JP3674064B2 - 制御装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、既設のアナログ公衆回線網を利用したノーリンギング通信サービスや端末発呼方式によりデータ端末装置と中央監視装置やホームコントローラの間のデータ転送を行う回線端末装置あるいは最近の大手ガス供給会社の管内で普及しているマイクロコンピュータを用いたガス遮断装置等の電池を電源とする制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の回線端末装置は図2に示すように、電話回線1と電話機2及び通信機能付きガスメータ等のデータ端末装置3が接続される。回線端末装置4は電話機2を電話回線1と接続したりあるいはノーリンギング通信時、あるいは、端末発呼時の回線制御を行う網制御部5と、電話回線1からのアナログ信号をデジタル信号に復調したりデータ端末装置3からのデジタル信号をアナログ信号に変調して電話回線1に送る信号伝送部6と、網制御部5に対する回線接続指示や信号伝送部6の制御を行う中央制御部7と、回路の電源となるリチウム電池等の電池8とから構成されている。そして網制御部5は電話機2を電話回線1に対して接続したり切り離しをするコイルリレー9が主構成要素となる回線切換部10と、電話回線1とのインピーダンス整合を行う回線終端部11で構成されている。
【0003】
データ端末装置3からの起動電文を受信すると中央制御部7は、まず回線切換部10のコリルリレー9を制御し電話機2を電話回線1から切り離す。次に回線終端部11を制御し回線インピーダンスを閉結状態にしてダイヤリングを開始する。ダイヤリング終了後、信号伝送部6を介して中央監視センターと通信を行う。通信終了後、回線終端部11の回線インピーダンス制御を開放にしたのち回線切換部10のコイルリレーを元に戻し電話機2を電話回線1に接続する。
【0004】
このように中央制御部7は網制御部5や信号伝送部6の制御を行いデータ端末装置3の情報や電池8の電圧低下情報を中央監視センター等へ電話回線1を介して送っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成では、取り替えや故障で返却された装置を廃棄処理する場合、通常電源である電池には残容量がありそのままの状態で一般廃棄物として廃棄することができないため、電池を装置から取り外して放電させた後一般廃棄物として廃棄するための設備と人件費を必要としていた。
【0006】
また電池は使用済みの物であっても、わずかでも容量が残っていれば一般廃棄物として廃棄できないので完全に放電しきらなければならないという課題があった。
【0007】
さらに製造元の保証期間を経過しても使用を続けることが可能なため、保証期間経過後に継年変化や部品寿命等により機能が動作しなくなりクレームにつながる可能性がある。本発明は、このような従来の課題を解決するもので、第1の目的は装置に備わっている電池を簡単に放電させることで、第2の目的は電池を完全に放電させることで、第3の目的は所定期間を経過しての装置の使用を防止することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の制御装置は、中央監視装置からカレンダーデータを受信する中央制御部と、前記中央制御部によりカレンダーデータを設定されるカレンダー更新部と、データ端末装置の電源となる電池と、前記電池を放電する時期を設定する起動年月日設定部と、前記カレンダー更新部と前記起動年月日設定部のデータとを比較し所定期間が経過したかどうか判定する比較判定部とを備え、前記比較判定部は、所定期間が経過したと判定すると前記中央制御部へ放電を開始すべく信号を出力するものである。
【0009】
【作用】
本発明は上記第1の構成により、保証期間のカウントをカレンダーデータとの比較により実現することで10年間に及ぶ長期間タイマーに持たせる時には中央監視装置からのカレンダー校正によりタイマーを精度良くできるため使用期間の設定を厳密にでき、電池を容易に放電させることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
【0011】
図1は、本発明の回線端末装置のブロック構成図である。図2と同一番号のものは同じ機能を有する構成要素である。図1において、回線端末装置19は網制御部5と、信号伝送部6と、中央制御部20と、電池8、とワンショットの駆動信号で状態を保持する自己保持型コイルリレー(ラッチングリレー)12と放電の際に過大な電流を流さないようにする放電抵抗13からなる放電制御部14と、カレンダー機能を持つカレンダー更新部15と電池8を放電する時期を設定する起動年月日設定部16とカレンダー更新部15と起動年月日設定部16のデータを比較し経過したと判定すると中央制御部20に電池8を放電させる起動開始のタイミングを与える比較判定部17とからなる放電起動部18で構成されている。
【0012】
本発明の回線端末装置19は製造メーカで組み立てられ電源投入後、システムリセットされる。製造メーカでは続けて現在時刻を設定すべくカレンダーデータ形式で通信電文を回線端末装置19に送信する。回線端末装置19ではこの通信電文を信号伝送部6を介して中央制御部20で受信する。中央制御部20はカレンダー更新部15のカレンダー機能に受信したカレンダーデータを設定する。以降カレンダー更新部15はこの設定されたデータをベースに時刻を内部タイマーにより更新する。中央制御部20はカレンダー更新部15にデータを設定すると同時に起動年月日設定部16へ受信したカレンダーデータに10年(設計耐用年数)を加算したデータを設定する。以降、比較判定部17ではカレンダー更新部15のカレンダーが起動年月日設定部16のデータを経過しないかを判定する。
【0013】
比較判定部17は経過したと判定すると中央制御部20へ放電を開始すべく起動開始タイミング信号を出力する。すなわち中央制御部20は放電起動部18から動作開始より10年経過したタイミングで放電起動開始タイミング信号が入力されると、ワンショットの駆動信号によた放電制御部14内の自己保持型コイルリレー12を電池8と放電抵抗13とからなる放電回路を閉結するように制御する。一旦、放電を開始すると以降は自己保持型コイルリレー12は電池8の電圧とは無関係に放電回路の閉結を継続するので電池を完全に放電しきることが可能となる。またワンショット駆動の自己保持型コイルリレーを使用することにより半導体を利用したスイッチング素子では困難であった電池の完全放電が実現可能である。
【0014】
また通信回数の頻度が予想以上に多くなったり回路の経年変化や部品故障等で回路電流が増大して電池8が早く消耗する場合があるがこのとき電池8の電圧が低下していくと電池電圧低下の情報を通報すべく網制御部5を制御し中央監視センターに回線接続をする。中央監視センターに回線接続をした後、回線端末装置20は信号伝送部6を介して電池電圧低下状態になったことを知らせる。中央監視センターでは回線端末装置20を回収後破棄処理するため、事前に通信により信号伝送部6を介して放電制御部14を作動させる。したがって放電制御部14により電池8を放電し回路の動作を停止することができるため、回収時に即一般廃棄物として処理できるだけでなく、電池8の電圧がさらに低下して回路の動作電圧以下になった状態で通信をすることがなくなるので網制御部5の回線終端部11で回線インピーダンスを閉結制御したままあるいは回線切換部10で電話機2を電話回線1から切り離したままの状態で動作を停止してしまうこともなくなるため電話機2が使用できないということもなくなる。
【0015】
また本発明の実施例の説明にもあるデータ端末装置の一つである電池を電源としているマイコン塔載のガスメータや通信用アダプタ、電子式水道メータ等にも本発明を適用でき同様の効果が期待できる。
【0016】
以上のように本発明の実施例によれば、電池を電源とする装置であって取り替えや故障等で返却された装置を廃棄処理する場合、電池には残容量があるとそのままの状態で一般廃棄物として廃棄することができないので、電池を放電させなければならないが、本発明によると電池を装置から取り外さないで簡単に放電させることができるため、一般廃棄物として廃棄するための特別な設備と人件費を必要としない。
【0017】
また、放電制御部のスイッチングに半導体(トランジスタ等)を使用すると電池が放電制御部自身の電源も構成しているため半導体のオン電圧以下まで電池を完全に放電しきることができないが本発明では自己保持型コイルリレーをスイッチングに使用して放電回路を構成するため一度閉結回路を形成すると電池電圧が低下していっても途中で放電が止まることがなく電池が完全に放電することが可能であり、電池は一般廃棄物としてそのまま廃棄できる。
【0018】
また、一旦電池を放電させれば、システムリセット等によっては機能の回復ができないので製造元の保証期間を経過しても使用を続けることを確実に防止できる。また、設計寿命を越えて使用を継続されることがないため、最終的には電池電圧が回路の動作電圧以下になり通信動作中に動作停止状態になり回線を閉結したり電話機端子を回線から切り離したままの状態になりユーザの電話機が使用できなくなってしまうことを防止できる。
【0019】
さらに保証期間のカウントをカレンダーとの比較により実現することで10年間に及ぶ長期間タイマーに持たせる時には中央監視装置からのカレンダー校正によりタイマーを精度良くできるため使用期間の設定を厳密にできるので電池容量や部品の耐用年数に関してオーバースペックになるようなコストアップを防止できる。
【0020】
さらにまたカレンダーにより長期間タイマーを構成するので装置開発時の機能確認をするためカレンダーを通信電文等により容易に進めるこめができるので実際に10年間待つ必要がないため短期間での開発が可能である。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、電池を電源とする装置であって取り替えや故障等で返却された装置を廃棄処理する場合、電池には残容量があるとそのままの状態で一般廃棄物として廃棄することができないので、電池を放電させなければならないが、本発明によると電池を装置から取り外さないで簡単に放電させることができるため、一般廃棄物として廃棄するための特別な設備と人件費を必要としない。そして、一旦電池を放電させれば、システムリセット等によっては機能の回復ができないので製造元の保証期間を経過しても使用を続けることを確実に防止でき、しかも、保証期間のカウントをカレンダーとの比較により実現することで10年間に及ぶ長期間タイマーに持たせる時には中央監視装置からのカレンダー校正によりタイマーを精度良くできるため使用期間の設定を厳密にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における制御装置のブロック図
【図2】 従来の回線端末装置のブロック図
【符号の説明】
8 電池
12 自己保持コイルリレー
13 放電抵抗
14 放電制御部
15 カレンダー更新部
16 起動年月日設定部
17 比較判定部
18 放電起動部
19 回線端末装置
20 中央制御部
Claims (2)
- 中央監視装置からカレンダーデータを受信する中央制御部と、前記中央制御部によりカレンダーデータを設定されるカレンダー更新部と、データ端末装置の電源となる電池と、前記電池を放電する時期を設定する起動年月日設定部と、前記カレンダー更新部と前記起動年月日設定部のデータとを比較し所定期間が経過したかどうか判定する比較判定部とを備え、前記比較判定部は、所定期間が経過したと判定すると前記中央制御部へ放電を開始すべく信号を出力する制御装置。
- データ端末装置が、マイコン搭載のガスメータである請求項1記載の制御装置。
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| JP27216794A JP3674064B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP27216794A JP3674064B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 制御装置 |
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1994
- 1994-11-07 JP JP27216794A patent/JP3674064B2/ja not_active Expired - Fee Related
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