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JP3634082B2 - 送信装置および受信装置 - Google Patents
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JP3634082B2 - 送信装置および受信装置 - Google Patents

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、符号化変調方式が適用された送信装置および受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル無線通信システムでは、無線伝送路に多値伝送方式が多く適用されるがその無線伝送路は実際には符号理論における理想的なモデルである2元対象通信路とはならず、特に移動通信システムでは移動局において消費される電力の低減と有限である無線周波数の有効利用とを共に実現するために、符号化変調方式の適用がはかられつつある。
【0003】
図6は、符号化変調方式に適応した送信装置の構成例を示す図(1) である。
図において、伝送情報はnビットのブロック毎に分割されると共に、そのブロックに含まれるnビットの内、1ビットは多値変調器165の一方の入力に与えられ、残りの(n−1) ビットは符号化器166を介して多値変調器165の他方の入力に与えられる。多値変調器165の出力には送信波信号が得られ、その送信波信号は図示されない送信部に与えられる。
【0004】
このような構成の送信装置では、符号化器166は、上述したブロック毎に主チャネル伝送情報として与えられる(n−1) ビットを符号化率R(=(n−1)/n)でトレリス符号化(またはブロック符号化)することにより、符号列を生成する。多値変調器165は、その符号列とそれ以外の伝送情報として与えられる1ビットとをブロック単位に同期をとりつつ取り込み、両者に基づいて図示されない搬送波信号を多値変調(ここでは、簡単のため「8相PSK」変調方式が適用されていると仮定する。)することにより送信波信号を生成する。
【0005】
また、このようにして生成された送信波信号がとる信号点は、多値変調器165によって、図7に示すように、n(=3)ビットの長さのシンボルa、a、a が集合分割(Set Partitioning)法に基づいてマッピングされる。したがって、これらのシンボルと信号点との対応関係は、均一誤り保護がはかられる場合には、上述した符号化されない1ビット(以下、「非符号化ビット」といい、簡単のためa であると仮定する。)と他の2ビットa、aとについて、それぞれ符号の最小距離C、C、C と信号空間における信号点間距離の最小値Δ、Δ、Δとに対して
Δ=CΔ=CΔ
の式が成立する値に設定される。
【0006】
さらに、このような送信波信号を受信して復調する受信端では、その復調の対象となる受信波信号が単一の符号化レベルで与えられるので、トレリス線図の構造は単純であり、ビタビ復号法に基づく最尤復号が効率的に行われる。
なお、以下では、図6に示す従来例の内、符号化器166がトレリス符号化を行うものについては「トレリス符号化変調方式」といい、ブロック符号化を行うものについては「ブロック符号化変調方式」という。
【0007】
図8は、符号化変調方式に適応した送信装置の構成例を示す図(2) である。
図において、直−並列変換部170の入力には伝送情報が与えられ、その直−並列変換部170が有するM個の出力はそれぞれ符号器171〜171を介してマッピング部172の対応する入力に接続される。マッピング部172の出力は変調器173の入力に接続され、その変調器173の出力は送信波信号が得られる。
【0008】
このような構成の送信装置では、直−並列変換部170は伝送情報をMビット単位に分割して直−並列変換し、符号器171〜171はその直−並列変換の下で並列に与えられるM個のグループを個別に所望の符号化レベルで符号化する。マッピング部172および変調器173は、その符号化によって生成された個々のブロック符号に応じて搬送波信号を変調することにより、送信波信号を生成する。
【0009】
なお、このようにして生成された送信波信号がとる信号点とこれらの信号点に対応するシンボルとの対応関係については、図6に示す従来例と同様であるので、ここではその説明を省略する。
また、このような従来例では、上述したように、個々のビットレベルの符号化が並行して行われてその符号化の符号化率等が所望の値に確実に設定されるので、個々のグループ(ビットレベル)の信号点間距離の最小値は、図6に示す従来例より高く確保される。なお、以下では、図8に示す従来例については、「多レベル符号化変調方式」という。
【0010】
ところで、ATMは、主にB−ISDN(Broadband aspects of lntegrated Services Digital Network)を実現するための伝送方式であり、有線、特に光ファイバーによる伝送を前提としており、その要求されるBER(Bit Error Rate:通信品質)が良好な状態において10−11 以下となることを前提としている。
また、通信品質がよいので、セル廃棄がシステム性能を左右するためヘッダに対する要求BERは10−7〜10−11 以下であり、データは画像などで10−6以下程度とすることが一般的である。
【0011】
一方、無線通信は通信品質が劣悪であり、要求BERが10−2以上の音声伝送及び数Kbpsの低速データが主流であった。更に移動を伴う通信ではマルチパス・フュージングの影響を受け、BERにその曲線があるレベルで横ばいとなるフロアが発生すると言われている。
こうしたチャネル容量の小さい通信路で、チャネル全体を、例えばBER=10−11 以下の高品質にすることは周波数的にも電力的にも効果的なことではない。このためATMを無線で実現するには、ヘッダのBER=10−7〜10−11 以下、デー夕のBER=10−6以下というように2つの異なるチャネルを用意しなければならない。ヘッダを高品質にする理由は、ヘッダに行き先情報等の制御情報が搭載されているため、ヘッダが損なわれたり、順番が入れ替わったりした場合に受信不可能(セル廃棄)となるからである。
【0012】
また、上述した劣悪な通信路において高速データ伝送を行うためには符号化変調を含めた誤り訂正技術は不可欠であり、その技術は衛星通信や一部の移動通信において実用化されている。更に、フェージング補償技術として等化、指向性アンテナによる適応アンテナ制御及びダイバーシチなどがフロアレス化の効果をあげることが知られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来例の内、トレリス符号化変調方式およびブロック符号化変調方式と、非符号化ビットレベルを有する多レベル符号化変調方式とについては、無線伝送路の伝送特性の変動(フェージング等)に起因してその非符号化ビットレベルについてビット誤りが多く発生し、総合的な伝送特性が劣化する場合が多かった。
【0014】
また、このような非符号化ビットレベルを有しない多レベル符号化変調方式については、符号化レベルの数が多いほどトレリス構造が複雑となるために、受信端では、例えば、図9に示すように、多段にとられたタイミングの下で復号器D〜Dが逐次的に復号処理を行い、その結果を並−直列変換する多段復号法が適用されていた。したがって、このような復号処理は、上述したタイミングを決定する時間T〜Tの和に等しい復号遅延が生じるために、伝送の実時間性が損なわれる。さらに、上位の符号化レベルは下位の符号化レベルの復号結果を使えないため、最尤復号とはならず特性も劣化してしまう。
【0015】
さらに、上述したATM網においては、例えば156Mbps等の広帯域伝送をセルを用いて実現するため、セルに所定情報量が詰まるまで伝送を待たねばならない。したがって、このようなATM網では、音声などの低速データが伝送される際にはセルに情報が詰まるのが遅いために伝送遅延が生じ、また、高速データ(画像)が伝送される際には回線品質を確保するため適用される誤り訂正及び再送(ARQ)の処理の過程で同様にして伝送遅延が生じていた。
【0016】
更に上述したようにATMを無線で効率よく実現するためには、ヘッダのBER=10−7〜10−11 以下、データのBER=10−6以下というように2つの異なる通信品質をもつチャネルを用意、即ち2つの異なる通信方式を用意する方式が考えられる。しかし、2つの異なるチャネルを用意した場合、物理的に2つのチャネルを用意するのでは効率が悪い。
【0017】
現在、一つの通信方式で従来より伝送容量を増大させ、かつ2つの異なる通信品質を提供する技術は未だ開発されておらす、更に異なる回線を提供することで伝送遅延を増加させない方法自体は提案すらされていない。
【0018】
本発明は、符号化処理および復号化処理を簡略化し、かつ特にフェージング環境下において周波数の利用効率と伝送品質とを高く維持できる送信装置および受信装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
図1は、請求項1〜3に記載の発明の原理ブロック図である。
【0020】
請求項1に記載の発明は、一定の語長で伝送情報が分割されてなる伝送単位の内、1ビットを予め決められた整数rの逆数に等しい符号化率で繰り返し符号化し、繰り返し符号列を生成する繰り返し符号化手段11と、伝送単位の内、1ビット以外の複数ビットを情報ブロック長kと符号ブロック長nとに対して(k/n)で与えられる符号化率で木符号化し、木符号列を生成する木符号化手段12と、繰り返し符号化手段11によって生成された繰り返し符号列と木符号化手段12によって生成された木符号列との組み合わせに、合分割に基づいてマッピングを施すマッピング手段13と、マッピング手段13によってマッピングが施された組み合わせに基づいて搬送波信号を多値変調して送信波信号を生成し、その送信波信号を無線伝送路に送信する変調手段14とを備え、一定の語長は、木符号列の系列を示すトレリス線図の単一のブランチで示される伝送シンボルの数Nと、整数rと、情報ブロック長kとに対して(1+rk/N)ビットであり、変調手段14は、搬送波信号を2(1+n/N) 値で多値変調することを特徴とする。
【0021】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の送信装置において、伝送単位は、ビット誤り率の許容可能な上限値の順に対応した1ビットと複数ビットとの組み合わせをなす形式で与えられ、伝送単位を形式に基づいて分割することにより1ビットと複数ビットとに分離し、それぞれ繰り返し符号化手段11と木符号化手段12とに与える分離処理手段21を備えたことを特徴とする。
【0022】
請求項3に記載の発明は、ビット誤り率の許容可能な上限値の順に対応したAビットとBビットとの和に等しい語長(A+B)で伝送情報が分割されてなる伝送単位を取り込み、その伝送単位の形式に基づいてこれらのAビットとBビットとを分離してそれぞれに第一の疑似ビットと第二の疑似ビットとを付加することにより、第一のビット列と第二のビット列とを生成する分離処理手段31と、分離処理手段31によって生成された第一のビット列から1ビットずつ抽出して予め決められた整数rの逆数に等しい符号化率で繰り返し符号化し、繰り返し符号列を生成する繰り返し符号化手段32と、分離処理手段31によって生成された第二のビット列から一定の数のビットずつ抽出し、情報ブロック長kと符号ブロック長nとに対して(k/n)で与えられる符号化率で木符号化して木符号列を生成する木符号化手段33と、繰り返し符号化手段32によって生成された繰り返し符号列と木符号化手段33によって生成された木符号列との組み合わせに、合分割法に基づいてマッピングを施すマッピング手段34と、マッピング手段34によってマッピングが施された組み合わせに基づいて搬送波信号を多値変調して送信波信号を生成し、その送信波信号を無線伝送路に送信する変調手段35とを備え、第一の疑似ビットの数は、木符号列の系列を示すトレリス線図の単一のブランチで示される伝送シンボルの数Nおよびガウスの記号[]に対して{max(A、[BN/rk])−A}であり、第二の疑似ビットの数は、ガウスの記号[]に対して{max(A、[BN/rk])−BN/rk}・rk/Nであり、一定の数は、rk/Nであり、変調手段は、搬送波信号を2(1+n/N) 値で多値変調することを特徴とする。
【0023】
図2は、請求項4、5に記載の発明の原理ブロック図である。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の送信装置から無線伝送路を介して到来した受信波を復調して受信系列を得る復調手段41と、復調手段41によって得られた受信系列を最尤復号化して復号シンボル列を生成する復号化手段42と、復号化手段42によって生成された復号シンボル列を取り込み、その復号シンボル列に送信装置を構成するマッピング手段13によって施された集合分割の形態に適応する逆マッピングを施すことにより、伝送単位を復元する逆マッピング手段43とを備えたことを特徴とする。
【0024】
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の送信装置から無線伝送路を介して到来した受信波を復調して受信系列を得る復調手段51と、復調手段51によって得られた受信系列を最尤復号化して復号シンボル列を生成する復号化手段52と、復号化手段52によって生成された復号シンボル列を取り込み、その復号シンボル列に送信装置を構成するマッピング手段34によって施された集合分割の形態に適応した逆マッピングを施すことにより、その送信装置を構成する分離処理手段31によって生成された第一のビット列と第二のビット列とを復元する逆マッピング手段53と、逆マッピング手段53によって得られた第一のビット列と第二のビット列を取り込み、これらのビット列に分離処理手段31によって付加された疑似ビットを除去して伝送単位を復元する語長補正手段54とを備えたことを特徴とする。
【0025】
請求項1に記載の送信装置では、繰り返し符号化手段11は、後述する一定の語長で伝送情報が分割されてなる伝送単位の内、1ビットを予め決められた整数rの逆数に等しい符号化率で繰り返し符号化することにより、語長がrビットである繰り返し符号列を生成する。また、木符号化手段12は、同様の伝送単位の内、上述した1ビット以外の複数ビットを情報ブロック長kと符号ブロック長nとに対して(k/n)で与えられる符号化率で木符号化し、木符号列を生成する。マッピング手段13はこのようにして生成された繰り返し符号列と木符号列との組み合わせに合分割に基づくマッピングを施し、変調手段14はそのマッピングが施された組み合わせに基づいて搬送波信号を多値変調することにより送信波信号を生成して無線伝送路に送信する。
【0026】
また、上述した一定の語長は木符号列の系列を示すトレリス線図の単一のブランチで示される伝送シンボルの数N、既述の整数rおよび情報ブロック長kに対して(1+rk/N)ビットであり、かつ変調手段14は搬送波信号を2(1+n/N) 値で多値変調する。
【0027】
すなわち、伝送情報を構成する全てのビットが符号化されると共に符号化変調されて送信され、かつ上述したマッピングの下で与えられる符号の系列を示すトレリス線図は、くり返し符号の系列がとる論理値に個別に対応した2つの同じサブトレリス線図の組み合わせとして与えられる。
したがって、受信端では、従来のトレリス符号化変調方式およびブロック符号化変調方式および非符号化ビットレベルを有する多レベル符号化変調方式とに比べて、無線伝送路の伝送特性の変動に応じて非符号化ビットに生じるビット誤りが低減され、かつ従来の多レベル符号化変調方式に比べて復号遅延が圧縮されると共に単純な処理手順に基づいて効率的に最尤復号化が行われる。
【0028】
請求項2に記載の送信装置では、請求項1に記載の送信装置において、伝送単位は、ビット誤り率の許容可能な上限値の順に対応した1ビットと複数ビットとの組み合わせをなす形式で与えられる。分離処理手段21は、その伝送単位をこのような形式に基づいて分割することにより上述した1ビットと複数ビットとに分離し、それぞれ繰り返し符号化手段11と木符号化手段12とに与える。
【0029】
すなわち、伝送単位を構成する各ビットは所望の符号化レベルに個別に対応した繰り返し符号化と木符号化とが施され、これらのビットのビット数と符号化レベルとの組み合わせが整合する限り、受信端では、請求項1に記載の送信装置と同様にして、従来例よりビット誤りが低減され、かつ単純な処理手順に基づいて効率的に最尤復号化が行われる。
【0030】
請求項3に記載の発明にかかわる送信装置では、分離処理手段31は、ビット誤り率の許容可能な上限値の順に対応したAビットとBビットとの和に等しい語長(A+B)で伝送情報が分割されてなる伝送単位を取り込み、その伝送単位の形式に基づいてこれらのAビットとBビットとを分離してそれぞれ第一の疑似ビットと第二の疑似ビットとを付加することにより、第一のビット列と第二のビット列とを生成する。繰り返し符号化手段32は、このようにして生成された第一のビット列から1ビットずつ抽出して予め決められた整数rの逆数に等しい符号化率で繰り返し符号化することにより、繰り返し符号列を生成する。木符号化手段33は、分離処理手段31によって生成された第二のビット列から一定の数のビットずつ抽出し、情報ブロック長kと符号ブロック長nとに対して(k/n)で与えられる符号化率で木符号化することにより、木符号列を生成する。マッピング手段34は、これらの繰り返し符号列と木符号列との組み合わせに、合分割法に基づいてマッピングを施す。変調手段35は、このようにしてマッピングが施された組み合わせに基づいて搬送波信号を2(1+n/N) 値で多値変調して送信波信号を生成し、その送信波信号を無線伝送路に送信する。
【0031】
また、既述の第一の疑似ビットの数と第二の疑似ビットの数とは、上述した木符号列の系列を示すトレリス線図の単一のブランチで示される伝送シンボルの数Nおよびガウスの記号[]に対して、それぞれ{max(A、[BN/rk])−A}と{max(A、[BN/rk])−BN/rk}・rk/Nとであり、かつ一定の数はrk/Nであって変調手段35は搬送波信号を2(1+n/N)値で多値変調する。
【0032】
すなわち、伝送単位は、所望の符号化レベル毎に適応した値に語長が補正され、かつ繰り返し符号化と木符号化との組み合わせが適用された符号化変調が施されて送信される。したがって、多様な形式の伝送情報がこのような符号化変調の方式の下で送信され、かつ受信端では、請求項1および請求項2に記載の送信装置と同様にして従来例よりビット誤りが低減されると共に、単純な処理手順に基づいて効率的に最尤復号化が行われる。
【0033】
請求項4に記載の発明にかかわる受信装置では、復調手段41は請求項2に記載の送信装置から無線伝送路を介して到来した受信波を復調して受信系列を得る。復号化手段42はこのようにして得られた受信系列を最尤復号化して復号シンボル列を生成し、逆マッピング手段43はその復号シンボル列に、上述した送信装置を構成するマッピング手段13によって施されたマッピングの形態に適応した逆マッピングの処理を施す。
【0034】
したがって、請求項2に記載の送信装置に無線伝送路を介して対向する受信端では、このような無線伝送路を介して到来した受信波からその受信波によって示される伝送情報(伝送単位)が確実に復元される。
請求項5に記載の発明にかかわる受信装置では、復調手段51は、請求項3に記載の送信装置から無線伝送路を介して到来した受信波を復調して受信系列を得る。復号化手段52はこのような受信系列を最尤復号化して復号シンボル列を生成し、逆マッピング手段53はその復号シンボル列に上述した送信装置を構成するマッピング手段34によって施されたマッピングの形態に適応した逆マッピングの処理を施すことにより、第一のビット列と第二のビット列とを復元する。語長補正手段54は、これらの第一のビット列と第二のビット列とに分離処理手段31によって付加された疑似ビットを除去する。
【0035】
したがって、請求項3に記載の送信装置に無線伝送路を介して対向する受信端では、このような無線伝送路を介して到来した受信波からその受信波によって示される伝送情報(伝送単位)が確実に復元される。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0037】
図3は、請求項1〜5に記載の発明に対応した実施形態を示す図である。
図において、送信装置80は、無線伝送路を介して受信装置90に対向して配置される。
送信装置80では、25ビット長の語(ビットa、b〜b24からなる。)の単位に分割された伝送情報の内、ビットa は繰り返し符号器81の入力に与えられ、ビットb〜b24 は畳み込み符号器82の入力に与えられる。繰り返し符号器81および畳み込み符号器82の出力はマッピング回路83の対応する入力に接続され、そのマッピング回路83の出力は多値変調器165の入力に接続される。多値変調器165の出力は無線伝送路に接続される。
【0038】
また、受信装置90では、図示されない復調部によって枝メトリック計算部91に受信系列が与えられ、その枝メトリック計算部91の出力がACS部92の一方の入力に接続される。ACS部92の一方の出力は、パスメトリックメモリ93を介してそのACS部92の他方の入力に接続される。ACS部92の他方の出力はパスメモリ94の入力に接続され、そのパスメモリ94の出力には復号結果が得られる。
【0039】
なお、本実施形態と図1および図2に示すブロック図との対応関係については、繰り返し符号器81は繰り返し符号化手段11、32に対応し、畳み込み符号器は木符号化手段12、33に対応し、マッピング回路83はマッピング手段13、34に対応し、多値変調器165は変調手段14、35に対応し、図示されない復調器は復調手段41、51に対応し、枝メトリック計算部91、ACS部92、パスメトリックメモリ93およびパスメモリ94は復号化手段42、52および逆マッピング手段43、53に対応する。
【0040】
以下、請求項1に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。
送信装置80では、繰り返し符号器81は、予め決められた整数rに対する符号化率1/rの繰り返し符号化処理をビットa に施し、rビットの符号語(以下、「繰り返し符号語」という。)を順次生成する。
また、畳み込み符号器82は、トレリス線図の単一のブランチ(枝)によって示されるべきシンボルの数Nと上述した整数rとに対して
r′=r/N
の式で与えられる実数r′と情報ブロック長kとに対してビット長r′kのビットb〜bi+rk−1(i=1、2、…) に、符号ブロック長nに対する符号化率R(=k/n) と、拘束長Kとに基づく畳み込み符号化処理を順次施すことにより、語長r′nの符号語(以下、「畳み込み符号語」という。)c〜cl+rn−1(l=1、r′n、…) を生成する。
【0041】
マッピング回路83は、上述した繰り返し符号語と畳み込み符号語とを集合分割法に基づいてそれぞれ最上位ビットと後続する下位ビットとに割り付けることにより、
r+r′n=Mr
の式が成立する数Mに対して信号点の数が2 である多値変調方式によって伝送可能なrシンボル分のデータを生成する。
【0042】
さらに、このようにしてデータが生成される過程では、マッピング回路83は、各ビットレベルl において、最小二乗ユークリッド距離d Emin(l)が信号点間距離Δ 、符号化レベル(符号の最小距離)dmin(i)に対して
Emin(l)=Δ・dmin(i)
の式が成立する値に設定する。
【0043】
多値変調器165は、上述したようにマッピング回路83によって生成されたシンボルの値に応じて搬送波信号を8相PSK変調することにより搬送波信号を生成するが、このような変調方式の下では、信号点間距離がそれぞれΔ ≒0.58、Δ =2であるから、最小二乗ユークリッド距離d Emin の値は「8」となり、かつ符号化レベルdmin(1)、dmin(2)の値はそれぞれ「14」、「4」となる。
【0044】
これらの条件は、例えば、繰り返し符号化が「1/14」の符号化率で行われ、かつ畳み込み符号化が「3/4」の符号化率と「4」の拘束長とで行われる場合に成立する。
さらに、このようにして繰り返し符号化と畳み込み符号化とが行われる場合には、帯域効率(r′k+1)/r は、トレリス符号化方式とブロック符号化方式とにおける同様の帯域効率(=2ビット/シンボル)より20パーセント程度小さい約1.57ビット/シンボルとなるが、上述した最小二乗ユークリッド距離d Eminの値「8」が従来例のトレリス符号化方式とブロック符号化方式における同様の値の2倍の値となるので、さらに1.5デシベル程度の符号化利得が得られる。
【0045】
また、本方式は非符号化ビットレベルをもたず、かつ最尤復号を行うため、特にフェージングチャネルにおける特性劣化が抑えられ、従来方式との性能差はさらに大きくなる。
一方、受信装置90では、枝メトリック計算部91は、上述した送信波信号によって与えられる符号系列のトレリス線図を示す情報が予め与えれ、復調部によって得られた受信系列に対して時点t の各状態S ないし時点(t+1)の状態S に至る全ての枝bijの枝メトリックを算出する。ACS部92は、このような全ての枝について
(1) 枝bijについて、時点tの状態S の生き残りパスpi,tのメトリックλi,tとの和をとり、
(2) 時点t+1の状態S 毎に、その状態S に至る全てのパスに対して上記(1)で求められた和を比較し、最小値を与える生き残りパスpi,t と枝bijとの組み合わせを選択すると共に、
(3) その生き残りパスpi,t と枝bijとを連結するパスを状態S の生き残りパスpi,t+1 として求め、
λi,t+1=λi,t+λ(y,bij
の式に示す算術演算を行うことによりメトリックを更新する。なお、このような演算の過程では、パスメモリ94は各状態の生き残りパスを記憶し、かつパスメトリックメモリ93は上述したように更新されたメトリックを記憶して後続する受信系列に応じてACS部92が行う同様の演算の対象を与える。
【0046】
すなわち、パスメモリ94の出力には選択された枝の列に対応した復号結果が得られるが、枝メトリック計算部91およびACS部92が行う演算の基準となるトレリス線図は、図4に示すように、繰り返し符号がとる論理値の値に個別に対応した2つの同じサブトレリス線図の組み合わせとして与えられる。
したがって、本実施形態によれば、繰り返し符号化方式と畳み込み符号化方式との組み合わせからなる簡単な構成により確実に符号化変調方式が実現され、かつ受信端は復号化処理に際して確実に最尤復号化(ビタビ復号化)方式が適用されると共に、図5に○印と□印とで示すように、伝送品質が異なる2つの伝送チャネルが形成される。
【0047】
以下、請求項2、4に記載の発明に対応した実施形態について説明する。
請求項2、4に記載の発明に対応した実施形態と請求項1に記載の発明に対応した実施形態との構成の相違点は、送信装置80は繰り返し符号器81と畳み込み符号器82との前段に分離部84が備えられ、受信装置90にはパスメモリ94の後段に合成部95が備えられた点にある。
【0048】
なお、本実施形態と図1および図2に示すブロック図との対応関係については、分離部84は分離処理手段21に対応し、合成部95は逆マッピング手段43に対応し、その他の各部の対応関係については、請求項1に記載の発明に対応した実施形態における対応関係と同様であるから、ここではその説明を省略する。以下、図3を参照して請求項2、4に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。
【0049】
送信装置80では、分離部84は、伝送情報との同期をとりつつその伝送情報を順次取り込む。さらに、分離部84は、このような伝送情報の形式(例えば、フレーム構成)とその形式の下で確保されるべきビット誤り率の上限値の組み合わせとに基づいて個々の伝送情報に含まれるビットを2つのグループ(ここでは、簡単のため上述したビットaのみからなるグループと、ビットb〜b24からなるグループであると仮定する。)に分割してそれぞれ繰り返し符号器81と畳み込み符号器82とに与える。なお、繰り返し符号器81、畳み込み符号器82、マッピング回路83および多値変調器165の動作については、請求項1に記載の発明に対応した実施形態における動作と同様であるから、ここではその説明を省略する。
【0050】
一方、受信装置90では、合成部95は、パスメモリ94を介して得られた復号結果を順次取り込み、上述した形式に基づいてその復号結果を分割することにより伝送情報を復元する。なお、枝メトリック計算部91、ACS部92、パスメトリックメモリ93およびパスメモリ94の動作については、請求項1に記載の発明に対応した実施形態における動作と同様であるから、ここではその説明を省略する。
【0051】
このように本実施形態によれば、分離部84と合成部95との連係の下で、伝送情報の形式やその形式の下で確保されるべきビット誤り率の上限値の組み合わせに適応しつつ請求項1に記載の発明が確実に適用される。
したがって、伝送情報の形式に柔軟に適応しつつ、符号化利得が高められる。
以下、請求項3、5に記載の発明に対応した本実施形態について説明する。
【0052】
請求項3、5に記載の発明に対応した実施形態と請求項2、4に記載の発明に対応した実施形態との構成の相違点は、送信装置80には分離部84に代えて分離部85が備えられ、受信装置90には合成部95に代えて合成部96が備えられた点にある。
なお、本実施形態と図1および図2に示すブロック図との対応関係については、分離部85は分離処理手段31に対応し、合成部96は逆マッピング手段53および語長補正手段54に対応し、その他の各部の対応関係については、請求項1に記載の発明に対応した実施形態における対応関係と同様であるから、ここではその説明を省略する。
【0053】
以下、図3を参照して請求項3、5に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。
送信装置80では、分離部85には、ビット誤り率の許容可能な上限が異なる2つのフィールドからなるフレーム(あるいはセル)の単位に伝送情報が分割されて与えられる。分離部85は、これらのフレームを順次同期をとりつつ取り込むと共に、このようなフレームの個々に以下の手順に基づいて処理を施す。
【0054】
(1) 上述した2つのフィールドの内容を分離し、かつそれぞれ配列α、βとして蓄積すると共に、
(2) 繰り返し符号器81と畳み込み符号器82とに符号化の対象として与えられるものとして対応付ける。
(3) このようにして分離された各フィールドについて、繰り返し符号器81が行う繰り返し符号化の対象となるべきビットの数Aと、畳み込み符号器82が行う畳み込み符号化の対象となるべきビットの数Bと、既述の実数r′と、情報ブロック長kとに応じてガウスの記号[]の下で
M=max(A、[B/r′k])
の式で示される整数Mに対して、(M−A)ビットの疑似ビットを配列αの末尾(伝送情報を構成する末尾のビットが格納された領域に隣接する領域)に順次書き込み、かつ((M−B/r′k)・r′k)ビットの疑似ビットを配列βの末尾(伝送情報の末尾のビットが格納された領域の隣接領域)に順次書き込む。
【0055】
なお、これらの疑似ビットの論理値については、簡単のため、何れも「0」であると仮定する。
さらに、分離部85は、このような処理の下で配列α、βの内容が確定すると、これらの配列を昇順に参照しつつ配列αをからは1ビットずつ、かつ配列βからはr′kビットずつ読み出して順次繰り返し符号器81と畳み込み符号器82とに与える。
【0056】
なお、繰り返し符号器81、畳み込み符号器82、マッピング回路83および多値変調器165の動作については、請求項1に記載の発明に対応した実施形態における動作と同様であるから、ここではその説明を省略する。
一方、受信装置90では、合成部96は、パスメモリ94を介して得られた復号結果を順次取り込み、上述したように分離部85によって施された一連の処理(手順(1)〜(4)で示される。)と反対の処理を行うことにより伝送情報を復元する。なお、枝メトリック計算部91、ACS部92、パスメトリックメモリ93およびパスメモリ94の動作については、請求項1に記載の発明に対応した実施形態における動作と同様であるから、ここではその説明を省略する。
【0057】
このように本実施形態によれば、分離部85と合成部96との連係の下で、伝送情報を構成するフレームに含まれるフィールドの配置やサイズに柔軟に適応しつつ請求項1に記載の発明と同様にして符号化変調が行われるので、請求項2、4に記載の発明に対応した実施形態よりさらに伝送情報の形式に対する柔軟性が高められ、かつ同様にして帯域効率と符号化利得とが高められる。
【0058】
なお、上述した各実施形態では、繰り返し符号化に併せて畳み込み符号化が行われているが、本発明はこのような畳み込み符号化方式に限定されず、トレリス線図の構成の複雑化が許容されたり復号過程で信号空間における直交性が利用可能であり、かつ復号処理に要する処理量の増加が許容可能な程度に抑えられるならば、例えば、木符号化が代わって行われてもよい。
【0059】
また、このような畳み込み符号化および木符号化については、受信系において十分な線形受信の下で軟判定が行われるならば、ブロック符号化が代替の符号化方式として適用されてもよい。
さらに、上述した各実施形態では、PSK変調方式が適用されているが、本発明はこのような変調方式に限定されず、所望の信号配置に基づいて符号化変調が実現されるならば、例えば、FSK変調方式やASK(QAM)変調方式が適用されてもよい。
【0060】
また、上述した各実施形態では、信号配置については何ら記述されていないが、このような信号配置については、集合分割法に基づくマッピングが可能であり、かつ送信波の先頭電力の増加に起因する伝送効率の低下が許容可能な範囲に抑えられるならば、如何なるものであってもよい。
【0061】
【発明の効果】
上述したように請求項1に記載の発明では、従来例に比べてビット誤りが軽減され、かつ復号遅延が圧縮されると共に単純な処理手順に基づく効率的な最尤復号化が可能となる。
【0062】
請求項2に記載の発明では、伝送単位を構成する各ビットは所望の符号化レベルに個別に対応しつつ確実に符号化変調され、かつ請求項1に記載の発明と同様にして、従来例よりビット誤りが抑圧されると共に、単純な処理手順に基づく効率的な最尤復号化が可能となる。
請求項3に記載の発明では、伝送単位は、所望の符号化レベル毎に適応した値に語長が補正された後に確実に符号化変調されるので、多様な形式の伝送情報がこのような符号化変調の方式の下で送信され、かつ受信端では、請求項1および請求項2に記載の送信装置と同様にして、従来例よりビット誤りが抑圧されると共に、単純な処理手順に基づく効率的な最尤復号化が可能となる。
【0063】
請求項4、5に記載の発明では、請求項2、3に記載の送信装置に無線伝送路を介して対向する受信端において、その無線伝送路を介して到来した受信波からこのような受信波によって示される伝送情報(伝送単位)が確実に復元される。したがって、これらの発明が適用された無線伝送系では、無線周波数の利用効率が高く維持されると共に、所望の符号化レベルで複数の無線伝送路が安価にかつ確実に形成され、かつ伝送情報の内容、形式、伝送容量、伝送品質その他の多様性に柔軟に適応した伝送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3に記載の発明の原理ブロック図である。
【図2】請求項4、5に記載の発明の原理ブロック図である。
【図3】請求項1〜5に記載の発明に対応した実施形態を示す図である。
【図4】本実施形態により生成された符号系列のトレリス線図である。
【図5】本実施形態によって得られる伝送品質を示す図である。
【図6】符号化変調方式に適応した送信装置の構成例を示す図(1) である。
【図7】集合分割法に基づく信号点の割り付けを説明する図である。
【図8】符号化変調方式に適応した送信装置の構成例を示す図(2) である。
【図9】従来例において生じる処理遅延を説明する図である。
【符号の説明】
11、32 繰り返し符号化手段
12、33 木符号化手段
13、34 マッピング手段
14、35 変調手段
21、31 分離処理手段
41、51 復調手段
42、52 復号化手段
43、53 逆マッピング手段
54 語長補正手段
80 送信装置
81 繰り返し符号器
82 畳み込み符号器
83 マッピング回路
84、85 分離部
90 受信装置
91 枝メトリック計算部
92 ACS部
93 パスメトリックメモリ
94 パスメモリ
95、96 合成部
165 多値変調器
166 符号化器
170 直−並列変換部
171 符号器
172 マッピング部
173 変調器

Claims (5)

  1. 一定の語長で伝送情報が分割されてなる伝送単位の内、1ビットを予め決められた整数rの逆数に等しい符号化率で繰り返し符号化し、繰り返し符号列を生成する繰り返し符号化手段と、
    前記伝送単位の内、前記1ビット以外の複数ビットを情報ブロック長kと符号ブロック長nとに対して(k/n)で与えられる符号化率で木符号化し、木符号列を生成する木符号化手段と、
    前記繰り返し符号化手段によって生成された繰り返し符号列と前記木符号化手段によって生成された木符号列との組み合わせに、合分割法に基づいてマッピングを施すマッピング手段と、
    前記マッピング手段によって前記マッピングが施された組み合わせに基づいて搬送波信号を多値変調して送信波信号を生成し、その送信波信号を無線伝送路に送信する変調手段とを備え、
    前記一定の語長は、
    前記木符号列の系列を示すトレリス線図の単一のブランチで示される伝送シンボルの数Nと、前記整数rと、前記情報ブロック長kとに対して(1+rk/N)ビットであり、
    前記変調手段は、
    前記搬送波信号を2(1+n/N)値で多値変調する
    ことを特徴とする送信装置。
  2. 請求項1に記載の送信装置において、
    前記伝送単位は、
    ビット誤り率の許容可能な上限値の順に対応した1ビットと複数ビットとの組み合わせをなす形式で与えられ、
    前記伝送単位を前記形式に基づいて分割することにより前記1ビットと前記複数ビットに分離し、それぞれ前記繰り返し符号化手段と前記木符号化手段とに与える分離処理手段を備えた
    ことを特徴とする送信装置。
  3. ビット誤り率の許容可能な上限値の順に対応したAビットとBビットとの和に等しい語長(A+B)で伝送情報が分割されてなる伝送単位を取り込み、その伝送単位の形式に基づいてこれらのAビットとBビットとを分離してそれぞれに第一の疑似ビットと第二の疑似ビットとを付加することにより、第一のビット列と第二のビット列とを生成する分離処理手段と、
    前記分離処理手段によって生成された第一のビット列から1ビットずつ抽出して予め決められた整数rの逆数に等しい符号化率で繰り返し符号化し、繰り返し符号列を生成する繰り返し符号化手段と、
    前記分離処理手段によって生成された第二のビット列から一定の数のビットずつ抽出し、情報ブロック長kと符号ブロック長nとに対して(k/n)で与えられる符号化率で木符号化して木符号列を生成する木符号化手段と、
    前記繰り返し符号化手段によって生成された繰り返し符号列と前記木符号化手段によって生成された木符号列との組み合わせに、合分割法に基づいてマッピングを施すマッピング手段と、
    前記マッピング手段によって前記マッピングが施された組み合わせに基づいて搬送波信号を多値変調して送信波信号を生成し、その送信波信号を無線伝送路に送信する変調手段とを備え、
    前記第一の疑似ビットの数は、
    前記木符号列の系列を示すトレリス線図の単一のブランチで示される伝送シンボルの数Nおよびガウスの記号[]に対して{max(A、[BN/rk])−A}であり、
    前記第二の疑似ビットの数は、
    ガウスの記号[]に対して{max(A、[BN/rk])−BN/rk}・rk/Nであり、
    前記一定の数は、rk/Nであり、
    前記変調手段は、
    前記搬送波信号を2(1+n/N)値で多値変調する
    ことを特徴とする送信装置。
  4. 請求項2に記載の送信装置から無線伝送路を介して到来した受信波を復調して受信系列を得る復調手段と、
    前記復調手段によって得られた受信系列を最尤復号化して復号シンボル列を生成する復号化手段と、
    前記復号化手段によって生成された復号シンボル列を取り込み、その復号シンボル列に前記送信装置を構成するマッピング手段によって施された集合分割の形態に適応する逆マッピングを施すことにより、伝送単位を復元する逆マッピング手段と
    を備えたことを特徴とする受信装置。
  5. 請求項3に記載の送信装置から無線伝送路を介して到来した受信波を復調して受信系列を得る復調手段と、
    前記復調手段によって得られた受信系列を最尤復号化して復号シンボル列を生成する復号化手段と、
    前記復号化手段によって生成された復号シンボル列を取り込み、その復号シンボル列に前記送信装置を構成するマッピング手段によって施された集合分割の形態に適応する逆マッピングを施すことにより、その送信装置を構成する分離処理手段によって生成された第一のビット列と第二のビット列とを復元する逆マッピング手段と、
    前記逆マッピング手段によって得られた第一のビット列と第二のビット列を取り込み、これらのビット列に前記分離処理手段によって付加された疑似ビットを除去して伝送単位を復元する語長補正手段と
    を備えたことを特徴とする受信装置。
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