JP3668078B2 - Loader working machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ等の走行車体の前部に装着されるフロントローダ等のローダ作業機に係り、より具体的には脱着自在なローダ作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
脱着自在なローダ作業機は公知であり、例えば、特開平10−280465号公報等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
脱着自在なローダ作業機は、バケット(作業具)を接地させるとともにバケットシリンダとブームシリンダの伸縮動作によって脱着し、スタンド手段によって当該ローダ作業機を姿勢保持するのが基本形態である。
このローダ作業機の脱着に際して、走行車体の左右に立設した左右支持台(フレーム取付台、マスト台ともいう)に対してブーム支持体(サイドフレームともいう)を連結するためにピン体(連結ピン)を挿抜しなければならない。
【0004】
しかしながら、従来技術においては、前記ピン体の挿抜作業は運転者が走行車体の運転操縦部から降車して行うか又は補助者が降車位置にて行う必要があり、該ピン体の挿抜作業は左右のピン体の挿抜であることから非常に面倒な作業となり、ローダ作業機の脱着作業が迅速・容易にでき難いという課題があった。
又、ローダ作業機の脱着において、制御バルブは走行車体側に装着されており、この制御バルブとブームシリンダ等の油圧アクチュエータとの配管部材におけるカプラーの接合・分離作業についても走行車体から降車して行っていたので、ローダ作業機の脱着作業は増々面倒なものとなるという課題があった。
【0005】
そこで本発明は、ピン体の挿抜作業を乗車状態のままで行うことができるとともに、カプラーについても乗車状態で接合・分離可能にすることによってローダ作業機の脱着作業を迅速・容易に行い得るようにしたことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために本発明では、次のような技術手段を講じている。
すなわち、請求項1に係る本発明に係るローダ作業機は、運転操縦部15を有する走行車体4の左右に支持台18が立設され、この左右支持台18にブーム支持体25がピン体26の挿抜により着脱自在に装着され、前記ブーム支持体25に、先端側に作業具31を有するブーム28の基端側が支持され、前記ブーム支持体25とブーム28との間に、ブーム28を上下動させるブームシリンダ29が設けられ、該ブームシリンダ29を制御する制御バルブVが運転操縦部5から操作可能に備えられているとともに、走行車体4に乗車した状態で挿抜動作できる位置に前記ピン体26を配置していることを特徴とするものである。
【0007】
このような構成を採用したことにより、走行車体4とフロントローダ3との脱着作業(連結解除作業)に際して左右の支持台18とブーム支持体25とを連結しているピン体26の挿抜は、運転者が走行車体4に乗車したまま、すなわち、運転操縦部15から手を伸ばすか身を乗り出して行うことが可能であり、ピン体26は左右のものを交互に挿抜できるのであり、挿抜後に、制御バルブV等の脱着作業に必要な操作に移行するのが容易となり、ここに、迅速な脱着作業が可能となったのである。
【0008】
また、請求項2に係る本発明においては、前述した請求項1に加えて、前記制御バルブVは、左右支持台18の一方に装着されており、該制御バルブVとブームシリンダ29とを連通する配管部材42,43を備え、該配管部材42,43の中途でかつ走行車体4に乗車した状態で配管部材42,43を接合分離するカプラー47を備えていることを特徴とするものである。
このような構成を採用したことにより、ピン体26の挿抜作業とともに、カプラー47の接合・分離作業も乗車したままで行うことが可能となり、このとき、ピン体26とカプラー47を近接して配置することにより、作業の迅速性が向上できるのである。
【0009】
更に、請求項3に係る本発明においては、前述した請求項1に加えて、前記ピン体26は、これを挿抜するための指掛け部26Aを備え、該指掛け部26Aを左右支持台18に係合してピン体26の廻り止めをしているとともに、指掛け部26Aにはピン体26の軸方向抜け止めをする抜け止め体26Cが挿脱自在に備えられていることを特徴とするものである。
このような構成を採用したことにより、指掛け部26Aを持ってピン26を軸方向に引き抜く作業が容易となるし、該指掛け部26Aはピン体26が支持台18とブーム支持体25とを連結した状態でのローダ作業時においても廻り止めと抜け止めされていることから、振動等で脱落等することもないのである。
【0010】
また、請求項4に係る本発明においては、前述した請求項1又は3に加えて、引抜かれたピン体26を保持するピンホルダ35を、ブーム支持体25に備えていることを特徴とするものである。
このような構成を採用したことにより、ピン体26を紛失するおそれはなく、スタンド装置49を介してスタンディグ(立姿保管)されているフロントローダ3と走行車体4との再連結作業も迅速・容易になったのである。
なお、ピン体26はこれを走行車体4側にピンホルダ35を設けて保管することも可能であるが、フロントローダ3に保管すること推奨される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1において、本発明に係るローダ作業機1は、トラクタ(走行車両)2の前部にフロントローダ3を脱着自在(着脱自在又は連結解除自在)に装着することで構成されている。
トラクタ2は2軸4車輪形で示しており、走行車体4は、ボンネット5で被覆(包囲)されているエンジンの後面にクラッチハウジングを連結するとともにこのハウジングの後面にミッションケースを連結することで構成されており、エンジンの左右下部には平面視において門形に枠組みされた前車軸フレーム6の左右側板が前方突出状に延伸されている。
【0012】
前車軸フレーム6の下面側には前車軸ケース7がセンターピン8を介して揺動自在に装着され、該前車軸ケース7の左右両端外方に左右の前輪9が操向可能に装着され、図では左右の前輪9は操向輪であるとともに前車軸ケース7に内蔵した前輪デフ装置等を介して駆動可能にされている。
走行車体4の左右下部には前後方向に延伸した補強フレーム10が固着されており、該フレーム10の後端(図1では左側)は左右の後車軸ケース11等の基部(車体側)にボルト等で止着されており、該左右の後車軸ケース11の左右外方端には、図示省略した後車軸等を介して左右の後輪12が支持され、該左右の後輪12はデフ装置、終減速装置等を介して駆動可能であるとともに、ブレーキ装置によってブレーキング可能である。
【0013】
ここに、走行車体4等は、左右の前輪9および左右の後輪12によって走行可能でかつ駆動(走行)可能に支持されていて2軸4車輪形とされているのである。
走行車体4には、操縦ハンドル13と運転席14とを前後に配置して構成した運転操縦部15が備えられており、操縦ハンドル13はボンネット5の後方で計器パネル(計器ボックス)16等を介して備えられている。
運転操縦部15を有する走行車体4には左右のステップ17を介して乗降可能であり、該左右のステップ17のやや前方(図1では右側)に左右の支持台18が立設されている。
【0014】
すなわち、運転操縦部15を有する走行車体4の左右両側にフロントローダ3を脱着自在に装着するための支持台18が立設されている。
図2〜図6を参照して左右の支持台18について説明する。
走行車体4の左右両側下部、具体的にはクラッチハウジングの左右側面下部4A、4Bに鉄板、鋼板等からなる基板19A、19Bが重ね合わされて図示省略したボルト等の締結具によって取着されており、該基板19A、19Bのそれぞれには、左右外方でかつ水平方向に延伸した基台20A,20Bが固着され、該基台20A、20Bの外端にマスト体21A,21Bが上方突出状として固着されており、実質的に左右のマスト体21A,21Bが左右の支持台18L,18Rを構成している。
【0015】
左右の基台20A,20Bは鋼管等で構成されており、図示例では図4で示すように円管体とされているが、角管体,円柱・角柱(中実材)で構成することも可能であり、この基台20A,20Bの一端に基板19A,19Bが溶着されているのである。
左右の基台20A,20Bの左右方向中間部位には図4〜図6で示すように、鉄板、鋼板等からなる連結板22A,22Bが外嵌され、その嵌合部位(周縁)が溶着等されていて、この左右の連結板22A,22Bに、前述した補強フレーム10の前端部位が重ね合わされて溶接又はボルト等によって止着されている。
【0016】
左右のマスト体、実質的に左右の支持台18L,18Rは前方側が開口する平面視でコ字形に形成された鉄板、鋼板等からなる箱形状であり、背板23Aと左右の側板23Bによって構成されており、左右側板23Bの高さ方向(立設方向)の中間部位でかつ前方側寄り(開口部23C側)には位置決め体となる支軸23Dが水平方向(左右方向)で架設されかつ溶接等によって固着されており、該支軸23Dより上方部位における開口部23Cの開口縁23Eは図4で示すように上方先細に形成され、かつ、左右側板23Bの前辺を外方に拡開したガイド部に形成されている。
【0017】
更に、左右の支持台18L,18Rにおける背板23Aおよび左右側板23Bは、支軸23Dの後方かつ下方において、折曲した補強板23Fが溶接等で固着され、この補強板23F等で内部が中空箱形であることによる軽量化を図りながら、基部の剛性が向上されており、開口部23C(ブーム支持体の嵌脱用開口)の上部における左右側板23Bには筒ボス23Gを孔縁部に有する連結孔23Hが左右方向(水平方向)に貫通形成されている。
また、左右のマスト体21A,21Bにおける背板23Aと左右側板23Bのうち車体側の側板23Bと左右の連結板22A,22Bと連結フレーム(補強フレーム)10とにわたって図4で示すように前方上向傾斜状とされた鉄板、鋼板等の補強帯24A,24Bの内外側縁が溶接等で溶接固着されて、ここに、前述した補強板23Fと相まって左右の支持台18L,18Rの基部の剛性が大幅に増大され、これによって、従来、マスト装置と前車軸フレームの前端とにわたって前下り状として配置固着した左右のブレイス(補強筋違)を省略することが可能となり、該ブレイスを省略(不要化)することによって前輪9の近傍の視界性が良好になるとともに、エンジン側方にブレイスがないことによってエンジン等の点検等の容易化が図れるのである。
【0018】
なお、左右の補強帯24A,24Bのうち、一方の補強帯の上面(傾斜面)には、図5で示すように制御バルブV1の装着面を兼用しており、このバルブV1は運転操縦部15をキャビンで包囲したときのフロントローダ3の油圧を制御するのに用いられ、これ故、該バルブV1の制御弁等はワイヤ等によって運転操縦部15から遠隔操作可能である。
左右の支持台18L,18Rにはその開口部23Cを介して左右のブーム支持体25(25L,25R)が嵌着自在に嵌合されているとともに、ピン体26の挿抜により着脱自在に装着(連結)されている。
【0019】
左右のブーム支持体25L,25Rには横向の支軸27を介して左右のブーム28(28L,28R)の基部(基端側)が上下動自在として支持(枢支)され、この左右のブーム28L,28Rの長手方向中途部とブーム支持体25L,25Rとの間にブームシリンダ29(29L,29R)が両端の枢支ピン30A,30Bを介して介設され、該ブームシリンダ29L,29Rの伸縮動作によって、先端に作業具(バケット)31を有するブーム28L,28Rが支軸27を中心に上下動自在とされている。
【0020】
左右のブーム支持体25L,25Rは、背板と左右側板と各板間に介在して溶接した補強板25Xとによって中空箱形に形成されており、その下部には下方先細り状の嵌入部31が形成され、この嵌入部31の前方側には位置決め用としての嵌合凹部32が円弧形として形成され、該凹部32が支持台18L,18Rに備えている支持23Dに上下方向から嵌脱され、かつ嵌合状態においてブーム支持体25L,15Rを前後方向に位置決めしつつ前後に揺動可能である。
左右のブーム支持体25L,25Rは鉄板、鋼板製であり、その側板両外面には筒ボス33A,33Bが図3で示すように溶接されており、両筒ボス33A,33Bの孔芯は左右方向で合致されかつ支持台18L,18Rの連結孔23Hとも合致された状態でピン体26が左右方向に挿抜自在とされている。
【0021】
連結孔23Hと両筒ボス33A,33Bとの孔芯を合致させるために、側板23Bの内側面にはガイド片34A,34Bが溶接され、このガイド片は筒ボス33A,33Bの外周面を案内するようにされている。
左右のピン体26は走行車体4に乗車した状態で図3および図10で矢印Aで示すように左右方向に挿抜できる位置に備えられている。
図10においては、ピン体26の外端面にレバー(棒体)26A又はフック体26Bを固着してこれらに指をかけて外方に引き抜き可能であり、挿入されたピン体26の挿入端に、弾性止め輪等の軸方向の抜き止め体26Cを係脱自在に備えたものを示している。
【0022】
この図10に示す実施の形態においてもピン体26の挿抜は可能であるが、抜き止め体26Cは内側(ボンネット側)にあるため、その係脱作業にやや困難を伴う。
これに対して図3で示す実施の形態では、ピン体26の外端面に金属棒材をL字形に折曲した指掛け部26Aを固着し、該指掛け部26Aの自由端26Eを左右の支持台18L,18Rにおける側板の外側板に貫通した挿通孔26Dに係脱自在に挿通することで左右のピン体26の廻り止めをしているとともに、ベーターピン等で示す抜止め体26Cをボンネットと反対側の外側面位置において乗車状態で挿脱自在に備えているのである。
【0023】
この図3で示す実施の形態では、左右のピン体26の挿抜作業は、抜け止め体26Cの引き抜きを外側方位置にて運転操縦部15に居る運転者によって容易にでき、この引き抜き後に、指掛け部25Aを介して左右方向外方にピン体26を容易・迅速に引き抜き得るのである。
引き抜かれた左右のピン体26は、図7で示すように筒状のピンホルダ35にその自由端26Eを挿入係合して抜け止め体26Cを挿通することによって保持可能であり、該ピンホルダ35を支持台18に備えることも可能であるが左右のブーム支持体(ブーム取付け体)25L,25Rの外側面に取着することが、該ピン体26を運転操縦部15に乗車したままでピンホルダ35への係合による紛失防止、保管性、取扱いの迅速性の点で有利となる。
【0024】
本発明に係るローダ作業機1は、トラクタ2の前後進切換、ブームシリンダ29L,29Rの伸縮によるブーム28L,28Rの昇降動作、バケットシリンダ36の伸縮による作業具31の傾動動作等によってローディング作業等を行うが、ブームシリンダとバケットシリンダのそれぞれを制御する制御バルブVが運転操縦部15から操作可能に備えられている。
図1及び図8に示すように、車体4にキャビンを搭載しないときには、右側(左右一方)の支持台18における上端側の左右方向内方側にバルブステー44を固定し、このバルブステー44に、前記コントロールバルブ1が取り付けられると共に、このバルブステー44に、操作レバーを有する操作手段37が取り付けられ、この操作手段37によってコントロールバルブVを操作することで、ブームシリンダ29及びバケットシリンダ36が制御されるようになっている。
【0025】
図8に示すように、右側のブーム28の左右方向内方側の面及び左右のブーム28R,28Lをつないでいる連結パイプ38の上面側には、圧油の供給・戻し用鋼管製油圧パイプ39,40がパイプホルダ41を介して配管されている。一方の油圧パイプ39の対(2本)はバケットシリンダの給排用であり、他方の油圧パイプ40の対(2本)は左右のブームシリンダの給排(伸縮)用であり、これら油圧パイプ39,40の後端側はそれぞれ可撓性を有する油圧ホース42,43を介してコントロールバルブVに接続され、他端側はそれぞれ油圧ホース(図示省略)を介してバケットシリンダ36,ブームシリンダ29に接続される。
【0026】
油圧パイプ39,40の後端側は、図8で示すように後方に向かうに従って下方に移行する傾斜状となるように折曲されており、油圧カプラー45等を介して前記油圧ホース42,43の前端側が接続されている。
また、コントロールバルブVは後方に向かうに従って上方に移行する傾斜状に配置されており、その上面側に圧油の出入りポートが形成され、該ポートには45°アダプタ46が接続されていて、圧油の経路が前方に向かうように向きが変えられ、このアダプタ46に前記油圧ホール42,43の後端側が油圧カプラー47などを介して接合・分離自在として、該油圧カプラー47とピン体26が近接配置され、乗車状態で係脱操作(接合分離自在)可能とされている。
【0027】
前記構成のものにあっては、配管部材である油圧パイプ39,40の後端側が下向きに折曲されると共にコントロールバルブV側のポート45°のアダプタ46を接続することにより、油圧ホース42,43が下向きに弯曲するように該油圧ホース42,43をたるませており、これによって、配管部材である油圧ホース42,43がブーム28から上方に突出しないように考慮されている。したがって、ブーム28を上下揺動させても、油圧ホース42,43はブーム28の上端縁よりも下方に納められ、上方に突出しないので、ローダ作業機1を側方からみた場合の見栄えが非常に良くなると共に、該ホース42,43による前方視界性を損なうことも少なくなること等から有利である。
【0028】
前記油圧ホース42,43をたるませているのは、前記ブーム支持体(サイドフレームともいう)25L,25Rを支持台(メインフレームともいう)18L,18Rから離脱させる場合、すなわち、フロントローダ3を脱着させるときに、ブームシリンダ等操作することにより図7で示すようにサイドフレームをメインフレームから上方へと離脱させて行くことにより行われることから、前記油圧ホース42,43は、サイドフレームをメインフレームに取り付けた状態では、有る程度の余裕のある長さに形成されているからである。また、図9に示すように、油圧パイプ39,40の後端側をストレートに形成すると共に、コントロールバルブVのポートに45°アダプタを設けないと、油圧ホース42,43がブーム28から上方に突出するように上方に向かって湾曲し、ローダ作業機1を側面から見た場合の見栄えが悪く見苦しくなると共に、前方視界性も悪くなる。但し、これらを無視してローダ脱着性を考慮しただけのときは、図9に示すように、カプラー47によって接合・分離できるようにすることもできる。
【0029】
更に、図2でも示しているように、左右のブーム支持体を支持台にピン体26等によって装着した状態において、左右のブーム支持体25L,25Rを互いに連結してブーム等の拡開を防止するタイバー48がボンネット5の上面よりやや上方において架設されている。
更に、図1に示すように、左右のブームの先端側には折畳みと起立自在(姿勢変更自在)のスタンド装置49が備えられ、フロントローダ3をトラクタ2から脱着するときに該スタンド装置49を用いて脱着作業を安定させるとともに、取り外したフロントローダ3をバケットと協働して安置するようにされている。
【0030】
ここで、フロントローダ3の脱着要領について概説すると、ブームシリンダ29およびバケットシリンダ36の伸縮動作により、バケット31を接地させるとともに、スタンド装置49を図1の仮想線のように接地して、ピン体26を引き抜いて左右の支持台18(18L,18R)に嵌合されているブーム支持体25(25L,25R)との連結を解除する。このピン体26の引き抜き作業は運転操縦部15に居る運転者が乗車したままで行うことができ、引き抜いた2本のピン体26はピンホルダ35に係合保持する(この作業も乗車したままで行うことができる)。
【0031】
次いで、ブームシリンダ29を作動して図7で示すように支軸23Dに嵌合していた凹部32が該支軸23Dより上方に離反するようにブーム支持体25が浮上され、バケット31とスタンド装置49によってフロントローダ3は対地に安置保持される。
このようにフロントローダ3を安置保持した後、運転者はコントロールバルブ(制御バルブ)Vと配管部材42,43とを接続していたカプラー47,47を分離させる(この作業も運転者が乗車したまま行うことができる)。
【0032】
その後、トラクタ2を後進(図1では左方)させるとフロントローダ3とトラクタ2は分離される。
トラクタ2とフロントローダ3の連結は、安置されているフロントローダ3に対してトラクタ2を前進させ、カプラー47,47を接合した後、ブームシリンダ29の作動でブーム支持体25を支持台18に向かって降下させ、支軸23Dと凹部32を嵌入して位置決めをし、支持台18とブーム支持体25との連結孔23H等を孔合せをした状態でピン体26を挿通することでブーム支持体25と支持台18が連結され、トラクタ2に対するフロントローダ3の装着(連結)は完了する。
【0033】
なお、以上の実施形態において、種々の設計変更は可能である。例えば、支軸23Dと凹部32との雄・雌嵌合による位置決めは、支持台18に凹部を形成し、ブーム支持体25に支軸を設けても良い。又、タイバー48については、これを着脱自在にしておいて、これを取り外したとき、スタンド装置として用いることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば走行車体から降車せずに乗車したままでピン体(連結ピン)の挿抜ができるから、ローダの脱着作業が容易・迅速にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローダ作業機の全体側面図である。
【図2】要部の側面図である。
【図3】要部(ピン体の部分)の立断面図である。
【図4】右側のマスト装置を内側から示した立面図である。
【図5】図4のX−X矢示図である。
【図6】図5とは反対側(左側)のX−X矢示図である。
【図7】支持台とブーム支持体との装着(連結)要領を示す側面図である。
【図8】制御バルブとこの配管部材の好ましい例を示す側面図である。
【図9】図8の変形例を示す側面図である。
【図10】図3の他の例を示す立断面図である。
【符号の説明】
1 ローダ作業機
2 トラクタ
3 フロントローダ
4 走行車体
15 運転操縦部
18 支持台(メインフレーム)
25 ブーム支持体(サブフレーム)
26 ピン体
28 ブーム
29 ブームシリンダ
31 作業具(バケット)
36 バケットシリンダ
V 制御バルブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a loader working machine such as a front loader attached to a front portion of a traveling vehicle body such as a tractor, and more specifically to a loader working machine that is detachable.
[0002]
[Prior art]
A detachable loader working machine is known, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 10-280465.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The loader working machine which is detachable is basically configured such that the bucket (working tool) is grounded and detached by the expansion and contraction operation of the bucket cylinder and the boom cylinder, and the loader working machine is held in posture by the stand means.
When attaching and detaching the loader work machine, a pin body (connection) is used to connect a boom support body (also referred to as a side frame) to left and right support bases (also referred to as a frame mounting base and a mast base) that are erected on the left and right of the traveling vehicle body Pin) must be inserted and removed.
[0004]
However, in the prior art, the pin body insertion / removal operation needs to be performed by the driver getting off the driving control unit of the traveling vehicle body or by the assistant at the dismounting position. This is a very troublesome work because of the insertion and removal of the pin body, and there is a problem that it is difficult to quickly and easily attach and detach the loader work machine.
In addition, the control valve is mounted on the traveling vehicle body side when the loader work machine is detached, and the coupler connection / separation work for the piping member between the control valve and the hydraulic actuator such as the boom cylinder is also dismounted from the traveling vehicle body. Since this was done, there was a problem that the loader work machine attachment / detachment work became more and more troublesome.
[0005]
Therefore, the present invention can perform the insertion and removal operation of the pin body while in the riding state, and can also perform the attaching / detaching operation of the loader working machine quickly and easily by enabling the coupler to be joined and separated in the riding state. The purpose is to do.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention takes the following technical means.
That is, in the loader working machine according to the first aspect of the present invention, the
[0007]
By adopting such a configuration, the insertion and removal of the
[0008]
Further, in the present invention according to
By adopting such a configuration, it is possible to carry out the joining / separating work of the
[0009]
Further, in the present invention according to
By adopting such a configuration, the operation of pulling out the
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, in addition to the first or third aspect described above, the
By adopting such a configuration, there is no risk of losing the
The
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 1, a
The
[0012]
A front axle case 7 is swingably attached to the lower surface side of the
A reinforcing
[0013]
Here, the
The
The
[0014]
That is, the
The left and
[0015]
The left and
As shown in FIGS. 4 to 6, connecting
[0016]
The left and right mast bodies, substantially the left and right support bases 18L, 18R are box-shaped made of a steel plate, steel plate, or the like formed in a U shape in plan view with the front side opened, and are configured by a
[0017]
Further, the
Further, as shown in FIG. 4, the vehicle
[0018]
Of the left and right reinforcing
The left and right boom supports 25 (25L, 25R) are fitted to the left and right support bases 18L, 18R through the
[0019]
The left and right boom supports 25L and 25R support (pivotally) the bases (base ends) of the left and right booms 28 (28L and 28R) via a laterally supporting
[0020]
The left and right boom supports 25L and 25R are formed in a hollow box shape by a back plate, left and right side plates, and a reinforcing
The left and right boom supports 25L and 25R are made of iron plate or steel plate, and the
[0021]
The left and
In FIG. 10, a lever (rod body) 26 </ b> A or a
[0022]
In the embodiment shown in FIG. 10, the
On the other hand, in the embodiment shown in FIG. 3, a
[0023]
In the embodiment shown in FIG. 3, the left and
As shown in FIG. 7, the pulled left and
[0024]
The
As shown in FIGS. 1 and 8, when the cabin is not mounted on the
[0025]
As shown in FIG. 8, a hydraulic pipe made of steel pipe for supplying and returning pressure oil is provided on the inner side surface of the
[0026]
As shown in FIG. 8, the rear ends of the
Further, the control valve V is arranged in an inclined shape that moves upward as it goes rearward. A pressure oil inlet / outlet port is formed on the upper surface side of the control valve V, and a 45 °
[0027]
In the above-described configuration, the
[0028]
The
[0029]
Further, as shown in FIG. 2, in a state where the left and right boom supports are mounted on the support base by the
Further, as shown in FIG. 1, a
[0030]
Here, the outline of the attachment / detachment procedure of the
[0031]
Next, the
After holding the
[0032]
Thereafter, when the
The
[0033]
In the above embodiment, various design changes are possible. For example, the positioning of the
[0034]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, since the pin body (connecting pin) can be inserted / removed without getting off the traveling vehicle body, the loader can be easily attached / detached quickly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a loader working machine.
FIG. 2 is a side view of a main part.
FIG. 3 is an elevational sectional view of a main part (a part of a pin body).
FIG. 4 is an elevational view showing the right mast device from the inside.
FIG. 5 is an XX arrow view of FIG.
6 is an XX arrow view on the opposite side (left side) to FIG. 5. FIG.
FIG. 7 is a side view showing how to mount (connect) the support base and the boom support body.
FIG. 8 is a side view showing a preferred example of a control valve and this piping member.
FIG. 9 is a side view showing a modification of FIG.
10 is an elevational sectional view showing another example of FIG. 3;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
25 Boom support (subframe)
26
36 Bucket cylinder V control valve
Claims (4)
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