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JP3662817B2 - 不揮発性半導体メモリ装置及びそれのプログラム方法 - Google Patents
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JP3662817B2 - 不揮発性半導体メモリ装置及びそれのプログラム方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置及びそれのプログラム方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は不揮発性半導体メモリ装置及びそれのプログラム方法に関するもので、具体的には基板電圧バウンシングを最小化してプログラムディスターブ(program disturb)及びアンダプログラム(under program)を防止することができるNAND型フラッシュメモリ装置及びそれのプログラム方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来のNAND型フラッシュメモリ装置の回路図を示す。従来のフラッシュメモリ装置は複数のメモリブロックBLK1〜BLKiに分離されたアレイを含む。フラッシュメモリ装置においては、複数のビットラインBL1〜BLjがメモリブロックBLK1〜BLKiを通じて並列に配列されている。各メモリブロックBLK1〜BLKiには、ビットラインBL1〜BLjに各々対応する複数のストリングが設けられる。各メモリブロックBLK1〜BLKiに設けられた各ストリングは第1ストリング選択トランジスタST1、第2ストリング選択トランジスタST2、そして第1ストリング選択トランジスタST1のソースと第2ストリング選択トランジスタST2のドレインの間に直列接続された複数の、例えば、16個のフラッシュEEPROMセルトランジスタM1〜M16で構成される。各ストリングの第1ストリング選択トランジスタST1のドレインは対応するビットラインに接続され、第2ストリング選択トランジスタST2のソースは共通ソースラインCSL(又は共通信号ライン)に接続される。各ストリング内の第1ストリング選択トランジスタST1のゲートは第1ストリング選択ラインSSL1に共通に接続され、第2ストリング選択トランジスタST2のゲートは第2ストリング選択ラインSSL2に共通に接続される。各ストリングのフラッシュEEPROMセルトランジスタの制御ゲートはワードラインWL1〜WL16のうち対応するワードラインに共通に接続される。各ビットラインBL1〜BLjはページバッファ回路10に電気的に接続される。周知のように、ページバッファ回路は各ビットラインBL1〜BLjに対応する複数のページバッファ(図示せず)からなる。各ページバッファはラッチ(図示せず)を有する。
【0003】
続いて図1を参照すると、従来のNAND型フラッシュメモリ装置は複数のブロック選択制御回路20_1〜20_iを含み、このブロック選択制御回路20_1〜20_iはメモリブロックBLK1〜BLKiの各々に対応するように配列されている。ブロック選択制御回路20_1〜20_iの各々はブロック選択アドレスに応答してブロック選択信号BSELを発生するブロック選択信号発生器22と図1に図示されたように接続された複数の選択トランジスタBT1〜BT18(スイッチ部に対応する)で構成され、トランジスタBT1〜BT18はブロック選択信号BSELに応答して同時にターンオン/オフされる。ブロック選択信号発生器22はこの分野で熟練した者によく知られたようなブロック選択デコーダとして機能する。ワードラインデコーダとして機能する駆動回路30に接続された複数の駆動ラインSS1、CG1〜CG16そしてSS2はブロック選択制御回路20_1〜20_iを通じて並列に配列されている。即ち、駆動ラインSS1、CG1〜CG16そしてSS2はブロック選択制御回路20_1〜20_iによって共有される。
【0004】
プログラムされるEEPROMセルトランジスタを有するメモリブロックBLK1を選択するためには、選択されたメモリブロックBLK1に対応するブロック選択信号BSEL1がハイに活性化される。これによって、ブロック選択制御回路20_1(選択されたメモリブロックに対応する)の選択トランジスタBT1〜BT18が同時にターンオンされる。一方、非選択のメモリブロックBLK2〜BLKiに対応するブロック選択信号BSEL2〜BSELiは非活性化され、ブロック選択制御回路20_2〜20_iの選択トランジスタBT1〜BT18はターンオフされる。結果的に、選択されたメモリブロックBLK1の第1ストリング選択ラインSSL1、ワードラインWL1〜WL16そして第2ストリング選択ラインSSL2は対応する駆動ラインSS1、CG1〜CG16そしてSS2に電気的に接続され、非選択のメモリブロックBLK2〜BLKi各々のラインSSL1、WL1〜WL16そしてSSL2はフローティングされる。
【0005】
図2は従来のNAND型フラッシュメモリ装置のプログラム動作を説明するためのタイミング図である。従来のNAND型フラッシュメモリ装置のプログラム動作が図2により以下のように説明される。
【0006】
図2に図示されたように、プログラムサイクルはビットラインセットアップ区間、プログラム区間、リカバリ区間(又は放電区間)、そして検証区間で構成される。ビットラインセットアップ区間の前に、まず、プログラムデータ即ち、プログラムされるセルに対しては“0”を、そしてプログラムが禁止されるセルに対しては“1”をページバッファ回路10の全てのラッチにロードする。そして、メモリブロックBLK1が選択されると、ブロック選択信号BSEL1がブロック選択信号発生器22によって活性化され、その結果選択されたメモリブロックBLK1の第1ストリング選択ラインSSL1、ワードラインWL1〜WL16そして第2ストリング選択ラインSSL2が対応する選択トランジスタBT1〜BT18を通じて対応する駆動ラインSS1、CG1〜CG16そしてSS2に各々電気的に接続される。
【0007】
次に、ビットラインBL1〜BLjがビットラインセットアップ区間でロードされたプログラムデータによって電源電圧VCC又は接地電圧VSSに充電される。例えば、プログラムされるEEPROMセルトランジスタに接続されたビットラインは接地電圧VSSに充電され、プログラムが禁止されたEEPROMセルトランジスタに接続されたビットラインは電源電圧VCCに充電される。そして、選択されたメモリブロックBLK1の第1ストリング選択ラインSSL1は電源電圧VCCに充電されるように対応する駆動ラインSS1に接続され、第2ストリング選択ラインSSL2は接地電圧VSSに充電されるように対応する駆動ラインSS2に接続される。この時選択されたメモリブロックBLK1のワードラインWL1〜WL16は各々接地電圧VSSレベルに維持され、非選択のメモリブロックBLK2〜BLKiのワードラインWL1〜WL16は図2に図示されたようにフローティングされる。
【0008】
プログラム区間で、選択されたメモリブロックBLK1の選択ワードラインWL1は駆動ラインCG1及び選択トランジスタBT2を通じてプログラム電圧Vpgm(例えば、15.5V〜20V)に設定され、非選択ワードラインWL2〜WL16の各々は対応する駆動ライン及び選択トランジスタを通じてパス電圧Vpass(例えば、10V)に設定される。接地電圧VSSに充電された各々のビットラインに接続されたEEPROMセルトランジスタはドレイン側でEEPROMセルトランジスタのフローティングゲートにホットエレクトロンのF−Nトンネリング(Fowler−Nordheim tunneling)が起こるのに十分なバイアス条件が満足されているからプログラムされる。
【0009】
一方、電源電圧VCCに各々充電されたビットラインに接続されたEEPROMセルトランジスタはプログラムが禁止される。具体的には、プログラムが禁止されるEEPROMセルトランジスタと関連したビットライン及び第1ストリング選択トランジスタST1のゲートが電源電圧VCCに設定されているから、第1ストリング選択トランジスタST1のソースは約VCC−Vthの電位[VthはトランジスタST1のスレッショルド電圧]に駆動される。でも、一旦第1ストリング選択トランジスタST1のソースが約VCC−Vthの電位に到達すると、第1ストリング選択トランジスタST1はターンオフ(又はシャットオフされる。トランジスタST1がシャットオフされると、EEPROMセルトランジスタM1〜M16のソース、ドレイン及びチャンネル領域は電源電圧VCCに充電されたビットラインと電気的に分離されフローティング状態となる。その上、EEPROMセルトランジスタM1〜M16のソース、ドレイン及びチャンネル領域が各ワードラインWL1〜WL16に容量的に接続されるから、各々のパス及びプログラム電圧Vpass及びVpgmが制御ゲートに印加され、ソース、ドレイン及びチャンネル領域の電位は増加又はブースティングされる。このブースティング効果によって、Vpass及びVpgmの十分なゲート電位がEEPROMセルトランジスタM1〜M16の制御ゲート及びチャンネル領域間に形成されなくて、その結果F−Nトンネリングによって“ホットエレクトロン”がEEPROMセルトランジスタM1〜M16のフローティングゲートに注入されることによって生じる不必要なプログラムの可能性はない。
【0010】
このプログラム禁止動作に関連した詳細な説明はU.S.Patent No.5,677,873に“METHOD OF PROGRAMMING FLASH EEPROM INTEGRATED CIRCUIT MEMORYDEVICES TO PREVENT INADVERTENT PROGRAMMING OF NONDESIGNATED NAND MEMORYCELLS THEREIN”という題目で開示されており、リファレンスに含まれる。
【0011】
EEPROMセルトランジスタが要求される目標スレッショルド電圧を有するかの可否を判別するための段階が実行される前に、選択されたメモリブロックBLK1のワードラインWL1〜WL16及びビットラインBL1〜BLj上の電圧はリカバリ(放電)区間の間に接地電圧VSSレベルまで放電される。そのような放電動作は検証区間の間に不必要なプログラムを防止するために実行される。EEPROMセルトランジスタのスレッショルド電圧が要求される目標スレッショルド電圧に到達する時、それに対応するページバッファラッチは検証区間で電源電圧VCCに設定される。一方、EEPROMセルトランジスタのスレッショルド電圧が要求されるスレッショルド電圧より低い時、それに対応するページバッファラッチは接地電圧VSSに続けて設定される。以上で説明されたプログラムサイクル(セットアップ/プログラム/リカバリ/検証)はページバッファのラッチが全て検証区間で電源電圧VCCに設定される時まで反復される。反復されるプログラムサイクルの間にプログラム電圧Vpgmは15.5Vから20Vまで順次に増加され、これは“インクリメンタルステップパルスプログラムスキム”(increamental step pulse programming(ISPP)scheme)と呼ばれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
プログラムサイクルが反復されることによって、プログラムされるEEPROMセルトランジスタのスレッショルド電圧は図3に図示されたように0.7V〜1.3V以内に分布される。従来のNAND型フラッシュメモリ装置によると、プログラム処理されたEEPROMセルトランジスタのスレッッショルド電圧が目標スレッショルド電圧より低い領域に又は高い領域に移動する。前者は“アンダプログラム”(under program)と呼ばれ、後者は“プログラムディスターブ”(program disturb)と呼ばれる。アンダプログラム及びプログラムディスターブの主な原因は基板電圧VBがバウンスされるからであり、これは参照図面により以下のように詳細に説明される。
【0013】
プログラムされるEEPROMセルトランジスタに接続されたビットラインが電源電圧VCCに充電される時、即ち、ビットラインセットアップ区間初期に、接地電圧VSSの基板電圧VBは図4に図示されたように電圧VUP1ほど瞬間的に増加する。図4はプログラムサイクルで基板電圧VBの変化を示す図面である。これはビットラインBLが図5に図示されたP型基板(ポケットPウェル)に容量的に接続されるからであり、図5はビットラインに沿って切断した断面図である。電圧VUP1はビットラインBLとP型基板の間の総キャパシタンスCA対基板キャパシタンスCB(即ち、ポケットPウェルとNウェル(図示せず)の接合キャパシタンスを意味する)のカップリング比によって決定される。電圧VUP1は次のように表現される。
【数1】
Figure 0003662817
【0014】
数式で、ビットラインとP型基板の間の総キャパシタンスCAはCA1+CA2+CA3である。キャパシタンスCA1はビットラインBLが接続されたn+領域とP型基板の間の接合キャパシタンスを示し、キャパシタンスCA2はビットラインBLとワードラインWL(又はEEPROMセルトランジスタの制御ゲート)の間のキャパシタンスCA21とワードラインWLとP型基板の間のキャパシタンスCA22を合わせたキャパシタンスを示し、キャパシタンスCA3はビットラインBLとP型基板の間のダイレクトキャパシタンスを示す。ここで、キャパシタンスCA1は全てメモリブロックBLK1〜BLKiに存在する。一方、キャパシタンスCA2は選択されたメモリブロックには存在しなく、それはストリング選択ラインSSL1及びSSL2及びワードラインWL1〜WL16が各々一定した電圧レベル(例えば、VCC、Vpass及びVSS)に維持されるからである。即ち、一定した電圧レベルに各々維持されるラインSSL1、WL1〜WL16、そしてSSL2による遮蔽効果が生じるからである。でも、キャパシタンスCA2は非選択のメモリブロックには存在し、これはストリング選択ラインSSL1及びSSL2及びワードラインWL1〜WL16がプログラムサイクルの間にフローティング状態に各々維持されるからである。
【0015】
この分野で熟練した者によく知られたように、隣接したストリング間の電気的な絶縁のためのフィールド酸化膜は、隣接したストリングのn+領域(EEPROMセルトランジスタのソース/ドレイン領域)とフィールド酸化膜上部に配列される導電ライン(即ち、ワードライン)と共に寄生フィールドトランジスタを構成する。具体的には、ワードライン方向に沿って切断された断面の一部を示す図6を参照すると、ワードラインWLは寄生フィールドトランジスタのゲート電極に作用し、ワードラインWL下部のフィールド酸化膜(SiO2 )はゲート酸化膜に作用し、n+領域(隣接したストリングのEEPROMセルトランジスタのソース/ドレイン領域)は寄生フィールドトランジスタのソース及びドレインに作用する。そのような寄生フィールドトランジスタのチャンネル領域は図6に図示されたようにソース(n+領域)及びドレイン(n+領域)の間に存在する。寄生フィールドトランジスタのスレッショルド電圧を超過する電圧がワードラインWLに印加されると、寄生チャンネル領域の反転が生じ、その結果隣接したn+領域の間に漏洩電流経路が形成される。結局、隣接したn+領域間の絶縁損失を避けるためには、そのような寄生フィールドトランジスタのスレッショルド電圧VTFをどのような可能な動作電圧よりもより大きくすべきである。
【0016】
この分野で熟練した者によく知られたように、基板電圧VBの変化によって、金属−酸化物−半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)のスレッショルド電圧Vthはボディ効果(又は基板バイアス効果)による基板電圧VB変化に比例して変化し、これは次のようである。
【数2】
Figure 0003662817
【0017】
電圧VUPほど増加した基板電圧VBがプログラム区間初期に電圧VUP2に維持されるからVSB=−VUP2、寄生フィールドトランジスタのスレッショルド電圧VTFは基板電圧VBの変化に比例して減少する。
【0018】
寄生フィールドトランジスタのスレッショルド電圧VTFがワードラインWL上のプログラム電圧Vpgm(例えば、15.5V〜20V)より低い場合、寄生フィールドトランジスタのチャンネル領域が反転され、その結果プログラムが禁止されたEEPROMセルトランジスタのチャンネル領域に集まった(ブースティングされた)電荷が寄生フィールドトランジスタのチャンネルを通じて抜け出す。だから、EEPROMセルトランジスタがプログラムされることを防止するためのチャンネルブースティング効果が低下し、その結果プログラムが禁止されたEEPROMセルトランジスタがソフトプログラムされる。従って、プログラムが禁止されたEEPROMセルトランジスタのスレッショルド電圧が図3に図示されたように目標スレッショルド電圧分布より高い領域に移動する。即ち、プログラムディスターブが惹起される。
【0019】
各ビットラインBL1〜BLj上の電圧がリカバリ区間初期に放電される時、図4で分かるように、基板電圧VBは前で説明された容量性カップリングによって電圧Vdown1ほど低くなる。図4に図示されたように、リカバリ区間で増加した基板電圧VBが検証区間初期に接地電圧VSSより低い電圧Vdown2に維持されるから、プログラムされるEEPROMセルトランジスタスレッショルド電圧はボディ効果によってまるで増加したかのように見える。このような場合、例えば、十分にプログラムされなくても、プログラムされるEEPROMセルトランジスタは検証区間でオフセルに判別される。従って、プログラムされるEEPROMセルトランジスタスレッショルド電圧は図3に図示されたように目標スレッショルド電圧分布より低い領域に移動する。即ち、アンダプログラムが惹起される。
【0020】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的は基板電圧バウンシングを最小化してアンダプログラム及びプログラムディスターブを防止することができる不揮発性半導体メモリ装置及びそれのプログラム方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の不揮発性半導体メモリ装置は、各々が行及び列のマトリックス形態に配列された複数個のメモリセルを含む複数個のメモリブロックと、このメモリブロックに各々対応し、各々がプログラムサイクルの間に対応するメモリブロックの前記行を対応する駆動ラインに接続する複数個のブロック選択制御回路と、前記プログラムサイクルのビットラインセットアップ区間とリカバリ区間の間に前記メモリブロック各々の行が前記対応する駆動ラインと接続されるように前記ブロック選択制御回路を制御するコントローラとを含み、前記メモリブロック各々の行は前記プログラムサイクルのビットラインセットアップ区間およびリカバリ区間の間に所定の電圧に各々設定されることを特徴とする。
【0022】
本発明の第2の不揮発性半導体メモリ装置は、各々が行及び列のマトリックス形態に配列された複数個のメモリセルを含む複数個のメモリブロックと、このメモリブロックに各々対応する複数個のブロック選択制御回路とを有し、前記ブロック選択制御回路の各々は、プログラムサイクルの間に対応するメモリブロックを選択するためのブロック選択信号を発生するブロック選択信号発生器と、前記ブロック選択信号に応答して前記対応するメモリブロックの行を対応する駆動ラインと接続するスイッチ部を駆動し、前記プログラムサイクルのビットラインセットアップ及びリカバリ区間の間に前記メモリブロック各々の行が前記対応する駆動ラインと接続されるように前記ブロック選択信号発生器を同時に活性化させるコントローラとを含み、前記メモリブロックの各々の行は前記プログラムサイクルのビットラインセットアップ及びリカバリ区間の間に所定の電圧に各々設定されることを特徴とする。
【0023】
本発明の不揮発性半導体メモリ装置のプログラム方法は、複数本のビットライン、複数本のワードライン及び、前記ワードラインと前記ビットラインのマトリックス形態に配列された複数個のメモリセルを含む複数個のメモリブロックと、このメモリブロックに各々対応し対応するメモリブロックのワードラインを対応する駆動ラインと接続する複数個のブロック選択制御回路とを有する不揮発性半導体メモリ装置のプログラム方法において、前記ビットラインにプログラムされるデータを各々ローディングする段階と、前記データを選択されたメモリブロックにプログラムする段階と、前記ビットライン上の電圧を放電する段階とを含み、前記メモリブロックの各々のワードラインは前記ローディング及び放電段階で所定電圧に各々設定されるように前記対応する駆動ラインと電気的に接続されることを特徴とする。
【0024】
上記のような本発明によると、全てのメモリブロックの行(ワードライン)はプログラムサイクルのビットラインセットアップ及びリカバリ区間で所定の電圧(例えば、電源電圧、接地電圧又は電源と接地電圧の間の中間電圧)に設定され、その結果、ビットライン電圧が遷移される時生じる基板電圧のバウンシングが最小化される。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態が図面を参照して以下詳細に説明される。図7は本発明による不揮発性半導体メモリ装置の実施の形態としてNAND型フラッシュメモリ装置を示す図である。図7で、図1の構成要素と同一の構成要素は同一の参照番号を付すことにより説明は省略される。
【0026】
図7のNAND型フラッシュメモリ装置はブロック選択制御回路20_1〜20_iのブロック選択信号発生器22を制御するための回路100が追加される点で図1のNAND型フラッシュメモリ装置と異なる。発生器22を制御するための回路100(以後、コントローラと呼ばれる)はビットラインセットアップ及びリカバリ区間の間に全てのブロック選択信号発生器22を同時に活性化させるための制御信号CTLを発生する。これはブロック選択信号BSEL1〜BSEL_iが同時に活性化されるようにし、その結果として、各メモリブロックBLK1〜BLKiの第1ストリング選択ラインSSL1、ワードラインWL1〜WL16そして第2ストリング選択ラインSSL2が対応する選択トランジスタBT1〜BT18を通じて対応する駆動ラインSS1、CG1〜CG16そしてSS2に各々電気的に接続される。ビットラインセットアップ及びリカバリ区間の間、駆動ラインSS1は電源電圧VCCに設定され、駆動ラインCG1〜CG16及びSS2は接地電圧VSSに選定される。したがって、非選択のメモリブロックの全てのワードラインWL1〜WL16はビットラインセットアップ及びリカバリ区間の間にフローティング状態の代わりに接地電圧VSSに設定される。コントローラ100は、ブロック選択制御回路20_1〜20_iの各々の内部に設けることもできる。
【0027】
図8は本発明によるプログラム動作を説明するためのタイミング図である。本発明のプログラム動作が図面を参照して以下詳細に説明される。
【0028】
既に説明されたように、プログラムサイクルはビットラインセットアップ区間、プログラム区間、リカバリ(放電)区間、検証区間に分離される。ビットラインセットアップ区間前に、プログラムセルに対しては“0”のプログラムデータをそしてプログラムが禁止されたセルに対しては“1” のプログラムデータをページバッファ回路10の全てのラッチに各々ロードする。
【0029】
図8に図示されたように、コントローラ100からの制御信号CTLはビットラインセットアップ区間でロジックローレベルからロジックハイレベルに遷移する。これによって、メモリブロックBLK1〜BLKiに各々対応するブロック選択信号BSEL1〜BSELiがハイに活性化され、その結果各ブロック選択制御回路20_1〜20_iの選択トランジスタBT1〜BT18が同時にターンオンされる。結果的に、各メモリブロックBLK1〜BLKiの第1ストリング選択ラインSSL1は電源電圧VCCに充電されるように対応する駆動ラインSS1に接続され、第2ストリング選択ラインSSL2は接地電圧VSSに充電されるように対応する駆動ラインSS2に接続され、ワードラインWL1〜WL16は接地電圧VSSに各々充電されるように対応する駆動ラインCG1〜CG16に接続される。一方、前で説明された条件下で、ビットラインセットアップ区間で、ビットラインBL1〜BLjはページバッファ回路10にロードされたプログラムデータによって電源電圧VCC又は接地電圧VSSに各々充電される。
【0030】
プログラム区間に進入する前に、図8に図示されたように、制御信号CTLはロジックハイレベルVCCからロジックローレベルVSSに遷移する。以後、選択されたメモリブロックの選択ワードラインは駆動回路30からのプログラム電圧Vpgmに設定され非選択ワードラインは駆動回路30からのパス電圧Vpssに各々設定される。一方、非選択のメモリブロックの全てのワードラインWL1〜WL16はフローティング状態に設定され、これは非選択のメモリブロックに対応する選択トランジスタBT1〜BT18が制御信号CTLのハイ−ロウ遷移によってターンオフされるからである。プログラム区間で、選択ワードラインに接続されたEEPROMセルトランジスタは従来のNAND型フラッシュメモリ装置と同一の方法でプログラムされ、またはプログラムが禁止される。
【0031】
次に、プログラムされたEEPROMセルトランジスタが要求される目標スレッショルド電圧を有するかの可否を判別するための段階が実行される前、選択されたメモリブロックワードラインWL1〜WL16及びビットラインBL1〜BLj上の電圧がリカバリ区間の間に接地電圧VSSレベルまで放電される。
【0032】
ビットラインセットアップ区間と同じように、制御信号CTLはリカバリ区間の進入時ロジックローレベルからロジックハイレベルに遷移し、その結果メモリブロックBLK1〜BLKiに各々対応するブロック選択信号BSEL1〜BSELiがハイに活性化される。これによって、ブロック選択制御回路20_1〜20_iの選択トランジスタBT1〜BT18が同時にターンオンされる。結果的に、各メモリブロックBLK1〜BLKiの第1ストリング選択ラインSSL1は電源電圧VCCに充電されるように対応する駆動ラインSS1に接続され、第2ストリング選択ラインSSL2は接地電圧VSSに充電されるように対応する駆動ラインSS2に接続され、ワードラインWL1〜WL16は接地電圧VSSに各々充電されるように対応する駆動ラインCG1〜CG16に接続される。
【0033】
続いて、検証区間に進入する前、図8に図示されたように、制御信号CTLはロジックハイレベルからロジックローレベルに遷移する。以後、選択されたメモリブロックの選択ワードラインは駆動回路30からの検証電圧Vverify(例えば、0.7V)に設定され非選択ワードラインは駆動回路30からの読出し電圧Vread(例えば、4.5V)に各々設定される。一方、非選択のメモリブロックの全てのワードラインWL1〜WL16はフローティング状態に設定され、これは非選択のメモリブロックに対応する選択トランジスタBT1〜BT18が制御信号CTLのハイ−ロウ遷移によってターンオフされるからである。検証区間で、EEPROMセルトランジスタが要求される目標スレッショルド電圧に到達したかの可否が従来のNAND型フラッシュメモリ装置と同一の方法で判別される。以上で説明されたプログラムサイクルは全てページバッファラッチが検証区間で電源電圧VCCに設定される時まで反復される。
【0034】
この実施の形態において、プログラム電圧Vpgmは反復されるプログラムサイクルの間に15.5Vから20Vまで順次に増加される(インクリメンタルステップパルスプログラミングスキム)。そして、ビットラインセットアップ及びリカバリ区間の間、メモリブロックBLK1〜BLKiのワードラインWL1〜WL16が接地電圧VSSの代わりに電源電圧VCC又は中間電圧に充電されることができることはこの分野で熟練した者には自明である。
【0035】
以上のように本発明のNAND型フラッシュメモリ装置によると、ビットラインセットアップ及びリカバリ区間の間に非選択のメモリブロックワードラインWL1〜WL16を接地電圧VSSに、第1ストリング選択ラインSSL1を電源電圧VCCに、そして第2ストリング選択ラインSSL2を接地電圧VSSに設定することで、キャパシタンスCA2は非選択のメモリブロックのストリング選択ラインSSL1及びSSL2そしてワードラインWL1〜WL16の遮蔽効果(shielding effect)によって完全に除去される(即ち、キャパシタンスCA21は非選択のメモリブロックに接続されるワードラインWL1〜WL16に接地電圧が接続されるため殆ど無視できる程度に小さくなる)。また、キャパシタンスCA3はやはりストリング選択ラインSSL1及びSSL2そしてワードラインWL1〜WL16の遮蔽効果によって殆ど無視できる程度に減少する。その上、基板キャパシタンスCBはキャパシタンスCA22が加わるから増加する。
【0036】
結果的に、前で説明された数式で分かるように、総キャパシタンスCAが減少し基板キャパシタンスCBが増加するから、ビットラインと基板との間のカップリングによって増加する電圧VUP1は図4に図示されたように電圧Vup3まで低くなる。ゆえに、図6に図示された寄生フィールドトランジスタのスレッショルド電圧VTFがワードライン電圧(例えば、プログラム又はパス電圧)より低くなるように減少することを充分抑制することができ、その結果、プログラムディスターブを防止することができる。同様に、ビットラインと基板との間のカップリングによって低くなる電圧Vdown1は図4に図示されたように電圧Vdown3まで減少する。ゆえに、十分にプログラムされないEEPROMセルトランジスタスレッショルド電圧が目標スレッショルド電圧に到達したように見えることを防止することができ、その結果アンダプログラムを防止することできる。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ビットラインセットアップ及びリカバリ区間の間、全てのメモリブロックのワードラインを任意の電圧(例えば、接地電圧、電源電圧、又は中間電圧)に設定することで、基板電圧が瞬間的に高まることを充分抑制することができる。したがって、基板電圧のバウンシングによって生じるアンダプログラム及びプログラムディスターブを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のNAND型フラッシュメモリ装置を示す図。
【図2】従来のNAND型フラッシュメモリ装置のプログラム動作を説明するためのタイミング図。
【図3】オンセル及びオフセルのスレッショルド電圧分布を示す図。
【図4】プログラムサイクルでの基板電圧の変化を示す図。
【図5】ビットライン方向に沿って切断されたNANO型フラッシュメモリ装置の断面図。
【図6】ワードライン方向に沿って切断されたNANO型フラッシュメモリ装置の断面図。
【図7】本発明の実施の形態としてNAND型フラッシュメモリ装置を示す図。
【図8】本発明の実施の形態のプログラム動作を説明するためのタイミング図。
【符号の説明】
BLK1〜BLKi メモリブロック
BL1〜BLj ビットライン
WL1〜WL16 ワードライン
M1〜M16 フラッシュEEPROMセルトランジスタ
20_1〜20_i ブロック選択制御回路
22 ブロック選択信号発生器
BSEL1 ブロック選択信号
CG1〜CG16 駆動ライン
100 コントローラ
CTL 制御信号

Claims (12)

  1. 各々が行及び列のマトリックス形態に配列された複数個のメモリセルを含む複数個のメモリブロックと、
    このメモリブロックに各々対応し、各々がプログラムサイクルの間に対応するメモリブロックの前記行を対応する駆動ラインに接続する複数個のブロック選択制御回路と、
    前記プログラムサイクルのビットラインセットアップ区間とリカバリ区間の間に前記メモリブロック各々の行が前記対応する駆動ラインと接続されるように前記ブロック選択制御回路を制御するコントローラとを含み、
    前記メモリブロック各々の行は前記プログラムサイクルのビットラインセットアップ区間およびリカバリ区間の間に所定の電圧に各々設定される
    ことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。
  2. 前記不揮発性半導体メモリ装置はNAND型フラッシュメモリ装置であることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  3. 前記所定の電圧は接地電圧、電源電圧、そして前記電源電圧と前記接地電圧間の中間電圧のうちの一つであることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  4. 前記コントローラは前記ビットラインセットアップ区間と前記リカバリ区間で活性化されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  5. 前記コントローラは前記プログラムサイクルのプログラム及び検証区間の間に非選択のメモリブロックのブロック選択信号発生器を非活性化させ、その結果前記非選択のメモリブロックの行が各々フローティング状態に維持されることを特徴とする請求項4に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  6. 各々が行及び列のマトリックス形態に配列された複数個のメモリセルを含む複数個のメモリブロックと、
    このメモリブロックに各々対応する複数個のブロック選択制御回路とを有し、
    前記ブロック選択制御回路の各々は、
    プログラムサイクルの間に対応するメモリブロックを選択するためのブロック選択信号を発生するブロック選択信号発生器と、
    前記ブロック選択信号に応答して前記対応するメモリブロックの行を対応する駆動ラインと接続するスイッチ部を駆動し、前記プログラムサイクルのビットラインセットアップ及びリカバリ区間の間に前記メモリブロック各々の行が前記対応する駆動ラインと接続されるように前記ブロック選択信号発生器を同時に活性化させるコントローラとを含み、
    前記メモリブロックの各々の行は前記プログラムサイクルのビットラインセットアップ及びリカバリ区間の間に所定の電圧に各々設定される
    ことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。
  7. 前記不揮発性半導体メモリ装置はNAND型フラッシュメモリ装置であることを特徴とする請求項6に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  8. 前記所定の電圧は接地電圧、電源電圧、そして前記電源電圧と前記接地電圧間の中間電圧のうちの一つであることを特徴とする請求項7に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  9. 複数本のビットライン、複数本のワードライン及び、前記ワードラインと前記ビットラインのマトリックス形態に配列された複数個のメモリセルを含む複数個のメモリブロックと、
    このメモリブロックに各々対応し対応するメモリブロックのワードラインを対応する駆動ラインと接続する複数個のブロック選択制御回路とを有する不揮発性半導体メモリ装置のプログラム方法において、
    前記ビットラインにプログラムされるデータを各々ローディングする段階と、
    前記データを選択されたメモリブロックにプログラムする段階と、
    前記ビットライン上の電圧を放電する段階とを含み、
    前記メモリブロックの各々のワードラインは前記ローディング及び放電段階で所定電圧に各々設定されるように前記対応する駆動ラインと電気的に接続されることを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置のプログラム方法。
  10. 前記データが正確にプログラムされたかの可否を判別する段階を付加的に含むことを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体メモリ装置のプログラム方法。
  11. 前記不揮発性半導体メモリ装置はNAND型フラッシュメモリ装置であることを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体メモリ装置のプログラム方法。
  12. 前記所定電圧は接地電圧、電源電圧、そして前記電源電圧と前記接地電圧間の中間電圧の一つであることを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体メモリ装置のプログラム方法。
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