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JP3630743B2 - 集中制御システム - Google Patents
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JP3630743B2 JP32132294A JP32132294A JP3630743B2 JP 3630743 B2 JP3630743 B2 JP 3630743B2 JP 32132294 A JP32132294 A JP 32132294A JP 32132294 A JP32132294 A JP 32132294A JP 3630743 B2 JP3630743 B2 JP 3630743B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、集中制御システムに係り、特に通信回線を介して接続された複数の空調装置を集中制御する集中制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より共用の室外機及び共用のメインコントローラを設け、複数の室内機をサブコントローラ及び通信回線を介してメインコントローラに接続し、システム全体の制御はメインコントローラで行なうとともに、各使用者側に設けられたサブコントローラにより当該サブコントローラに接続された室内機のローカルな制御を行なうようにした冷暖房集中管理システムがある。
【0003】
この様な冷暖房集中管理システムでは、同一の冷暖房能力を得るために、個別に室外機及び室内機を設ける場合と比較してコスト及び設置面積等の点から有利であった。
【0004】
ところで、この様な冷暖房集中管理システムにおいて、リモートコントローラ(ワイヤードコントローラ及びリモートコントローラを含む)を設ける場合には、図4に示すように、各リモートコントローラ20Aは受信ユニット20Bを介して一の室内機20に一対一に対応しており、例えば、一の室内にリモートコントローラ20Aを有する室内機20が複数設置されているような場合等であっても、各室内機20を制御する場合には、対応するリモートコントローラ20Aを操作する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の冷暖房集中管理システムにおいては、上述の如く各室内機毎に対応するリモートコントローラを操作する必要があるので、例えば、全ての室内機について運転を止めたい場合等には、同一の室内に設置された室内機であっても、各室内機に対応するリモートコントローラを用いて操作しなければならず、操作の手間が煩雑であるとともに、場合によっては運転の切忘れ等が発生するおそれがあるという問題点があった。
【0006】
本発明の目的は、被制御装置が多数接続された集中制御システムにおいて、各被制御装置に対応するコントローラのうち一のコントローラを操作することにより所望の被制御装置を制御することが可能な遠隔制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、複数の被制御装置が通信線を介して接続された集中制御システムにおいて、各前記被制御装置は、いずれか一の前記被制御装置に対応するワイヤレスリモートコントローラから送信される動作制御データを受信する動作制御データ受信手段と、前記受信した動作制御データを前記通信線を介して転送する動作制御データ転送手段と、前記通信線を介して他の被制御装置から入力された動作制御データ及び前記ワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データを比較し、前記通信線を介して入力された動作制御データ及び前記ワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データが等しいか否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別に基づいて、前記通信線を介して他の被制御装置から入力された動作制御データ及び前記ワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データが等しい場合には、当該直接受信した動作制御データを廃棄し、前記動作制御データ転送手段の動作を禁止する転送禁止手段と、を備えて構成する。
【0012】
【作用】
請求項1記載の発明によれば、動作制御データ受信手段は、いずれか一の被制御装置に対応するワイヤレスリモートコントローラから送信される動作制御データを受信する。動作制御データ転送手段は、受信した動作制御データを通信線を介して他の被制御装置に転送する。各被制御装置の判別手段は、通信線を介して他の被制御装置から入力された動作制御データ及び前記ワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データを比較し、通信線を介して入力された動作制御データ及びワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データが等しいか否かを判別する。転送禁止手段は、判別手段の判別に基づいて、通信線を介して他の被制御装置から入力された動作制御データ及びワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データが等しい場合には、当該直接受信した動作制御データを廃棄し、動作制御データ転送手段の動作を禁止する。その結果、同一の動作制御データを複数回受信することにより生じる誤制御を防止することができる。
【0017】
【実施例】
次に、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1に、リング型のネットワークを通信バス(通信線)を介して構築した冷暖房システムの概要構成ブロック図を示す。
【0019】
冷暖房システム1は、通信バス2を介して直列に接続された第1〜第4室内機3〜7、第1室外機8及び第2室外機9並びに独立リモート制御装置10を備えて構成されている。
【0020】
第1室内機3には、ワイヤレスリモートコントローラ(以下、ワイヤレスリモコンという。)3Aの送信データを受信するための受信ユニット3Bが接続されている。
【0021】
第3室内機5〜第5室内機7には、それぞれワイヤードリモートコントローラ(以下、ワイヤードリモコンという。)5A〜7Aが接続されている。
【0022】
独立リモート制御装置10は、ワイヤレスリモコン3Aの送信データを受信するための受信ユニット10Aを備えている。
【0023】
次に、図2に通信バス2上を転送される動作制御データとしての制御データのデータ構造を示す。
【0024】
制御データDCは、当該制御データDCの発信元を特定するための発信元アドレスデータSAと、当該制御データの受信先を特定するための相手先アドレスデータDAと、例えば温度制御等の制御種別の大分類を表わす制御コードデータCCと、制御種別の小分類を表わすコマンドコードデータCMDと、制御対象の被制御装置(全ての機器、特定の室内機、特定の室外機等)を特定するための特定データID、より具体的な制御内容(例えば、室内温度を何℃に設定するか等)を表わす制御指示データCIと、転送された制御データDCのエラーチェックを行うためのエラーチェックデータECと、を備えて構成されている。
【0025】
特定データIDは、全ての被制御装置を特定するためには、全ての被制御装置に対応するコード、例えば、“FF”(16進数)が割当てられる。
【0026】
また、特定の装置を特定するためには、予め各装置に設定したアドレスデータを割当てることとなる。
【0027】
次に、図3のフローチャートを参照して動作の一例を受信ユニット3Bの動作を主として説明する。この場合において、ワイヤレスリモコン3Aは、制御データDCを送信する際には、同一の制御データDCを所定の回数だけ繰り返し送信するものとする。
【0028】
受信ユニット3Bは、何等かの信号を受信しているか否かを判別し(ステップS1)、信号を受信していないと判別した場合には、再び待機状態となる。
【0029】
ステップS1の判別において、何等かの信号を受信していると判別した場合には、当該受信した信号が正規の信号、すなわち、正規の仕様にのっとった制御データDCであるか否かを判別する(ステップS2)。
【0030】
ステップS2の判別において、受信している信号が正規の仕様にのっとった制御データDCではない場合には、再び待機状態となる。
【0031】
ステップS2の判別において、受信している信号が正規の仕様にのっとった制御データDCである場合には、受信状態に移行し(ステップS3)、受信した制御データDCを図示しないメモリに順次格納する(ステップS4)。
【0032】
つづいて、受信ユニット3Bは、受信が終了したか否かを判別し(ステップS5)、いまだ受信が終了していない場合には、ステップS3〜ステップS5の処理を繰り返す。
【0033】
ステップS5の判別において、受信を終了したと判別した場合には、受信ユニット3Bは、通信バス2が使用可能状態か否か(回線空き状態か否か)を判別する(ステップS6)。
【0034】
これと並行して第1室内機3は、当該受信を終了した制御データDCが自己を制御対象とするものである場合には、対応する動作制御を行う。
【0035】
ステップS6の判別において、通信バス2が使用可能状態である場合には、当該受信した制御データDCを通信バス2を介して他の装置(例えば、第2室内機4)に転送(送信)する(ステップS7)。
【0036】
ステップS6の判別において、通信バス2が使用状態である場合には、通信バス2上のデータをサンプリングし、自己が受信した制御データDCと同一のデータか否かを判別する(ステップS8)。
【0037】
ステップS8の判別において、自己が受信した制御データDCとは異なる制御データDCである場合には、通信バス2が使用可能状態となるまで待機し、その後、ステップS4において図示しないメモリに記憶した制御データDCを通信バス2を介して他の装置(例えば、第2室内機4)に転送(送信)して(ステップS7)、再び待機状態となる。
【0038】
ステップS8の判別において、通信バス2上の制御データDCが自己が受信した制御データDCと同一の制御データDCである場合には、転送する必要が内ので、データを消去して処理を終了し、再び待機状態となる。
【0039】
以上の説明のように本実施例によれば、一のワイヤレスリモートコントロール送受信ユニット3A、3Bを介して全ての被制御装置、第1〜第5室内機3〜7並びに第1室外機8及び第2室外機9を制御することが可能となり、全ての被制御装置を同時に運転/停止を行ったり、個別に制御を行ったりすることができ、操作性が向上する。
【0040】
以上の実施例においては、ワイヤレスリモコン3A及び受信ユニット3Bを用いて第1室内機3を介して、冷暖房システム1を制御していたが、同様に第3室内機5〜第5室内機7に設けられたワイヤードリモコン5A〜7Aのいずれかを介して制御を行うことも可能である。
【0041】
また、独立リモート制御装置10の受信ユニット10Aを用い、ワイヤレスリモコン3Aの送信データを受信することにより、独立リモート制御装置10を介して制御を行うようにすることも可能である。これにより室内機の配置に拘らず、独立リモート制御装置10を設置した任意の位置から制御を行うことが可能となる。
【0042】
さらに、上記実施例においては、一時に入力される制御データDCは一つであるものとして説明していたが、複数の制御データDCが複数のリモートコントローラから同時に入力された場合については、各制御データDC(より詳細には、制御コードデータCC及びコマンドコードデータCMD)に優先順位を予め設定しておき、この優先順位に基づいて優先順位の高い制御データDCを処理するように構成することも可能である。
【0043】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、判別手段は、通信線を介して他の被制御装置から入力された動作制御データ及びワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データを比較し、通信線を介して入力された動作制御データ及びワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データが等しいか否かを判別し、転送禁止手段は、判別手段の判別に基づいて、通信線を介して他の被制御装置から入力された動作制御データ及びワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データが等しい場合には、当該直接受信した動作制御データを廃棄し、動作制御データ転送手段の動作を禁止するので、同一の動作制御データを複数回受信することにより生じる誤制御を防止することができ、システムの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷暖房システムの概要構成を示すブロック図である。
【図2】転送データのフォーマット示す図である。
【図3】冷暖房システムの制御系の動作処理フローチャートである。
【図4】従来の冷暖房システムの概要構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 冷暖房システム
2 通信バス
3 第1室内機
3A ワイヤレスリモートコントローラ
3B 受信ユニット
4 第2室内機
5 第3室内機
5A ワイヤードリモートコントローラ
6 第4室内機
6A ワイヤードリモートコントローラ
7 第5室内機
7A ワイヤードリモートコントローラ
8 第1室外機
9 第2室外機
10 独立リモート制御装置
10A 受信ユニット
SA 発信元アドレスデータ
CC 制御コードデータ
CI 制御指示データ
CMD コマンドコードデータ
DA 相手先アドレスデータ
DC 制御データ
EC エラーチェックデータ
ID 特定データ

Claims (1)

  1. 複数の被制御装置が通信線を介して接続された集中制御システムにおいて、
    各前記被制御装置は、いずれか一の前記被制御装置に対応するワイヤレスリモートコントローラから送信される動作制御データを受信する動作制御データ受信手段と、
    前記受信した動作制御データを前記通信線を介して転送する動作制御データ転送手段と、
    前記通信線を介して他の被制御装置から入力された動作制御データ及び前記ワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データを比較し、前記通信線を介して入力された動作制御データ及び前記ワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データが等しいか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別に基づいて、前記通信線を介して他の被制御装置から入力された動作制御データ及び前記ワイヤレスリモートコントローラから直接受信した動作制御データが等しい場合には、当該直接受信した動作制御データを廃棄し、前記動作制御データ転送手段の動作を禁止する転送禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする集中制御システム。
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