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JP3643083B2 - フィルター成形体の成形金型及びフィルター成形体の製造方法 - Google Patents
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フィルター成形体の成形金型及びフィルター成形体の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、活性炭と高分子量で低メルトインデックスの重合体結合材の混合原料を充填して、フィルタ成形体を製造する成形金型とフィルタ成形体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
この従来のフィルタ成形体の製造方法については、本出願人から特開2001−187305号公報が提案してある。これによれば、図5に示すように、先ず成形金型6は、図5(a)の様に底型10と外型9と上型8から成り、中央部の中型は底型に固着した一体構造で構成されていた。
【0003】
また前述の構成で形成された成形体の脱型方法は、成形金型6を十分に冷却した後に、底型10を引き抜き、図(b)の様に中実状の上型8にて押し抜きフィルター成形体1を脱型する事を特徴とするものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この成形金型に充填した所定量の混合原料を加熱しながら重合体結合材を流動状態にし、上型自重でこれら混合原料を圧縮して成形金型内面で形成される。この加熱に当たって、成形金型6は均一に加熱昇温して均一に混合原料を加熱しないと成形体内のポーラス密度が不均一に成る不具合があった。
【0005】
この事から内部混合原料を均一に加熱昇温させる上で、例えば図4に示す外型の内径とほぼ同じの外径を有した中実状のパイプ形状の上型では昇温時間がかかり温度分布差が大きくなる問題があった。
【0006】
これに加えて上型嵌挿時の芯合わせの単純化や、混合原料を成形金型に充填する際に中空状の中型内に粉をこぼしてしまう改善や、成形後の型内の成形体脱型の際の作業性に優れて、且つ発生した成形バリの処理し易い等の金型改良が望まれていた。
【0007】
本発明の目的は、以上のような成形金型の構造や成形金型の取扱に係わる諸問題を改善するものであり、製造されるフィルタ成形体の高品質化と原価低減に結びつくフィルタ成形体用の成形金型及びフィルタ成形体の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決する本願請求項1記載のフィルタ成形体の製造金型の発明では、水から汚染物質を除去する水処理器に用いる活性炭を固化したフィルタ成形体の製造金型において、その円筒状外面を形成する筒状の外型と、外型の内周面に嵌挿自在で成形体の上面を形成する上型と、外型の内周面に嵌挿自在で中心に組立穴を設けて成形体の下面を形成する底型と、その底型の組立穴に脱着自在に嵌入して成形体の中心に貫通穴を形成する筒状の中型とから成り前記中型が軸線方向に抜き勾配を備えていることを特徴とする。とりわけ成形金型組立や脱型作業性並びに成形品質向上への対応を可能とすることにある。
【0009】
この請求項1の構成によれば、底型と中型が分割出来るから、とりわけ筒状の成形体の中心軸に埋め込んだ状態に形成されて、この成形体が成形収縮して食らいついた状態に成った中型を、先ずは底型から分離させて取り扱うことが出来るから脱型への対応がやりやすい。しかも、成形体が成形収縮してその中心軸に食らいついた状態の中型を脱型するに際して、打ち抜き距離が最小に出来るから最小の一撃で緩めることが出来る。
【0010】
請求項2記載のフィルター成形体の製造金型の発明では、水から汚染物質を除去する水処理器に用いる活性炭を固化したフィルター成形体の製造金型において、その円筒状外面を形成する筒状の外型と、外型の内周面に嵌挿自在で成形体の上面を形成する上型と、外型の内周面に嵌挿自在で中心に組立穴を設けて成形体の下面を形成する底型と、その底型の組立穴に脱着自在に嵌入して成形体の中心に貫通穴を形成する筒状の中型とから成り、前記中型の上端部に脱着自在の入れ子を有している。これによれば、中型の上端に入れ子を装着することで、パイプ状の開孔した中型の頂部に密栓出来て、筒状の外型の中心に外型の上端から更に突き出した状態と出来るから、上型の嵌入に当たっては上型の中心穴をこの入れ子に串刺しする状態で落とし込めば筒状の外型の内周面との芯合わせが出来る。また取り外しができるから外型の上面から突き出さすこともなく上面からの加圧時や型収容時等の出っ張りが解消出来た。
【0011】
請求項3記載のフィルター成形体の製造金型の発明では、請求項1または2の構成において、前記成形体の上面を形成する上型が、その加圧成型時の下降端で外型の上端面に当接する鍔をそなえてある。これによれば、成型時の金型閉め切り高さに狂いが発生しない。また閉め切り時の面倒れが阻止出来て成形体の仕上がり精度の向上に対応出来る。
【0012】
【0013】
請求項4記載のフィルター成形体の製造金型の発明では、請求項1又は2の構成において、前記成形体の上下面のそれぞれの外周縁を形成する前記上型並びに前記底型の外周部に、リング状の凸山を設けてある。これによれば外型内周面と上型の下面、並びに外型内周面と底型の上面に出現する型合わせ隙間部に、このリング状の凸山が位置して筒状のフィルター成形体の上下面のコーナーを切り欠いた成形が出来る。
【0014】
請求項5記載のフィルタ成形体の製造方法の発明では、水から汚染物質を除去する水処理器に用いる活性炭を固化したフィルター成形体を分割型を用いて成形する製造方法において、外型と底型と中型とを組み立てて中型の上端部に入れ子を装着して型内に混合原料を投入し加震し充填した後に、上型を被せて入れ子を外して加熱し上型の鍔が外型の上端面に当接するように加圧をし、冷却した後、少なくとも成形体を串刺しにした中型と一体で外型から抜き取る事を特徴としている。
【0015】
この製造方法によれば、先ず底型と中型が分割出来るから、少なくとも中型に串刺しにされた成形体と一体で外型から抜き外せるし、中型には抜き勾配を設けたことから成形体の軸芯に位置する中型の脱型が容易になった。また中型上端部に入れ子を別体で取り外し可能に設けたことから混合原料を投入時に中空のパイプ状の中型に密栓が出来て、且つ中心に貫通穴を有して中型に嵌挿する上型を、外型に嵌込みの際に芯出し案内が出来る。更に上型に鍔を設けて外型の上端面に突き当てて加圧下降限に設定出来るから、加圧終了位置のバラツキを阻止する対応が出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のフィルタ成形体用の成形金型及びフィルタ成形体の製造方法の一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。これに先立ち、先ずフィルタ成形体1そのものに関して図6、7を用いて概説する。
【0017】
本発明の製造方法によって得られる活性炭を固化したフィルター成形体1は、例えば図7に示すような蛇口直結型の水処理器Sに水処理器用フィルター2のフィルターとして使用するものである。水処理器用フィルター2の構造としては、例えば図6(b)、図6(c)に示すように円筒形のフィルター成形体1の外周に濾過層3を被覆して、円筒形のフィルター成形体1の頂面及び底面部分には、キャップ4がかぶさっており、キャップ4は前記フィルター成形体1とは、汚れを含んだ水が通過しないように接着剤で水密性をもって接続されている。
【0018】
また、円筒形のフィルター成形体1は円筒の中心軸に孔5を有している。この水処理器用フィルター2を水処理器Sに取りつけたときの水の流れは、濾過層3側から、水を取り込み、濾過層3で大きなサイズのごみなどの汚れを取った後、フィルター成形体1の円筒断面を通過して残留塩素や有機物を吸着除去し、孔5内に湧き出して水処理器Sの浄水口Jから流出する行程で処理が行われる。
【0019】
本発明の製造方法により得られるフィルター成形体1は、活性炭を高分子量で低メルトインデックスの重合体結合材で固化した多孔質の固体活性炭成形体であり、このフィルター成形体1に水を通すことによって水処理を行うよう構成されたものである。
【0020】
先ずフィルタ成形体1の成形金型6については、熱伝導率の高いアルミやステンレス材を含む鉄等が好適に用いられて耐蝕・耐摩耗処理が施してある。図1にその型割構造と組立状態を表しており、型割は底型10と外型9と中型11と上型8の4点に分割して構成されて、製造ライン上のパレット51上面に配してあるセンタリングピン52上に、中型11の下端穴を嵌挿して位置決めを行っている。
【0021】
この時、図中の入れ子14は作業治具として用いてあり、図3(a)(b)に示す様に、原料Pの投入時並びに上型8の組み付け時に中型11の頂部に着装し、上型8の組み付け後に取り外している。これによってパイプ状の中型11内部への原料Pの侵入が無くなり、上型8の外型9への嵌挿に当たって芯出しに苦労せず楽に組み付けられ、組み付け後の加熱工程では中空状の中型11の頂部から入れ子14が外されて開放されるから、中型11の軸線方向の熱回りが確保出来る事になる。
【0022】
次に成形金型6の組立状態については、図1のように底型10に中型11を挿通してパレット51上に位置決めし、これに外型9をはめ込み、後述の一連の作業工程を経て、上型8を組み付けて図2(b)の様に組立が完結する。
【0023】
続いて、前述の分割された底型10と外型9と中型11と上型8のそれぞれの型の中から、とりわけ本発明に係わる底型10と中型11と上型8について詳述する。
【0024】
先ず底型10については、その最大外径を外型9の内径以内に抑えて、中型11に串刺し状態となって一体化した底型10とフィルタ成形体1と上型8を、外型9から上型8の鍔方向に容易に引き抜ける構成にしてある。
【0025】
この中型11に串刺しにされて一体化したフィルタ成形体1は、取り出しの際には成形して収縮しているから外径や成形長さが、若干小さくなって隙間が出来て外型9内面や底型10と上型8の成形面での離型が比較的容易に出来る。尚、凸リング状の山18については後述する。
【0026】
次に中型11は、図3(d)に示す様に、底型10に嵌挿する軸方向に向かって、その軸径が緩やかなラッパ状に大きくなる抜き勾配15が設けてある。これによって、軸抜け量とともに軸径方向での嵌合隙間が大きくなり嵌合長さが長くて食らいついた本成形体の脱型には好適に対応出来るものである。また中型11は、中空状の軸体形状にすることによって熱回りが良く成るようにしてある。
【0027】
続いて上型8は、図1に示す様に中抜きして中空形状にして下面には中型11を貫通する開口を持った底板を備え、上面には外周周縁部に鍔13を備えた構成にしてある。これによって、成形面の温度分布や昇温速度等の熱回りが改善されて、且つ上型8の重量も肉厚で微調整出来るから、加熱加圧時の上蓋自重による押し蓋作用が好適に与えられる。
【0028】
次に底型10と上型8の成形面の外周縁に設けた本発明に係わる凸リング状の山18について説明する。図4(a)成形金型6での凸リング形状、に示す様に、先ず上型8の底面と外型9の内面で構成するリング状のコーナー部に上型8の底面にリング状に突き出した山18を設けてあり、その大きさは、後述の接着剤のはみ出しと成形バリのはみ出しが吸収できる予め求めた寸法で、概ね三角形状の断面をした山である。同様に底型10の上面と外型9の内面で構成するリング状のコーナー部にも底型8の上面に突き出した山18を設けてある。
【0029】
続いて図4(b)には、前述の成形型5の突き出した山18で成形され上下面にコーナー溝21を有したフィルタ成形体1の部分断面形状と、その上下面に付属キャップ4が接着剤25によって成形体1に一体化された状態を部分断面で表している。このように凸リング状の山18によって成形されたコーナー溝21は、成型時に発生した円周上の成形バリ23と外周部に溢れる余剰の接着剤25を、このコーナー溝21に収容する事により、仕上げが不要な工程造りが出来るようにしてある。
【0030】
次に本発明に係わるフィルタ成形体の製造方法について、図3(a)混合原料投入、(b)上型嵌挿・落とし蓋にして加熱、(c)加熱・加圧・冷却して成形完了、(d)内型脱型、を用いて所定の密度、均一な粒度を有する円筒形状の成形体を成形する手順について詳述する。
【0031】
まず混合原料Pは、活性炭と高分子量で低メルトインデックスの重合体結合材を所定比率で混合攪拌して両者が均質に分散したものである。この時、フィルター成形体1の全域に活性炭が分散して水処理の効果を十分に発揮できるように、活性炭は60メッシュより細かい粒状もしくは粉末ものを、重合体結合材は粒径が約100μm程度のものを用いている。
【0032】
次に図3(a)に示す様に、底型10に中型11を挿入しその底型11の外周に外型9を装着して成形金型6の容器部を組み立て、中型11頂部に先端を細くした入れ子14を装着して、外型9の上部開口面に漏斗42を装着して、計量済の前記混合原料Pを投入する。この際には、中央部の中型頂部には入れ子で密栓してある。
【0033】
所定量充填すると成形後のフィルター成形体高さの150〜200%になる。そして混合原料Pを含む成形金型6を振動装置にて振幅1〜3mm、振動数5〜10回/秒にて5〜10秒振動をおこなって、所定高さの5〜15%増になるまで原料の嵩高さを減少させる。ここで前記の成形後のフィルター成形体高さは、フィルター成形体1のできあがりの高さであり、成形後の冷却時の成形収縮をも勘案したものである。
【0034】
成形金型6を振動させる際に振幅が大きすぎたり、振動数が大きくすぎたりして振動を与えすぎると、混合原料Pが詰まりすぎ所定の密度が得られなくなる。またそれぞれの粒径の違いまた重さの違いにより混合原料Pが分離し均一な成形体1が得られない場合があるので好ましくない。
【0035】
また、逆に振動が不十分であると加熱成形後にて加圧し成形後のフィルター成形体1の高さに調整する際、加圧による調整量が多く成るため加圧時の圧力損失により成形体上下に密度差が生じるばかりでなく、成形金型5内面と原料界面がこすれ目詰まりをおこし、フィルターとしての機能を損なうことになる。
【0036】
次に図3(b)に示す様に、上型8底面の組立穴部を先端が細くなった入れ子に差し込んで挿入してやれば、外型9と内型11との嵌挿時の芯出しが自ずと簡単に出来て型合わせが容易でスムースに下降出来る。
【0037】
続いてオーブン内で180〜260℃にて30〜90min程度加熱し、混合原料P中の重合体結合材を流動状態にする。重合体結合材が流動状態になったところで、成形金型6をオーブンから取り出し、ほぼ下降した上型8の最後をもう一押し下げて加圧し、図2(a)上型落とし蓋状態(b)加熱成形完了状態、に示す様に加圧密着して上型8の鍔13面を外型9の上面に当接させて、図3(c)に示す成形完了状態に至る。
【0038】
次いで成形金型6を十分に冷却し、外型9の成形面では成形収縮し隙間も出来て、引き出しやすくなって、中型11に串刺しされた底型10、フィルタ成形体1、上型8を外型9から一体で脱型して成形体1の両側にある底型10と上型8を取り外す。
【0039】
図3(d)に示す様に、中型11に串刺しされて、成形収縮したフィルタ成形体1が食らいついた中型11をプレスの固定テーブル上の貫通穴に軸径の大きな側を下にしてセットし、上方から中型11の上部を突き押して脱型を行い離型するものである。
【0040】
この様にして所定量の活性炭と重合体結合材を混合し、成形金型6に充填し、加震して嵩高さを均一に調整後、200℃前後の温度にて所定時間加熱した後に、上型8を密着させて、冷却し、脱型することによって粒度が均一で密度を上記のような0.5〜0.65g/cm3の範囲内に調整されたフィルター成形体1を作成することができる。
【0041】
尚、本発明のフィルタ成形体の成形金型及びフィルタ成形体の製造方法では、図1〜図7に示すものに限定されず、例えば次の様な形態をとることが出来る。
1)底型10の中心部への中型11の嵌挿に当たって、上図においては全て貫通方式としているが、中型11を貫通させず途中の深さで突き当て位置決めする形態も可能である。
【0042】
【発明の効果】
請求項1に記載のフィルタ成形体の成形金型では、筒状のフィルタ成形体が成形収縮して食らいついた中型の脱型の前に、先ずは底型から分離出来るから脱型への対応がしやすくなったことから、脱型工数が低減でき少なからず製造原価を低減できた。また型製作に置いて一体加工するロスが省けて、型製作費と保全費が割安に対応できた。更には、中型を脱型するに際して、打ち抜き距離を最小にして最小の一撃で緩めることが出来るから、成形体への脱型時の衝撃を遙かに緩和できて、損傷の心配が排除でき、機械での対応が簡便になった。また中型の損傷も無く成った。
【0043】
請求項2に記載のフィルター成形体の成形金型では、パイプ状の開孔した中型の頂部に密栓出来るから外型に混合原料を投入時にパイプ状の中型に侵入することが無い。また上型を串刺しする状態で落とし込めて筒状の外型の内周面との芯合わせが出来るから、作業性を損なうことなく嵌合隙間を少なくできて成形品質が向上し、作業時間も低減出来た。
【0044】
請求項3に記載のフィルター成形体の成形金型では、成型時の金型閉め切り高さに狂いが発生せず、また閉め切り時の面倒れが阻止出来て成形体の仕上がり精度が向上するから、水処理器への組立嵌合性等の品質の向上が図れた。
【0045】
【0046】
請求項4に記載のフィルタ成形体の成形金型では、リング状の凸山によって筒状のフィルタ成形体の上下面のコーナーを切り欠いた成形が出来から、このリング状のコーナー空隙に発生する円周バリがコーナー内面側に収容できるから、後工程でのキャップ嵌着作業の障害も無く仕上げのロスが排除できた。
【0047】
請求項5に記載のフィルタ成形体の製造方法では、底型と成形体と上型を中型で串刺し状になった一体で外型から抜き外せるから、型高さのある上型を外型の内面中を嵌挿させることがなく、また中型に成形収縮して食らいついたフィルタ成形体は抜き勾配方向に容易にはずれるから型バラシと成形体の離型に要する時間が短縮でき、更に入れ子による中型の密栓と上型の芯出しにより型合わせ時間の短縮、また加圧終了位置のバラツキが無くなったことから成形バラツキが低減できた。従ってこれら型合わせや脱型作業性が向上し、成形バラツキも改善されて製造原価が削減出来た。
【0048】
以上の様に、本願の請求項1〜記載のフィルタ成形体用の成形金型及びフィルタ成形体用の製造装置に係わる発明ではその機能を充分に発揮する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフィルタ成形体用の成形金型をパレット上に組み付けたその中央縦断 面で全体正面図である。
【図2】 本発明のフィルタ成形体用の成形金型で、上型の鍔の機能を表す中央縦断面で ある。
【図3】 本発明のフィルタ成形体の製造方法を説明する工程流れを表す説明図である。
【図4】 本発明のフィルタ成形体用の成形金型で、上型と底型の成形面に設けた凸リン グ状の山の説明図である。
【図5】 従来のフィルタ成形体の製造方法の説明図であり、(a)上型の自重で加圧し成形している状態、(b)成形体の脱型状態を表している。
【図6】 本発明の製造方法によって得られたフィルター成形体とこれを用いた水処理器 用フィルターの説明図、(a)本発明の製造方法によって得られたフィルター成形体の例を示す斜視図、(b)フィルター成形体を用いた水処理器用フィルターの斜視図、(c)前図(b)におけるA−A断面図である。
【図7】 水処理器の断面図である。
【符号の説明】
1 フィルタ成形体
6 成形金型
8 上型

10 底型
11 中型
13 鍔
14 入れ子
18 凸リング状の山
P 混合原料

Claims (5)

  1. 水から汚染物質を除去する水処理器に用いる活性炭を固化したフィルタ成形体の製造金型において、その円筒状外面を形成する筒状の外型と、外型の内周面に嵌挿自在で成形体の上面を形成する上型と、外型の内周面に嵌挿自在で中心に組立穴を設けて成形体の下面を形成する底型と、その底型の組立穴に脱着自在に嵌入して成形体の中心に貫通穴を形成する筒状の中型とから成り、前記中型が軸線方向に抜き勾配を備えていることを特徴とするフィルタ成形体の成形金型。
  2. 水から汚染物質を除去する水処理器に用いる活性炭を固化したフィルター成形体の製造金型において、その円筒状外面を形成する筒状の外型と、外型の内周面に嵌挿自在で成形体の上面を形成する上型と、外型の内周面に嵌挿自在で中心に組立穴を設けて成形体の下面を形成する底型と、その底型の組立穴に脱着自在に嵌入して成形体の中心に貫通穴を形成する筒状の中型とから成り、前記中型の上端部に脱着自在の入れ子を有していることを特徴とするフィルタ成形体の成形金型。
  3. 前記成形体の上面を形成する上型が、その加圧成形時の下降端で外型の上端面に当接する鍔を有している請求項1または2に記載のフィルタ成形体の成形金型。
  4. 前記成形体の上下面のそれぞれの外周縁を形成する前記上型並びに前記底型の外周部に、リング状の凸山を設けてある請求項1又は2に記載のフィルタ成形体の成形金型。
  5. 水から汚染物質を除去する水処理器に用いる活性炭を固化したフィルター成形体を分割型を用いて成形する製造方法において、外型と底型と中型とを組み立てて中型の上端部に入れ子を装着して型内に混合原料を投入し加震し充填した後に、上型を被せて入れ子を外して加熱し上型の鍔が外型の上端面に当接するように加圧をし、冷却した後、少なくとも成形体を串刺しにした中型と一体で外型から抜き取る事を特徴としたフィルタ成形体の製造方法。
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