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JP3689581B2 - 粉体含有化粧料 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メークアップ化粧料などに好適な、粉体を含有する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
メークアップ化粧料で最も問題になるのは、そのメークアップ化粧料による化粧仕上がりが美しいことと、その化粧仕上がりが綺麗に長く持続することである。化粧仕上がりの向上に対しては、種々の粉体原料の開発により、従来に比べて著しく進歩してきた。この様な粉体原料としては、例えば、不自然な白さを目立たなくさせながら、充分なカバー力を有する、ドープ型二酸化チタンやドープ型酸化亜鉛などの原料、化粧仕上がりの不自然さを改善し、自然で柔らかい化粧仕上がりを作り出す、薄片状シリカ、メチルシロキサン網状重合体などの種々の珪素化合物が使用されている。しかしながら、この様な粉体原料を使用することにより、皮膚との密着感が損なわれ、化粧料もちがわるくなる様な現象が現れた。この様な化粧もちの低減は、高粘度シリコーンやシリコンエラストマーなどを使用することにより改善されるが、この様な原料を使用することにより、経時的にくすむ等化粧仕上がりの持続性に問題が生じてしまう場合があり、この克服が望まれていた。
【0003】
一方、蔗糖テトライソステアレートは既に公知の物質であるが、このものを化粧料に含有させることも、粉体とともに使用することも、このものを粉体とともに使用することにより、仕上がりの持続性を損ねることなく粉体類の密着性を向上させ、化粧もちを改善することは全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、メークアップ化粧料などの粉体含有化粧料の仕上がりの持続性を損ねることなく粉体類の密着性を向上させ、化粧もちを改善することを課題とする。
【0005】
【課題解決するための手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、メークアップ化粧料などの粉体含有化粧料の仕上がりの持続性を損ねることなく粉体類の密着性を向上させ、化粧もちを改善するべく鋭意研究努力を重ねた結果、粉体含有化粧料に蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステルを含有させることにより、この様な化粧もちの改善が可能であることを見出し、発明を完成させるに至った。以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の粉体含有化粧料の必須成分である蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステル
本発明の粉体含有化粧料は、蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステルを含有することを特徴とする。蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステルは、蔗糖の個の水酸基の何れか1個乃至は全部が分岐(C〜C20)脂肪酸とのエステルを形成したものであって、分岐(C〜C20)脂肪酸としては、例えば、イソステアリン酸、2−エチルヘキサン酸等が好ましく例示できる。又、エステル化度は1、2、3、4、5、6、7、8の何れもが可能であるが、その物性の面からは4が特に好ましい。又、エステル化する脂肪酸は分岐(C〜C20)脂肪酸から選ばれる1種乃至は2種以上のみで構成されていても良いし、直鎖脂肪酸やヒドロキシ脂肪酸、C21以上の直鎖又は分岐脂肪酸、C以下の直鎖又は分岐の脂肪酸を含んで構成されていても良い。最も好ましいものは、分岐脂肪酸のみで構成されていることであり、より好ましくは分岐(C〜C20)脂肪酸のみで構成されていることである。この様な蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステルは、分岐脂肪酸をクロロホルムなどを溶媒として塩化チオニル反応させ、酸クロライドを作成し、これをピリジンやトリエチルアミン等を溶媒として、蔗糖に反応させ、減圧蒸留やシリカゲル等を担体としたカラムクロマトグラフィーで精製することにより得ることが出来る。このエステル化反応時に、化学量比を変えることにより、任意のエステル価のものを主成分として得ることが出来る。かくして得られた蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステルは何れも文献未記載の化合物である。これら蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステルは、粉体含有化粧料に於いて、仕上がりの持続性を損ねることなく粉体類の密着性を向上させ、化粧もちを改善する作用を有する。本発明の粉体化粧料に於いては、これら蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステルは唯一種のみを含有することもできるし、2種以上を組み合わせて含有することもできる。本発明の粉体含有化粧料に於ける、蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステルの好ましい含有量は、総量で0.05〜30重量%であり、更に好ましくは0.1〜10重量%である。これは多すぎると他の含有成分の自由度を阻害することがあり、少なすぎると化粧もち向上効果を発揮しない場合があるからである。
【0007】
<製造例1>
100gのイソステアリン酸を1lのクロロホルムに溶かして、氷冷しながら塩化チオニル100mlを滴下し、室温に戻し24時間撹拌した。反応終了後、減圧で残余の塩化チオニルとクロロホルムとを留去した。このものを300mlのクロロホルムに溶解させた。別途、蔗糖10gをピリジン1l中に分散させ、氷冷しておいた。これに氷冷下、前記クロロホルム溶液を徐々に加え、室温に戻し、24時間反応させた。減圧留去した後、ベンゼン500mlに溶かし、シリカゲルカラムに流した。更に、2lのベンゼンを流し、溶出分を分液ロートに移し、1lの飽和炭酸ナトリウム水溶液で3回洗い、更に飽和食塩水で2回洗い、ベンゼン層を取り、濃縮した。このものを濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、(溶出溶媒;ノルマルヘキサン、ノルマルヘキサン:ジイソプロピルエーテル=95:5→0:100、ジイソプロピルエーテル:メタノール=95:5→5:5)蔗糖のモノイソステアレート、ジイソステアレート、トリイソステアレート、テトライソステアレート、ペンタイソステアレート及びヘキサイソステアレートを得た。エステルの形成は、IRスペクトルにより確認し、エステル価度は13C−NMRより確認した。
【0008】
<製造例2>
製造例1のイソステアリン酸を2−エチルヘキサン酸に変え、同様に処理し、蔗糖の2−エチルヘキサン酸モノエステル、2−エチルヘキサン酸ジエステル、2−エチルヘキサン酸トリエステル、2−エチルヘキサン酸テトラエステル、2−エチルヘキサン酸ペンタエステル及び2−エチルヘキサン酸ヘキサエステルを得た。
【0009】
(2)本発明の粉体含有化粧料
本発明の粉体含有化粧料は、上記蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステルを含有することを特徴とする。ここで、本発明で言う粉体含有化粧料とは、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、セリサイト、タルク、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ、固形シリコーン類等の粉体を含有する化粧料の総称であって、具体的には、例えば、アンダーメークアップ化粧料、ファンデーション、フェイスパウダー、プレストパウダー、リップカラー、チークカラー、アイカラー、アイライナー、スポットカバー、ハイライト、マスカラ、ネイルカラー等のメークアップ化粧料やサンケアミルク、サンケアパウダー等の紫外線防護化粧料、サンカムローション等の抗炎症化粧料等が例示できる。これらの内では、メークアップ化粧料に適用することが好ましく、中でもオイルゲルのメークアップ化粧料に適用することが好ましい。これは最大限、含有されている粉体類の光学効果を生かすことが出来るからである。粉体としては、粉体そのままのものでも、ハイドロキシメチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属石鹸、パーフルオロアルキルシランカップリング剤、パーフルオロアルキル燐酸エステル、ポリ燐酸乃至はその塩、シリカゲル被覆、酸化ジルコニウム被覆等で表面を処理したものでも適用可能である。本発明の必須成分である、蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステルは、
不自然な白さを目立たなくさせながら、充分なカバー力を有する、ドープ型二酸化チタンやドープ型酸化亜鉛、酸化鉄・二酸化チタン燒結体等の2種以上の金属酸化物の燒結体などの複合金属酸化物や化粧仕上がりの不自然さを改善し、自然で柔らかい化粧仕上がりを作り出す、薄片状シリカ、メチルシロキサン網状重合体などの種々の珪素化合物等の光学効果に優れる粉体類の光学効果を損なうことなく密着性を向上させ、化粧もちを向上させる効果を有するので、この様な粉体類とともに用いることが特に好ましい。
【0010】
本発明の粉体含有化粧料は、上記の粉体類以外にも、通常化粧料で使用されている任意成分を、本発明の効果を損ねない範囲に於いて、含有することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素類等が好ましく例示できる。これらを常法に従って処理することにより、本発明の粉体含有化粧料は得ることが出来る。
【0011】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0012】
<実施例1>以下に示す処方に従って、化粧料を作成した。即ち、処方中のイの成分をヘンシェルミキサーで良く混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、予め90℃で加熱溶解しておいたロの成分に加え、混合した後、ホットロールにかけ、金皿に流し込み、加温プレスし、冷却して本発明の粉体含有化粧料である、オイルゲル剤形のファンデーション1を得た。

二酸化チタン 16 重量部
酸化鉄・二酸化チタン燒結粉体 5 重量部
酸化ジルコニウム被覆鉄ドープ型二酸化チタン 2 重量部
シリカゲル 10 重量部
シリコーン処理メチルシロキサン網状重合体 3 重量部
パーフルオロアルキル燐酸処理チタンセリサイト 5 重量部
酸化鉄 5 重量部
薄片状シリカ 3 重量部
グンジョウ 0.5重量部
シリコーン処理タルク 2.5重量部

ホホバオイル 10 重量部
スクワラン 10 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 5 重量部
蔗糖テトライソステアリン酸エステル 2 重量部
2−エチルヘキサン酸セチル 8 重量部
マイクロクリスタリンワックス 2 重量部
低分子量ポリエチレン 2 重量部
ソルビタンセスキオレート 1 重量部
POE(10)ソルビタンセスキオレート 0.5重量部
カルナウバワックス 1.5重量部
マカデミアナッツ油 3 重量部
ローズヒップ油 1 重量部
アーモンドオイル 2 重量部
【0013】
<実施例2>以下に示す処方に従って、化粧料を作成した。即ち、処方中のイの成分をヘンシェルミキサーで良く混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、予め90℃で加熱溶解しておいたロの成分に加え、混合した後、ホットロールにかけ、金皿に流し込み、加温プレスし、冷却して本発明の粉体含有化粧料である、オイルゲル剤形のファンデーション2を得た。

二酸化チタン 16 重量部
酸化鉄・二酸化チタン燒結粉体 5 重量部
酸化ジルコニウム被覆鉄ドープ型二酸化チタン 2 重量部
シリカゲル 10 重量部
シリコーン処理メチルシロキサン網状重合体 3 重量部
パーフルオロアルキル燐酸処理チタンセリサイト 5 重量部
酸化鉄 5 重量部
薄片状シリカ 3 重量部
グンジョウ 0.5重量部
シリコーン処理タルク 2.5重量部

ホホバオイル 2 重量部
スクワラン 10 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 5 重量部
蔗糖テトライソステアリン酸エステル 10 重量部
2−エチルヘキサン酸セチル 8 重量部
マイクロクリスタリンワックス 2 重量部
低分子量ポリエチレン 2 重量部
ソルビタンセスキオレート 1 重量部
POE(10)ソルビタンセスキオレート 0.5重量部
カルナウバワックス 1.5重量部
マカデミアナッツ油 3 重量部
ローズヒップ油 1 重量部
アーモンドオイル 2 重量部
【0014】
<実施例3>
上記、ファンデーション1、2を用いて使用テストを行い、本発明の粉体含有化粧料の効果を調べた。対照としては、ファンデーション1の蔗糖のイソステアリン酸テトラエステルをホホバオイルに置換したもの(対照例1)を用い、比較例としては、ファンデーション1の蔗糖のイソステアリン酸テトラエステルをトリグリセリンテトライソステアレートに置換したもの(比較例1)を用いた。これらのサンプルをそれぞれ無作為に抽出した女性パネラー10名つに渡し、28日間連続使用してもらった。使用に於ける評価をアンケートで答えてもらい、これらのファンデーションを評価した。アンケート項目は、化粧仕上がりの美しさ、化粧仕上がりの持続性、化粧料としての満足度であり、評価は++:非常によい、+:良い、±:普通、−:悪いで答えてもらった。結果を出現例数として、表1に示す。この表より、本発明の化粧料は、粉体の持つ光学的特質を損なうことなく、密着性を向上させ、持続性、即ち、化粧もちが向上していることがわかる。これは、蔗糖分岐(C〜C20)脂肪酸エステル以外の他の化粧料原料では置き換えられないことがわかる。
【0015】
【表1】
Figure 0003689581
【0016】
比較例2>以下に示す処方に従って、化粧料を作成した。即ち、処方中のイの成分をヘンシェルミキサーで良く混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、予め90℃で加熱溶解しておいたロの成分に加え、混合した後、ホットロールにかけ、金皿に流し込み、加温プレスし、冷却して本発明の粉体含有化粧料である、オイルゲル剤形のファンデーション3を得た。このものは、ファンデーション2に比較してやや化粧持続性向上作用に於いて劣るもの、ファンデーション2と同様に優れたメークアップ化粧料であった。

二酸化チタン 16 重量部
酸化鉄・二酸化チタン燒結粉体 5 重量部
酸化ジルコニウム被覆鉄ドープ型二酸化チタン 2 重量部
シリカゲル 10 重量部
シリコーン処理メチルシロキサン網状重合体 3 重量部
パーフルオロアルキル燐酸処理チタンセリサイト 5 重量部
酸化鉄 5 重量部
薄片状シリカ 3 重量部
グンジョウ 0.5重量部
シリコーン処理タルク 2.5重量部

ホホバオイル 2 重量部
スクワラン 10 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 5 重量部
蔗糖トリイソステアリン酸エステル 10 重量部
2−エチルヘキサン酸セチル 8 重量部
マイクロクリスタリンワックス 2 重量部
低分子量ポリエチレン 2 重量部
ソルビタンセスキオレート 1 重量部
POE(10)ソルビタンセスキオレート 0.5重量部
カルナウバワックス 1.5重量部
マカデミアナッツ油 3 重量部
ローズヒップ油 1 重量部
アーモンドオイル 2 重量部
【0017】
比較例3>以下に示す処方に従って、化粧料を作成した。即ち、処方中のイの成分をヘンシェルミキサーで良く混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、予め90℃で加熱溶解しておいたロの成分に加え、混合した後、ホットロールにかけ、金皿に流し込み、加温プレスし、冷却して本発明の粉体含有化粧料である、オイルゲル剤形のファンデーション4を得た。このものは、ファンデーション2に比較してやや化粧持続性向上作用に於いて劣るもの、ファンデーション2と同様に優れたメークアップ化粧料であった。

二酸化チタン 16 重量部
酸化鉄・二酸化チタン燒結粉体 5 重量部
酸化ジルコニウム被覆鉄ドープ型二酸化チタン 2 重量部
シリカゲル 10 重量部
シリコーン処理メチルシロキサン網状重合体 3 重量部
パーフルオロアルキル燐酸処理チタンセリサイト 5 重量部
酸化鉄 5 重量部
薄片状シリカ 3 重量部
グンジョウ 0.5重量部
シリコーン処理タルク 2.5重量部

ホホバオイル 2 重量部
スクワラン 10 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 5 重量部
蔗糖2−エチルヘキサン酸テトラエステル 10 重量部
2−エチルヘキサン酸セチル 8 重量部
マイクロクリスタリンワックス 2 重量部
低分子量ポリエチレン 2 重量部
ソルビタンセスキオレート 1 重量部
POE(10)ソルビタンセスキオレート 0.5重量部
カルナウバワックス 1.5重量部
マカデミアナッツ油 3 重量部
ローズヒップ油 1 重量部
アーモンドオイル 2 重量部
【0018】
<実施例>下記に示す処方に従って、サンケア化粧料を作成した。即ち、ロの成分をヘンシェルミキサーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながら、ロの成分を徐々に加え、これを1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで仕上げ粉砕し、金皿に詰め加圧成形して、サンケア化粧料を得た。このもののは化粧持続性に優れる為、優れた紫外線防護効果が認められた。

シリコーン処理鉄ドープ二酸化チタン 30 重量部
パーフルオロ処理チタンセリサイト 10 重量部
シリコーン処理セリサイト 20 重量部
シリコーン処理マイカ 20 重量部

パラメトキシ桂皮酸−2−エチルヘキシル 10 重量部
蔗糖テトライソステアリン酸エステル 10 重量部
【0019】
<実施例>下記に示す処方に従って、サンケアローションを作成した。即ち、イ、ロ、ハ、ニをそれぞれ80℃に加熱し、イとロとを良く混練りし、これにハを加えて希釈し、ホを分散させて、これに徐々にニを加えて乳化し、撹拌冷却し、サンケアローションを得た。このものは、化粧もちに優れるため、優れた紫外線防護作用を示した。イ
70%マルチトール水溶液 5 重量部
グリセリン 2 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部

トリグリセリンジイソステアレート 5 重量部

流動パラフィン 10 重量部
カルナウバワックス 12 重量部
蔗糖テトライソステアリン酸エステル 3 重量部

水 43 重量部

鉄ドープ二酸化チタン 15 重量部
【0020】
<実施例>下記に示す処方に従って、リップカラーを作成した。即ち、処方成分を95℃で加熱溶解・分散させ、これをホットロールで均一化し、再度95℃に加熱した後、金型に流し込み、冷却固化させて、容器に装着し、リップカラーを得た。このものは、蔗糖テトライソステアレートをグリセリルトリイソステアレートに置換した比較品に比べ、優れた密着性を有し、タバコやカップ等に色移りがしにくく、化粧もちが優れていた。
スクワラン 20 重量部
ヒマシ油 15 重量部
カルナウバワックス 10 重量部
モクロウ 5 重量部
ビーズワックス 5 重量部
ポリエチレン 3 重量部
固形パラフィン 5 重量部
ラノリン 10 重量部
マイクロクリスタリンワックス 2 重量部
トリグリセリルイソオクタネート 5 重量部
水添牛脂 5 重量部
蔗糖テトライソステアレート 5 重量部
赤色226号 5 重量部
黄色4号アルミニウムレーキ 4 重量部
チタンマイカ 0.5重量部
ソルビタンセスキオレート 0.5重量部
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、メークアップ化粧料などの粉体含有化粧料の仕上がりの持続性を損ねることなく粉体類の密着性を向上させ、化粧もちを改善することが出来る。

Claims (6)

  1. 蔗糖テトライソステアリン酸エステルを含有することを特徴とする、粉体含有化粧料。
  2. 粉体の構成に、複合金属酸化物が少なくとも1種含まれることを特徴とする、請求項1に記載の粉体含有化粧料。
  3. 粉体の構成に、ドープ型二酸化チタン、ドープ型酸化亜鉛及び酸化鉄・二酸化チタン燒結体から選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の粉体含有化粧料。
  4. 粉体の構成に、珪素化合物を含有することを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の粉体含有化粧料。
  5. 粉体の構成に、薄片状シリカ、メチルシロキサン網状重合体及び煙霧状シリカゲルから選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の粉体含有化粧料。
  6. オイルゲル剤形であることを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の粉体含有化粧料。
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