Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP3667110B2 - 画像形成装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP3667110B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3667110B2
JP3667110B2 JP25439798A JP25439798A JP3667110B2 JP 3667110 B2 JP3667110 B2 JP 3667110B2 JP 25439798 A JP25439798 A JP 25439798A JP 25439798 A JP25439798 A JP 25439798A JP 3667110 B2 JP3667110 B2 JP 3667110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
sheet
recording
image forming
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25439798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000086010A (ja
Inventor
泰 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25439798A priority Critical patent/JP3667110B2/ja
Publication of JP2000086010A publication Critical patent/JP2000086010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3667110B2 publication Critical patent/JP3667110B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートが、湾曲しているときや、しわになっているとき、あるいは、波打ち状態になっているときなどのように、変形している場合、その変形をある程度矯正し、矯正しきれない場合には、そのシートを変形シートとして検知するプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置の1例である、インクジェット記録装置(プリンタ)は、シートである記録媒体に安定した記録を行うため、記録媒体にインクが吐出される際に、記録媒体のしわや波打ち状の変形(以下、コックリングという)の影響を極力受けないようにするため、記録媒体の表面と記録ヘッドとの間隔を一定に保持していなければならない。なお、シートには、紙、紙の代用品である樹脂製の薄シート等がある。
【0003】
また、インクジェット記録装置は、湿気等によりカール状に変形している記録媒体に対しても、プラテン上からヘッドの方へ向けての記録媒体の浮き上りを防止しなければならない。
【0004】
従来、これらの要望に対応して搬送性能を向上させる例として、次のような構成を有するインクジェット記録装置がある。
【0005】
第1に、記録媒体の搬送方向の上流部に、記録媒体を記録媒体押さえ部材でプラテンに記録媒体押さえ部材で押し付ける構成。
【0006】
第2に、プラテンに複数の小径の孔を設け、負圧発生手段の空気吸引によって記録媒体をプラテンに密着させる構成。
【0007】
第3に、記録媒体を、静電気吸着により、ベルト状、あるいは、吸着板状の部材に吸着させて、搬送する構成。
【0008】
また、搬送の異常、すなわち、ジャムが発生したとき、異常状態を検知する検知手段として、光学式、あるいは、レバー式等のジャム検知センサを搬送経路内に設置し、異常発生時に装置を停止させるものもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成や検知手段を用いても、搬送不能によるジャムやシートの引っ掛かりによる搬送異常による画像不良、また、時には、記録ヘッドヘの接触によるヘッド破損等が生じて、対策が不十分であった。
【0010】
特に、印字ヘッドの印字幅が広い装置や、記録領域に配される記録媒体の搬送方向に交差する方向の記録媒体の全幅にわたってインク吐出口を配列したいわゆるフルラインタイプのインクジェット記録ヘッドを備えた装置等の場合、コックリングや記録紙の浮きが頼著に発生するという問題を有している。
【0011】
また、これらの装置は、記録する画像が高濃度であると、多量のインクを記録媒体上に打ち込むため、記録紙に大きなコックリングが生じ、ヘッドに対する記録媒体の擦れによって、ジャムや、搬送不良(送りむら、画像擦れ等)が生じる場合がある。その結果、印字ヘッドに接触した記録媒体の画像が乱れて品質のよい画像を形成することができないこと、ヘッドに目詰まりが生じること、インクの混色が生じること、ヘッドが破損すること等の問題も生じていた。
【0012】
本発明は、シートが、湾曲しているときや、しわになっているとき、あるいは、波打ち状態になっているときなどのように、変形している場合、その変形をある程度矯正し、矯正しきれない場合には、そのシートを変形シートとして検知し、画像形成手段が変形シートによって損傷を受けないようにして、品質の良い画像をシートに形成することのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、次の画像形成装置によって解決される。
【0014】
第1発明の画像形成装置は、回転するベルトの平坦面であってシートを案内するシート案内面に接近離間可能で、且つ前記案内面に接近する方向に付勢された変形シート押圧手段と、前記シート案内面に案内される変形シートによって前記シート案内面から所定の距離以上離間させられたときの前記変形シート押圧手段を検知する変形シート検知手段と、を備えた変形シート検知装置と、前記変形シート押圧手段のシート搬送方向の下流側で前記シートにインクを吐出して画像を形成する記録ヘッドを有する画像形成手段と、を備えた画像形成装置であって、前記変形シート押圧手段が、通常、正常なシートに接触しない位置に保持されて、前記シートの幅方向に配列された複数の回転体を有し、前記回転体と前記シートとの間隔と、前記記録ヘッドと前記シートとの間隔とを同一に設定され、前記変形シート検知手段によって前記変形シート押圧手段の作動が検知されたとき、前記ベルトの回転が停止されるようになっている。
【0015】
上記第1発明の画像形成装置は、シート案内面に案内されるシートにしわが生じていたり、あるいはシートが波打ち状態になっていたりして、シートにシート案内面から浮き上がっている部分があると、その浮き上がった部分がシート押圧体に当接し、シート押圧体がその浮き上がった部分を押えてシートの変形を矯正する。
【0016】
しかし、シートの浮き上がり量が大きいときや、シートの腰が強いときには、シート押圧体がシートを押圧しきれなくなり、シートの変形を矯正することができない。この場合、シート押圧体は、シートによってシート案内面から離れる方向に移動させられ、その移動したことが変形シート検知手段によって検知される。
【0017】
このことによって、変形シートの内、変形を矯正することのできない変形シートが検知され、その後のシート搬送に支障が生じないようにする。
【0018】
発明の画像形成装置は、前記変形シート押圧手段が、通常、正常な状態のシートが接触しない位置に保持されている。
【0019】
上記第発明の画像形成装置は、正常な状態のシートには、変形シート押圧手段が接触しないようになっており、その後のシート搬送に支障が生じる恐れがある量だけ、変形している場合には、その変形しているシートが変形シート押圧手段に接触するようになっている。
【0020】
発明の画像形成装置は、前記シートの幅方向に配列された複数の回転体を備えている。
【0021】
発明の画像形成装置は、前記回転体が、拍車である。
【0022】
発明の画像形成装置は、前記回転体が、ころである。
【0025】
発明の画像形成装置は、前記シート案内面が、回転する円柱状体の回転面である。
【0028】
さらに、画像形成装置は、前記変形シート押圧手段が、前記シートの画像形成領域幅以上に配設されている。
【0029】
上記画像形成装置は、変形シート押圧手段が、シートの画像形成領域幅以上の幅をほぼカバーすることにより、従来一般的に用いられている光学式、あるいは、レバー式等によるジャム検知センサと比べて、シートの変形を画像形成領域幅以上に亘って検知することができ、従来のジャム検知センサのように、シートの幅方向の一部分だけ検知しながらシートの遅延と滞留を検出することによって初めて搬送の異常を判断するのではなく、リアルタイムでシートの画像形成領域以上に亘ってシートの変形を検知することが可能となり、画像形成装置の例えば記録ヘッドヘの損傷や、画像不良を早急に防止できる。
【0030】
なお、本発明においてシートの幅とは、シートの搬送方向と直交する方向に長さを言う。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の画像形成装置を説明する。
【0032】
(画像形成装置)
図1は、後述する各実施形態、及び参考例の変形シート検知装置が組み込まれる画像形成装置の1例であるインクジェット記録装置(プリンタ)300の正面断面図である。
【0033】
図1において、スキャナ部301は原稿を読み取りそれを電気信号に変換する部分である。そこで変換された信号に基づいた信号がプリンタ部302の記録ヘッド部305にドライブ信号として与えられる。給紙部303に収容されたシートである記録紙は、必要時に1枚ずつベルト搬送部304へ向かって送り出される。記録紙は、ベルト搬送部304を通過する際、記録ヘッド部305内に配置された各色の記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bk(図2参照)により画像が記録され、排紙部307を経てトレイ420へ送り出される。なお、回復キャップ部306は、記録ヘッド部305を常時印字可能な状態に維持させるための機能を備えている。
【0034】
なお、記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bk(図2参照)には、フルライン化された長尺ヘッドが使用されている。図21に、そのフルライン化された長尺な記録ヘッドとインクの供給手段との構成を模式的に示してある。
【0035】
符号1601はその記録ヘッドを示し、符号1652は記録ヘッド1601内の共通液室を示し、符号1653は記録液吐出面1654に配された液体吐出用の吐出口を示す。吐出口1653は、対象とされる記録紙の記録領域幅いっぱいに複数配されており、その個々の吐出口1653に通じる不図示の液路に設けられた発熱素子を選択的に駆動させることによって記録液が吐出されるようになっており、ヘッド自体の移動走査なしに記録を実施することができるようになっている。
【0036】
符号1655は記録液を記録ヘッド1601に供給する記録液供給タンクを示し、符号1656は記録液供給タンク1655に記録液を補充するためのメインタンクを示す。記録液は、供給タンク1655から供給管1657により記録ヘッド1601の共通液室1652に供給され、また、記録液補充のときの記録液はメインタンク1656から一方通行の補充整流弁1658を介して回復用ポンプ1659により供給タンク1655に補充されるようになっている。
【0037】
また、符号1660は記録ヘッド1601の吐出機能を回復させるときに使用される一方通行の回復用整流弁を示し、符号1661は回復整流弁1660が介装されている循環用管を示し、更に、符号1662は先に述べた第1の供給管1657に介装されている電磁弁を示す。記録ヘッド1601の吐出機能の回復は、記録液供給タンク1655の記録液を回復ポンプ1659によって、回復用整流弁1660を得て、記録ヘッド1601に送り込むことによって行なわれる。供給タンク用空気抜き弁1663は、記録液供給タンク1655内の空気の量を加減して、記録液供給タンク1655内の記録液の溜る量を加減するために設けられている。
【0038】
(第1実施形態の変形シート検知装置)
図2、図3は、インクジェット記録装置のプリンタ部に備えられた第1実施形態の変形シート検知装置11の正面図である。
【0039】
第1実施形態の変形シート検知装置11の構成を説明する。
【0040】
図1の給紙部303より搬送されてきた記録紙8は、搬送ベルト308上に、吸着ローラ52の直前で静電吸着される。このとき、搬送ベルト308の表面は帯電器91によって電位を与えられている。搬送ベルト308に載置された記録紙が、接地された吸着ローラ52に達すると、記録紙と搬送ベルトとがより密着した状態に静電吸着力によって維持されるため、記録紙は搬送ベルト308に密着して搬送ベルトとともに移動する。
【0041】
記録紙8は、搬送ベルト308上に吸着されて、各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkへと順次送られるべく、各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの上流側に配置された拍車61C,61M,61Y,61Bkに到達するようになっている。ここでこれらの拍車61C,61M,61Y,61Bkは記録紙幅の全域をカバーするように記録紙幅方向に複数個配設されている。これらの記録紙幅方向の配設個数、及び、配設位置は、インクジェット記録装置に使用される記録紙の種類に応じて最適に配置されている。なお、拍車は、必ずしも、記録紙幅一杯に配設されている必要はない。記録紙に画像が形成される領域以上に配設されていればよい。これらの拍車61C,61M,61Y,61Bkは、搬送されてくる正常な記録紙の記録面に対し、一定の間隙d1をもって各々配置されている。この間隙d1は、通常、記録ヘッドと記録紙との間の距離と同じ程度に設定しておくのの望ましい。なお、記録ヘッドの高さを記録紙の厚みに応じて調節するとき、搬送ベルト308の上面を基準にして、記録ヘッドと搬送ベルト308の上面との間隙dを調節する。
【0042】
また、拍車61C,61M,61Y,61Bkは、各々、拍車ホルダ63C,63M,63Y,63Bkに回転自在に保持されている。また、これらの拍車ホルダ63C,63M,63Y,63Bkは、各々回転中心Sを中心にして上下方向に揺動するようになっている。これらの拍車ホルダ63C,63M,63Y,63Bkは、ばね65C,65M,65Y,65Bkによって時計方向に回転付勢されている。これらの拍車ホルダ63C,63M,63Y,63Bkの近傍には、拍車ホルダ揺動検知手段であるマイクロスイッチ64C,64M,64Y,64Bkが配置されている。これらのマイクロスイッチ64C,64M,64Y,64Bkは、各々の拍車ホルダの揺動によって押圧され、回路がONされるようになっている。
【0043】
第1実施形態の変形シート検知装置11の動作を説明する。
【0044】
印字動作に応じて記録紙が供給され、搬送ベルト308によって搬送されると、通常、記録紙は搬送ベルト308上を浮きや、折れ等がなく、正常に搬送されれば、上記各々の記録ヘッド上流側に設けられた拍車は、記録紙面に対して一定の間隙をもって配置されているため、正常な記録紙が通過したときにはなんら回転せず、停止したままになっている。また、この時、拍車ホルダ近傍に配置されたマイクロスイッチも、拍車ホルダが揺動しないので、OFFのままとなっている。そして、記録紙は、各々の記録ヘッド下を順次通過することにより各色画像が形成され、最終色を形成後、排出される。
【0045】
次に、搬送異常があった場合の動作を図3に基づいて説明する。
【0046】
記録紙に間隙d以上の浮きが生じたまま、記録ヘッド部に記録紙が到達した場合の動作を説明する。
【0047】
記録紙に浮きが生じたまま記録紙と搬送ベルト308との間の隙間に達すると、記録紙は拍車に接触し、拍車は回転を続ける。この時、拍車ホルダの付勢力によって記録紙の浮きを押さえる。すなわち、記録紙の変形が矯正可能な程度であれば、拍車によって押された記録紙は、正常な状態、すなわち、間隙d以下の浮き量となり、プリント部は、正常時な動作をし、各色画像を順次形成し、終了する。
【0048】
この時、拍車ホルダの付勢力によっても記録紙浮きを押さえられない場合、すなわち、記録紙浮きによる記録紙の腰が、拍車ホルダの付勢力を上回る場合には、拍車ホルダ63は、揺動中心Sを中心として、記録紙の浮きによって揺動する。この揺動により、揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が押圧され、回路がONされる。
【0049】
マイクロスイッチ64により回路がONされると、変形シート検知装置11は、記録紙搬送異常と判断し、記録ヘッド1の印字動作を直ちに中止するとともに、搬送ベルト308を停止し、連続画像形成動作中であれば、次の給紙動作も中止し、記録紙詰まり、すなわちジャムと判断する。これにより、記録紙浮きによる記録ヘッドヘの損傷を直ちに防止することができる。
【0050】
第1実施形態の変形シート検知装置11においては、記録紙押さえ手段である拍車によって、紙浮き等を事前に補正すると同時に、この記録紙押さえ手段によって補正しきれないレベルの記録紙浮き等に関しては、その揺動を検知することによって、記録紙搬送の不具合、すなわち、ジャムの検出、搬送不良(紙折れ、引っ掛かりによる画像むら、画像擦れ)の検出を行うものである。これにより、従来一般的に用いられている光学式あるいは、レバー式等によるジャム検知センサに比し、記録紙の全幅の領域にわたって、記録紙自身の挙動を常に検知することが可能となるため、従来のジャム検知センサと異なって、記録紙の遅延と滞留を検出することによって初めて搬送の異常を判断するのではなく、リアルタイムでの記録紙の搬送異常検出が可能となるため、記録ヘッドヘのダメージや画像不良を早急に防止することができる。
【0051】
(第2実施形態の変形シート検知装置)
図4、図5は、インクジェット記録装置のプリンタ部に備えられた第2実施形態の変形シート検知装置12の正面図である。
【0052】
第2実施形態の変形シート検知装置12の構成を説明する。
【0053】
図1の給紙部303より給送された記録紙8は、吸着ローラ52によりベルト搬送部304の搬送ベルト308に吸着され各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkへと順次送られるべく、第1記録ヘッド1Cのみの上流側に配置された拍車61に到達するようになっている。ここで拍車61は記録紙幅の全域をカバーするように記録紙幅方向に複数個配設されている。拍車61の記録紙幅方向の配設個数、及び、配設位置は、インクジェット記録装置に使用される記録紙の種頼に応じて最適に配置されている。なお、拍車は、必ずしも、記録紙幅一杯に配設されている必要はない。記録紙に画像が形成される領域以上に配設されていればよい。この拍車61は、搬送されてくる正常な記録紙の記録面に対し、一定の間隙d1をもって各々配置されている。この間隙d1は、通常、記録ヘッドと記録紙との間の距離と同じ程度に設定しておくのが望ましい。なお、記録ヘッドの高さを記録紙の厚みに応じて調節するとき、搬送ベルト308の上面を基準にして、記録ヘッドと搬送ベルト308の上面との間隙dを調節する。
【0054】
また、拍車61は、一体的に拍車ホルダ63に回転自在に保持されている。また、拍車ホルダ63は、回転中心Sを中心にして上下方向に揺動するようになっている。拍車ホルダ63は、ばね65によって時計方向に回転付勢されている。拍車ホルダ63の近傍には、拍車ホルダ揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が配置されている。これらのマイクロスイッチ64は、拍車ホルダの揺動によって押圧され、回路がONされるようになっている。
【0055】
第2実施形態の変形シート検知装置12の動作を説明する。
【0056】
印字動作に応じて記録紙が供給され搬送ベルト308によって搬送されると、通常、記録紙は搬送ベルト308上を浮きや、折れ等がなく、正常に搬送されれば、上記第1記録ヘッド上流側に設けられた拍車は、記録紙面に対して一定の間隙をもって配置されているため、正常な記録紙が通過したときにはなんら回転せず、停止したままになっている。また、この時、拍車ホルダ近傍に配置されたマイクロスイッチも、拍車ホルダが揺動しないので、OFFのままとなっている。そして、記録紙は、各々の記録ヘッド下を順次通過することにより各色画像が形成され、最終色を形成後、排出される。
【0057】
次に、搬送異常があった場合の動作を図5に基づいて説明する。
【0058】
記録紙に間隙d以上の浮きが生じたまま、記録ヘッド部に記録紙が到達した場合の動作を説明する。
【0059】
記録紙に浮きが生じたまま記録紙と搬送ベルト308との隙間に達すると、記録紙は拍車に接触し、拍車は回転を続ける。この時、拍車ホルダの付勢力によって記録紙の浮きを押さえる。すなわち、記録紙の変形の矯正が可能な程度であれば、拍車によって押された記録紙は、正常な状態、すなわち、間隙d以下の浮き量となり、プリント部は正常時のような動作をし、各色画像を順次形成し、終了する。
【0060】
この時、拍車ホルダの付勢力によっても記録紙浮きを押さえられない場合、すなわち、記録紙浮きによる記録紙の腰が、拍車ホルダの付勢力を上回る場合には、拍車ホルダ63は、揺動中心Sを中心として、記録紙の浮きによって揺動する。この揺動により、揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が押圧され、回路がONされる。
【0061】
マイクロスイッチ64により回路がONされると、変形シート検知装置は、記録紙搬送異常と判断し、記録ヘッド1の印字動作を直ちに中止するとともに、搬送ベルト308を停止し、連続画像形成動作中であれば、次の給紙動作も中止し、記録紙詰まり、すなわちジャムと判断する。これにより、記録紙浮きによる記録ヘッドヘの損傷を直ちに防止することができる。
【0062】
本発明の第2の実施形態の変形シート検知装置12においては、記録紙押さえ手段である拍車によって、記録紙浮き等を事前に補正すると同時に、この押さえ手段によって補正しきれないレベルの記録紙浮き等に関しては、その揺動を検知することによって、記録紙搬送の不具合、すなわち、ジャムの検出、搬送不良(紙折れ、引っ掛かりによる画像むら、画像擦れ)の検出を行うものである。これにより、従来一般的に用いられている光学式あるいは、レバー式等によるジャム検知センサに比し、記録紙の全幅の領域にわたって、記録紙自身の挙動を常に検知することが可能となるため、従来のジャム検知センサと異なって、記録紙の遅延と滞留を検出することによって初めて搬送の異常を判断するのではなく、リアルタイムでの記録紙の搬送異常検出が可能となるため、記録ヘッドヘのダメージや画像不良を早急に防止することができる。
【0063】
(第3実施形態の変形シート検知装置)
図7、図8は、図6に示すインクジェット記録装置400のプリンタ部に備えられた第3実施形態の変形シート検知装置13の正面図である。
【0064】
図6は、本発明の実施の形態の画像記録装置としてのシリアル方式のインクジェット記録装置400のプリンタ部の概略斜視図である。図6において、記録ヘッド1101は、モータ1216の駆動によりレール1213a上を往復動するキャリッジ1214と一体的に構成されている。インクタンク1222C,1222M,1222Y,12228k内に収容されたインクは、ポンプ1223C,1223M,1223Y,1223Bkによりキャリッジ1214内の記録ヘッド1101内に搭載された各色の記録ヘッド1101C,1101M,1101Y,1101Bkに供給される。被記録部材(記録紙)は、プラテンローラ1212に沿って搬送され、一時停止する。そして、記録ヘッド1101は、レール1213a,1213bに沿って往勤しながらインクを吐出して画像記録を行う。所定記録紙幅分の画像記録を行うと再び記録ヘッド1101はレール1213a,1213bに沿って復勤しホームポジションヘ戻るが、この間に記録紙はプラテンローラ1212により所望量搬送され再び停止する。そして、このような動作を繰り返し画像記録は行われる。
【0065】
このように、停止している記録紙に対し記録ヘッドを往復動させつつ印字を行う記録方式を以降シリアルスキャン方式と呼ぶ。
【0066】
第3実施形態の変形シート検知装置13の構成を説明する。
【0067】
図1の給紙部303より給送された記録紙8は、プラテンローラ1212上に吸着され各記録ヘッド1101C,1101M,1101Y,1101Bkへと順次送られるべく、第1記録ヘッド1Cのみの上流側に配置された拍車61に到達するようになっている。なお、記録ヘッドは、キャリッジ1214と一体に図7、図8の紙面の表裏方向に移動するが、拍車61は移動しないようになっている。また、プラテンローラ1212は、複数の小孔を有し、不図示の負圧発生手段によって発生した吸引力によりシートを吸着するようになっている。
【0068】
ここで拍車61は記録紙幅の全域をカバーするように記録紙幅方向に複数個配設されている。拍車の記録紙幅方向の配設個数、及び、配設位置は、インクジェット記録装置に使用される記録紙の種類に応じて最適に配置されている。なお、拍車は、必ずしも、記録紙幅一杯に配設されている必要はない。記録紙に画像が形成される領域以上に配設されていればよい。この拍車61は、搬送されてくる正常な記録紙の記録面に対し、一定の間隙d1をもって各々配置されている。この間隙d1は通常、記録ヘッドと記録紙との間の距離と同じ程度に設定しておくのが望ましい。なお、記録ヘッドの高さを記録紙の厚みに応じて調節するとき、プラテンローラ1212の回転面を基準にして、記録ヘッドとプラテンローラ1212の回転面との間隙dを調節する。
【0069】
また、拍車61は、拍車ホルダ63に回転自在に保持されている。また、拍車ホルダ63は、回転中心Sを中心にして上下方向に揺動するようになっている。拍車ホルダ63は、ばね65によって時計方向に回転付勢されている。拍車ホルダ63の近傍には、拍車ホルダ揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が配置されている。
【0070】
マイクロスイッチ64は、拍車ホルダの揺動によって押圧され、回路がONされるようになっている。
【0071】
第3実施形態の変形シート検知装置13の動作を説明する。
【0072】
印字動作に応じて記録紙が供給され搬送ベルト308によって搬送されると、通常、記録紙は搬送ベルト308上を浮きや、折れ等がなく、正常に搬送されれば、上記第1記録ヘッド上流側に設けられた拍車は、記録紙面に対して一定の間隙をもって配置されているため、正常な記録紙が通過したときにはなんら回転せず、停止したままになっている。また、この時、拍車ホルダ近傍に配置されたマイクロスイッチも、拍車ホルダが揺動しないので、OFFのままとなっている。そして、記録紙は、各々の記録ヘッド下を案内板20に案内されて順次通過することにより各色画像が形成され、最終色を形成後、排出される。
【0073】
次に、搬送異常があった場合の動作を図8に基づいて説明する。
【0074】
記録紙に間隙d以上の浮きが生じたまま、記録ヘッド部に記録紙が到達した場合の動作を説明する。
【0075】
記録紙に浮きが生じたまま記録紙が拍車とプラテン1212との隙間に達すると、記録紙は拍車に接触する。拍車は回転を続ける。この時、拍車ホルダの付勢力によって記録紙の浮きを押さえる。すなわち、記録紙の変形の矯正が可能な程度であれば、拍車によって押された記録紙は、正常な状態、すなわち、間隙d以下の浮き量となり、プリント部は正常時のような動作をし、各色画像を順次形成し、終了する。
【0076】
この時、拍車ホルダの付勢力によっても記録紙浮きを押さえられない場合、すなわち、記録紙浮きによる記録紙の腰が、拍車ホルダの付勢力を上回る場合には、拍車ホルダ63は、揺動中心Sを中心として、記録紙の浮きによって揺動する。この揺動により、揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が押圧され、回路がONされる。
【0077】
マイクロスイッチ64により回路がONされると、変形シート検知装置本体は、記録紙搬送異常と判断し、記録ヘッド1の印字動作を直ちに中止するとともに、搬送ベルト308を停止し、連続画像形成動作中であれば、次の給紙動作も中止し、記録紙詰まり、すなわちジャムと判断する。これにより、記録紙浮きによる記録ヘッドヘのダメージを直ちに防止することができる。
【0078】
本発明の第3実施形態の変形シート検知装置においては、記録紙押さえ手段である拍車によって、記録紙浮き等を事前に補正すると同時に、この押さえ手段によって補正しきれないレベルの記録紙浮き等に関しては、その揺動を検知することによって、記録紙搬送の不具合、すなわち、ジャムの検出、搬送不良(紙折れ、引っ掛かりによる画像むら、画像擦れ)の検出を行うものである。これにより、従来一般的に用いられている光学式あるいは、レバー式等によるジャム検知センサに比し、記録紙の全幅の領域にわたって、記録紙自身の挙動を常に検知することが可能となるため、従来のジャム検知センサと異なって、記録紙の遅延と滞留を検出することによって初めて搬送の異常を判断するのではなく、リアルタイムでの記録紙の搬送異常検出が可能となるため、記録ヘッドヘのダメージや画像不良を早急に防止することができる。
【0079】
(第4実施形態の変形シート検知装置)
図9、図10は、インクジェット記録装置のプリンタ部に備えられた第4実施形態の変形シート検知装置14の正面図である。
【0080】
第4実施形態の変形シート検知装置14の構成を説明する。
【0081】
図1の給紙部303より搬送されてきた記録紙8は、吸着ロ一ラ52によりベルト搬送部304の搬送ベルト308上に吸着されて、各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkへと順次送られるべく、各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの上流側に配置されたころ161C,161M,161Y,161Bkに到達するようになっている。ここでこれらのころ161C,161M,161Y,161Bkは記録紙幅の全域をカバーするように記録紙幅方向に複数個配設されている。これらの記録紙幅方向の配設個数、及び、配設位置は、装置に使用される記録紙の種類に応じて最適に配置されている。なお、ころは、必ずしも、記録紙幅一杯に配設されている必要はない。記録紙に画像が形成される領域以上に配設されていればよい。これらのころ161C,161M,161Y,161Bkは、搬送されてくる正常な記録紙の記録面に対し、一定の間隙d1をもって各々配置されている。この間隙d1は、通常、記録ヘッドと記録紙との間の距離と同じ程度に設定しておくのが望ましい。なお、記録ヘッドの高さを記録紙の厚みに応じて調節するとき、搬送ベルト308の上面を基準にして、記録ヘッドと搬送ベルト308の上面との間隙dを調節する。
【0082】
また、ころ161C,161M,161Y,161Bkは、各々、ころホルダ163C,163M,163Y,163Bkに回転自在に保持されている。また、これらのころホルダ163C,163M,163Y,163Bkは、各々回転中心Sを中心にして上下方向に揺動するようになっている。これらのころホルダ163C,163M,163Y,163Bkは、ばね65C,65M,65Y,65Bkによって時計方向に回転付勢されている。これらのころホルダ163C,163M,163Y,163Bkの近傍には、ころホルダ揺動検知手段であるマイクロスイッチ64C,64M,64Y,64Bkが配置されている。これらのマイクロスイッチ64C,64M,64Y,64Bkは、各々のころホルダの揺動によって押圧され、回路がONされるようになっている。
【0083】
第4実施形態の変形シート検知装置14の動作を説明する。
【0084】
印字動作に応じて記録紙が供給され、搬送ベルト308によって搬送されると、通常、記録紙は搬送ベルト308上を浮きや、折れ等がなく、正常に搬送されれば、上記各々の記録ヘッド上流側に設けられたころは、記録紙面に対して一定の間隙をもって配置されているため、正常な記録紙が通過したときにはなんら回転せず、停止したままになっている。また、この時、ころホルダ近傍に配置されたマイクロスイッチも、ころホルダが揺動しないので、OFFのままとなっている。そして、記録紙は、各々の記録ヘッド下を順次通過することにより各色画像が形成され、最終色を形成後、排出される。
【0085】
次に、搬送異常があった場合の動作を図10に基づいて説明する。
【0086】
記録紙に間隙d以上の浮きが生じたまま、記録ヘッド部に記録紙が到達した場合の動作を説明する。
【0087】
記録紙に浮きが生じたまま記録紙と搬送ベルト308との間の隙間に達すると、記録紙はころに接触し、ころは回転を続ける。この時、ころホルダの付勢力によって記録紙の浮きを押さえる。すなわち、記録紙の変形が矯正可能な程度であれば、ころによって押された記録紙は、正常な状態、すなわち、間隙d以下の浮き量となり、プリント部は、正常時な動作をし、各色画像を順次形成し、終了する。
【0088】
この時、ころホルダの付勢力によっても記録紙浮きを押さえられない場合、すなわち、記録紙浮きによる記録紙の腰が、ころホルダの付勢力を上回る場合には、ころホルダ63は、揺動中心Sを中心として、記録紙の浮きによって揺動する。この揺動により、揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が押圧され、回路がONされる。
【0089】
マイクロスイッチ64により回路がONされると、変形シート検知装置14は、記録紙搬送異常と判断し、記録ヘッド1の印字動作を直ちに中止するとともに、搬送ベルト308を停止し、連続画像形成動作中であれば、次の給紙動作も中止し、記録紙詰まり、すなわちジャムと判断する。これにより、記録紙浮きによる記録ヘッドヘの損傷を直ちに防止することができる。
【0090】
第4実施形態の変形シート検知装置14においては、記録紙押さえ手段であるころによって、紙浮き等を事前に補正すると同時に、この記録紙押さえ手段によって補正しきれないレベルの記録紙浮き等に関しては、その揺動を検知することによって、記録紙搬送の不具合、すなわち、ジャムの検出、搬送不良(紙折れ、引っ掛かりによる画像むら、画像擦れ)の検出を行うものである。これにより、従来一般的に用いられている光学式あるいは、レバー式等によるジャム検知センサに比し、記録紙の全幅の領域にわたって、記録紙自身の挙動を常に検知することが可能となるため、従来のジャム検知センサと異なって、記録紙の遅延と滞留を検出することによって初めて搬送の異常を判断するのではなく、リアルタイムでの記録紙の搬送異常検出が可能となるため、記録ヘッドヘのダメージや画像不良を早急に防止することができる。
【0091】
(第5実施形態の変形シート検知装置)
図11、図12は、インクジェット記録装置のプリンタ部に備えられた第5実施形態の変形シート検知装置15の正面図である。
【0092】
第5実施形態の変形シート検知装置15の構成を説明する。
【0093】
図1の給紙部303より給送された記録紙8は、吸着ローラ52によりベルト搬送部304の搬送ベルト308に吸着され各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkへと順次送られるべく、第1記録ヘッド1Cのみの上流側に配置された拍車61に到達するようになっている。ここでころ161は記録紙幅の全域をカバーするように記録紙幅方向に複数個配設されている。これらの記録紙幅方向の配設個数、及び、配設位置は、装置に使用される記録紙の種頼に応じて最適に配置されている。なお、ころ161は、必ずしも、記録紙幅一杯に配設されている必要はない。記録紙に画像が形成される領域以上に配設されていればよい。このころ161は、搬送されてくる正常な記録紙の記録面に対し、一定の間隙d1をもって各々配置されている。この間隙d1は、通常、記録ヘッドと記録紙との間の距離と同じ程度に設定しておくのが望ましい。なお、記録ヘッドの高さを記録紙の厚みに応じて調節するとき、搬送ベルト308の上面を基準にして、記録ヘッドと搬送ベルト308の上面との間隙dを調節する。
【0094】
また、ころ161は、一体的にころホルダ163に回転自在に保持されている。また、ころホルダ163は、回転中心Sを中心にして上下方向に揺動するようになっている。ころホルダ163は、ばね65によって時計方向に回転付勢されている。ころホルダ163の近傍には、ころホルダ揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が配置されている。これらのマイクロスイッチ64は、ころホルダの揺動によって押圧され、回路がONされるようになっている。
【0095】
第5実施形態の変形シート検知装置15の動作を説明する。
【0096】
印字動作に応じて記録紙が供給され搬送ベルト308によって搬送されると、通常、記録紙は搬送ベルト308上を浮きや、折れ等がなく、正常に搬送されれば、上記第1記録ヘッド上流側に設けられたころは、記録紙面に対して一定の間隙をもって配置されているため、正常な記録紙が通過したときにはなんら回転せず、停止したままになっている。また、この時、ころホルダ近傍に配置されたマイクロスイッチも、ころホルダが揺動しないので、OFFのままとなっている。そして、記録紙は、各々の記録ヘッド下を順次通過することにより各色画像が形成され、最終色を形成後、排出される。
【0097】
次に、搬送異常があった場合の動作を図12に基づいて説明する。
【0098】
記録紙に間隙d以上の浮きが生じたまま、記録ヘッド部に記録紙が到達した場合の動作を説明する。
【0099】
記録紙に浮きが生じたまま記録紙と搬送ベルト308との隙間に達すると、記録紙はころに接触し、ころは回転を続ける。この時、ころホルダの付勢力によって記録紙の浮きを押さえる。すなわち、記録紙の変形の矯正が可能な程度であれば、ころによって押された記録紙は、正常な状態、すなわち、間隙d以下の浮き量となり、プリント部は正常時のような動作をし、各色画像を順次形成し、終了する。
【0100】
この時、ころホルダの付勢力によっても記録紙浮きを押さえられない場合、すなわち、記録紙浮きによる記録紙の腰が、ころホルダの付勢力を上回る場合には、ころホルダ163は、揺動中心Sを中心として、記録紙の浮きによって揺動する。この揺動により、揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が押圧され、回路がONされる。
【0101】
マイクロスイッチ64により回路がONされると、変形シート検知装置は、記録紙搬送異常と判断し、記録ヘッド1の印字動作を直ちに中止するとともに、搬送ベルト308を停止し、連続画像形成動作中であれば、次の給紙動作も中止し、記録紙詰まり、すなわちジャムと判断する。これにより、記録紙浮きによる記録ヘッドヘの損傷を直ちに防止することができる。
【0102】
本発明の第5の実施形態の変形シート検知装置15においては、記録紙押さえ手段であるころによって、記録紙浮き等を事前に補正すると同時に、この押さえ手段によって補正しきれないレベルの記録紙浮き等に関しては、その揺動を検知することによって、記録紙搬送の不具合、すなわち、ジャムの検出、搬送不良(紙折れ、引っ掛かりによる画像むら、画像擦れ)の検出を行うものである。これにより、従来一般的に用いられている光学式あるいは、レバー式等によるジャム検知センサに比し、記録紙の全幅の領域にわたって、記録紙自身の挙動を常に検知することが可能となるため、従来のジャム検知センサと異なって、記録紙の遅延と滞留を検出することによって初めて搬送の異常を判断するのではなく、リアルタイムでの記録紙の搬送異常検出が可能となるため、記録ヘッドヘのダメージや画像不良を早急に防止することができる。
【0103】
(第6実施形態の変形シート検知装置)
図13、図14は、インクジェット記録装置のプリンタ部に備えられた第6実施形態の変形シート検知装置16の正面図である。このプリンタ部は、図6に概略斜視図として示してある。
【0104】
第6実施形態の変形シート検知装置16の構成を説明する。
【0105】
図1の給紙部303より給送された記録紙8は、プラテンローラ1212上に吸着され各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkへと順次送られるべく、第1記録ヘッド1Cのみの上流側に配置されたころ161に到達するようになっている。
【0106】
プラテンローラ1212は、複数の小孔を有し、不図示の負圧発生手段によって発生した吸引力によりシートを吸着するようになっている。
【0107】
ここでころ161は記録紙幅の全域をカバーするように記録紙幅方向に複数個配設されている。ころの記録紙幅方向の配設個数、及び、配設位置は、装置に使用される記録紙の種類に応じて最適に配置されている。なお、ころ161は、必ずしも、記録紙幅一杯に配設されている必要はない。記録紙に画像が形成される領域以上に配設されていればよい。このころ161は、搬送されてくる正常な記録紙の記録面に対し、一定の間隙d1をもって各々配置されている。この間隙d1は通常、記録ヘッドと記録紙との間の距離と同じ程度に設定しておくのが望ましい。なお、記録ヘッドの高さを記録紙の厚みに応じて調節するとき、プラテンローラ1212の回転面を基準にして、記録ヘッドとプラテンローラ1212の回転面との間隙dを調節する。
【0108】
また、ころ161は、ころホルダ163に回転自在に保持されている。また、ころホルダ163は、回転中心Sを中心にして上下方向に揺動するようになっている。ころホルダ163は、ばね65によって時計方向に回転付勢されている。ころホルダ163の近傍には、ころホルダ揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が配置されている。
【0109】
マイクロスイッチ64は、ころホルダの揺動によって押圧され、回路がONされるようになっている。
【0110】
第6実施形態の変形シート検知装置16の動作を説明する。
【0111】
印字動作に応じて記録紙が供給され搬送ベルト308によって搬送されると、通常、記録紙は搬送ベルト308上を浮きや、折れ等がなく、正常に搬送されれば、上記第1記録ヘッド上流側に設けられたころは、記録紙面に対して一定の間隙をもって配置されているため、正常な記録紙が通過したときにはなんら回転せず、停止したままになっている。また、この時、ころホルダ近傍に配置されたマイクロスイッチも、ころホルダが揺動しないので、OFFのままとなっている。そして、記録紙は、各々の記録ヘッド下を案内板20に案内されて順次通過することにより各色画像が形成され、最終色を形成後、排出される。
【0112】
次に、搬送異常があった場合の動作を図8に基づいて説明する。
【0113】
記録紙に間隙d以上の浮きが生じたまま、記録ヘッド部に記録紙が到達した場合の動作を説明する。
【0114】
記録紙に浮きが生じたまま記録紙がころとプラテン1212との隙間に達すると、記録紙はころに接触する。ころは回転を続ける。この時、ころホルダの付勢力によって記録紙の浮きを押さえる。すなわち、記録紙の変形の矯正が可能な程度であれば、ころによって押された記録紙は、正常な状態、すなわち、間隙d以下の浮き量となり、プリント部は正常時のような動作をし、各色画像を順次形成し、終了する。
【0115】
この時、ころホルダの付勢力によっても記録紙浮きを押さえられない場合、すなわち、記録紙浮きによる記録紙の腰が、ころホルダの付勢力を上回る場合には、ころホルダ63は、揺動中心Sを中心として、記録紙の浮きによって揺動する。この揺動により、揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が押圧され、回路がONされる。
【0116】
マイクロスイッチ64により回路がONされると、変形シート検知装置本体は、記録紙搬送異常と判断し、記録ヘッド1の印字動作を直ちに中止するとともに、搬送ベルト308を停止し、連続画像形成動作中であれば、次の給紙動作も中止し、記録紙詰まり、すなわちジャムと判断する。これにより、記録紙浮きによる記録ヘッドヘのダメージを直ちに防止することができる。
【0117】
本発明の第6実施形態の変形シート検知装置においては、記録紙押さえ手段であるころによって、記録紙浮き等を事前に補正すると同時に、この押さえ手段によって補正しきれないレベルの記録紙浮き等に関しては、その揺動を検知することによって、記録紙搬送の不具合、すなわち、ジャムの検出、搬送不良(紙折れ、引っ掛かりによる画像むら、画像擦れ)の検出を行うものである。これにより、従来一般的に用いられている光学式あるいは、レバー式等によるジャム検知センサに比し、記録紙の全幅の領域にわたって、記録紙自身の挙動を常に検知することが可能となるため、従来のジャム検知センサと異なって、記録紙の遅延と滞留を検出することによって初めて搬送の異常を判断するのではなく、リアルタイムでの記録紙の搬送異常検出が可能となるため、記録ヘッドヘのダメージや画像不良を早急に防止することができる。
【0118】
(第1参考例の変形シート検知装置)
図15、図16は、インクジェット記録装置のプリンタ部に備えられた第1参考例の変形シート検知装置17の正面図である。
【0119】
1参考例の変形シート検知装置17の構成を説明する。
【0120】
図1の給紙部303より搬送されてきた記録紙8は、吸着ロ一ラ52によりベルト搬送部304の搬送ベルト308上に吸着されて、各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkへと順次送られるべく、各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkの上流側に配置されたガイド板261C,261M,261Y,261Bkに到達するようになっている。ここでこれらのガイド板261C,261M,261Y,261Bkは記録紙幅の全域をカバーするように記録紙幅方向程度に配設されている。これらの記録紙幅方向の長さ、及び、形状は、インクジェット記録装置に使用される記録紙の種類に応じて最適に配置されている。なお、ガイド板は、必ずしも、記録紙幅一杯に配設されている必要はない。記録紙に画像が形成される領域以上に配設されていればよい。これらのガイド板261C,261M,261Y,261Bkは、搬送されてくる正常な記録紙の記録面に対し、一定の間隙d1をもって各々配置されている。この間隙d1は、通常、記録ヘッドと記録紙との間の距離と同じ程度に設定しておくのが望ましい。なお、記録ヘッドの高さを記録紙の厚みに応じて調節するとき、搬送ベルト308の上面を基準にして、記録ヘッドと搬送ベルト308の上面との間隙dを調節する。
【0121】
また、ガイド板261C,261M,261Y,261Bkは、各々、ガイド板ホルダ263C,263M,263Y,263Bkに保持されている。また、これらのガイド板ホルダ263C,263M,263Y,263Bkは、各々回転中心Sを中心にして上下方向に揺動するようになっている。これらのガイド板ホルダ263C,263M,263Y,263Bkは、ばね65C,65M,65Y,65Bkによって時計方向に回転付勢されている。これらのガイド板261C,261M,261Y,261Bkの近傍には、ガイド板揺動検知手段であるマイクロスイッチ64C,64M,64Y,64Bkが配置されている。これらのマイクロスイッチ64C,64M,64Y,64Bkは、各々のガイド板の揺動によって押圧され、回路がONされるようになっている。
【0122】
1参考例の変形シート検知装置17の動作を説明する。
【0123】
印字動作に応じて記録紙が供給され、搬送ベルト308によって搬送されると、通常、記録紙は搬送ベルト308上を浮きや、折れ等がなく、正常に搬送されれば、上記各々の記録ヘッド上流側に設けられたガイド板は、記録紙面に対して一定の間隙をもって配置されているため、正常状な記録紙が通過したときにはなんら揺動せず、停止したままになっている。また、この時、ガイド板近傍に配置されたマイクロスイッチも、ガイド板が揺動しないので、OFFのままとなっている。そして、記録紙は、各々の記録ヘッド下を順次通過することにより各色画像が形成され、最終色を形成後、排出される。
【0124】
次に、搬送異常があった場合の動作を図16に基づいて説明する。
【0125】
記録紙に間隙d以上の浮きが生じたまま、記録ヘッド部に記録紙が到達した場合の動作を説明する。
【0126】
記録紙に浮きが生じたまま記録紙と搬送ベルト308との間の隙間に達すると、記録紙はガイド板に接触し、ガイド板は傾動する。この時、ガイド板ホルダの付勢力によって記録紙の浮きを押さえる。すなわち、記録紙の変形が矯正可能な程度であれば、ガイド板によって押された記録紙は、正常な状態、すなわち、間隙d以下の浮き量となり、プリント部は、正常時な動作をし、各色画像を順次形成し、終了する。
【0127】
この時、ガイド板ホルダの付勢力によっても記録紙浮きを押さえられない場合、すなわち、記録紙浮きによる記録紙の腰が、ガイド板ホルダの付勢力を上回る場合には、ガイド板ホルダは、揺動中心Sを中心として、記録紙の浮きによって揺動する。この揺動により、揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が押圧され、回路がONされる。
【0128】
マイクロスイッチ64により回路がONされると、変形シート検知装置17は、記録紙搬送異常と判断し、記録ヘッド1の印字動作を直ちに中止するとともに、搬送ベルト308を停止し、連続画像形成動作中であれば、次の給紙動作も中止し、記録紙詰まり、すなわちジャムと判断する。これにより、記録紙浮きによる記録ヘッドヘの損傷を直ちに防止することができる。
【0129】
1参考例の変形シート検知装置17においては、記録紙押さえ手段であるガイド板によって、紙浮き等を事前に補正すると同時に、この記録紙押さえ手段によって補正しきれないレベルの記録紙浮き等に関しては、その揺動を検知することによって、記録紙搬送の不具合、すなわち、ジャムの検出、搬送不良(紙折れ、引っ掛かりによる画像むら、画像擦れ)の検出を行うものである。これにより、従来一般的に用いられている光学式あるいは、レバー式等によるジャム検知センサに比し、記録紙の全幅の領域にわたって、記録紙自身の挙動を常に検知することが可能となるため、従来のジャム検知センサと異なって、記録紙の遅延と滞留を検出することによって初めて搬送の異常を判断するのではなく、リアルタイムでの記録紙の搬送異常検出が可能となるため、記録ヘッドヘのダメージや画像不良を早急に防止することができる。
【0130】
(第2参考例の変形シート検知装置)
図17、図18は、インクジェット記録装置のプリンタ部に備えられた第2参考例の変形シート検知装置18の正面図である。
【0131】
2参考例の変形シート検知装置18の構成を説明する。
【0132】
図1の給紙部303より給送された記録紙8は、吸着ローラ52によりベルト搬送部304の搬送ベルト308に吸着され各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkへと順次送られるべく、第1記録ヘッド1Cのみの上流側に配置されたガイド板261に到達するようになっている。ここでガイド板261は記録紙幅の全域をカバーするように記録紙幅方向の長さ程度に配置されている。これらの記録紙幅方向の長さ、及び、形状は、インクジェット記録装置に使用される記録紙の種頼に応じて最適に配置されている。なお、ガイド板261は、必ずしも、記録紙幅一杯に配設されている必要はない。記録紙に画像が形成される領域以上に配設されていればよい。このガイド板261は、搬送されてくる正常な記録紙の記録面に対し、一定の間隙d1をもって各々配置されている。この間隙d1は、通常、記録ヘッドと記録紙との間の距離と同じ程度に設定しておくのが望ましい。なお、記録ヘッドの高さを記録紙の厚みに応じて調節するとき、搬送ベルト308の上面を基準にして、記録ヘッドと搬送ベルト308の上面との間隙dを調節する。
【0133】
また、ガイド板261は、ガイド板ホルダ263に設けられている。また、ガイド板ホルダ263は、回転中心Sを中心にして上下方向に揺動するようになっている。ガイド板ホルダ263は、ばね65によって時計方向に回転付勢されている。ガイド板ホルダ263の近傍には、ガイド板揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が配置されている。これらのマイクロスイッチ64は、ガイド板の揺動によって押圧され、回路がONされるようになっている。
【0134】
2参考例の変形シート検知装置18の動作を説明する。
【0135】
印字動作に応じて記録紙が供給され搬送ベルト308によって搬送されると、通常、記録紙は搬送ベルト308上を浮きや、折れ等がなく、正常に搬送されれば、上記第1記録ヘッド上流側に設けられたガイド板は、記録紙面に対して一定の間隙をもって配置されているため、正常な記録紙が通過したときにはなんら傾動せず、停止したままになっている。また、この時、ガイド板近傍に配置されたマイクロスイッチも、ガイド板が揺動しないので、OFFのままとなっている。そして、記録紙は、各々の記録ヘッド下を順次通過することにより各色画像が形成され、最終色を形成後、排出される。
【0136】
次に、搬送異常があった場合の動作を図18に基づいて説明する。
【0137】
記録紙に間隙d以上の浮きが生じたまま、記録ヘッド部に記録紙が到達した場合の動作を説明する。
【0138】
記録紙に浮きが生じたまま記録紙と搬送ベルト308との隙間に達すると、記録紙はガイド板に接触し、ガイド板は傾動する。この時、ガイド板ホルダの付勢力によって記録紙の浮きを押さえる。すなわち、記録紙の変形の矯正が可能な程度であれば、ガイド板によって押された記録紙は、正常な状態、すなわち、間隙d以下の浮き量となり、プリント部は正常時のような動作をし、各色画像を順次形成し、終了する。
【0139】
この時、ガイド板ホルダの付勢力によっても記録紙浮きを押さえられない場合、すなわち、記録紙浮きによる記録紙の腰が、ガイド板ホルダの付勢力を上回る場合には、ガイド板ホルダ63は、揺動中心Sを中心として、記録紙の浮きによって揺動する。この揺動により、揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が押圧され、回路がONされる。
【0140】
マイクロスイッチ64により回路がONされると、変形シート検知装置は、記録紙搬送異常と判断し、記録ヘッド1の印字動作を直ちに中止するとともに、搬送ベルト308を停止し、連続画像形成動作中であれば、次の給紙動作も中止し、記録紙詰まり、すなわちジャムと判断する。これにより、記録紙浮きによる記録ヘッドヘの損傷を直ちに防止することができる。
【0141】
第2参考例の変形シート検知装置18においては、記録紙押さえ手段であるガイド板によって、記録紙浮き等を事前に補正すると同時に、この押さえ手段によって補正しきれないレベルの記録紙浮き等に関しては、その揺動を検知することによって、記録紙搬送の不具合、すなわち、ジャムの検出、搬送不良(紙折れ、引っ掛かりによる画像むら、画像擦れ)の検出を行うものである。これにより、従来一般的に用いられている光学式あるいは、レバー式等によるジャム検知センサに比し、記録紙の全幅の領域にわたって、記録紙自身の挙動を常に検知することが可能となるため、従来のジャム検知センサと異なって、記録紙の遅延と滞留を検出することによって初めて搬送の異常を判断するのではなく、リアルタイムでの記録紙の搬送異常検出が可能となるため、記録ヘッドヘのダメージや画像不良を早急に防止することができる。
【0142】
(第3参考例の変形シート検知装置)
図19、図20は、インクジェット記録装置のプリンタ部に備えられた第3参考例の変形シート検知装置19の正面図である。
【0143】
3参考例の画像記録装置としてのシリアル方式のインクジェット記録装置400のリンタ部は、図6に概略斜視図として示してある。
【0144】
図1の給紙部303より給送された記録紙8は、プラテンローラ1212上に吸着され各記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkへと順次送られるべく、第1記録ヘッド1Cのみの上流側に配置されたガイド板261に到達するようになっている。なお、記録ヘッドはキャリッジ1214と一体に図19、図20の紙面の表裏方向に移動するが、ガイド板261は移動しないようになっている。プラテンローラ1212は、複数の小孔を有し、不図示の負圧発生手段によって発生した吸引力によりシートを吸着するようになっている。
【0145】
ここでこれらのガイド板261は記録紙幅の全域をカバーするように記録紙幅方向程度に配設されている。これらの記録紙幅方向の長さ、及び、形状は、インクジェット記録装置に使用される記録紙の種類に応じて最適に配置されている。なお、ガイド板は、必ずしも、記録紙幅一杯に配設されている必要はない。記録紙に画像が形成される領域以上に配設されていればよい。このガイド板261は、搬送されてくる正常な記録紙の記録面に対し、一定の間隙d1をもって各々配置されている。この間隙d1は通常、記録ヘッドと記録紙との間の距離と同じ程度に設定しておくのが望ましい。なお、記録ヘッドの高さを記録紙の厚みに応じて調節するとき、プラテンローラ1212の上面を基準にして、記録ヘッドとプラテンローラ1212の上面との間隙dを調節する。
【0146】
また、ガイド板61は、ガイド板ホルダ63に設けられている。また、ガイド板ホルダ63は、回転中心Sを中心にして上下方向に揺動するようになっている。ガイド板ホルダ63は、ばね65によって時計方向に回転付勢されている。ガイド板ホルダ63の近傍には、ガイド板ホルダ揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が配置されている。
【0147】
マイクロスイッチ64は、ガイド板ホルダの揺動によって押圧され、回路がONされるようになっている。
【0148】
3参考例の変形シート検知装置19の動作を説明する。
【0149】
印字動作に応じて記録紙が供給され搬送ベルトによって搬送されると、通常、記録紙は搬送ベルト上を浮きや、折れ等がなく、正常に搬送されれば、上記第1記録ヘッド上流側に設けられたガイド板は、記録紙面に対して一定の間隙をもって配置されているため、正常な記録紙が通過したときにはなんら傾動せず、停止したままになっている。また、この時、ガイド板ホルダ近傍に配置されたマイクロスイッチも、ガイド板ホルダが揺動しないので、OFFのままとなっている。そして、記録紙は、各々の記録ヘッド下を案内板20に案内されて順次通過することにより各色画像が形成され、最終色を形成後、排出される。
【0150】
次に、搬送異常があった場合の動作を図20に基づいて説明する。
【0151】
記録紙に間隙d以上の浮きが生じたまま、記録ヘッド部に記録紙が到達した場合の動作を説明する。
【0152】
記録紙に浮きが生じたまま記録紙がガイド板とプラテン1212との隙間に達すると、記録紙はガイド板に接触する。ガイド板は傾動する。この時、ガイド板ホルダの付勢力によって記録紙の浮きを押さえる。すなわち、記録紙の変形の矯正が可能な程度であれば、ガイド板によって押された記録紙は、正常な状態、すなわち、間隙d以下の浮き量となり、プリント部は正常時のような動作をし、各色画像を順次形成し、終了する。
【0153】
この時、ガイド板ホルダの付勢力によっても記録紙浮きを押さえられない場合、すなわち、記録紙浮きによる記録紙の腰が、ガイド板ホルダの付勢力を上回る場合には、ガイド板ホルダ263は、揺動中心Sを中心として、記録紙の浮きによって揺動する。この揺動により、揺動検知手段であるマイクロスイッチ64が押圧され、回路がONされる。
【0154】
マイクロスイッチ64により回路がONされると、変形シート検知装置は、記録紙搬送異常と判断し、記録ヘッド1の印字動作を直ちに中止するとともに、搬送ベルト308を停止し、連続画像形成動作中であれば、次の給紙動作も中止し、記録紙詰まり、すなわちジャムと判断する。これにより、記録紙浮きによる記録ヘッドヘのダメージを直ちに防止することができる。
【0155】
3参考例の変形シート検知装置においては、記録紙押さえ手段であるガイド板によって、記録紙浮き等を事前に補正すると同時に、この押さえ手段によって補正しきれないレベルの記録紙浮き等に関しては、その揺動を検知することによって、記録紙搬送の不具合、すなわち、ジャムの検出、搬送不良(紙折れ、引っ掛かりによる画像むら、画像擦れ)の検出を行うものである。これにより、従来一般的に用いられている光学式あるいは、レバー式等によるジャム検知センサに比し、記録紙の全幅の領域にわたって、記録紙自身の挙動を常に検知することが可能となるため、従来のジャム検知センサと異なって、記録紙の遅延と滞留を検出することによって初めて搬送の異常を判断するのではなく、リアルタイムでの記録紙の搬送異常検出が可能となるため、記録ヘッドヘのダメージや画像不良を早急に防止することができる。
【0156】
なお、第1乃至第の実施形態、及び第1乃至第3参考例の変形シート検知装置11乃至19においては、マイクロスイッチのOFF/ON動作を記録紙浮き検知時にONとなるように構成しているが、勿論、変形シート検知装置の回路構成上、マイクロスイッチのON/OFFは、逆、すなわち、揺動によりマイクロスイッチがOFFされるように構成されても良いことは言うまでもない。
【0157】
また、各実施形態、及び各参考例においては、揺動検知をマイクロスイッチにおいて行っているが、これについても、これに限定されるものではなく、フォトインタラプタや、光検知器等、同様の信号が得られるものであればよいことも言うまでもない。
【0158】
なお、各実施形態、及び各参考例に用いた供給系、ならびに回復系についての説明については当業者においては周知の技術のためその説明は省略する。
【0159】
また、拍車61C,61M,61Y,61Bkと、拍車61と、こと161C,161M,161Y,161Bkと、ころ161は、記録紙の幅方向に複数配列されている場合、拍車及びころの回転中心軸は共通の軸を使用している。従って、同じ列の1つの拍車及びころが持ち上げられると、同じ列の他の拍車及びころも一緒に持ち上げらることになる。この場合、マイクロスイッチ65C,65M,65Y,65Bk、64は、各々1つしか備えておらず、同じ列の1つの拍車及びころが持ち上げられると、その列に対応するマイクロスイッチが作動するようになっている。
【0160】
【発明の効果】
本発明の画像形成装置は、次の効果を奏する。
【0161】
シートが、湾曲しているときや、しわになっているとき、あるいは、波打ち状態になっているときなどのように、変形している場合、その変形を矯正することができる。かりに、矯正することができないときには、そのシートを変形シートとして検知して、その後のシート搬送に支障が生じないようにすることができる。
【0163】
シート押圧体の幅が、シートの画像形成領域幅以上に設定されているため、シート押圧体の幅が、画像形成領域幅をほぼカバーすることができ、シートの浮き・折れ・搬送不良・ジャムを確実に検知し、シート搬送の不具合、すなわち、ジャムの検出、搬送不良(シート折れ、引っ掛かりによる画像むら・画像擦れ)の検出を行い、適正な処理を行うことができる。これにより変形したシートを検知することができるため、リアルタイムでのシートの搬送異常検出が可能となり、画像形成手段の損傷や画像不良を早急に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の画像形成装置であるインクジェット記録装置の概略断面正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の変形シート検知装置の概略正面図である。
【図3】本発明の第1実施形態の変形シート検知装置が変形シートを検知したときの状態図である。
【図4】本発明の第2実施形態の変形シート検知装置の概略正面図である。
【図5】本発明の第2実施形態の変形シート検知装置が変形シートを検知したときの状態図である。
【図6】本発明の他の実施形態の画像形成装置であるインクジェット記録装置の概略斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態の変形シート検知装置の概略正面図である。
【図8】本発明の第3実施形態の変形シート検知装置が変形シートを検知したときの状態図である。
【図9】本発明の第4実施形態の変形シート検知装置の概略正面図である。
【図10】本発明の第4実施形態の変形シート検知装置が変形シートを検知したときの状態図である。
【図11】本発明の第5実施形態の変形シート検知装置の概略正面図である。
【図12】本発明の第5実施形態の変形シート検知装置が変形シートを検知したときの状態図である。
【図13】本発明の第6実施形態の変形シート検知装置の概略正面図である。
【図14】本発明の第6実施形態の変形シート検知装置が変形シートを検知したときの状態図である。
【図15】 第1参考例の変形シート検知装置の概略正面図である。
【図16】 第1参考例の変形シート検知装置が変形シートを検知したときの状態図である。
【図17】 第2参考例の変形シート検知装置の概略正面図である。
【図18】 第2参考例の変形シート検知装置が変形シートを検知したときの状態図である。
【図19】 第3参考例の変形シート検知装置の概略正面図である。
【図20】 第3参考例の変形シート検知装置が変形シートを検知したときの状態図である。
【図21】本発明の画像形成装置である図1のインクジェット記録装置のフルマルチヘッドの槻略説明図である。
【符号の説明】
d 間隙
S 回転中心
1C 記録ヘッド(画像形成手段)
1M 記録ヘッド(画像形成手段)
1Y 記録ヘッド(画像形成手段)
1BK 記録ヘッド(画像形成手段)
8 記録紙(シート)
11 第1実施形態の変形シート検知装置
12 第2実施形態の変形シート検知装置
13 第3実施形態の変形シート検知装置
14 第4実施形態の変形シート検知装置
15 第5実施形態の変形シート検知装置
16 第6実施形態の変形シート検知装置
17 第1参考例の変形シート検知装置
18 第2参考例の変形シート検知装置
19 第3参考例の変形シート検知装置
52 吸着ローラ
61 拍車(変形シート押圧手段)
61C 拍車(変形シート押圧手段)
61M 拍車(変形シート押圧手段)
61Y 拍車(変形シート押圧手段)
61Bk 拍車(変形シート押圧手段)
63 拍車ホルダ(変形シート押圧手段)
63C 拍車ホルダ(変形シート押圧手段)
63M 拍車ホルダ(変形シート押圧手段)
63Y 拍車ホルダ(変形シート押圧手段)
63Bk 拍車ホルダ(変形シート押圧手段)
64 マイクロスイッチ(変形シート検知手段)
64C マイクロスイッチ(変形シート検知手段)
64M マイクロスイッチ(変形シート検知手段)
64Y マイクロスイッチ(変形シート検知手段)
64Bk マイクロスイッチ(変形シート検知手段)
65 ばね(変形シート押圧手段)
65C ばね(変形シート押圧手段)
65M ばね(変形シート押圧手段)
65Y ばね(変形シート押圧手段)
65Bk ばね(変形シート押圧手段)
161 ころ(変形シート押圧手段)
161C ころ(変形シート押圧手段)
161M ころ(変形シート押圧手段)
161Y ころ(変形シート押圧手段)
161Bk ころ(変形シート押圧手段)
163 ころホルダ(変形シート押圧手段)
163C ころホルダ(変形シート押圧手段)
163M ころホルダ(変形シート押圧手段)
163Y ころホルダ(変形シート押圧手段)
163Bk ころホルダ(変形シート押圧手段)
261 ガイド板(変形シート押圧手段)
261C ガイド板(変形シート押圧手段)
261M ガイド板(変形シート押圧手段)
261Y ガイド板(変形シート押圧手段)
261Bk ガイド板(変形シート押圧手段)
263 ガイド板(変形シート押圧手段)
263C ガイド板ホルダ(変形シート押圧手段)
263M ガイド板ホルダ(変形シート押圧手段)
263Y ガイド板ホルダ(変形シート押圧手段)
263Bk ガイド板ホルダ(変形シート押圧手段)
300 インクジェット記録装置(画像形成装置)
303 給紙部
305 記録ヘッド部(画像形成手段)
308 搬送ベルト(シート案内面)
400 インクジェット記録装置(画像形成装置)
420 トレイ
1101C 記録ヘッド(画像形成手段)
1101M 記録ヘッド(画像形成手段)
1101Y 記録ヘッド(画像形成手段)
1101Bk 記録ヘッド(画像形成手段)
1601 記録ヘッド(画像形成手段)

Claims (5)

  1. 回転するベルトの平坦面であってシートを案内するシート案内面に接近離間可能で、且つ前記案内面に接近する方向に付勢された変形シート押圧手段と、
    前記シート案内面に案内される変形シートによって前記シート案内面から所定の距離以上離間させられたときの前記変形シート押圧手段を検知する変形シート検知手段と、を備えた変形シート検知装置と、
    前記変形シート押圧手段のシート搬送方向の下流側で前記シートにインクを吐出して画像を形成する記録ヘッドを有する画像形成手段と、を備えた画像形成装置であって、
    前記変形シート押圧手段が、通常、正常なシートに接触しない位置に保持されて、前記シートの幅方向に配列された複数の回転体を有し、
    前記回転体と前記シートとの間隔と、前記記録ヘッドと前記シートとの間隔とを同一に設定され、前記変形シート検知手段によって前記変形シート押圧手段の作動が検知されたとき、前記ベルトの回転が停止されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記回転体が、拍車であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記回転体が、ころであることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記シート案内面が、回転する円柱状体の回転面であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記変形シート押圧手段が、前記シートの画像形成領域幅以上に配設されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
JP25439798A 1998-09-08 1998-09-08 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3667110B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25439798A JP3667110B2 (ja) 1998-09-08 1998-09-08 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25439798A JP3667110B2 (ja) 1998-09-08 1998-09-08 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000086010A JP2000086010A (ja) 2000-03-28
JP3667110B2 true JP3667110B2 (ja) 2005-07-06

Family

ID=17264418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25439798A Expired - Fee Related JP3667110B2 (ja) 1998-09-08 1998-09-08 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3667110B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324400A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
JP4670398B2 (ja) * 2005-03-03 2011-04-13 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置
JP5046508B2 (ja) * 2005-11-07 2012-10-10 理想科学工業株式会社 インクジェット印刷装置
WO2007052513A1 (ja) * 2005-11-07 2007-05-10 Riso Kagaku Corporation インクジェット印刷装置及び印刷方法
JP4577368B2 (ja) * 2008-01-30 2010-11-10 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000086010A (ja) 2000-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0676296A1 (en) Ink jet recording apparatus and sheet conveying means therefor
JP5703267B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3667110B2 (ja) 画像形成装置
JP2007145504A (ja) 記録装置の記録媒体搬送装置
US8998196B2 (en) Image forming apparatus
JP5289021B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2002113910A (ja) 画像記録装置
JP5822994B2 (ja) 画像形成装置
JP5915405B2 (ja) 画像形成装置
JP5587847B2 (ja) インクジェット記録装置、浮き上がり検知装置、記録ユニット
US20090267284A1 (en) Transport device and image recording apparatus
JP2003291430A (ja) プラテンおよび該プラテンを備えたインクジェット記録装置
JP2008049490A (ja) 記録装置
JP4616084B2 (ja) 画像記録装置
JP4425480B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2002067416A (ja) インクジェット記録装置
JP5039531B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH08143208A (ja) 印刷装置
JP7737615B2 (ja) 画像形成装置
US20070126791A1 (en) Inkjet image forming apparatus
JP4141850B2 (ja) インクジェット記録装置、画像形成装置及びこれらを用いた記録方法
JP2008230764A (ja) 印字装置
JP2002361851A (ja) インクジェット記録装置
JP3970703B2 (ja) インクジェット画像形成装置
JP2009160853A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130415

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130415

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees