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JP3615326B2 - 塗布容器 - Google Patents
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JP3615326B2 - 塗布容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、上端に設けたブラシ部に直接吐出供給される内容液の吐出量を、調節可能とした塗布容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、染み抜き液、白髪染め液、糊液等の内容液を収納するスクイズ性容体の上端口筒部に、吐出口を有するブラシ体を取付けて成り、該容体の胴部を押圧することにより、内容液をブラシ体のブラシ部に吐出供給し、このブラシ部により内容液を所望個所に塗布するようにしたブラシ付の塗布容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の塗布容器においては、ブラシ体に設けた吐出口の開口面積が一定であるため、内容液の吐出量の調節は、指先による容体胴部の押圧の強弱によって行っているため、この指先の押圧操作による吐出量の調節は極めて難しく、所望の吐出量を常に正確に得ることは困難であった。
【0004】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、ブラシ部への内容液の吐出供給通路の通路面積を可変とすることを技術的課題とし、もってブラシ部への内容液の吐出量を容易にかつ正確に調節できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の手段は、
内容液を収納するスクイズ性の容体を有すること、
周壁の内部に水平壁を連設すると共に、該水平壁の上面中央部には、周方向の一方へ徐々に深くなる断面形状の縦溝を外周面に設けた円柱体を立設し、かつ該縦溝を下方へ延長した形態で水平壁に孔を貫設し、周壁の下部が前記容体の口筒部に組付く連結筒体を有すること、
周壁である組付き筒片の上端から内方へ連設された連結壁の上面にブラシ部を形成すると共に、該連結壁の中央部下面には、中心に開設した吐出口の下部を拡径して前記円柱体が嵌合する凹部を形成し、該凹部の内周面に、周方向の他方へ徐々に深くなる断面形状の縦溝を設けると共に、該凹部の上面に、縦溝の最深端部と吐出口とを連通する横溝を設けた吐出筒を垂下設したブラシ体を有すること、前記連結筒体への組付き時に、先端部が前記吐出口に密嵌入する栓体を頂壁下面に垂下設したキャップを有すること、
ブラシ体を連結筒体に対し、連結筒体の縦溝とブラシ体の縦溝とが略全部重なり合う位置と、両縦溝の深さの浅い側の端部同士が重なり合う位置との間のみで回転し得るように組付けたこと、
にある。
【0006】
【作用】
ブラシ部への内容液の吐出供給は、容体の胴部を押圧することにより、水平壁の孔、円柱体の縦溝、吐出筒の縦溝、横溝、及び吐出口を介して達成される。
【0007】
そして、この吐出量の調節は、ブラシ体の組付き筒片を回転操作すると、吐出筒の縦溝と円柱体の縦溝とが略全部重なり合う位置では、流路の開口幅が最大となるため流量が最大となり、両縦溝の深さの浅い側の端部同士が重なり合う位置では、流路の開口幅が最小となるため流量が最小となるので、組付き筒片の回転操作により、流路の開口幅を上記最大と最小との間で適宜設定することにより、所望の吐出量に調節することができる。
【0008】
【実施例】
図面は本発明の一実施例を示したもので、内容液を収納する容体1はスクイズ性を有し、その上端の口筒部2外周面には螺条が刻設されている。
【0009】
連結筒体3は、前記口筒部2の螺条に螺合する螺条が内周面に刻設された組付き筒4の上端に、外周面に螺条が刻設された螺合筒5が、肩壁を介して縮径して立設されており、該螺合筒5は、キャップ25が螺合する大径の螺合部6の上端に、外周面に係止突条を周設した小径の係合部7を設けた二段構造に形成されている。
【0010】
連結筒体3の肩壁の内縁にはシール筒8が垂下設されていると共に、前記螺合筒5の内周面下端には、中央部上面に円柱体10が立設された水平壁9が連設されており、該円柱体10の外周面には、反時計方向へ除々に深くなる断面形状の縦溝11が形成されていると共に、この縦溝11が下方へ延長された形態で、水平壁9に孔12が貫設されている。
【0011】
ブラシ体15は、前記係合部7の係止突条に係止する係止突条が内周面に周設された組付き筒片16が外側に、シール筒片17が内側にそれぞれ垂下設されたリング状の頂壁18の内方中央に、該中央部へ下り勾配に形成された連結壁19を介して吐出筒20が一体設されている。
【0012】
該吐出筒20は、中心部に吐出口21が開設され、その吐出口21の下部は拡径されて、前記円柱体10が嵌合可能な円形の凹部22に形成されており、該凹部22の内周面には、時計方向へ除々に深くなる断面形状の縦溝23が形成されていると共に、該凹部22の上面には、該縦溝23の最も深くなっている端部と吐出口21とを連通する横溝24が形成されている。
【0013】
そして、このブラシ体15は連結筒体3に対し、縦溝23と縦溝11とが略全部重なり合う位置(図3(a))と、深さの浅い側の端部同士が重なり合う位置(図3(b))との間のみで回転し得るように規制されて組付けられており、従って、容体1内の内容液の吐出流路は、孔12と縦溝11と縦溝23と横溝24と吐出口21の順に形成される。
【0014】
また、前記連結壁19の上面には、多数のブラシ片が植設されてブラシ部14を形成している。
【0015】
キャップ25は、頂壁の周縁に、小径筒26及び肩壁を介して、前記連結筒体3の螺合部6に螺合する外筒27が垂下設されていると共に、中央部には、該外筒27の螺合時に、先端部が前記吐出口21に密に嵌入する栓体28が垂下設されている。
【0016】
上記構成の塗布容器において、内容液の吐出量を調節するには、図2に示すように、キャップ25を取外た状態で、ブラシ体11の組付き筒片16を回転操作すると、吐出筒20の縦溝23と円柱体10の縦溝11とが略全部重なり合う位置(図3(a))では、流路Sの開口面積が最大となるため流量が最大となり、両縦溝23、11の深さの浅い側の端部同士が重なり合う位置(図3(b))では、流路Sの開口面積がその中央部において最小となるため流量が最小となり、従って、組付き筒片16の回転操作により、流路Sの開口面積を上記最大と最小との間で適宜設定することにより、所望の吐出量に調節することができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
ブラシ体の周壁である組付き筒片を回転操作するだけの簡単な操作で、吐出筒の縦溝と円柱体の縦溝とで形成される流路の開口幅を変えることができるので、ブラシ部への内容液吐出量を容易にかつ正確に調節することができ、内容液の適正で良好な塗布を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1図示実施例の要部を示す拡大断面図。
【図3】図1図示実施例の作用を説明する、図1及び図2のA−A線断面図。
【符号の説明】
1 ; 容体
2 ; 口筒部
3 ; 連結筒体
4 ; 組付き筒
5 ; 螺合筒
6 ; 螺合部
7 ; 係合部
8 ; シール筒
9 ; 水平壁
10; 円柱体
11; 縦溝
12; 孔
14; ブラシ部
15; ブラシ体
16; 組付き筒片
17; シール筒片
18; 頂壁
19; 連結壁
20; 吐出筒
21; 吐出口
22; 凹部
23; 縦溝
24; 横溝
25; キャップ
26; 小径筒
27; 外筒
28; 栓体
S ; 流路

Claims (1)

  1. 内容液を収納するスクイズ性の容体(1) と、周壁の内部に水平壁(9) を連設すると共に、該水平壁(9) の上面中央部には、周方向の一方へ徐々に深くなる断面形状の縦溝(11)を外周面に設けた円柱体(10)を立設し、かつ該縦溝(11)を下方へ延長した形態で水平壁(9) に孔(12)を貫設し、周壁の下部が前記容体(1) の口筒部(2) に組付く連結筒体(3) と、周壁である組付き筒片(16)の上端から内方へ連設された連結壁(19)の上面にブラシ部(14)を形成すると共に、該連結壁(19)の中央部下面には、中心に開設した吐出口(21)の下部を拡径して前記円柱体(10)が嵌合する凹部(22)を形成し、該凹部(22)の内周面に、周方向の他方へ徐々に深くなる断面形状の縦溝(23)を設けると共に、該凹部(22)の上面に、該縦溝(23)の最深端部と吐出口(21)とを連通する横溝(24)を設けた吐出筒(20)を垂下設したブラシ体(15)と、前記連結筒体(3) への組付き時に、先端部が前記吐出口(21)に密嵌入する栓体(28)を頂壁下面に垂下設したキャップ(25)と、から構成し、前記ブラシ体(15)を連結筒体(3) に対し、縦溝(23)と縦溝(11)とが略全部重なり合う位置と、両縦溝(23)、(11)の深さの浅い側の端部同士が重なり合う位置との間のみで回転し得るように組付けて成る塗布容器。
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