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JP3674482B2 - データ配信方法およびデータ配信システム - Google Patents
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JP3674482B2 - データ配信方法およびデータ配信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種データの蓄積交換や配信サービスに関し、特に、ファクシミリ、画像、音声、その他データを、センタ装置を介して端末へ送信するようなストア・アンド・フォワード型のデータ配信システムにおいて、データを端末へ送信できなかった場合の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
センタ装置を介して各種入出力端末へデータを送信するストア・アンド・フォワード型のシステムとしては、例えばファクシミリ蓄積交換装置とファクシミリ端末からなるファクシミリ蓄積交換システムがある。
【0003】
ファクシミリ蓄積交換装置が、宛先ファクシミリ端末にデータ送信を試みても原稿を送信できない場合に、その宛先ファクシミリ端末への再送信を中止する処理のことを、不達電文処理と言う。一般的な不達電文処理は、例えば特開昭53−31904号公報に記載されているように、予め再送信許容回数を設定しておき、その許容回数まで一定時間間隔で送信を繰り返しても成功しない場合に不達と判断し、宛先ファクシミリ端末への送信失敗を発信ファクシミリ端末に不達通知として返信したのちに、発信ファクシミリ端末からの依頼原稿を消去して同報通信を終了するというものである。
【0004】
不達判断後の処理としては、特開平8−237409号公報に記載されているようなものもある。特開平8−237409号公報では、ファクシミリ蓄積交換装置は、発信ファクシミリ端末に、送信できなかった原稿の番号、受付年月日、相手ファクシミリ端末の電話番号等を示した不達通知を送信する。不達通知を受けた発信側では、ファクシミリ蓄積交換装置に再送信をする場合に、原稿の再送信を依頼するコマンドとともに不達通知に示された原稿番号を入力することにより、再度原稿を読み取らせることなく再送信できる。
【0005】
以上は、不達通知を発信ファクシミリ端末に送るものであるが、不達通知を受信ファクシミリ端末に送るものとして特願平8−116422号公報および特願平11−317763号公報に記載された技術がある。これらは、不達通知を電子メールにして宛先側の電子メール端末に送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術においては、宛先側への不達通知は電子メールで宛先ファクシミリ端末とは別の電子メール端末に送られていた。そのため、予めファクシミリ蓄積交換装置にファクシミリ端末と対応づけて不達通知メールの送付先アドレスを登録しておいたり、不達となった場合のデータおよび不達通知の転送先メールアドレスをファクシミリ送信開始時に指定する必要があった。また、不達通知は電子メールで送信するため、宛先側においては不達通知メールの有無を確認するためにファクシミリ端末とは別のメール端末の前に行って不達通知メールが届いているかどうか確認しなければいけなかった。
【0007】
さらに、不達通知メールを受信することで、不達となった通信があったことを知り得たとしても、再送信の操作を行えるのは送信側のみであり、受信側からは再送信の操作をすることはできなかった。また、送信側において再送信操作を行う場合にも、不達となった宛先がいくつもある場合には、それらの宛先を一つ一つ個別に指定して再送信しなくてはならず、大変手間がかかるものであった。
【0008】
通常、ファクシミリ通信が不達となるのは、紙切れや電源OFF等の理由により一時的にファクシミリ端末が受信不能となっているような場合である。この間に不達となった原稿は、ファクシミリ蓄積交換装置に登録されたファクシミリ端末であれば、大半はファクシミリ蓄積交換装置経由でファクシミリ原稿を受信しているので、ファクシミリ蓄積装置等のセンタ設備内に蓄積保存することが可能である。
【0009】
本発明は上記を踏まえ、先に述べた課題を解決するためになされたもので、その目的は、宛先側から不達データの再送信操作を行うことのできる不達データの処理方法およびデータ配信システムを提供することにある。
【0010】
また、その目的は、宛先側の端末が復旧し、データを受信できる状態になった際に、宛先側の操作で速やかに不達となったデータを再送信してもらうことができる不達データ処理方法およびデータ配信システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、センタ装置に接続された端末装置が別の端末装置にデータを送る場合、データを送信する端末装置はセンタ装置に送信データを蓄積し、センタ装置は少なくとも一つの宛先端末装置に蓄積した送信データを送信し、センタ装置から宛先端末への送信データが不達となると、センタ装置は送信端末に不達通知を送信するとともに送信データを蓄積保存し、宛先端末復旧後に、宛先端末側からの要求により不達電文リストを宛先端末に送信するようにしたものである。
【0012】
また、不達電文リストを受信した宛先端末は、センタ装置に不達となったデータの再送信を要求すると、センタ装置は宛先端末に対して不達となったデータを再送信するようにしたものである。
【0013】
また、センタ装置は、不達となったデータを宛先端末に再送信すると、送信端末に対し不達データを再送信したことを通知するようにしたものである。
【0014】
より詳しくは、センタ装置は、データを発信する端末から送信依頼されたデータを蓄積する蓄積部と、蓄積したデータを発信端末装置からの依頼内容または予め設定された条件に基づいて複数の宛先端末装置にデータの送信制御を行う制御部と、宛先端末装置に送信できなかったデータの依頼情報、不達情報、付属アイテム情報等の諸情報を宛先端末装置毎に蓄積管理する不達情報管理手段と、宛先端末装置に対して前記送信できなかったデータの諸情報(付属アイテムファイル無し)を通知する通知手段とを設けるようにしたものである。 また、さらに送信できなかったデータ(アイテムファイル)の再送信要求があると、送信できなかったデータを前記蓄積部から取り出して送信する手段とを設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1ないし図6を用いて説明する。
以下の実施の形態においては、本発明をファクシミリ蓄積交換システムで実現する場合を例にとって説明する。この場合、前述の発信端末装置と宛先端末装置はファクシミリ装置、センタ装置はファクシミリ蓄積交換装置、電文の付属アイテムとはファクシミリ原稿画像に相当する。
【0016】
図1は、本実施の形態における本発明のシステム構成および同報通信における不達処理の流れを示す図である。
図2は、不達情報管理部における不達情報の格納および不達電文リストの作成イメージを示す図である。
図3は、宛先ファクシミリ装置からの操作で不達電文リストを取出す際のデータの流れを示す図である。
図4は、宛先ファクシミリ装置から不達電文の再送要求操作を行い、宛先ファクシミリ装置へ不達電文が再送されるまでのデータの流れを示す図である。
図5は、不達時の動作を示すシーケンス図である。
図6は、宛先ファクシミリ端末が復旧した後の動作を示すシーケンス図である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態における本発明のシステムは、ファクシミリ蓄積交換装置と複数のファクシミリ装置から構成される。
図1において、ファクシミリ装置1は、ファクシミリ蓄積交換装置12に同報通信サービスを依頼する発信ファクシミリ装置である。ファクシミリ装置2は、ファクシミリ装置1より指定された複数の同報原稿送信先のひとつである。図1では、発信ファクシミリ装置および宛先ファクシミリ装置はそれぞれ1台ずつ図示し、その他の発信ファクシミリ装置および宛先ファクシミリ装置は図示を省略している。なお、ファクシミリ蓄積交換装置12の受付部3および出力部5も、複数のファクシミリ装置に対応してそれぞれ複数備えているが、図1においては図示を省略している。
【0018】
次に、動作を図1および図5を参照しながら説明する。
【0019】
まず、発信ファクシミリ装置1から、ファクシミリ蓄積交換装置12を呼び出すと(500,501)、ファクシミリ蓄積交換装置12の受付部3がこの呼び出しを受信して受付を開始する(502)。発信ファクシミリ装置1はファクシミリ蓄積交換装置12に依頼するサービス内容と宛先とをPB信号またはOCRシート、あるいはOMRシート等により指定する(503,504)。PB信号によるサービス指定の場合には、発信者はまず同報通信のサービスコードをPB信号により入力し、続けて同報通信を行う宛先の番号を入力していく。宛先の番号は宛先となるファクシミリ装置の電話番号か、ファクシミリ装置毎に割り振られた論理端末番号(ID番号)か、またはあらかじめ複数の宛先が登録された同報群のグループ番号を指定する。
【0020】
OCRシートを用いる場合には、発信ファクシミリ装置1側でシートに記入された文字・数字等の情報を光学的に読み取り、これをファクシミリ画像情報に変換してファクシミリ蓄積交換装置12に送り、ファクシミリ蓄積交換装置12側ではその画像情報を文字・数字等の受付情報に変換する。
【0021】
また、OMRシートは、同じく光学的に読み取りしたシートをファクシミリ画像情報に変換してファクシミリ蓄積交換装置12に送り、ファクシミリ蓄積交換装置12側ではシート上に記入されたマーキング位置から受付情報を得る。
【0022】
受付部3はPB信号、OCR、OMRシート等により入力されたサービス内容、オプションサービス、及び宛先を解読後、これらの情報の正規性についてチェックを行う(505)。正常な場合、PB信号によるサービス指定の場合は発信ファクシミリ装置1にその旨をガイダンスにより通知して(506)、同報原稿の画像情報受付を開始する。OCR、OMRシートによるサービス指定の場合には、発信ファクシミリ装置1にファクシミリ画像情報にして出力して通知する。
【0023】
発信ファクシミリ装置1は、この正常受付の通知を受けた後、発信者の操作によりファクシミリ手順を開始し、ファクシミリ蓄積交換装置12に対して同報原稿の画像情報送信を開始する(507,508)。
【0024】
受付部3で受付けられた画像情報はファクシミリ蓄積交換装置12の蓄積形式に符号化されて(509)、ファクシミリ画像蓄積部4に蓄積される(510)。また、受付部3は受付した同報原稿を正常にファクシミリ画像蓄積部4に蓄積した後、先に解読したサービス、宛先等の受付情報を制御部10に転送する(511)。
【0025】
制御部10は指定されたサービスの内容に基づき各部の制御を行う(512)。また宛先の電話番号等の情報を主記憶部11に記憶させ、宛先管理を行う(513)。そして、主記憶部11に展開した宛先管理情報にもとづき、各宛先ファクシミリ装置への電文送信制御を開始するよう、出力部5を起動する(514)。
【0026】
ファクシミリ蓄積交換装置11は、前にも述べたが、複数の回線を有しており、複数回線の同時通信制御が可能である。従って図示は省略しているが受付部3と出力部5は、ファクシミリ蓄積交換装置が収容している回線毎に設けられており、複数の発信ファクシミリ装置1と、複数の宛先ファクシミリ装置2との同時通信が可能となっている。
【0027】
制御部10は、主記憶部11に展開した宛先管理情報にもとづき、各宛先との電文送信制御を開始するよう、上記複数の出力部5を起動する。
【0028】
出力部5は制御部10の指示に従い宛先ファクシミリ装置2への接続制御を行い、出力部5は宛先への同報原稿送信処理を開始する(515〜518)。
【0029】
出力部5は交換機と接続されている回線をオフフックして宛先ファクシミリ装置への接続番号(電話番号)を送出し、同報原稿の送信を試みる。この際、相手ビジー、相手無応答、相手応答があってもファクシミリ手順に入れない(音声端末への着信)、ファクシミリ手順後の通信品質NG等、様々な送信失敗要因が発生しうる(519)。このような要因で宛先ファクシミリ装置への送信が失敗した場合(520)、出力部5は同報原稿送信処理を中止し、その宛先ファクシミリ装置への通信結果とを制御部10に通知して、次の送信処理に備える(521)。
【0030】
制御部10は、出力部5からの通知により、宛先ファクシミリ装置に対する通信結果と再送信回数を送信結果記憶部6に書き込むよう制御する(522)。また、図5には示していないが、宛先ファクシミリ装置への再送信の時刻起動手続きを行った後、次の同報宛先への電文送信制御のために出力部5を起動する。
【0031】
以下、同様に制御部10の操作により、複数の同報宛先への電文送信制御が同時進行する。送信が成功した宛先については、制御部10より結果と確定時刻を送信結果記憶部6に書き込む。送信失敗した宛先については、システムで許容する回数まで再送信を繰り返すが、それでも送信できない宛先については不達とし、制御部10より結果と確定時刻を送信結果記憶部6に書き込む。全ての宛先の送信結果(成功、または不達)が確定した後、制御部10は不達通知の作成とともに発信ファクシミリ装置1に対して不達通知返信制御を開始するよう、編集部9及び通知表出力部8を起動する(523)。
【0032】
不達通知とは同報通信において、不達となった宛先がある場合のみ、同報原稿送信処理が終了したこと、その際に規定回数送信を繰り返しても送信できなかった宛先(不達宛先)があったことを通知するために、ファクシミリ蓄積交換装置12が発信ファクシミリ装置1に対して生成・送信するファクシミリ画像通知文である。
【0033】
編集部9は、送信した宛先の送信結果一覧を送信結果記憶部6から読み出し、不達通知を文字情報として編集する(524)。
【0034】
通知表出力部8は発信ファクシミリ装置1を呼び出し、相手応答後、編集部9によって編集された不達通知をファクシミリ画像情報に変換して(525)、発信ファクシミリ装置1に返信する(526)。
【0035】
発信者は発信ファクシミリ装置1に返信された不達通知により同報通信処理の終了を知るとともに、不達通知の内容を確認し、特に原稿を送信できなかった宛先(不達となった宛先)の情報について知ることができる。発信者はそこでファクシミリ蓄積交換装置に、不達通知内容を確認しながら不達宛先に対して再送信を依頼できるが、不達宛先を一つ一つ個別に指定しなければならないこと、原稿を発信ファクシミリ装置1から再送信しなければならないこと等、発信者側の運用で対処しなければならないので、再送信が実施されない場合も多い。
【0036】
本発明では、発信者側からでなく、宛先側から不達電文の再送操作を行うことができる。
【0037】
不達となった宛先について、その後、宛先ファクシミリ装置が復旧したとする。たとえば不達となった当日は定休日で電源OFFとなっていた宛先ファクシミリ装置については、翌日復電後には送信可能となるようになる。紙切れ・故障等で停止していた宛先ファクシミリ装置等については、用紙の補充や機器修理を実施しての復旧が可能である。
【0038】
復旧後、本発明では、宛先ファクシミリ装置はファクシミリ蓄積交換装置に自分宛の不達電文の有無を確認することができる。図2、図3を用いて一実施例を説明する。
【0039】
発信ファクシミリ装置1へ不達通知を返信した後、通知表出力部8は制御部10にその旨通知する(527)。ここで本発明では、制御部10は発信者から依頼された電文を消去せず、図2に示す通り不達情報管理部7に保管する(528〜530)。図2は不達情報をファクシミリ装置固有に割り当てた論理端末番号(ID番号)毎に管理している様子を模式的に示しており、保管している電文を仮想の封筒に見立ててチェーン方式で記録している。封筒内には発信元、宛先、対応画像のファクシミリ画像蓄積部4内のディスク蓄積位置など電文に関する全ての情報が記憶されており、ファクシミリ端末毎の不達電文管理・検索が容易となっている。電文が不達となる度にファクシミリ端末の不達封筒チェーン末尾に不達電文封筒を追加していくことにより、時系列に不達情報を管理できる。
【0040】
さて、不達になりうる状態から復旧したファクシミリ装置は、障害から復旧までの間に不達となった自分宛の電文について、ファクシミリ蓄積交換装置に問い合わせることができる。図3および図6を用いて、その動作を説明する。なお、図6においては、図5とは逆に、発信ファクシミリ装置1を右に、宛先ファクシミリ装置2を左に示している。
【0041】
障害復旧後(600)、宛先ファクシミリ装置2がファクシミリ蓄積交換装置12を呼び出すと(601,602)、この呼び出しが受付部3により受信されて受付が開始される(603)。宛先ファクシミリ装置2はファクシミリ蓄積交換装置12に自分の論理端末番号(ID番号)と、自分宛の不達電文リスト取出しのサービスをPB信号またはOCRシート、あるいはOMRシート等により指定する(604,605)。
【0042】
受付部3はPB信号、OCR、OMRシート等により入力された論理端末番号やサービス内容を解読後、これらの情報の正規性についてチェックを行う(606)。正常な場合、PB信号によるサービス指定の場合は宛先ファクシミリ装置2にその旨をガイダンスにより通知して(607)、不達電文リスト作成を制御部10に依頼する(608)。
【0043】
宛先ファクシミリ装置2は、この正常受付の通知を受けた後、オペレータが受信操作をすることによりファクシミリ手順を開始し、ファクシミリ蓄積交換装置12に対して同報原稿の不達電文リスト受信を開始する(609)。
【0044】
制御部10は受付した宛先ファクシミリ装置2の論理端末番号より、不達情報管理部7において宛先の不達電文チェーンを検索し(610)、不達電文リストの作成を編集部9に依頼する(611)。
【0045】
編集部9は図2のように宛先の不達電文チェーンから情報を取出して通知表を作成する(612)。編集された不達電文リストは、通知表出力部によりファクシミリ画像情報に変換され(613)、ファクシミリ画像蓄積部4から取出した原稿の一部を列信化して、宛先ファクシミリ装置2に送信される(614)。
【0046】
不達電文リストには、不達となった原稿の先頭ページ一部が添付され、どのような原稿内容かがわかるようになっている。また、各不達電文にはメッセージ通番がファクシミリ蓄積交換装置によって付与されており、不達電文リストを受け取った宛先ファクシミリ装置2の管理者は、自分宛の不達電文すべてを、または必要な電文だけを選んで取出しすることができる。図4において、本発明による不達電文の取出し方法について説明する。
【0047】
図4において、まず宛先ファクシミリ装置2がファクシミリ蓄積交換装置12を呼び出すと(615,616)、この呼び出しが受付部3により受信されて受付が開始される(617)。宛先ファクシミリ装置2はファクシミリ蓄積交換装置12に自分の論理端末番号(ID番号)、暗証番号、自分宛の不達電文取出しのサービスコードと、取出しを行う電文のメッセージ通番をPB信号またはOCRシート、あるいはOMRシート等により指定する(618,619)。メッセージ通番は不達電文リストを見ながら行うことができ、またメッセージ通番指定のないときには自分宛の不達電文すべてを取出すことができる。
【0048】
受付部3はPB信号、OCR、OMRシート等により入力された論理端末番号やサービス内容を解読後、これらの情報の正規性についてチェックを行う(620)。正常な場合、PB信号によるサービス指定の場合は発信ファクシミリ装置1にその旨をガイダンスにより通知して(621)、不達電文送信を制御部10に依頼する(622)。
【0049】
宛先ファクシミリ装置2においては、この正常受付の通知を受けた後、操作者が受信操作をする(623)。これを受けて送信側であるファクシミリ蓄積交換装置12はファクシミリ手順を開始し、宛先ファクシミリ装置に対して不達電文の送信を以下のように行う。
【0050】
制御部10は受付した宛先ファクシミリ装置2の論理端末番号より、宛先の不達電文チェーンを検索し(624)、不達電文の送信を出力部5に依頼する(625)。
【0051】
出力部5は制御部10の指示に従い、ファクシミリ画像蓄積部4から不達電文の原稿を取出し(626,627)、ファクシミリ信号に復号化して(628)宛先ファクシミリ装置2へ送信する(629)。正常送信完了後、出力部5は制御部10にその旨通知する。
【0052】
制御部10は、出力部5からの通知により、宛先ファクシミリ装置に対する通信結果を送信結果記憶部6に書き込む。この動作は、図5のシーケンスにおける521および522と同様である。
【0053】
さらに制御部は、宛先ファクシミリ装置の不達情報管理部7のチェーンを更新した後、電文の発信者へ不達再送通知作成および送信を開始する。
制御部10は不達再送通知の作成とともに発信ファクシミリ装置1に対して不達再送通知送信制御を開始するよう、編集部9及び通知表出力部8を起動する(630)。
【0054】
不達再送通知とは本発明において、一度不達となった宛先より再送信依頼があり、当宛先へ正常送信を完了したことを発信元に通知するために、ファクシミリ蓄積交換装置12が発信ファクシミリ装置1に対して生成・送信するファクシミリ画像通知文である。
【0055】
編集部9は、再送信した宛先の送信結果を送信結果記憶部6から読み出し、不達再送通知を文字情報として編集する(631)。
【0056】
通知表出力部8は発信ファクシミリ装置1を呼び出し(632)、相手応答後(633)、編集部9によって編集された不達再送通知をファクシミリ画像情報に変換して発信ファクシミリ装置1に返信する(634)。
【0057】
発信者は発信ファクシミリ装置1に送信された不達再送通知により、その宛先への再送信の情報について知ることができる。本発明においては、このようにして発信者にとって、自分の手を煩わすことなく、宛先への不達電文再送信がなされるようになる。
【0058】
上記実施の形態では、宛先端末が復旧した後に、一旦不達電文リストを取り寄せ、そのなかから必要な電文を指定して再送してもらう場合について説明したが、リストを出力せずに直接不達電文を送信するようにしてよい。
【0059】
以上の実施の形態によれば、ファクシミリ蓄積交換装置等を介して同報通信を行う場合において、一度不達になった電文について、宛先側のファクシミリ装置から不達情報や不達電文を取出すことができる。このため、ファクシミリ装置の話中や故障、紙切れによる原稿の紛失を防止でき、ファクシミリ蓄積交換装置としての利便性を向上することができる等の効果がある。
【0060】
また本発明によれば、原稿の発信者側からしても、不達となった宛先への再送信処理を、宛先側の操作で行うことができるため、発信者の手間を軽減でき、使い勝手向上等の効果がある。
【0061】
以上、本発明をファクシミリ蓄積交換装置に適用した場合の実施の形態について説明した。本発明は上記の他、蓄積交換機能や同報機能を有するセンタ装置において端末装置に対してデータ配信サービスを提供するようなシステムに応用することが可能である。本発明をファクシミリ蓄積交換装置以外の装置やシステムに適用した場合でも、上記実施の形態の効果と同等の効果が期待できる。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、受信側から不達データの再送信操作を行うことができる。
【0063】
また、受信側の端末が復旧しデータを受信できる状態に戻った際に、受信側の操作で速やかに不達となったデータを再送信してもらうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における本発明のシステム構成および同報通信における不達処理の流れを示す図である。
【図2】不達情報管理部における不達情報の格納および不達電文リストの作成イメージを示す図である。
【図3】宛先ファクシミリ装置からの操作で不達電文リストを取出す際のデータの流れを示す図である。
【図4】宛先ファクシミリ装置から不達電文の再送要求操作を行い、宛先ファクシミリ装置へ不達電文が再送されるまでのデータの流れを示す図である。
【図5】不達時の動作を示すシーケンス図である。
【図6】宛先ファクシミリ端末が復旧した後の動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1…発信ファクシミリ装置、2…宛先ファクシミリ装置、3…受付部、4…ファクシミリ画像蓄積部、5…出力部、6…送信結果記憶部、7…不達情報管理部、8…通知表出力部、9…編集部、10…制御部、11…主記憶部、12…ファクシミリ蓄積交換装置。

Claims (4)

  1. センタ装置と該センタ装置に接続された複数の端末で構成され、センタ装置端末から送信依頼されたデータを蓄積し、少なくとも一つの宛先端末に前記蓄積したデータを送信するデータ配信方法において
    前記宛先端末が前記データを受信できない場合、前記センタ装置は、送信依頼端末に対して前記宛先端末への送信が不達となったことを通知し、該データを宛先端末毎に管理して保管し、データ受信が可能となった前記宛先端末から問い合わせに応答して、不達電文リストを送信し、前記宛先端末が、前記不達電文リストの内容に基づい未送信データの再送信を要求すると、前記要求された未送信データを前記宛先端末に再送信することを特徴とするデータ配信方法。
  2. 前記センタ装置は、前記未送信データを前記宛先端末へ再送信すると、前記送信依頼をした端末に対しデータを再送信したことを通知することを特徴とする前記請求項記載のデータ配信方法。
  3. センタ装置と該センタ装置に接続された複数の端末とからなり、センタ装置端末から送信依頼されたデータを蓄積し、少なくとも一つの宛先端末に前記蓄積データを送信するデータ配信システムにおいて
    前記センタ装置は、前記端末から送信依頼されたデータを蓄積する蓄積部と、前記宛先端末が前記データを受信できない場合、送信依頼端末に対して前記宛先端末への送信が不達となったことを通知し、該データを宛先端末毎に管理して保管する情報管理部と、データ受信が可能となった前記宛先端末から問い合わせに応答して、未送信データの不達電文リストを送信し、前記宛先端末が、前記不達電文リストの内容に基づい未送信データの再送信を要求すると、前記要求された未送信データを前記宛先端末に再送信するように制御する制御部とを備えたことを特徴とするデータ配信システム。
  4. 前記センタ装置は、前記未送信データを前記宛先端末へ再送信すると、前記送信依頼をした端末に対しデータを再送信したことを通知することを特徴とする前記請求項記載のデータ配信システム。
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