JP3673660B2 - 遠隔管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等のオープンな(開放された)外部ネットワークを介して、遠隔地より遠隔操作しながら、ユーザ側ネットワークに接続された機器の保守、管理等を行う遠隔管理システムに関し、特に保守サービスを必要とするプリンタ、コピー機等の状態監視に特に有効な遠隔管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の遠隔管理システムの従来技術は、例えば、特開平9−134297号公報の「遠隔管理システム」及び特開平8−314835号公報の「被サービス装置、センサー装置、サービス装置及び遠隔操作システム」に開示されている。
【0003】
前者は、ファイアウォール等のセキュリティチェックをパスし、且つ経済的な簡便な遠隔管理システムを提供することを目的とする。管理会社SNMP(Simple Network Management Protocol )マネージャは、ユーザ側SNMPマネージャの管理情報のうち所定の管理情報を指定し、指定した管理情報をもとに電子メール用の文字列からなるテキストを生成し、電子メールにより要求する管理情報をユーザ側SNMPマネージャへ送信する。
【0004】
ユーザ側SNMPマネージャは、受信した電子メールを解析し、ネットワークの管理インタフェースを起動させ、必要な管理情報を収集し、収集した管理情報を電子メール用の文字列からテキストに変換し、管理会社SNMPマネージャへ電子メールを介して送信する。管理会社SNMPマネージャは、受信した管理情報をもとに、ユーザ側のネットワークの遠隔監視、遠隔メンテナンスを行う。
【0005】
後者は、遠隔操作を行う際に、セキュリティ確保の為に、特に認証サーバを利用する場合の事例を示す。即ち、互いにファイアウォールが設置されている内部ネットワークに接続されたサービス装置と被サービス装置との間で遠隔操作を実施できるようにすることを目的とする。
【0006】
被サービス装置は、ユーザ側ネットワーク及びファイアウォールを介して遠隔保守/操作センタ装置とコネクションAを確立する。次に、被サービス装置は、このコネクションAを介して遠隔保守/操作センタ装置にセキュリティ・チェック情報を送信する。
【0007】
遠隔保守/操作センタ装置は、このセキュリティ・チェック情報を、ユーザ認証用データベースを検索してチェックし、被サービス装置が契約先のユーザのものであると確認した場合には、自社ネットワークを介してサービス装置と、コネクションBを確立する。これにより、サービス装置は、コネクションAとコネクションBによって構成される論理的なパスを介して、被サービス装置を遠隔保守/操作ができるようにする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の遠隔管理システムには、いくつかの問題点があった。先ず第1に、インターネット専用線だけで接続されたローカルネットワークとは異なり、その転送には多くのネットワークサーバ装置を経由し、所謂バケツリレー方式で電子メールが送られて行くので、これらサーバ装置間のルーティング情報は一定とならず、その時点での各ネットワークの稼動状態、トラフィック状態等により変化する。いつどこに悪意を持つ者が存在するか判らない状況である。従ってローカルネットワーク環境からインターネット等の不特定多数のユーザが接続する環境を介してユーザ側ローカルなネットワーク環境に接続されるとき、上述の如き外部環境を経由して送信される電子メールは、その内容がいつどこで盗み見されたり改ざんされるか判らない。
【0009】
また、認証サーバが設置されても、一且認証情報であるパスワード等が漏洩又は解析されると、認証の意義がなくなる欠点がある。また、このような方法で不正アクセスがあった場合、認証サーバはパスしてしまうので、管理者は不正アクセルに気付かないことが多く被害が大きくなる可能性がある。従って、ユーザ認証サーバを設置し、論理パスによって外部装置と接続する場合であっても、上述した盗み見、(漏洩)や改ざんの危険性が残る。
【0010】
そこで、本発明の目的は、電子メールにより遠隔装置と通信及び制御する場合に、電子メールに含まれる情報の漏洩や改ざん悪用等の危険性を低減すると共に、仮に不正なアクセスや改ざん等があった場合でも、それを直ちに検出し、管理者に警告及び対策を促すことが可能な遠隔管理システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明による遠隔管理システムは、次のような特徴的な構成を採用している。
【0012】
(1)インターネットを介して接続された遠隔機器を遠隔制御する遠隔管理システムにおいて、
インターネットを使用してエージェントとマネージャ間で、前記遠隔機器に割り当てられている電子メールを介して遠隔機器間通信するに際し、管理者による初期登録及びパスワード1設定を行い、前記マネージャが前記パスワード1を使用して送信要求し、前記エージェントは前記送信要求を受信し、前記パスワード1を照合してパスワード2を新しく生成し、前記マネージャは、応答メッセージを受信して前記パスワード1及び2の相違を確認し、パスワード2を保存し、順次新しいパスワードに更新することにより通信のセキュリティを向上させた遠隔管理システム。
【0013】
(2)前記パスワードは、前記電子メールのメッセージのサムチェック値を基にして暗号化する上記(1)の遠隔管理システム。
【0014】
(3)前記パスワード及びサムチェックの不一致は、管理者にアラームで知らせる上記(1)又は(2)の遠隔管理システム。
【0015】
(4)前記暗号解読に必要なキーワードを通信毎に変化させる上記(2)の遠隔管理システム。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の遠隔管理システムの好適実施形態例を添付図を参照して詳細に説明する。
【0018】
先ず、図1は、本発明の遠隔管理システムが適用可能なネットワークの構成図である。このネットワークは、管理会社ローカルネットワーク(LAN)10と、ユーザネットワーク20と、これら両ネットワーク10、20間を接続するインターネット30とを有する。
【0019】
管理会社LAN10内には、SNMPマネージャ11、ルータ12及び複数のSNMPエージェント(各種ネットワーク機器)15を有する。また、ユーザLAN20内には、ルータ22、ファイアウォール装置23、対外サービス用サーバ24、複数のユーザSNMPエージェント25及びユーザSNMPマネージャ26を有する。
【0020】
斯る構成のネットワークにおいて、SNMPマネージャ11、26及びSNMPエージェント15、25は、電子メールのプロトコルであるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を理解し、電子メールの送受信が可能な機器である。
【0021】
SNMPマネージャ11の役割は、管理情報に対するGET、SET等の操作、指令をエージェントに発する管理アプリケーションとしてユーザインタフェースを介してオペレータと対話する各種エージェントからのイベントを受信して処理し、ユーザインタフェースを介してオぺレータに通知する。必要に応じてデータベース等のデータストアを持ち、管理情報やイベントの履歴蓄積、統計処理分析を行う。
【0022】
他方、ファイアウォール装置23の役割(機能)は、通信セキュリティの4大原則(機密性、正確性、信ぴよう性、可用性)のうち、機密性の役割を担っている。ここで、機密性とは、情報が意図する相手以外の第三者に不当に漏洩しないようにすることである。SNMPエージェント15、25の役割は、マネージャ11、26からの要求に応じて管理対象に対する操作を行い、その結果を応答する。ユーザインタフェースを持たずデーモンプロセスのように常にバックグラウンドで動作していて、要求をいつでも受信できるような構造をしていることが多い。管理対象の状態変化や異常発生を検知し、マネージャにイベント(トラップ)として通知する。尚、プロセスとしては、マネージャに比較して負荷が軽く、管理対象の本来の機能やパフォーマンスを妨げない程度のものでなければならないという制約がある。
【0023】
次に、図1のネットワークの動作を説明する。管理会社LAN10のSNMPマネージャ11がLAN10内のエージェントのネットワーク機器を管理する際には、SNMPは、一般にTCP/IPプロトコルの中のコネクションレス型トランスポートプロトコルであるUDP(User Datagram Protocol)上に実装され通信される。これは、実装が容易であること、スケーラビリティがあること、機器の通常動作を妨げず且つネットワークの負荷が高いときでも管理できることを特徴とするので、インターネット30上の多くの機器で利用されている。
【0024】
しかし、SNMPは、被管理ネットワークと管理ネットワークが同一な(閉じた)環境しか想定していないプロトコルの為にセキュリティが低く、そのままではファイアウォールを通過させることができなかった。そこで、SNMPメッセージ情報を、高信頼性プロトコルである電子メールに含ませることでファイアウォールを通過させ、遠隔地に設置されたSNMPエージェント25との交信及び制御を可能とした。しかし、ファイアウォールを通過して送信された電子メールは、インターネット30を経由して相手先の機器と交信できる。但し、インターネット30内をどのような通信経路で伝送させるかは確定できず、伝達内容が傍受されたり(漏洩)、改ざんされたりする危険性を伴うことは上述のとおりである。
【0025】
そこで、電子メールを送信する際に、SNMPメッセージ情報を暗号化して含ませることにより、通信内容の機密性、信ぴょう性を向上させる。このとき、暗号の解読には特別のキーワードが必要である。このキーワード自体に、特定の意味付けを行って、通信内容の改ざんを不可能にする。また、キーワード自体は、通信毎に変更される為に、このキーワードを管理することによって不正アクセスが生じた際には、直ちに検出でき、セキュリティが向上する。
【0026】
図1のネットワークにあっては、本発明の構成として必要なもののみを図示したが、実際には大規模なLANの場合には、インターネット30に接続されるまでに何段ものファイアウォールが設置されることも多い。この場合、例えばファイアウォールは、地区、部門等で区別して設置されることが多い。
【0027】
図1において、管理会社LAN10内に設置のSNMPマネージャ11とルータ12間にファイアウォールが設置されることもある。ユーザLAN20内に設置された管理対象である各種SNMPエージェント25は、ファイアウォール23を経てルータ22に接続され、そこからインターネット30に接続されるよう構成している。
【0028】
図1中には、管理会社LAN10内のSNMPマネージャ11とユーザLAN20のSNMPエージェント25間の通信の流れを破線で示している。この電子メール内のSNMPメッセージ情報は、暗号化されて伝送される。本発明による暗号化手順、解読手順、通信手順を以下に説明する。
【0029】
先ず、図5を参照して、本発明の遠隔管理システムにおけるマネージャ・エージェント間での通信手順を説明する。本発明では、通信を行うに当り、エージェント管理者による初期設定及び登録を行う(ステップ501)。この初期登録では、エージェント15、25に対して、製品のシリアル番号、エージェント機器に割当てられているメールアドレス、アラーム発生時にアラームを知らせる管理者のメールアドレス、管理会社SNMPマネージャ11のメールアドレス、初期パスワード等の設定を行う。
【0030】
また、同時に管理会社に対しても製品のシリアル番号、エージェント機器のメールアドレス、初期パスワード等の設定内容を通知する。この初期登録によって、マネージャ・エージェント間のパスワードの位相を揃える。本発明の遠隔管理システムでは、パスワードの使用期限は一回限りであり、通常の通信を行っている限り、不正アクセスがあった場合には、直ちに検出可能である。
【0031】
マネージャ11、26は、初めて要求メッセージを送信する場合には、初期登録で設定されたパスワードとシリアル番号を組合わせて暗号化を行い、電子メールで送信する(ステップ502)。エージェント機器15、25は、電子メールにて、この暗号化された要求メッセージを受取る。電子メールには、暗号文と共に解読に必要なパスワードが付されるので、これが記憶されているパスワードと一致することを照合確認する。
【0032】
不一致の場合は、何者かによる不正アクセスの可能性があり、管理者にアラームの発生を伝えると共に以後の処理を中断する。この認証作業(照合確認)で一致すれば、暗号を解読し、要求メッセージに従って処理を行い、応答メッセージを作成する。エージェント15、25は、応答メッセージを暗号化する際に、新しいパスワードを自動生成し、これを利用してシリアル番号と組合せて暗号化し、マネージャ11、26に返信する(ステップ503)。
【0033】
マネージャ11,26は、この返信メールを受信し、付されたパスワードと記憶されたパスワードの一致/不一致を確認する。不一致の場合には、このシステムでは、パスワードの使用回数は1回のみであり、何者かによる不正アクセスが考えられるので、管理者にアラームを伝えると共に以後の処理を中断する。詳細は後述するが、この場合のパスワードは、単に相違していればよい訳ではなく、暗号化及び解読に必要なキーワードは、このパスワードとメッセージデータのサムチェックを組合わせて構成しており、不適切なパスワードでは解読できない仕組みとしている。このパスワード確認をパスすると、マネージャ11、26は新しく送られてきたパスワードを記憶し、次回のメッセージ送信時のパスワードとして使用する(ステップ504)。
【0034】
以後は、パスワードを順次更新しながらステップ502乃至ステップ504び反復作業を行うこととなる。
【0035】
アラームを生じた場合には、管理者は、その障害を調査の上、問題がなければ初期登録をやり直すことにより、システム回復を行う。このとき、パスワード等の情報を変更することはなく、最初の初期登録時の情報を再転送するのみでよいので、管理の手間が著しく軽減できる。これは、パスワードの使用回数が1回のみであり、新しく生成されるパスワードが時間により変化するシステムであることに起因する。
【0036】
次に、図2を参照して、マネージャ11、26の電子メール送信時の処理フローを説明する。マネージャは、エージェント管理を行う際にはSNMP要求メッセージを作成する(ステップ201)。また、このメッセージデータ全体のサムチェック値を計算する(ステップ202)。登録されているパスワードに、このサムチェック値を付加し、暗号化に必要なキーワードを生成する(ステップ203)。キーワードの例としては、パスワードが「Password」、サムチェック値が「1234」のとき「:」を区切り記号と定義して「Password:1234」が考えられる。
【0037】
ここで、マネージャは、要求メッセージデータを、シリアル番号とこのキーワードを組合わせて暗号化を行う(ステップ204)。この暗号化されたデータをキーワードと共に電子メールに含め、エージェント機能に向けて送信する(ステップ205)。
【0038】
次に、図3を参照してエージェントの電子メール(受信→送信)の処理フローを説明する。エージェントは、マネージャより電子メールを受信すると(ステップ301)、受信したキーワードを、パスワード部分とサムチェック部分とに分離する。分離例として、前の例より、「:」記号を区切り記号として、パスワード部分は「Password」、サムチェック部分は「1234」と分離する。そして、このパスワードが記憶されたパスワードと一致することを確認する(ステップ302)。不一致の場合には、不正アクセス等の可能性があるので、以降の処理を中止して、アラームを管理者に対して通知する(ステップ303)。
【0039】
更に、受信したキーワードとシリアル番号から、暗号解読を行う(ステップ304)。ここで、解読に失敗した場合には、何らかの理由でメール文が破壊されている可能性があるので、以降の処理を中止し、管理者に対して通知する(ステップ307)。一方、サムチェック値が一致するば、要求メッセージに従って処理を行い、結果を応答メッセージとして作成する。
【0040】
次に、応答メッセージデータ全体のサムチェック値の計算を行い、更に記憶したものとは異った新しいパスワードを発生させて更新記憶する。そして、新しいパスワードに計算されたサムチェックを付加し、キーワードを作成する。キーワード作成例は、前述の規則に従って、例えば、「Password2:2345」等が考えられる。応答メッセージデータを、シリアル番号とこのキーワードとを組合わせて暗号化する(ステップ308)。この暗号化された応答メッセージを新しいキーワードと共に電子メールに含めて、マネージャへ返信する(ステップ309)。
【0041】
次に、図4を参照してマネージャの電子メール受信処理フローを説明する。マネージャは、エージェントより電子メールを受信する(ステップ401)。そこで、受信したキーワードをパスワード部分とサムチェック部分に分離する。分離例としては、前例より「:」記号を区切り記号として、パスワード部分は「Password2」、サムチェック部分は「2345」と分離される。そして、このパスワードが記憶されているパスワードと一致しないことを確認する(ステップ402)。一致する場合は、不正アクセス等の可能性があるので、以後の処理を中止してアラームを管理者に対して通知する(ステップ403)。
【0042】
次に、受信したキーワードとシリアル番号から暗号解読を行う(ステップ404)。ここで、解読に失敗した場合には、何らかの理由でメール文が破壊されている可能性があるので以後の処理を中止して、アラームを管理者に対して通知する(ステップ405)。解読に成功すると、応答メッセージデータのサムチェック計算を行う(ステップ406)。これを分離したサムチェック値と比較する(ステップ407)。サムチェック値が不一致の場合には、メッセージの内容が改ざんされている可能性があるので、以後の処理を中止して、管理者に対して通知する(ステップ410)。
【0043】
サムチェック値が一致すると、新しいパスワードを記憶すると共に、応答メッセージに従って処理する。処理の結果、新たに必要があれば、要求メッセージの作成を行う(ステップ408)。次回のメール送信時でも図2の処理フローに従って動作するが使用するパスワードが、最後に受信した返信メールに使用されていたパスワードを使用する。
【0044】
通信時に、この一連のパスワード更新の順序が相違すれば、アラーム発生と判断し、管理者が再設定するまで以降の動作は停止する。即ち、一度でも不正アクセスがあれば、これら一連の動作に不整合が生じ、異常が発見される。
【0045】
尚、単に盗み見するだけの場合でも、本発明の遠隔管理システムの暗号を解読するには、キーワードの他にシリアル番号が必要である。このシリアル番号は、初期設定時にのみ登録されるものであり、通常の通信時には、知り得ない仕組みとなっていることに注目されたい。
【0046】
上述の実施形態例では、マネージャとエージェント間での電子メールによる通信例を示した。しかし、図1に示す如く、既にユーザLAN20にSNMPマネージャ26を設置して、ユーザLANで管理している場合も考えられる。この場合でも、本発明の暗号化システムが有効であることは自明である。
【0047】
また、上述の例にあっては、パスワードを自動生成する場合を示した。しかし、電子メールには必ず固有のメッセージIDが付与されているので、これらIDを利用することも可能である。更にまた、暗号化に必要なパラメータ数をシリアル番号とキーワードの2点で説明したが、セキュリティの要求度に応じて暗号解読を難しくする為にパラメータ数を増加したり、パラメータの桁数を増加してもよい。
【0048】
また、メールトラフィックを少なくする為に、1回の通信に1つのメール文で行う場合であったが、比較的トラフィックの問題がなく、セキュリティの確認を最優先するところでは、1回の通信でのメール文を分散させ、複数回に分けて転送することも可能である。例えば、暗号データとキーワードを分けたり、更に暗号データ自体も分割転送することも可能である。上述の例で、アラーム発生時に、管理者に通知する旨記載したが、通知自体も電子メールで行う場合、管理者は、同一ドメインにいる必要はない。セキュリティ的には、別ドメインの方が安全である。
【0049】
【発明の効果】
本発明の遠隔管理システムによると、エージェント管理者は、必要情報を初期登録の設定さえ行えば、通信毎のパスワードの変更等はエージェント機器が自動発生させ、管理するので、運用に関して特別な作業を発生させない。悪意ある盗聴者が仮に現時点でのパスワードを盗み出しても、次の通信時には、新しいパスワードに変更されているので、セキュリティが向上する。
【0050】
このパスワード自動発生システムでは、通常通信中のパスワードは管理者さえも認識できないので、パスワード漏洩の心配はない。
【0051】
また、このパスワードによるセキュリティシステムでは、人的要素が入り込まないので、機械同士での自動応答システムに最適なセキュリティシステムであり、応用範囲が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔管理システムが適用されるネットワークの構成例を示す図である。
【図2】マネージャの電子メール送信時の処理フローチャートである。
【図3】エージェント(受信→返信)の処理フローチャートである。
【図4】マネージャの受信処理フローチャートである。
【図5】マネージャ・エージェント間の通信手順フローチャートである。
【符号の説明】
10 管理者ローカルネットワーク
11、26 マネージャ
15、25 エージェント
20 ユーザローカルネットワーク
23 ファイアウォール
30 インターネット
Claims (4)
- インターネットを介して接続された遠隔機器を遠隔制御する遠隔管理システムにおいて、
インターネットを使用してエージェントとマネージャ間で、前記遠隔機器に割り当てられている電子メールを介して遠隔機器間通信するに際し、管理者による初期登録及びパスワード1設定を行い、前記マネージャが前記パスワード1を使用して送信要求し、前記エージェントは前記送信要求を受信し、前記パスワード1を照合してパスワード2を新しく生成し、前記マネージャは、応答メッセージを受信して前記パスワード1及び2の相違を確認し、パスワード2を保存し、順次新しいパスワードに更新することにより通信のセキュリティを向上させたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 前記パスワードは、前記電子メールのメッセージのサムチェック値を基にして暗号化することを特徴とする請求項1に記載の遠隔管理システム。
- 前記パスワード及びサムチェックの不一致は、管理者にアラームで知らせることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔管理システム。
- 前記暗号解読に必要なキーワードを通信毎に変化させることを特徴とする請求項2に記載の遠隔管理システム。
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