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JP3638982B2 - 携帯背負運搬具 - Google Patents
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】
本発明は携帯背負運搬具に関し、詳細には、大きな荷物や重い荷物を結束して背負うことによりそれらの荷物の運搬を容易にする携帯背負運搬具に関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】
大きな荷物や重い荷物等を運搬する場合には、それらの荷物を手に持つよりも背負って運搬する方が楽なことは周知の事実である。
【0005】
このため、荷物を背負って運搬するタイプのものとして、リュックサックやしょいこ等がある。
【0006】
しかし、日常生活においては、お年寄りや主婦が買い物や旅行等に行く場合には、比較的荷物が少ないので、わざわざリュックサック等を使用することはほとんどなく、一般には買い物袋やスポーツバッグ等を使用している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そのため、多くの買い物をしたり旅先でお土産等を多量に購入した場合には、荷物が増えて重くなるため、手で持つことが困難になる。
【0009】
予めこのような事態を想定し、リュックサック等を用意して行くことも可能ではあるが、リュックサック等は畳んで持参してもそれ自体が重くかさばって邪魔になり、一方、買い物や旅行等に行く際に、最初からほとんど空のリュックサック等を背負って行くことは煩わしく体裁の悪いものである。
【0010】
その上、リュックサック等は、収納する物の形や大きさに制限があるので、予定外の大きさの買い物等をした場合には、対応できない。
【0011】
従って、本発明の目的は、携帯時に軽量でかさばらず、装着時には各種大きさや形状の荷物であっても極めて容易に取り付けることができ、使用中に荷崩れをおこすことのない、携帯背負運搬具を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の課題を解決するための手段は、下記のとおりである。
【0014】
第1に、荷物結束用の結束ベルトに、背負い用の背負ベルトを取り付けた、携帯背負運搬具。
【0015】
第2に、2本の荷物結束用の結束ベルトに、各々背負い用の背負ベルトを取り付けると共に、荷物支部材を取り付けた、携帯背負運搬具
【0016】
第3に、2本の荷物結束用の結束ベルトに、各々背負い用の背負ベルトを取り付けると共に、荷物支部材と連結材とを取り付けた、携帯背負運搬具。
【0017】
第4に、2本の荷物結束用の結束ベルトに、各々背負い用の背負ベルトを取り付けると共に、荷物支部材を移動自在に取り付けた、携帯背負運搬具。
【0018】
第5に、2本の長さ調節可能な荷物結束用の結束ベルトに、各々背負い用の背負ベルトを取り付けると共に、背負った際の背負ベルトの上側の取り付け位置に連結材を取り付け、更に、背負った際の背負ベルトの下側の取り付け位置より外側に、荷物支部材を取り付けた、携帯背負運搬具。
【0019】
ここで、結束ベルトや背負ベルトは、重い荷物を支えることができる程度の強靱な材質のものであればよく、また形状は特に帯状に限定されない。
【0020】
なお、結束ベルトや背負ベルトの本数は、通常は、各2本とするが、これに制限されるものではない。
【0021】
従って、結束ベルトの本数は、1本又は3本以上であってもよく、例えば、1本の結束ベルトによる場合は、結束ベルトの幅を、荷物がずり落ちない程度以上の幅とすることが好ましく、特に、荷物の底と接触する部分の面積を他より広くなるような幅とし、全体として台形状のものとすることがより好ましい。
【0022】
また、結束ベルトや背負ベルトの色には特に限定はなく、例えば、荷物の色に合わせて各種の色彩を適宜採用することができる。
【0023】
【作用】
【0024】
本発明の携帯背負運搬具によれば、荷物は結束ベルトで結束されたまま、背負ベルトによって背負われた状態で運搬される。
【0025】
【実施例】
【0026】
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施例について説明する。
【0027】
図1は本発明の携帯背負運搬具の一実施例の平面図、図2は図1の携帯背負運搬具の使用状態を示す斜視図、図3は携帯背負運搬具の他の実施例の使用状態を示す斜視図、図4は携帯背負運搬具の更に他の実施例の使用状態の正面図、図5は携帯背負運搬具の更に他の実施例の使用状態の正面図である。
【0028】
図1及び図2に示す携帯背負運搬具は、平行する2本の長さ調節可能な荷物結束用の結束ベルト1に、各々背負い用の背負ベルト2を取り付けると共に、背負った際の背負ベルト2の上側の取付部2aに、肩幅より狭い長さの連結材3を取り付け、更に、背負った際の背負ベルト2の下側の取付部2bより外側(図1では下側)に、荷物支部材4を取り付けたものである。
【0029】
本実施例では平行する2本の結束ベルト1同士の間隔は、結束ベルト1の中心線の位置において、13cm程度離れるように設定されている。
【0030】
結束ベルト1は、幅30mm、長さ120cm程度のベルト本体11の上側端に、雌型バックル12を取り付け、他端側に、雌型バックル12と着脱自在に組み合う雄型バックル13を取り付けたものである。
【0031】
雄型バックル13は、荷物の形状に対応して結束ベルト1の長さ調節を可能にする部分でもあり、結束ベルトの余剰部分1aが長くなるように調節すると、結束ベルト1の結束部分の長さが短くなる。
【0032】
背負ベルト2は、幅30mm、長さ48cm程度の肩当て部分となる第1ベルト21と、幅30mm、長さ28cm程度の長さ調節部分となる第2ベルト22とを、接続バックル23で接続したものであり、図示は省略するが、第1ベルト21の裏面にクッション材等を取り付け、肩への当たりを和げることもできる。
【0033】
ここで、第1ベルト21の上端側は、背負ベルト2の結束ベルト1への上側の取付部2aとなり、その反対側には、接続バックル23が取り付けられている。
【0034】
一方、第2ベルト22の下端側は、背負ベルト2の結束ベルト1への下側の取付部2bとなり、その反対側は、接続バックル23に長さ調節可能に取り付けられている。
【0035】
背負ベルト2の長さは、接続バックル23の箇所で、第2ベルト22の余剰部分22aの長さを調節することで、荷物を背負う人の体型等に合わせて調節することができる。
【0036】
なお、図示は省略するが、第1ベルト21と第2ベルト22との幅は異なるものとすることもでき、例えば、第1ベルト21の幅を第2ベルト22の幅(30mm程度)より広く50mm程度にした場合には、肩への加重の分散を図ることができる。
【0037】
連結材3は、一方の結束ベルト1と他方の結束ベルト1とを連結し、2本の結束ベルト1の上端側の間隔が開いて荷物を背負った状態が不安定になることを防ぐためのものであり、その両端は、結束ベルト1と背負ベルト2との間に挟み込んだ状態で縫い付けられている。
【0038】
本実施例による連結材3は、幅30mm、長さ15cm程度の細長片で形成されているが、これに限定されるものでない。
【0039】
例えば、図3に示す他の実施例のように、連結材3を台形状の山型片で形成することもできる。
【0040】
この図3の連結材3によると、荷物の重さが左右に偏っている場合でも、両肩に均等に荷重を分配できる。
【0041】
荷物支部材4は、背負った際に、荷物の底部を支えると共に、2本の結束ベルト1の下端側の間隔が開いて荷物の状態が不安定になることを防ぐものであり、本実施例の荷物支部材4は、縦16cm、横28cm程度の長方形状の布の両側端を4cm程度折り返して筒状に縫い、該筒状部分に結束ベルト1を通したものである。
【0042】
従って、荷物支部材4は、結束ベルト1に沿ってスライド自在に取り付けられており、荷物の形状に合わせて容易に移動させることができるものである。
【0043】
次に、上記の携帯背負運搬具の使い方について説明する。
【0044】
まず、旅行等に行く際、本発明の携帯背負運搬具を携帯する場合は、これを小さくまとめて、荷物の片隅等に入れて持ち歩くことができる。
【0045】
このように本発明の荷物運搬具は、携帯するときには、小さくまとめることができるのでかさばらず、また、軽量なので、旅行等に行く際にバック等に入れておいても邪魔にならない。
【0046】
例えば、旅先でお土産を大量に購入し、荷物が増えた場合には、本発明の携帯背負運搬具を取り出し、まず、荷物支部材4で荷物の底を支えつつ、雌型バックル12に雄型バックル13を差し入れるようにして雌型バックル12と雄型バックル13とを組み合わせ、2本の結束ベルト1で、荷物を結束する。
【0047】
この際、荷物の大きさや形状に応じて結束ベルトの余剰部分1aの長さを引っ張って調節することで、結束ベルト1によって1個または複数個の荷物をしっかりと結束することができる。
【0048】
次に、結束ベルト1と背負ベルト2との間に、手を通すことで、結束ベルト1によって結束されたままの荷物を背負い、この状態で荷物の運搬を行う。
【0049】
この際、背負う人の体格等に合わせて、背負ベルト2の第2ベルト22の余剰部分22aを引っ張って調節することで、誰でも安定した状態で荷物を背負うことができる。
【0050】
上記の実施例以外にも、図4に示す他の実施例のように、背負った状態における背負ベルト2の広がり防止と荷物の安定のために、背負ベルト2の第1ベルト21の部分に第1間隔保持ベルト25を取り付けると共に、背負ベルト2の第2ベルト22の部分に第2間隔保持ベルト26を取り付けることもできる。
【0051】
ここで、第2間隔保持ベルト26によると、腰部におけるベルト間の幅の広がりを防止するのみではなく、一定の荷重を腰部で支えることになるので、肩への負担が若干軽減され、より楽に荷物を運搬することができるようになる。
【0052】
上記の実施例以外にも、図5に示す更に他の実施例のように、2本の背負ベルト2を、前面の交差具5の部分で交差するように取り付けることもできる。
【0053】
このように2本の背負ベルト2が前面で交差したものは、重い荷物をより楽に背負うことができるとともに、2本のベルトの横方向への広がりを完全に防止することができ、長時間の輸送に適したものである。
【0054】
この場合にも、背負った状態における背負ベルト2の広がり防止と荷物の安定のために、背負ベルト2の第2ベルト22の部分に第2間隔保持ベルト26を取り付けることもできる。
【0055】
このように、本発明の携帯背負運搬具によれば、行きに荷物の少ないときはリュック等を背負う煩雑さを回避して、通常の手提げバックのみで簡便に出かけることを可能にし、帰りに荷物が増えたときにのみ、大きなまたは重い荷物を肩に背負うことで、楽に運搬することができる。
【0056】
また、本発明の携帯背負運搬具を用いると、荷物の大きさ、形状、数量等にかかわらず、通常の手提げ用の荷物やバック等であっても、それらを背負うことで楽に運搬することが可能になる。
【0057】
【発明の効果】
【0058】
本発明の携帯背負運搬具は、携帯時に軽量でかさばらず、装着時には各種大きさや形状の荷物であっても極めて容易に取り付けることができ、使用中に荷崩れをおこすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯背負運搬具の一実施例の平面図
【図2】図1の携帯背負運搬具の使用状態を示す斜視図
【図3】携帯背負運搬具の他の実施例の使用状態を示す斜視図
【図4】携帯背負運搬具の更に他の実施例の使用状態の正面図
【図5】携帯背負運搬具の更に他の実施例の使用状態の正面図
【符号の説明】
1 結束ベルト
1a 結束ベルトの余剰部分
11 ベルト本体
12 雌型バックル
13 雄型バックル
2 背負ベルト
2a 上側の取付部
2b 下側の取付部
21 第1ベルト
22 第2ベルト
22a 第2ベルトの余剰部分
23 接続バックル
25 第1間隔保持ベルト
26 第2間隔保持ベルト
3 連結材
4 荷物支部材
5 交差具

Claims (1)

  1. 2本の長さ調節可能な荷物結束用の結束ベルトに、各々背負い用の背負ベルトを取り付けると共に、背負った際の背負ベルトの上側の取り付け位置に連結材を取り付け、更に、背負った際の背負ベルトの下側の取り付け位置より外側に、荷物支部材を取り付けた、携帯背負運搬具。
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