JP3627953B2 - Peアレイ装置および連想メモリブロック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理システム等の様々な超並列型計算装置を構成するための超並列型プロセッシングエレメントアレイ装置(PEアレイ装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークサービスのビジュアル化、高付加価値化によって、高度な画像処理、音響処理、知識処理の必要性が高まっている。ところで、上記のような処理は、一般に膨大な処理性能が要求されるので、ノイマンアーキテクチャに基づいた既存のマイクロプロセッサ、信号処理プロセッサを使用したのでは、実行困難な場合が多い。
【0003】
上記のような処理の有効な装置として、超並列型PEアレイ装置が知られている。この超並列型PEアレイ装置は、種々の論理、算術演算処理を行うPE(プロセッシングエレメント)を多数搭載し、単一命令ストリーム・複数データストリーム方式(SIMD)によって、1つの制御回路から各PEに対して単一の命令列を与え、これによって、各PEが上記演算処理を同時に実行することができる機構を有する装置である。
【0004】
また、連想メモリが知られている(参考文献:Ogura,T.et al.”A 20−kbit Associative Memory LSI for Artificial Intelligence Machines”, IEEE J.Solid−State Circuits, Vol.24, No.4,pp.1014−1020 Aug.1989)。この連想メモリは、上記のような超並列型PEアレイ装置を極めて少ないハード量で実現できる集積回路である。
【0005】
また、2次元PEアレイ装置が知られている。この2次元PEアレイ装置は、上記連想メモリを構成要素として、数十万個のPEを2次元的に搭載した装置である(参考文献:Ikenaga,T.et al.”CAM2 : A Highly−parallel 2−D Cellular Automata Architecture for Real−time and Palm−top Pixel−level Image Processing”, Euro−Par ’96, Aug. 1996)。
【0006】
図4は、従来のPEアレイ装置40を示す図である。
【0007】
従来のPEアレイ装置40は、図4に示すように、マスクレジスタ46、アドレスデコーダ45、ヒットフラグレジスタ48、W個のPE47、制御回路44によって構成されている。上記PEアレイ装置40は、通常のメモリのように、アドレス入出力ポート41に所定のアドレス(値)を与えることによって、W個のPE47のうちの任意のPEに対して、データ入出力ポート42を介してデータを読み書きできる機能を有するものである。
【0008】
また、上記従来のPEアレイ装置40は、データ入出力ポート42から与えられる検索データとPEの内容とを並列に照合し、一致したPEに対してヒットフラグを立てるマスク検索機能と、上記ヒットフラグが立っているPEに対して、データ入出力ポート42から与えられるデータを並列に書き込む並列部分書き込み機能とを有する。
【0009】
これら両機能を用いることによって、種々のデータ転送、論理、算術演算処理を、ワード並列(word parallel )、ビット直列(bit serial)に実行することができる。また、マスク検索(検索データとPEの内容とを並列に照合した結果、一致したPEに対してヒットフラグを立てる処理)を行った後、上記ヒットフラグレジスタをシフトさせ、並列部分書き込みを行うことによって、近傍PE間(ワード間)において、データ転送を実行することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例において、上記各PEにおける並列処理機能、または近傍PE間のデータ転送機能のみを使用した場合、PEアレイ装置40を構成する全てのPEのデータを足し合わせることができず、すなわち、グローバルな処理を実現することができない。たとえば、PEアレイ装置40に白黒画像データが格納され、所定のPEの各データが1であるもの(黒画素)の合計数を、PEアレイ装置40に格納されている全ての白黒画像データについて求めることができない。
【0011】
上記従来例において、PEアレイ装置40を構成する全てのPEのデータを足し合わせるためには、プロセッサまたは加算器等の追加回路を、PEアレイ装置40の外部に予め設け、1系統のデータ入出力ポート42を介してPE毎にデータを外部に読み出し、上記プロセッサまたは加算器等を使用して加算し、これらの読出し、加算の操作を繰り返す必要がある。
【0012】
したがって、上記従来例においては、上記追加回路を設けることによって、ハード量が増大するという問題があり、しかも、システムが複雑化するという問題があり、また、処理時間が長くなるという問題がある。
【0013】
画像処理等の様々な超並列アルゴリズムの中には、全PEのデータを足し合わせる処理を必ず実行するものが多く存在する。たとえば、モルフォロジーを用いたパターンスペクトラム算出(参考文献:小畑、モルフォロジー、7章、コロナ社)における面積計算等において、全PEのデータを足し合わせる処理を必ず実行する。
【0014】
また、近年、実時間処理を要求する画像処理アプリケーションが増え、これらのアプリケーションに適用するには、アルゴリズム全体の処理時間がビデオレート(33ミリ秒)内に収まる必要がある。このために、上記全PEのデータを足し合わせる処理を、極めて短い時間で実現できることが望まれている。
【0015】
さらに、近年、コンパクトかつ低コストな画像処理システムへの要求が強く、これを実現するためには、できるだけシステムの構成要素のハード量が少なく、簡易な構成な装置が望まれている。
【0016】
本発明は、PEアレイ装置の外部に特別な追加ハードを設けなくても、PEアレイ装置を構成する全てのPEのデータを高速に加算処理することができるPEアレイ装置を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、w個(wは任意の自然数)のPEと、シフト動作可能なヒットフラグレジスタと、パイプラインレジスタまたはカウンタとして動作可能な機能共有型レジスタと、制御回路とを有するn個(nは2以上の自然数)の連想メモリブロックを設け、上記連想メモリブロック間を結合するブロック間専用バスを設けたPEアレイ装置であり、上記制御回路は、上記連想メモリブロック間のデータ転送用のパイプラインレジスタとして、上記機能共有型レジスタを動作させる手段と、ヒットフラグの数を数えるカウンタとして、上記機能共有型レジスタを動作させる手段とのうちのいずれか一方の手段を選択する回路であるPEアレイ装置である。
【0018】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例であるPEアレイ装置10の基本構成を示す図である。
【0019】
PEアレイ装置10は、図1(1)に示すように、n個(nは2以上の自然数)の連想メモリ(CAM)ブロック20(1) 、20(2) 、……、20(n) を有し、各連想メモリブロック20(1) 、20(2) 、……、20(n) 間は、ブロック間専用バス14によって結合されている。
【0020】
連想メモリブロック20(1) は、図1(2)に示すように、w個(wは任意の自然数)のPE(ワード)24(1) 、24(2) 、……、24(n) で構成され、このPEは、単一命令ストリーム・複数データストリーム方式(SIMD)のPEとして利用できるものである。なお、連想メモリブロック20(2) 、……、20(n) のそれぞれの構成は、連想メモリブロック20(1) の上記構成と同様である。したがって、PEアレイ装置10全体では、n×w個のPE(プロセッシングエレメント)を有する。
【0021】
連想メモリブロック20(1) は、図1(2)に示すように、アドレスデコーダ22と、マスクレジスタ23と、PE24(1) 、24(2) 、……、24(n) と、ヒットフラグレジスタ25と、機能共有型レジスタ26と、制御部27と、制御線28と、パス切り替え回路29とによって構成されている。
【0022】
上記のように、連想メモリブロック20(2) 、……、20(n) の構成は、連想メモリブロック20(1) の構成と同様であるので、以下では、これらを代表して連想メモリブロック20として説明する。また、PE24(1) 、24(2) 、……、24(n) を代表してPE24として説明する。
【0023】
連想メモリブロック20は、データ入出力ポート11から与える検索データと、PE24(1) 、24(2) 、……、24(n) の内容とを並列に照合し、この照合が一致したPEに対してヒットフラグを立てるマスク検索機能を有している。また、連想メモリブロック20は、ヒットフラグの立っているPEに対して、データ入出力ポート11から与えるデータを並列に書き込む並列部分書き込み機能をも有している。いずれの機能も、処理するビットを、マスクレジスタ23によって限定することができる。これらの機能を用いることによって、加算を含む種々のデータ転送、論理、算術演算処理をワード並列(word parallel )、ビット直列(bit serial)に実行することができる。
【0024】
また、連想メモリブロック20は、機能共有型レジスタ26をカウンタとして動作させ、ヒットフラグ制御線21を介して、ヒットフラグレジスタ25の内容を順次シフトすることによって、ヒットフラグの数をカウントする機能を有するものである。上記ヒットフラグレジスタ25のカウント機能は、各連想メモリブロック20で独立して動作させることができる。
【0025】
また、連想メモリブロック20は、パス切り替え回路29によって、PE24からのパスを機能共有型レジスタ26に切り替え、機能共有型レジスタ26をパイプラインレジスタとして動作させる機能を有する。この機能を用いることによって、ブロック間専用バス14を介して、隣接連想メモリブロック20間で、PEのデータを転送することができる。
【0026】
機能共有型レジスタ26は、カウンタでありながら、レジスタ部を共有しているので、少ないハード量によって、パイプラインレジスタとカウンタとを実現することができる。機能共有型レジスタ26は、制御線によってパイプラインレジスタとカウンタとが切り替わり、F/Fを共有するものであり、ハード量を少なくする場合、次のような機能記述によって実現している。
【0027】
つまり、
出力=レジスタ;
if制御線=0
レジスタ<=入力;
else if制御線=1
レジスタ<=レジスタ+ヒットフラグのデータ;
(つまり制御線が1で、かつ、ヒットフラグのデータ(0か1)が1の時だけ、カウントアップする)
という機能記述によって、実現している。
【0028】
制御回路27から出力され、制御線28を経由する制御信号によって、上記ヒットフラグレジスタ25のカウント機能とブロック間データ転送機能との2つの機能が制御される。
【0029】
PEアレイ装置10は、プロセッサではないので、単独では動作しない。なお、連想メモリブロック20内の制御回路27は単なる命令デコーダである。図2に示す命令シーケンスを、PEアレイ装置10の命令入力ポート13に与えるシーケンサ(図示せず)を、外部に設ける必要がある。
【0030】
次に、PEアレイ装置10における全PE(ワード)の加算処理手順について説明する。
【0031】
図2は、上記実施例において、1つの連想メモリ20を構成する全てのPEの内容を加算する処理手順を示すフローチャートである。
【0032】
1つの連想メモリ20を構成する全てのPE(ワード)の加算処理は、ブロック内加算(S10)とブロック間加算(S20)とに分けて行われる。
【0033】
まず、ブロック内加算処理(S10)において、検索マスクを設定する(S11)ことによって、PEのビットの中で加算すべきデータが格納されているビット位置(1ビット)以外のビットをマスクする。そして、マスク検索を行い(S12)、各PEに格納されている加算すべきデータをヒットフラグレジスタ25に転送する。
【0034】
次に、機能共有型レジスタ26をカウンタとして動作させ、ヒットフラグレジスタ25をシフトすることによって、ヒットフラグの数をカウントする(S13)。連想メモリブロック20に設けられているPEの数Wと同じ数W回だけ、上記カウント処理を繰り返す(S14)。また、各連想メモリブロック20において、上記カウント処理を同時に実行する。最後に、機能共有型レジスタ26に蓄えられた加算結果を所定のPE24に書き込む(S15)。上記一連の処理によって、各連想メモリブロック20毎にPEの加算結果を得ることができる。
【0035】
ブロック間加算処理(S20)において、ブロック間転送を行い(S21)、ビットシリアル加算を行い(S22)、ブロック間転送(S21)とビットシリアル加算(S22)とを繰り返し、つまり、加算結果が1つのPEに集約されるまで繰り返し(S23)、上記連想メモリブロック毎の加算結果をツリー状に集約しながら加算する。最後に、1つのPEに集約された加算結果を、PEの読み出しによって、PEアレイ装置10の外部に取り出す(S24)。
【0036】
次に、ブロック間加算処理(S20)を詳細に説明する。
【0037】
図3は、上記実施例において、n=4である場合におけるブロック間加算処理(S20)の例を示す図である。
【0038】
ブロック間加算処理(S20)によって、各連想メモリブロック20の所定のPE(ワード)に蓄えられたブロック内加算結果A、B、C、Dのうち、加算結果A、Cを、ブロック間転送によって、右側に隣接する連想メモリブロック20が有するPEのうちで、加算結果B、Dを格納しているPE(ワード)のそれぞれに転送する。
【0039】
この場合、機能共有型レジスタ26をパイプラインレジスタとして用い、ブロック間専用バス14を介して、加算結果A、Cを転送する。次に、マスク検索、並列部分書き込みの繰り返しによって、A+B(=E)、C+D(=F)の加算を、ビットシリアルに実行する。なお、上記転送処理、加算処理を、同時に実行するようにしてもよい。
【0040】
上記と同様に、加算結果Eのブロック間転送を2度実行することによって、加算結果Fを格納しているPEに転送し、このようにマスク検索と並列部分書き込みとを繰り返すことによって、加算結果E+F(=G)をビットシリアルに計算する。この加算結果Gが、1つの連想メモリ20を構成する全てのPEの加算結果になる。
【0041】
最後に、PE読出し(ワードの読み出し)によってPEアレイ装置10の外部に、加算結果Gを取り出す。連想メモリ20の数nが増えた場合も、上記と同様な手順によって、ブロック間加算処理(S20)を実行することができる。
【0042】
ところで、従来のPEアレイ装置40においては、上記のような全PE(ワード)の加算処理を実行する場合、PEアレイ装置40の外部にプロセッサ等を設け、1系統しかないデータ入出力ポート42を介して、PE毎に読み出し、上記外部のプロセッサ等を用いて加算を繰り返し実行する必要がある。したがって、全PE数と同数の処理サイクルが必要であり、処理時間が長くなり、また、加算を実行するための特別な回路を、PEアレイ装置40の外部に設ける必要がある。
【0043】
ところが、上記実施例においては、全PE(ワード)数/nのサイクルで、ブロック内加算処理(S10)を実行することができ、ブロック転送と加算とを、log2n回、繰り返すサイクルによって、ブロック間加算処理(S20)を実行することができる。したがって、連想メモリ20の数nを増やした場合、従来例で必要とする処理時間のほぼ1/nの処理時間で、加算処理を終了することができる。
【0044】
つまり、図3に示す連想メモリブロック20の個数n=4である例において、ブロック間転送とビットシリアル加算とを2回繰り返せば、ブロック毎の加算結果の個数が4→2→1になる。これと同様に、n=8である場合、ブロック間転送とビットシリアル加算とを3回繰り返せば、ブロック毎の加算結果の個数が8→4→2→1になり、n=16である場合、ブロック間転送とビットシリアル加算とを4回繰り返すことによって、ブロック毎の加算結果の個数が16→8→4→2→1になる。つまり、ブロック間転送とビットシリアル加算との繰り返し回数は、log2nで足りる。すなわち、ブロック間加算処理は、nに対して、対数オーダの処理時間で処理することができ、nを増やせば、ブロック間加算処理時間は無視できる値になる。
【0045】
また、上記実施例においては、PEアレイ装置10に外部装置を設けずに、PEアレイ装置10の機能のみを用いて、連想メモリ20を構成する全PEのデータに対する加算処理を実行することができる。
【0046】
上記実施例において、連想メモリブロック20間をデータ転送するためのパイプラインレジスタ(機能共有型レジスタ26)に、カウンタの機能を持たせ、ヒットフラグレジスタ25のシフト出力を入力することによって、ヒットフラグの数をカウントすることができる。これによって、各連想メモリブロック20毎に、それを構成する全てのPEの加算結果を得ることができる。また、上記連想メモリブロック20毎の加算結果は、ブロック間転送を用いてツリー状にデータを集約しながら、加算処理を繰り返すことによって、最終的には、特定の連想メモリブロック20が有する1つのワードに、全PEの加算データを集めることができる。この加算データを読み出すことによって、外部に特別な追加ハードを設けることなく、PEアレイ装置10を構成する全てのPEのデータの加算処理を、PEアレイ装置10内で実行することができる。
【0047】
上記処理のうち、ヒットフラグのカウント処理を、全ての連想メモリブロック20で並列に処理でき、また連想メモリブロック20間の加算を、ツリー状に集約しながら行うことによって、短時間で処理できる。したがって、従来のように、各PE(ワード)を1つづつ読み出しながら加算処理する場合と比較すると、全てのPEのデータの加算処理を短時間で実行することができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、PEアレイ装置の外部に特別な追加ハードを設けなくても、PEアレイ装置を構成する全てのPEのデータを加算することができ、しかも、その加算処理が高速であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるPEアレイ装置10の基本構成を示す図である。
【図2】上記実施例において、1つの連想メモリ20を構成する全てのPEの内容を加算する処理手順を示すフローチャートである。
【図3】上記実施例において、n=4である場合におけるブロック間加算処理(S20)の例を示す図である。
【図4】従来のPEアレイ装置40を示す図である。
【符号の説明】
10…PEアレイ装置、
14…ブロック間専用バス、
20…連想メモリブロック、
22…アドレスデコーダ、
23…マスクレジスタ、
24…PE(ワード)、
25…ヒットフラグレジスタ、
26…機能共有型レジスタ、
27…制御部、
29…パス切り替え回路。
Claims (4)
- w個(wは任意の自然数)のPEと、シフト動作可能なヒットフラグレジスタと、パイプラインレジスタまたはカウンタとして動作可能な機能共有型レジスタと、制御回路とを有するn個(nは2以上の自然数)の連想メモリブロックと;
上記連想メモリブロック間を結合するブロック間専用バスと;
を有し、上記制御回路は、上記連想メモリブロック間のデータ転送用のパイプラインレジスタとして、上記機能共有型レジスタを動作させる手段と、ヒットフラグの数を数えるカウンタとして、上記機能共有型レジスタを動作させる手段とのうちのいずれか一方の手段を選択する回路であることを特徴とするPEアレイ装置。 - w個(wは任意の自然数)のPEと;
シフト動作可能なヒットフラグレジスタと;
パイプラインレジスタまたはカウンタとして動作可能な機能共有型レジスタと;
連想メモリブロック間のデータ転送用のパイプラインレジスタとして、上記機能共有型レジスタを動作させる手段と、ヒットフラグの数を数えるカウンタとして、上記機能共有型レジスタを動作させる手段とのうちのいずれか一方の手段を選択する制御回路と;
を有することを特徴とする連想メモリブロック。 - PEのビットの中で加算すべきデータが格納されているビット位置以外のビットをマスクする検索マスク設定段階と;
各PEに格納されている加算すべきデータをヒットフラグレジスタに転送するマスク検索段階と;
機能共有型レジスタをカウンタとして動作させ、上記ヒットフラグレジスタをシフトすることによって、ヒットフラグの数をカウントするヒットフラグ数カウント段階と;
連想メモリブロックに設けられているPEの数と同じ数だけ、上記カウント段階を繰り返し、また、各連想メモリブロックにおいて、上記カウント処理を同時に実行するカウント繰り返し段階と;
上記機能共有型レジスタに蓄えられた加算結果を、所定のPEに書き込む加算結果書き込み段階と;
パイプラインレジスタとして機能させた機能共有型レジスタを介してブロック間のデータ転送を行うブロック間転送段階と、マスク検索と並列部分書き込みとを繰り返すことによって実行するビットシリアル加算段階とを繰り返すことによって、上記加算結果を1つの上記PEにツリー状に集約しながら加算する集約加算段階と;
上記1つのPEに集約された加算結果を、PEアレイ装置の外部に取り出す加算結果取り出し段階と;
を有することを特徴とするPEアレイ装置を用いた演算方法。 - w個(wは任意の自然数)のPEとシフト動作可能なヒットフラグレジスタとパイプラインレジスタまたはカウンタとして動作可能な機能共有型レジスタと制御回路とを有するn個(nは2以上の自然数)の連想メモリブロックと、上記連想メモリブロック間を結合するブロック間専用バスとを有し、上記制御回路は、上記連想メモリブロック間のデータ転送用のパイプラインレジスタとして、上記機能共有型レジスタを動作させる手段と、ヒットフラグの数を数えるカウンタとして、上記機能共有型レジスタを動作させる手段とのうちのいずれか一方の手段を選択する回路であるPEアレイ装置と;
上記連想メモリブロック内の加算処理と上記連想メモリブロック間の加算処理とを制御するシークエンサと;
を有し、上記PEアレイ装置と上記シークエンサとが命令入力ポートで接続されていることを特徴とする超並列型演算処理システム。
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