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JP3668873B2 - 荷体整列収容装置 - Google Patents
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JP3668873B2 - 荷体整列収容装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器入り豆腐などの荷体を上面開放容器内に整列させた状態で収容するものとした荷体整列収容装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
豆腐の製造工場などでは、一丁毎或いは半丁毎の容器入り豆腐を上面開放容器内に整列した状態に収容する処理を繰り返し行っている。
【0003】
この処理を機械的に行うことは極めて有益であり、これを実現させるための装置として例えば次のようなものが存在しているのであって、即ち、複数の容器入り豆腐を受け板上に整列させた後、この受け板を上面開放容器上に移動させて傾斜させ、受け板のみを上面開放容器上から外方へ引き抜くように処理するもの(前者)、或いは、水平支持面上に複数の容器入り豆腐を配列させた後、これら容器入り豆腐のそれぞれを吸盤で同時に吊り上げて上面開放容器内へ移動させるように処理するもの(後者)などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した在来の装置では、次のような問題点があるのであって、即ち、前者では荷体を容器内に密状に収容させるのが難しいのであり、また後者では吸盤内の真空圧が破壊されることにより、容器入り豆腐がその移動中に落下する虞などがあるのである。
本発明は、上記問題点を簡易に解消するものとした新規な構造の荷体整列収容装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る荷体整列収容装置では、請求項1に記載したように、底面に多数の透孔を密状に形成された上面開放容器を特定位置にて水平状に支持するものとした容器支持機構と、前記透孔にその下側から上方へ向けて挿通される縦向き支持棒の多数を植設され前記縦向き支持棒の先端が水平支持面をなした棒群固定部材を上下変位させるものとした棒群上下駆動機構と、荷体供給位置に単体の荷体を順次に供給することにより前記上面開放容器近傍の特定水平面上に特定数の前記荷体からなる荷体列を形成するものとした荷体整列機構と、該荷体整列機構により整列された特定数の荷体を、前記縦向き支持棒を前記透孔に挿通されて前記上面開放容器の開口面を越えた高さに位置された前記水平支持面上の特定位置に押し移動させるものとした荷体押圧移動機構とを備え、一方前記水平支持面を平面視四角形になすと共に、該四角形のうちの1つの辺部を除いた外周囲の近傍をなす棒群固定部材箇所に前記縦向き支持棒よりも長い縦向き案内棒を植設し、他方前記荷体押圧移動機構が前記1つの辺部を経て前記水平支持面上に荷体を押し移動させる構成となす。
【0006】
この発明の作用について説明すると、前記容器支持機構は空の上面開放容器を特定位置で水平状に支持し、この状態の下で、棒群固定部材が上方へ変位して各縦向き支持棒が前記各透孔に挿通されるのであり、これにより多数の縦向き支持棒の先端は前記上面開放容器の開口面を越えた高さに前記水平支持面を形成するものとなる。次に荷体押圧移動機構が荷体整列機構により整列された特定数の荷体をその整列状態を崩すことなく前記水平支持面上に押し移動する作動を繰り返すのであり、これにより複数の荷体が前記水平支持面上に単列或いは複数列に整列された状態で位置するものとなる。この後、棒群固定部材が下方へ変位して前記縦向き支持棒が前記透孔から抜け出るのであり、これにより前記水平支持面上の複数の荷体は上面開放容器内に比較的密状に収容された状態となる。
【0007】
上記発明は、次のように変更することができるのであって、即ち、請求項2に記載したように、底面に多数の透孔を密状に形成された1つの上面開放容器を特定位置に搬入し該特定位置で水平状に支持し該特定位置から搬出するものとした容器搬送支持機構と、前記透孔にその下側から上方へ向けて挿通される縦向き支持棒の多数を植設され前記縦向き支持棒の先端が水平支持面をなした棒群固定部材を上下変位させるものとした棒群上下駆動機構と、荷体供給位置に単体の荷体を順次に供給することにより、特定高さ位置に上昇された前記上面開放容器近傍の特定水平面上に特定数の前記荷体からなる荷体列を形成するものとした荷体整列機構と、該荷体整列機構により整列された特定数の荷体を、前記縦向き支持棒を前記透孔に挿通されて前記上面開放容器の開口面を越えた高さに位置された前記水平支持面上の特定位置に押し移動させるものとした荷体押圧移動機構とを備え、一方前記水平支持面を平面視四角形になすと共に、該四角形のうちの1つの辺部を除いた外周囲の近傍をなす棒群固定部材箇所に前記縦向き支持棒よりも長い縦向き案内棒を植設し、他方前記荷体押圧移動機構が前記1つの辺部を経て前記水平支持面上に荷体を押し移動させる構成となす。
【0008】
これによれば、空の上面開放容器は特定位置に機械的に搬入され、また該上面開放容器内に複数の荷体が収容された後には機械的に他所へ搬出されるものとなる。その他の点は請求項1記載の発明に準ずる。
【0009】
而して、上記各発明で水平支持面を平面視四角形になすと共に、該四角形のうちの1つの辺部を除いた外周囲の近傍をなす棒群固定部材箇所に前記縦向き支持棒よりも長い縦向き案内棒を植設し、且つ、前記荷体押圧移動機構が前記1つの辺部を経て前記水平支持面上に荷体を押し移動させる構成となすのであり、これにより複数の荷体が前記荷体押圧移動機構により前記水平支持面上で押し移動される際、それら荷体の何れかが前記水平支持面の外方へ向けて移動しようとしたとき、縦向き案内棒がその荷体の移動を係止するものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1〜図13は本発明に係る荷体整列収容装置に関するもので、図1は全体の概要を示す側面図、図2は同様な平面図、図3は図1のx−x部を示す断面図、図4は棒群固定部材を上昇させた状態を示す前面視説明図、図5は棒群固定部材を上昇させた状態を示す側面視説明図、図6は上面開放容器を示す斜視図、図7は荷体整列機構を示す平面図、図8は荷体整列収容部の要部を示す斜視図、図9は荷体整列機構による荷体の整列処理状況を示す前面視説明図、図10は荷体整列収容部に空の上面開放容器が搬入された状態を示す説明図、図11は荷体整列収容部に搬入された空の上面開放容器が上昇された状態を示す説明図、図12は荷体押圧移動機構が一列の荷体を押し入れた状態を示す説明図、図13は荷体押圧移動機構が二列の荷体を押し入れた状態を示す説明図である。
【0011】
図1及び図2に示すように、本発明に係る荷体整列収容装置は、容器順次供給部1、荷体整列収容部2、ローラコンベア部3、容器段重ね処理部4及び容器積載部5からなっている。
【0012】
先ず、容器順次供給部1について説明する。
前後方向f1へ長い装置フレーム6の始端部6aの特定高さ箇所に設けた容器係止保持部7と、この容器係止保持部7の下方で装置フレーム6の巾中央箇所に設けた容器上下駆動部8とを備えている。
【0013】
前記容器係止保持部7は装置フレーム6の左右方向f2各側の同一高さ位置に前後一対の係止爪9、9を備えたものとなされており、各係止爪9は装置フレーム6の巾中央側へ向けて任意時に張り出し作動されるように形成されている。
前記容器上下駆動部8は装置フレーム6に固定された伸縮シリンダ装置10と、該シリンダ装置10の出力ロッドの先端に固定された方形状の支持部材11からなる。この際、支持部材11は図1に示した最下位置p1から前記係止爪9、9よりも高い位置まで上昇されるようになされている。
【0014】
前記荷体整列収容部2について図1〜図8を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、容器搬送支持機構12、棒群上下駆動機構13、荷体整列機構14及び荷体押圧移動機構15を備えている。
【0015】
容器搬送支持機構12は本体フレーム6の始端部6aから凡そ該本体フレーム6の前後方向f1長さ中央点に至る範囲に渡って装設されたもので、図3に示すように本体フレーム6の左右各側に上下一対の水平案内棒16、16を設けると共に、左右の水平案内棒16、16に左右一対の摺動部材17、17を前後移動自在に案内させ、これら一対の摺動部材17、17を同体状に前後変位させるための図示しない適宜な前後駆動機構を形成すると共に、左右の各摺動部材17にはシリンダ部18と、該シリンダ部18により本体フレーム6の左右方向へ出入り変位されるものとした係止部材19とを設けたものとなされている。
【0016】
棒群上下駆動機構13は前記容器順次供給部1の前側で前記係止部材19よりも下方に配置されたもので、装置フレーム6に固定された伸縮シリンダ装置20と、該シリンダ装置20の出力ロッド先端に固定された方形状の支持部材21と、該支持部材21に4本の支持棒22を介して支持され上面に多数の縦向き支持棒23をこれの先端が平面視四角形の水平支持面aを形成するように密状に植設されると共に図4及び図5に示すように前記水平支持面aの平面視四角形のうち前側の辺部を除く外周の近傍に前記縦向き支持棒23よりも数mm〜数cm程度高くなされた縦向き案内棒23aを単列状に植設されてなる棒群固定部材24とで形成されている。
【0017】
この際、棒群固定部材24は図1中の初期位置p2から最上位置p3の間で上下変位されるものとなされており、また縦向き支持棒23及び縦向き案内棒23aは図6Aに示す上面開放容器Tの高さよりも長くなされると共に該上面開放容器Tの底面に形成された透孔bに挿通される径となされている。
【0018】
荷体整列機構14は前記棒群上下駆動機構13の前側で前記棒群固定部材24の最上位置p3と関連した位置に装設されたもので、図2及び図7に示すように本体フレーム6の左右各側にベルト車25a、25bを設け、これらベルト車25a、25b間に方形板を連鎖した無端状の搬送ベルト26を掛け回し、該搬送ベルト26の上張り部の上面を搬送面cとなすと共に該搬送面cの左端部を搬送始端c1に、そして右端部を搬送終端c2となし、さらに前記搬送面cの搬送方向f3長さ途中に荷体ストッパー27を設けたものとなされている。
【0019】
該荷体ストッパー27は、図7及び図8に示すように、前記搬送面cの巾方向の各外側の本体フレーム6特定箇所に起立支持部材28、28を設け、これら起立支持部材28、28の上部間に支点軸29を回動自在に架設し、該支点軸29の略全巾箇所に鈎状の係止板30を固定すると共に、前記支点軸29の一端部にアーム部材31を固着し、一方では前側の前記起立支持部材28と同体状に伸縮シリンダ装置32を設け、該シリンダ装置32の出力ロッド先端を前記アーム部材31の先端部に軸着し、該シリンダ装置32が伸張作動したときに係止板30の縦向き面部30aの下端縁が前記搬送面cに近接し、前記伸縮シリンダ装置32が短縮作動したときに前記縦向き面部30aが前記搬送面cから上方へ離反する構成となされている。
【0020】
荷体押圧移動機構15は図1及び図2などに示すように棒群上下駆動機構13及び荷体整列機構14の上側に配設したもので、本体フレーム6の前後方向f1長さ途中の2箇所に左右向き枠部材33a、33bを上方への張り出し状に固定し、これら左右向き枠部材33a、33bのそれぞれの縦向き部材間に図8に示す左右一対の前後向き案内棒34、34を架設すると共に、これら前後向き案内棒34、34に摺動部材35を前後方向f1の移動自在に装着し、本体フレーム6の始端部6a側の左右向き枠部材33aと該摺動部材35との間で、且つ前記一対の前後向き案内棒34、34間に伸縮シリンダ装置36を架設して、前記案内棒34、34に固定された結合部材gで補強し、該シリンダ装置36の伸縮作動により前記摺動部材35が前後移動されるようになし、また前記摺動部材35の前部には縦向き伸縮シリンダ装置37を固定すると共に、該シリンダ装置37の出力ロッド37a下端に左右向きの押圧部材38を固定するほか、前記搬送ベルト26と、前記棒群固定部材24の水平支持面aの前縁部との間に、前記搬送面cと略同一高さの滑り案内面dを具備した案内板39を本体フレーム6と同体状に固設したものとなされている。
【0021】
この際、押圧部材38は図5に示すように、下端に前記本体フレーム6の始端部6a側へ向けて張り出した荷体当接部eを有しており、また図8に示すように、案内板39は前記滑り案内面dの左右端部を上方へ曲げて延長させた前後向きの縦向き案内面d1、d1を具備したものとなされており、また伸縮シリンダ装置37は出力ロッドの左右に押圧部材38を上下方向へ案内するための案内ロッドj、jを備えたものとなされている。
【0022】
前記ローラコンベア部3について説明すると、図1及び図2に示すように、本体フレーム6の前記荷体整列収容部2から前方へ向け前記容器搬送支持機構12の係止部材16と略同一高さ位置の左右に、左右向き軸回りへ回転される多数の駆動ローラ40を列設すると共に、これら駆動ローラ40に回転力を付与するための図示しないモータを設けた構成となされている。この際、前記荷体整列収容部2内に位置した複数の駆動ローラ40は容器搬送支持機構12の前部と上下配置状に重なるように配置されており、また各駆動ローラ40は周面上部が前方へ変位するように回転されるものとなされている。
【0023】
前記容器段重ね処理部4について説明すると、図1及び図2に示すように前記ローラコンベア部3の前部箇所に装設されているもので、前記ローラコンベア部3前部の駆動ローラ40上に位置した上面開放容器T1の左右各側部を把握して該容器T1を上下変位させるものとした把持手段41を設けると共に、該把持手段41により段重ねされた上面開放容器T1、T群を前側へ一定距離だけ送り込むための適宜な前送り手段42を設けたものとなされている。
【0024】
前記容器積載部5について説明すると、図1及び図2に示すように前記容器段重ね処理部4の前側に装設されているもので、比較的高い枠構造体43を形成し、該枠構造体43の上部及び下部に、前記容器段重ね処理部4で段重ね処理された複数の上面開放容器T1、T群を上下変位させるための把持手段44a、44bを設けたものとなされている。
【0025】
次に上記した本発明装置の使用例及び作動の一例を説明する。ここでは樹脂容器内に一丁の方形状豆腐を密封した容器入り豆腐wを上面開放容器T内に単層状に整列させて収容するものとする。
本発明装置の全体を制御するものとなされた図示しない制御盤の作業開始スイッチを入り操作しない状態では、容器順次供給部1の左右の係止爪9、9は本体フレーム6の左右外方向へ変位した状態となっており、この状態の下で図6Aに示す空の上面開放容器T1、Tを図1に示す初期位置p1の支持部材11上に載置して段重ね状に積み上げる。
【0026】
この後、前記作業開始スイッチを入り操作するのであり、これに関連して以下の処理が自動的に実施される。
先ず、容器上下駆動部8が支持部材11に載置された段重ね状の上面開放容器T1、T群を上昇させるのであり、この上昇により下から2番目の上面開放容器Tが係止爪9、9と正対した状態となされ、このとき、該係止爪9、9が本体フレーム6の巾中央へ向けて変位され、当該2番目の上面開放容器Tの左右側面壁の凹み内に係入する。この係入が行われた後、支持部材11はさらに降下変位されて最下位の上面開放容器T1のみを降下変位させる。
【0027】
そして、該最下位の上面開放容器T1が容器搬送支持機構12の左右の係止部材19、19と正対したとき、該係止部材19、19が本体フレーム6の左右外方に変位した状態の初期位置から本体フレーム6の巾中央へ向けて変位され、当該最下位の上面開放容器T1の左右側面壁の図6Aに示す把手孔h内に係入して該容器T1を支持するのであり、これにより容器順次供給部1から1つの上面開放容器T1が容器搬送支持機構12に供給された状態となる。この後、該支持部材11はさらに降下して初期位置p1に復する。
【0028】
次に左右の係止部材19、19が摺動部材17、17と共に前方へ移動されるのであり、これにより左右の係止部材19、19に支持された上面開放容器T1は図1に示す初期位置p2に位置している棒群固定部材24の真上に移動されて停止保持され、図10に示す状態となされる。
【0029】
この停止保持に関連して支持部材21が上昇され、この上昇過程で、各縦向き支持棒23が真上に位置した上面開放容器T1の底面の透孔b内に下方から挿入され、この挿入がほぼ終了した時点で、左右の係止部材19、19が初期位置に復帰され、これにより該上面開放容器T1は棒群固定部材24に支持された状態となる。この後も、支持部材21は上昇されて、棒群固定部材24及び該固定部材24に支持された上面開放容器T1を図1に示す最上位置p3まで上昇させた態となし、ここで一時停止される。この際、多数の縦向き支持棒23の先端で形成される水平支持面aは棒群固定部材24に支持された上面開放容器T1の上面開口高さよりも高く位置される。
【0030】
この作動の一方では、荷体整列機構14の搬送始端c1の近傍に予め用意された多数の直方体状の容器入り豆腐wを1つづつ該搬送始端c1に供給するのであり、これにより該搬送始端c1に供給された容器入り豆腐wは搬送面cに支持されてその搬送終端c2へ向けて移動される。
【0031】
搬送面cで搬送された容器入り豆腐wは図8に示すように搬送面cに近接された係止板30の縦向き面部30aに図9に示すように衝接して、その搬送方向f3移動を規制される。この規制状態でも搬送面cは送り移動され続けるため、搬送面cで次々と送られてくる各容器入り豆腐wは先に送られて縦向き面部30aで係止された容器入り豆腐wの後端面に衝接してその搬送方向f3移動を規制されるのであり、このように搬送面cで容器入り豆腐wが5つ搬送されると、図9に示すように荷体ストッパ27の搬送方向c上流側の搬送面c上に5つの容器入り豆腐wが搬送方向の一列状に整列された状態となり、この整列時点で搬送ベルト26の送り移動は一時停止される。
【0032】
該一時停止の下で伸縮シリンダ装置32が短縮作動し、これに連動して前記縦向き面部30aが上方へ変位し、搬送面c上で整列されている最前の容器入り豆腐wから離反するのであり、次に荷体押圧移動機構15の押圧部材38が縦向き伸縮シリンダ装置37の伸張作動により、図11に示す初期位置p4から下方へ変位され、次に伸縮シリンダ装置36の短縮作動により本体フレーム6の始端部6a側へ向けて水平移動される。この水平移動の過程で、押圧部材38の荷体当接部eが搬送面c上で整列された5つの容器入り豆腐wの本体フレーム6始端部6a側の側面に当接し、これら容器入り豆腐wを搬送面c及び滑り案内面d上を経てそれらの整列状態を崩すことなく押し移動させ、さらに縦向き支持棒23の先端で形成された水平支持面aを経て図12に示すように該水平支持面a上の最前部p5に位置させる。
【0033】
この際、水平支持面aの左右方向f2の側端縁近傍の図4に示す縦向き案内棒23aは水平支持面a上を押し移動される容器入り豆腐wの左右方向f2への脱落を阻止する。
【0034】
次に押圧部材38は伸縮シリンダ装置36及び縦向き伸縮シリンダ装置37の作動により図11に示す初期位置p4に復帰され、また荷体ストッパ27の縦向き面部30aも伸縮シリンダ装置32の伸張作動により図8に示す初期位置に復帰されるのであり、これら押圧部材38や縦向き面部30aの復帰に関連して再び搬送ベルト26の送り移動が開始される。
【0035】
この搬送ベルト26の送り移動中に、再び荷体整列機構14の搬送始端c1に容器入り豆腐wを供給するのであり、これにより先と同様に荷体ストッパ27の搬送方向f3上流側の搬送面c上に5つの容器入り豆腐wが搬送方向f3へ整列された状態となる。この整列に関連して、押圧部材38が先と同様にこのように整列された5つの容器入り豆腐wを図13に示すように押し移動させ、2回目の容器入り豆腐w列を水平支持面aの最前部に位置させると共に1回目の容器入り豆腐w列を水平支持面aの前後方向中央部p6に位置させる。
【0036】
この後、先に準じた荷体整列装置14の作動がもう一回行われるのであり、これにより押圧部材38は3回目に整列された5つの容器入り豆腐wを先と同様に押し移動させ、図5に示すように、3回目の容器入り豆腐w列を水平支持面aの最前部に、2回目の容器入り豆腐w列を水平支持面aの前後方向中央部p6に、そして1回目の容器入り豆腐w列を水平支持面aの最奥部p7に位置させるものとなる。
この際、水平支持面aの本体フレーム6始端部6a側の側端縁近傍の図5に示す縦向き案内棒23aは、水平支持面a上を押し移動される容器入り豆腐4の本体フレーム6始端部6a側への脱落を阻止する上で寄与する。
【0037】
次に押圧部材38や縦向き面部30aが図8に示すようにそれぞれの初期位置に復帰されて、搬送ベルト26は再び送り移動される。また、支持部材21が降下を開始され、これに連動して、縦向き支持棒23上に複数の容器入り豆腐wを載置された棒群固定部材24や、これに支持された上面開放容器T1が同体状に降下される。
【0038】
この支持部材21などの降下中、棒群固定部材24に支持された上面開放容器T1の左右側面壁が左右の係止部材19、19と再び正対したとき、初期位置のこれら係止部材19、19が本体フレーム6の巾中央へ向けて変位され、該上面開放容器T1の左右側面壁の把手孔h、h内に係入するのであり、これにより該上面開放容器T1は支持部材21上でそれら係止部材19、19に支持された状態となる。
【0039】
この支持の後にも、支持部材21は漸次に降下されるのであり、従って、各縦向き支持棒23や各縦向き案内棒23aは上面開放容器T1の透孔bから漸次に抜け出るものとなり、この作動の進行に伴って、縦向き支持棒23の水平支持面a上の複数の容器入り豆腐wは整列状態を崩されることなく該上面開放容器T1内に漸次に降下され、これら縦向き支持棒23が完全に抜け出たときには、その上面開放容器T1の底面に達するのであり、これにより複数の容器入り豆腐wは図6Bに示すように上面開放容器T1内に整列状態で密状に収容された状態となる。なお、棒群固定部材24や支持部材21はその初期位置p2まで降下して次の作動に備える。
【0040】
こうして容器入り豆腐wの収容された後の上面開放容器T1を支持するものとなった係止部材19、19は、支持部材21などがその初期位置p2に達した後、左右の摺動部材17、17と共にさらに前方へ移動されて、その上面開放容器T1をローラコンベア部3における本体フレーム6始端部6a側の駆動ローラ40上に位置させ、ここで本体フレーム6の左右外側へ変位されてその上面開放容器T1を解放する。次に駆動ローラT1がこのように位置された上面開放容器T1をローラコンベア部3の前端部p8まで移動させ、ここで停止させる。
【0041】
一方、該ローラコンベア部3における本体フレーム6始端部6a側でその上面開放容器T1を解放した後の左右の係止部材19、19は摺動部材17、17と共に本体フレーム6始端部6a側へ向けて移動され容器順次供給部1内の初期位置p1に復帰される。
【0042】
以後、容器順次供給部1及び荷体整列収容部2は上記した作動を繰り返すのであり、これにより複数の容器入り豆腐wの収容された上面開放容器Tは次々とローラコンベア部3に送り出されるものとなり、またローラコンベア部3はこのように送り出された上面開放容器Tを次々とその前端部p8に搬送するものとなる。
【0043】
ローラコンベア部3の前端部p8に搬送されてきた最初の上面開放容器T1は容器段重ね処理部4の左右の把持手段41、41が把持して一定距離だけ持ち上げ、この持ち上げられた上面開放容器T1の下側となるローラコンベア部3前端部p8上に第2番目の上面開放容器Tが到達すると、把持手段41が先に持ち上げた上面開放容器T1を降下させて前記ローラコンベア部3前端部p8上の前記第2番目の上面開放容器T上に段重ね状に載せるのであり、この段重ね処理を例えば4回、繰り返すことにより前記ローラコンベア部3前端部6a上に5つの上面開放容器T1、Tが段重ねされた状態となる。
この後、前送り手段42がこのように段重ねされた上面開放容器t1、T群を容器積載部5内に押し移動させる。
【0044】
容器積載部5では、下側の把持手段44bがこのように押し移動された段重ね状の上面開放容器T1、T群を一時的に支持した後に適当距離だけ押し上げ、この押上げ状態で上側の把持手段44aがその上面開放容器T1、T群の最下部を把持して支持する。
【0045】
次に下側の把持手段44bが、前記容器段重ね処理部4から押し移動された第2番目の上面開放容器T1、T群を先と同様に支持して再び押し上げて当該第2番目の上面開放容器T1、T群の上面に、上側の把持手段44aにより先に支持されている最初の上面開放容器T1、T群の下面を段重ね状に当接させて、さらに一定距離だけ押し上げ、この押上げ状態の下で、上側の把持手段44aが下側の把持手段44bにより支持されている全ての上面開放容器T1、T群を支持するという処理を適当回数繰り返すのであり、これにより上側の把持手段44bはこの回数と同じ数の上面開放容器T1、T群を支持した状態となる。
【0046】
この後、前記容器段重ね処理部4から容器積載部5へ新たに送り込まれた上面開放容器T1、T群を先と同様に支持したとき、これに関連して、上下の把持手段44a、44bが連係作動し、上側の把持手段44aで既に支持されている上面開放容器T1、T群を、先に新たに送り込まれて下側の把持手段44aで支持されている上面開放容器T1、T群の上面に段重ね状に載置する。
そして最後は下側の把持手段44bが降下して全ての上面開放容器T1、T群を床面近傍まで降下させ、予め容器積載部5内の特定位置に用意されている図示しない台車上に載せる。
なお、上面開放容器T1、T群を載置された後の台車は作業者が引き出し、代わりに空の台車を容器積載部5内の同じ位置に押し込むようにする。
上記したローラコンベア部3、容器段重ね処理部4及び容器積載部5における一連の作動及び処理は以後、繰り返して実施される。
【0047】
上記実施例において、容器段重ね処理部4及び容器積載部5は任意に変形して差し支えないのであり、必要ないときは省略することも差し支えない。
さらには容器順次供給部1、容器段重ね処理部4及び容器積載部5を省略すると共に容器搬送支持機構12に代えて、該機構12の棒群固定部材の初期位置p2と同一の位置に上面開放容器Tを上方への離反変位自在に支持するものとした容器支持機構を設けた構成となすことも差し支えない。この場合、前記容器支持機構の容器支持位置p2への上面開放容器Tの搬入及び搬出は作業者が行うか或いは他の適宜な機構に行わせることが必要となるのであるが、上面開放容器T内への容器入り豆腐wの収容は既述と同様に行われる。
【0048】
【発明の効果】
上記した本発明によれば次のような効果が得られるのである。
凡そ簡易な機構により上面開放容器内に複数の荷体(容器入り豆腐など)を整列して密状に収容させることができ、また荷体移動において吸盤を利用しないため真空圧の消失による荷体落下などの事故を皆無となすことができる。
【0049】
次に、空の上面開放容器が荷体整列収容装置の荷体収容場所まで機械的に搬入され或いは荷体整列収容装置から他所へ機械的に搬出されるようになるため、上面開放容器の取扱いの手間が軽減され、労力少なく荷体を収容させることができる。
【0050】
とりわけ、多数の縦向き支持棒の先端で形成された水平支持面上において複数の荷体が荷体押圧移動機構により押し移動されるとき、これら荷体が前記水平支持面の外周近傍の縦向き案内棒により前記水平支持面の外方へ外れるのを阻止されるため、荷体が前記水平支持面外方へ落下して損傷する事態を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る荷体整列収容装置全体の概要を示す側面図である。
【図2】 前記荷体整列収容装置全体の概要を示す平面図である。
【図3】 図1のx−x部を示す断面図である。
【図4】 前記荷体整列収容装置の棒群固定部材を上昇させた状態を示す前面視説明図である。
【図5】 前記棒群固定部材を上昇させた状態を示す側面視説明図である。
【図6】 前記荷体整列収容装置で処理される上面開放容器に係り、Aは空の状態を示しBは荷体(容器入り豆腐)の収容された状態を示す図である。
【図7】 前記荷体整列収容装置の荷体整列機構を示す平面図である。
【図8】 前記荷体整列収容部の要部を示す斜視図である。
【図9】 前記荷体整列機構による荷体の整列処理状況を示す前面視説明図である。
【図10】 前記荷体整列収容部に空の上面開放容器が搬入された状態を示す説明図である。
【図11】 前記荷体整列収容部に搬入された空の上面開放容器が上昇された状態を示す説明図である。
【図12】 前記荷体整列収容部の荷体押圧移動機構が一列の荷体を押し入れた状態を示す説明図である。
【図13】 前記荷体押圧移動機構が二列の荷体を押し入れた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
12 容器搬送支持機構(容器支持機構)
13 棒群上下駆動機構
14 荷体整列機構
15 荷体押圧移動機構
23 縦向き支持棒
23a 縦向き案内棒
24 棒群固定部材
T、T1 上面開放容器
a 水平支持面
b 透孔
c1 搬送始端(荷体供給位置)
w 容器入り豆腐(荷体)

Claims (2)

  1. 底面に多数の透孔を密状に形成された上面開放容器を特定位置にて水平状に支持するものとした容器支持機構と、前記透孔にその下側から上方へ向けて挿通される縦向き支持棒の多数を植設され前記縦向き支持棒の先端が水平支持面をなした棒群固定部材を上下変位させるものとした棒群上下駆動機構と、荷体供給位置に単体の荷体を順次に供給することにより前記上面開放容器近傍の特定水平面上に特定数の前記荷体からなる荷体列を形成するものとした荷体整列機構と、該荷体整列機構により整列された特定数の荷体を、前記縦向き支持棒を前記透孔に挿通されて前記上面開放容器の開口面を越えた高さに位置された前記水平支持面上の特定位置に押し移動させるものとした荷体押圧移動機構とを備え、一方前記水平支持面を平面視四角形になすと共に、該四角形のうちの1つの辺部を除いた外周囲の近傍をなす棒群固定部材箇所に前記縦向き支持棒よりも長い縦向き案内棒を植設し、他方前記荷体押圧移動機構が前記1つの辺部を経て前記水平支持面上に荷体を押し移動させる構成としたことを特徴とする荷体整列収容装置。
  2. 底面に多数の透孔を密状に形成された1つの上面開放容器を特定位置に搬入し該特定位置で水平状に支持し該特定位置から搬出するものとした容器搬送支持機構と、前記透孔にその下側から上方へ向けて挿通される縦向き支持棒の多数を植設され前記縦向き支持棒の先端が水平支持面をなした棒群固定部材を上下変位させるものとした棒群上下駆動機構と、荷体供給位置に単体の荷体を順次に供給することにより、特定高さ位置に上昇された前記上面開放容器近傍の特定水平面上に特定数の前記荷体からなる荷体列を形成するものとした荷体整列機構と、該荷体整列機構により整列された特定数の荷体を、前記縦向き支持棒を前記透孔に挿通されて前記上面開放容器の開口面を越えた高さに位置された前記水平支持面上の特定位置に押し移動させるものとした荷体押圧移動機構とを備え、一方前記水平支持面を平面視四角形になすと共に、該四角形のうちの1つの辺部を除いた外周囲の近傍をなす棒群固定部材箇所に前記縦向き支持棒よりも長い縦向き案内棒を植設し、他方前記荷体押圧移動機構が前記1つの辺部を経て前記水平支持面上に荷体を押し移動させる構成としたことを特徴とする荷体整列収容装置。
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