JP3625135B2 - Bullet ball machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技状態が大当り遊技状態となったときに、可変入賞球装置に設けられる特定入賞領域と通常入賞領域のうちの特定入賞領域に打玉が入賞したことにより可変入賞球装置の所定の開閉サイクルを更新する弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技状態が大当り遊技状態となったときに、可変入賞球装置に設けられる特定入賞領域と通常入賞領域のうちの特定入賞領域に打玉が入賞したことにより可変入賞球装置の所定の開閉サイクルを更新する弾球遊技機が市場に多数提供されていた。このため、この種の弾球遊技機においては、可変入賞球装置に受け入れられた入賞玉が特定入賞領域に誘導されるか否かが最も遊技者の興趣を引き付けるところとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した可変入賞球装置においては、特定入賞領域の大きさがパチンコ玉の直径よりも僅かに大きい程度であるため、可変入賞球装置に受け入れられた打玉が必ずしも特定入賞領域に誘導されるとは限らず、ほぼ確実に開閉サイクルが更新されるとは限らない。このため、遊技者の興趣を今1つ強く引き付けることができないという問題があった。本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、可変入賞球装置に受け入れられた打玉が特定入賞領域に誘導されて高い確率で開閉サイクルが更新される可能性がある弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明においては、
打玉が始動入賞装置に入賞したことにより開放される可変入賞球装置が受入れた打玉が、該可変入賞球装置に設けられる特定入賞領域と通常入賞領域のうちの特定入賞領域に入賞したことにより遊技状態が大当り遊技状態となり、該大当り遊技状態における前記可変入賞球装置の所定の開閉サイクル中に前記特定入賞領域に打玉が入賞したことにより前記開閉サイクルの継続権が成立する弾球遊技機において、
前記始動入賞装置は、打玉が通過口を通過したことにより変動表示したのち停止する可変表示装置の表示結果が予め定めた表示結果となったときに開放され、
前記可変入賞球装置は、
入賞したすべての打玉が転動する転動部と、該転動部の流下端から落下する打玉を前記特定入賞領域に向かって誘導する第1の傾斜部材と、前記転動部の流下端から落下する打玉を前記通常入賞領域に向かって誘導する第2の傾斜部材とを備え、
前記開閉サイクル中における開閉動作が所定回数となるかまたは前記開閉サイクル中における前記可変入賞球装置への打玉の入賞個数が所定個数となったときに、前記転動部の流下端から落下する打玉が前記第2の傾斜部材によって前記通常入賞領域に向かって誘導される状態から、前記第1の傾斜部材によって前記特定入賞領域に向かって誘導される状態と前記第2の傾斜部材によって前記通常入賞領域に向かって誘導される状態との切り替えが繰り返される状態に変化することを特徴とするものである。
【0005】
上記のように構成することにより、開閉サイクル中における開閉動作が所定回数となるかまたは開閉サイクル中における可変入賞球装置への打玉の入賞個数が所定個数となったときに、開閉サイクル中に入賞したすべての打玉が転動する転動部の流下端から落下する打玉が第2の傾斜部材によって通常入賞領域に向かって誘導される状態から、第1の傾斜部材によって特定入賞領域に向かって誘導される状態と第2の傾斜部材によって通常入賞領域に向かって誘導される状態との切り替えが繰り返される状態に変化するので、第1の傾斜部材によって特定入賞領域に向かって誘導される状態と第2の傾斜部材によって通常入賞領域に向かって誘導される状態との切り替えが繰り返される状態に変化したときに打玉が特定入賞領域にかなりの確率で誘導されるため、高い確率で開閉サイクルの継続権が成立する可能性がある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、実施形態に係る可変入賞球装置30が適用される弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機について図6及び図7を参照して説明する。図6は、パチンコ遊技機の遊技盤1の正面図であり、図7は、遊技盤1の背面図である。図において、パチンコ遊技機の遊技盤1には、ほぼ円状に誘導レール2が植立され、この誘導レール2によって囲まれる領域が打玉の落下する遊技領域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央には、本実施形態の要部を含む可変入賞球装置30が配設され、その下方に電動役物からなる始動入賞装置5が配設されている。可変入賞球装置30は、後に詳述するように、可変表示装置としての7セグメントLED35a,35bと、一対の玉受部材43a,43bと、該玉受部材43a,43bによって受け入れられた入賞玉が落下する入賞空間48と、該入賞空間48の底面を構成する下部玉転動板49で導かれた入賞玉が誘導される特定入賞領域40を含む複数の入賞領域40、41a,41bとを有し、打玉が始動入賞装置5に入賞したときや、あるいは後述する大当り遊技状態となったときに玉受部材43a,43bが左右方向に開閉動作して打玉を受け入れ易いようになっている。なお、可変入賞球装置30については、後に詳述する。
【0007】
また、始動入賞装置5の左右には、ゲート通過口4a,4bが配置され、該ゲート通過口4a,4bに打玉が入賞すると、可変入賞球装置30に設けられる可変表示装置としての2つの7セグメントLED35a,35bが変動表示し、その表示結果が予め定められた表示結果となったときに、前記電動役物からなる始動入賞装置5が所定時間の開放動作を2回行う。このような動作を行うために、ゲート通過口4a,4bには、通過玉検出器18a,18bが内蔵され、また、始動入賞装置5には、始動入賞玉検出器19と開放駆動するソレノイド20(図示しない;図8に符号だけ表示)とが付設されている。なお、図示の実施形態においては、ゲート通過口4a,4bが打玉を入賞させる入賞口として構成されているが、単に打玉を通過させて再度遊技領域3に放出させる通過口として構成したものでも良い。
【0008】
また、遊技領域3には、通常の入賞口6a,6bや、チューリップ式入賞口8a,8bや、ランプ付風車10a,10bや、風車(符号なし)等が配設されている。入賞口6a,6bは、可変入賞球装置30の左右側方に配置され、その内部に肩ランプ7a,7bを内蔵し、チューリップ式入賞口8a,8bは、可変入賞球装置30の下部側方に配設され、その内部に袖ランプ9a,9bが内蔵されている。更に、遊技領域3の中央両端には、サイドランプ11a,11bも配設されている。これらの肩ランプ7a,7b、袖ランプ9a,9b、及びサイドランプ11a,11bは、ゲート入賞時や始動入賞時や大当り遊技状態時等に点灯または点滅して遊技者にその旨を報知するためのものである。なお、図示しないが同様の機能を有するランプとして、前記誘導レール2の外周に沿って設けられるレール飾りランプ13(図8に符号だけ示す)やパチンコ遊技機の前面上部に設けられる遊技効果ランプ14(図8に符号だけ示す)がある。また、遊技領域3の最下方には、上記したいずれの入賞口、あるいは可変入賞球装置30にも入賞しなかった打玉が取り込まれるアウト口12が形成されている。
【0009】
次に図7を参照して遊技盤1の裏面の構造について説明する。図において、前記遊技盤1の裏面には、入賞玉集合カバー体15が固定されている。この入賞玉集合カバー体15は、前記した各種の入賞口に入賞した入賞玉を振分けるための誘導通路が形成されるとともに、後述する特定入賞玉検出器16や入賞玉検出器17が固定されるようになっている。なお、入賞玉検出器17は、前記玉受部材43a,43bによって可変入賞球装置30に受け入れられた入賞玉が誘導される誘導径路に臨むように設けられている。
【0010】
また、前記ゲート通過口4a,4b及び始動入賞装置5には、前記したように通過玉検出器18a,18b及び始動入賞玉検出器19がそれぞれ設けられ、通過玉検出器18a,18bが打玉を検出することにより7セグメントLED35a,35bを変動表示させ、始動入賞玉検出器19が入賞玉を検出することにより前記玉受部材43a,43bの開閉動作が行われる。また、ゲート通過口4a,4b及び始動入賞装置5の裏面には、誘導板21が止着されている。この誘導板21には、その左右に後方に向けて開口する誘導口22a,22bが形成され、ゲート通過口4a,4b及び始動入賞装置5に入賞した入賞玉が誘導口22a,22bから第2入賞玉集合空間(図示しない)に放出されるようになっている。第2入賞玉集合空間に放出された入賞玉によって排出される景品玉数は、第1入賞玉集合空間(可変入賞球装置30や入賞口6a,6b、8a,8bに入賞した入賞玉が落下する空間)に放出された入賞玉によって排出される景品玉数(例えば、15個)よりも少ない数(例えば、7個)に設定されている。
【0011】
上記したように遊技盤1には、可変入賞球装置30を含むいろいろな遊技装置が設けられるが、これらの遊技装置の遊技状態に応じて効果音を発生するスピーカ23(図示しない;図8に符号だけ表示)がパチンコ遊技機に設けられている。また、遊技盤1の前面は、2枚のガラス板24a,24b(図2参照)が配置されている。
【0012】
次に、この実施形態の要部を含む可変入賞球装置30について図1乃至図5を参照して説明する。まず、可変入賞球装置30の全体の構造を主として図1及び図2を中心にして説明する。なお、その他の図面は、必要に応じてその都度引用して説明する。可変入賞球装置30は、前記遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板31を有している。取付基板31のほぼ中央には、縦長状の窓開口37が形成され、該窓開口37の上縁部に沿って逆さ「コ」字状の上方枠32が突設されている。この上方枠32の上辺は、打玉を誘導するように誘導部として形成され、この誘導部に受け止められた打玉は、取付基板31に形成された通常入賞口33に入賞するようになっている。また、上方枠32の前面には、上部装飾板34が取り付けられ、該上部装飾板34に可変表示装置としての7セグメントLED35a,35bが臨んでいる。また、7セグメントLED35a,35bの両側には、複数(4つ)の通過記憶表示LED36が設けられている。この通過記憶表示LED36は、変動表示中や始動入賞装置5の開放中に前記通過口4a,4bを通過した通過玉数を最高4個まで記憶した旨を報知するもので、7セグメントLED35a,35bを変動表示する権利を留保するものである。
【0013】
ところで、可変表示装置としての7セグメントLED35a,35bは、通過記憶があるときに0〜7の数値を図柄として変動表示し、所定時間(約6秒)経過後にまず左側の7セグメントLED35aが停止し、次いで右側の7セグメントLED35bが停止する。そして、停止時の表示結果が予め定めた表示結果、本実施形態においては、奇数のゾロ目であるときには、当りと判定されて始動入賞装置5が2回開閉動作を行う。なお、7セグメントLED35a,35bの表示制御については、後に詳述する。
【0014】
また、窓開口37の両側縁部及び下縁部に沿って上向き「コ」字状の下方枠38が突設されている。下方枠38の下部には、一対の突片からなる特定入賞領域形成部材39が突設され、その特定入賞領域形成部材39によって挟まれる領域が特定入賞領域40を形成し、特定入賞領域形成部材39の左右両側の領域が通常入賞領域41a,41bとして形成されている。特定入賞領域40に打玉が入賞して前記特定入賞玉検出器16を作動させると、大当り遊技状態となり、後に詳述するように玉受部材43a,43bを開閉させて多量の入賞玉が発生するような遊技状態とする。なお、特定入賞領域形成部材39の上面は、打玉を通常入賞領域41a,41bに向かって誘導する傾斜を有しているので、特定入賞領域形成部材39が第2の傾斜部材を構成している。
【0015】
また、特定入賞領域40の上端部には、拡大部材71の誘導突片71a,71bが前後方向に出没するようになっている。この拡大部材71の詳細については、後に詳述するが、誘導突片71a,71bの上面は、打玉を特定入賞領域40に向かって誘導する傾斜を有しているので、誘導突片71a,71bが第1の傾斜部材を構成している。また、特定入賞領域40及び通常入賞領域41a,41bに入賞した入賞玉は、前記入賞玉検出器17を作動させ、後述する入賞個数表示LED77に、入賞個数を表示するようになっている。更に、特定入賞領域40及び通常入賞領域41a,41bの前面には、下部装飾板42が固定され、可変入賞球装置30の下方部分の装飾効果を高めている。
【0016】
前記上方枠32と下方枠38との間には、一対の玉受部材43a,43bが左右方向に開閉自在に設けられている。玉受部材43a,43bは、周知のリンク機構を介して図2及び図3に示す開閉ソレノイド46a,46bに連結され、該開閉ソレノイド46a,46bがONとされたときに、玉受部材43a,43bが開放して上方枠32の両端部との間に打玉の通過可能な大きな間隙が形成され、遊技者にとって有利な第1の状態となる。一方、開閉ソレノイド46a,46bがOFFとされたときには、玉受部材43a,43bが起立した状態となってその先端が上方枠32の両端部と対設して打玉が通過しないようにされ、遊技者にとって不利な第2の状態となる。なお、遊技者にとって不利な第2の状態においては、玉受部材43a,43bの先端と上方枠32の両端部との間に打玉が1個通過し得る間隔を形成した入賞し難い状態を含んでも良い。
【0017】
より具体的に開閉ソレノイド53a,53bの駆動制御について説明すると、前記始動入賞装置5に打玉が入賞して始動入賞玉検出器19をONさせると、開閉ソレノイド46a,46bは、相対的に短い時間間隔で2回ONする。このため玉受部材43a,43bが2回開閉動作する。そして、玉受部材43a,43bの開閉動作中に受け入れられた入賞玉が特定入賞領域40に入賞して特定入賞玉検出器16をONさせると、大当り遊技状態となり、開閉ソレノイド46a,46bは、やはり短い時間間隔でON・OFF状態を繰り返す。このため玉受部材43a,43bも連続的に開閉動作を繰り返すようになっている。しかして、そのような繰り返し回数は、最高18回に設定され、また18回の動作中に入賞玉が10個発生した場合には、その時点で開閉ソレノイド46a,46bのON・OFF動作も終了するようになっている(以下、このような開閉動作を開閉サイクルという)。更に、開閉サイクルの途中に、再度特定入賞領域40に入賞玉が入賞した場合には、継続権が成立すると共に直ちに開閉サイクルを中断し、所定時間のインターバル時間の経過後、次回の開閉サイクルに移行する。そして、開閉サイクルの継続回数は、継続権が成立することを条件として、最高15回に設定されている。
【0018】
上記したように、この実施形態の可変入賞球装置30は、大当り遊技状態になると、短時間に多量の入賞玉を発生させるような構造になっているが、大当り遊技状態を現出するためには、玉受部材43a,43bに誘導される入賞玉を前記した複数の入賞領域のうちの特定入賞領域40に入賞させなければならない。しかして、図示の実施形態において、入賞玉は、前記窓開口37の後方に突設される周枠47によって凹状に形成される入賞空間48を経て最終的に下部玉転動板49を流下して複数の入賞領域40、41a,41bに到達することになる。そこで、入賞空間48内の構成について以下説明する。
【0019】
上記した玉受部材43a,43bによって受け入れられた入賞玉は、前記窓開口37のほぼ中央に横臥された上下区画板44に到達する。この上下区画板44は、玉受部材43a,43bで受け入れた入賞玉を後方に導くよう後方に向かって下り傾斜していると共に、その後端部から入賞玉を下方に向かって落下させるようになっている。また、上下区画板44の前端中央には、中央突起45が突設されている。この中央突起45は、玉受部材43a,43bから受け入れた入賞玉を衝突させた後に上下区画板44の後方へ導くものであり、その突設位置や突設高さ等を変えることにより後述する貯留部材55への入賞玉の誘導率を変化させることができるものである。したがって、設計段階で中央突起45の形状等をいろいろ試験することにより、当該可変入賞球装置30の遊技性に最も適した形状を選択すれば良い。
【0020】
上記した上下区画板44の下方には、下部玉転動板49が配置されている。この下部玉転動板49は、入賞空間48の底面を構成するものであり、入賞空間48の後方から前方に向けて下り傾斜するように設けられている。そして、下部玉転動板49の流下端に前記複数の入賞領域40、41a,41bが臨むものである。そして、下部玉転動板49には、本実施形態の要部を構成する流路変更部材64a,64bが側方から出没するようになっている。この流路変更部材64a,64bについては、後に詳述する。
【0021】
また、入賞空間48の後面であって前記上下区画板44の上方には、可動装飾部材50が設けられている。この可動装飾部材50は、正面から見た場合料理人(コック)の顔の意匠が付与されている。そして、可動装飾部材50の後方には、図2に示すように、入賞空間48の後面壁を貫通して連結部材51が連結され、その連結部材51に顔ソレノイド52が連結されている。しかして、顔ソレノイド52がOFFのときには、可動装飾部材50は、下降した位置にあって口を閉じた状態となっており、顔ソレノイド52がONとなったときには、可動装飾部材50が上昇した位置となって口を開けた状態となる。なお、この可動装飾部材50は、図2に示すように前記上下区画板44と離れて位置するため、上下区画板44を流下する入賞玉がその勢いで衝突することがなく、この意味で入賞玉の流路に影響を及ぼすものではなく、単に入賞空間48の後面上部を装飾する意味合いの強いものである。また、顔ソレノイド52のON・OFF駆動は、後に詳述するように、大当り遊技状態における開閉サイクル時だけである。
【0022】
上記した可動装飾部材50の下方の後面壁には、料理人の体の意匠が付与された固定装飾部材54が固着されている。そして、この固定装飾部材54の一方(正面から見て左側)には、腕の意匠が付与された腕装飾部材53が回動自在に設けられている。この腕装飾部材53の先端部が次に説明する貯留部材55の後端部に当接して貯留部材55の上下動に連動するようになっている。また、固定装飾部材54の正面から前方に向かって貯留部材55が突出されている。この貯留部材55は、フライパンの意匠が付与され、その内部に調理されている料理の意匠が付与される摺動部材56が上下方向に移動可能に収納されている。そして、摺動部材56の下端の当接部56aが前記下部玉転動板49の後端部に沿って段差状に形成された当接段差部57に当接するようになっている。また、貯留部材55の後端は、図2に示すように、固定装飾部材54の内部及び入賞空間48の後面壁を貫通する作動レバー58に固着されている。作動レバー58は、後面壁の裏面で支軸59によって揺動自在に軸支され、その後端部が摺動係合部材60と係合している。摺動係合部材60は、図2に示す駆動モータ63によって駆動されるカム61の偏心した位置に突設される係合ピン62と係合して、駆動モータ63の回転力により上下方向に摺動するものである。なお、カム61の外周には、図示しないが対称位置に2つの段部が形成されており、その段部を検出することにより貯留部材55の停止位置(上昇した位置と下降した位置)を検出するための停止位置検出器61a(図示しない;図8に符号だけ表示)が設けられている。
【0023】
上記のように構成される貯留部材55の作用について図3及び図4を参照して説明すると、まず、通常の状態において、図3に示すように、貯留部材55は、下降した位置にあり、このとき摺動部材56もその下端当接部56aが当接段差部57に当接した状態において摺動部材56の上面が貯留部材55の上面よりもやや突出した状態となっている。このため、前記上下区画板44の後端から落下する入賞玉であって貯留部材55上に載置した入賞玉は、摺動部材56の上面に落下してもそのまま貯留部材55の外側に落下して下部玉転動板49に放出される。一方、駆動モータ63が駆動されてカム61及び摺動係合部材60を介して作動レバー58の後端が押し下げられると、貯留部材55が上昇した位置となる。このとき摺動部材56は、その下端当接部56aが当接段差部57に当接した状態のまま貯留部材55内に陥没した状態となるので、貯留部材55に凹部が形成されることになる。このため、図4に示すように、上下区画板44の後端から落下する入賞玉であって貯留部材55上に落下した入賞玉は、その凹部に貯留されることになる。ただし、貯留部材55に貯留可能な入賞玉数は、図示の場合最高5個までである。また、そのように貯留された状態で再度駆動モータ63が駆動されたときには、貯留部材55が下降した位置に移動して摺動部材56が相対的に突出した位置となるので、貯留された入賞玉が開放されて下部玉転動板49上に放出される。なお、駆動モータ63は、後に詳述するように大当り遊技状態の開閉サイクル中に駆動制御されるようになっている。
【0024】
次に、本実施形態の要部を構成する流路変更部材64a,64b及び拡大部材71について説明する。流路変更部材64a,64bは、図1に示すように、入賞空間48の側方の周枠47に開設した出没穴65a,65b(図4参照;ただし65bは、図示省略)から下部玉転動板49上の中程に出没するように構成されるものである。より詳細には、図4及び図5に示すように、流路変更部材64a,64bは、全体として「コ」字状に形成された部材の前方片部を対応させているが、そのコ字状部材の後方片部の屈曲部を支軸66a,66bで軸支されることにより左右方向に回動自在に設けられている。また、コ字状部材の後方片部の端部には、係合ピン69a,69bが突設され、該係合ピン69a,69bがソレノイド67に連結される作動部材68の左右両側に形成される係合穴70a,70bに係合するようになっている。
【0025】
このため、ソレノイド67がOFFのときには、作動部材68が前方に位置しているため流路変更部材64a,64bが外側に回動された状態、即ち、流路変更部材64a,64bが出没穴65a,65bから退避して取付基板31の裏面に隠れた状態となっており、ソレノイド67がONのときには、作動部材68が吸引されて流路変更部材64a,64bを内側に回動された状態、即ち、流路変更部材64a,64bが下部玉転動板49上に突出した状態となる。なお、流路変更部材64a,64bは、正面から見たときに鼠の意匠が与えられており、また、その内側面が図5に示すように内側に向かってテーパ状に形成されているため、下部玉転動板49に突出したときに下部玉転動板49上を流下する入賞玉の流路を下部玉転動板49の中央よりに変更するものである。
【0026】
一方、拡大部材71は、図3及び図4に示すように、下部玉転動板49の下方から前記特定入賞領域40の上端部に出没するように構成されているものである。より詳細には、図2及び図5に示すように、拡大部材71は、その先端部が特定入賞領域40の大きさと同じ間隔を空けて突設される誘導片71a,71bとされ、その後端部に前記ソレノイド67によって前後方向に揺動される梃杆74の下端に係合されている。梃杆74は、回転軸75によって回動自在に軸支され、その上端に連結杆73の先端が回転自在に連結され、該連結杆73の後端が前記作動部材68に立設された立杆72と係合されている。また、誘導片71a,71bの上面は、図1に示すように、特定入賞領域40に向かって打玉を誘導する第1の傾斜となっている。
【0027】
このため、ソレノイド67がOFFのときには、作動部材68が前方に位置しているため拡大部材71が後方に退避した状態、即ち、誘導片71a,71bが下部玉転動板49の下方に隠れた状態となっており、ソレノイド67がONのときには、作動部材68が吸引されて拡大部材71が前方に突出した状態、即ち、誘導片71a,71bが特定入賞領域40の上端部に突出した状態となっている。しかして、誘導突片71a,71bが特定入賞領域40の上端部に突出した状態では、図1に示すように、誘導突片71a,71bの上面が内側に向かって傾斜しているため、特定入賞領域40から外れて誘導突片71a,71b上に落下した入賞玉も特定入賞領域40に誘導される可能性が高くなる。逆に、誘導片71a,71bが下部玉転動板49の下方に隠れた状態においては、前記特定入賞領域形成部材39の上面の外側に向かって傾斜して下部玉転動板49の前端縁に臨んでいるので、特定入賞領域40のほぼ中央に向かって転動する入賞玉だけを特定入賞領域40に導き、特定入賞領域形成部材39の上面部に向かって落下した入賞玉を通常入賞領域41a,41bに誘導するようになっている。
【0028】
上記した流路変更部材64a,64bと拡大部材71とは、同一のソレノイド67によって駆動されるので、同期的に駆動されることになる。そして、このように同期的に駆動されることにより、下部玉転動板49上を流下する入賞玉を極めて高い確率で特定入賞領域40に誘導することが可能となる。即ち、前記下部玉転動板49上を流下する入賞玉であって流路変更部材64a,64bによってその流路を変更された入賞玉は、その変更の程度によって特定入賞領域40の中心部分を目指して流下するものや、あるいは特定入賞領域40の周辺部を目指して流下することになる。この場合、特定入賞領域40の中心部分を目指して流下する入賞玉が特定入賞領域40に誘導される可能性が極めて高いのは言うまでもないが、流路変更部材64a,64bによって特定入賞領域40の周辺部を目指して流下するようになった入賞玉も、拡大部材71の誘導片71a,71bの傾斜によって特定入賞領域40に誘導される可能性が高くなる。つまり、本実施形態においては、流路変更部材64a,64bによる入賞玉の流路変更がなされれば、その変更程度に関係なく入賞玉が特定入賞領域40に誘導される可能性を高めることができるので、遊技者の興趣を強く引き付けることができる。
【0029】
なお、図示の実施形態では、図1に示すように、流路変更部材64a,64bによって狭められた下部玉転動板49の幅と拡大部材71によって拡大された特定入賞領域40の幅寸法とがほぼ同じとなるようになっており、流路変更部材64a,64bが最も内側に回動した位置で流路を変更された入賞玉は、そのまま拡大された特定入賞領域40に誘導される可能性が極めて高い。一方、流路変更部材64a,64bが最も内側に回動した位置から僅かに外側に回動した位置で流路を変更された入賞玉は、その変更程度が極めて少ないときに拡大された特定入賞領域40に誘導されない場合もあるが、しかし、そのような場合であっても、従来の流路変更部材だけを設けた可変入賞球装置に比較すれば、特定入賞領域40に入賞玉が誘導される期待感を盛り上げることができるものである。なお、上記した実施形態においては、流路変更部材64a,64bと拡大部材71とを全くタイムラグがなく駆動するものを示したが、多少タイムラグができるようにそれぞれのリンク部材に遊びを設けてソレノイド67に連結しても良い。
【0030】
以上、可変入賞球装置30の主要な構成について説明してきたが、上記した構成以外に、遊技に関連した数値を表示する表示器や可変入賞球装置30を光によって装飾する飾りLEDやランプ等も設けられている。具体的には、表示器として、図1に示すように、可変入賞球装置30の取付基板31の中央左右に、大当り遊技状態中の開閉サイクルの継続回数を表示する開成回数表示LED76や、1回の開閉サイクル中に受け入れられた入賞玉数を表示する入賞個数表示LED77が設けられている。また、装飾用のLEDやランプとして、図1に示すように、前記可動装飾部材50の後面両側に設けられる飾りLED78a,78b(各5個づつのLEDを含む;以下、飾りLED−Aという)、取付基板31の中央上部に臨むように設けられる飾りLED79a,79b(各7個づつのLEDを含む;以下、飾りLED−Bという)、上記飾りLED−Aの両側側方に配置され且つ入賞空間48の後面上部と、前記当接段差部57の後面とを照明する役物ランプ80a〜80d、等が設けられている。
【0031】
以上、可変入賞球装置30を含む弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、それらの遊技装置は、図8に示す遊技制御回路によって制御される。図8は、遊技制御回路をブロック構成で示す回路図であり、MPU、ROM、RAM、入出力回路を含む基本制御回路81によって制御される。しかして、基本制御回路81は、検出回路82を介して特定入賞玉検出器16、始動入賞玉検出器19、入賞玉検出器17、通過玉検出器18a,18b、及び停止位置検出器61aからの検出信号が入力され、アドレスデコード回路83から基本制御回路81及び検出回路82にチップセレクト信号が与えられる。また、電源投入時に初期リセット回路84から基本制御回路81にリセット信号が与えられ、所定時間毎に定期リセット回路85から基本制御回路81に定期リセット信号が与えられる。
【0032】
一方、基本制御回路81からは、以下の装置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、スピーカ制御回路86を介してスピーカ23に音声信号が与えられ、モータ駆動回路87を介して駆動モータ63に駆動信号が与えられる。また、LED制御回路88を介して入賞個数表示LED77、開成回数表示LED76、通過記憶表示LED36、7セグメントLED35a,35b、及び飾りLED−A、Bに表示制御信号が与えられ、ランプ制御回路89を介して風車ランプ10a,10b、遊技効果ランプ14、レール飾りランプ13、役物ランプ80a〜80d、サイドランプ11a,11b、肩ランプ7a,7b、及び袖ランプ9a,9bに表示制御信号が送られる。なお、図中同一の枠で囲まれたランプは、同期的に駆動表示されるものである。更に、ソレノイド駆動回路90を介して開閉ソレノイド46a,46b、始動入賞装置5用ソレノイド20、顔ソレノイド52、及びソレノイド67に駆動信号を与えている。また、基本制御回路81からは大当り情報出力回路91に大当り信号を出力している。なお、上記した装置や回路には、電源回路92から各種の電圧を有する電力が供給されている。
【0033】
以上、説明した遊技制御回路の具体的な動作の一例を図9乃至図17に示すタイムチャート及び説明図を参照して説明する。図9は、ゲート通過口4a,4bに打玉が入賞したときの7セグメントLED35a,35b(以下、図柄35a,35bという)の可変表示制御を示すタイムチャートである。図10は、打玉がゲート通過口4a,4bに入賞したときに決定される当り図柄の選択方法を説明する説明図である。図9において、いずれかのゲート通過口4a,4bに打玉が入賞して通過玉検出器18a又は18bをONさせ、通過信号P1が導出されると、まず、ランダム数1から1つの値が抽出される(1回目)。ランダム数1は、当り図柄か否かを決定するためのランダム数であると共に、外れの時に右側の図柄35bに表示される図柄を決定するためのランダム数であり、電源投入後「0〜15」の16通りの数値が刻々と変動している。そして、通過信号P1導出後、図柄35a,35bの変動開始時である0.008秒後に、もう一度ランダム数1から1つの値を抽出する(2回目)と共に、ランダム数2からも1つの値を抽出する。ランダム数2は、当りの時に図柄35a,35bに表示される図柄を決定するためのランダム数であると共に、外れの時に左側の図柄35aに表示される図柄を決定するためのランダム数であり、電源投入後「0〜7」の8通りの数値が刻々と変動している。
【0034】
しかして、ゲート通過時の1回目のランダム数1から抽出された数値が例えば、「2」であるときには、当りであると判定され、そのとき2つの図柄35a,35bに表示される図柄を決定するために、図10に示すように、変動開始時のランダム数2で抽出された値の下位2ビット(2進数)の結果が10進数で「0」である時には、図柄35a,35bに表示される図柄の組合せを「1・1」とし、以下同様に、下位2ビットの結果が「1」のとき「3・3」とし、下位2ビットの結果が「2」のとき「5・5」とし、下位2ビットの結果が「3」のとき「7・7」とする。
【0035】
一方、1回目のランダム数1から抽出された数値が「2」以外のときには、外れであると判定され、そのとき2つの図柄35a,35bに表示される図柄を決定するために、図10に示すように、変動開始時のランダム数2で抽出された値をそのまま左図柄35aに表示される図柄とし、一方、右図柄35bに表示される図柄は、変動前の図柄の数値に2回目のランダム数1から抽出された値の下位3ビットによって表される数値を2進数的に加算したものである。なお、このように決定された数値が当りの組合せと一致した時には、左図柄35bに表示される数値を右図柄35aに表示される図柄の値に「1」を加算して、当り図柄からはずして表示する。
【0036】
上記したように、通過信号P1が導出されると同時に、図柄35a,35bに表示される図柄が当りか否かが決定され、図柄35a,35bの変動開始時に、停止時に表示される図柄も決定される。しかして、通過信号P1導出後0.008秒経過後に図柄35a,35bの変動が同時に開始された場合において、図9に示すように、左図柄35aの変動表示においては、基本時間(6.000秒)の間、図柄の変動速度が0.040秒に設定されている。そして、基本時間の経過後、停止図柄と一致したところ(0.000秒〜0.280秒の間で一致)で変動表示を停止する。
【0037】
一方、右図柄35bの変動表示においては、最初に停止する左図柄35aに表示される停止図柄が当り図柄でないとき(リーチ状態でないとき)と、当り図柄であるとき(リーチ状態のとき)とでは、異なる態様で変動表示される。そこで、まずリーチ状態でないときの変動表示について説明すると、基本時間として最初に停止する左図柄35aの変動が停止するまでの時間が設定され、その基本時間の間変動速度が0.040秒に設定されて変動表示している。そして、基本時間終了後、微小時間(0.400秒)経過後に、停止図柄と一致したところ(0.000秒〜0.280秒の間で一致)で変動表示を停止する。
【0038】
次に、リーチ状態のときの変動表示について説明すると、最初に停止する左図柄35aの変動が停止するまでの間、変動速度が0.040秒に設定されて変動表示しており、その時間が経過した後、変動速度が変動速度の遅い速度である0.160秒に設定され、2周期分の図柄(20図柄)を変動表示(したがって、3.200秒が経過する)する。そして、この2周期分の図柄の変動表示が終了するまでが基本時間とされ、その基本時間が経過した後、停止図柄と一致するまで変動表示する。この場合、7つうちの1つの停止図柄と一致するまでであるので、その停止時間は、0.000秒〜1.120秒までの間の0.160秒毎に区切られる時間のいずれかが選択される。
【0039】
上記のようにして図柄表示装置の図柄35a,35bが変動表示を停止した以降の遊技が図11及び図12に示される。図11は、停止図柄が当りとなった場合の始動入賞装置5の動作を示すタイムチャートであり、図12は、停止図柄が外れとなった場合であって通過記憶がある場合の図柄35a,35bの変動表示態様を示すタイムチャートである。そこで、先に図12を参照して、外れの場合について説明すると、2つの図柄35a,35bの変動表示が停止した後、一定時間(1秒)が経過した時点で確認のため、停止図柄の組合せが当りであるか否かの判定が行われる。そして、外れと判定された後、微少時間(0.008〜0.012秒)経過した後、再度図柄35a,35bの変動表示を開始する。
【0040】
次に図11を参照して、当りの場合について説明すると、2つの図柄35a,35bの変動表示が停止した後、一定時間(1秒)が経過した時点で確認のため、停止図柄の組合せが当りであるか否かの判定が行われる。その結果、当りと判定されたときには、始動入賞装置5のソレノイド20(普通電動役物;第2種始動口と表示)が2回に分けて開放される。この場合、1回目の開放は、判定と同時に2.800秒間行われ、その後、5.000秒の間隔を置いて2回目の開放が2.800秒間行われる。そして、2回目の開放が終了した後において、通過記憶がある場合でも直ちに図柄35a,35bの変動表示が開始されるのではなく、微少時間(0.008〜0.012秒)経過した後、図柄35a,35bの変動表示を開始する。
【0041】
上記のようにして図柄35a,35bの表示結果が当りとなって始動入賞装置5が開放し、その開放中に始動入賞装置5に打玉が入賞して始動入賞玉検出器19をONさせた時の可変入賞球装置30の動作が図13に示されている。なお、図中鼠は、流路変更部材64a,64bを示し、スライド板は、拡大部材71を示すので、図中においてはソレノイド67の駆動タイミングを表す。また、大入賞口は、玉受部材43a,43bを示すので、図中においては開閉ソレノイド46a,46bの駆動タイミングを表す。図13において、始動入賞装置5に打玉が入賞して始動信号S1を導出すると、その導出後、一定時間(1.000秒)が経過すると、大入賞口43a,43bが0.600秒の開放を0.600秒間隔を置いて2回行う。また、始動信号S1から所定時間(1.400秒)遅れて、鼠64a,64b・スライド板71が大入賞口43a,43bと同様に0.600秒の突出を0.600秒間隔を置いて2回行う。つまり、鼠64a、64b・スライド板71の出没は、大入賞口43a,43bの開閉動作に僅かに遅れながら行われるので、大入賞口43a,43bに受け入れられた入賞玉が下部玉転動板49の到達した時に鼠64a,64bによって流路を変更される可能性があり、流路が変更された時には、スライド板71の第1の傾斜によって特定入賞領域40に誘導される可能性が高くなるため、遊技者の期待感を盛り上げることができる。なお、始動信号S1があった後から大入賞口43a,43bが閉じるまでの時間は、始動受付禁止期間とされる。この始動受付禁止期間は、その期間内に始動入賞装置5に入賞した打玉も始動入賞としての機能を無効とされるものである。
【0042】
なお、図示のタイムチャートでは、大入賞口43a,43bが閉じた後でも、入賞空間48を流下する入賞玉が特定入賞領域40に到達するまで時間がかかるので、大入賞口43a,43bの閉成後一定時間(3.000秒)の役物連続作動装置作動有効時間を認めている。役物連続作動装置有効期間は、大入賞口43a,43bの閉じる間際に入賞した入賞玉が特定入賞領域40に入賞することもあるので、その入賞を有効と認定するために設定される猶予時間である。
【0043】
次に、図14及び図15を参照して大当り遊技状態の開閉サイクル時の動作について説明する。図14は、通常の開閉サイクルの動作状態を示し、図15は、最終回部分の開閉サイクルの動作を示す。なお、図中役物連続作動装置は、特定入賞玉検出器16を示し、フライパンは、貯留部材55を示すので、図中では駆動モータ63の駆動タイミングを表し、また、人形(顔)は、可動装飾部材50を示すので、図中では顔ソレノイド52の駆動タイミングを表す。
【0044】
まず、1回の開閉サイクルにおける動作を図14に基づいて説明する。役物連続作動装置16がONして継続信号Rn(1≦n≦14)が導出されると、その継続信号Rnから一定時間(3.000秒)遅れて大入賞口43a,43bが開閉動作を開始する。しかして、大入賞口43a,43bが開閉動作を開始するまでの間、フライパン55は、上昇した位置となって入賞玉を貯留可能な状態を保持する。また、鼠64a,64b・スライド板71も継続信号Rn導出された後所定時間(2.000秒)が経過した時に微少時間の出没動作を複数回(4回)行う。同様に人形50も継続信号Rn導出された後所定時間(2.125秒)が経過した時に微少時間の出没動作を複数回(4回)行う。この場合、いずれの動作も大入賞口43a,43bの最初の開閉動作が開始されるまでの間に終了されるようになっている。
【0045】
ところで、大入賞口43a,43bの開閉動作である開閉サイクルは、開放時間と閉成時間とが0.748秒間隔で18回行われるが、その開閉動作が10回目に到達したとき、又は入賞玉検出器17で入賞玉が4個検出されたときに、フライパン55が下降し始め、貯留されていた入賞玉を開放する。また、10回又は4個に達した時から微少時間(0.600秒)遅れて、鼠64a,64b・スライド板71を0.300秒間隔で出没動作させる。したがって、フライパン55に貯留された入賞玉が鼠64a,64bの出没動作によって流路を変更され、スライド板71の出没動作によって特定入賞領域40に誘導され易くなり、次回の開閉サイクルへ移行するための継続権が成立する可能性が極めて高くなる。なお、鼠64a,64b・スライド板71の出没動作は、大入賞口43a,43bの18回目の開閉動作が終了した後、所定時間(0.600秒)の突出状態を行ってから終了するようになっている。また、入賞玉に影響を及ぼさない人形50も、10回又は4個に達した時から微少時間(0.300秒)遅れて、0.300秒間隔で上下動作され、大入賞口43a,43bの18回目の開閉動作が終了すると同時にその上下動作も終了するようになっている。
【0046】
また、開閉サイクルの終了条件に達したときには、前記と同様に役物連続作動装置作動有効時間が設定され、その時間内に入賞空間48を落下する入賞玉が特定入賞領域40に誘導されたときには、次の開閉サイクルに移行することになる。ただし、最終の開閉サイクル時においては、役物連続作動装置作動有効時間は、設定されない。
【0047】
次に、図15を参照して最終回部分の開閉サイクルにおける動作について説明すると、継続回数13回目の開閉サイクルにおいて、例えば、入賞玉が4個に達することなく、大入賞口43a,43bの開閉動作が10回に到達した時には、フライパン55が下降し始めて貯留されていた入賞玉が開放され、鼠64a,64bの出没動作によって流路が変更され、スライド板71の出没動作によって特定入賞領域40に誘導される。しかして、そのような鼠64a,64b・スライド板71の動作によって入賞玉が特定入賞領域40に誘導されて特定入賞玉検出器16がONすると、継続信号R14が導出され、前記継続信号Rnが導出されたときと同様に、継続信号R14の導出後、大入賞口43a,43bの開閉サイクルが開始されるまでの間、フライパン55、鼠64a,64b、スライド板71、及び人形50が所定の動作を行い、また、大入賞口43a,43bの14回目の開閉サイクルが開始された後も前記と同様な動作を行う。
【0048】
そして、14回目の開閉サイクルにおいて、例えば、大入賞口43a,43bの開閉動作が10回に到達する前に入賞玉が4個となった時には、フライパン55が下降し始めて貯留されていた入賞玉が開放され、鼠64a,64bの出没動作によって流路が変更され、スライド板71の出没動作によって特定入賞領域40に誘導される。しかして、そのような鼠64a,64b・スライド板71の動作によって入賞玉が特定入賞領域40に誘導されて特定入賞玉検出器16がONすると、最終回の継続信号R15が導出される。この最終回の継続信号R15が導出された時には、継続信号R15が導出された後、大入賞口43a,43bが開閉動作を開始するまでの間は、フライパン55、鼠64a,64b、スライド板71、及び人形50が通常の開閉サイクル時と同じ動作を行うが、大入賞口43a,43bが開閉動作を開始した後には、通常の開閉サイクル時とは、異なる態様でフライパン55、鼠64a,64b、スライド板71、及び人形50が動作される。即ち、フライパン55は、上昇されず、また、鼠64a,64b、スライド板71、及び人形50の出没又は上下動作が0.300秒間隔で開閉サイクルが終了するまで継続される。
【0049】
次に、図16及び図17を参照して、各遊技状態に応じて表示される図柄35a,35bやランプ、LED、及びスピーカ23の動作について説明する。図16は、電源投入時から始動入賞装置5の開放時までの遊技状態における表示動作が示され、図17は、始動入賞時及び大当り遊技状態時における表示動作が示されている。なお、図中、二重丸印は、変動状態を示し、丸印は、点灯状態を示し、丸印の中にバツがある表示は、点滅状態を示す。
【0050】
まず、図16において、電源を投入した通常の遊技状態では、図柄35a,35bが0を点灯表示され、飾りLED−A、B(以下、飾りLED群という)が1周期4000msで点灯移動し、回数表示LED76及び個数表示LED77が共に「0」を点灯表示している。そして、他のランプやLED、及びスピーカ23は、全く駆動されない。
【0051】
次に、打玉が普通図柄用ゲート、即ち、ゲート通過口4a,4bを通過したときには、図柄35a,35bが320msの周期で変動表示している。また、このとき、袖ランプ9a,9b及び肩ランプ7a,7b(以下、袖ランプ群という)は、200msの間隔で点滅し、記憶表示LED36は、ゲート通過口4a,4bに入賞した入賞玉数の記憶値に応じて所定の順序で点灯表示される。また、飾りLED群、回数表示LED76、及び個数表示LED77は、電源投入時と全く同じ態様で表示駆動されている。また、変動表示中を報知するための効果音Aが発生される。なお、飾りLED群、回数表示LED76、個数表示LED77、及び記憶表示LED36の表示態様は、図16に示す始動入賞口装置5(普通電動役物と表示)に係る各遊技状態時においては、変化しないので、その説明を省略する。
【0052】
更に、左図柄35aが停止してリーチ状態となったときには、左図柄35aは、当然のことながら当り図柄である「1」「3」「5」「7」のいずれかを点灯表示し、右図柄35bは、1280msの周期で変動表示している。また、このとき、袖ランプ群は、200msの間隔で点滅表示されている。また、リーチ状態を報知するために効果音Cが発生され、左図柄35aの停止時には、効果音Bが発生される。
【0053】
一方、右図柄35bが停止したときにも、袖ランプ群が200msの間隔で点滅表示され、効果音Bが発生される。
【0054】
図柄35a,35bの停止後、当り図柄が表示されて電動役物としての始動入賞装置5が作動する期間中においては、遊技状態として、始動入賞装置5の開放中である第1段階(2.800秒)と、始動入賞装置5の開放と開放との間のインターバル中である第2段階(5.000秒)と、始動入賞装置5の開放が終了した第3段階と、の3つの段階に分けられるが、これらの段階における差異はない。即ち、3つの段階中継続して、袖ランプ群とレール飾りランプ13とが交互に200msの間隔で点滅表示し、効果音Dが発生される。もちろん、この3つの段階中、図柄35a,35bには、停止した当り図柄が点灯表示されている。次に、図17を参照して、始動入賞時及び大当り遊技状態時のランプ等の表示動作について説明する。この始動入賞時及び大当り遊技状態時には、図柄35a,35bは、変動表示又は点灯表示のいずれかの状態を示す。しかして、まず、打玉が始動入賞装置5に入賞した始動入賞時について説明する。この始動入賞時においても、打玉が始動入賞装置5に入賞してから大入賞口43a,43bが2回の開閉動作を開始するまでの第1段階と、大入賞口43a,43bの2回の開閉動作中である第2段階と、2回の開閉動作が終了した後の第3段階と、の3つに分けられる。
【0055】
まず、第1段階においては、サイドランプ11a,11b及び役物ランプ80a〜80d(以下、サイドランプ群という)と袖ランプ群とが交互に点滅表示される。具体的には、サイドランプ群がON248ms・OFF252msであり、袖ランプ群がOFF248ms・ON252msで点滅される。また、第1段階から第3段階まで通じて、飾りLED群が1周期480msで点灯移動され、回数表示LED76及び個数表示LED77が共に「0」を点灯表示され、記憶表示LED36がゲート通過口4a,4bに入賞した入賞玉数の記憶値に応じて所定の順序で点灯表示され、効果音Eが発声される。
【0056】
第2段階においては、サイドランプ群と袖ランプ群とが300msの間隔で交互に点滅表示される。
【0057】
更に、第3段階においては、サイドランプ群だけが200msの間隔で点滅表示される。
【0058】
次に、大当り遊技状態における表示動作について説明すると、大当り遊技状態時においても、継続信号の導出後、大入賞口43a,43bが開放するまでの第1段階と、開閉サイクルの前半である第2段階と、開閉サイクルの前半から後半への移行時(0.600秒)である第3段階と、開閉サイクルの後半である第4段階と、の4つの段階に分けられる。
【0059】
そこで、まず、大当り時の第1段階について説明すると、サイドランプ群及びレール飾りランプ13からなるランプ群と袖ランプ群及び遊技効果ランプ14と風車ランプ10a,10b(以下、遊技効果ランプ群という)からなるランプ群とが250msの間隔で交互に点滅表示され、飾りLED群が48msの間隔で点滅表示される。また、回数表示LED76は、上記した第1段階〜第4段階を通じて継続回数が1〜9回目まで該当する回数を点灯表示し、継続回数が10回以降においては、一の位に該当する数値を100msの間隔で点滅表示する。これにより、1つの7セグメントLEDで2桁の継続回数を区別して表示するようになっている。また、第1段階においては、効果音Fも発声される。
【0060】
大当り時の第2段階においては、サイドランプ群とレール飾りランプ13とが200msの間隔で交互に点滅表示され、袖ランプ群と遊技効果ランプ群とが位相をずらしてON200ms・OFF600msの周期で点滅表示され、飾りランプ群が1周期400msで点灯移動される。また、個数表示LED77は、入賞個数に対応する数値を点灯表示する。また、最終回を除く第2段階においては、効果音Gが発声され、最終回においては、第2段階から第4段階を通じて効果音Jが発声される。
【0061】
大当り時の短い第3段階においては、サイドランプ群、袖ランプ群、レール飾りランプ13、及び遊技効果ランプ群のすべてのランプが点灯表示される。また、飾りランプ群は、上記第2段階と同じく1周期400msで点灯移動されている。また、第3段階においては、効果音Hが発声される。
【0062】
大当り時の第4段階においては、サイドランプ群及びレール飾りランプ13からなるランプ群と袖ランプ群及び遊技効果ランプ群からなるランプ群とが100msの速い間隔で交互に点滅表示され、飾りLED群が48msの間隔で点滅表示される。また、第4段階においては、効果音Iが発声される。
【0063】
上記した大当り遊技状態における所定回の開閉サイクルが終了したときには、サイドランプ群と袖ランプ群とが300msの間隔で交互に点滅表示されると共に、飾りLED群が200msの間隔で点滅表示される。また、回数表示LED76及び個数表示LED77は、共に「0」を点灯表示する。また、効果音Kが発声される。
【0064】
次に、可変入賞球装置30や各種の検出器に異常が生じた場合には、サイドランプ群が点灯状態となり、図柄35a,35b、飾りLED群、回数表示LED76、個数表示LED77、及び記憶表示LED36が異常発生前の状態を保持したまま表示される。また、効果音Lが発声されて異常状態を報知する。
【0065】
以上、実施形態に係る可変入賞球装置30の構成及び作用について説明してきたが、本実施形態によれば、開閉サイクル中に予め定めた所定条件が成立したときには、特定入賞領域40に向かって打玉を誘導する第1の傾斜(誘導片71a,71bの上面に形成される)と通常入賞領域41a,41bに向かって打玉を誘導する第2の傾斜(特定入賞領域形成部材39の上面に形成される)との切り替えが行われるので、第1の傾斜に切り替えられたときに打玉が特定入賞領域40にかなりの確率で誘導されるため、高い確率で開閉サイクルが更新される可能性があるため、遊技者の興趣を強く引き付けることができる。
【0066】
なお、上記した実施形態においては、流路変更部材64a,64bが入賞空間48の側方から下部玉転動板49上に出没するようにしたが、入賞空間48の上部から又は下部転動板49の裏面から出没するようにしても良い。また、上記した実施形態においては、始動入賞口として可変表示装置の表示結果によって開放される電動役物を示したが、単なる受口形式の始動入賞口として構成し、その始動入賞口(複数個設けても良い)に打玉が入賞したときに可変入賞球装置30の玉受部材43a,43bが所定回数(1回又は2回)開閉動作するものでも良い。更に、可変入賞球装置30の玉受部材も開閉する形式のものではなく、左右方向に摺動する形式のものでも良い。
【0067】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、開閉サイクル中における開閉動作が所定回数となるかまたは開閉サイクル中における可変入賞球装置への打玉の入賞個数が所定個数となったときに、開閉サイクル中に入賞したすべての打玉が転動する転動部の流下端から落下する打玉が第2の傾斜部材によって通常入賞領域に向かって誘導される状態から、第1の傾斜部材によって特定入賞領域に向かって誘導される状態と第2の傾斜部材によって通常入賞領域に向かって誘導される状態との切り替えが繰り返される状態に変化するので、第1の傾斜部材によって特定入賞領域に向かって誘導される状態と第2の傾斜部材によって通常入賞領域に向かって誘導される状態との切り替えが繰り返される状態に変化したときに打玉が特定入賞領域にかなりの確率で誘導されるため、高い確率で開閉サイクルの継続権が成立する可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る可変入賞球装置の正面図である。
【図2】可変入賞球装置を垂直方向に切断した縦断面図である。
【図3】可変入賞球装置の一部を破断した斜視図である。
【図4】可変入賞球装置の内部構造を示す部分斜視図である。
【図5】可変入賞球装置に含まれる流路変更部材及び拡大部材の動作を示す概略平面図である。
【図6】可変入賞球装置が適用される弾球遊技機の遊技盤の正面図である。
【図7】弾球遊技機の遊技盤の背面図である。
【図8】遊技動作を制御する遊技制御回路を示すブロック図である。
【図9】可変表示装置の動作を示すタイムチャートである。
【図10】可変表示装置において、当り図柄の抽出方法を説明する説明図である。
【図11】当りのときの始動入賞装置及び可変表示装置の作動を示すタイムチャートである。
【図12】外れのときの可変表示装置の作動を示すタイムチャートである。
【図13】始動入賞時における可変入賞球装置の動作を示すタイムチャートである。
【図14】大当り遊技状態時における通常の開閉サイクルの動作を示すタイムチャートである。
【図15】大当り遊技状態時における最終回部分の開閉サイクルの動作を示すタイムチャートである。
【図16】各遊技状態におけるランプ、LED、スピーカの動作を示す一覧表図である。
【図17】各遊技状態におけるランプ、LED、スピーカの動作を示す一覧表図である。
【符号の説明】
30 可変入賞球装置
39 特定入賞領域形成部材(第2の傾斜)
40 特定入賞領域
41a,41b 通常入賞領域
43a,43b 玉受部材
48 入賞空間
49 下部玉転動板
64a,64b 流路変更部材
71 拡大部材
71a,71b 誘導片(第1の傾斜)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
According to the present invention, when the game state becomes a big hit game state, the hitting ball has won in the specific winning area of the specific winning area and the normal winning area provided in the variable winning ball apparatus. The present invention relates to a ball game machine that renews the opening and closing cycle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when a gaming state becomes a big hit gaming state, a predetermined opening / closing of the variable winning ball apparatus is performed by hitting a ball in a specific winning area of the specific winning area and the normal winning area provided in the variable winning ball apparatus. A number of ball game machines that update the cycle were offered to the market. For this reason, in this type of ball game machine, whether or not the winning ball received by the variable winning ball apparatus is guided to the specific winning area is most attractive to the player.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the variable winning ball apparatus described above, the size of the specific winning area is slightly larger than the diameter of the pachinko ball, so that the hit ball received by the variable winning ball apparatus is not necessarily guided to the specific winning area. However, the opening / closing cycle is not always updated with certainty. For this reason, there was a problem that it was not possible to attract one more interest of the player. The present invention has been made in view of the above-described problems, and the object of the present invention is to allow the hitting ball received by the variable winning ball apparatus to be guided to the specific winning area and to update the opening / closing cycle with high probability. The purpose is to provide a ballistic gaming machine having a characteristic.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present invention,
The hitting ball received by the variable winning ball device that is released when the hitting ball wins the start winning device wins the specific winning area of the variable winning ball device and the normal winning area provided in the variable winning ball device. As a result, the game state becomes a big hit game state, and a ball hitting game has a right to continue the opening / closing cycle when a hitting ball is won in the specific winning area during a predetermined opening / closing cycle of the variable winning ball device in the big hit gaming state. In the machine
The start winning device is opened when the display result of the variable display device that stops after being variably displayed due to the hit ball passing through the passage opening becomes a predetermined display result,
The variable winning ball apparatus is:
A rolling part where all the hit balls that have won the prize roll, a first inclined member that guides a hit ball that falls from the lower end of the rolling part toward the specific winning area, and a flow down of the rolling part A second inclined member that guides the hit ball falling from the end toward the normal winning area,
During the opening and closing cycle When the opening / closing operation is a predetermined number of times, or when the number of hit balls to the variable winning ball apparatus during the opening / closing cycle reaches a predetermined number, A hit ball falling from the lower end of the rolling part From the state guided toward the normal winning area by the second inclined member, Switching between a state of being guided toward the specific winning area by the first inclined member and a state of being guided toward the normal winning area by the second inclined member Change to repeated state It is characterized by that.
[0005]
By configuring as above, When the opening / closing operation during the opening / closing cycle is a predetermined number of times or when the number of hit balls to the variable winning ball device during the opening / closing cycle becomes a predetermined number, A hit ball that falls from the lower end of the rolling part where all the hit balls that won the prize during the open / close cycle roll. From the state of being guided toward the normal winning area by the second inclined member, Switching between a state of being guided toward the specific winning area by the first inclined member and a state of being guided toward the normal winning area by the second inclined member Change to repeated state Therefore, the state which is guided toward the specific winning area by the first inclined member And a state of being guided toward the normal winning area by the second inclined member. switching Changes to a repeated state Since the hit ball is guided to the specific winning area with a high probability, the right to continue the opening / closing cycle may be established with a high probability.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. First, a pachinko gaming machine as an example of a ball game machine to which the variable winning
[0007]
Further,
[0008]
Further, the
[0009]
Next, the structure of the back surface of the
[0010]
Further, the
[0011]
As described above, the
[0012]
Next, the variable winning
[0013]
By the way, the 7-
[0014]
Further, an upward “U” -shaped
[0015]
In addition, guide
[0016]
A pair of ball receiving members 43a and 43b are provided between the
[0017]
More specifically, the drive control of the open / close solenoids 53a and 53b will be described. When the
[0018]
As described above, the variable winning
[0019]
The winning balls received by the ball receiving members 43 a and 43 b reach the upper and
[0020]
A lower
[0021]
A movable
[0022]
A fixed
[0023]
The operation of the
[0024]
Next, the flow
[0025]
For this reason, when the
[0026]
On the other hand, as shown in FIGS. 3 and 4, the
[0027]
For this reason, when the
[0028]
Since the flow
[0029]
In the illustrated embodiment, as shown in FIG. 1, the width of the lower
[0030]
The main configuration of the variable winning
[0031]
The configuration of the
[0032]
On the other hand, the
[0033]
An example of the specific operation of the game control circuit described above will be described with reference to the time charts and explanatory diagrams shown in FIGS. FIG. 9 is a time chart showing variable display control of 7-
[0034]
Thus, for example, when the numerical value extracted from the first
[0035]
On the other hand, when the numerical value extracted from the first
[0036]
As described above, at the same time when the passing signal P1 is derived, it is determined whether or not the symbol displayed on the
[0037]
On the other hand, in the fluctuation display of the
[0038]
Next, the fluctuation display in the reach state will be described. Until the fluctuation of the
[0039]
The games after the
[0040]
Next, the winning case will be described with reference to FIG. 11. After the variable display of the two
[0041]
As described above, the display results of the
[0042]
In the time chart shown in the figure, it takes time until the winning balls flowing down the winning
[0043]
Next, with reference to FIG. 14 and FIG. 15, the operation during the open / close cycle in the big hit gaming state will be described. FIG. 14 shows an operation state of a normal opening / closing cycle, and FIG. 15 shows an operation of the opening / closing cycle of the final part. In the figure, the continuous action device for the accessory indicates the specific winning
[0044]
First, the operation | movement in one opening-and-closing cycle is demonstrated based on FIG. When the accessory
[0045]
By the way, the opening / closing cycle which is the opening / closing operation of the special winning openings 43a, 43b is performed 18 times at intervals of 0.748 seconds. , That When the opening / closing operation reaches the tenth time, or when four winning balls are detected by the winning
[0046]
In addition, when the end condition of the open / close cycle is reached, the active article continuous operation device activation effective time is set in the same manner as described above, and when a winning ball that falls in the winning
[0047]
Next, the operation in the opening / closing cycle of the last part will be described with reference to FIG. 15. In the opening / closing cycle of the thirteenth continuous operation, for example, the opening / closing of the big winning openings 43a, 43b without reaching four winning balls is performed. When the operation reaches 10 times, the winning ball which has been stored when the
[0048]
In the fourteenth opening / closing cycle, for example, when the number of winning balls reaches four before the opening / closing operation of the big winning openings 43a, 43b reaches ten times, the winning ball which the
[0049]
Next, with reference to FIG.16 and FIG.17, operation | movement of the
[0050]
First, in FIG. 16, in the normal gaming state when the power is turned on, the
[0051]
Next, when the hit ball passes through the normal symbol gate, that is, the
[0052]
Furthermore, when the
[0053]
On the other hand, when the
[0054]
After the
[0055]
First, in the first stage, the side lamps 11a and 11b and the
[0056]
In the second stage, the side lamp group and the sleeve lamp group are alternately displayed blinking at intervals of 300 ms.
[0057]
Further, in the third stage, only the side lamp group is displayed blinking at intervals of 200 ms.
[0058]
Next, the display operation in the big hit gaming state will be described. Even in the big hit gaming state, after the derivation of the continuation signal, the first stage until the big winning holes 43a and 43b are opened and the second half which is the first half of the opening / closing cycle. There are four stages: a stage, a third stage at the time of transition from the first half of the switching cycle to the second half (0.600 seconds), and a fourth stage, which is the second half of the switching cycle.
[0059]
First, the first stage at the time of the big hit will be described. The lamp group including the side lamp group and the
[0060]
In the second stage at the time of the big hit, the side lamp group and the
[0061]
In the short third stage at the time of the big hit, all the lamps of the side lamp group, the sleeve lamp group, the
[0062]
In the fourth stage at the time of the big hit, the lamp group consisting of the side lamp group and the
[0063]
When the predetermined open / close cycle in the big hit gaming state is completed, the side lamp group and the sleeve lamp group are alternately blinked at intervals of 300 ms, and the decorative LED group is blinked at intervals of 200 ms. In addition, the
[0064]
Next, when an abnormality occurs in the variable winning
[0065]
As described above, the configuration and operation of the variable winning
[0066]
In the above-described embodiment, the flow
[0067]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, in the present invention, When the opening / closing operation during the opening / closing cycle is a predetermined number of times or when the number of hit balls to the variable winning ball device during the opening / closing cycle becomes a predetermined number, A hit ball that falls from the lower end of the rolling part where all the hit balls that won the prize during the open / close cycle roll. From the state of being guided toward the normal winning area by the second inclined member, Switching between a state of being guided toward the specific winning area by the first inclined member and a state of being guided toward the normal winning area by the second inclined member Change to repeated state Therefore, the state which is guided toward the specific winning area by the first inclined member And a state of being guided toward the normal winning area by the second inclined member. switching Changes to a repeated state Since the hit ball is guided to the specific winning area with a high probability, the right to continue the opening / closing cycle may be established with a high probability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a variable winning ball apparatus according to an embodiment.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the variable winning ball apparatus cut in a vertical direction.
FIG. 3 is a perspective view in which a part of the variable winning ball apparatus is broken.
FIG. 4 is a partial perspective view showing an internal structure of the variable winning ball apparatus.
FIG. 5 is a schematic plan view showing the operation of the flow path changing member and the expansion member included in the variable winning ball apparatus.
FIG. 6 is a front view of a game board of a ball game machine to which the variable winning ball apparatus is applied.
FIG. 7 is a rear view of the game board of the ball game machine.
FIG. 8 is a block diagram showing a game control circuit for controlling game operations.
FIG. 9 is a time chart showing the operation of the variable display device.
FIG. 10 is an explanatory diagram for explaining a winning symbol extraction method in the variable display device;
FIG. 11 is a time chart showing the operation of the start winning device and the variable display device when winning.
FIG. 12 is a time chart showing the operation of the variable display device at the time of detachment.
FIG. 13 is a time chart showing the operation of the variable winning ball apparatus at the time of starting winning.
FIG. 14 is a time chart showing an operation of a normal opening / closing cycle in the big hit gaming state.
FIG. 15 is a time chart showing the operation of the opening / closing cycle of the last part in the big hit gaming state.
FIG. 16 is a table showing operations of lamps, LEDs, and speakers in each gaming state.
FIG. 17 is a list showing operations of lamps, LEDs, and speakers in each gaming state.
[Explanation of symbols]
30 Variable winning ball equipment
39 Specific winning area forming member (second slope)
40 specific prize area
41a, 41b Normal winning area
43a, 43b Ball bearing member
48 winning spaces
49 Lower ball rolling plate
64a, 64b flow path changing member
71 Expanding member
71a, 71b guide piece (first slope)
Claims (2)
前記始動入賞装置は、打玉が通過口を通過したことにより変動表示したのち停止する可変表示装置の表示結果が予め定めた表示結果となったときに開放され、
前記可変入賞球装置は、
入賞したすべての打玉が転動する転動部と、該転動部の流下端から落下する打玉を前記特定入賞領域に向かって誘導する第1の傾斜部材と、前記転動部の流下端から落下する打玉を前記通常入賞領域に向かって誘導する第2の傾斜部材とを備え、
前記開閉サイクル中における開閉動作が所定回数となるかまたは前記開閉サイクル中における前記可変入賞球装置への打玉の入賞個数が所定個数となったときに、前記転動部の流下端から落下する打玉が前記第2の傾斜部材によって前記通常入賞領域に向かって誘導される状態から、前記第1の傾斜部材によって前記特定入賞領域に向かって誘導される状態と前記第2の傾斜部材によって前記通常入賞領域に向かって誘導される状態との切り替えが繰り返される状態に変化することを特徴とする弾球遊技機。The hitting ball received by the variable winning ball device that is released when the hitting ball wins the start winning device wins the specific winning area of the variable winning ball device and the normal winning area provided in the variable winning ball device. As a result, the game state becomes a big hit game state, and a ball hitting game has a right to continue the opening / closing cycle when a hitting ball is won in the specific winning area during a predetermined opening / closing cycle of the variable winning ball device in the big hit gaming state. In the machine
The start winning device is opened when the display result of the variable display device that stops after being variably displayed due to the hit ball passing through the passage opening becomes a predetermined display result,
The variable winning ball apparatus is:
A rolling part where all the hit balls that have won the prize roll, a first inclined member that guides a hit ball that falls from the lower end of the rolling part toward the specific winning area, and a flow down of the rolling part A second inclined member that guides the hit ball falling from the end toward the normal winning area,
When the winning number of the punching ball closing operation definitive during the opening and closing cycle to the variable winning ball device in or in the on-off cycle a predetermined number of times is a predetermined number, falling from falling edge of the rolling portion The state where the hitting ball to be guided is directed toward the specific winning area by the first inclined member from the state where the hitting ball is guided toward the normal winning area by the second inclined member and the second inclined member. pinball game machine characterized that you change the state of switching of the state induced toward the normal winning area is repeated.
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