JP3662045B2 - 車両用エンジンのテストパレット及びテストベンチ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、車両用エンジンの完成検査工程などにおいて、エンジン単体のファイアリングテスト等を行うためのテストパレット及びテストベンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車両用エンジンの製造工程においては、組み立て完了後のエンジンの全数について、単体、無負荷で始動及び暖機運転を行うファイアリングテストにより完成検査を実施している。
【0003】
このファイアリングテストでは、車両に搭載する前のエンジン単体をテストパレットに載置した状態でテストベンチへ搬送し、このテストパレット上でエンジンの試験運転を行い、油漏れ等の目視検査や、エンジンの音、振動などから製品の合否を判定する評価を行うもので、このようなファイアリングテストに合格したものを出荷する一方、不具合が認められた場合には別途設けられたリペアベンチへ送り、このリペアベンチではテストパレットに載置したエンジンに動力計等の負荷を接続して再度運転を行い、不具合箇所の特定などが行われる。なお、エンジンの音、振動に基づいてエンジンの不具合を評価するものとしては、人間の官能に基づく官能評価と計測器による自動判定が適宜行われ、これら両者を併用する場合もあり、以下、これらを総称して音振判定という。
【0004】
このような完成検査ラインにおいて、エンジンの搬送に用いられるテストパレットは、図9、図10に示すように、ベースパレット92と支持パレット93の2つの板状部材から構成される。
【0005】
このベースパレット92と支持パレット93との間の所定の位置、例えば支持パレット93の四隅には、エンジンの振動がベースパレット92へ伝達するのを抑制するために防振ゴム94が介装される。この防振ゴム94としては、図11に示す山型のものや、あるいは図12に示すV字型のものが用いられる。
【0006】
そして、支持パレット93は上方に突設した支柱96、97を介して図示しないエンジンを支持する一方、ベースパレット92は図示しない搬送手段及びテストベンチと係合してエンジンの搬送及び位置決めを行うとともに、図示はしないが、エンジンの燃料系、潤滑系、電装系、冷却系をテストベンチに接続するための補機類を備える。なお、支持パレット93に形成された貫通孔93Aは、エンジンの図示しないオイルパンと補機類、例えば、ドレーンなどと接続するために設けられるものである。
【0007】
組み立てラインから送られて来たエンジンは、支持パレット93に載置された後、搬送手段によってテストベンチへ搬送、位置決めされ、始動、暖機運転を行って、不具合がない場合にはベースパレット92を完成検査ラインの出口へ搬送すると共に、支持パレット93からエンジンを取り外して出荷する一方、エンジンに不具合がある場合には、ベースパレット92をテストベンチから移動するとともに、所定のリペアベンチへ搬送してエンジンの出力軸を図示しない動力計にクラッチなどを介して接続し、さらに試験を行う。
【0008】
この他、完成検査ラインにおけるエンジンの搬送及び位置決め手段としては、ハンガでエンジンを垂下したまま、テストベンチへ搬送するものも知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記ファイアリングテストの音、振動に基づく音振判定では、エンジンからの異音、エンジンの異常な振れなどから部品の欠品、組み付け不良を判定するもので、エンジン自身の振動を確実に把握しなければならない。
【0010】
しかしながら、上記従来のテストパレットでは、図11あるいは図12のいずれの防振ゴム94でも固有振動数が高く、さらにエンジンの振動周波数領域での動バネ定数も高いため、エンジンの振動は支持パレット93及びベースパレット92へ伝達され、エンジンはこれらテストパレット含むひとつの慣性系として振動し、図14に示すように、正常なV型6気筒エンジンと1気筒だけ失火させたエンジンとでは振動レベルの顕著な差が見られないため、エンジン単体の振動を正確に把握できず、音、振動による官能評価の精度が低下する場合があった。また、上記リペアベンチにおけるエンジンと動力計との接続もクラッチなどを介して行うだけであり、同様にして動力計側も含んだ慣性系として振動するため、同様にエンジン単体の振動を確実に把握できないという問題があった。
【0011】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、エンジン単体の振動を正確に把握可能な車両用エンジンのテストパレット及びテストベンチを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、エンジンの出力を計測する計測手段と、この計測手段とエンジンの出力軸とを接続する手段とを備えた車両用エンジンのテストベンチにおいて、
前記計測手段に連結されて軸方向への変位を吸収するユニバーサルジョイントと、前記ユニバーサルジョイントのエンジン側の一端を前記計測手段に対して相対変位可能に支持する支持手段と、一端に前記エンジンの出力軸と結合するカップリングを備え、他端を前記ユニバーサルジョイント側に結合する自在継ぎ手と、前記自在継ぎ手のエンジン側の前記カップリングを軸支する軸受を収装したハウジングと、を備え、前記ハウジングは流体封入マウントを介して前記支持手段に対して前記自在継ぎ手の半径方向及び軸方向へ相対変位可能に支持されるとともに、一端を前記エンジンの端面に締結可能に形成され、前記エンジンを支持する第1のパレットと、流体封入マウントを介して前記第1のパレットを支持する第2のパレットと、を備え、
前記エンジンの出力軸が前記カップリングと結合する位置に前記第2のパレットを配置する。
【0013】
また、第2の発明は、前記第1の発明において、前記第2のパレットには、前記流体封入マウントを複数配設するとともに、前記第1のパレットとエンジンを合わせた重心位置からほぼ等しい距離に流体封入マウントをそれぞれ配設する。
【0015】
また、第3の発明は、前記第1のパレットが、軽量化のための貫通孔を備える。
【0016】
【作用】
第1の発明は、エンジンの出力計測手段とエンジンの出力軸との間にユニバーサルジョイントと自在継ぎ手とを介装し、エンジン側の自在継ぎ手を軸支するハウジングを流体封入マウントを介して支持したため、エンジンと一体となる振動系はエンジン側の自在継ぎ手までとなり、計測手段へのエンジンの振動の伝達を遮断して設備の騒音を抑制するとともに、振動系の固有振動数を低減させて車両搭載状態に近い条件でエンジンの運転を行うことが可能となる。
【0017】
また、第2の発明は、エンジンの運転時に発生する振動は流体封入マウントによって第1のパレットから第2のパレットへの伝達を抑制される。そして、エンジンと一体の振動系の重心位置からほぼ等距離に複数の流体封入マウントを配設したため、各流体封入マウントの振動減衰特性をほぼ均一にすることができ、第1のパレットから第2のパレットへの振動の伝達を確実に抑制することができる。
【0019】
また、第3の発明は、前記第1のパレットに軽量化のための貫通孔を形成したため、エンジンと一体となる振動系の質量を低減することができ、車両搭載状態に近い条件でエンジンの運転試験を行うことができる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0021】
図1〜図4に示すように、前記従来例と同様の完成検査ラインにおいて、エンジンの搬送に用いられるテストパレット20は、ベースパレット2と支持パレット3の2つのほぼ方形な板状部材から構成され、支持パレット3はベースパレット2の上方に配設される。
【0022】
支持パレット3は、ベースパレット2より小さな所定の面積に形成され、ほぼ中央部には軽量化のための貫通孔30が形成され、この貫通孔30はエンジン1を支持可能かつ所定の剛性を確保可能に設定される。
【0023】
支持パレット3の上面からは、エンジン1を支持するための支柱6、7が図中上方に突設され、エンジン1は4本の支柱6と1本の支柱7の合計5点で支持される。
【0024】
ベースパレット2の所定の位置には、図示しないテストベンチから突設されたロケートピン11を挿通するための貫通孔2Aが形成され、図示しない搬送手段でテストベンチへ送られたベースパレット2は、ロケートピン11に貫通孔2Aを挿通させることでテストベンチの所定の位置に配置される。
【0025】
さらに、ベースパレット2には、エンジンの燃料系、潤滑系、電装系、冷却系をテストベンチに接続するための図示しない補機類を備える。
【0026】
ここで、ベースパレット2と支持パレット3との間にはエンジン1からベースパレット2への振動を遮断する流体封入マウント4が所定の複数箇所に配設される。
【0027】
流体封入マウント4は図4、図5に示すように、貫通孔42を備えてゴム等の弾性部材をほぼ円筒状に形成した円筒部40と、所定の位置で図中X軸方向に貫通した切り欠き41、41を主体に構成される。そして、円筒部40の内部には所定の作動流体を封入した流体室4A、4Bが画成され、流体室4A、4Bは図示しないオリフィスを介して連通しており、円筒部40の外周と貫通孔42の相対運動により減衰力を発生する。
【0028】
このように構成された流体封入マウント4は、ベースパレット2の上面の所定の位置に固定されたほぼU字状のブラケット5で両端を支持されたピン43に貫通孔42の内周を挿通される一方、支持パレット3の下面に固設された円筒状のブラケット44に円筒部40を収装されて、支持パレット3とベースパレット2との間に介装される。
【0029】
本実施例では、4つの流体封入マウント4により支持パレット3を支持しており、図2に示すX−Y平面内において、エンジン1の重心位置をGCとし、エンジン1と支持パレット3を合わせた重心位置をGC′とすると、流体封入マウント4はエンジン1と支持パレット3を合わせた重心位置GC′から所定の距離Rにそれぞれ配設され、各流体封入マウント4は貫通孔42を図中X軸に沿って平行に配設される。
【0030】
以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0031】
図示しない組み立てラインから送られて来たエンジン1は、支持パレット3に載置された後、図示しない搬送手段によってテストベンチへ搬送されて所定の位置に配設され、前記従来例と同様にして、始動、暖機運転が行われる。
【0032】
この間に目視確認及び音、振動に基づく音振判定が行われ、エンジン1が所定の基準を満たしていれば図示しない完成検査ラインの出口へ搬送する。
【0033】
ここで、支持パレット3を支持する流体封入マウント4の特性は図6に示すように、減衰力の大きさを示す損失係数は約10Hzで最大となって前記従来例の防振ゴムに比してはるかに高い値となり、エンジン1のアイドル回転数を約600rpmとすると、アイドル回転数付近でのエンジン1からベースパレット2への振動の伝達を確実に抑制することができる。
【0034】
また、図6(B)には動バネ定数K*と静バネ定数Kstの比である動倍率を示し、流体封入マウント4の動バネ定数は防振ゴムより小さいため、定常運転時においてもエンジン1からベースパレット2への振動の伝達を抑制することができるのである。
【0035】
そして、複数の流体封入マウント4の配設位置を、エンジン1と一体の振動系を構成する支持パレット3を含んだ重心位置GC′からほぼ等しい距離に配設することで、各流体封入マウント4の振動減衰特性を均一にして、エンジン1からベースパレット2への振動伝達を確実に抑制することが可能となるのである。
【0036】
さらに、テストパレット20を、エンジン1を支持する支持パレット3と、補機類を載置するとともに搬送、位置決めを行うベースパレット2とに分割するとともに、支持パレット3に軽量化のための貫通孔30を形成したため、支持パレット3の質量を前記従来例に比して低減し、エンジン1と一体となって振動する振動系の固有振動数を低減することが可能となって、前記従来例に比して実車搭載状態に近い状態で音、振動の評価を行うことができ、評価の精度を向上させることができる。
【0037】
こうして、支持パレット3の軽量化と流体封入マウント4による支持によって、エンジン1と一体の振動系の固有振動数を低減するとともに、この振動系を低い動バネ定数で支持することで、エンジン1からベースパレット2への振動の伝達を抑制し、テストパレット20でありながら実車搭載状態に近い状態でエンジン1のファイアリングテストを行うことが可能となり、V型6気筒エンジンにおいて、正常な状態の振動レベルと1気筒だけ失火させた場合の振動レベルは図13に示すように、正常な状態に対して1気筒失火させた場合の振動レベルの差は、前記従来例のテストパレットによる図14に比して顕著になって、音振判定によるエンジンの完成検査を容易にして完成検査の精度を向上させることが可能となるとともに、センサなどで検出した振動又は音を処理して自動的に評価を行う場合にも検査の精度を向上させることが可能となるのである。
【0038】
さらに、ベースパレット2から床面へ伝達される振動を低減したため、設備の静粛化を推進することが可能となり、完成検査ラインに複数のテストベンチを併設した場合にも、各テストベンチの相互の振動を抑制することで官能評価の精度をさらに向上させることができる。
【0039】
図7、図8は、上記テストパレット20を用いたリペアベンチを示す。
【0040】
このリペアベンチは、テストパレット20で搬送されて来たエンジン1の図示しない出力軸を水動力計10と結合する、等速ボールジョイント9、クラッチ14及びユニバーサルジョイント16を主に構成され、上述したようなテストベンチで不合格となったエンジン1等の動力試験を行うものである。なお、このリペアベンチでは上記不合格となったもの以外に、抜き取り検査のエンジンや、特殊エンジンあるいは特殊工程で組み立てられたエンジンの検査を行うものである。
【0041】
エンジン1の出力を計測する水動力計10はフロアから所定の高さに固設され、ユニバーサルジョイント16を介して軸方向(図中X軸方向)へ変位可能なリニアガイド15に支持されたクラッチ14と結合される。なお、リニアガイド15はエンジン1との結合位置を調整するため軸方向へ変位し、エンジン1の運転中にはフロア側に固定される。
【0042】
ユニバーサルジョイント16は、リニアガイド15の軸方向の変位を吸収しながらエンジン1の動力を水動力計10へ円滑に伝達するものである。
【0043】
そして、リニアガイド15にはエンジン1の出力軸と結合するための等速ボールジョイント9が支持される。
【0044】
等速ボールジョイント9は相対変位可能なジョイント9A、9Bを軸9Cで結合し、ジョイント9Bをクラッチ14の入力軸17に結合する一方、ジョイント9Aは、カップリング13を介してテストパレット20に支持されたエンジン1の出力軸に結合される。なお、図中1Aはエンジン1のフライホイールを示し、カップリング13はフライホイール1Aの軸に結合される。
【0045】
ここで、等速ボールジョイント9のジョイント9A及びカップリング13は、リニアガイド15に対して相対変位可能なハウジング12に収装された軸受18に支持された軸19に結合する。
【0046】
ハウジング12は上記の流体封入マウント4と同様に構成された複数の円筒状の流体封入マウント8を介してリニアガイド15に取り付けられる。ハウジング12のクラッチ14側に取り付けられた筒状のブラケット80が内周で流体封入マウント8の外周を支持する一方、リニアガイド15に基端を固設したピン81で流体封入マウント8の内周を支持することで、ハウジング12は流体封入マウント8の弾性に応じて軸19の半径方向及び軸方向へ相対変位可能にリニアガイド15で支持される。
【0047】
そして、リニアガイド15に対して相対変位可能なハウジング12のフランジ部12Aがエンジン1の端面に締結されて、エンジン1は等速ボールジョイント9を介して相対変位可能に水動力計10と結合される。
【0048】
テストパレット20に支持されたエンジン1の運転を開始すると、エンジン1の振動はハウジング12へ伝達されるが、ハウジング12からリニアガイド15への振動の伝達は流体封入マウント8によって吸収されて抑制され、また、エンジン1の振動による出力軸の変位は等速ボールジョイント9によって吸収される。
【0049】
エンジン1はテストパレット20の流体封入マウント4を介してフロアで支持される一方、出力軸側を流体封入マウント8を介して水動力計10側に結合したため、エンジン1と一体となる振動系を支持パレット3とハウジング12までとして、前記従来例に比して振動系の固有振動数を低減するとともに、この振動系を低い動バネ定数で支持することで、エンジン1から水動力計10への振動の伝達を抑制し、実車搭載状態に近い状態でエンジン1の動力試験を行うことが可能となり、動力試験の計測精度を向上させるとともに、設備の静粛化を推進することができるのである。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように第1の発明は、エンジンと一体となる振動系はエンジン側の自在継ぎ手までとなり、計測手段へのエンジンの振動の伝達を遮断して設備の静粛化を推進することができ、さらに、前記従来例に比して振動系の固有振動数を低減することが可能となって車両搭載状態に近い条件でエンジン単体の運転試験を行うことができ、エンジンの計測及び評価の精度を向上させることが可能となる。
【0051】
また、第2の発明は、エンジンを支持する第1のパレットと、流体封入マウントを介して前記第1のパレットを支持する第2のパレットとを備え、エンジンの運転時に発生する振動は流体封入マウントの低い動バネ定数によって第1のパレットから第2のパレットへの伝達を抑制することが可能となって、エンジンはほぼ単体で振動する状態に近似させることができ、前記従来例に比してエンジンの音振判定の精度を向上させることができると共に、第2のパレットから床面への振動の伝達を抑制して設備の騒音を低減することが可能となる。また、各流体封入マウントの振動減衰特性をほぼ均一にして第1のパレットから第2のパレットへの振動の伝達を確実に抑制し、設備の騒音を抑制するとともに、音、振動による官能評価の精度を向上させることができる。
【0053】
また、第3の発明は、前記第1のパレットが、軽量化のための貫通孔を備えたため、エンジンと一体となる振動系の質量を低減することで固有振動数を低下させ、車両搭載状態に近い条件でエンジン単体の運転試験を精度よく行うことが可能となって、前記従来例に比してエンジンの官能評価等の試験精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すテストパレットの正面図。
【図2】 同じく平面図。
【図3】 同じく右側面図。
【図4】 流体封入マウントの正面図。
【図5】 同じく断面図。
【図6】 流体封入マウント及び防振ゴムの振動特性を示す説明図。
【図7】 テストパレット及びテストベンチを示す正面図。
【図8】 同じく等速ボールジョイントを示す要部断面図。
【図9】 従来例を示すテストパレットの正面図。
【図10】 同じく平面図。
【図11】 防振ゴムを示す斜視図。
【図12】 他の防振ゴムを示す斜視図。
【図13】 本願のテストパレットによるエンジンの回転次数と振動レベルとの関係を示すグラフである。
【図14】 従来のテストパレットによるエンジンの回転次数と振動レベルとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 ベースパレット
3 支持パレット
4 流体封入マウント
8 流体封入マウント
9 等速ボールジョイント
10 水動力計
12 ハウジング
13 カップリング
14 クラッチ
20 テストパレット
30 貫通孔
Claims (3)
- エンジンの出力を計測する計測手段と、
この計測手段とエンジンの出力軸とを接続する手段とを備えた車両用エンジンのテストベンチにおいて、
前記計測手段に連結されて軸方向への変位を吸収するユニバーサルジョイントと、
前記ユニバーサルジョイントのエンジン側の一端を前記計測手段に対して相対変位可能に支持する支持手段と、
一端に前記エンジンの出力軸と結合するカップリングを備え、他端を前記ユニバーサルジョイント側に結合する自在継ぎ手と、
前記自在継ぎ手のエンジン側の前記カップリングを軸支する軸受を収装したハウジングと、を備え、
前記ハウジングは流体封入マウントを介して前記支持手段に対して前記自在継ぎ手の半径方向及び軸方向へ相対変位可能に支持されるとともに、一端を前記エンジンの端面に締結可能に形成され、
前記エンジンを支持する第1のパレットと、
流体封入マウントを介して前記第1のパレットを支持する第2のパレットと、を備え、
前記エンジンの出力軸が前記カップリングと結合する位置に前記第2のパレットを配置したことを特徴とする車両用エンジンのテストベンチ。 - 前記第2のパレットには、前記流体封入マウントを複数配設するとともに、前記第1のパレットとエンジンを合わせた重心位置からほぼ等しい距離に流体封入マウントをそれぞれ配設したことを特徴とする請求項1に記載の車両用エンジンのテストベンチ。
- 前記第1のパレットが、軽量化のための貫通孔を備えたことを特徴とする請求項2に記載の車両用エンジンのテストベンチ。
Priority Applications (2)
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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