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JP3672467B2 - デジタル信号再生装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル信号の記録及び再生を行うデジタル信号再生装置に関し、特に特殊再生を行うことが可能なデジタル信号再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
1994年に米国において開始された衛星デジタル放送は、1996年には日本及び欧州諸国等に波及して、本格的な実用化段階に突入した。一方で、デジタル放送の番組をデジタル信号で記録し、タイムシフトで視聴する形態も昨今普及しつつある。特にデジタルVHS(以下、DVHSという)やAV用ハードディスク(以下、AVHDDという)への記録や再生を行うことは、価格及び記録時間の優位性などにより、実用化されつつある。
【0003】
図6に従来のデジタル信号再生装置の構成例を示す。ここでは、記録媒体をDVHSテープの場合として示す。入力手段1001は再生モードの切り替えを入力するもので、通常再生又は特殊再生などのモードが外部から入力される。TS信号発生手段1002はMPEG規格で圧縮符号化された映像のデジタル信号を記録媒体から読み出し、ISO/IEC13818で規定されるトランスポートストリーム(以下、TSという)の形式にして映像データを出力するものである。PIDフィルタ1003はTS信号発生手段1002のTSを入力し、所望のパケット識別番号(以下、PIDという)を持つTSペイロード部、即ちパッケッタイズドエレメンタリストリーム(以下、PESという)を出力するものである。PES解析手段1004はPIDフィルタ1003が出力するPESを入力し、PESヘッダを解析し、PESペイロード部、即ちエレメンタリストリーム(以下、ESという)を出力するものである。MPEG信号復号手段1005はPES解析手段1004の出力するESを入力し、MPEG規格の復号によりデジタル映像信号を再構成するものである。
【0004】
以上のように構成されたデジタル信号再生装置の動作について、特に早送り再生から通常再生へ遷移する前後の動作について以下に説明する。まず、入力手段1001はリモコン等の外部インタフェースを介してユーザからの再生モード指定の入力を受け付けたとする。具体的にはユーザからの入力が”通常再生”を指示していれば、入力手段1001からTS信号発生手段1002に対して通常再生のTS発生手段制御信号1010が出力される。次にTS信号発生手段1002は、通常の動画像エンコードに用いられるのと同じように、MPEG2で規定されるイントラ画像(以下、参照画像やIピクチャという)と、前方向予測画像(以下、Pピクチャという)と、双方向予測画像(以下、Bピクチャという)とが混在したTSを発生する。
【0005】
また、入力手段1001が”早送り再生”を指示していれば、TS発生手段制御信号1010によってTS信号発生手段1002は、Iピクチャのみ又はI及びPピクチャからなるTSを時間間欠的に出力する。
【0006】
PIDフィルタ1003はTS信号発生手段1002の出力するTSを入力し、PIDごとにフィルタリングを行ない、所望の映像データを含むTSペイロード、即ちPESデータのみを出力する。PES解析手段1004はPIDフィルタ1003から出力されるPESデータのヘッダ情報を除くPESペイロード部、即ちESデータを出力する。MPEG信号復号手段1005はPES解析手段1004の出力するESデータから原画像を再構成し、再生映像信号を出力する。
【0007】
図7は早送り再生から通常再生へ状態遷移するときのTS信号発生手段1002が出力するTSパケットの時間軸上の様子を示す説明図である。今簡単のため、早送り再生中はTS信号発生手段1002はIピクチャを含むTSを間欠的に出力するものとする。特に図7(a)はTS信号発生手段1002が出力するTSに含まれるピクチャの種類を時間軸方向に表したものである。図中のIS0 ,IS1, IS2, IS3, IS4で示す各矩形部分が、特殊再生時のIピクチャの各1枚を示す。添字の”S”は夫々のIピクチャが静止画であることを意味し、それに続く添字の数字は各ピクチャの表示順を表す。図7(a)の右側に示すピクチャI2,B0,B1,P5,B3,B4,P8,B6,B7 において、大文字のI/P/Bは通常再生時のTSに含まれるピクチャの種別を表し、添字はそれらの表示順を表す。図7(b)は図7(a)の順序でESデータがMPEG信号復号手段1005に入力された場合、MPEG信号復号手段1005が出力する映像信号の様子を示す説明図である。I/B/P及び添字の意味は図7(a)と同じである。
【0008】
入力手段1001により再生モードが”早送り再生”になっている間は、TS信号発生手段1002は図7(a)の左半分に示すように、Iピクチャのみを間欠的に出力し続ける。PIDフィルタ1003はTS信号発生手段1002の出力から所望のPIDを持つパケットのペイロード部だけを抜き出し、PES解析手段1004に与える。PES解析手段1004ではPESヘッダ以外のPESペイロード部を抜き出し、MPEG信号復号手段1005に与える。映像データが早送り再生中はIピクチャのみから成っているから、MPEG信号復号手段1005は、各Iピクチャを入力した順に復号し、図7(b)の左半分に示すように復号と同じ順序で出力する。
【0009】
入力手段1001により再生モードが”通常再生”になると、TS信号発生手段1002は図7(a)の右半分に示すように、I/P/Bピクチャを連続的に出力する。PIDフィルタ1003はTS信号発生手段1002の出力から所望のPIDを持つパケットのペイロード部だけを抜き出し、PES解析手段1004に与える。PES解析手段1004ではPESヘッダ以外のPESペイロード部を抜き出し、MPEG信号復号手段1005に与える。
【0010】
MPEG信号復号手段1005は、通常のMPEG動画復号手順と同様にまずI2 のピクチャを復号するが、まだ出力しない。次に通常再生に移行する直前に復号したIS4ピクチャと、先程得られたI2 ピクチャとから双方向予測を行い、B0 ピクチャを復号する。そし復号完了同時に該B0 ピクチャを出力する。次にI2 とIS4とから双方向予測を行い、B1 ピクチャを復号し、復号完了と同時に該B1 ピクチャを出力する。次にMPEG信号復号手段1005はP5 ピクチャを復号するが、出力せず先に復号したI2 ピクチャを出力する。以下同様の動作を繰り返すことで、図7(b)の右半分に示すようにB0,B1,I2,B3,B4,P5,B6,B7,P8 の順序で映像信号を出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のデジタル信号再生装置では、早送り再生から通常再生へ再生モードが遷移する場合、通常再生の最初に表示されるべきB0 及びB1 の記号で表されるBピクチャは、一般に双方向予測で予測符号化されており、それらのピクチャを再構築するための参照画像がTS信号発生手段1002の出力信号中に含まれないことが多い。このため、Bピクチャを正しく再構成できないこととなる。すなわち、以前に復号した早送り再生時の再生Iピクチャを誤って参照し、Bピクチャを作成して表示してしまうという問題点があった。図7に示す例では、最初のB0 とB1 ピクチャの2枚のみが誤った画像となってしまう。
【0012】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、再生モードの切り替えが生じた際に、TS信号発生手段からのTSを加工して出力することにより、正規に復号されたピクチャのみを表示できるデジタル信号再生装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1の発明は、デジタル圧縮信号の記録手段とその再生手段が離れて存在するため同期して制御できない系において、圧縮符号化された映像データが記録された記録媒体から、通常再生モード及び特殊再生モードを含む再生モードで記録データを読み出し、伸長復号された映像データを出力するデジタル信号再生装置であって、外部からの再生モードの内容を識別し、制御信号を発生する入力手段と、前記入力手段からの制御信号に基づいて、前記記録媒体に記録された映像データを読み出し、MPEG規定のトランスポートストリーム(TS)を出力するTS信号発生手段と、前記TS信号発生手段のTSを入力し、前記入力手段からの制御信号が特殊再生モードから通常再生モードへの変化を意味するとき、 ISO/IEC13818-1 で規定されるトランスポートパケットヘッダのアダプテーションフィールド中の transport _ private _ data _ flag を“1”に書き換え、前記TS信号発生手段のTSを入力し、前記入力手段からの制御信号の再生モードが変化しないとき、 ISO/IEC13818-1 で規定されるトランスポートパケットヘッダのアダプテーションフィールド中の transport _ private _ data _ flag を“1”以外に書き換えるTSヘッダ加工手段と、前記TSヘッダ加工手段から出力されるトランスポートストリーム(TS’)を入力し、所望のパケット識別番号を有するTSパケットのペイロードをPESデータとして通過させ、前記 transport _ private _ data _ flag が“1”であればMPEG信号復号手段制御信号を発生し、前記 transport _ private _ data _ flag が“1”以外であればMPEG信号復号手段制御信号を発生しないPIDフィルタと、前記PIDフィルタのPESを入力し、PESデータのヘッダを除くエレメンタリストリーム(ES)を出力するPES解析手段と、前記PES解析手段のESを入力し、前記MPEG信号復号手段制御信号が存在する場合には前記ESの復号処理を中止すると共に、既にデコード済みのフレームデータを破棄して再デコード待ちとなり、前記MPEG信号復号手段制御信号が存在しなくなった場合には、 ISO/IEC13818-2 に規定のデジタル符号の復号処理を行うMPEG信号復号手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0015】
本願の請求項の発明は、請求項のデジタル信号再生装置において、デジタル圧縮信号の記録手段とその再生手段が離れて存在するため同期して制御できない系において、前記TSヘッダ加工手段を、前記入力手段からの制御信号が特殊再生モードから通常再生モードへの変化を意味するとき、ISO/IEC13818-1で規定されるトランスポートパケットヘッダのアダプテーションフィールド中のtransport _private _data_flagが“1”のトランスポートパケットを新たに挿入し、前記入力手段からの制御信号の再生モードが変化しないとき、 ISO/IEC13818-1 で規定されるトランスポートパケットヘッダのアダプテーションフィールド中の transport _ private _ data _ flag が“1”以外のトランスポートパケットを新たに挿入するTSヘッダ加工手段に置き換えることを特徴とするものである。
【0017】
本願の請求項の発明は、デジタル圧縮信号の記録手段とその再生手段が離れて存在するため同期して制御できない系において、圧縮符号化された映像データが記録された記録媒体から、通常再生モード及び特殊再生モードを含む再生モードで記録データを読み出し、伸長復号された映像データを出力するデジタル信号再生装置であって、外部からの再生モードの内容を識別し、制御信号を発生する入力手段と、前記入力手段からの制御信号に基づいて、前記記録媒体に記録された映像データを読み出し、MPEG規定のトランスポートストリーム(TS)を出力するTS信号発生手段と、前記TS信号発生手段のTSを入力し、前記入力手段からの制御信号が特殊再生モードから通常再生モードへの変化を意味するとき、ISO/IEC13818-2に規定のトランスポートヘッダのtransport _error _indicator を“1”に書き換えるTS加工手段と、前記TS加工手段から出力されるトランスポートストリーム(TS’)を入力し、前記transport _error _indicator が“0”であり、且つ所望のパケット識別番号を有するTSパケットのペイロードをPESデータとして通過させるPIDフィルタと、前記PIDフィルタのPESを入力し、PESデータのヘッダを除くエレメンタリストリーム(ES)を出力するPES解析手段と、前記PES解析手段のESを入力し、前記ISO/IEC13818-2に規定のデジタル符号の復号処理を行い、復号映像データを出力するMPEG信号復号手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0018】
本願の請求項の発明は、請求項のデジタル信号再生装置において、デジタル圧縮信号の記録手段とその再生手段が離れて存在するため同期して制御できない系において、前記TS加工手段を、前記入力手段からの制御信号が特殊再生モードから通常再生モードへの変化を意味するとき、モード変更直後の参照フレームのないBピクチャがTSパケットに含まれるとき、前記TSパケットを破棄するTS加工手段に置き換えたことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1におけるデジタル信号再生装置について、図面を参照しつつ説明する。図1は実施の形態1におけるデジタル信号再生装置の構成図であり、従来例と同一部分は同一の名称を付けて説明する。入力手段101は再生モードとして通常再生又は特殊再生の指示を外部から入力するものである。TS信号発生手段102は、DVHSテープやHDDなどの記録媒体からMPEG規格で圧縮符号化された映像のデジタル信号を読み出し、TSの形式にして映像データを出力するものである。PIDフィルタ103はTS信号発生手段102のTSを入力し、所望のPIDを持つTSペイロード部、即ちPESを出力するものである。PES解析手段104はPIDフィルタ103のPESを入力し、PESヘッダを解析してPESペイロード部、即ちESデータを出力するものである。MPEG信号復号手段105はES’データを入力し、MPEG規格の復号によりデジタル映像信号を再構成するものである。ここまでの各ブロックの動作は従来例と同じである。
【0020】
本実施の形態が従来例と異なるのは、PES解析手段104とMPEG信号復号手段105の間にGOPヘッダ加工手段106を設けたことである。GOPヘッダ加工手段106は、入力手段101からGOPヘッダ制御信号111が与えられたとき、PES解析手段104の出力信号のうちグループオブピクチャ(以下、GOPという)ヘッダのフラグ内のbroken_link_flagのみを“1”に書き換え、修正されたエレメンタリストリームであるES’を出力するものである。
【0021】
以上のように構成されたデジタル信号再生装置について、早送り再生から通常再生へ再生モードが遷移する前後の動作について説明する。図2(a)はTS信号発生手段102が出力するTSに含まれるピクチャの種類を時間軸方向に表した説明図である。図中の左側のIS0, IS1, IS2, IS3, IS4で示す各矩形部分は、特殊再生時のIピクチャの各1枚を表す。同様に図中の右側のI2,B0,B1,P5,B3,B4,P8,B6,B7 は、通常再生時のTSに含まれる夫々のピクチャを表す。このTS信号の配列は従来例で示した図7(a)と同一である。
【0022】
図2(b)は本実施の形態によるMPEG信号復号手段105の動作を示し、図2(a)の順序で画像データが入力された場合の、MPEG信号復号手段105が出力する映像信号の様子を示した説明図である。図中の記号の意味は図7に準ずるものとする。
【0023】
まず、早送り再生時、図1の入力手段101はリモコン等の外部インタフェースを介して、ユーザからの再生モード指示が早送りであることを検出する。入力手段101はこのことをTS信号発生手段102に対してTS発生手段制御信号110により通知し、GOPヘッダ加工手段106に対してGOPヘッダ制御信号111により通知する。この場合、TS信号発生手段102は間欠的なIピクチャのみを含むようTSを生成する。
【0024】
PIDフィルタ103はTS信号発生手段102のTSを入力し、PIDごとにフィルタリングを行ない、所望の映像データを含むTSペイロード、即ちPESデータのみを出力する。PES解析手段104はPIDフィルタ103から入力されるPESデータのヘッダ情報を除くPESペイロード部、即ちESデータを出力する。
【0025】
GOPヘッダ加工手段106はPES解析手段104のESを入力し、GOPヘッダ制御信号111に基づいて入力信号をそのまま出力するように動作する。この場合、GOPヘッダ加工手段106はGOPヘッダのフラグ内のbroken_link_flagの書き換えは行わない。MPEG信号復号手段105はES’データに含まれるIピクチャを復号順に出力する。こうして早送り再生の画像信号が出力される。
【0026】
次に、早送り再生から通常再生に切り替わったときの動作を説明する。入力手段101はユーザが通常再生を指示したことを検出すると、TS信号発生手段102はTS発生手段制御信号110に基づいて、通常のMPEG動画のストリームと同様のI/P/Bピクチャの混在したTSを発生し始める。同時にGOPヘッダ加工手段106はGOPヘッダ制御信号111に基づいて、次に検出される最初のGOPヘッダに含まれるbroken_link_flagを“1”に置き換え、ES’を出力する。
【0027】
ここでMPEG信号復号手段105が再生モード変更後のES’を復号しようとするとき、GOPヘッダのbroken_link_flagが“1”であることを識別し、ES’データに含まれるピクチャデータのうち、最初のBピクチャは出画しないで、図2(b)に示すようにその直前に出画していたIS4を出力し続ける。この結果、誤った参照画像を用いたBピクチャは出力されなくなる。こうして早送り再生から通常再生へと状態が遷移する。
【0028】
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2におけるデジタル信号再生装置について説明する。図3は実施の形態2のデジタル信号再生装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態では、記録メディア側と再生装置側は互いに離れており、伝送ラインを介して記録メディア側からTS’が再生装置側に伝送されるものとする。
【0029】
図3の入力手段301は再生モードとして通常再生又は特殊再生の指示を外部から入力するものである。TS信号発生手段302はDVHSテープやHDDなどの記録媒体からデジタル信号を読み出し、TSの形式にして映像データを出力するものである。TSヘッダ加工手段306は、TS信号発生手段302のTSを入力し、入力手段301からのTS制御信号310に基づいて、再生モードが変化しない(定常時)ことを確認すると、入力信号と全く同一のTSをTS’として出力する。また再生モードが変化する遷移時には、TSヘッダ加工手段306はISO/IEC13818-1で定義されるTSヘッダのアダプテーションフィールド内のtransport _private _data_flagを“1”にし、private _data_byteが存在するように加工してTS’を出力する。
【0030】
第2のPIDフィルタ303は、TSヘッダ加工手段306が発生するTS’を入力し、所望のPIDを持つTSペイロード部、即ちPESを出力すると同時に、アダプテーションフィールド内のフラグを読み出し、MPEG信号復号手段制御信号312を発生するものである。PES解析手段304は第2のPIDフィルタ303が出力するPESを入力し、PESヘッダを解析してPESペイロード部、即ちESを出力するものである。
【0031】
第2のMPEG信号復号手段305はPES解析手段304のESを入力し、MPEG信号復号手段制御信号312に基づいてデジタル映像信号を再構成する復号手段である。再生モードが定常的に変化しないときには、第2のMPEG信号再生手段305は通常通り動画のデコード動作を続ける。また、MPEG信号復号手段制御信号312により再生モードが変化したことを検出したときには、デコード動作を中断すると共に、既にデコード済みのピクチャデータも破棄し、再度デコード開始を待つように動作する。
【0032】
以上のように構成されたデジタル信号再生装置について、早送り再生から通常再生へ再生モードが遷移する前後の動作について説明する。まず、早送り再生時、入力手段301はリモコン等の外部インタフェースを介して再生モードの指示が早送り状態であることを検出すると、そのことをTS信号発生手段302とTSヘッダ加工手段306とに通知する。具体的にはTS信号発生手段302はTS制御信号310に基づいて、間欠的なIピクチャのみを含むTSを発生する。現在、定常的な早送り再生時であるから、TSヘッダ加工手段306は入力TSと全く同一のTS’を出力する。
【0033】
第2のPIDフィルタ303はTSヘッダ加工手段306のTS’を入力し、PIDごとにフィルタリングを行ない、所望の映像データを含むTSペイロード、即ちPESデータのみを出力すると共に、TSヘッダに含まれるアダプテーションフィールドを読み出して解析する。
【0034】
第2のPIDフィルタ303がアダプテーションフィールド内のフラグを解析した結果、現在は定常状態なので、アダプテーションフィールド内にprivate _data_byte領域が存在しないので、MPEG信号復号手段制御信号312を発生しない。PES解析手段304は第2のPIDフィルタ303のPESを入力すると、PESデータのヘッダ情報を除くPESペイロード部、即ちESを出力する。第2のMPEG信号復号手段305は、ESデータに含まれるIピクチャを復号順に出力する。こうして早送り再生が実現できる。
【0035】
次に、早送り再生から通常再生に切り替わったときの動作を説明する。入力手段301は再生モードが通常再生に変化したことを検出すると、このことを示すTS制御信号310をTS信号発生手段302に与える。この場合TS信号発生手段302は、通常のMPEG動画のストリームと同様のI/P/Bピクチャの混在したTSを発生し始める。同時にTS制御信号310に基づいてTSヘッダ加工手段306は、アダプテーションフィールド内のtransport _private _data_flagを“1”に設定し、private _data_byteをTS内に埋め込み、TS’を出力する。
【0036】
第2のPIDフィルタ303はtransport _private _data_flagが“1”であることを検出し、MPEG信号復号手段制御信号312を発生する。この結果、第2のMPEG信号復号手段305はデコード動作を停止し、既デコードデータを破棄する。一方、PES解析手段304は定常時と同様にESを出力し、第2のMPEG信号復号手段305に与える。ここで第2のMPEG信号復号手段305が再生モード変更後のESデータを復号しようとするとき、すでに内部状態はクリアされ、ESデータに含まれるピクチャデータのうち最初のBピクチャは出画しないで、図2(b)に示すようにその直前に出画していたIS4を出力し続ける。その結果、誤った参照画像を用いてBピクチャを生成しなくなる。このようにして早送り再生から通常再生へと状態が遷移する。
【0037】
本実施の形態では、TSヘッダのtransport _private _data_flagを用いて再生モードの変化を表現している。そして第2のPIDフィルタ303以降の処理は、入力手段301からの制御信号を直接受けることなしに不要なBピクチャの表示を避けることを可能にしている。すなわち、図3におけるTS’を介してHDDやDVHSテープなどの記録メディア側と、再生装置側が物理的に分離できる。このため、IEEE1394などのトランスポートストリームの情報バスを介した特殊再生操作においても適応できる。
【0038】
なお、本実施の形態では、モード遷移時にTSヘッダ加工手段306が、アダプテーションフィールド内のtransport _private _data_flagを“1”に設定し、private _data_byteをTS内に埋め込むようにTSを変更したが、元のTSと同じPIDを持ち、transport _private _data_flagを“1”に設定し、private _data_byteを含む新たなTSパケットを時間軸上で挿入しても、全く同様の効果が得られる。また本実施の形態では、private _data_byteの中身については触れていないが、具体的に特殊再生のモード変化があることを記述して使用することも可能である。
【0039】
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3におけるデジタル信号再生装置について説明する。図4は実施の形態3によるデジタル信号再生装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態でも、記録メディア側と再生装置側は互いに離れており、伝送ラインを介して記録メディア側からTS’が再生装置側に伝送されるものとする。
【0040】
図4の入力手段401は再生モードとして通常再生及び特殊再生の指示を外部から入力するものである。TS信号発生手段402はDVHSテープやHDDなどの記録媒体からデジタル信号を読み出し、TSの形式にして映像データを出力するものである。
【0041】
ES加工手段406はTS信号発生手段402のTSを入力し、入力手段401からのTS制御信号410により、再生モードが変化しない定常時は入力信号と全く同一のTSをTS’として出力する。またES加工手段406は、再生モードが変化する遷移時にはTS内の所望のPIDに含まれるESデータの中のbroken_link_flagのみを“1”に書き換え、TS’を出力するものである。
【0042】
PIDフィルタ403はES加工手段406のTS’を入力し、所望のPIDを持つTSペイロード部、即ちPESを出力するものである。PES解析手段404はPIDフィルタ403のPESを入力してPESヘッダを解析し、PESペイロード部、即ちESデータを出力するものである。またMPEG信号復号手段405はPES解析手段404のESデータを入力し、デジタル映像信号を再構成する復号手段である。
【0043】
以上のように構成されたデジタル信号再生装置について、早送り再生から通常再生へ再生モードが遷移する前後の動作について説明する。まず入力手段401はリモコン等の外部インタフェースを介して再生モードが早送り状態である指示を検出し、TS信号発生手段402とES加工手段406とにそのことを通知する。具体的には入力手段401のTS制御信号410に基づいて、TS信号発生手段402は間欠的なIピクチャのみを含むTSを発生する。現在は定常的な早送り再生時であるので、ES加工手段406は入力TSと全く同一のTS’を出力する。
【0044】
PIDフィルタ403はES加工手段406のTS’を入力し、PIDごとにフィルタリングを行ない、所望の映像データを含むTSペイロード、即ちPESデータのみを出力する。PES解析手段404はPIDフィルタ403のPESデータを入力し、ヘッダ情報を除くPESペイロード部、即ちESを出力する。MPEG信号復号手段405はESに含まれるIピクチャを復号順に出力する。こうして早送り再生が実現できる。
【0045】
次に、早送り再生から通常再生に切り替わったときの動作を説明する。入力手段401が早送り再生から通常再生に変化したことを検出すると、TS信号発生手段402はTS制御信号410に基づいて、通常のMPEG動画のストリームと同様のI/P/Bピクチャの混在したTSを発生し始める。同時にES加工手段406はTS制御信号410に基づいて、通常再生に入る最初のGOPヘッダの中のbroken_link_flagのみを“1”にして出力する。
【0046】
PIDフィルタ403は所望のPIDのペイロードのみ選択し、PESを出力する。PES解析手段404は定常時と同様にPESヘッダを除くESを出力し、MPEG信号復号手段405に与える。ここでMPEG信号復号手段405が再生モード変更後のESを復号しようとするとき、最初のGOPヘッダ中のbroken_link_flagが“1”であることを検出する。この場合MPEG信号復号手段405はESに含まれるピクチャデータのうち最初のBピクチャは出画しないで、図2(b)に示すようにその直前に出画していたIS4を出力し続ける。この結果、誤った参照画像を用いてBピクチャを出力しなくなる。こうして、早送り再生から通常再生へと状態を遷移することができる。
【0047】
本実施の形態では、ES信号中のbroken_link_flagを用いて記録メディア側で再生モードの変化情報をストリーム中に付加した。このため実施の形態2の効果と同様に、TS’を介してHDDやDVHSテープなどの記録メディア側と再生装置側が物理的に分離できる。更にPIDフィルタ403以降の処理では、従来例と全く同じ構成を用いて、誤ったBピクチャの出力を避けることが可能となる。
【0048】
(実施の形態4)
次に本発明の実施の形態4におけるデジタル信号再生装置について説明する。図5は実施の形態4のデジタル信号再生装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態でも、記録メディア側と再生装置側とは互いに離れており、伝送ラインを介して記録メディア側からTS’が再生装置側に伝送されるものとする。
【0049】
入力手段501は再生モードとして通常再生又は特殊再生の指示を外部から入力するものである。TS信号発生手段502はDVHSテープやHDDなどの記録媒体からデジタル信号を読み出し、TSの形式にして映像データを出力するものである。
【0050】
TS加工手段506はTS信号発生手段502のTSを入力し、入力手段501からのTS制御信号510により再生モードが変化しない定常時は、入力信号と同一のTSをTS’として出力するものである。一方、再生モードが変化する遷移時には、TS内の所望のPIDに含まれるESデータ中の、少なくとも2枚のI又はPピクチャが最初に含まれるまでに続く全てのBピクチャデータは、参照フレームのない不完全なピクチャデータといえる。この場合、TS加工手段506はこれらを含むTSパケットに対して、transport _error _indicator を“1”に書き換え、TS’として出力する。
【0051】
PIDフィルタ503はTS加工手段506のTS’を入力し、所望のPIDを持つTSペイロード部、即ちPESを出力すると共に、上述のtransport _error _indicator が“0”のTS’を通し、“1”のTS’を破棄するものである。PES解析手段504はPIDフィルタ503のPESを入力し、PESヘッダを解析してPESペイロード部、即ちESを出力するものである。またMPEG信号復号手段505はPES解析手段504のESを入力し、デジタル映像信号を再構成する復号手段である。
【0052】
以上のように構成されたデジタル信号再生装置について、早送り再生から通常再生へ再生モードが遷移する前後の動作について説明する。入力手段501はリモコン等の外部インタフェースを介して再生モードが早送り状態であることを検出すると、TS信号発生手段502とTS加工手段506とに通知する。具体的にはTS信号発生手段502はTS制御信号510に基づいて、間欠的なIピクチャのみを含むTSを発生する。また現在は定常的な早送り再生時であるから、TS加工手段506は入力TSと全く同一のTS’を出力する。
【0053】
PIDフィルタ503はTS加工手段506のTS’を入力し、PIDごとに所望の映像データを含むTSペイロード、即ちPESであり、且つtransport _error _indicator が“0”のものを出力する。PES解析手段504はPIDフィルタ503のPESを入力し、PESデータのヘッダ情報を除くPESペイロード部、即ちESを出力する。MPEG信号復号手段505はESに含まれるIピクチャを復号順に出力する。こうして早送り再生が実現できる。
【0054】
次に、早送り再生から通常再生に切り替わったときの動作を説明する。入力手段501が早送り再生から通常再生に変化することを検出すると、TS信号発生手段502はTS制御信号510に基づいて、通常のMPEG動画のストリームと同様のI/P/Bピクチャの混在したTSを発生し始める。また通常再生に入るESデータ中で、I又はPピクチャが少なくとも2枚最初に含まれるまでに続く全てのBピクチャデータは、参照フレームが存在しない不完全なピクチャデータといえる。この場合、TS加工手段506はTS制御信号510により、TSパケットのtransport _error _indicator を“1”に書き換えてTS’を出力する。
【0055】
PIDフィルタ503は所望のPIDのペイロードのみ選択してPESデータを出力するが、transport _error _indicator が“1”のものは破棄する。例えば図2(a)のようなピクチャ構造の場合にはB0 とB1 ピクチャを含むPESデータはPIDフィルタ503から出力されない。PES解析手段504は定常時と同様にPESヘッダを除くESを出力し、MPEG信号復号手段505に与える。
【0056】
ここでMPEG信号復号手段505が再生モード変更後のESを復号しようとするとき、例えばB0 とB1 ピクチャデータは存在しないのでこれらは出画しないで、図2(b)に示すようにその直前に出画していたIS4を出力し続ける。その結果、誤った参照画面を用いてBピクチャを出力しなくなる。このようにして、早送り再生から通常再生へと状態を遷移することができる。
【0057】
本実施の形態では、TSパケット中のtransport _error _indicator を用いて記録メディア側で再生モードの変化情報をストリーム中に付加したことにより、実施の形態3の効果と同様に、TSを介してHDDやDVHSテープなどの記録メディア側と再生装置側とを物理的に分離することができる。またPIDフィルタ503以降の処理が従来例と全く同じ構成で良いことに加えて、実施の形態3に比べて上層のトランスポートレイヤのフラグの操作で済むため、TS加工のハードウエア構成は、ESそのものを加工するよりも簡単になるという特徴を有する。
【0058】
なお、実施の形態4では、再生モードの遷移時に参照フレームのないBピクチャデータ全てに対してtransport _error _indicator を“1”に加工したが、Bピクチャのピクチャヘッダを含むTSパケットに対してのみ上記の操作を行っても、同様の効果を得ることができる。
【0059】
また、実施の形態4では、transport _error _indicator の加工にて参照フレームのないBピクチャデータであることを表したが、TS加工手段506で予め対象Bピクチャデータを含むTSパケットのPIDを16進表記の0x1fffに変更することで、nullデータパケットに置き換えたり、モード変更直後の参照フレームのないBピクチャがTSに含まれるとき、TSを破棄するようにしても、同様の効果を得ることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、TS信号発生手段の出力を入力手段からの再生モードの変化に対応して、TSパケットのヘッダ情報の一部を書き換えたり、参照フレームのないTSを破棄することによって、記録メディア側と再生装置が物理的に分離した構成になっていても、誤ったBピクチャが出画されるのを防止することができる。このため、特殊再生モードから通常再生モードに変化したとき、画質劣化のない映像信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデジタル信号再生装置の構成図である。
【図2】本発明の各実施の形態におけるデジタル信号再生装置の動作を示す説明図であり、(a)はトランスポートストリームの出力内容を示す説明図、(b)は最終出画内容を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態2におけるデジタル信号再生装置の構成図である。
【図4】本発明の実施の形態3におけるデジタル信号再生装置の構成図である。
【図5】本発明の実施の形態4におけるデジタル信号再生装置の構成図である。
【図6】従来例におけるデジタル信号再生装置の構成図である。
【図7】 従来例におけるデジタル信号再生装置の動作を示す説明図であり、(a)はトランスポートストリームの出力内容を示す説明図、(b)は最終出画内容を示す説明図である。
【符号の説明】
101,301,401,501 入力手段
102,302,402,502 TS信号発生手段
103,303,403,503 PIDフィルタ
104,304,404,504 PES解析手段
105,305,405,505 MPEG信号復号手段
106 GOPヘッダ加工手段
306 TSヘッダ加工手段
406 ES加工手段
506 TS加工手段

Claims (4)

  1. デジタル圧縮信号の記録手段とその再生手段が離れて存在するため同期して制御できない系において、圧縮符号化された映像データが記録された記録媒体から、通常再生モード及び特殊再生モードを含む再生モードで記録データを読み出し、伸長復号された映像データを出力するデジタル信号再生装置であって、
    外部からの再生モードの内容を識別し、制御信号を発生する入力手段と、
    前記入力手段からの制御信号に基づいて、前記記録媒体に記録された映像データを読み出し、MPEG規定のトランスポートストリーム(TS)を出力するTS信号発生手段と、
    前記TS信号発生手段のTSを入力し、前記入力手段からの制御信号が特殊再生モードから通常再生モードへの変化を意味するとき、ISO/IEC13818-1で規定されるトランスポートパケットヘッダのアダプテーションフィールド中のtransport _private _data_flagを“1”に書き換え、前記TS信号発生手段のTSを入力し、前記入力手段からの制御信号の再生モードが変化しないとき、 ISO/IEC13818-1 で規定されるトランスポートパケットヘッダのアダプテーションフィールド中の transport _ private _ data _ flag を“1”以外に書き換えるTSヘッダ加工手段と、
    前記TSヘッダ加工手段から出力されるトランスポートストリーム(TS’)を入力し、所望のパケット識別番号を有するTSパケットのペイロードをPESデータとして通過させ、前記transport _private _data_flagが“1”であればMPEG信号復号手段制御信号を発生し、前記 transport _ private _ data _ flag が“1”以外であればMPEG信号復号手段制御信号を発生しないPIDフィルタと、
    前記PIDフィルタのPESを入力し、PESデータのヘッダを除くエレメンタリストリーム(ES)を出力するPES解析手段と、
    前記PES解析手段のESを入力し、前記MPEG信号復号手段制御信号が存在する場合には前記ESの復号処理を中止すると共に、既にデコード済みのフレームデータを破棄して再デコード待ちとなり、前記MPEG信号復号手段制御信号が存在しなくなった場合には、ISO/IEC13818-2に規定のデジタル符号の復号処理を行うMPEG信号復号手段と、を具備することを特徴とするデジタル信号再生装置。
  2. デジタル圧縮信号の記録手段とその再生手段が離れて存在するため同期して制御できない系において、
    前記TSヘッダ加工手段を、前記入力手段からの制御信号が特殊再生モードから通常再生モードへの変化を意味するとき、ISO/IEC13818-1で規定されるトランスポートパケットヘッダのアダプテーションフィールド中のtransport _private _data_flagが“1”のトランスポートパケットを新たに挿入し、前記入力手段からの制御信号の再生モードが変化しないとき、 ISO/IEC13818-1 で規定されるトランスポートパケットヘッダのアダプテーションフィールド中の transport _ private _ data _ flag が“1”以外のトランスポートパケットを新たに挿入するTSヘッダ加工手段に置き換えることを特徴とする請求項1記載のデジタル信号再生装置。
  3. デジタル圧縮信号の記録手段とその再生手段が離れて存在するため同期して制御できない系において、圧縮符号化された映像データが記録された記録媒体から、通常再生モード及び特殊再生モードを含む再生モードで記録データを読み出し、伸長復号された映像データを出力するデジタル信号再生装置であって、外部からの再生モードの内容を識別し、制御信号を発生する入力手段と、前記入力手段からの制御信号に基づいて、前記記録媒体に記録された映像データを読み出し、MPEG規定のトランスポートストリーム(TS)を出力するTS信号発生手段と、前記TS信号発生手段のTSを入力し、前記入力手段からの制御信号が特殊再生モードから通常再生モードへの変化を意味するとき、ISO/IEC13818-2に規定のトランスポートヘッダのtransport _error _indicator を“1”に書き換えるTS加工手段と、前記TS加工手段から出力されるトランスポートストリーム(TS’)を入力し、前記transport _error _indicator が“0”であり、且つ所望のパケット識別番号を有するTSパケットのペイロードをPESデータとして通過させるPIDフィルタと、前記PIDフィルタのPESを入力し、PESデータのヘッダを除くエレメンタリストリーム(ES)を出力するPES解析手段と、前記PES解析手段のESを入力し、前記ISO/IEC13818-2に規定のデジタル符号の復号処理を行い、復号映像データを出力するMPEG信号復号手段と、を具備することを特徴とするデジタル信号再生装置。
  4. デジタル圧縮信号の記録手段とその再生手段が離れて存在するため同期して制御できない系において、前記TS加工手段を、前記入力手段からの制御信号が特殊再生モードから通常再生モードへの変化を意味するとき、モード変更直後の参照フレームのないBピクチャがTSパケットに含まれるとき、前記TSパケットを破棄するTS加工手段に置き換えたことを特徴とする請求項記載のデジタル信号再生装置。
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