JP3658375B2 - 画像通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通常よりも静かに記録動作を行うことが可能な記録部を備えているファクシミリ装置等の画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリ装置等の画像通信装置は、常時電話回線に接続され、昼夜を問わず、受信した画像データを記録する。
【0003】
そこで、従来、ファクシミリ装置等の画像通信装置は、呼出信号着信時の呼出音を鳴動させる/鳴動させないという設定を行う設定手段を有し、この設定手段によって、呼出音を鳴動させない状態に設定しておくことによって、通信回線を介して、相手先通信装置から呼出信号を着信したときにも、呼出音が鳴動しないので、深夜等の騒音の低下にある程度の効果がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、呼出音の設定を無鳴動に設定し、呼出音を鳴動させずに受信しても、受信した画像データの記録動作に伴う騒音が発生し、騒音低下効果が不十分であるという問題がある。
【0005】
また、特開2000−151906公報には、記録動作を通常よりも静かに行わせる手段を有する記録部を搭載し、記録時の騒音を抑制するファクシミリ装置が提案されている。しかし、上記公報に記載されている発明では、静音記録モードの設定と呼出音の鳴動設定とは別に設定され、それぞれの設定に従った動作を行うので、せっかく呼出音を無鳴動に設定していても、記録動作に伴う騒音が発生し、騒音低下効果が不十分であるという問題がある。
【0006】
また、記録動作を静音記録モードで行わせた場合には、通常よりも騒音を抑えて記録できる反面、記録速度が低下するという問題がある。たとえば、コピーやメモリ受信記録を行う場合に、特に、データ量が多い場合には、静音記録モードで記録させると、処理時間がより長くなり、オペレータの作業能率が悪化するという問題がある。
【0007】
本発明は、呼出音の設定を無鳴動に設定している場合や、記録動作開始時の動作モードが、ファクシミリ受信動作である場合には、騒音低下効果を高めることができ、また、呼出音を鳴動設定にした場合や、コピー動作時等は、記録速度の低下を防ぐことができる画像通信装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、呼出音の設定を無鳴動に設定している場合や、記録動作開始時の動作モードが、ファクシミリ受信動作である場合には、通常よりも静かな静音モードで記録動作を実行させ、また、呼出音を鳴動設定にした場合や、コピー動作時等は、通常モードで記録させる画像通信装置である
【0009】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例であるファクシミリ装置FS1の概略構成を示すブロック図である。
【0010】
ファクシミリ装置FS1において、CPU101は、システム制御部であり、ファクシミリ装置FS1の全体を制御する。
【0011】
ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。上記実施例では、ROM102に格納されている各制御プログラムは、ROM102に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を行う。
【0012】
RAM103は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、オペレータが登録した設定値やファクシミリ装置FS1の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
【0013】
画像メモリ104は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、画像データを蓄積する。
【0014】
データ変換部105は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、キャラクタデータのCG(computer graphics)展開等、画像データの変換を行う。
【0015】
読取制御部106は、読取部107が、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。なお、上記実施例では、読取制御部106は、原稿を搬送しながら読み取りを行うシート読取制御方式と、原稿台にある原稿をスキャンするブック読取制御方式の両制御方式に対応している。
【0016】
操作表示部108は、数値入力キー、文字入力キー、ワンタッチ電話番号キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー等を備え、ユーザが画像送信相手先データの決定や設定データの登録動作を行う操作部と、各種キー、LED(発光ダイオード)とLCD(液晶ディスプレイ)等によって構成され、オペレータによる各種入力操作や、ファクシミリ装置FS1の動作状況、ステータス状況の表示等を行う表示部である。
【0017】
通信制御部109は、MODEM(変復調装置)や、NCU(網制御装置)等によって構成されている。上記実施例では、通信制御部109は、アナログの通信回線(PSTN)131に接続され、T30プロトコルでの通信制御、通信回線に対する発呼と着呼等の回線制御を行っている。
【0018】
解像度変換処理部110は、画像データのミリ−インチ解像度変換等の解像度変換制御を行う。なお、解像度変換部110において、画像データの拡大縮小処理も可能である。
【0019】
符号復号化処理部111は、ファクシミリ装置FS1で扱う画像データ(MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を符号復号化処理し、拡大縮小処理を行う。
【0020】
記録制御部112は、印刷される画像データに対し、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、高精細な画像データに変換し、USBホスト制御部114に出力する。また、USBホスト制御部114を制御することによって、定期的に記録部115の状態情報データを取得する役割も果たす。
【0021】
USBファンクション制御部113は、USBインタフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、プロトコル制御を行い、CPU101が実行するUSB制御タスクからのデータを、パケットに変換し、外部の情報処理端末に、USBパケット送信を行い、逆に、外部の情報処理端末からのUSBパケットを、データに変換し、CPU101に対して送信を行う。
【0022】
USBホスト制御部114は、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行う為の制御部である。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことができる規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することができる。USBホスト制御部114は、USB通信におけるホストの機能を有する。
【0023】
記録部115は、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等からなる印刷装置であり、カラー画像データ、またはモノクロ画像データを印刷部材に印刷する。USBホスト制御部114とは、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行い、特に、記録部115はファンクションの機能を有する。
【0024】
本実施例においては、記録機能のUSB通信は、1対1の接続形態を用いる。
【0025】
上記構成要素101〜106、108〜114は、CPU101が管理するCPUバス121を介して、相互に接続されている。
【0026】
次に、本発明の第1の実施例であるファクシミリ装置FS1の記録動作について説明する。
【0027】
図2は、ファクシミリ装置FS1の動作を示すフローチャートである。
【0028】
ファクシミリ装置FS1において、ファクシミリ受信時やコピー時に記録動作が行われる。記録動作では、まず、動作モードがファクシミリ受信動作時の記録動作か否かを判別し(S201)、動作モードがファクシミリ受信動作時の記録動作の場合には静音記録処理を行い(S202)、それ以外の記録動作の場合(コピー動作時、ファクシミリメモリ受信記録時等)には通常記録処理を行う(S203)。
【0029】
このように、本発明の第1の実施例において、ファクシミリ受信時の記録動作を行う場合には、通常よりも静かに記録動作を行わせるようにして、騒音低下効果を高め、ファクシミリ受信時以外の記録動作時は、通常通りの記録動作を行わせることで記録速度の低下を防止している。
【0030】
次に、本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2の記録動作について、説明する。
【0031】
ファクシミリ装置FS2の構成は、ファクシミリ装置FS1の構成と同様である。
【0032】
図3は、本発明第2の実施例であるファクシミリ装置FS2における記録動作を示すフローチャートである。
【0033】
まず、RAM103に格納されているユーザから設定可能な呼出音設定が、鳴動か無鳴動かを判別する(S301)。呼出音設定が鳴動である場合には、通常記録処理を行う(S303)。呼出音設定が無鳴動である場合には、静音記録処理を行う(S302)。
【0034】
このように、本発明の第2の実施例において、呼出音設定を無鳴動設定にしてある場合には、通常よりも静かに記録動作を行わせるようにし、騒音低下効果を高め、一方、呼出音設定を鳴動設定にしてある場合には、通常通りの記録動作を行わせることによって、記録速度の低下を防止している。
【0035】
次に、本発明の第3の実施例であるファクシミリ装置FS3の記録動作について説明する。
【0036】
ファクシミリ装置FS3の構成は、ファクシミリ装置FS1の構成と同様である。
【0037】
図4は、本発明の第3の実施例であるファクシミリ装置FS3の動作を示すフローチャートである。
【0038】
まず、ユーザから設定可能な呼出音設定(RAM103に格納されている)が鳴動であるか無鳴動であるかを判別する(S401)。呼出音設定が鳴動である場合には、通常記録処理を行う(S404)。呼出音設定が無鳴動である場合に、動作モードが、ファクシミリ受信動作時の記録動作であるか否かを判別し(S402)、動作モードがファクシミリ受信動作時の記録動作である場合には、静音記録処理を行い(S403)、それ以外の記録動作である場合(コピー動作時、ファクシミリメモリ受信記録時等)には、通常記録処理を行う(S404)。
【0039】
上記のように、本発明の第3の実施例において、呼出音設定を無鳴動設定にした場合であり、しかも、ファクシミリ受信時の記録動作を行う場合には、通常よりも静かに記録動作を行わせるようにし、騒音低下効果を高め、ファクシミリ受信時以外の記録動作時は、通常通りの記録動作を行わせ、これによって記録速度の低下を防止している。
【0040】
次に、本発明の第4の実施例であるファクシミリ装置FS4の記録動作について説明する。
【0041】
ファクシミリ装置FS4の構成は、ファクシミリ装置FS1の構成と同様である。
【0042】
図5は、本発明の第4の実施例であるファクシミリ装置FS4のフローチャートである。
【0043】
まず、ユーザから設定可能な記録モード(RAM103に格納されている)が、通常記録モードであるか静音記録モードであるかを判別し(S501)、記録モードが静音記録モードである場合は、静音記録処理を行う(S503)。記録モードが通常記録モードであれば、ユーザから設定可能な呼出音設定(RAM103に格納されている)が、鳴動であるか無鳴動であるかを判別する(S502)。呼出音設定が無鳴動である場合には、静音記録処理を行い(S503)、呼出音設定が鳴動である場合には、通常記録処理を行う(S504)。
【0044】
上記のように、本発明の第4の実施例において、記録モードの設定を静音モードに設定した場合か、通常モードに設定した場合でも呼出音設定を無鳴動設定にした場合には、通常よりも静かに記録動作を行わせるようにし、騒音低下効果を高め、ファクシミリ受信時以外の記録動作時は、通常通りの記録動作を行わせることによって、記録速度の低下を防止している。
【0045】
次に、本発明の第5の実施例であるファクシミリ装置FS5の記録動作について説明する。
【0046】
ファクシミリ装置FS5の構成は、ファクシミリ装置FS1の構成と同様である。
【0047】
図6は、本発明の第5の実施例であるファクシミリ装置FS5の動作を示すフローチャートである。
【0048】
まず、ユーザから設定可能な記録モード(RAM103に格納されている)が、通常記録モードであるか静音記録モードであるかを判別し(S601)、記録モードが静音記録モードである場合は、静音記録処理を行う(S604)。記録モードが通常記録モードであれば、ユーザから設定可能な呼出音設定(RAM103に格納されている)が、鳴動であるか無鳴動であるかを判別する(S602)。呼出音設定が鳴動である場合には、通常記録処理を行う(S605)。呼出音設定が無鳴動である場合には、動作モードがファクシミリ受信動作時の記録動作であるか否かを判別し(S603)、動作モードがファクシミリ受信動作時の記録動作である場合には、静音記録処理を行い(S604)、それ以外の記録動作である場合(コピー動作時、ファクシミリメモリ受信記録時等)には、通常記録処理を行う(S605)。
【0049】
上記のように、本発明の第5の実施例において、記録モードの設定を静音モードに設定した場合であるか、通常モードに設定した場合でも呼出音設定を無鳴動設定にした場合であり、しかも、動作モードがファクシミリ受信動作時の記録動作である場合には、通常よりも静かに記録動作を行わせるようにし、騒音低下効果を高め、それ以外の場合は、通常通りの記録動作を行わせることによって、記録速度の低下を防止している。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、呼出音の設定を無鳴動に設定している場合や、記録動作開始時の動作モードが、ファクシミリ受信動作である場合には、騒音低下効果を高めることができ、また、呼出音を鳴動設定にした場合や、コピー動作時等は、記録速度の低下を防ぐことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置FS1の概略構成を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置FS1の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明第2の実施例であるファクシミリ装置FS2における記録動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施例であるファクシミリ装置FS3の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第4の実施例であるファクシミリ装置FS4の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第5の実施例であるファクシミリ装置FS5の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
FS1〜FS5…ファクシミリ装置、
101…CPU、
102…ROM、
103…RAM、
104…画像メモリ、
105…データ変換部、
106…読取制御部、
107…読取部、
108…操作表示部、
109…通信制御部、
110…解像度変換処理部、
111…符号復号化処理部、
112…記録制御部、
113…USBファンクション制御部、
114…USBホスト制御部、
115…記録部。
Claims (5)
- 通信回線を介して、相手先通信装置から画像データを受信する受信手段と、上記受信手段によって受信した画像データを記録媒体に記録する記録手段とを有する画像通信装置において、
記録動作を通常よりも静かに行う静音記録手段と;
記録動作開始時の動作モードが、ファクシミリ受信動作時の記録動作であるか、それ以外の記録動作であるかを判別する動作判別手段と;
記録動作開始時における動作モードが、上記ファクシミリ受信動作時の記録動作である場合には、上記静音記録手段を動作させ、通常よりも静かに記録動作を行わせ、一方、記録動作開始時における動作モードが、ファクシミリ受信動作時以外の記録動作である場合には、通常通りの記録動作を行わせる制御手段と;
を有することを特徴とする画像通信装置。 - 通信回線を介して、相手先通信装置から画像データを受信する受信手段と、上記受信手段によって受信した画像データを記録媒体に記録する記録手段とを有する画像通信装置において、
記録動作を通常よりも静かに行う静音記録手段と;
通信回線を介して、相手先通信装置から呼出信号を着信したときに呼出音を鳴動させる/鳴動させないという鳴動状態を設定する呼出音鳴動設定手段と;
上記呼出音鳴動設定手段によって、呼出音を鳴動させない状態に設定した場合には、上記静音記録手段を動作させることによって、通常よりも静かに記録動作を行わせる制御手段と;
を有することを特徴とする画像通信装置。 - 請求項2において、
記録動作開始時の動作モードが、ファクシミリ受信動作時の記録動作であるか、または、それ以外の記録動作であるかを判別する動作判別手段を有し、
上記制御手段は、上記呼出音鳴動設定手段によって、呼出音を鳴動させない状態に設定した場合であり、しかも記録動作開始時の動作モードが、ファクシミリ受信動作時の記録動作である場合には、上記静音記録手段を動作させ、通常よりも静かに記録動作を行わせ、一方、上記呼出音鳴動設定手段によって、呼出音を鳴動させない状態に設定した場合でも、ファクシミリ受信動作以外の記録動作の場合には、通常通りの記録動作を行わせる手段であることを特徴とする画像通信装置。 - 請求項2において、
上記静音記録手段によって記録動作する記録モードであるか、または、通常通りの記録動作を行わせる記録モードであるかを、オペレータが設定可能な記録モード設定手段を有し、
上記制御手段は、上記記録モード設定手段によって、記録動作が通常記録モードに設定されていた場合にも、上記呼出音鳴動設定手段によって、設定された呼出音の鳴動状態が呼出音を鳴動させない状態に設定されている場合にも、上記静音記録手段を動作させることによって通常よりも静かに記録動作を行わせる手段であることを特徴とする画像通信装置。 - 請求項4において、
記録動作開始時に、動作モードがファクシミリ受信動作時の記録動作であるか、または、それ以外の記録動作であるかを判別する記録動作判別手段を有し、
上記制御手段は、上記記録モード設定手段によって、記録動作が通常記録モードに設定されていた場合にも、上記呼出音鳴動設定手段によって、呼出音を鳴動させない状態に設定した場合であり、しかも記録動作開始時の動作モードがファクシミリ受信動作時の記録動作である場合には、上記静音記録手段を動作させることによって、通常よりも静かに記録動作を行わせ、それ以外の場合は、通常通りの記録動作を行わせる手段であることを特徴とする画像通信装置。
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