を監視時間延長イベントとしてホストコンピュータ100に通知する(ステップS43)。
【0050】
また、周辺装置200において、コマンドに対応した処理を実行し終えると、延長した時間内にコマンド処理が終了したかをチェックし(ステップS44、S45)、延長監視時間と処理に要した時間の差分を短縮監視時間として、監視時間短縮イベントをホストコンピュータ100に通知する(ステップS46)。
【0051】
ステップS42において、監視時間延長イベント通知対象フラグがオフの場合には、コマンドに対応した処理のみを行う(ステップS48)。
【0052】
このようなコマンドの実行処理を、I/O中の全てのコマンドに対して行うと、イベント通知手段203を用いてI/O実行完了通知をホストコンピュータ100に通知する(ステップS49)。
【0053】
一方、ホストコンピュータ100において、I/O制御手段102は、監視時間延長イベントを受信すると、延長監視時間に対応した値を、時間監視カウンタに加算する(ステップS36)。逆に、監視時間短縮イベントを受信した場合には、時間監視カウンタの減算を行う(ステップS36)。
【0054】
この処理により、ホストコンピュータ100における時間監視カウンタのカウント値は、例えば図6に示すように、推移する。すなわち、I/O発行時、時間監視カウンタのカウント値がその初期値に設定され、一定時間毎に1つ減算され、周辺装置200から監視時間延長イベントを受け取った場合、延長時間に相当する値を時間監視カウンタに加算し、周辺装置200から監視時間短縮イベントを受け取った場合、短縮時間に相当する値を時間監視カウンタから減算する。
【0055】
この結果、実行に時間がかかるコマンドを処理している間だけ、カウンタ値が大きくなることで、ハードウェア的に正常動作している時にタイムアウトを検出しないように制御できる。
【0056】
このように、時間監視カウンタを実行中のコマンドに応じて動的に変更することで、実行中のI/Oに合った時間でI/O実行時間を監視できる。
【0057】
次に、本発明の第2の実施例について説明する。本発明の第2の実施例においては、ホストコンピュータ100で処理される業務内容に応じて、延長し得る監視時間の上限である最大監視時間を設定する。また、装置状態管理表104に総監視時間を格納する領域を設ける。
【0058】
図7は、最大監視時間を用いたI/O時間監視の処理手順を示す流れ図である。ホストコンピュータ100において、I/O発行時(ステップS51)、ソフトウェア監視時間を取得し(ステップS52)、その値を総監視時間として設定する(ステップS53、S54)。
【0059】
周辺装置200から、時間監視延長イベントを受信した時に(ステップS61)、延長監視時間と総監視時間との和と、最大監視時間とを比較し(ステップS62)、最大監視時間内であれば、延長監視時間と総監視時間の和を総監視時間として再設定し、監視時間の延長を行う(ステップS63、S64)。
【0060】
ステップS62において、最大監視時間を超える場合には、監視時間の延長は行わない。
【0061】
また、時間監視短縮イベントを受信した時には、総監視時間から短縮監視時間を差し引く(ステップS65、S66)。
【0062】
このように、I/O監視時間の延長に上限を設けることで、周辺装置200の特性だけでなく、業務内容に応じたI/O時間監視を行うことができる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ハードウェア的には正常に実行されているが、一般的なソフトウェアの監視時間内には終了しないコマンドに対して、動的に監視時間を変更することで、ハードウェア的正常動作しているI/Oに対して、監視時間切れによる障害発生と判断することなく、I/O実行時間の監視を行うことができる。
【0064】
また、本発明によれば、周辺装置の組み込みを契機に延長すべき監視時間が更新されるため、周辺装置のファームウェア交換等でコマンド毎の監視時間が変更された場合でも、適正なI/O時間監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例におけるI/O時間監視処理の手順を示す流れ図である。
【図3】本発明の一実施例におけるコマンド実行時間表更新処理の手順を示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施例におけるコマンド実行時間表を示す図である。
【図5】本発明の一実施例におけるI/O実行とイベント通知処理を説明するための流れ図である。
【図6】本発明の一実施例における時間監視カウンタ値の時間推移の様子を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例として最大監視時間を使用したI/O時間監視を説明するための図である。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ
101 周辺装置組み込み手段
102 I/O制御手段
103 I/O時間監視手段
104 装置状態管理表
105 I/O時間監視表
200 周辺装置
201 I/Oコマンド処理手段
202 イベント通知手段
203 コマンド実行時間表
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置に関し、特に、入出力制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホストコンピュータにおいて、周辺装置の入出力動作の異常を監視するために、入出力要求発行時、ホストコンピュータ側で時間監視用のカウンタ(タイマ)値を設定し、実時間クロック等の割り込みで所定時間経過毎に、カウント値をデクリメント(1つ減算)し、周辺装置から入出力完了が通知されない状態で、カウント値が0となった場合、すなわちタイムアウト発生時、周辺装置の入出力動作の異常と判定している。
【0003】
ホストコンピュータでは、通常、ホストコンピュータに接続される周辺装置の種別毎に、予め設定されたタイマ値で入出力(「I/O」ともいう)実行時間を監視している。
【0004】
ところで、入出力コマンドの中に特殊な動作を行うコマンドが含まれている場合には、該コマンドの実行時間が、ホストコンピュータで設定されたタイマ値で定められる時間内に終了せず、このため、周辺装置はハードウェア的には正常な動作を行っているにもかかわらず、ホストコンピュータ側で、入出力動作のタイムアウトを検出し、周辺装置に障害が発生したものと判断してしまう、という問題が生じ、不都合である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
かかる問題に対処するために、例えば特開平3−58154号公報には、コマンド解析手段で解析されたコマンドの種類に応じてタイムアウト監視時間をデバイス制御回路で算出し、デバイス制御回路で算出したタイムアウト監視時間を上位装置に送出する手段を備え、上位装置からコマンドを受信した場合、そのコマンドに対応したタイムアウト時間を、上位装置に報告するようにした入出力装置のタイムアウト監視方式が提案されている。同様にして、例えば特開平4−160656号公報には、受信した入出力コマンドを解析し、コマンドの種類に対応したタイムアウト時間を算出し上位装置に算出したタイムアウト時間を送出するようにした入出力動作監視方式が提案されている。
【0006】
しかしながら、上記特開平3−58154号公報あるいは特開平4−160656号公報等に記載されるように、上位装置からのI/O要求発行時に、I/O要求に含まれるコマンドを全てチェックして監視時間を設定する方法を採用した場合、I/O発行のために要する処理ステップ数が増大し、これに伴い、I/O処理時間も増大する、という問題点を有している。また、周辺装置のファームウェア等の交換等により、コマンド毎の監視時間が変更された場合に、これに対応することができない等の問題点も有している。
【0007】
したがって本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ハードウェア的正常動作しているI/Oに対して、監視時間切れによる障害発生と判断することなく、I/O実行時間の監視を行うことができる入出力制御システム及び方法並びに記録媒体を提供することにある。
【0008】
また、本発明の他の目的は、周辺装置の組み込みを契機に延長すべき監視時間が更新されるため、周辺装置のファームウェア交換等でコマンド毎の監視時間が変更された場合でも、適正なI/O時間監視を行うことができる入出力制御システム及び方法並びに記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明に係る方法は、ホストコンピュータが周辺装置に対する入出力要求時に入出力完了までのタイムアウト値を時間監視カウンタに設定することで入出力時間の監視を行う入出力実行時間監視方法において、
(a)前記ホストコンピュータによる前記周辺装置の組み込み時に、前記周辺装置において、前記ホストコンピュータから与えられた入出力監視時間よりも実行時間が長いコマンドについてそれぞれの延長時間と前記ホストコンピュータに対して監視時間の延長を通知する旨の情報とを、実際に入出力処理が行われる前の時点で、予め設定登録しておくステップと、
(b)前記ホストコンピュータでの入出力要求発行時、前記周辺装置は、前記ホストコンピュータから受け取ったコマンドが、前記ホストコンピュータに監視時間の延長を通知するものである場合には、設定登録されている延長時間を、前記ホストコンピュータに通知するステップと、
(c)前記周辺装置から監視時間の延長の通知を受けた前記ホストコンピュータでは、前記時間監視カウンタのカウンタ値を、前記通知された延長時間に相当する値だけ加算するステップと、
を含むものである。
【0010】
また本発明の方法は、(d)前記周辺装置が、前記コマンドに対応した処理の実行を終えた時点で、前記延長した時間内に前記コマンドの処理が終了したか否かをチェックし、前記延長時間内に終了した場合には、前記延長された監視時間と、前記コマンドの実際の処理に要した時間との差分を監視時間の短縮時間として前記ホストコンピュータに通知するステップと、
(e)前記周辺装置から前記監視時間の短縮通知を受信した場合には、前記ホストコンピュータが時間監視用のカウント値を、前記通知された短縮時間に相当する値だけ減算するステップと、を含む。
【0011】
本発明は、ホストコンピュータと、前記ホストコンピュータに接続される周辺装置とを備え、前記ホストコンピュータが、前記周辺装置の組み込み時に、前記ホストコンピュータにおいて予め用意されている監視時間を前記周辺装置に与え、前記周辺装置内に具備されるコマンド実行時間表の更新要求を、前記周辺装置に対して、発行する手段を備え、前記周辺装置は、前記ホストコンピュータへの組み込み時、前記ホストコンピュータから、前記コマンド実行時間表の更新要求を受信すると、与えられた前記監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドについて、前記コマンド実行時間表に、延長時間を登録するとともに、前記コマンドに対して監視時間延長イベント通知対象フラグをオンに設定する手段を備え、さらに、組み込み完了後、前記ホストコンピュータから入出力コマンドを受信した際に、前記コマンドに対する監視時間延長イベント通知対象フラグがオンに設定されている場合、該コマンドに対応する監視時間の延長を監視時間延長イベントとして前記ホストコンピュータに通知する手段を備え、前記ホストコンピュータは、前記周辺装置の組み込みの完了後、前記周辺装置に対する入出力要求が発生した場合、前記周辺装置に対して入出力コマンドを発行し、タイムアウト監視用の時間監視カウンタに設定するカウント値を予め用意されている前記監視時間の値に設定し、前記周辺装置から、前記監視時間延長イベントを受信した場合に、前記延長時間に対応した値を前記時間監視用のカウンタに加算する手段を備える。
【0012】
本発明においては、前記周辺装置が、前記コマンドに対応した処理の実行を終えると、延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了したか否かをチェックし、前記延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了した場合、前記延長した監視時間と、実際の処理に要した時間との差分よりなる短縮時間を監視時間短縮イベントとして前記ホストコンピュータに通知する手段を備え、前記ホストコンピュータは、前記周辺装置から前記監視時間短縮イベントを受信した場合には、時間監視カウンタのカウント値から短縮時間に相当する値だけ減算する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する。本発明は、ホストコンピュータシステムにおいて、周辺装置で実行中のI/O毎に適正な時間監視を行う機能を提供するものである。
【0014】
本発明の一実施の形態について図1を参照して説明する。図1を参照すると、本発明は、その好ましい一実施の形態において、ホストコンピュータ(100)は、周辺装置組込手段(101)を用いて、周辺装置(200)の組み込むを行う。この周辺装置(200)の組み込みにあたり、ホストコンピュータ(100)のI/O制御手段(102)は、装置状態管理表(104)に設定されているソフトウェア監視時間を入力し、周辺装置(200)のコマンド実行時間表(203)の更新要求を、周辺装置(200)に対して、発行する。
【0015】
周辺装置(200)のI/Oコマンド処理手段(201)は、ホストコンピュータ(100)から、コマンド実行時間表(203)の更新要求を受信すると、コマンド実行時間表(203)のうち、入力されたソフトウェア監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドについて、延長監視時間を登録し、監視時間延長イベント通知対象フラグをオンに設定する。
【0016】
ホストコンピュータ(100)において、周辺装置(200)の組込処理完了後、周辺装置(200)に対する入出力要求が発生した場合、I/O制御手段(102)から周辺装置(200)に対して入出力要求(I/O要求)を発行する。
【0017】
ホストコンピュータ(100)は、I/O要求発行に成功すると、装置状態管理表(104)に設定されているソフトウェア監視時間を基に、I/O時間監視表(105)に、該周辺装置のタイムアウト検出までの時間監視カウンタ値を設定する。
【0018】
周辺装置(200)のI/Oコマンド処理手段(201)は、ホストコンピュータ(100)から受信したI/Oのコマンドを解析し、コマンドの監視時間延長イベント通知対象フラグがオンの場合、周辺装置(200)のイベント通知手段(203)を介して、該コマンドに対応する延長監視時間を監視時間延長イベントとして、ホストコンピュータ(100)に通知する。
【0019】
また、周辺装置(200)のI/Oコマンド処理手段(201)は、周辺装置(200)において、ホストコンピュータ(100)から受け取ったコマンドに対応した処理の実行を終えると、延長した時間内にコマンド処理が終了したか否かをチェックし、延長監視時間と、処理に要した時間との差分を短縮監視時間として、監視時間短縮イベントを、ホストコンピュータ(100)に通知する。
【0020】
ホストコンピュータ(100)のI/O制御手段(102)は、監視時間延長イベントを受信した場合、延長監視時間に対応した値を時間監視カウンタのカウント値に加算して、該コマンドの処理に対するタイムアウト発生までの時間を延長する。
【0021】
また、ホストコンピュータ(100)のI/O制御手段(102)は、監視時間短縮イベントを受信した場合には、時間監視カウンタのカウント値を減算し、該コマンドの処理に対するタイムアウト発生までの時間を短縮する。
【0022】
このようにして、周辺装置(200)で、実行時間が長いコマンドを処理している間だけ、I/O実行時間の監視時間を延長するか、もしくは、一旦延長した監視時間を減少させることで、I/O毎に適正な時間監視を行うことを可能としている。
【0023】
本発明において、(a)ホストコンピュータに接続される周辺装置の組み込み時に、前記ホストコンピュータに予め用意されている監視時間を与えて、前記周辺装置内に具備されるコマンド実行時間表の更新要求を前記周辺装置に対して発行する処理と、
(b)前記周辺装置の組込処理の完了後、前記周辺装置に対して入出力要求を発行した際に、時間監視カウンタを予め用意されている値に設定し、前記周辺装置から、監視時間の延長イベントを受信した場合、前記延長時間に対応した値を、前記時間監視カウンタに加算する処理と、
(c)前記周辺装置から、監視時間の短縮イベントを受信した場合、前記時間監視カウンタから前記短縮時間に対応した値を減算する処理と、
の前記(a)乃至(c)の処理は、ホストコンピュータ上でプログラムを実行することで実現される。この場合、該プログラムを記録した記録媒体から読み出し装置を介してホストコンピュータの主記憶装置にプログラムを読み出し実行することで本発明を実施することができる。
【0024】
また本発明において、(d)ホストコンピュータへの組み込み時、前記ホストコンピュータからコマンド実行時間を管理するコマンド実行時間表の更新要求を受信した際に、入力された前記監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドについて、前記コマンド実行時間表に、延長時間を登録するとともに、前記コマンドに対して監視時間延長イベント通知対象フラグをオンに設定する処理と、
(e)前記ホストコンピュータから入出力コマンドを受信した際に、前記コマンドに対する監視時間延長イベント通知対象フラグがオンに設定されている場合、該コマンドに対応する監視時間の延長を監視時間延長イベントとして前記ホストコンピュータに通知する処理と、
(f)前記コマンドに対応した処理の実行を終えると、延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了したか否かをチェックし、前記延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了した場合、前記延長した監視時間と、実際の処理に要した時間との差分を、短縮時間を監視時間短縮イベントとして前記ホストコンピュータに通知する処理と、の前記(d)乃至(f)の各処理を、前記周辺装置を構成するCPUでプログラムを実行することで実現される。この場合、該プログラムを記録した記録媒体から読み出し装置を介して周辺装置にプログラムを読み出し実行することで本発明を実施することができる。プログラムを記録した記録媒体は、CD(compact disk)−ROM、FD、DVD(digital versatile disk)、MT(magnetic tape)、EEPROM(電気的に消去及び書き込み可能な読み出し専用メモリ)、マスクROM等の不揮発性半導体メモリ等も含む。
【0025】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する。
【0026】
図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。図1を参照すると、本発明の一実施例は、ホストコンピュータ100と、ホストコンピュータ100に接続される周辺装置200とを備えて構成されている。
【0027】
ホストコンピュータ100は、周辺装置組込手段101と、I/O制御手段102と、I/O時間監視手段103と、これらの手段が参照及び更新する装置状態管理表104、及びI/O時間監視表105と、を備えている。
【0028】
これらの手段は、それぞれ概略つぎのように動作する。
【0029】
周辺装置組込手段101は、ホストコンピュータ100に接続される周辺装置200の組み込み処理を行い、この時、コマンド実行時間表203の更新をI/O制御手段102を用いて周辺装置200に要求する。
【0030】
I/O制御手段102は、ホストコンピュータ100に接続される周辺装置200に対するI/O発行を行い、I/O時間監視表105に時間監視カウンタを設定する。また、周辺装置200からイベントを受信した場合には、その内容に合わせて、I/O時間監視表105の不図示の時間監視カウンタを加算・減算する。
【0031】
I/O時間監視手段103は、一定のインターバル毎に起動され、I/O時間監視表105の時間監視カウンタを減算することで、実行中I/Oの時間監視を行う。
【0032】
周辺装置200は、I/Oコマンド処理手段201とイベント通知手段202とを備えている。
【0033】
I/Oコマンド処理手段201は、ホストコンピュータ100のI/O制御手段102からの要求によりコマンド実行時間表203の更新を行う。また、I/O内のコマンドを解析し、コマンド対応の処理を行うとともに、監視時間延長または短縮イベントを通知する。
【0034】
周辺装置200のイベント通知手段202は、I/Oコマンド処理手段201の指示により、監視時間延長または短縮イベントをホストコンピュータ100に対して通知する。
【0035】
監視時間延長または短縮イベントを受信したホストコンピュータ100では、I/O時間監視表105の時刻監視カウンタの値を、延長または短縮時間に相当する値だけ加算又は減算する。時刻監視カウンタは、時刻監視カウンタの現在のカウンタ値に対して、外部から設定された値を加算又は減算可能に構成されている。
【0036】
周辺装置組込手段101と、I/O制御手段102と、I/O時間監視手段103と、は、ホストコンピュータ100上で実行されるプログラムによりその処理・機能が実現される。本発明は、これらのプログラムを格納した記録媒体も含む。周辺装置200のI/Oコマンド処理手段201、イベント通知手段202は、周辺装置200の不図示のCPUで上で実行されるプログラムによりその処理・機能が実現される。本発明は、これらのプログラムを格納した記録媒体も含む。
【0037】
図1乃至図6を参照して、本発明の一実施例の全体の動作について詳細に説明する。
【0038】
図2(a)は、本発明の一実施例におけるI/O発行処理の手順を示す流れ図である。まず、一般的なI/O実行時間監視方法について説明する。図1におけるホストコンピュータ100上でI/O発行処理が行われると、I/O制御手段102により、図2に流れ図として示すように、I/O発行後(ステップS1、S2)に、装置状態管理表104に設定されているソフトウェア監視時間を取得し(ステップS3)、ソフトウェア監視時間に対応した時間監視カウンタがI/O時間監視表105に設定される(ステップS4)。
【0039】
図2(b)は、本発明の一実施例におけるI/O時間監視処理の手順を示す流れ図である。ホストコンピュータ100のI/O監視手段103は、一定のインターバル毎に起動されると、I/O時間監視表105を検索する(ステップS11)。監視中のI/Oがあれば(ステップS12のYes)、時間監視カウンタをチェックし、カウンタ値が1以上であれば(ステップS13のNo)、カウンタ値を減算し(ステップS15)、未処理監視中のI/Oがあれば、ステップS13に戻り、一方、未処理監視中のI/Oがなければ、監視処理を終える。
【0040】
ステップS13において、時間監視カウンタのカウンタ値が0であれば、タイムアウト発生を検出し、I/Oを実行している周辺装置200が障害であると判断して、周辺装置障害処理を起動する(ステップS14)。
【0041】
このようにして、一定時間内にI/Oが終了するかを監視する。
【0042】
なお、ホストコンピュータ100において、I/O時間監視表105内の時間監視カウンタは、周辺装置200からのI/O完了通知受信時、または、周辺装置障害処理(図2(b)のステップS14)の起動時に、非時間監視状態にリセットされる。
【0043】
図1において、ホストコンピュータ100は、周辺装置組込手段101を用いて、接続されている周辺装置200を組み込む。この時、I/O制御手段102を用いて、装置状態管理表104に設定されているソフトウェア監視時間を参照して、コマンド実行時間表の更新要求を周辺装置200に対して発行する。
【0044】
図3は、周辺装置200におけるコマンド表更新処理の手順を示す流れ図である。周辺装置200のI/Oコマンド処理手段201は、ホストコンピュータ100から、コマンド実行時間表203の更新要求を受信すると、コマンド実行時間表203を参照し(ステップS21)、入力されたソフトウェア監視時間とコマンド実行時間を比較し(ステップS23)、ソフトウェア監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドがある場合、延長監視時間を登録し(ステップS24)、監視時間延長イベント通知対象フラグをオンにする(ステップS25)。ステップS23〜S25の処理を未チェックコマンドがなくなるまで繰り返す。
【0045】
図4は、本発明の一実施例におけるコマンド実行時間表203の一例を模式的に示す図である。図4を参照すると、コマンド実行時間表203には、コマンド毎に、実行時間と、監視時間延長イベント通知対象フラグのオン・オフと、延長間とが設定されている。図4の場合、周辺装置に対するソフトウェア監視時間が30秒の場合、このソフトウェア監視時間よりも長い実行時間のコマンドに対して延長時間が設定されるとともに監視時間延長イベント通知対象フラグがオンに設定されている。
【0046】
図5は、本発明の一実施例において、組込処理完了後、周辺装置200に対する入出力要求が発生した場合の処理手順を示す流れ図である。ホストコンピュータ100のI/O制御手段102から周辺装置200に対してI/Oを発行する(ステップS31)。
【0047】
I/O発行に成功すると、ホストコンピュータ100は、装置状態管理表101に設定されているソフトウェア監視時間を基に、I/O時間監視表105にタイムアウト検出までの時間監視カウンタをセットする(ステップS32、S33)。
【0048】
続いて、周辺装置200のI/Oコマンド処理手段201は受信したI/Oのコマンドを解析する(ステップS41)。
【0049】
周辺装置200において、当該コマンドとコマンド実行時間表203を照らし合わせ、当該コマンドの監視時間延長イベント通知対象フラグがオンであれば(ステップS42のオン)、イベント通知手段203を用いて、コマンドに対応する延長監視時間を監視時間延長イベントとしてホストコンピュータ100に通知する(ステップS43)。
【0050】
また、周辺装置200において、コマンドに対応した処理を実行し終えると、延長した時間内にコマンド処理が終了したかをチェックし(ステップS44、S45)、延長監視時間と処理に要した時間の差分を短縮監視時間として、監視時間短縮イベントをホストコンピュータ100に通知する(ステップS46)。
【0051】
ステップS42において、監視時間延長イベント通知対象フラグがオフの場合には、コマンドに対応した処理のみを行う(ステップS48)。
【0052】
このようなコマンドの実行処理を、I/O中の全てのコマンドに対して行うと、イベント通知手段203を用いてI/O実行完了通知をホストコンピュータ100に通知する(ステップS49)。
【0053】
一方、ホストコンピュータ100において、I/O制御手段102は、監視時間延長イベントを受信すると、延長監視時間に対応した値を、時間監視カウンタに加算する(ステップS36)。逆に、監視時間短縮イベントを受信した場合には、時間監視カウンタの減算を行う(ステップS36)。
【0054】
この処理により、ホストコンピュータ100における時間監視カウンタのカウント値は、例えば図6に示すように、推移する。すなわち、I/O発行時、時間監視カウンタのカウント値がその初期値に設定され、一定時間毎に1つ減算され、周辺装置200から監視時間延長イベントを受け取った場合、延長時間に相当する値を時間監視カウンタに加算し、周辺装置200から監視時間短縮イベントを受け取った場合、短縮時間に相当する値を時間監視カウンタから減算する。
【0055】
この結果、実行に時間がかかるコマンドを処理している間だけ、カウンタ値が大きくなることで、ハードウェア的に正常動作している時にタイムアウトを検出しないように制御できる。
【0056】
このように、時間監視カウンタを実行中のコマンドに応じて動的に変更することで、実行中のI/Oに合った時間でI/O実行時間を監視できる。
【0057】
次に、本発明の第2の実施例について説明する。本発明の第2の実施例においては、ホストコンピュータ100で処理される業務内容に応じて、延長し得る監視時間の上限である最大監視時間を設定する。また、装置状態管理表104に総監視時間を格納する領域を設ける。
【0058】
図7は、最大監視時間を用いたI/O時間監視の処理手順を示す流れ図である。ホストコンピュータ100において、I/O発行時(ステップS51)、ソフトウェア監視時間を取得し(ステップS52)、その値を総監視時間として設定する(ステップS53、S54)。
【0059】
周辺装置200から、時間監視延長イベントを受信した時に(ステップS61)、延長監視時間と総監視時間との和と、最大監視時間とを比較し(ステップS62)、最大監視時間内であれば、延長監視時間と総監視時間の和を総監視時間として再設定し、監視時間の延長を行う(ステップS63、S64)。
【0060】
ステップS62において、最大監視時間を超える場合には、監視時間の延長は行わない。
【0061】
また、時間監視短縮イベントを受信した時には、総監視時間から短縮監視時間を差し引く(ステップS65、S66)。
【0062】
このように、I/O監視時間の延長に上限を設けることで、周辺装置200の特性だけでなく、業務内容に応じたI/O時間監視を行うことができる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ハードウェア的には正常に実行されているが、一般的なソフトウェアの監視時間内には終了しないコマンドに対して、動的に監視時間を変更することで、ハードウェア的正常動作しているI/Oに対して、監視時間切れによる障害発生と判断することなく、I/O実行時間の監視を行うことができる。
【0064】
また、本発明によれば、周辺装置の組み込みを契機に延長すべき監視時間が更新されるため、周辺装置のファームウェア交換等でコマンド毎の監視時間が変更された場合でも、適正なI/O時間監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例におけるI/O時間監視処理の手順を示す流れ図である。
【図3】本発明の一実施例におけるコマンド実行時間表更新処理の手順を示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施例におけるコマンド実行時間表を示す図である。
【図5】本発明の一実施例におけるI/O実行とイベント通知処理を説明するための流れ図である。
【図6】本発明の一実施例における時間監視カウンタ値の時間推移の様子を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例として最大監視時間を使用したI/O時間監視を説明するための図である。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ
101 周辺装置組み込み手段
102 I/O制御手段
103 I/O時間監視手段
104 装置状態管理表
105 I/O時間監視表
200 周辺装置
201 I/Oコマンド処理手段
202 イベント通知手段
203 コマンド実行時間表
Claims (8)
- ホストコンピュータが周辺装置に対する入出力要求時に入出力完了までのタイムアウト値を時間監視カウンタに設定することで入出力時間の監視を行う入出力実行時間監視方法において、
(a)前記ホストコンピュータによる前記周辺装置の組み込み時に、前記周辺装置において、前記ホストコンピュータから与えられた入出力監視時間よりも実行時間が長いコマンドについてそれぞれの延長時間と前記ホストコンピュータに対して監視時間の延長を通知する旨の情報とを、前記周辺装置内に設けられたコマンド実行時間表に、設定登録しておくステップと、
(b)前記周辺装置の組み込み完了後、前記ホストコンピュータでの入出力要求発行時、前記周辺装置は、前記ホストコンピュータからコマンドを受け取り、前記コマンド実行時間表を参照して、前記ホストコンピュータから受け取ったコマンドが、前記ホストコンピュータに監視時間の延長を通知するものである場合には、前記コマンド実行時間表に設定登録されている延長時間を、前記ホストコンピュータに通知するステップと、
(c)前記周辺装置から監視時間の延長の通知を受け取った前記ホストコンピュータでは、前記時間監視カウンタのカウンタ値を、前記通知された延長時間に相当する値だけ加算するステップと、
を含む、ことを特徴とする入出力実行時間監視方法。 - (d)前記周辺装置が、前記コマンドに対応した処理の実行を終えた時点で、前記延長した監視時間内に前記コマンドの処理が終了したか否かをチェックし、前記延長された監視時間内に終了した場合には、前記延長された監視時間と、前記コマンドの実際の処理に要した時間との差分を、監視時間の短縮時間として、前記ホストコンピュータに通知するステップと、
(e)前記周辺装置から前記監視時間の短縮通知を受け取った前記ホストコンピュータでは、前記時間監視カウンタのカウント値を、前記通知された短縮時間に相当する値だけ減算するステップと、
を含むことを特徴とする、請求項1記載の入出力実行時間監視方法。 - 前記ホストコンピュータにおいて、延長し得る監視時間の上限である最大監視時間を予め設定しておき、前記周辺装置から、前記監視時間の延長の通知を受信した時に、通知された延長時間と総監視時間との和を、前記最大監視時間と比較し、前記最大監視時間以内であれば、前記延長時間と前記総監視時間との和を、新たな総監視時間として再設定して、監視時間の延長を行い、一方、前記延長時間と前記総監視時間との和が、前記最大監視時間を超える場合には、監視時間の延長は行わないように制御する、ことを特徴とする、請求項1記載の入出力実行時間監視方法。
- ホストコンピュータと、前記ホストコンピュータに接続される周辺装置と、を備え、
前記ホストコンピュータが、前記周辺装置の組み込み時に、前記ホストコンピュータにおいて予め用意されている監視時間を前記周辺装置に与え、前記周辺装置内に具備されるコマンド実行時間表の更新要求を、前記周辺装置に対して、発行する手段を備え、
前記周辺装置は、前記ホストコンピュータへの組み込み時、前記ホストコンピュータから、前記コマンド実行時間表の更新要求を受信すると、与えられた前記監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドについて、前記コマンド実行時間表に、延長時間を登録するとともに、前記コマンドに対して監視時間延長イベント通知対象フラグをオンに設定する手段を備え、さらに、前記ホストコンピュータへの組み込み完了後、前記ホストコンピュータから入出力コマンドを受信した際に、前記コマンド実行時間表において、前記コマンドに対する監視時間延長イベント通知対象フラグがオンに設定されている場合、該コマンドに対応する監視時間の延長を監視時間延長イベントとして前記ホストコンピュータに通知する手段を備え、
前記ホストコンピュータは、前記周辺装置の組み込み完了後、前記周辺装置に対する入出力要求が発生した場合、前記周辺装置に対して入出力コマンドを発行し、タイムアウト監視用の時間監視カウンタに設定するカウント値を予め用意されている前記監視時間の値に設定し、前記周辺装置から、前記監視時間延長イベントを受信した場合に、前記延長時間に対応した値を前記時間監視用のカウンタに加算する手段を備えた、ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記周辺装置が、前記コマンドに対応した処理の実行を終えると、延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了したか否かをチェックし、前記延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了した場合、前記延長した監視時間と、実際の処理に要した時間との差分よりなる短縮時間を、監視時間短縮イベントとして前記ホストコンピュータに通知する手段を備え、
前記ホストコンピュータは、前記周辺装置から前記監視時間短縮イベントを受信した場合に、前記時間監視カウンタのカウント値から前記短縮時間に相当する値だけ減算する手段を備えた、ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。 - 前記ホストコンピュータにおいて、延長し得る監視時間の上限である最大監視時間を設定しておき、前記周辺装置から、前記監視時間延長イベントを受信した時に、通知された延長時間と総監視時間との和を、前記最大監視時間と比較し、前記最大監視時間以内であれば、前記延長時間と総監視時間との和を総監視時間として再設定して、監視時間の延長を行い、一方、前記延長時間と前記総監視時間との和が前記最大監視時間を超える場合には、監視時間の延長は行わないように制御する手段を備えた、ことを特徴とする、請求項4又は5記載の情報処理装置。
- (d)周辺装置が、ホストコンピュータへの組み込み時、前記ホストコンピュータからコマンド実行時間を管理するコマンド実行時間表の更新要求を受信した際に、入力された前記監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドについて、前記コマンド実行時間表に、延長時間を登録するとともに、前記コマンドに対して監視時間延長イベント通知対象フラグをオンに設定する処理と、
(e)前記ホストコンピュータから入出力コマンドを受信した際に、前記コマンド実行時間表に前記コマンドに対する監視時間延長イベント通知対象フラグがオンに設定されている場合、該コマンドに対応する監視時間の延長を監視時間延長イベントとして前記ホストコンピュータに通知する処理と、
(f)前記コマンドに対応した処理の実行を終えると、延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了したか否かをチェックし、前記延長した監視時間内に、前記コマンド処理が終了した場合、前記延長した監視時間と、実際の処理に要した時間との差分よりなる短縮時間を、監視時間短縮イベントとして前記ホストコンピュータに通知する処理、
との前記(d)乃至(f)の各処理を前記周辺装置を構成するCPUで実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。 - ホストコンピュータが、周辺装置組込手段を用いて周辺装置の組み込みを行うにあたり、前記ホストコンピュータが内蔵する装置状態管理表に予め設定されているソフトウェア監視時間を入力し、前記周辺装置に具備されているコマンド実行時間表の更新要求を、前記周辺装置に発行するI/O制御手段を備え、
前記周辺装置が、前記ホストコンピュータから、前記コマンド実行時間表の更新要求を受信すると、前記コマンド実行時間表のうち、入力されたソフトウェア監視時間よりも長い実行時間を要するコマンドについて、延長時間を登録するとともに、前記コマンド実行時間表における前記コマンドに対応する監視時間延長イベント通知対象フラグをオンに設定するI/Oコマンド処理手段を備え、
前記ホストコンピュータにおいて、前記周辺装置の組み込み完了後、前記周辺装置に対する入出力要求が発生した場合、前記I/O制御手段から前記周辺装置に対して入出力要求を発行し、
前記ホストコンピュータは、入出力要求の発行に成功すると、前記装置状態管理表に設定されているソフトウェア監視時間を基に、前記周辺装置のタイムアウト検出までの値を時間監視カウンタに設定し、
前記周辺装置の前記I/Oコマンド処理手段は、前記ホストコンピュータから受信した入出力要求のコマンドを解析し、前記コマンド実行時間表を参照して該コマンドの監視時間延長イベント通知対象フラグがオンの場合には、前記周辺装置のイベント通知手段を介して、該コマンドに対応する延長監視時間を監視時間延長イベントとして、前記ホストコンピュータに通知し、
前記周辺装置の前記I/Oコマンド処理手段は、前記周辺装置において、前記ホストコンピュータから受け取ったコマンドに対応した処理の実行を終えると、延長した時間内にコマンド処理が終了したか否かをチェックし、延長監視時間と、処理に要した時間との差分よりなる短縮時間を、監視時間短縮イベントとして、前記ホストコンピュータに通知し、
前記ホストコンピュータの前記I/O制御手段では、前記監視時間延長イベントを受信した場合、延長時間に対応した値を前記時間監視カウンタのカウント値に加算して、該コマンドの処理に対するタイムアウト発生までの時間を延長し、
前記ホストコンピュータの前記I/O制御手段は、前記監視時間短縮イベントを受信した場合には、前記時間監視カウンタのカウント値から前記短縮時間に対応した値を減算し、該コマンドの処理に対するタイムアウト発生までの時間を短縮する、ことを特徴とする入出力実行時間監視システム。
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