JP3607069B2 - プリント配線板の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、信号線及びランドから構成された導体回路を有し、表層にソルダーレジストの配設されたプリント配線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
BGA(Ball Grid Array)及びLGA(Land Grid Array)基板等において、表層にソルダーレジストを設けて基板の保護を図ってある。サブトラクティブにより形成されたこの基板の平面図を図17(A)に示し、図17(A)のB−B断面図を図17(B)に示す。基板160の上面には、ランド130及び信号線120が配設され、該基板160の表層には、ソルダーレジスト150が設けられている。このソルダーレジスト150には、ランド130の周囲に開口部150aが形成されている。また、ビルトアップにより形成された基板の断面を図17(D)に示す。この基板では、永久レジスト153が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図17(A)、図17(B)に示すサブトラクティブの従来技術においては、ランド130と信号線120との接続部X1及び信号線120と開口部端との接触部X2において熱収縮による応力が集中し、X1、X2で信号線(導体回路)120に断線を生じせしめることがあった。また、図17(D)に示すビルトアップのプリント配線板においては、断線のみならず、絶縁層にクラックKが発生することがあった。
【0004】
このため、本発明者は、ランドにティアドロップを付加することを案出した。しかし、図17(C)に示すようにランド130に対し付加したティアドロップ140が、信号線120の開口部150aとの接触部X2まで延在していないときには、該接触部X2において、信号線120に加わる応力が変わらず、やはり断線、クラックが発生することが予想された。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ソルダーレジストの開口部端においてクラックの発生しないプリント配線板の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、基板に信号線及びランドを配設すると共に、表層にソルダーレジストを配設してなるプリント配線板の製造方法であって、
ランドが、該ランドに対応して配設されるソルダーレジストの開口部よりも小さいかを判断するステップと、
ランドが該開口部よりも大きいときに、ランドから延在する信号線に対して、ティアドロップを周囲の導体回路から絶縁間隔を保てるようにした角度となるように配設するステップと、
ランドが該開口部よりも小さいとき又は同じときに、ランドから延在する信号線に対して、ティアドロップを、ソルダーレジストの該開口部端にかかるように配設するステップと、を有することを技術的特徴とする。
【0009】
請求項2のプリント配線板の製造方法では、請求項1において、前記ランドから延在する信号線に対して、ティアドロップを、ソルダーレジストの該開口部端にかかるように配設するステップにおいて、ランドと開口部との形成ズレを開口部が最もずれた値であるクリアランスとして設定し、該ティアドロップがクリアランス分ずれてもソルダーレジストの該開口部端にかかるように配設することを技術的特徴とする。
【0011】
請求項1のプリント配線板の製造方法においては、ランドが、該ランドに対応して配設されるソルダーレジストの開口部よりも小さいかを判断し、ランドが該開口部よりも小さい又は同じときに、ランドから延在する信号線に対して、ティアドロップをソルダーレジストの該開口部端にかかるように配設することで、開口部端と交差する位置で信号線の幅を広くしてあるため、応力が集中し難く、該開口部端において配線やクラックが発生することがなくなる。
【0012】
請求項2のプリント配線板においては、ランドと開口部との形成ズレを考慮し、ソルダーレジストの該開口部端にかかるように配設する。このため、例え、ランドに対してソルダーレジストの開口部を形成する際に開口部の位置がズレても、開口部端と交差する位置で信号線の幅が広くなるため、応力が集中し難く、該開口部端において断線やクラックが発生することがなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態に係るプリント配線板及び該プリント配線板の製造方法について図を参照して説明する。
図13は、本実施形態のプリント配線板の一部を示す平面図である。該プリント配線板10においては、ランド30のマトリックス30αが配置され、該マトリックス30αに載置される電子部品(図示せず)との接続が取られる。
【0014】
該マトリックス30αに含まれる図中でJで示す部分のランド30を拡大して図14(A)に示す。プリント配線板10の表層には、図13中では図示していないソルダーレジスト50が配設され、該ソルダーレジスト50には、ランド30に対応させて開口部50aが形成されている。ここで、該開口部50aの径は、ランド30の径よりも大きくなるように形成されている。該ランド30は信号線20を介してバイアホール25に配設されたランド32に接続されている。即ち、下層(裏面)側からの接続がバイアホール25−ランド32−信号線20−ランド30まで取り回され、該ランド30を介して図示しない電子部品への接続が取られている。
【0015】
ここで、ソルダーレジスト50の開口部50a内に配設されたランド30には、信号線20との接続部にティアドロップ40が付加されている。即ち、ランド30と信号線20との接続部にティアドロップ40を配設することで、該接続部において応力が集中しないように構成されている。ここで、該ティアドロップ40は、該開口部50aの端部にかかるように配設されている。このため、図17(B)を参照して上述した従来技術のプリント配線板160と異なり、該開口部端と交差する位置で信号線20の幅が広くなるため、応力が集中し難く、該開口部端において断線やクラックが発生することがない。なお、バイアホール25の形成されるランド32にも同様にティアドロップ40が配設され、ランド25と信号線20との接続部において応力が集中しないように構成されている。
【0016】
一方、図13に示すプリント配線板10において、図示しない電子部品を載置するための導体部27に信号線24を介してランド30βが接続されている。該ランド30βを拡大して図14(A)に示す。該ランド30βに対応して形成されているソルダーレジストの開口部50bは、該ランド30βの径よりも小さく形成されている。該ランド30βと信号線24との接続部にはティアドロップ40が配設されている。即ち、ランド30βと信号線24との接続部にティアドロップ40を配設することで、該接続部において応力が集中し、クラックが発生しないように構成されている。
【0017】
引き続き、図13に示すプリント配線板のランド30、30βにティアドロップを付加するための導体回路形成用のデータ作成処理について、図1〜図4のフローチャート及び図5〜図12の説明図を参照して説明する。ここでは、ランド及び信号線(両者をまとめて導体パターンを称する)を設けるためのデータ、及び、導体パターンの上に形成するソルダーレジストの開口部を設けるためのデータは、従来技術の方法で既に形成されたものとして、作成されたランド及び信号線にティアドロップを付加する際の処理について説明する。
【0018】
先ず、ソルダーレジストを形成するためのデータ中から開口部を抽出する(S14)。例えば、図5(A)に示すようにソルダーレジスト50に形成される開口部50aを抽出する。そして、開口部の中心を求める(S16)。即ち、図5(B)に示すように開口部50aの中心Xを求める。引き続き、図5(C)に示すよう中心Xから、ランド30の端部又は信号線20へN本(ここでは8本)の矢印AR1〜AR8を配設する(S18)。なおここでは、矢印の本数Nとして8を設定しているが、Nを16や32とすることで16又は32方向など、任意に設定して検索することも可能である。
【0019】
引き続き、信号線の引き出し方向を求める(S20)。ここでは、最も長い矢印の方向を信号線の引き出し方向、即ち、ティアドロップの付加方向として検出する。この図5(C)に示すランド30に対しては、信号線20に沿って設けられた矢印AR7が最も長い矢印となり、該矢印AR7の方向を、信号線20の引き出し方向として特定する。
【0020】
次に、開口部の径がランドの径よりも小さいかを判断する(S22)。ここで、図5(A)に示すように開口部50aの径がランド30の径よりも大きいときには(S22がNo)、ステップ26へ進み、他方、図5(D)に示すように開口部50bの径がランド30の径よりも小さいときには(S22がYes)、ティアドロップ付加処理(S24)へ移行する。なお、図15及び図16を参照して後述するようにランド及び開口部の形状が正方形又は長方形の場合は、ランドと開口部との大きさを比較して以降の処理を進める。
【0021】
ここで、該ティアドロップ付加処理1(S24)について、当該処理のサブルーチンを示す図2のフローチャート及び図7、図8の説明図を参照して説明する。
先ず、ランド30について、図7(A)に示すように信号線20の左右にティアドロップ角度が予め設定されてある角度(D)になるように接線42a、42bを引きティアドロップ40Aを付加する(S40)。その後、付加したティアドロップ40について、周囲の導体回路(例えば、信号線22)から所定の絶縁間隔d(例えば100μ)を保てるかを調べる(S42)。ここで、所定の絶縁間隔を保ち得る場合には(S44がYes)、処理を終了する。これにより、該作成されたデータに基づき、後述する製造工程を経て、図8(A)に示すように、ソルダーレジスト50の下側にティアドロップ40Aが付加される。
【0022】
一方、D°のティアドロップを付加した際には、他の導体回路からの絶縁間隔dが保ち得ない場合には(S44がNo)、図7(B)に示すように信号線20の左右にティアドロップ角度が予め設定してある角度(D)から予め設定してあるステップ角度(γ)を足した角度(D+γ)になるようにティアドロップ40Bを付加する(S46)。その後、付加したティアドロップ40Bについて、周囲の導体回路から所定の絶縁間隔dを保てるかを調べる(S48)。ここで、所定の絶縁間隔を保ち得る場合には(S50がYes)、処理を終了する。これにより、該作成されたデータに基づき、後述する製造工程を経て、図8(B)に示すように、ソルダーレジスト50の下側にティアドロップ40Bが付加される。
【0023】
他方、D+γの角度のティアドロップでも、他の導体回路(例えば、信号線22)からの絶縁間隔が保ち得ない場合には(S50がNo)、設定されている最大角度(ソルダーレジストのズレ量をカバーできる角度)に達したかを判断し(S51)、最大角度に達するまでは(S51がNo)、ステップ46に戻り、D+2γの角度のティアドロップの付加を試みる。そして、D+nγの角度が最大角度を越えると(S51がYes)、図7(C)に示すようにティアドロップの付加を断念する(S52)。これにより、該作成されたデータに基づき、後述する製造工程を経て、図8(C)に示すように、ランド30にティアドロップが付加されなくなる。
【0024】
引き続き、図1を参照して上述したステップ22の開口部径がランドよりも大きい際(S22がNo)の処理について説明する。ここでは、先ず、開口部内に信号線の曲がりがあるかを判断する(S26)。該判断は、最長の矢印がソルダーレジストの開口部を越えるかにより行う。即ち、図5(C)に示すように信号線20に沿って設けられた矢印AR7が開口部50aを越える際には、曲がりがないと判断され(S26がNo)、ステップ28のティアドロップ付加処理2へ進む。他方、図6(G)に示すように、信号線20に沿って設けられた矢印AR7が、開口部50aを越えないときには、信号線に曲がりありと判断し(S26がYes)、ティアドロップ付加処理3(S30)へ移行する。
【0025】
ここで、信号線に曲がりがない際のティアドロップ付加処理2について、当該処理のサブルーチンを示す図3のフローチャート及び図6、図9、図10の説明図を参照して説明する。
先ず、図6(E)に示すようにランド30について、信号線20と開口部50aとの交点X2を求める(図3に示すS60)。そして、図9(A)に示すように該交点X2からクリアランスCを設けた点からランド30に対して接線42a、42bを引くことでティアドロップ40Cを付加する(S62)。その後、付加したティアドロップ40Cについて、周囲の導体回路から所定の絶縁間隔を保てるかを調べる(S64)。ここで、所定の絶縁間隔を保ち得る場合には(S66がYes)、処理を終了する。これにより、該作成されたデータに基づき、後述する製造工程を経て、図10(A)に示すように、ソルダーレジスト50の下側にティアドロップ40Cが付加される。
【0026】
このクリアランスCとは、図6(E)、図6(F)中に示すようにランド30に対する開口部50aの形成時の位置ズレを意味する。即ち、図6(E)中に一点破線で示すように、設計寸法で交点X2にかかるようティアドロップ40の位置を決定しても、実際の製造工程において、図6(F)に示すように開口部50aの配置位置がずれた際には、ティアドロップが、交点X2にかからなくなることがあり得るため、開口部50aが最もずれた際の値をクリアランスCとして設定し、該クリアランスC分ずれてもティアドロップ40が交点X2にかかるようにする。
【0027】
一方、該ティアドロップを付加した際には、他の導体回路(例えば、信号線22)からの絶縁間隔が保ち得ない場合には(S66がNo)、図9(B)に示すように予め設定されたステップ距離を最初に求めた距離から引いたポイントS(L−l)からティアドロップ40Bを付加する(S68)。その後、付加したティアドロップ40Bについて、周囲の導体回路から所定の絶縁間隔を保てるかを調べる(S70)。ここで、所定の絶縁間隔を保ち得る場合には(S72がYes)、処理を終了する。これにより、該作成されたデータに基づき、後述する製造工程を経て、図10(B)に示すように、ソルダーレジスト50の下側にティアドロップ40Bが付加される。
【0028】
他方、設定された距離(L−l)でティアドロップを付加した際に、他の導体回路からの絶縁間隔が保ち得ない場合には(S72がNo)、設定距離(L−l)が予め設定された最短距離未満かを判断し(S73)、最短距離以上の際には(S73がNo)、ステップ68へ戻り(L−2l)にてティアドロップの付加を試みる。ここで、設定距離(L−nl)が予め設定された最短距離以下になると(S73がYes)、図9(C)に示すようにティアドロップの付加を断念する(S74)。これにより、該作成されたデータに基づき、後述する製造工程を経て、図10(C)に示すように、ランド30にティアドロップが付加されなくなる。
【0029】
引き続き、図1に示すステップ30の判断において、信号線に曲がり有りとされた際の(S26がYes)、ティアドロップ付加処理3(S30)について、当該処理のサブルーチンを示す図4のフローチャート及び図11、図12の説明図を参照して説明する。
先ず、ランド30について、図11(A)に示すように信号線20の左右にティアドロップ角度が予め設定された角度になるようにティアドロップ40Aの付加を試みる(S80)。その後、該設定角度のティアドロップが付加可能かを調べる(S82)。ここで、設定角度度のティアドロップが付加可能なときには、ステップ86へ移行する。他方、図11(B)に示すように、信号線の曲がり部分がランド30に近すぎて設定角度のティアドロップ40Aが付加できないときには(S82がNo)、ステップ84へ移行し、図11(C)に示すように、該曲がり部分からティアドロップ40Dを付加する。その後、付加したティアドロップ40について、周囲の導体回路から所定の絶縁間隔を保てるかを調べる(S82)。所定の絶縁間隔を保ち得る場合には(S82がYes)、処理を終了する。これにより、該作成されたデータに基づき、後述する製造工程を経て、図12(A)又は図12(C)に示すようにティアドロップ40A又はティアドロップ40Dが付加される。
【0030】
一方、ティアドロップを付加すると他の導体回路からの絶縁間隔が保ち得ない場合には(S88がNo)、ティアドロップの付加を断念する(S90)。
【0031】
上述したティアドロップ付加処理1、2、3により各開口部に配設されるランドにティアドロップを付加する。そして、次の開口部があるかを判断し(図1に示すS32)、次の開口部がある際には(S32がYes)、ステップ14に戻り上述した処理を繰り返す。そして、全てのソルダーレジストの開口部に対する処理を終了すると(S32がNo)、当該ティアドロップの付加処理を完了する。
【0032】
上述した処理により導体回路(ランド、信号線、ティアドロップ)パターン形成用データが完成し、該データを用いて樹脂製のフィルム上に導電回路に対応するパターンを形成することで、マスクフィルムを完成する。ここで、該マスクフィルムを用いてプリント配線板の導電回路形成し、該導体回路へのソルダーレジストの塗布する。この工程は、従来から用いられているものと同一であるため説明を省略する。
【0033】
ここで、図6(E)、図6(F)を参照して上述したように、ソルダーレジストの開口部50aを形成する際に、最大の位置誤差、即ち、クリアランスC分ずれても、図10(A)に示すティアドロップ40Cは、開口部50aの端部にかかり、該端部に於ける信号線20の幅を広げる。このため、例え、ランドに対してソルダーレジストの開口部の位置に誤差があっても、開口部端と交差する位置で信号線の幅が広くなるので、熱収縮を繰り返しても応力が集中し難く、該開口部端において断線やクラックが発生することがなくなる。
【0034】
なお、上述した実施形態においては、ソルダーレジストの円形の開口部の円形のランドにティアドロップを付加する処理について説明した。同様の処理により、図15(A)に示すようにソルダーレジスト50の正方形の開口部内50c内に正方形のランド30cが配設される際に、図3を参照して上述したティアドロップ付加処理2により、信号線20の引き出し側にティアドロップ40Cを該開口部50cの端部がかかるように付加できる。また、図15(B)に示すように、信号線が開口部50c内で曲がっている際にも、図4を参照して上述したティアドロップ付加処理3により、ティアドロップ40Dを付加できる。更に、開口部50dの辺が、ランド30cの辺よりも小さいとにきには、図2を参照して上述したティアドロップ付加処理1により、所定のティア角になるようにティアドロップ40Aを付加することができる。
【0035】
更に同様に、図16(A)に示すようにソルダーレジスト50の長方形の開口部内50e内に長方形のランド30dが配設される際に、図3を参照して上述したティアドロップ付加処理2により、信号線20の引き出し側にティアドロップ40Cを該開口部50eの端部がかかるように付加できる。また、図16(B)に示すように、信号線が開口部50e内で曲がっている際にも、図4を参照して上述したティアドロップ付加処理3により、ティアドロップ40Dを付加できる。更に、開口部50fの短辺が、ランド30dの短辺よりも小さいとにきには、図3を参照して上述したティアドロップ付加処理1により、所定のティアドロップ角度になるようにティアドロップ40Aを付加することができる。
【0036】
なお、図12(C)を参照して上述したように、ソルダーレジスト50の開口部内50a内に配設されるランド30から引き出された信号線20が、該開口部50a内で曲がっている際に、該開口部内でティアドロップ40Dを付加したが、図12(D)に示すように、開口部50aの外部の信号線30上の所定位置(例えば、クリアランスCを設けた位置)からティアドロップを配設することで、ティアドロップ40Eを該開口部50aの端部にかかるように配設することも可能である。
【0037】
更に、本実施形態では、開口部がランドよりも大きい場合にもティアドロップを付加することで、ランドが補強され、より銅と樹脂との密着性が良くなる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1のプリント配線板の製造方法においては、ランドがソルダーレジストの開口部径よりの小さいとき又は同じときに、ランドから延在する信号線に対して、ティアドロップをソルダーレジストの該開口部端にかかるように配設することで、開口部端と交差する位置で信号線の幅を広くしてあるため、応力が集中し難く、該開口部端において断線やクラックが発生することがなくなる。
【0040】
請求項2のプリント配線板においては、ランドと開口部との形成ズレを考慮し、ソルダーレジストの該開口部端にかかるように配設する。このため、例え、ランドに対してソルダーレジストの開口部の形成時に開口部の位置がズレても、開口部端と交差する位置で信号線の幅が広くなるため、応力が集中し難く、該開口部端において断線やクラックが発生することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係るティアドロップ付加処理のフローチャートである。
【図2】図1中のティアドロップ付加処理1のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図3】図1中のティアドロップ付加処理2のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図4】図1中のティアドロップ付加処理3のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図5】図5(A)〜図5(C)は、ティアドロップを付加するランド及び開口部を示す説明図である。
【図6】図6(E)、図6(F)、図6(G)は、ティアドロップを付加するランド及び開口部を示す説明図である。
【図7】図7(A)、図7(B)、図7(C)は、ティアドロップ付加処理1に基づくティアドロップの形状決定を示す説明図である。
【図8】図8(A)、図8(B)、図8(C)は、ティアドロップ付加処理1に基づき付加されたティアドロップの形状を示す平面図である。
【図9】図9(A)、図9(B)、図9(C)は、ティアドロップ付加処理2に基づくティアドロップの形状決定を示す説明図である。
【図10】図10(A)、図10(B)、図10(C)は、ティアドロップ付加処理2に基づき付加されたティアドロップの形状を示す平面図である。
【図11】図11(A)、図11(B)、図11(C)は、ティアドロップ付加処理3に基づくティアドロップの形状決定を示す説明図である。
【図12】図12(A)、図12(B)、図12(C)は、ティアドロップ付加処理3に基づき付加されたティアドロップの形状を示す平面図である。
【図13】本発明の1実施形態に係るプリント配線板の一部を示す平面図である。
【図14】図14(A)は、図13中のJ部分の拡大図であり、図14(B)は、図13中のK部分の拡大図である。
【図15】図15(A)、図15(B)、図15(C)は、正方形のランドに付加されたティアドロップの形状を示す平面図である。
【図16】図16(A)、図16(B)、図16(C)は、長方形のランドに付加されたティアドロップの形状を示す平面図である。
【図17】図17(A)は、従来技術に係るプリント配線板の平面図であり、図17(B)は、図17(A)のB−B断面図であり、図17(C)は、図17(A)に示すプリント配線板にティアドロップを付加した際の平面図であり、図17(D)は、プリント配線板の断面図である。
【符号の説明】
10 プリント配線板
20 信号線
25 バイアホール
30、30a、30b ランド
32 ランド
40、40A、40B ティアドロップ
50 ソルダーレジスト
50a、50b 開口部
60 基板
Claims (2)
- 基板に信号線及びランドを配設すると共に、表層にソルダーレジストを配設してなるプリント配線板の製造方法であって、
ランドが、該ランドに対応して配設されるソルダーレジストの開口部よりも小さいかを判断するステップと、
ランドが該開口部よりも大きいときに、ランドから延在する信号線に対して、ティアドロップを周囲の導体回路から絶縁間隔を保てるようにした角度となるように配設するステップと、
ランドが該開口部よりも小さいとき又は同じときに、ランドから延在する信号線に対して、ティアドロップを、ソルダーレジストの該開口部端にかかるように配設するステップと、を有することを特徴とするプリント配線板の製造方法。 - 前記ランドから延在する信号線に対して、ティアドロップを、ソルダーレジストの該開口部端にかかるように配設するステップにおいて、ランドと開口部との形成ズレを開口部が最もずれた値であるクリアランスとして設定し、該ティアドロップがクリアランス分ずれてもソルダーレジストの該開口部端にかかるように配設することを特徴とする請求項1のプリント配線板の製造方法。
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| JP03802698A JP3607069B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | プリント配線板の製造方法 |
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