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JP3604798B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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JP3604798B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像の処理を行う画像処理装置に関し、特に、読み取った画像に基づく画像の記録及び受信したデータに基づく画像の記録を行うことができる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディジタル複写機にファクシミリ通信機能を付加したものがよく知られている。このような装置はスキャナ及びプリンタを共有しコピーは機能による処理を行うためのコピーモードとファクシミリ機能による処理を行うためのファクシミリモードとを有している。そしてこのコピーモードとファクシミリモードとを適宜切り替えることによりそれぞれの処理を行う。
【0003】
例えばイニシャルモード(電源投入時及び所定時間放置された時に復帰するモード)としてコピーモードを設定しておいた場合、通常はコピーモードで待機し、ファクシミリの受信があると自動的にファクシミリモードに切り替わり、受信した画像データのプリントアウトを開始する。このとき、コピーモードにより動作中であればファクシミリモードへは切り替えず、受信した画像データはメモリに蓄積しておき、コピーモードの動作終了後にファクシミリモードへ切り替えてメモリ内の受信データを読み出しプリントアウトする。またファクシミリ送信を行う場合はキー操作によりファクシミリモードに切り替えてから送信のための操作を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では、コピーモードにより動作中でないときにファクシミリの受信があるとファクシミリモードに切り替えて受信データのプリントアウトを開始してしまっていた。つまり、例えば原稿をセットしてこれからコピーを行おうとしていたときや原稿を交換しているときには装置は動作していないので受信データのプリントアウトを開始し、コピーを行おうとしていたオペレータを待たせることになってしまっていた。
【0005】
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、処理の競合に容易に対処し得る画像処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は以下の構成からなる。即ち、原稿台上に載置された原稿を押圧する圧板と、前記原稿台上の原稿の画像を読み取る読取手段と、画像を表すデータを受信する受信手段と、前記読取手段で読み取った画像及び前記受信手段で受信したデータに基づく画像の記録を行う記録手段と、前記圧板の開閉を検知する検知手段と、前記読取手段で読み取った画像に基づく画像を前記記録手段により記録する第1のモードと前記受信手段で受信したデータに基づく画像を前記記録手段により記録する第2のモードとを切り替える切替手段とを有し、前記切替手段は前記第1のモードが設定されているときに前記受信手段によりデータを受信した場合、前記検知手段で前記圧板が閉じられたことを検知してから所定時間経過していれば前記第2のモードに切り替えることを特徴とする。
【0007】
また、原稿の画像を読み取る読取手段と、画像を表すデータを受信する受信手段と、前記読取手段で読み取った画像及び前記受信手段で受信したデータに基づく画像の記録を行う記録手段と、前記読取手段で読み取った画像に基づく画像を前記記録手段により記録する第1のモードと前記受信手段で受信したデータに基づく画像を前記記録手段により記録する第2のモードとを切り替える切替手段と、前記第1のモードが設定されているときに前記受信手段によりデータを受信した場合、前記記録手段により該データに基づく画像の記録を行ってもよいかどうかをオペレータに問い合わせる確認手段とを有し、前記切替手段は、前記確認手段による問い合わせに対し、許可を示す指示があった場合に前記第2のモードに切り替えることを特徴とする。
【0008】
また、原稿台上に載置された原稿を押圧する圧板と、前記原稿台上の原稿の画像を読み取る読取手段と、画像を表すデータを受信する受信手段と、前記読取手段で読み取った画像及び前記受信手段で受信したデータに基づく画像の記録を行う記録手段と、前記圧板の開閉を検知する検知手段と、前記検知手段で前記圧板が開いていることを検知している場合、前記受信手段で受信したデータに基づく画像の前記記録手段による記録を禁止するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】
また、原稿の画像を読み取る読取手段と、画像を表すデータを受信する受信手段と、前記読取手段で読み取った画像及び前記受信手段でデータに基づく画像の記録を行う記録手段と、原稿の有無を検出する検出手段と、前記検出手段で、原稿が有ることを検出した場合、前記受信手段で受信したデータに基づく画像の前記記録手段による記録を禁止するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
【0011】
(第1の実施形態)
図1は本発明の実施形態例の画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0012】
リーダ部1は原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2及び画像入出力制御部3へ出力する。
【0013】
プリンタ部2はリーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。
【0014】
画像入出力制御部3はリーダ部1に接続されており、ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュータインターフェイス部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9、コア部10などからなる。
【0015】
ファクシミリ部4は電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像データをコア部10へ転送し、又、コア部10から転送された画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを電話回線を介して送信する。ファクシミリ部4にはハードディスク12が接続されており、受信した圧縮画像データを一時的に保存することができる。
【0016】
ファイル部5には光磁気ディスクドライブユニット6が接続されており、ファイル部5はコア部10から転送された画像データを圧縮し、その画像データを検索するためのキーワードとともに光磁気ディスクドライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記憶させる。又、ファイル部5はコア部10を介して転送されたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画像データを読み出して伸長し、伸長された画像データをコア部10へ転送する。
【0017】
コンピュータインターフェイス部7は、パーソナルコンピュータ又はワークステーション(PC/WS)11とコア部10の間のインターフェイスである。
【0018】
フォーマッタ部8はPC/WS11から転送された画像を表すコードデータをプリンタ部2で記録できる画像データに展開するものである。
【0019】
イメージメモリ部9はコア部10を介して転送されたデータを一時的に記憶するものである。
【0020】
コア部10については後述するが、コア部10はリーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュータインターフェイス部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9のそれぞれの間のデータの流れを制御するものである。
【0021】
図2はリーダ部1及びプリンタ部2の断面図である。
【0022】
リーダ部1の原稿給送装置101は原稿台上に載置された原稿を押圧する圧板100と一体化されている。圧板100及び原稿給送装置101を閉じ(以後、開閉動作は圧板100のみいう)原稿給送装置101に原稿を積載し、読み取り指示がなされると原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上の所定の読取位置まで給送し、原稿の画像の読み取り動作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出(元の位置まで循環させる)するものである。原稿画像の読取指示がなされると、ランプ103を点灯し、そしてスキャナユニット104の移動を開始させて、プラテンガラス102上の原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー105、106、107、及びレンズ108によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)109へ導かれる。このように走査された原稿の画像はCCD109によって読み取られる。CCD109から出力される画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部2及び画像入出力制御部3のコア部10へ転送される。
【0023】
プリンタ部2のレーザドライバ221はレーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部201に発光させる。このレーザ光は感光ドラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部分には現像器203によって現像剤が付着される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204及びカセット205のいずれかから記録紙を給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着される。定着部207を通過した記録紙は排出ローラ208によって排出され、ソータ220は排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行う。なお、ソータ220は仕分けが設定されていない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ208のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙される。
【0024】
図3はリーダ部1のブロック図である。
【0025】
CCO109から出力された画像データはA/D・SH部110でアナログ/デジタル変換が行われるとともに、シェーディング補正が行われる。A/D・SH部110によって処理された画像データは画像処理部111を介してプリンタ部2へ転送されるとともに、インターフェイス部113を介して画像入出力制御部3のコア部10へ転送される。
【0026】
CPU114は操作部115で設定された設定内容に応じて画像処理部111及びインターフェイス113を制御する。例えば、操作部115でトリミング処理を行って複写を行う処理が設定されている場合は、画像処理部111でトリミング処理を行わせてプリンタ部2へ転送させる。また、操作部115でファクシミリ送信処理が設定されている場合は、インターフェイス113から画像データと設定されたモードに応じた制御コマンドをコア部10へ転送させる。このようなCPU114の制御プログラムはメモリ116に記憶されており、CPU114はメモリ116を参照しながら制御を行う。また、メモリ116はCPU114の作業領域としても使われる。
【0027】
また、CPU114は圧板100の開閉、原稿給送装置101に原稿が積載されているか否か、プラテンガラス102上に読み取り終わった原稿が残っているか否か(読み取り指示後の圧板の開閉に基づく)リーダ部1及びプリンタ部2の状態操作部115の状態等の検知及び計時等も行う。
【0028】
図4はコア部10のブロック図である。
【0029】
リーダ部1からの画像データはデータ処理部121へ転送されるとともに、リーダ部1からの制御コマンドはCPU123へ転送される。
【0030】
データ処理部121は画像の回転処理や変倍処理などの画像処理を行うものであり、リーダ部1からデータ処理部121へ転送された画像データは、リーダ部1から転送された制御コマンドに応じて、インターフェイス120を介してファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュータインターフェイス部7へ転送される。
【0031】
また、コンピュータインターフェイス7を介して入力された画像を表すコードデータは、データ処理部121に転送された後フォーマッタ部8へ転送されて画像データに展開され、この画像データはデータ処理部121に転送された後、ファクシミリ部4やプリンタ部2へ転送される。
【0032】
ファクシミリ部4からの画像データは、データ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファイル部5、コンピュータインターフェイス部7へ転送される。
【0033】
また、ファイル部5からの画像データは、データ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファクシミリ部4、コンピュータインターフェイス部7へ転送される。
【0034】
CPU123はメモリ124に記憶されている制御プログラム、及びリーダ部1から転送された制御コマンドに従ってこのような制御を行う。また、メモリ124はCPU123の作業領域としても使われる。
【0035】
このように、コア部10を中心に、原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を複合させた処理を行うことが可能である。
【0036】
また、CPU114、CPU123は互いに通信を行い、必要な情報の交換を行う。
【0037】
図5は操作部115の構成を示す概観図である。
【0038】
501はタッチパネル部であり、装置の動作状態、各種メッセージの表示を行う。また、所望の箇所をタッチすることにより該当する情報をCPU114に伝え、各種処理を行なわせることができる。5011は各モード(上から順にコピーモード、ファクシミリモード、ファイルモード、プリンターモード)に切り替えるための切替キーである。ここで選択されたモードに応じた処理が実行可能であるが、ファクシミリの受信があった場合は、プリンタ部2によりプリントアウト可能であれば自動的にファクシミリモードに切り替わり、受信データのプリントアウトを開始する。また、イニシャルモードとして上記4つのモードのうちいずれかを設定可能であり、イニシャルモードとして設定されたモードは電源投入時及び装置が所定時間動作していないときに自動的に選択される。
【0039】
502はテンキーであり、宛先入力や複写部数等のための数字を入力するキーである。
【0040】
503はスタートキーであり、原稿画像の読取指示等、各動作の開始を指示するためのキーである。
【0041】
504はリセットキーであり、このキーを押すことにより、諸設定をクリアし、デフォルトの状態にする。
【0042】
505はストップキーであり、実行中の動作を停止させるためのキーである。
【0043】
506は割り込みキーであり、実行中の動作を一時中断させ、他の処理を割り込ませる際に押下するキーである。
【0044】
図6は、本実施形態例に係る画像処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートはメモリ116に格納されたプログラムに基づきCPU114がCPU123と通信を行いながら行う制御の流れを示すものである。
【0045】
電源が投入されると、S601で初期設定を行う。ここでは画像処理部111のハードウェア設定、操作部115のタッチパネル部501の表示の初期化、スキャナユニット104のホームポジションへのセット、定着部207の加熱の開始など、装置全体の初期化を行う(モードはコピーモードが設定される)。
【0046】
そして、タッチパネル部501のモード切替キー5011によるモード選択情報に従い、S602〜604でそれぞれ分岐する。モード切替キー5011によりいずれのモードも選択されないと、S605、S606でコンピュータインターフェイス部7を介して外部のPC/WS11からのデータの入力、ファクシミリ部4が電話回線を介してファクシミリデータを受信したか判断し、それぞれに応じて分岐する。
【0047】
また、S607では、リセットキー504のキー状態をチェックし、押されればS609に進み、表示内容、設定内容の初期化を行う。S608は所定時間(例えば3分間)操作部115からの入力がなく、また装置が動作していないか判断し、肯定判断であればオートクリア機能によりS609で初期化を行い、否定判断であればS602〜S607の処理を繰り返す。
【0048】
なお、ここではイニシャルモードとしてコピーモードを設定しておき、またコピーモードによる処理を最も優先する場合について説明する。
【0049】
図7〜図10はコピーモードによる処理の流れを示すフローチャートである。
【0050】
まず、S701ではコピーモード用に装置の設定内容、表示内容を初期化する。そして、S702では操作部115から拡大、縮小等の各種画像処理や片面、両面などのコピー条件に関する情報の入力を受け付ける。この入力は適宜行うことができる。この入力に応じ装置の設定を行う。
【0051】
S703では圧板100が開けられたか否か判断し、開けられればS704に進み、開けられなければS801に進む。
【0052】
S704ではタイマーt1をスタートさせ、S705ではコピーモード以外によるプリンタ部2での画像のプリントアウトを禁止するよう設定する。
【0053】
そして、S706では圧板100が閉じられたか否か判断し、閉じられればS707に進み、閉じられなければS901に進む。
【0054】
S707ではタイマーt2をスタートさせる。そして、S708ではスタートキー503が押下されたか判断し、押されていればS703〜S706の間にプラテンガラス102上に載置された原稿を走査し原稿の画像を読み取る。読み取った画像はS709でプリンタ部2により記録紙上に可視出力する。プリンタ部2による記録終了後タイマーt3をスタートさせる。
【0055】
一方、S708でスタートキー503が押下されないとS712に進みタイマーt2が所定時間B(例えば1分)を経過したか判断し、経過していればS713に進み、コピーモード以外で禁止していたプリンタ部2によるプリントアウトを許可状態とする。
【0056】
S801では原稿給送装置(DF)101に原稿が積載されているか否か判断し、積載されていればS802に進み、コピーモード以外によるプリンタ部2での画像のプリントアウトを禁止するよう設定し、積載されていなけれはS703に戻る。
【0057】
S803では スタートキー503の状態を監視し、押下されるとS804に進み原稿給送装置101に積載されている原稿を1枚ずつ所定の読取位置まで給送し、原稿の画像を読み取り、この読み取った画像をプリンタ部2で記録出力する(読み取った原稿は原稿給送装置101の元の位置に循環させる)。この複写処理を原稿給送装置101に積載した原稿全てについて行う。複写処理終了後タイマーt4をスタートさせる。
【0058】
S806では再び原稿給送装置101に原稿が積載されているか否か判断する。ここで原稿がなければ読み取った原稿を取り去ったと判断しS809でコピーモード以外で禁止していたプリンタ部2によるプリントアウトを許可状態とする。また原稿があればS807に進み、タイマーt4が所定時間D(例えば1分)を経過したか判断し、経過していればS808に進み、タッチパネル部501にコピー終了後の原稿が残っていることを示す表示を行うとともにアラーム音を鳴らす。このS808の報知処理は所定回数、または所定時間行ったら初期状態(S601)に戻すようにしてもよい。
【0059】
S901ではスタートキー503の状態を監視し、押下されるとS902に進み、プラテンガラス102上の原稿の画像を読み取り、この読み取った画像をプリンタ部2で記録出力する。プリンタ部2による記録終了後タイマーt5をスタートさせる。スタートキー503が押されないとS909でタイマーt1が所定時間A(例えば1分)を経過したか判断し、経過していればS910に進み、圧板100が開けられたまま放置されていることを示す表示をタッチパネル部501で行うとともにアラーム音を鳴らす。このS910の報知処理は所定回数、または所定時間行ったら初期状態(S601)に戻すようにしてもよい。
【0060】
S905では圧板100が閉じられたか判断し、閉じられればオペレータの複写作業が終了したものとみなしS911でコピーモード以外で禁止していたプリンタ部2によるプリントアウトを許可状態とする。閉じられない場合はS906でスタートキー503が、押下されたか判断し、押されればS902に戻り、更に複写処理を行う。スタートキーが押されないとS907でタイマーt5が所定時間E(例えば1分)を経過したか判断し、経過していればS908に進み、圧板100が開けられたまま報知されていることを示す表示をタッチパネル部501で行うとともにアラーム音を鳴らす。このS908の報知処理は所定回数、または所定時間行ったら初期状態(S601)に戻すようにしてもよい。t5が所定時間Eを経過するまではS905以降の処理を繰り返す。
【0061】
S1001では再び圧板100が開けられたか判断する。開けられればS704以降の処理を再び行い、開けられなければS1002に進みタイマーt3が所定時間C(例えば1分)を経過したか判断する。t3が所定時間Cを経過していれば複写終了した原稿がプラテンガラス102上に残されていると判断し、その旨を示す表示をタッチパネル部501で行うとともにアラーム音を鳴らす。このS1003の報知処理は所定回数、または所定時間行ったら初期状態(S601)に戻すようにしてもよい。また、S1002でt3が所定時間Cを経過していないと判断した場合はS1004でスタートキー503が押下されたか判断し、押下されれはS709に戻り、押下されなければS1001以降の処理を繰り返す。なお、圧板100が開いているときは常に閉じるよう促す表示をする。
【0062】
図11はファクシミリモードが選択され、ファクシミリ送信を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【0063】
まず、S1101ではファクシミリモード用に装置の設定内容、表示内容を初期化する。そしてS1102では操作部115から送信先の電話番号、各種画像処理、解像度などファクシミリ送信条件に関する情報の入力を受け付け設定する。
【0064】
S1103ではスタートキー503の状態を監視し、押下されればS1104に進み、プラテンガラス102上の原稿を走査し原稿の画像を読み取る。そしてS1105では読み取った画像に基づくデータをS1102で設定した内容に基づき相手先に送信する。スタートキー503が押されなかったと判断すると図6のフローに戻る。
【0065】
図12はファイルモードが選択された場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【0066】
まずS1201ではファイルモード用に装置の設定内容、表紙内容を初期化する。次に、S1202で操作部115から格納モードか検索モードのいずれが選択されたか判断し、格納モードであればS1203へ進み、検索モードであればS1207に進む。
【0067】
S1203では操作部115よりファイル格納条件に関する情報の入力を受け付け、設定する。次にS1204でスタートキー503の状態を監視し、押下されればS1205に進みプラテンガラス102上の原稿を走査し原稿の画像を読み取る。そしてS1206では読み取った画像に基づくデータをS1203で設定した内容に基づき光磁気ディスクドライブユニットに装着された光磁気ディスクにファイルとして格納する。S1204でスタートキー503が押されない場合及び画像データを光磁気ディスクに格納し終った場合は図6のフローに戻る。
【0068】
S1207では操作部115よりファイル検索条件に関する情報の入力を受け付け、設定する。次にS1208では設定されたファイル検索条件に従い、光磁気ディスクドライブユニットに装着された光磁気ディスク内のファイルを検索し読み出す。S1209ではプリンタ部2がファイルモードで使用禁止となっているか判断し、使用禁止であれば読み出したデータをイメージメモリ部9に格納する。使用禁止でなければS1212で他の処理による操作部115からの入力及び装置の動作が所定時間ないことを確認してプリンタ部2により光磁気ディスクまたはイメージメモリ部9(S1211で格納したデータ)から読み出した該当ファイルの画像をS1210て記録出力する。S1210で画像の記録中は他の処理のためのプリンタ部2の使用は禁止する。記録終了後図6のフローに戻る。
【0069】
図13はコンピュータインターフェイス部7を介して外部のPC/WS11からのデータの入力があった場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【0070】
まず、S1301ではPC/WS11から送られてきたコマンド(画像を表すデータを含む)を受け取る。次にS1302では受け取ったデータを解釈し、コードデータはフォーマッタ部8でビットマップ化された画像データに展開する。
【0071】
S1303ではプリンタモードが選択されているか判断し、プリンタモードであればS1307に進み、それ以外のモードであればS1304に進む。S1304ではプリンタ部2がプリンタモードで使用禁止となっているか判断し、使用禁止であればS1307に進みPC/WS11から受け取ったデータに基づく画像データをイメージメモリ部9に格納し、使用禁止でなければS1305に進む。S1305ではモードをプリンタモードに切り替える。
【0072】
S1306ではPC/WS11から受け取ったデータに基づく画像(S1307でイメージメモリ部9に格納したものも含む)をプリンタ部2で記録出力する。S1306で画像の記録中は他の処理のためのプリンタ部2の使用は禁止する。記録終了後図6のフローに戻る。
【0073】
図14はファクシミリ部4が電話回線を介してファクシミリデータを受信した場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【0074】
S1401では電話回線を介して相手先からのデータを受信し、ファクシミリ部4で復号化して画像データに展開する。
【0075】
S1402ではファクシミリモードが選択されているか判断し、ファクシミリモードであればS1405に進み、それ以外のモードであればS1403に進む。S1403ではプリンタ部2がファクシミリモードで使用禁止となっているか判断し、使用禁止であればS1406に進み、受信データをハードディスク12に格納し、使用禁止でなければS1404に進む。S1404では受信データのプリントアウトを行うべくモードをファクシミリモードに切り替える。
【0076】
S1405では受信したデータに基づく画像(S1406でハードディスク12に格納したものも含む)をプリンタ部2で記録出力する。S1405で画像の記録中は他の処理のためのプリンタ部2の使用は禁止する。記録終了後図6のフローに戻る。
【0077】
本実施形態においてS608、712、807、907、909、1002、1212での所定時間は、予め定められた共通の設定値が用いられている。操作性をさらに向上するため、ユーザーが操作部115からのキー入力により所望する時間を設定できるようにしても良い。また、各機能毎に独立に設定できるようにしても良い。また、リセット・キーや、「*」キーなど所定のキーによる操作で、所定時間をチェックするステップをスルーにして、すぐに印刷できるモードを設ければ、さらにプリンタ部2を効率的に使用できる。また、プリンタ部2が使用されている場合、どの機能が使用しているかタッチパネル部501に表示しても良い。
【0078】
また、本実施形態例では、S608、1212において操作部115の全てのキーが所定時間、操作されていない事を条件としたが、一部のキーまたは所定の機能に関する操作がされていない事を条件としても良い。また、本実施形態では、操作部115の最後のキー入力の時間を基準にしたが、両面コピーなど、機能によっては操作部115の最後のキー操作から印刷終了まで時間がかかるため、用紙が排出部を通過した時間など、他の時間を基準として用いても良い。
【0079】
本実施形態によれば、コピー、メモリ内の画像を読み出し印刷など、本体を直接操作している最中に、ファクシミリ受信など他の機能によってプリンター部が使用される事がなく、ユーザーの作業が中断されたり、出力用紙の取り間違いなどの問題が発生せず、快適な操作性を得ることができる。
【0080】
(第2の実施形態)
以下に述べる第2の実施形態ではより簡単な制御によりオペレータが複写作業の途中(原稿の交換も含む)かどうかを判定し、受信データのプリントアウトの許可、禁止を設定するものである。ここではファクシミリデータの受信を行った場合について述べる。
【0081】
図15はこの場合(相手先からのファクシミリデータを受信した場合)の処理の流れを示すフローチャートである。
【0082】
S1501では電話回線を介して相手先からのデータを受信する。受信したデータは順次ハードディスク12に格納する。なお、このときタッチパネル部501に受信中であることを表示する。
【0083】
S1502で受信が完了したと判断するとS1503に進みファクシミリモードが選択されているか否か判断する。ファクシミリモードが選択されているとS1511に進み選択されていないとS1504に進む。
【0084】
S1504ではアラームを鳴らすとともにタッチパネル部501に「ファクシミリ受信しました。プリントアウトを開始してもよいですか」等のオペレータに確認するための表示を行う。これと同時に「はい」「いいえ」の表示を行い、このいずれかをタッチすることによりオペレータの意志が伝達される。S1506では上述の「はい」「いいえ」のいずれかがタッチされたかを識別し、「はい」であればオペレータが受信データのプリントアウトを許可したと判断しS1507に進む。「いいえ」であれば、オペレータが受信データのプリントアウトを拒否したと判断しS1511に進む。
【0085】
S1505ではS1504で表示を行ってから所定時間(例えば30秒)を経過したか判断し、所定時間内にS1506の応答(許可、拒否)がなければオペレータが該装置を用いて作業中ではないとし、S1507に進む。
【0086】
S1511ではS1506でタッチパネル部501の「いいえ」の部分にタッチされてから所定時間(例えば3分)を経過したか判断する。経過するとS1504に戻り、再び受信データのプリントアウトを行ってもよいか確認する表示を行う。なお、S1506で「いいえ」にタッチされると受信データをプリンタ部2でプリントアウトすることを禁止するように設定される。
【0087】
S1507ではプリンタ部2が他のデータのプリントアウトのために動作中(プリントアウト中)であるか判断し、S1508でプリントアウト終了と判断するとS1509に進みモードをファクシミリモードに切り替える。そしてS1510に進む。
【0088】
S1503でファクシミリモードが選択されている場合はS1512に進みS1507と同様にプリンタ部2が他のデータのプリントアウトのために動作中であるか判断し、S1513でプリントアウトの終了と判断するとS1510に進む。
【0089】
S1510では受信したデータをハードディスク12から読み出し、可視画像としてプリンタ部2でプリントアウトする。プリントアウトが終了するとハードディスク12内の画像を消去し待機状態に戻る。
【0090】
以上述べた様に本実施形態によれば、コピー等、オペレータが装置の前で作業しているか否かを適確に判別し、この作業が中断されてしまうことを防止することができる。また、オペレータが作業中でなければ受信テータをプリントアウトしハードディスクから消去するのでメモリフルも防止できる。
【0091】
なお、図6〜図15はCPU114がメモリ116に格納されたプログラムに基づき制御する際の処理の流れであるが、このプログラムを示すデータをフロッピーディスク等の着脱可能なメモリに格納し、このデータを解読可能な他の装置に適用することもできる。
【0092】
また、CPU114はCPU123(メモリ124に格納されたプログラムに基づき制御する)と通信することにより装置全体を制御するが1つのCPUでも制御可能であることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の処理の競合に容易に対処できるので、例えば作業中のオペレータを待たせるなどの不都合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】リーダ部1及びプリンタ部2の断面図である。
【図3】リーダ部1の構成を示すブロック図である。
【図4】コア部10の構成を示すブロック図である。
【図5】操作部115の構成を示す図である。
【図6】実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 リーダ部
2 プリンタ部
3 画像入出力制御部
4 ファクシミリ部
5 ファイル部
6 光磁気ディスクドライブユニット
7 コンピュータインターフェイス部
8 フォーマッタ部
9 イメージメモリ部
10 コア部
11 PC/WS
12 ハードディスク

Claims (12)

  1. 原稿台上に載置された原稿を押圧する圧板と、
    前記原稿台上の原稿の画像を読み取る読取手段と、
    画像を表すデータを受信する受信手段と、
    前記読取手段で読み取った画像及び前記受信手段で受信したデータに基づく画像の記録を行う記録手段と、
    前記圧板の開閉を検知する検知手段と、
    前記読取手段で読み取った画像に基づく画像を前記記録手段により記録する第1のモードと前記受信手段で受信したデータに基づく画像を前記記録手段により記録する第2のモードとを切り替える切替手段とを有し、
    前記切替手段は前記第1のモードが設定されているときに前記受信手段によりデータを受信した場合、前記検知手段で前記圧板が閉じられたことを検知してから所定時間経過していれば前記第2のモードに切り替えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記切替手段は、前記第1のモードが設定されているときに前記受信手段によりデータを受信した場合、前記検知手段で前記圧板が開けられていると検知すると前記第2のモードへ切り替えないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記切替手段は、前記第1のモードが設定されているときに前記受信手段によりデータを受信した場合、前記第1のモードによる処理を実行中であれば前記第2のモードへ切り替えないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 原稿の画像を読み取る読取手段と、
    画像を表すデータを受信する受信手段と、
    前記読取手段で読み取った画像及び前記受信手段で受信したデータに基づく画像の記録を行う記録手段と、
    前記読取手段で読み取った画像に基づく画像を前記記録手段により記録する第1のモードと前記受信手段で受信したデータに基づく画像を前記記録手段により記録する第2のモードとを切り替える切替手段と、
    前記第1のモードが設定されているときに前記受信手段によりデータを受信した場合、前記記録手段により該データに基づく画像の記録を行ってもよいかどうかをオペレータに問い合わせる確認手段とを有し、
    前記切替手段は、前記確認手段による問い合わせに対し、許可を示す指示があった場合に前記第2のモードに切り替えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記切替手段は、前記確認手段による問い合わせに対し、不許可を示す指示があった場合は前記第2のモードに切り替えず、前記確認手段は該不許可の指示があってから所定時間経過後に再び前記問い合わせを行うことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記切替手段は、前記確認手段による問い合わせに対し、所定時間経過しても指示がなければ前記第2のモードに切り替えることを特徴とする請求項4または5に記載の画像処理装置。
  7. 原稿台上に載置された原稿を押圧する圧板と、
    前記原稿台上の原稿の画像を読み取る読取手段と、
    画像を表すデータを受信する受信手段と、
    前記読取手段で読み取った画像及び前記受信手段で受信したデータに基づく画像の記録を行う記録手段と、
    前記圧板の開閉を検知する検知手段と、
    前記検知手段で前記圧板が開いていることを検知している場合、前記受信手段で受信したデータに基づく画像の前記記録手段による記録を禁止するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  8. 更に、マニュアル指示を入力するための操作手段と、
    前記検知手段で前記圧板が開いていることを検知してから所定時間経過しても前記操作手段からの指示がない場合に報知する報知手段とを有することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 原稿の画像を読み取る読取手段と、
    画像を表すデータを受信する受信手段と、
    前記読取手段で読み取った画像及び前記受信手段でデータに基づく画像の記録を行う記録手段と、
    原稿の有無を検出する検出手段と、
    前記検出手段で、原稿が有ることを検出した場合、前記受信手段で受信したデータに基づく画像の前記記録手段による記録を禁止するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 更に、積載された原稿を前記読取手段の読取位置へ給送する原稿給送装置とを有し、
    前記検出手段は、前記原稿給送装置に原稿が積載されているか否かにより原稿の有無を検出することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記検出手段は、前記読取手段で読み取られるべき原稿を載置する原稿台上の原稿の有無を検出することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  12. 更に、前記検出手段で前記読取手段により読み取った後の原稿が有ることを検出した場合に報知する報知手段を有することを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の画像処理装置。
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