JP3674980B2 - 電動歯ブラシ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、蓄電池を内蔵した電動歯ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5、図6に示されるように蓄電池15を内蔵した電動歯ブラシにおいては蓄電池15の特性上、水素ガスを発生させる恐れがあり、安全対策上水素ガスが発生した場合のガス抜き構造が必要となっている。図中1はハウジング、15は蓄電池、3は電池カバー、16はモータ、17は先部に歯ブラシ体が着脱自在に取り付けられる駆動軸、18は駆動軸17の動作状態を操作するための操作片である。
【0003】
そして、従来の電動歯ブラシにおいてはガスを排出するためのガス膜2をハウジング1の底部を構成する電池カバー3の底部に配置しており、図7、図8に示されるようにガス膜2はハウジング1の底面部に設置された状態となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ガス膜2の特性として完全に水分の通過を抑えることができず、ハウジング1の使用時に充電時の温度差によってハウジング1内で空気の膨張収縮が生じてハウジング1内が負圧になるとガス膜2から充電器4上面に付着した水分を吸い上げる状態が発生し、ガス膜2を介してハウジング1内に水分が浸入するという問題が生じる。
【0005】
充電方式として電動歯ブラシのように水分の付着が常に伴うものでは無接点での誘導充電方式があるが、水分の吸い上げ防止の為、ハウジング1下部を充電器4上面より距離を設けるようにする方法が考えられる。しかしながら誘導充電として充電器4とハウジング1との間に大きい距離を設ければ充電効率が大きくダウンすることとなり、実用的ではない。
【0006】
本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、ハウジング下部を充電器上面より距離を設けて配置しなくとも膜を介してハウジング内に水分が浸入するようなことのない電動歯ブラシを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、ハウジング内に蓄電池が内蔵され、蓄電池を誘導充電方式の非接触にて充電状態とする電動歯ブラシにおいて、ハウジングを密閉防水機構とし、ハウジングの側面部にガスの通過を許すが水を通さない膜を配置したことを特徴とするものである。
【0008】
また、ハウジングとは別体となった別部材に膜を設置し、この別部材をハウジングに取着するようにしてもよい。
また、Oリングを介して膜をハウジングの側面部に設置するようにしてもよい。
【0009】
【作用】
しかして、ハウジングの側面部に膜を配置することで充電状態時に膜の近傍に水分が存在しないようにすることができ、膜を介してハウジング内に水分が浸入するのを防止できる。
また、ハウジングとは別体となった別部材に膜を設置し、この別部材をハウジングに取着するようにしてあると、別部材をハウジングに取着することでハウジングの側面部に膜を設置することができ、また、別部材によって膜が外部から接触しにくい構造としてハウジングに設置することができる。
【0010】
また、Oリングを介して膜をハウジングの側面部に設置するようにしてあると、膜をハウジングに設置するにあたってヒートシール等による膜の固定が不要であり、組み立てを簡単にすることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明を図示された実施例に基づいて詳述する。
ハウジング1内に収納配置される蓄電池、モータ、駆動軸等の配置状態は図6に示される従来例と基本的に同じであるので、膜2の設置部位並びに電池カバー3について詳述する。
【0012】
本発明における電動歯ブラシはハウジング1内に蓄電池が内蔵されており、充電器4に立てた状態で配置して蓄電池を誘導充電方式にて充電することができるようになっている。
ハウジング1の底部には電池カバー3が取り付けられるようになっており、このハウジング1の底部を構成する電池カバー3の側面部にガスの通過を許すが水を通さない膜2が配置されている。
【0013】
ハウジング1の底部に取着される電池カバー3は上面が開口する受け箱状に形成されており、側壁には内外に連通する開口部5が設けられている。図1に示されるものにあっては、内側に細径の内側通気孔5aを設け、外側に上記内側通気孔5aよりも大径の外側通気孔5bを設けて開口部5が形成されている。
内側通気孔5aの開口縁からは外側に向けて支持突起6が突設されており、この支持突起6に当接するようにして膜2が外側通気孔5b内に配置されている。外側通気孔5b内には膜カバー7が設置されており、この膜カバー7によって膜2に使用者の指等が接触しないようになっている。
【0014】
図2は他の実施例を示すものであり、このものにあっては、ハウジング1の底部を構成する電池カバー3とは別体となった別部材としての膜カバー7に膜2を設置し、この別部材としての膜カバー7を電池カバー3の開口部5に対して取り付けるようにしたものが示されている。
上記別部材としての膜カバー7は外周面に電池カバー3の開口部5内に設けられた段部8に係合される係合段部9が形成されており、電池カバー3の開口部5の段部8に対して係合段部9を圧入することによって電池カバー3に取り付けられるようになっている。膜カバー7には厚み方向にわたって通気孔10が凹設されており、この通気孔10は膜カバー7の外面に設けられた小径のガス抜き孔11を介して外部に連通するようになっている。膜2は上記通気口10を閉じるようにして膜カバー7の内側に取り付けられている。
【0015】
そして、このものにあっては膜2が取り付けられた別部材としての膜カバー7を電池カバー3の開口部5に圧入することによって膜2の設置を手間取ることなく簡単に行うことができるようになっている。また、電池カバー7の内側に膜2が設置されていることによって外部から膜2に対して使用者の指等が接触しにくい構造とすることができるようになっている。
【0016】
図3はさらに他の実施例を示すものであり、このものにあっては、電池カバー3の開口部5に設けられた段部8にOリング12を設置するようにし、別部材としての膜カバー7と電池カバー3とのシール性をさらに向上させることができるようになっている。
図4はさらに他の実施例を示すものであり、このものにあっては、電池カバー3に設けられる開口部5としての外側通気孔5bの内面に凹所13を凹設し、この凹所13内にOリング12を設置し、Oリング12に膜2の内側が接するようにして外側通気孔5b内に膜カバー7を圧入固定するようにしている。このように外側を膜カバー7に圧接させると共に内側をOリング12に圧接させて膜2を設置するようにすると膜2を設置するにあたってヒートシール等による膜2の固定が不要であり、組み立てを簡単にすることができるものである。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、ハウジング内に蓄電池が内蔵され、蓄電池を誘導充電方式の非接触にて充電状態とする電動歯ブラシにおいて、ハウジングを密閉防水機構とし、ハウジングの側面部にガスの通過を許すが水を通さない膜を配置してあるので、ハウジングの側面部に膜を配置することで充電状態時に膜の近傍に水分が存在しないようにすることができるものであり、膜を介してハウジング内に水分が浸入するのを防止できるものである。
【0018】
また、ハウジングとは別体となった別部材に膜を設置し、この別部材をハウジングに取着するようにしてあると、別部材をハウジングに取着することでハウジングの側面部に膜を設置することができるものであり、また、別部材によって膜が外部から接触しにくい構造としてハウジングに設置することができるものである。
【0019】
また、Oリングを介して膜をハウジングの側面部に設置するようにしてあると、膜をハウジングに設置するにあたってヒートシール等による膜の固定が不要であり、組み立てを簡単にすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は充電時におけるハウジングの配置状態を示す一部省略した側面図、(b)は(a)におけるイ部の拡大断面図である。
【図2】他の実施例における膜の設置状態を示す拡大断面図である。
【図3】さらに他の実施例を示すものであり、(a)は平断面図、(b)は正面図、(c)は側断面図である。
【図4】さらに他の実施例における膜の設置状態を示す拡大断面図である。
【図5】従来例における充電器へのハウジングの設置状態を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図6】従来例における電動歯ブラシを示すものであり、(a)は一部破断した正面図、(b)は側断面図である。
【図7】同上のガス膜の配置状態を示すものであり、(a)は電池カバーの平面図、(b)は(a)におけるロ−ロ線断面図である。
【図8】従来例を示すものであり、(a)は充電時におけるハウジングの配置状態を示す一部省略した側面図、(b)はガス膜の配置状態を示すハウジングの下面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 膜
Claims (3)
- ハウジング内に蓄電池が内蔵され、蓄電池を誘導充電方式の非接触にて充電状態とする電動歯ブラシにおいて、ハウジングを密閉防水機構とし、ハウジングの側面部にガスの通過を許すが水を通さない膜を配置して成ることを特徴とする電動歯ブラシ。
- ハウジングとは別体となった別部材に膜を設置し、この別部材をハウジングに取着して成ることを特徴とする請求項1記載の電動歯ブラシ。
- Oリングを介して膜をハウジングの側面部に設置して成ることを特徴とする請求項1記載の電動歯ブラシ。
Priority Applications (1)
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| JP12180695A JP3674980B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 電動歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12180695A JP3674980B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 電動歯ブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH08315864A JPH08315864A (ja) | 1996-11-29 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP12180695A Expired - Fee Related JP3674980B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 電動歯ブラシ |
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| JP (1) | JP3674980B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
| MY159639A (en) | 2008-07-09 | 2017-01-13 | Access Business Group Int Llc | Wireless charging system |
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1995
- 1995-05-19 JP JP12180695A patent/JP3674980B2/ja not_active Expired - Fee Related
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