JP3631393B2 - Installation structure of solar cell module - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の屋根に配置される太陽電池モジュールの設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
屋根に太陽電池を設置する場合、太陽電池を金属屋根材の上面に添って配置した太陽電池モジュールを構成し、この太陽電池モジュールを建物の野地板上に多数配置することが考えられている。この場合、各太陽電池モジュールの太陽電池を複数個ずつ直列に接続して所定の電圧に高め、その複数個の太陽電池同士を接続線により並列に接続し、建物の内部等に配線するようにしていた。
しかし、従来の太陽電池モジュールでは、単に太陽電池のリード線を、各太陽電池モジュールの左右外側方等に突出しているのみで、各太陽電池モジュールの太陽電池のリード線や接続線を配線するための特別の配慮がなされていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来の場合、太陽電池モジュールを建物の野地板上に多数配置する場合、左右方向や水流れ方向に隣り合う各太陽電池モジュールの太陽電池のリード線を順次接続しながら、各太陽電池モジュールを建物の野地板上に配置する必要があり、このため、太陽電池の電線の配線と、太陽電池モジュールの設置とを、順次1つずつ繰り返す必要があり、太陽電池モジュールの施工作業が非常に煩雑になり、太陽電池モジュールの施工作業を効率よくなすことができなかった。
【0004】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ある程度の太陽電池モジュールの設置が終了した後に、各太陽電池モジュール1の太陽電池4の電線の配線をまとめて行うことができるようにして、太陽電池モジュールの施工作業を簡単でかつ効率よくなし得るようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、屋根の棟側から軒側に向けて順次配置固定される太陽電池モジュールの設置構造であって、
屋根材2と、屋根材2の上面に添うように載置固定された太陽電池4と、屋根材2の下方に配置されて屋根材2の踏み強度や断熱性を保つためのベース3とを備え、
屋根材2の軒側端部は、ベース3よりも軒側に突出されて、ベース3の軒側前方であって屋根材2の軒側端部の下方に、配線スペース69が左右方向に貫通するように設けられ、屋根材2の軒側端部を持ち上げることなくその下側に、軒側の太陽電池モジュールの棟側端部が挿入できるように、屋根材2の軒側端部が浮かされている点にある。
【0006】
また、本発明の技術的手段は、前記ベース3の下面に、水流れ方向の配線溝32が、水流れ方向に貫通するように設けられ、前記配線溝32と配線スペース69とが互いに連通されている点にある。
【0007】
また、本発明の技術的手段は、太陽電池4に、リード線71,72が突出された端子ボックス53が下方突設され、屋根材2に、端子ボックス挿入窓12が設けられ、ベース3に、太陽電池4の端子ボックス53を収納する収納凹部27が端子ボックス挿入窓12に対応して設けられ、太陽電池4の端子ボックス53が端子ボックス挿入窓12に挿入されて、ベース23の収納凹部27に収納され、収納凹部27が前記配線スペース69に連通されている点にある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5において、1は太陽電池モジュールで、金属屋根材2とベース3と太陽電池4と左右一対の吊り子5と左右一対の支持板6と縦樋7と左右一対のストッパー8とを備える。この太陽電池モジュール1は、図6に示すように野地板9上に多数配置され、例えば上段(棟側)の太陽電池モジュール1と下段(軒側)の太陽電池モジュール1とは左右方向に1/2モジュールずらされ、多数の太陽電池モジュール1は千鳥状に配置されている。
【0009】
図9〜図12に示すように、各金属屋根材2は平坦状の屋根材本体11を備え、屋根材本体11の中央部に図4に示す如く端子ボックス挿入窓12が設けられている。各金属屋根材2の左右両端に、屋根材本体11から下方に折曲した折曲縁部13が設けられている。
各金属屋根材2の棟側端部に、屋根材本体11から上側にコの字状又はU字状に折り返された水返し16が設けられ、水返し16の上側平坦部が棟側重合片17とされている。また、各金属屋根材2の棟側端部に、水返し16から棟側に断面U字状に延長した横樋18が設けられている。
【0010】
金属屋根材2の軒側端部に、係止片21と折り返し片22と軒側重合片23とが設けられている。係止片21は屋根材本体11の軒側端部から下方に折曲され、折り返し片22は係止片21の下端から棟側に折り返され、軒側重合片23は、折り返し片22の先端側から下側に折り返して形成されている。従って、折り返し片22は、下側に折り返して棟側に突出するように設けられ、軒側重合片23は軒側に突出しかつ軒側重合片23の上方が折り返し片22で覆われている。前記係止片21及び折り返し片22の左右方向両端部に、図7、図10に示すように排水孔24が設けられている。
【0011】
なお、左右に隣合う金属屋根材2の折曲縁部13同士は適当な接続手段等によって互いに密着して接続される。
前記ベース3は金属屋根材2の踏み強度や断熱性を保つためのもので、発泡樹脂等で構成され、各金属屋根材2の下方に配置されている。
ベース3は、図1、図4、図7、図13に示すように、軒側端部から棟側端部に向けて序々に肉厚が薄くなる楔形に形成されている。ベース3の左右方向中央部の軒側に、金属屋根材2の端子ボックス挿入窓12に対応して収納凹部27が設けられている。ベース3の上面に左右一対の係止溝28がベースの左右両側に夫々形成されている。ベース3上面の左右方向の一端部に樋収納凹部30が水流れ方向に形成されている。ベース3の棟側に左右方向に間隔をおいて4個の切り欠き凹部31が設けられ、ベース3の下面に水流れ方向の配線溝32が切り欠き凹部31に対応して4個設けられている。この配線溝32は、後述する太陽電池4のリード線71,72や接続線73(太陽電池4の電線)を配線するためのもので、ベース3の下面に水流れ方向に貫通するように形成され、各配線溝32は、金属屋根材2の下方に位置して、左右方向に互いに間隔をおいて平行に配置されている。
【0012】
吊り子5は、各ベース3の軒側端部に左右一対ずつ設けられている。各吊り子5は、図1〜図4に示すように、野地板9に固定するための固定部35と、ベース3の下面に配置される固着部36と、固着部36から立ち上がった立ち上がり部38と、立ち上がり部38から軒側に突出した受け部39と、受け部39から折曲部37を介して軒側に突出した係合部41と、係合部41から上方に突出した取付部42とを有し、受け部39にネジ孔40が左右一対設けられ、取付部42にねじ孔46が形成されている。
【0013】
支持板6は、各ベース3の上面に左右一対ずつ設けられている。各支持板6は、図14〜図16に示すように、支持板6の棟側端部に、下側にLの字状に折れ曲がった係合片43と、上側にL字状に切り起こし形成した係止片44とが設けられ、支持板6の軒側中途部に取付孔47が前記ネジ孔40に対応して左右一対設けられている。支持板6の左右両端に、下方に折曲した折曲縁部48が設けられている。
左右一対の支持板6の折曲縁部48がベース3の係止溝28に挿入係合されて、各支持板6は、ベース3の上面に添うように配置されると共に、各支持板6の軒側中途部が吊り子5の受け部39上に配置され、ネジ孔40に螺合する止めネジ50により左右一対の支持板6の軒側中途部が左右一対の吊り子5に対して夫々締め付け固定され、これにより左右一対の支持板6と左右一対の吊り子5との間でベース3を挟持し、ベース3、左右一対の支持板6及び左右一対の吊り子5が一体となるように組み立てられている。
【0014】
太陽電池4は、ガラスに太陽電池セルを取り付けてなり、下面の中央部に端子ボックス53が下方突出されている。
なお、この太陽電池4は、野地板9上に配置した多数の金属屋根材2のうちの一部の複数の金属屋根材2に設けられている。太陽電池4を設けない金属屋根材2の場合は、端子ボックス挿入窓12は不要となり、金属屋根材2の端子ボックス挿入窓12は省略される。また、ベース3の収納凹部27も省略してもよい。
太陽電池4の端子ボックス53が端子ボックス挿入窓12に挿入されて、ベース23の収納凹部27に収納され、この状態で太陽電池4は金属屋根材2の屋根材本体11の上面に夫々載置されて、屋根材本体11の上面に接着されている。金属屋根材2の軒側端部に、金属屋根材2に対して太陽電池4の軒側への移動を規制するストッパ−8が左右一対設けられている。前記太陽電池4の棟側端部は金属屋根材2の屋根材本体11と前記棟側重合片17との間で嵌合保持され、太陽電池4の軒側端部は、前記ストッパー8と屋根材本体11との間で嵌合保持されている。
【0015】
上記の如く太陽電池4を金属屋根材2の屋根材本体11の上面に接着した理由は、取り付け強度の向上、振動防止、金属屋根材2に設けた端子ボックス挿入窓12等への浸水防止のためである。また、ストッパー8を設けたのは、太陽電池4を接着するための接着剤の経年劣化や、防火性試験の際の太陽電池4の脱落防止を図るためである。
前記ストッパー8は、図1〜図3に示すように、取付孔を有する取付部59と押さえ部60と取付部59の下端から棟側に向けて斜め下方に突出した係止部81とを有している。ストッパー8は、ネジ孔46に螺合する止めネジ54によって金属屋根材2の係止片21と共に吊り子5の取付部42に締め付け固定され、これにより金属屋根材2の軒側端部が吊り子5に固定されている。
【0016】
また、吊り子5の受け部39上に支持板6を介して金属屋根材2の軒側端部が載せられ、これにより吊り子5で金属屋根材2の軒側端部を野地板9から浮かせて、金属屋根材2を野地板9上に配置する際に、上段の金属屋根材2の軒側端部を持ち上げることなく、該上段の金属屋根材2の軒側端部の下に、下段側の金属屋根材2の棟側端部が挿入できるようになっている。金属屋根材2の棟側端部は、横樋18が係止片44に係合されて、係止片44により金属屋根材2の棟側端部が支持板6乃至ベース3から上方に浮かないように規制されている。
【0017】
縦樋7は、図17〜図19に示すように、左右両端に上方に折曲された一対の立ち上がり壁56が設けられ、縦樋7の棟側端部に上方にL字状に折曲された水返し57が設けられ、縦樋7の下面には剥離紙付の両面接着テープ58が添着されている。この縦樋7は各太陽電池モジュール1のベース3の樋収納凹部30に嵌合保持され、両面接着テープ58により樋収納凹部30の底面に接着固定されている。ベース3の樋収納凹部30は金属屋根材2の左右方向外端よりも左右方向外方に突出され、図12に鎖線で示すように、縦樋7の左右方向の外端部は金属屋根材2の左右方向外端よりも左右方向外方に突出されて、左右に隣合う太陽電池モジュール1の金属屋根材2の対向端部の下方に位置し、縦樋7が左右に隣合う金属屋根材2の対向端部間に股がるようになっている。また、左右に隣合う金属屋根材2の折曲縁部13が上側から縦樋7内に挿入されている。
【0018】
そして、縦樋7の軒側端部は排水孔24に臨まされており、縦樋7に入った雨水は縦樋7から排水孔24を通って下段の太陽電池4又は金属屋根材2上に排出されるようになっている。
図1に示すように上段の太陽電池モジュール1の軒側端部の下方に、下段の太陽電池モジュール1の棟側端部が挿入され、これにより上段の金属屋根材2の軒側重合片23と下段の金属屋根材2の棟側重合片17とが、軒側重合片23を上にし棟側重合片17を下にして上下に重合されている。
【0019】
重合された上段の金属屋根材2の軒側重合片23と下段の金属屋根材2の棟側重合片17とは結合部材61によって上下に挟持されている。
この結合部材61は、図1〜図3に示すように、上挟持片62と下挟持片63とこれら挟持片62,63を連結する連結部64とをコの字状又はU字状に有し、これにより結合部材61が、重合された軒側重合片23と棟側重合片17とを上下に挟持するように軒側重合片23及び棟側重合片17に対して嵌合可能に構成されている。また、結合部材61は、上挟持片62の棟側端部から上側に折り返した係合片83を有し、係合片83の端部に、上挟持片62から上側に徐々に大きく離間するように傾斜した係合部84が形成されている。
【0020】
従って、図3に示す如く結合部材61を矢印方向に移動して、重合された軒側重合片23と棟側重合片17とを上下に挟持するように軒側重合片23及び棟側重合片17に対して結合部材61を嵌合してゆくと、係合部84が下側に弾性変形して係止部81を乗り越え、係止部81を乗り越えた後に図2に示すように係合部84が係止部81に棟側から係合し、これにより軒側重合片23及び棟側重合片17からの結合部材61の抜脱を阻止するようになっている。
従って、軒側重合片23及び棟側重合片17に対して結合部材61を嵌合することによって、結合部材61で重合された軒側重合片23と棟側重合片17とを上下に簡単に挟持することができ、しかも軒側重合片23及び棟側重合片17に対して結合部材61を嵌合すると、軒側重合片23及び棟側重合片17から結合部材61が不測に抜脱しないように係止することができるため、特別に結合部材61が軒側重合片23及び棟側重合片17から抜脱しないように抜け止め操作等をする必要もなくなり、非常に便利である。
【0021】
結合部材61を軒側重合片23及び棟側重合片17に対して嵌合することによって、結合部材61の上挟持片62が上段側の金属屋根材2の軒側重合片23の上面に配置され、結合部材61の下挟持片63が下段側の金属屋根材2の棟側重合片17の下面に配置され、結合部材61の連結部64が重合された軒側重合片23と棟側重合片17との先端間を軒側から塞ぐようになっている。
そして、上段の金属屋根材2の折り返し片22が、上段の金属屋根材2の軒側重合片23と下段の金属屋根材2の棟側重合片17との重合部分を結合部材61を含めて、上方から覆っている。
【0022】
なお、左右に隣合う結合部材61の対向端部同士は適当な接続手段によって互いに密着して接続される。この場合、左右に隣合う金属屋根材2同士の接続部と左右に隣合う結合部材61同士の接続部との位置を互いにずらすようにすれば、防水性はさらによくなり、また上下左右の金属屋根材2の締結も更に強固なものになし得る。
図1〜図4、図8に示すように、金属屋根材2の下方に、後述する太陽電池4のリード線71,72及び接続線73(太陽電池4の電線)を配線する左右方向の配線スペース69が、左右方向に貫通するように設けられている。即ち、前記太陽電池モジュール1の各金属屋根材2の軒側端部は、ベース3よりも軒側に突出されて、野地板上に配置される上段のベース3の軒側端部と下段のベース3の棟側端部とが、水流れ方向に互いに離間するように構成されており、上段のベース3と下段のベース3との間に、各太陽電池モジュール1のベース3の軒側前方であって金属屋根材2の軒側端部の下方に、前記配線スペース69が設けられている。そして、前記ベース3に設けた4個の配線溝32と配線スペース69とは、太陽電池モジュール1の軒側端部において互いに連通され、また、前記収納凹部27は、ベース3の軒側に開放状に形成されており、金属屋根材2の下方で収納凹部27が配線スペース69に連通されている。
【0023】
図8及び図20に示すように、各太陽電池モジュール1の太陽電池4の端子ボックス53に、プラス側のリード線(太陽電池4の電線)71とマイナス側のリード線(太陽電池4の電線)72とが突設されている。この各プラス側のリード線71とマイナス側のリード線72は、例えば端子ボックス53の軒側端面から突出され、各リード線71,72の先端に防水コネクタ71a,72aがそれぞれ設けられている。各プラス側のリード線71及びマイナス側のリード線72は、ベース3の収納凹部27から配線スペース69側に引き出されている。
【0024】
そして、20図に示すように、各太陽電池4のリード線71、72は、左右又は水流れ方向に隣り合う太陽電池4のリード線72,71に対して、直接に又は防水コネクタ73aを有する別途の接続線73を介して、防水コネクタ71a,72aにより順次直列に接続され、これにより左右又は水流れ方向に隣り合う6個の太陽電池4が直列に接続されている。このように接続してなる6個の太陽電池4の直列回路が複数組形成され、この複数組の太陽電池4の直列回路が、コネクタ73aを有する接続線(太陽電池4の電線)73によって順次並列に接続されて、例えば棟側から建物の内部等に配線されるようになっている。
【0025】
太陽電池4のリード線71,72は、各太陽電池モジュール1の配線スペース69内に配線にされ、接続線73は、複数の太陽電池モジュール1の配線スペース69及び配線溝32に亘って配線されている。
上記実施の形態によれば、太陽電池モジュール1を設置する場合、左右一対の支持板6の折曲縁部48をベース3の係止溝28に挿入係合して、各支持板6をベース3の上面に添って配置すると共に、支持板6の係合片43をベース3の棟側下面に係合して、ベース3の棟側でベース3と支持板6とを一体化する。また、止めネジ50により左右一対の支持板6を左右一対の吊り子5に対して夫々締め付け固定し、これにより左右一対の支持板6と左右一対の吊り子5との間でベース3を挟持し、これらを一体のものに組み立てておく。また、太陽電池4を屋根材本体11の上面に接着し、ストッパー8を、止めネジ54によって金属屋根材2の係止片21と共に吊り子5の取付部42に締め付け固定し、これによりストッパ−8で太陽電池4の軒側への移動を規制し、金属屋根材2の軒側端部を吊り子5に固定し、横樋18を係止片44に係合して、金属屋根材2の棟側端部を支持板6乃至ベース3から上方に浮かないように規制しておく。また、縦樋7をベース23の樋収納凹部30に嵌合して、両面接着テープ58により樋収納凹部30の底面に接着固定する。これにより、金属屋根材2、ベース3、太陽電池4、縦樋7等を備える太陽電池モジュール1を予め組み立てておく。
【0026】
そして、多数の太陽電池モジュール1を葺く場合、作業者は棟側を向いた状態で、野地板9上に太陽電池モジュール1を棟側から順次配置し、吊り子5の固定部35の取付孔を利用して、釘66で吊り子5の固定部35を野地板9及び垂木67に固定する。
野地板9上に固定した上段(棟側)の太陽電池モジュール1に対して下段(軒側)の太陽電池モジュール1を左右方向に1/2モジュールずらした状態で、上段の太陽電池モジュール1の軒側端部の下方に、下段の太陽電池モジュール1の棟側端部が挿入し、これにより上段の金属屋根材2の軒側重合片23と下段の金属屋根材2の棟側重合片17とを、軒側重合片23を上にし棟側重合片17を下にして上下に重合する。
【0027】
重合された上段の金属屋根材2の軒側重合片23と下段の金属屋根材2の棟側重合片17とに結合部材61を嵌合して、これら軒側重合片23と棟側重合片17とを結合部材61によって上下に挟持し、結合部材61の連結部64で重合された軒側重合片23と棟側重合片17との先端間を軒側から塞ぐ。以下、上記太陽電池モジュール1の固定作業を棟側から軒側に向けて順次繰り返せばよい。
また、以上の設置構造になっているので、止めネジ54を外してストッパー8を取り外し、上下の結合部材61を取り外してから、金属屋根材2を軒(水下)側にスライドさせると、吊り子5、ベース3、縦樋7及び支持板6を残して金属屋根材2を簡単に取り外すことができ、また逆の手順で金属屋根材2を取り付けることも簡単にできる。そして、太陽電池4を組付けた金属屋根材2の場合は、メンテナンス時に任意の一枚の太陽電池4を簡単に着脱することも可能となる。
【0028】
そして、太陽電池4の電線(リード線71,72及び接続線73)を配線する場合、金属屋根材2の下方に、太陽電池4の電線を配線する水流れ方向の配線溝32が、水流れ方向に貫通するように設けられているので、太陽電池モジュール1の設置部分にも、配線溝32を通してリード線71,72又は接続線73を水流れ方向に配線することができ、また金属屋根材2の軒側端部は、ベース3よりも軒側に突出され、ベース3の軒側前方であって屋根材2の軒側端部の下方に、前記左右方向の配線スペース69が、左右方向に貫通するように設けられており、太陽電池4の電線を配線する左右方向の配線スペース69が太陽電池モジュール1を左右方向に貫通しているので、左右方向に対応する一列の太陽電池モジュール1の設置が終了した後に、その左右方向一列の太陽電池4のリード線71,72及び接続線73をまとめて配線スペース69で左右方向に配線して、互いに簡単に接続することができる。従って、ある程度の太陽電池モジュールの設置が終了した後に、各太陽電池モジュール1の太陽電池4の電線の配線をまとめて行うことができるようになって、太陽電池モジュール1の設置作業と太陽電池4の配線作業とを別工程で分けて行うことができ、太陽電池モジュール1の施工作業を簡単でかつ効率よくなし得る。
【0029】
しかも、前記配線溝32と配線スペース69とが互いに連通されているから、リード線71,72及び接続線73の水流れ方向の配線と左右方向の配線とを連続してスムーズになし得る。さらに、配線溝32及び配線スペース69が金属屋根材2の下方に位置するため、配線溝32及び配線スペース69に配線したリード線71,72及び接続線73が雨等によって濡れるのを金属屋根材2により効果的に防止することができる。また、収納凹部27が前記配線スペース69に連通されているので、太陽電池4のリード線71,72を収納凹部27から簡単に配線スペース69側に導出でき、この点からも太陽電池4の電線の配線がより簡単かつスムーズになって、太陽電池モジュール1の施工作業がより一層効率よくなし得る。
【0030】
図21及び図22は他の実施の形態を示し、太陽電池モジュール1の配置を千鳥状に代えて、ストレートに配置するようにしたものである。この場合も、十分な防水性を確保することが可能であり、前記実施の形態の場合と同様に、太陽電池モジュール1の設置部分にも、配線溝32及び配線スペース69を通してリード線71,72又は接続線73を水流れ方向に配線することができ、また太陽電池モジュール1の設置作業と太陽電池4の配線作業とを別工程で分けて行うことができ、太陽電池モジュール1の施工作業を簡単でかつ効率よくなし得る。また、この場合、図22に示すように太陽電池モジュール1の斜線のない部分が配線スペース69及び配線溝32になり、特に複数の太陽電池モジュール1の配線溝32が水流れ方向に列状に並び太陽電池4の電線の水流れ方向の配線がより簡単になる。
【0031】
なお、前記実施の形態によれば、太陽電池モジュール1の屋根材2を金属屋根材にて構成しているが、これに代え、屋根材2を合成樹脂材その他で構成するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、太陽電池モジュール1の設置部分にも、配線溝32又は配線スペース69を通して太陽電池4の電線を水流れ方向又は左右方向に配線することができ、またある程度の太陽電池モジュールの設置が終了した後に、各太陽電池モジュール1の太陽電池4の電線の配線をまとめて行うことができるようになって、太陽電池モジュール1の設置作業と太陽電池4の配線作業とを別工程で分けて行うことができ、太陽電池モジュール1の施工作業を簡単でかつ効率よくなし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】同太陽電池モジュール1の軒側端部部分の側面断面図である。
【図3】同結合部材を装着する前の状態を示す側面断面図である。
【図4】同分解斜視図である。
【図5】同構成部材の位置関係を示す平面図である。
【図6】同野地板上に配置した太陽電池モジュールの配置状態を示す平面図である。
【図7】同太陽電池モジュールの正面図である。
【図8】同太陽電池モジュールの平面図である。
【図9】同金属屋根材の側面図である。
【図10】同金属屋根材の正面図である。
【図11】同図10のA−A線断面図である。
【図12】同金属屋根材の正面断面図である。
【図13】同ベースの正面図である。
【図14】同支持板の平面図である。
【図15】同支持板の側面図である。
【図16】同支持板の背面図である。
【図17】同縦樋の平面図である。
【図18】同縦樋の側面図である。
【図19】同縦樋の正面図である。
【図20】太陽電池4の配線状態を示す平面図である。
【図21】他の実施形態を示す太陽電池4の配線状態の平面図である。
【図22】同太陽電池モジュール1の平面図である。
【符号の説明】
1 太陽電池モジュール
2 金属屋根材
3 ベース
4 太陽電池
27 収納凹部
12 端子ボックス挿入窓
32 配線溝
53 端子ボックス
69 配線スペース
71 リード線
72 リード線
73 接続線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a solar cell module disposed on a roof of a building. Installation structure About.
[0002]
[Prior art]
In the case of installing solar cells on the roof, it is considered that a solar cell module in which solar cells are arranged along the upper surface of a metal roof material is configured, and a large number of solar cell modules are arranged on a building ground plate. In this case, a plurality of solar cells of each solar cell module are connected in series to increase the predetermined voltage, and the plurality of solar cells are connected in parallel by connection lines and wired inside the building or the like. It was.
However, in the conventional solar cell module, the solar cell lead wire and the connecting wire are wired only by projecting the solar cell lead wire to the left and right outer sides of each solar cell module. No special consideration was made.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in the conventional case, when a large number of solar cell modules are arranged on a building ground plate, each solar cell module is connected while sequentially connecting the solar cell lead wires of each solar cell module adjacent in the left-right direction or the water flow direction. For this reason, it is necessary to repeat the wiring of the solar cell wires and the installation of the solar cell module one by one in sequence, which greatly increases the construction work of the solar cell module. It became complicated and the construction work of the solar cell module could not be performed efficiently.
[0004]
Therefore, in view of the above problems, the present invention enables the wiring of the electric wires of the
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The technical means of the present invention for solving this technical problem is a solar cell module which is sequentially arranged and fixed from the roof ridge side to the eaves side. Installation structure Because
A
The eaves side end of the
[0006]
The technical means of the present invention is as follows. A
[0007]
Ma Further, the technical means of the present invention is that the
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 5,
[0009]
As shown in FIGS. 9 to 12, each
At the ridge side end of each
[0010]
At the eaves side end of the
[0011]
Note that the
The
As shown in FIGS. 1, 4, 7, and 13, the
[0012]
A pair of left and
[0013]
A pair of left and
The bent edges 48 of the pair of left and
[0014]
The
In addition, this
The
[0015]
The reason why the
1 to 3, the
[0016]
Moreover, the eaves side edge part of the
[0017]
As shown in FIGS. 17 to 19, the
[0018]
And the eaves side edge part of the
As shown in FIG. 1, the ridge side end of the lower
[0019]
The polymerized eaves-
As shown in FIGS. 1 to 3, the
[0020]
Therefore, the eaves-
Therefore, by fitting the
[0021]
By fitting the
Then, the folded
[0022]
Note that the opposing ends of the
As shown in FIG. 1 to FIG. 4 and FIG. 8, the wiring in the left-right direction for wiring
[0023]
As shown in FIGS. 8 and 20, a positive lead wire (
[0024]
And as shown in FIG. 20, the
[0025]
The
According to the above embodiment, when installing the
[0026]
When a large number of
In the state where the lower (eave side)
[0027]
A
Moreover, since it has the above installation structure, if the
[0028]
And when wiring the electric wire (lead
[0029]
In addition, since the
[0030]
21 and 22 show other embodiments, in which the
[0031]
In addition, according to the said embodiment, although the
[0032]
【The invention's effect】
According to the present invention, the electric wire of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side cross-sectional view of the eaves side end portion of the
FIG. 3 is a side sectional view showing a state before the coupling member is mounted.
FIG. 4 is an exploded perspective view of the same.
FIG. 5 is a plan view showing the positional relationship of the constituent members.
FIG. 6 is a plan view showing an arrangement state of solar cell modules arranged on the same ground plane.
FIG. 7 is a front view of the solar cell module.
FIG. 8 is a plan view of the solar cell module.
FIG. 9 is a side view of the metal roofing material.
FIG. 10 is a front view of the metal roofing material.
11 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 12 is a front sectional view of the metal roofing material.
FIG. 13 is a front view of the base.
FIG. 14 is a plan view of the support plate.
FIG. 15 is a side view of the support plate.
FIG. 16 is a rear view of the support plate.
FIG. 17 is a plan view of the downboard.
FIG. 18 is a side view of the vertical hook.
FIG. 19 is a front view of the downspout.
20 is a plan view showing a wiring state of the
FIG. 21 is a plan view of a wiring state of a
22 is a plan view of the
[Explanation of symbols]
1 Solar cell module
2 Metal roofing material
3 base
4 Solar cells
27 Storage recess
12 Terminal box insertion window
32 Wiring groove
53 Terminal box
69 Wiring space
71 Lead wire
72 Lead wire
73 connection line
Claims (3)
屋根材(2)と、屋根材(2)の上面に添うように載置固定された太陽電池(4)と、屋根材(2)の下方に配置されて屋根材(2)の踏み強度や断熱性を保つためのベース(3)とを備え、
屋根材(2)の軒側端部は、ベース(3)よりも軒側に突出されて、ベース(3)の軒側前方であって屋根材(2)の軒側端部の下方に、配線スペース(69)が左右方向に貫通するように設けられ、屋根材(2)の軒側端部を持ち上げることなくその下側に、軒側の太陽電池モジュールの棟側端部が挿入できるように、屋根材2の軒側端部が浮かされていることを特徴とする太陽電池モジュールの設置構造。A solar cell module installation structure that is arranged and fixed sequentially from the roof ridge side to the eaves side,
The roofing material (2), the solar cell (4) mounted and fixed so as to follow the upper surface of the roofing material (2), and the stepping strength of the roofing material (2) disposed below the roofing material (2) A base (3) for maintaining heat insulation,
The eaves side end of the roofing material (2) protrudes toward the eaves side from the base (3), and is in front of the eaves side of the base (3) and below the eaves side end of the roofing material (2). The wiring space (69) is provided so as to penetrate in the left-right direction, and the ridge side end of the solar cell module on the eave side can be inserted below the eaves side end of the roofing material (2) without lifting it. Further, the eaves side end of the roofing material 2 is floated, and the solar cell module installation structure .
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