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JP3683196B2 - Atm−lanにおける着ノード接続規制方法 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LAN(域内網)にATM(非同期転送モード)通信方式を利用してマルチメィデア通信を可能にしたATM−LANの着ノード接続規制方法に関し、さらに詳しくは、発側交換ノードで着側交換ノードの接続規制状態を認識し、発側交換ノードに規制処理を反映できるようにしたATM−LANの着ノード接続規制方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ATM(非同期転送モード)通信方式を採用したATM−LANシステム、特にSVC(Switched Virtual Connection:交換型VC)方式によるATM−LANシステムの着ノード接続規制方法としては、ATMアドレスにより接続規制を行うようにした技術が特開平11−122251号などで知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のATM−LANシステムの着ノード接続規制において、ATMアドレスにより接続規制を行った場合、以下に述べるような問題がある。
1)着ノードでの規制は、発ノードが着ノードの規制状態を認識していないため、ATM端末からの呼に対する交換ノードの接続処理の再試行による無効なトラヒックが発生し、ネットワーク内の交換ノードの資源を不必要に消費する。
2)発信側の装置がHUB(LANの集線装置)やルータ等の場合、再試行の間隔が秒単位と短く、無限再試行も可能なため、中継交換ノードのCPU負荷に深刻な影響を与える。
3)LANの管理者は部署、部局ごとで行っている場合が多いため、着側の規制をネットワーク内の全交換ノードに反映させることが困難である。
【0004】
本発明は上記のような従来の問題を解決するためになされたもので、ATM−LANシステムにおける着交換ノードの接続規制状況を発交換ノード側に自動的に反映させ、これにより、交換ノードの無駄は呼接続処理及び接続規制登録をなくし、交換ノードの負荷を大幅に軽減できるようにしたATM−LANの着ノード接続規制方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、LANの媒体としてのATM通信ネットワークを構成するように接続された複数のATM交換ノードと、これら各ATM交換ノードに接続された複数のATM端末とを備え、前記ATM交換ノードのうち着側ATM交換ノードの着呼規制状態を発側ATM交換ノードへ反映させるATM−LANの着ノード接続規制方法であって、前記着側ATM交換ノードで該着側ATM交換ノードに接続された任意のATM端末に対する着呼規制を登録し、前記発側ATM交換ノードに接続されたATM端末から前記着呼規制されたATM端末への最初の呼設定時に前記着側ATM交換ノードの着呼規制内容を表す呼受付拒否メッセージを前記発側ATM交換ノードや中継ATM交換ノードに返送して前記着側ATM交換ノードの接続規制を前記発側ATM交換ノードや中継ATM交換ノードに自動的に反映させ、以降の呼設定に対する前記接続規制処理を前記発側ATM交換ノードで行われるようにしたことを特徴とする。
【0006】
本発明においては、着側ATM交換ノードの接続規制が発側ATM交換ノードに自動的に反映され、発側ATM交換ノードで接続規制処理が行われるため、中継交換ノードでの無効トラヒックが削減され、着側交換ノードにのみ規制登録を行えばよく、着側の規制をネットワーク内の全ノードに反映させる必要がないほか、反映される発側交換ノードの規制登録はトラヒックが発生したノードのみで、トラヒックが発生しない交換ノードには登録されず、無駄な呼接続処理及び接続規制登録を省略することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるATM−LANの着ノード接続規制方法の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の着ノード接続規制方法を適用したATM−LANのネットワークの一例を示す構成図である。
この図1において、10A〜10FはLANの媒体としてのATM通信ネットワークを構成するATM交換ノードであり、ATM交換ノード10Dの回線00にはATM交換ノード10Cが接続され、ATM交換ノード10CにはATM交換ノード10A及びATM交換ノード10Bそれぞれが接続されている。
また、ATM交換ノード10Dの回線20にはATM交換ノード10Fが接続され、ATM交換ノード10FにはATM交換ノード10Eが接続されている。
【0008】
前記ATM交換ノード10Aには、ATMアドレスがATMadr=AAAのATM端末AAAと、ATMアドレスがATMadr=AABのATM端末AAB及びATMアドレスがATMadr=AACのATM端末AACがそれぞれ接続されている。
また、前記ATM交換ノード10Bには、ATMアドレスがATMadr=BBAのATM端末BBAが接続されている。また、前記ATM交換ノード10Dには、ATMアドレスがATMadr=DDAのATM端末DDAと、ATMアドレスがATMadr=DDBのATM端末DDBがそれぞれ接続されている。さらに、前記ATM交換ノード10Fには、ATMアドレスがATMadr=EEAのATM端末EEAが接続されている。
なお、実際のATMアドレスは26桁のアドレスプレフィックスを持つが、ここ実施の形態では便宜上3桁で表示する。
【0009】
前記ATM交換ノード10A〜10Fは、これに接続された任意のATM端末に対して着呼規制の登録を可能にする機能と、この着呼規制内容を表す呼受付拒否メッセージを発側のATM交換ノード及び中継ATM交換ノード側へ返送して、着側交換ノードの接続規制を発側のATM交換ノード及び中継ATM交換ノードに反映させる機能と、呼受付拒否メッセージを受信した発側のATM交換ノードが呼の接続規制処理を行うようにする機能を備えている。この図1に示すネットワークのATM交換ノード10A〜10Fでは、ATM交換ノード10A,10B,10D,10Eが発側または着側ATM交換ノードとして機能し、ATM交換ノード10C,10Fが中継交換ノートとして機能する。
【0010】
次に、上記のように構成された本実施の形態における動作について、図2〜図4に示すシーケンス図を参照して説明する。
図1に示すネットワーク構成においてATM交換ノード10Dでの着呼規制を行う場合について述べる。
この場合の着呼規制に際しては、回線00にて着アドレス=DDBの呼を規制するようにATM交換ノード10Dで規制登録を行う(図2参照)。そして、この規制時における着アドレス=DDBの呼に対しては、呼制御メッセージの1つである切断確認メッセージ(Release Complete Massage、以下、RELCOMと略称する)を利用して呼受付拒否メッセージ(Cause=**)が発側のATM交換ノード及び中継ATM交換ノード側へ返送されるようにする。
また、上記ATM交換ノード10D以外のATM交換ノードでは、着側ATM交換ノード10Dの接続規制が反映されようにイネーブルし、かつ、着側ATM交換ノード10Dの接続規制の発側ATM交換ノード及び中継ATM交換ノードへの反映を行う条件を設定する。すなわち、着側ATM交換ノード10Dが接続規制を行った際に返送するRELCOMのCauseを指定し、さらに、自動反映された接続規制の有効時間を指定する。この接続規制の有効時間は、着側のATM交換ノードに設けられている図示省略のタイマーにより設定される。
【0011】
かかる状態において、ATM交換ノード10Aの配下にあるATM端末AAAからATM交換ノード10Dの配下にあるATM端末DDBへ図1の矢印に示す経路で、着呼規制されたATM交換ノード10Dの回線00に着アドレス=DDBを持つ呼が入り呼設定されるものとすると、その呼接続のための処理は、図2に示すように、ATM端末AAAからATM交換ノード10A,ATM交換ノード10C,ATM交換ノード10Dへと順次ステップアップされる。
ここで、ATM交換ノード10Dでは着呼規制状態となっているため、ATM交換ノード10Dは呼受付拒否メッセージ (cause=**)をATM交換ノード10C、ATM交換ノード10A及びATM端末AAAへ順次返送し、呼の受付を拒否する。そして、ATM交換ノード10C及びATM交換ノード10Aが呼受付拒否メッセージ (cause=**)を受信した時は、ATM交換ノード10C及びATM交換ノード10Aに着アドレス=DDBの接続規制を反映させる。この時の着アドレスは呼メモリより導き出す方法が採用される。また、発ノードAがRELCOM受信時に規制に反映するのは、RELCOMに含まれるCauseが指定されたCause=**の場合に限る。
【0012】
これにより、着側ATM交換ノード10Dの接続規制が発側のATM交換ノード10Aに反映されるため、ATM交換ノード10Aの配下にあるATM端末AAA,AAB,AACからATM端末DDB宛の呼は規制対象となる。
したがって、図2に示すように、ATM端末AAAからATM端末DDB宛の呼の受付は、呼の発生時点ではATM交換ノード10Dへステップアップした時点で拒否されるが、再呼時は接続規制の反映されたATM交換ノード10Aで接続規制処理が行われる。同様にして、ATM端末AAB,AACからATM端末DDB宛の呼の受付は、図2に示すように、接続規制の反映されたATM交換ノード10Aで接続規制処理が行われる。
【0013】
一方、ATM交換ノード10Bの配下にあるATM端末BBAからATM端末DDB宛の呼が発生した場合、その呼接続のための処理は、図3に示すように、ATM端末BBAからATM交換ノード10B,ATM交換ノード10Cへと順次ステップアップされる。この時、ATM交換ノード10CにはATM交換ノード10Dの着呼規制状態が反映されているため、呼受付拒否メッセージ (cause=**)がATM交換ノード10B及びATM端末BBAへ順次返送し、呼の受付を拒否する。そして、ATM交換ノード10Bが呼受付拒否メッセージ (cause=**)を受信した時は、ATM交換ノード10Bに着アドレス=DDBの接続規制を反映させる。これにより、ATM端末BBAからATM端末DDB宛の再呼時は接続規制の反映されたATM交換ノード10Bで接続規制処理が行われる。
【0014】
また、図1において、ATM交換ノード10Fは、呼規制のされていないATM交換ノード10Dの回線20と接続されているので、ATM交換ノード10E及びATM交換ノード10Fからの呼は規制対象外となる。
したがって、ATM交換ノード10Dの回線20に着アドレス=DDBを持つ呼がATM端末EEAからATM端末DDB宛に発生した場合は、その呼接続のための処理は、図4に示すように、ATM端末EEAからATM交換ノード10E,ATM交換ノード10F及びATM交換ノード10Dを通してATM端末DDBへと順次ステップアップされ、ATM端末EEAとATM端末DDBとの間の呼接続が確立され、ユーザデータの伝送が可能になる。
【0015】
また、上記反映された接続規制の有効時間は、着側ATM交換ノード10Dにおいて、これに設けられたタイマー(図示省略)により自動的に解除されるようになっている。
【0016】
このような本実施の形態によれば、着側ATM交換ノードの接続規制状態を発側及び中継のATM交換ノードに自動的に反映し、発側のATM交換ノードで規制処理が行われるため、中継ATM交換ノードでの接続処理の再試行(再呼)の発生を発側ATM交換ノードで抑止でき、これにより、交換ノードの信号処理負荷を軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、着側ATM交換ノードの接続規制が発側ATM交換ノードに自動的に反映されるため、従来では規制パターン当たりノード数分の接続規制登録を行う必要があるところを着側ATM交換ノード1箇所で行うだけでよく、運用者の保守作業を簡易化できる。
また、本実施の形態によれば、RELCOMPメッセージ受信ノードに規制登録が反映されるため、トラヒックが発生していない交換ノードでは規制登録を行う必要がなく、これにより、規制登録の最適化が可能になる。
【0017】
なお、本発明においては、AIM−LANで使用される呼接続手順The ATM Forum UNI3.0,3.1,4.0やITU-T Q.2931の他に電話網で利用されるITU-T Q.931においても適用可能である。
また、発アドレス/着アドレスの組み合わせによる規制に適用することも可能である。
また、上記実施の形態では、反映された接続規制の有効時間をタイマーにより自動的に解除する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、保守者等により手動で解除するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、着側ATM交換ノードの接続規制が発側ATM交換ノードに自動的に反映され、発側ATM交換ノードで接続規制処理が行われるため、中継交換ノードでの無効トラヒックが削減され、着側交換ノードにのみ規制登録を行えばよく、着側の規制をネットワーク内の全ノードに反映させる必要がないほか、反映される発側交換ノードの規制登録はトラヒックが発生したノードのみで、トラヒックが発生しない交換ノードには登録されず、無駄な呼接続処理及び規制登録を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の着ノード接続規制方法を適用したATM−LANのネットワークの一例を示す構成図である。
【図2】本発明方法における接続規制時の信号シーケンス図である。
【図3】本発明方法における接続規制時の信号シーケンス図である。
【図4】本発明方法における接続規制対象外の信号シーケンス図である。
【符号の説明】
10A〜10F……ATM交換ノード、AAA,AAB,AAC……ATM端末、BBA……ATM端末、DDA,DDB……ATM端末、EEA……ATM端末。

Claims (5)

  1. LANの媒体としてのATM通信ネットワークを構成するように接続された複数のATM交換ノードと、これら各ATM交換ノードに接続された複数のATM端末とを備え、前記ATM交換ノードのうち着側ATM交換ノードの着呼規制状態を発側ATM交換ノードへ反映させるATM−LANの着ノード接続規制方法であって、
    前記着側ATM交換ノードで該着側ATM交換ノードに接続された任意のATM端末に対する着呼規制を登録し、
    前記発側ATM交換ノードに接続されたATM端末から前記着呼規制されたATM端末への最初の呼設定時に前記着側ATM交換ノードの着呼規制内容を表す呼受付拒否メッセージを前記発側ATM交換ノードや中継ATM交換ノードに返送して前記着側ATM交換ノードの接続規制を前記発側ATM交換ノードや中継ATM交換ノードに自動的に反映させ、以降の呼設定に対する前記接続規制処理を前記発側ATM交換ノードで行われるようにした、
    ことを特徴とするATM−LANの着ノード接続規制方法。
  2. 前記呼受付拒否メッセージは、呼制御メッセージの1つである切断確認メッセージであることを特徴とする請求項1記載のATM−LANの着ノード接続規制方法。
  3. 前記反映された接続規制の有効時間は前記着側ATM交換ノード側でタイマーにより自動的に解除されることを特徴とする請求項1記載のATM−LANの着ノード接続規制方法。
  4. 前記反映された接続規制の有効時間は前記着側ATM交換ノード側で手動により解除されることを特徴とする請求項1記載のATM−LANの着ノード接続規制方法。
  5. 前記着呼規制の登録は、接続規制の対象となるATM端末の着アドレスを指定することにより行われることを特徴とする請求項1記載のATM−LANの着ノード接続規制方法。
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