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JP3673150B2 - 遊技盤のルータ加工用敷板 - Google Patents
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JP3673150B2 - 遊技盤のルータ加工用敷板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球を使用するパチンコ機、メダルを使用するスロットマシーン等の遊技盤面に貫通孔を形成するルータ加工機に用いられる敷板に係り、特に、切削により生じる切削屑によって遊技盤面に圧痕が形成されるのを防止するのに好適な遊技盤のルータ加工用敷板に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の遊技盤は、裏面に意匠図の描かれた化粧シートを、ベニヤのような木材によりほぼ方形に形成された遊技基板の前面に一体に結合してあるとともに、遊技機能部品を取り付けるための貫通孔を形成してある。また、遊技盤の裏面には遊技盤の裏面に取り付ける遊技機能部品を位置決めするため等に用いる窪みを有している。
【0003】
貫通孔および窪みは、ルータ加工機により形成する。ルータ加工機により遊技盤面に貫通孔および窪みを形成する場合は、遊技盤面に形成すべき貫通孔とほぼ合同な形状の逃げ穴を形成した敷板に遊技盤を重ね合わせてその敷板を定盤側にして定盤上に載置し、敷板を重ね合わせた側とは反対側の面から遊技盤面に開口部を切削により形成する。この逃げ穴は、ルータ加工機の切削工具が遊技盤面を貫通したときにその切削工具が定盤と接触するのを防止するために設けるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ルータ加工機により遊技盤を切削する場合には、ルータ刃物等の切削工具により遊技盤を切削するため、その切削によって遊技盤からおが屑のような切削屑が生じる。この切削屑は、切削工具を覆ってなるルータヘッドに取り付けられた集塵機によりその大半がエアーブローされ除去される。
【0005】
しかしながら、加工が完了した遊技盤を敷板から外して移動する際、または新たに加工するための遊技盤を敷板に設置する際に、遊技盤に付着した切削屑が敷板に落下し、これにより切削屑が遊技盤面と敷板との間に入り込む場合がある。そのような場合、上記従来の敷板にあっては、遊技盤面と敷板とが密着して重ね合わせられるため、遊技盤を固定しているクランプの押さえ付け力や切削工具の回転によるねじ込み力によって敷板の前面側と遊技盤の裏面側とに互いに向き合う方向に圧力が生じたときに、遊技盤面と敷板との間に入り込んだ切削屑によって遊技盤面に圧痕(圧力によって生じる痕跡)が形成されてしまう。
【0006】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、切削により生じる切削屑によって遊技盤面に圧痕が形成されるのを防止するのに好適な遊技盤のルータ加工用敷板を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1記載の遊技盤のルータ加工用敷板は、遊技盤を敷板と重ね合わせて前記敷板を定盤側にして前記定盤上に載置し、前記敷板を重ね合わせた側とは反対側の面から前記遊技盤面に開口部を切削により形成するルータ加工機に用いられる前記敷板であって、前記ルータ加工機の切削工具が前記遊技盤面を貫通したときにその切削工具が前記定盤と接触するのを防止するための溝部であって前記遊技盤面に形成すべき開口部とほぼ合同またはそれよりも大きな形状の逃げ溝部と、前記切削により生じる切削屑を収容するための切削屑収容溝部とを、前記遊技盤と重ね合わせる面に形成してなる。
【0008】
このような構成であれば、遊技盤面と敷板との間に切削屑が入り込んだときにその切削屑が切削屑収容溝部に収容されるので、遊技盤面と敷板との間に入り込んだ切削屑によって遊技盤面に圧痕が形成されるのをある程度防止することができる。
ここで、切削屑収容溝部は、例えば、遊技盤と重ね合わせる面からその重ね合わせ方向に敷板を彫り込むことにより形成されるものであり、敷板の裏面を底部とする窪みとなっていても敷板の裏面まで貫通した貫通孔となっていてもよい。前者の場合は、遊技盤面と敷板との間に入り込んだ切削屑が窪み内に収容され、後者の場合は、貫通孔を介して定盤側に排出されるため、いずれの場合も、切削屑収容溝部によって切削屑を収容することができる。このことは、逃げ溝部および開口部についても同様である。
【0010】
さらに、本発明に係る請求項記載の遊技盤のルータ加工用敷板は、請求項1に記載の遊技盤のルータ加工用敷板において、前記切削屑収容溝部によって形成される段差部の前記重ね合わせ方向の断面形状のうち前記遊技盤と重ね合わせる面の端部を湾曲形状とした。
このような構成であれば、クランプの押さえ付け力や切削工具の回転によるねじ込み力によって敷板の前面側と遊技盤の裏面側とに互いに向き合う方向に圧力が生じたときに、遊技盤と重ね合わせる面の端部が遊技盤に押し付けられることにより遊技盤面に筋状の圧痕が形成されるのをある程度防止することができる。
【0011】
さらに、本発明に係る請求項記載の遊技盤のルータ加工用敷板は、請求項1および2のいずれかに記載の遊技盤のルータ加工用敷板において、前記切削屑収容溝部は、前記遊技盤と重ね合わせる面のうち前記逃げ溝部の周縁以外の部分を前記重ね合わせ方向に彫り込むことにより形成してなる。
このような構成であれば、遊技盤面と敷板との間に切削屑が入り込んだときにその切削屑の多くが切削屑収容溝部に収容されることが期待されるので、遊技盤面と敷板との間に入り込んだ切削屑によって遊技盤面に圧痕が形成されるのをさらに防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図6は、本発明に係る遊技盤のルータ加工用敷板の実施の形態を示す図である。
まず、本発明に係る遊技盤のルータ加工用敷板の構成を図1および図2を参照しながら説明する。図1は、敷板9の構造を示す斜視図であり、図2は、図1中のA−A’線の断面図である。
【0013】
敷板9は、吸湿性の少ない材料としてベークライト(商標)等のような熱硬化性合成樹脂やアセチル化等の化学処理した木材のいずれかにより遊技盤とほぼ合同な方形に形成されている。そして、敷板9には、図1に示すように、ルータ加工機のルータ刃物が遊技盤面を貫通したときにそのルータ刃物が定盤と接触するのを防止するための穴であって遊技盤面に形成すべき貫通孔とほぼ合同な形状の逃げ穴32と、切削により生じる切削屑を収容するための切削屑収容溝部34とが、遊技盤と重ね合わせる面のうち遊技盤における遊技球を発射する遊技球発射領域に対応する部分に形成されている。また、敷板9には、遊技盤の位置決め孔と同形の位置決め孔10,11を同軸状に形成してある。
【0014】
切削屑収容溝部34は、図2に示すように、遊技球発射領域に対応する部分のうち逃げ穴32の周縁33以外の部分を、遊技盤との重ね合わせ方向に彫り込むことにより形成されている。切削屑収容溝部34の重ね合わせ方向の長さは、切削により生じる切削屑のうちサイズが最も大きいと思われる切削屑の直径よりも大きく、例えば、5〜10[mm]程度となっている。また、切削屑収容溝部34によって形成される段差部の重ね合わせ方向の断面形状のうち遊技盤と重ね合わせる面の端部33aは、所定曲率の湾曲形状となっている。なお、図2において、符号Wは、周縁部33の、重ね合わせ方向と直交する方向の長さを示し、符号Hは、切削屑収容溝部34の重ね合わせ方向の長さを示している。
【0015】
次に、敷板9を用いて、ルータ加工機により遊技盤に貫通孔を形成する方法を図3ないし図6を参照しながら説明する。図3は、遊技盤4に貫通孔16を形成する工程を示す図であり、図4および図6は、遊技盤4および敷板9の平面図であり、図5は、遊技盤4および敷板9の断面図である。
図3において、ステップ201に示すように、化粧シート1は、光透過性を有する透明な合成樹脂シート製の前面パネル1aの全裏面に通常の塗料を用いた多色刷り印刷にて形成された図外の意匠図を有しているとともに、その意匠図の全裏面にケント紙のような定着用紙1bを接着してある。
【0016】
化粧シート1は、ステップ202に示すように、ベニヤ等で構成された遊技基板2とほぼ合同な方形に形成されており、遊技基板2に一体に結合される。
化粧シート1と遊技基板2とを結合するには、例えば、ステップ203に示すように、遊技基板2の裏面を固定板上に搭載するとともに、図外の電熱ヒータで所定温度に加熱された図外の可動板を図外の固定板上に搭載された遊技基板2の前面に所定圧力で押し付け、遊技基板2を所定時間加熱するとともに加圧することにより、遊技基板2の前面を乾燥させる。
【0017】
この加熱による潜熱を保有した状態の遊技基板2の全前面に、酢酸ビニル系等のエマルジョンタイプの接着剤3を一様に塗布して半乾き状態とした後、ステップ204に示すように、接着剤3上に化粧シート1の定着用紙1bの裏面を重ね合わせる一方、化粧シート1の重ね合わされた遊技基板2を、前記とは別の図外の可動板と前記とは別の図外の固定板とで所定圧力で挟み付けて所定時間加圧することにより、化粧シート1の前面側と遊技基板2の裏面側とに互いに向き合う方向の圧力を加えて、接着剤3による投錨結合により、遊技基板2と化粧シート1とを定着用紙1bを介在させた状態で一体に結合して、化粧シート1と遊技基板2とが一体に結合した遊技盤4を得る。
【0018】
そして、ステップ205に示すように、ルータ刃物7,8を用いた切削加工にて遊技盤4に位置決め孔5,6を遊技盤4の前面側つまり化粧シート1側から形成する。この切削加工では、多軸ボール盤を使用した自動穴あけ作業を行っており、位置決め孔5,6の形成と同時に図外のルータ刃物を用いた図外のガイドレール取付用孔も化粧シート1側から形成するのが通常である。これらの位置決め孔5,6は、遊技盤4の前面に取り付けられる図外の遊技機能部品で隠れるように遊技盤4の隅部で1つの対角線L1を境とした両側で対角配置されている。
【0019】
その後、図4に示すように、遊技盤4を裏返して化粧シート1の前面を敷板9の前面上に重ね合わせるように、遊技盤4を敷板9に重ね合わせる。
遊技盤4に形成された位置決め孔5,6のうち一方の位置決め孔5は、遊技盤4の上縁からの距離D1と遊技盤4の側縁からの距離D2との交点に位置し、他方の位置決め孔6は、遊技盤4の下縁からの距離D3と遊技盤4の側縁からの距離D4との交点に位置しており、各距離D1〜D4の寸法は、D1<D2<D4<D3の関係になっている。
【0020】
敷板9に形成された位置決め孔10,11は、敷板9の隅部で1つの対角線L2を境とした両側で対角配置されており、遊技盤4の位置決め孔5,6と同様に、一方の位置決め孔10は、敷板9の上縁からの距離D1と敷板9の側縁からの距離D2との交点に位置し、他方の位置決め孔11は、敷板9の下縁からの距離D3と敷板9の側縁からの距離D4との交点に位置しており、これらの寸法D1〜D4の関係により、敷板9に遊技盤4を上下関係を間違えることなく位置決め搭載することができる。
【0021】
次に、裏返した遊技盤4を敷板9に重ね合わせて切削加工を行う。遊技盤4の裏面側つまり遊技基板2側から複数の貫通孔16を切削加工する際には、ルータ加工機と呼ばれる数値制御機能を有する穴あけ加工機を使用する。これには、まず、図5に示すように、敷板9の位置決め孔10,11をルータ加工機のワーク搭載台としての定盤13上に突出して設けられた複数の位置決めピン14,15に上方より装着する。敷板9をルータ加工機の定盤13上に搭載した後、遊技盤4を裏返した状態で、遊技盤4の位置決め孔5,6を敷板9の位置決め孔10,11より上方に突出して設けられたルータ加工機の位置決めピン14,15に上方より装着する。そして、遊技盤4の前面側つまり化粧シート1を敷板9に重ね合わせて、遊技盤4の周縁を上方よりルータ加工機の図外のクランプで押圧することにより、遊技盤4および敷板9との双方を重ね合わせた状態で定盤13に固定する。
【0022】
この状態において、ルータ加工機をあらかじめの設定された数値データに基づき駆動することにより、ルータ加工機の定盤13上に敷板9を介在させて位置決めして搭載固定された遊技盤4に、貫通孔16を敷板9の重ね合わされた側とは反対側の面つまり遊技盤4の裏面側からルータ加工機のルータ刃物17による切削加工にて形成する。
【0023】
貫通孔16の形成が完了したら、図6に示すように、遊技盤4をルータ加工機の定盤13上に装着された敷板9より取り外す。このとき、遊技盤4には、複数の貫通孔16が形成されている。その後、遊技盤4を図6に示す状態から再び裏返して、遊技盤4の前面側つまり化粧シート1を上方に向けて次の工程に搬送する。
【0024】
その搬送先において、遊技盤4の前面には、図外のバンド(玉発射装置より弾かれた遊技球を遊技盤の遊技領域内に案内するガイド)を前述した図外のバンド取付用孔を利用して取り付けるとともに、貫通孔16を利用して図外のセンタ役物、風車、始動口、一般入賞口、大入賞口、アウト口、サイドランプ、賞球ランプ、ストップランプ等の各種の遊技機能部品を取り付けることにより、パチンコ機のゲージ盤が完成する。
【0025】
このようにして、本実施の形態では、敷板9は、ルータ加工機のルータ刃物17が遊技盤面4を貫通したときにそのルータ刃物17が定盤と接触するのを防止するための穴であって遊技盤面4に形成すべき貫通孔16とほぼ合同な形状の逃げ穴32と、切削により生じる切削屑を収容するための切削屑収容溝部34とを、遊技盤と重ね合わせる面のうち遊技盤における遊技球を発射する遊技球発射領域に対応する部分に形成してなる。
【0026】
これにより、遊技盤面4と敷板9との間に切削屑が入り込んだときにその切削屑が切削屑収容溝部34に収容されるので、従来に比して、遊技盤面4と敷板9との間に入り込んだ切削屑によって遊技盤面4に圧痕が形成されるのをある程度防止することができる。
さらに、本実施の形態では、切削屑収容溝部34の重ね合わせ方向の長さを、切削により生じる切削屑のうちサイズが最も大きいと思われる切削屑の直径よりも大きくした。
【0027】
これにより、切削屑収容溝部34に収容された切削屑が遊技盤面4に接触しないことが期待されるので、遊技盤面4と敷板9との間に入り込んだ切削屑によって遊技盤面4に圧痕が形成されるのをさらに防止することができる。
さらに、本実施の形態では、切削屑収容溝部34によって形成される段差部の重ね合わせ方向の断面形状のうち遊技盤4と重ね合わせる面の端部33aを所定曲率の湾曲形状とした。
【0028】
これにより、クランプの押さえ付け力やルータ刃物17の回転によるねじ込み力によって敷板9の前面側と遊技盤4の裏面側とに互いに向き合う方向に圧力が生じたときに、遊技盤4と重ね合わせる面の端部33aが遊技盤4に押し付けられることにより遊技盤面4に筋状の圧痕が形成されるのをある程度防止することができる。
【0029】
さらに、本実施の形態では、切削屑収容溝部34は、遊技球発射領域に対応する部分のうち逃げ穴32の周縁33以外の部分を重ね合わせ方向に彫り込むことにより形成してなる。
これにより、遊技盤面4と敷板9との間に切削屑が入り込んだときにその切削屑の多くが切削屑収容溝部34に収容されることが期待されるので、遊技盤面4と敷板9との間に入り込んだ切削屑によって遊技盤面4に圧痕が形成されるのをさらに防止することができる。
【0030】
上記実施の形態において、貫通孔16は、請求項1記載の開口部に対応し、逃げ穴32は、請求項1、または記載の逃げ溝部に対応し、ルータ刃物17は、請求項1記載の切削工具に対応している。
なお、上記実施の形態においては、切削屑収容溝部34を、敷板9の裏面を底部とする窪みとして形成したが、これに限らず、敷板9の裏面まで貫通した貫通孔として形成してもよい。
【0031】
また、上記実施の形態においては、逃げ穴32を、敷板9の裏面まで貫通した貫通孔として形成したが、これに限らず、敷板9の裏面を底部とする窪みとして形成してもよい。この場合、逃げ穴32の重ね合わせ方向の長さは、ルータ加工機のルータ刃物17が遊技盤面4を貫通したときにそのルータ刃物17が定盤と接触するのを防止するのに十分な長さとする。
【0032】
また、上記実施の形態においては、逃げ穴32を、遊技盤面4に形成すべき貫通孔16とほぼ合同な形状としたが、これに限らず、遊技盤面4に形成すべき貫通孔16よりも大きければどのような形状であってもよい。逃げ穴32は、ルータ加工機のルータ刃物17が遊技盤面4を貫通したときにルータ刃物17が敷板9と接触するのを防止するという面ももっているので、遊技盤面4に形成すべき貫通孔16よりも大きければ、敷板9との接触防止を達成することができるからである。ただし、上記実施の形態のように、逃げ穴32の形状が、遊技盤面4に形成すべき貫通孔16とほぼ合同であれば、ルータ刃物17の回転によるねじ込み力によって逃げ穴32が貫通孔16の遊技盤裏面側の周縁をぴったりと押さえつけることになるため、貫通孔16にいわゆるバリが発生するのを防止することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1ないし記載の遊技盤のルータ加工用敷板によれば、遊技盤面と敷板との間に切削屑が入り込んだときにその切削屑が切削屑収容溝部に収容されるので、従来に比して、遊技盤面と敷板との間に入り込んだ切削屑によって遊技盤面に圧痕が形成されるのをある程度防止することができるという効果が得られる。
【0034】
さらに、本発明に係る請求項記載の遊技盤のルータ加工用敷板によれば、クランプの押さえ付け力や切削工具の回転によるねじ込み力によって敷板の前面側と遊技盤の裏面側とに互いに向き合う方向に圧力が生じたときに、遊技盤と重ね合わせる面の端部が遊技盤に押し付けられることにより遊技盤面に筋状の圧痕が形成されるのをある程度防止することができるという効果も得られる。
【0035】
さらに、本発明に係る請求項記載の遊技盤のルータ加工用敷板によれば、遊技盤面と敷板との間に切削屑が入り込んだときにその切削屑の多くが切削屑収容溝部に収容されることが期待されるので、遊技盤面と敷板との間に入り込んだ切削屑によって遊技盤面に圧痕が形成されるのをさらに防止することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】敷板9の構造を示す斜視図である。
【図2】図1中のA−A’線の断面図である。
【図3】遊技盤4に貫通孔16を形成する工程を示す図である。
【図4】遊技盤4および敷板9の平面図である。
【図5】遊技盤4および敷板9の断面図である。
【図6】遊技盤4および敷板9の平面図である。
【符号の説明】
1 化粧シート
2 遊技基板
4 遊技盤
5,6 位置決め孔
9 敷板
32 逃げ穴
34 切削屑収容溝部
33 周縁部
33a 周縁部の端部
10,11 位置決め孔
16 貫通孔
17 ルータ刃物
18 窪み

Claims (3)

  1. 遊技盤を敷板と重ね合わせて前記敷板を定盤側にして前記定盤上に載置し、前記敷板を重ね合わせた側とは反対側の面から前記遊技盤面に開口部を切削により形成するルータ加工機に用いられる前記敷板であって、
    前記ルータ加工機の切削工具が前記遊技盤面を貫通したときにその切削工具が前記定盤と接触するのを防止するための溝部であって前記遊技盤面に形成すべき開口部とほぼ合同又はそれよりも大きな形状の逃げ溝部と、前記切削により生じる切削屑を収容するための切削屑収容溝部とを、前記遊技盤と重ね合わせる面に形成してなることを特徴とする遊技盤のルータ加工用敷板。
  2. 請求項1において、
    前記切削屑収容溝部によって形成される段差部の前記重ね合わせ方向の断面形状のうち前記遊技盤と重ね合わせる面の端部を湾曲形状としたことを特徴とする遊技盤のルータ加工用敷板。
  3. 請求項1及び2のいずれかにおいて、
    前記切削屑収容溝部は、前記遊技盤と重ね合わせる面のうち前記逃げ溝部の周縁以外の部分を前記重ね合わせ方向に彫り込むことにより形成してなることを特徴とする遊技盤のルータ加工用敷板。
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