JP3683199B2 - リニアモータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リニアモータの中でも出力が比較的大きい産業用リニアモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
リニアアクチュエータは、情報記憶装置の磁気ヘッドや光ピックなどの移動用としてボイスコイル型リニアモータが用いられており、これらの多くは可動コイルタイプである。
【0003】
このボイスコイル型リニアモータの一例を図10に示す。
一方の側端が解放された円筒形状の外ヨーク101を固定側とし、この外ヨーク101の内側にラジアル着磁したマグネット102を設け、外ヨーク101に対して同軸上に矢印J方向にスライド自在に支持された円筒形状の内ヨーク103を設ける。内ヨーク103は、マグネット102とコイル104とのギャップを均一に保持するようにガイド105に対してガイドローラ106によって支持されている。
【0004】
コイル104に通電すると、コイル104の電流方向と鎖交するマグネット102の磁束方向により、フレミングの左手の法則に従って内ヨーク103が外ヨーク101に対して矢印J方向に移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成は、情報記憶装置などの推力の小さな用途としては好適でも、産業用の高推力を必要とする用途に用いると、体積効率が悪かったり、磁気効率の面で課題がある。
【0006】
具体的には、磁気回路の構成上、内ヨーク103に対して外ヨーク101を全体的に同軸で覆う必要があるため、体積当りの推力が小さく、また、重量的にも重くなる。
【0007】
また、コイルが自由に移動できるように、外ヨークの側端部を解放するか、あるいは外ヨークにスリットを設ける必要がある。
本発明は、ボイスコイル型リニアモータであっても産業用リニアモータとして使用できる比較的出力の大きく、小型で軽量、高推力、高効率を達成するリニアモータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のリニアモータは、複数のボイスコイル型リニアモータユニットを並列配置して構成したリニアモータであって、前記リニアモータユニットは、1つの内ヨークの軸芯方向に沿って複数区間に分けて巻回したコイルを有する内ヨークユニットと、前記内ヨークユニットが挿通され、複数区間のコイルに対向した複数個の外ヨークユニットとで構成され、前記内ヨークユニットの隣り合うコイルを電流の向きが逆になるように配設し、前記外ヨークユニットの筒状中空部を有する外ヨーク内周面に前記コイルとの対向面が単一極のマグネットを設け、隣り合う外ヨークユニットの磁極が異磁極になるように配設し、複数のリニアモータユニットを並行配置するとき、隣接する外ヨークユニットが異磁極になるように外ヨーク同士を連結するとともに、隣接するコイル電流の向きが逆になるように内ヨークユニットを配設することで、複数の前記外ヨークと前記内ヨークと前記マグネットとで閉磁路を形成し、前記コイルに通電することによって、連結した前記外ヨークと前記内ヨークが、前記閉磁路から発生する磁界と前記コイルから発生する磁界との磁気作用で相対移動することを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項2記載のリニアモータは、複数のボイスコイル型リニアモータユニットを並列配置して構成したリニアモータであって、前記リニアモータユニットは、1つの内ヨークに軸芯方向に沿って複数区間に分けてマグネットを設けた内ヨークユニットと、前記内ヨークユニットが挿通され、複数区間のマグネットに対向した複数個の外ヨークユニットとで構成され、前記内ヨークユニットのマグネットは、外周面が単一極で隣り合う区間が異磁極になるように配設し、前記外ヨークユニットは、筒状の中空部を有する外ヨーク内周面にマグネットと対向する軸芯方向に沿って巻回したコイルを有し、隣り合う外ヨークユニットのコイル電流の向きが逆になるように配設し、複数のリニアモータユニットを並行配置するとき、隣接する外ヨークユニットのコイル電流の向きが逆になるように外ヨークを連結するとともに、隣接する内ヨークユニットのマグネットが異磁極になるように配設することで、前記外ヨークと前記内ヨークと前記マグネットとで閉磁路を形成し、前記コイルに通電することによって、連結した前記外ヨークと前記内ヨークが、前記閉磁路から発生する磁界と前記コイルから発生する磁界との磁気作用で相対移動することを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項3記載のリニアモータは、筒状の中空部を有する外ヨークとその中空部内周面のほぼ全面を覆うように固着した環状のマグネットとからなる可動ユニットと、柱状の内ヨークとその外周部に2区間に分けて電流の向きが逆になるように巻回したコイルとからなる固定ユニットと、2つの可動ユニット間を連結して可動ストローク分の一定間隔に保つ保持手段とを備え、前記固定ユニットのコイル電流が互いに逆向きになるように並行に配置し、4区間のコイルに対向させて互いに隣り合うマグネット内周面が異磁極になるように4つの可動ユニットを装着し、固定ユニットの両端部を連結ブロックで連結し、2組の並行配置させた可動ユニットの外ヨーク同士を面接合し、前記連結ブロックの側と前記外ヨークとの間には、前記コイルの外周部とマグネットの内周面とのギャップをほぼ均等に保持するガイド機構を設けたことを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項4記載のリニアモータは、筒状の中空部を有する外ヨークとその中空部内周面のほぼ全面を覆うように固着した環状のマグネットとからなる固定ユニットと、柱状の内ヨークとその外周部に2区間に分けて電流の向きが逆になるように巻回したコイルとからなる可動ユニットと、2つの固定ユニット間を連結して可動ストローク分の一定間隔に保つ保持手段とを備え、前記可動ユニットのコイル電流が互いに逆向きになるように並行に配置し、4区間のコイルに対向させて互いに隣り合うマグネット内周面が異磁極になるように4つの固定ユニットを装着し、可動ユニットの両端部を連結ブロックで連結し、2組の並行配置させた固定ユニットの外ヨーク同士を面接合し、前記連結ブロックの側と前記外ヨークとの間には、前記コイルの外周部とマグネットの内周面とのギャップをほぼ均等に保持するガイド機構を設けたことを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項5記載のリニアモータは、並行して配置された複数の内ヨークと、前記内ヨークにそれぞれ軸芯方向に沿って複数区間に分けてコイル電流が互いに逆向きになるように巻回されたコイルと、互いに並行に延び前記内ヨークが挿通される複数の筒状の中空部を有する複数の外ヨークと、前記外ヨークの中空部の内側に前記コイルとの対向面が単一極のマグネットとを備え、互いに隣り合う前記マグネットの内周面を異磁極に構成し、複数の前記外ヨークと前記内ヨークと前記マグネットとで閉磁路を形成し、前記コイルに通電することによって、連結した前記外ヨークと前記内ヨークが、前記閉磁路から発生する磁界と前記コイルから発生する磁界との磁気作用で相対移動することを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項6記載のリニアモータは、並行して配置された複数の内ヨークと、
前記内ヨークにそれぞれ軸芯方向に沿って複数区間に分けて設けられた外周が単一極のマグネットと、前記内ヨークが挿通される複数の筒状の中空部を有する複数の外ヨークと、前記外ヨークの中空部の内側に前記マグネットに対応してコイル電流が互いに逆向きになるように巻回されたコイルとを備え、互いに隣り合うマグネット同士を異磁極に構成し、複数の前記外ヨークと前記内ヨークと前記マグネットとで閉磁路を形成し、前記コイルに通電することによって、連結した前記外ヨークと前記内ヨークが、前記閉磁路から発生する磁界と前記コイルから発生する磁界との磁気作用で相対移動することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図15に基づいて説明する。
(参考実施例1)
図1〜図4は本発明の(参考実施例1)を示す。
【0015】
図1に示す(参考実施例1)のリニアモータは、複数のボイスコイル型リニアモータユニットを並列配置して構成したリニアモータであって、可動ユニット1aと固定ユニット2aとで構成されるボイスコイル型リニアモータユニットと、可動ユニット1bと固定ユニット2bとで構成されるもう一つのボイスコイル型リニアモータユニットとを結合して構成されている。
【0016】
可動ユニット1を形成する可動ユニット1a,1bのうちの可動ユニット1aは、直方体の磁性体からなる外ヨーク3aの中央部に円筒の中空部3cを備えており、図2に示すように中空部3cの内周面のほぼ全面を同極で覆うようにラジアル方向に着磁したマグネット4aを接着固定している。
【0017】
可動ユニット1bも同様で、直方体の磁性体からなる外ヨーク3bの中央部に円筒の中空部3cを備えており、図2に示すように中空部3cの内周面のほぼ全面を同極で覆うようにラジアル方向に着磁したマグネット4bを接着固定している。
【0018】
固定ユニット2を形成する固定ユニット2a,2bのうちの固定ユニット2aは、外ヨーク3aの中空部3cを貫通する内ヨーク5aを有し、固定ユニット2bは、外ヨーク3bの中空部3cを貫通する内ヨーク5bを有している。
【0019】
円柱で磁性体からなる内ヨーク5a,5bには、外周部を絶縁処理し、その上に軸芯方向に沿ってそれぞれ単一のコイル6a,6bが整列巻回されている。外ヨーク3a,3bの前記マグネット4a,4bは、コイル6a,6bとの対向面が単一極に着磁されている。
【0020】
内ヨーク5a,5bの端部の相互間は磁性体からなる補助ヨーク7a,7bで磁気連結されて固定台9に固定されている。隣接する外ヨーク3a,3bは磁気抵抗が小さくなるように外ヨーク3aの側面3aaと外ヨーク3bの側面3bbとが面接合するように連結板10で連結されている。
【0021】
なお、外ヨーク3aのマグネット4aは、コイル6aとの対向面がS極になるように着磁されており、外ヨーク3bの前記マグネット4bは、コイル6bとの対向面がN極になるように着磁されている。
【0022】
連結板10の両端に取り付けられたスライダー10a,10bは、固定台9に前記内ヨーク5a,5bと並行に、より具体的には平行に配設されたガイドレール8a,8bに係合して、外ヨーク3a,3bのマグネット4a,4bの内周面とコイル6a,6bの外周部とのギャップをほぼ均等に保持した状態で外ヨーク3a,3bが内ヨーク5a,5bの軸心方向(矢印J方向)にスライド自在に支持されており、この実施の形態では、スライダー10a,10bとガイドレール8a,8bとでガイド機構が構成されている。
【0023】
つぎに、磁気回路についてさらに詳しく説明する。
外ヨーク3bのマグネット4bのN極面から出た磁束は、内ヨーク5bから補助ヨーク7a、補助ヨーク7aから隣の内ヨーク5a、内ヨーク5aから外ヨーク3aのマグネット4aのS極からN極面、そして外ヨーク3aのマグネット4aのN極面から外ヨーク3a、外ヨーク3aから元の外ヨーク3b、そして外ヨーク3bのマグネット4bのS極面へと還流して閉磁路φを形成する。
【0024】
内ヨーク5a,5bのコイル6a,6bは、外ヨーク3a,3bのマグネット4a,4bと内ヨーク5a,5bの間にあり、前記マグネット4a,4bの磁束と直交しており、この状態で前記コイル6a,6bに通電すると、スライダー10a,10bとガイドレール8a,8bで支持されている可動ユニット1は、フレミングの左手の法則に従い、軸線方向に移動する。コイル6a,6bの電流の向きを反転させれば、逆方向に移動する。当然のことながら、隣り合うコイル6a,6bに流す電流の向きを反対にして推力方向を同じにしている。
【0025】
このように、可動ユニットと固定ユニットを上述したように構成すれば、特に外ヨークを軽量化しながらマグネットとコイルは全周にわたり推力に寄与するので、体積効率のよい外ヨーク可動型のリニアモータとなる。
【0026】
なお、コイル6a,6bの巻始めと巻終りを補助ヨーク7の端部から少し離しているのは、コイル6a,6bへの通電により外ヨーク3a,3bが必要以上に補助ヨーク7に接近し、マグネット4a,4bの磁束が補助ヨーク7に直接に漏洩するのを防止するためである。
【0027】
また、従来のように可動コイルのためのスリット部など構造上必要とせず、磁気回路上の損失を小さくできる。コイル結線や配線が容易で、安価に実現できる。
【0028】
この(参考実施例1)では2つのユニットの組み合わせで説明したが、図3(a)に示すように横方向に3以上のユニットを並べても、図3(b)に示すように縦横方向に2列以上のユニットを並べても同様に実施できる。この場合も、隣り合うマグネットの内周面は異なる磁極に設定し、コイル電流の向きについても考慮する必要があるが、取り付ける機器のスペースや推力に応じ、ユニットを縦横自由に組み合わせて対応できるメリットがある。
【0029】
また、外ヨークの中空孔部3cは円筒で説明したが、六角孔(または八角孔)に変更しても同様に実施できる。この場合、内ヨークは円柱よりも六角柱(または八角柱)にした方がよい。図4に内ヨーク5a,5bが六角柱の場合を示す。
【0030】
さらに、マグネットの着磁はラジアル着磁がベストであるが、円弧状または板状に複数個に分割して着磁してもよい。特に、内外ヨークを六角または八角形状で構成し、マグネットも同様に6枚(または8枚)の板状に分割して着磁をすれば、マグネットを安価に作ることができる。また、磁気回路に関係しない構造部品には非磁性材料を用いる方がよい。
【0031】
特に、高速往復移動、高推力を必要とする場合、表面を絶縁処理した電気鉄板を積層プレス加工して外ヨークを構成してもよく、さらに、図4に分割線33で示すように半径方向に2分割すれば、渦電流損を低減でき、強力なマグネットの固着が容易となり、内ヨークとの組み付け作業も容易化できる。
【0032】
また、複数対の可動ユニットと固定ユニットとを基本ユニットとしており、用途によって決まるスペースや特性に応じて自在にユニットの組み合わせができ、小型軽量に構成でき、しかも高推力で体積効率のよいリニアモータが得られる。
【0033】
(実施の形態1)
図5と図6は本発明の(実施の形態1)のリニアモータを示す。
(参考実施例1)では内ヨーク5aに対して1個の外ヨーク3a、内ヨーク5bに対して1個の外ヨーク3bが設けられ、内ヨーク5a,5bにはそれぞれ1つのコイル6a,6bが設けられていたが、この(実施の形態1)では、内ヨーク45aに対して2個の外ヨーク43a,43c、内ヨーク45bに対して2個の外ヨーク43b,43dが設けられ、内ヨーク45aには2つのコイル46a,46cが設けられ、内ヨーク45bには2つのコイル46b,46dが設けられている点が異なっている。
【0034】
また、固定ブロック42は2つの内ヨーク45a,45bを有しており、可動ブロック41は4つの外ヨーク43a,43b,43c,43dを有している。外ヨーク43a〜43dは中央部に円筒の中空部を備えており、(参考実施例1)の場合と同様に、中空部の内周面のほぼ全面を同極で覆うようにラジアル方向に着磁したマグネット44a〜44dをそれぞれ接着固定している。
【0035】
互いに並行に、より具体的には平行に配置された内ヨーク45a,45bの端部は、非磁性体の連結ブロック47a,47bで連結されて固定台49に固定されている。
【0036】
隣接する外ヨーク43a,43bは(参考実施例1)の場合と同様に、磁気抵抗が小さくなるように面接合するように連結板40Aで連結され、外ヨーク43c,43dも、磁気抵抗が小さくなるように面接合するように連結板40Bで連結されている。
【0037】
連結板40Aの両端に取り付けられたスライダー40a,40bは、固定台49に前記内ヨーク45a,45bと並行に、より具体的には平行に配設されたガイドレール48a,48bに係合して、外ヨーク43a,43bのマグネット44a,44bの内周面とコイル46a,46bの外周部とのギャップをほぼ均等に保持した状態で外ヨーク43a,43bが内ヨーク45a,45bの軸心方向(矢印J方向)にスライド自在に支持されている。
【0038】
連結板40Bの両端に取り付けられたスライダー40c,40dは、固定台49に前記内ヨーク45a,45bと配設されたガイドレール48a,48bに係合して、外ヨーク43c,43dのマグネット44c,44dの内周面とコイル46c,46dの外周部とのギャップをほぼ均等に保持した状態で外ヨーク43c,43dが前記軸心方向(矢印J方向)にスライド自在に支持されている。連結板40Aと連結板40Bは、保持板50で連結されている。
【0039】
互いに隣接する前記ボイスコイル型リニアモータユニットの外ヨーク43aと外ヨーク43b,外ヨーク43cと外ヨーク43dは、マグネット44a〜44dと対向する内周面を異磁極に構成し、4個の外ヨーク43a〜43dと2本の内ヨーク45a,45bとマグネット44a〜44dとで閉磁路φを形成している。
【0040】
このように構成したため、前記コイル46a〜46dに通電することによって、前記閉磁路φから発生する磁界と互いに隣接して面接合された前記外ヨーク43a〜43dのマグネット44a〜44dとの磁気作用で、前記連結板40Aと連結板40Bと保持板50とで一体に連結された4個の外ヨーク43a〜43dと2本の前記内ヨーク45a,45bが相対移動する。ここでは内ヨーク45a,45bが固定側であって、外ヨーク43a〜43dがスライド移動する。
【0041】
この実施の形態では、スライダー40a〜40dとガイドレール48a,48bとでガイド機構が構成されている。さらに詳しく説明する。固定ユニット42のコイル46aと46c,46bと46dは、内ヨーク45a,45bの外周部を絶縁処理し、その上に、互いの巻方向を逆にして整列巻回している。
【0042】
そして、2組の可動ユニット41aと41b,可動ユニット41cと41dを、互いに隣り合うマグネット44aと44b,44cと44dの内周面がN極とS極の異磁極になるように組み合わせ、隣り合う外ヨーク43同士の外周面を連結する。
【0043】
また、固定ユニット42の隣り合うコイル44aと44b,44cと44dは、その巻方向が逆に巻回され、連結した可動ユニット41a−41bと可動ユニット41c−41dとは、可動ストローク分(1区間のコイル長と、1つの外ヨーク軸方向長の差分)の長さだけ離して保持手段としての保持板50で保持されている。これにより、可動ユニットが2区間にまたがって駆動されることはない。
【0044】
連結した2組の可動ユニットで構成される磁気回路について説明する。
図6に示すように、外ヨーク43bのマグネット44bのN極面から出た磁束は、内ヨーク45bから外ヨーク43dのマグネット44dのS極面、マグネット44dのS極面を経てN極面から出た磁束は外ヨーク43dと外ヨーク43cを経て外ヨーク43cのマグネット44cのS極面を経てN極面から内ヨーク45aに流れ、内ヨーク45aから外ヨーク43aのマグネット44aのS極面、マグネット44aのN極面から出た磁束は外ヨーク43bのS極面に流れて閉磁路φを形成して環流する。
【0045】
そして、全てのコイル46a〜46dはマグネット44a〜44dと内ヨーク45a,45bの間にあり、マグネット44a〜44dの磁束と直交しており、この状態でコイル46a〜46dに通電すると、保持板50で連結された可動ユニット41a〜41dは、ガイドレール48a,48bに案内されて軸線方向(矢印J方向)に移動する。コイル46a〜46dの電流の向きを反転させれば、逆方向に移動する。
【0046】
このとき、2つの2区間のコイルと4つの可動ユニットとで同一方向に合成した推力が生じる。しかしながら、2区間のコイルが通電により発生する起磁力の方向は逆になるので内ヨークが磁気飽和することはない。
【0047】
したがって、(参考実施例1)と比べて、磁気飽和がないので高推力領域まで電流と推力の直線性を確保したリニアモータとなる。
なお、外ヨークの中空孔部や内ヨークの形状、マグネットの形状や着磁、外ヨークの構成などについても単独または組み合せても(参考実施例1)と同様に実施できる。
【0048】
また、図5は内ヨーク45a,45bを固定側として外ヨーク43a,43bを可動側とした外ヨーク(マグネット)可動型リニアモータであったが、内ヨーク45a,45bを可動側とし外ヨーク43a,43bを固定側とした、4つの固定ユニットと2つの可動ユニットとを組み合せた内ヨーク(コイル)可動型リニアモータが得られる。より具体的には、図1の可動側と固定側とを反転させた実施の形態が後述の(参考実施例2)を示す図7であるように、可動側と固定側とを反転させて同様に実施できることは明らかである。
【0049】
(参考実施例2)
図7は本発明の(参考実施例2)のリニアモータを示す。
(参考実施例1)では内ヨーク5a,5bが固定側ユニット2であり、外ヨーク3a,3bが可動側ユニット1であったが、この(参考実施例2)では内ヨーク55a,55bが可動ユニット52、外ヨーク53a,53bが固定ユニット51となっている。その他は(参考実施例1)と同様である。
【0050】
外ヨーク53a,53bは、(参考実施例1)の外ヨーク3a,3bと同じように中空部の内側にマグネット54a,54bを接着固定して構成されており、面接合した状態の外ヨーク53a,53bは、取り付けブロック60で固定台59に固定されている。
【0051】
コイル56aが整列巻きされた内ヨーク55aとコイル56bが整列巻きされた55bとは、互いに並行な状態、より具体的には平行な状態でその両端を補助ヨーク57a,57bで連結され、補助ヨーク57aは両端に取り付けられたスライダー61a,61bを介して、固定台59に前記内ヨーク55a,55bと並行に、より具体的には平行に配設されたガイドレール58a,58bに係合している。補助ヨーク57bは両端に取り付けられたスライダー61c,61dを介して、ガイドレール58a,58bに係合している。
【0052】
マグネット54a,54bの着磁状態を含む磁気回路構成などは(参考実施例1)と同様であるため、その説明を省略する。
このように構成したため、コイル(内ヨーク)可動型でありながら、内ヨーク全体を外ヨークが覆っていないので、従来のようにスリットなど機構的な配慮が不要であり、磁気回路上の損失がなく安価に構成できる。
【0053】
(参考実施例3)
図8は本発明の(参考実施例3)のリニアモータを示す。
図1に示す(参考実施例1)の外ヨーク可動型リニアモータでは、内ヨーク5a,5bにコイル6a,6bが巻回され、外ヨーク3a,3bにはマグネット4a,4bが設けられていたが、この(参考実施例3)に示す外ヨーク可動型では、内ヨーク5a,5bにマグネット76a,76bが接着固定されている。また、外ヨーク3a,3bの中空部73cにはコイル77a,77bが設けられている。
【0054】
図8ではコイル77bを見せるように連結板10の片側を切り欠いて図示されているが、(参考実施例1)を示す図1と同じようにスライダー10a,10bを介してガイドレール8a,8bに係合している。
【0055】
内ヨーク5aの周面を覆うマグネット76aはコイル77aとの対向面がN極面になるように着磁されており、内ヨーク5bの周面を覆うマグネット76bはコイル77bとの対向面がS極面になるように着磁されている。
【0056】
磁気回路は、内ヨーク5aの周面を覆うマグネット76aのN極面から出た磁束が、外ヨーク3aから外ヨーク3bを経て内ヨーク5bの周面を覆うマグネット76bのS極面、マグネット76bのN極面から出た磁束は内ヨーク5bと補助ヨーク7aを介して内ヨーク5aからマグネット76aのS極面に流れて閉磁路φを形成して環流する。
【0057】
このように構成したため、コイル77a,77bに通電すると、可動ユニット1が軸線方向(矢印J方向)に移動する。コイル77a,77bの電流の向きを反転させれば、逆方向に移動する。
【0058】
なお、図1の可動側と固定側とを反転させた実施の形態が図7であったように、この図8に示した(参考実施例3)の場合も同様に可動側と固定側とを反転させても同様に実施できることは明らかである。
【0059】
(実施の形態2)
図9は本発明の(実施の形態2)のリニアモータを示す。
図5に示す(実施の形態1)の外ヨーク可動型リニアモータでは、内ヨーク45a,45bにコイル46a〜46dが巻回され、外ヨーク43a〜43dにはマグネット44a〜44dが設けられていたが、この(実施の形態2)に示す外ヨーク可動型では、筒状の中空部を有する複数、ここでは2個の外ヨーク43a,43bと、外ヨーク43a,43bの中空部を貫通する2本の内ヨーク45a,45bと、外ヨーク43a,43bの中空部の内側に取り付けられ前記内ヨーク45a,45bの軸芯方向に沿ってそれぞれ2区間に分けて巻回されたコイル94aと94c,94bと94dと、内ヨーク45a,45bの周面を覆うように取り付けられたマグネット96a〜96dとで構成されている。
【0060】
前記マグネット96a,96cは、2区間に分けて周面を覆うように内ヨーク45aに接着固定され、前記マグネット96b,96dは、2区間に分けて周面を覆うように内ヨーク45bに接着固定されている。
【0061】
図9ではコイル94b,94dを見せるように連結板40A,40Bの片側を切り欠いて図示されているが、(実施の形態1)を示す図5と同じように連結板40Aはスライダー40a,40bを介してガイドレール48a,48bに係合し、連結板40Bはスライダー40c,40dを介してガイドレール48a,48bに係合している。
【0062】
内ヨーク45aの周面を覆うマグネット96aはコイル94aとの対向面がN極面になるように着磁されており、マグネット96cはコイル94cとの対向面がS極面になるように着磁されている。
【0063】
内ヨーク45bの周面を覆うマグネット96bはコイル94bとの対向面がS極面になるように着磁されており、マグネット96dはコイル94aとの対向面がN極面になるように着磁されている。
【0064】
磁気回路は、内ヨーク5aの周面を覆うマグネット96aのN極面から出た磁束が、外ヨーク43aから外ヨーク43bを経て内ヨーク45bの周面を覆うマグネット96bのS極面に流れ、マグネット96bのN極面から出た磁束は内ヨーク45bからマグネット96dのS極面に流れ、マグネット96dのN極面から外ヨーク43bと外ヨーク43aを経てマグネット96cのS極面に流れ、マグネット96cのN極面から出た磁束は内ヨーク45aからマグネット76aのS極面に流れて閉磁路φを形成して環流する。
【0065】
このように構成したため、コイル94a〜94dに通電すると、可動ユニット1が軸線方向(矢印J方向)に移動する。コイル94a,94bの電流の向きを反転させれば、逆方向に移動する。
【0066】
なお、この(実施の形態2)の可動ユニット41は、外ヨーク43aの両端にコイル94a,94cを設け、外ヨーク43bの両端にコイル94b,94dを設け、2つの外ヨークを有していたが、(実施の形態1)のようにコイル94a〜94dを別々の外ヨークに設けて構成することもできる。
【0067】
これはまた、(実施の形態1)の可動ユニット41も(実施の形態2)と同様に2つの外ヨークで構成できることを意味している。
上記の図1,図5,図7では、外ヨークの中空部に設けたマグネットは、短冊状のものを前記中空部の内周面に多数設けて環状のマグネットを構成したが、目的の着磁パターンに着磁された単一の環状のマグネットをそれぞれ設けて構成することもできる。
【0068】
なお、図9は内ヨーク45a,45bを固定側として外ヨーク43a,43bを可動側とした外ヨーク(コイル)可動型リニアモータであったが、内ヨーク45a,45bを可動側とし外ヨーク43a,43bを固定側とした、内ヨーク(マグネット)可動型リニアモータが得られる。より具体的には、図1の可動側と固定側とを反転させた実施の形態が図7であるように、可動側と固定側とを反転させて同様に実施できることは明らかである。
【0069】
(参考実施例4)
なお、図1では可動ユニット1aと可動ユニット1bを面接合して可動側を構成したが、この両者の可動ユニット1aと可動ユニット1bを一体に構成して図11に示すようにも構成できる。
【0070】
具体的には、図11に示すように、互いに並行に延びる複数の筒状の中空部3c,3ccを有する外ヨーク3abとその中空部内周面に固着した環状のマグネット4a,4bとから可動ユニット1を構成し、この可動ユニット1の前記中空部3c,3ccを貫通する柱状の複数の内ヨーク5a,5bとその各外周部に巻回したコイル6a,6bとからなる固定ユニット2a,2bを設け、固定ユニット2a,2bの前記内ヨークの端部を補助ヨーク7a,7bで連結し、前記可動ユニット1の互いに隣り合う前記中空部3c,3ccに設けられた前記マグネット4a,4bは、内周面が異磁極になるように配設し、前記内ヨーク5a,5bの端部と前記外ヨーク3abとの間に、前記コイル6a,6bの外周部とマグネット4a,4bの内周面とのギャップをほぼ均等に保持するガイド機構となるガイドレール8a,8bとスライダー10a,10bを設けて構成する。その他は図1と同様である。
【0071】
この図11では可動ユニット1に2つの中空部3c,3ccを形成した場合を例に挙げて説明したが、図3(a)または(b)に示した場合に相当するように、互いに並行に延びる3つまたは4つあるいはそれ以上の筒状の中空部を設けて図11と同様に構成することもできる。さらに、ここでは可動ユニット1が固定ユニット2a,2bに対して移動したが、図7の場合と同様にして図13に示したように固定ユニット2a,2bが可動ユニット1に対して移動する場合も同様である。
【0072】
(実施の形態3)
なお、図5では外ヨーク43aと外ヨーク43bを面接合し、外ヨーク43cと外ヨーク43dを面接合して可動側を構成したが、この両者の外ヨーク43aと外ヨーク43bを一体に構成し、外ヨーク43cと外ヨーク43dを一体に構成して図12に示すようにも構成できる。
【0073】
具体的には、図12に示すように、外ヨーク43abは、互いに並行に延びる複数の筒状の中空部3c,3ccを有する。外ヨーク43cdは、互いに並行に延びる複数の筒状の中空部3c,3ccを有する。その他は図5と同様である。
【0074】
この図12では外ヨーク43ab,43cdに2つの中空部3c,3ccを形成した場合を例に挙げて説明したが、図3(a)または(b)に示した場合に相当するように、互いに並行に延びる3つまたは4つあるいはそれ以上の筒状の中空部を設けて図12と同様に構成することもできる。さらに、ここでは外ヨーク43ab,43cdが内ヨーク45a,45bに対して移動したが、図11を図13のように変更した場合と同様に内ヨーク45a,45bが外ヨーク43ab,43cdに対して移動する場合も同様である。
【0075】
(参考実施例5)
なお、図8では外ヨーク3aと外ヨーク3bを面接合して可動側を構成したが、この両者の外ヨーク3aと外ヨーク3bを一体に構成して図14に示すようにも構成できる。
【0076】
具体的には、図14に示すように、外ヨーク3abは、互いに並行に延びる複数の筒状の中空部73c,73ccを有する。その他は図8と同様である。
この図14では外ヨーク3abに2つの中空部3c,3ccを形成した場合を例に挙げて説明したが、図3(a)または(b)に示した場合に相当するように、互いに並行に延びる3つまたは4つあるいはそれ以上の筒状の中空部を設けて図12と同様に構成することもできる。さらに、ここでは外ヨーク3abが内ヨーク5a,5bに対して移動したが、図11を図13のように変更した場合と同様に内ヨーク5a,5bが外ヨーク3abに対して移動する場合も同様である。
【0077】
(実施の形態4)
なお、図9では外ヨーク43aと外ヨーク43bを面接合し、外ヨーク43cと外ヨーク43dを面接合して可動側を構成したが、この両者の外ヨーク43aと外ヨーク43bを一体に構成して図15に示すようにも構成できる。
【0078】
具体的には、図15に示すように、外ヨーク43abは、互いに並行に延びる複数の筒状の中空部3c,3ccを有する。その他は図5と同様である。
この図15では外ヨーク43abに2つの中空部3c,3ccを形成した場合を例に挙げて説明したが、図3(a)または(b)に示した場合に相当するように、互いに並行に延びる3つまたは4つあるいはそれ以上の筒状の中空部を設けて図15と同様に構成することもできる。さらに、ここでは外ヨーク43abが内ヨーク45a,45bに対して移動したが、図11を図13のように変更した場合と同様に内ヨーク45a,45bが外ヨーク43abに対して移動する場合も同様である。
【0079】
上記の各実施の形態ならびにその組み合わせで実現できる本発明のリニアモータは、具体的には、各種産業機器に使用されるX−Yテーブルの駆動源として採用することによって、装置全体の小型化、軽量化、高効率などを実現することができる。
【0080】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、用途や特性に応じてユニットの組み合せを変更してリニアモータを構成することができ、比較的出力が大きく、小型で軽量、高推力、高効率といった産業用リニアモータとして要求される性能を、ボイスコイル型リニアモータであっても達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の(参考実施例1)のリニアモータの斜視図
【図2】 本発明における実施の形態の外ヨークの分解斜視図
【図3】 本発明における実施の形態の変形例(横3列と縦横2列)を説明する要部断面図
【図4】 本発明における実施の形態の変形例(内ヨークが六角柱)を説明する要部断面図
【図5】 本発明の(実施の形態1)のリニアモータの斜視図
【図6】 同実施の形態1の磁路を説明する斜視図
【図7】 本発明の(参考実施例2)のリニアモータの一部切り欠き斜視図
【図8】 本発明の(参考実施例3)のリニアモータの一部切り欠き斜視図
【図9】 本発明の(実施の形態2)のリニアモータの一部切り欠き斜視図
【図10】 従来のリニアモータの断面図
【図11】 本発明の(参考実施例4)のリニアモータの斜視図
【図12】 本発明の(実施の形態3)のリニアモータの斜視図
【図13】 本発明の(参考実施例4)のリニアモータの別の例を示す斜視図
【図14】 本発明の(参考実施例5)のリニアモータの一部切り欠き斜視図
【図15】 本発明の(実施の形態4)のリニアモータの一部切り欠き斜視図
【符号の説明】
1,41,52 可動ユニット
2,42,51 固定ユニット
3a,3b,43a〜43d,53a,53b 外ヨーク
3c 外ヨークの中空部
33 分割線
4a,4b,44a〜44d,54a,54b,76a,76b,96a〜96d マグネット
5a,5b,45a,45b,55a,55b,55 内ヨーク
6a,6b,46a〜46d,56a,56b,77a,77b,94a〜94d コイル
7a,7b,57a,57b 補助ヨーク
47a,47b 連結ブロック
8a,8b,48a,48b,58a〜58d ガイドレール
9,49,59 固定台
10a,10b,40a〜40d,61a〜61d スライダー
10,40A,40B 連結板
50 保持板
60 取り付けブロック
φ 閉磁路
Claims (6)
- 複数のボイスコイル型リニアモータユニットを並列配置して構成したリニアモータであって、
前記リニアモータユニットは、1つの内ヨークの軸芯方向に沿って複数区間に分けて巻回したコイルを有する内ヨークユニットと、前記内ヨークユニットが挿通され、複数区間のコイルに対向した複数個の外ヨークユニットとで構成され、
前記内ヨークユニットの隣り合うコイルを電流の向きが逆になるように配設し、前記外ヨークユニットの筒状中空部を有する外ヨーク内周面に前記コイルとの対向面が単一極のマグネットを設け、隣り合う外ヨークユニットの磁極が異磁極になるように配設し、
複数のリニアモータユニットを並行配置するとき、隣接する外ヨークユニットが異磁極になるように外ヨーク同士を連結するとともに、隣接するコイル電流の向きが逆になるように内ヨークユニットを配設することで、
前記外ヨークと前記内ヨークと前記マグネットとで閉磁路を形成し、
前記コイルに通電することによって、連結した前記外ヨークと前記内ヨークが、前記閉磁路から発生する磁界と前記コイルから発生する磁界との磁気作用で相対移動するリニアモータ。 - 複数のボイスコイル型リニアモータユニットを並列配置して構成したリニアモータであって、
前記リニアモータユニットは、1つの内ヨークに軸芯方向に沿って複数区間に分けてマグネットを設けた内ヨークユニットと、前記内ヨークユニットが挿通され、複数区間のマグネットに対向した複数個の外ヨークユニットとで構成され、
前記内ヨークユニットのマグネットは、外周面が単一極で隣り合う区間が異磁極になるように配設し、前記外ヨークユニットは、筒状の中空部を有する外ヨーク内周面にマグネットと対向する軸芯方向に沿って巻回したコイルを有し、隣り合う外ヨークユニットのコイル電流の向きが逆になるように配設し、
複数のリニアモータユニットを並行配置するとき、隣接する外ヨークユニットのコイル電流の向きが逆になるように外ヨークを連結するとともに、隣接する内ヨークユニットのマグネットが異磁極になるように配設することで、
前記外ヨークと前記内ヨークと前記マグネットとで閉磁路を形成し、
前記コイルに通電することによって、連結した前記外ヨークと前記内ヨークが、前記閉磁路から発生する磁界と前記コイルから発生する磁界との磁気作用で相対移動するリニアモータ。 - 筒状の中空部を有する外ヨークとその中空部内周面のほぼ全面を覆うように固着した環状のマグネットとからなる可動ユニットと、
柱状の内ヨークとその外周部に2区間に分けて電流の向きが逆になるように巻回したコイルとからなる固定ユニットと、
2つの可動ユニット間を連結して可動ストローク分の一定間隔に保つ保持手段とを備え、
前記固定ユニットのコイル電流が互いに逆向きになるように並行に配置し、4区間のコイルに対向させて互いに隣り合うマグネット内周面が異磁極になるように4つの可動ユニットを装着し、固定ユニットの両端部を連結ブロックで連結し、2組の並行配置させた可動ユニットの外ヨーク同士を面接合し、前記連結ブロックの側と前記外ヨークとの間には、前記コイルの外周部とマグネットの内周面とのギャップをほぼ均等に保持するガイド機構を設けたリニアモータ。 - 筒状の中空部を有する外ヨークとその中空部内周面のほぼ全面を覆うように固着した環状のマグネットとからなる固定ユニットと、
柱状の内ヨークとその外周部に2区間に分けて電流の向きが逆になるように巻回したコイルとからなる可動ユニットと、
2つの固定ユニット間を連結して可動ストローク分の一定間隔に保つ保持手段とを備え、
前記可動ユニットのコイル電流が互いに逆向きになるように並行に配置し、4区間のコイルに対向させて互いに隣り合うマグネット内周面が異磁極になるように4つの固定ユニットを装着し、可動ユニットの両端部を連結ブロックで連結し、2組の並行配置させた固定ユニットの外ヨーク同士を面接合し、前記連結ブロックの側と前記外ヨークとの間には、前記コイルの外周部とマグネットの内周面とのギャップをほぼ均等に保持するガイド機構を設けたリニアモータ。 - 並行して配置された複数の内ヨークと、
前記内ヨークにそれぞれ軸芯方向に沿って複数区間に分けてコイル電流が互いに逆向きになるように巻回されたコイルと、
互いに並行に延び前記内ヨークが挿通される複数の筒状の中空部を有する複数の外ヨークと、
前記外ヨークの中空部の内側に前記コイルとの対向面が単一極のマグネットとを備え、互いに隣り合う前記マグネットの内周面を異磁極に構成し、
複数の前記外ヨークと前記内ヨークと前記マグネットとで閉磁路を形成し、
前記コイルに通電することによって、連結した前記外ヨークと前記内ヨークが、前記閉磁路から発生する磁界と前記コイルから発生する磁界との磁気作用で相対移動するリニアモータ。 - 並行して配置された複数の内ヨークと、
前記内ヨークにそれぞれ軸芯方向に沿って複数区間に分けて設けられた外周が単一極のマグネットと、
前記内ヨークが挿通される複数の筒状の中空部を有する複数の外ヨークと、
前記外ヨークの中空部の内側に前記マグネットに対応してコイル電流が互いに逆向きになるように巻回されたコイルとを備え、互いに隣り合うマグネット同士を異磁極に構成し、
複数の前記外ヨークと前記内ヨークと前記マグネットとで閉磁路を形成し、
前記コイルに通電することによって、連結した前記外ヨークと前記内ヨークが、前記閉磁路から発生する磁界と前記コイルから発生する磁界との磁気作用で相対移動するリニアモータ。
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