JP3608894B2 - 穀物搬送機における残留穀物除去装置 - Google Patents
穀物搬送機における残留穀物除去装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀物搬送樋の一端と他端にそれぞれ設けた駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に、多数の搬送翼を備えたフライトチェーンを水平状に懸回してフローコンベアを構成してなる穀物搬送機において、フローコンベアの穀物排出口の位置で、フライトチェーン上に残留する穀物を掃き落とす穀物搬送機における残留穀物除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、穀物搬送樋の一端と他端にそれぞれ設けた駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に、多数の搬送翼を備えたフライトチェーンを水平状に懸回してフローコンベアを構成してなる穀物搬送機において、フライトチェーン上に残留する穀物をブラシ片により掃き落とすようにしたものは、特開昭62−235111号公報に記載されている。
【0003】
また、フライトチェーン上に残留する穀物を圧風の吹き付けによって除去するようにしたものは、特開平8−40534号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この種の穀物搬送機は、穀物搬送樋の穀物供給部から供給された穀物を、多数の搬送翼を備えたフライトチェーンの回転により、穀物搬送樋の穀物排出側に搬送するものであるが、搬送中の穀物の一部はフライトチェーン上に乗って残留するので、それを払い落とす必要がある。ところで、前掲の特開昭62−235111号公報に記載されているもののように、フライトチェーンの上に接するブラシ片を設けたものでは、フライトチェーンが回転してその節目部がブラシ片を通過する毎にブラシ片が跳ね返されて、ブラシ片がフライトチェーン上から間欠的に離れる現象を呈し、フライトチェーン上の穀物が払い落とされずに残ってしまうという欠点がある。
【0005】
また、前掲の特開平8−40534号公報に記載されているように、圧風の吹き付けにより残留穀物を吹き落とすものでは、周辺の穀物までも噴き上げてしまうので、吹き上げられた穀物が再度フライトチェーン上に乗って残留する欠点がある。
【0006】
そこで、本発明は、上記従来のものにおける欠点を解消することを目的とするものであって、フライトチェーンの回転にともなってブラシ体の跳ね返りが生ぜず、フライトチェーン上の残留穀物を払い落とすのに適度な圧接状態を保ってフライトチェーン上にブラシ体を圧接させて、フライトチェーン上の残留穀物を確実に除去することができるとともに、穀物排出口のシャッタが閉じているときは、ブラシ体のブラシ部がフライトチェーンから離れるようにして、ブラシ部の無駄な摩耗を無くすることができる穀物搬送機における残留穀物除去装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る穀物搬送機における残留穀物除去装置は、穀物搬送樋の一端と他端にそれぞれ設けた駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に、多数の搬送翼を備えたフライトチェーンを水平状に懸回してフローコンベアを構成してなる穀物搬送機において、フローコンベアの穀物排出口にはそれを開閉するシャッタを備えるとともにこの穀物排出口に対応させてフライトチェーン上に残留する穀物を掃き落とすブラシ体を設け、このブラシ体は、フライトチェーンに接するブラシ部を有するブラシプレートでなり、かつブラシプレートを、ブラシ部がフライトチェーンに圧接する方向に弾力付勢する構成としたものである。
【0008】
そして、本発明においては、上記構成において、ブラシ体はシャッタの開閉エアシリンダに連動リンク機構により連動していて、シャッタを開くとブラシ部がフライトチェーンに圧接し、シャッタを閉じるとブラシ部がフライトチェーンから離れるように構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面は本発明の一実施の形態を示し、図1は本発明に係る穀物搬送機を使用した穀物調製施設の概略図、図2は本発明に係る残留穀物除去装置を示す一部の側面図、図3は図2に対応する部分の概略正面図、図4はフライトチェーンの一部を示す平面図である。
【0010】
図1において、1は本発明に係る穀物搬送機である。この穀物搬送機1は、水平方向に架設した穀物搬送樋2の一端の駆動スプロケット3、他端の従動スプロケット4との間に、多数の搬送翼5を備えたフライトチェーン6を懸回して、フローコンベアを構成してなるものである。7は複数の穀物排出口であり、各穀物排出口7にはそれを開閉するシャッタ8を備えている。9は穀物タンク、10は穀物供給装置である。穀物搬送機1は、穀物貯留タンク9に穀物を搬出入するためのものである。なお、本発明に係る穀物搬送機1は穀物乾燥機(図示せず)に穀物を搬入するのにも用いられる。
【0011】
上記穀物搬送機1において、図2および図3に示すように、各穀物排出口7に対応させて、フライトチェーン6上に残留する穀物を掃き落とすブラシ体11を設けており、このブラシ体11は、フライトチェーン6に接するブラシ部12を有するブラシプレート13でなり、ブラシプレート13は、ブラシ部12がフライトチェーン6上に圧接する方向に弾力付勢するバネ蝶番14を介して支持板15に連結され、支持板15は支軸16によってフローコンベアの固定部17に軸支されている。ブラシ体11は、支軸16を中心にして回動させることによりブラシ部12がフライトチェーン6上に圧接する状態から離れる状態に変位させることができるようになっている。
【0012】
そして、フライトチェーン6上に残留する穀物を掃き落とすブラシ体11は、穀物排出口7を開閉するシャッタ8の開閉エアシリンダ18に連動して、シャッタ8が開かれたときのみブラシ体11のブラシ部12がフライトチェーン6上に圧接する状態となり、シャッタ8を閉じたときはブラシ体11のブラシ部12をフライトチェーン6から離すように構成されている。19はその連動リンク機構である。
【0013】
ブラシ体11は、図4に示すように、フライトチェーン6とそれに固定されて搬送方向の左右に突出する搬送翼5の幅Lと同じかそれより少し幅広にしてある。したがって、本発明に係るブラシ体11のブラシ部12は幅が広いものであるが、ブラシ部12はその全体がフライトチェーン6上に対して弾力付勢されているうえ、ブラシ部12はフライトチェーン6とその左右両側の搬送翼5の状態に応じて部分的に異なった撓みを呈するので、弾力付勢による圧力とブラシ部12の部分的に異なる撓みとによって、フライトチェーン6と搬送翼5の全体にわたって、それらの上に残留する穀物を掃き落とすのに適度な圧接状態となり、残留穀物が確実に除去されるとともに、ブラシ部12が過度に圧接させることがない。
【0014】
また、穀物排出口7のシャッタ8が閉じているときは、ブラシ体11のブラシ部12がフライトチェーン6上から離れるので、ブラシ部12の無駄な摩耗を無くすることができる。
【0015】
ブラシ体11のブラシ部12は、バネ蝶番14の弾力によってフライトチェーン6方向に弾力付勢されるが、フライトチェーン6の回転に伴ってブラシ体11は跳ね返し作用を受け続けるので、ブラシ体11のブラシ部12をフライトチェーン6上から離れないように保たせるには、ブラシ体11がフライトチェーン6の振動に共振しないようにすることが必要である。一方、ブラシ体11のブラシ部12のフライトチェーン6に対する圧接力は、ブラシ部12の摩耗を少なくするうえでできるだけ小さいことが望ましい。そこで、バネ蝶番14の弾力はその両方の要求を満足させるように設定する。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、フライトチェーンの回転にともなってブラシ体の跳ね返りが生ぜず、フライトチェーン上の残留穀物を払い落とすのに適度な圧接状態を保ってフライトチェーン上にブラシ体を圧接させて、フライトチェーン上の残留穀物を確実に除去することができるとともに、穀物排出口のシャッタが閉じているときは、ブラシ体のブラシ部がフライトチェーンから離れるようにして、ブラシ部の無駄な摩耗を無くすることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る穀物搬送機を使用した穀物調製施設の概略説明図である。
【図2】本発明に係る残留穀物除去装置を示す一部の側面図である。
【図3】図2に対応する部分の概略正面図である。
【図4】フライトチェーンの一部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 穀物搬送機
2 穀物搬送樋
3 駆動スプロケット
4 従動スプロケット
5 搬送翼
6 フライトチェーン
7 穀物排出口
8 シャッタ
9 穀物タンク
10 穀物供給装置
11 ブラシ体
12 ブラシ部
13 ブラシプレート
14 バネ蝶番
15 支持板
16 支軸
17 フローコンベアの固定部
18 エアーシリンダ
19 連動リンク機構
Claims (1)
- 穀物搬送樋の一端と他端にそれぞれ設けた駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に、多数の搬送翼を備えたフライトチェーンを水平状に懸回してフローコンベアを構成してなる穀物搬送機において、フローコンベアの穀物排出口には、開閉エアシリンダにより上記穀物排出口を開閉するシャッタを備えるとともにこの穀物排出口に対応させてフライトチェーン上に残留する穀物を掃き落とすブラシ体を設け、このブラシ体は、フライトチェーンに接するブラシ部を有するブラシプレートでなり、かつブラシプレートを、ブラシ部がフライトチェーンに圧接する方向に弾力付勢する構成とし、ブラシ体はシャッタの開閉エアシリンダに連動リンク機構により連動していて、シャッタを開くとブラシ部がフライトチェーンに圧接し、シャッタを閉じるとブラシ部がフライトチェーンから離れるように構成されていることを特徴とする穀物搬送機における残留穀物除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35731996A JP3608894B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 穀物搬送機における残留穀物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35731996A JP3608894B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 穀物搬送機における残留穀物除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10181846A JPH10181846A (ja) | 1998-07-07 |
| JP3608894B2 true JP3608894B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=18453517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35731996A Expired - Fee Related JP3608894B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 穀物搬送機における残留穀物除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3608894B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220027340A (ko) * | 2020-08-26 | 2022-03-08 | 대양롤랜트 주식회사 | 벨트 컨베이어의 낙하물 회수 장치 |
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-
1996
- 1996-12-26 JP JP35731996A patent/JP3608894B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| KR20220027340A (ko) * | 2020-08-26 | 2022-03-08 | 대양롤랜트 주식회사 | 벨트 컨베이어의 낙하물 회수 장치 |
| KR102386976B1 (ko) * | 2020-08-26 | 2022-04-18 | 대양롤랜트(주) | 벨트 컨베이어의 낙하물 회수 장치 |
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|---|---|
| JPH10181846A (ja) | 1998-07-07 |
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