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JP3695445B2 - ガラス扉 - Google Patents
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JP3695445B2 - ガラス扉 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、ガラス扉に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、枠材とガラス板と緩衝材とを有するガラス扉に有用な、緩衝効果および組立効率ともに優れた新しいガラス扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、枠材にガラス板を嵌め込んでなるガラス扉において、緩衝材(緩衝パッキンとも呼べる)を枠材およびガラス板との間に介在させることがしばしばある(特許文献1,2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−178513号公報
【特許文献2】
特開2001−182449号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記いずれの特許文献においても緩衝材を枠材およびガラス板との間の長手方向略全長に沿って設けているため、ガラス板の周端縁部の略全長に緩衝材を予め取り付けておく特許文献1では、枠材に緩衝材を押し込みながらガラス板を嵌め込む必要があり、略全長の緩衝材の存在により摩擦が大きいので上下左右のバランスが取り難く、また枠材の凹部底面の略全長に緩衝材を予め取り付けておく特許文献2では、緩衝材が外れないように工夫しながらガラス板を枠材に嵌め込む必要があり、いずれも組立効率が悪いといった不都合が考えられる。
【0005】
そこで、この出願の発明は、以上のとおりの事情に鑑み、効率良く組み立てることのできる、新しいガラス扉を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、ガラス板と、当該ガラス板が嵌め込まれる横枠材および縦枠材と、当該横枠材および縦枠材同士のコーナー突合せ部に取り付けられるコーナー緩衝材とを有するガラス扉であって、横枠材および縦枠材は、それぞれ、ガラス板嵌め込み用の溝部と、中空状枠体とを有しており、コーナー緩衝材は、横枠材のガラス板嵌め込み用の溝部とガラス板の横端面との間に形成される第一差込部に差し込まれる横方向緩衝用第一突片および第一差込部よりも裏側に設けられた中空状枠体内に確保された第二差込部に差し込まれる横方向緩衝用第二突片とからなる横方向緩衝用突片と、縦枠材のガラス板嵌め込み用の溝部とガラス板の縦端面との間に形成される第一差込部に差し込まれる縦方向緩衝用第一突片および第一差込部よりも裏側に設けられた中空状枠体内に確保された第二差込部に差し込まれる縦方向緩衝用第二突片とからなる縦方向緩衝用突片と、これら横方向緩衝用突片および縦方向緩衝用突片をそれぞれ横方向および縦方向に突出して備えた、コーナー突合せ部から露出するコーナー緩衝用本体とを有していることを特徴とするガラス扉を提供する。
【0007】
これによれば、コーナー緩衝材をコーナー突合せ部に取り付けるだけで、コーナー緩衝用本体によりコーナー突合せ部を保護できるとともに、横方向緩衝用突片および縦方向緩衝用突片により枠材およびガラス板との間に緩衝隙間を確保して保護することができ、またもちろん前記従来のような枠材およびガラス板の間の略全長に渡る緩衝材の取付けは不要で、緩衝材の予めの取付けも不要であるので、上下左右のバランスや緩衝材の外れを気にする必要なく、施工を楽に行うことができ、緩衝効果および組立効率ともに優れたガラス扉を実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
図1は、この出願の発明の前提構成の一実施形態を示したものである。
【0009】
本実施形態では、横枠材(2)および縦枠材(3)同士のコーナー突合せ部(4)に樹脂製のコーナー緩衝材(5)が取り付けられている。コーナー緩衝材(5)は、コーナー突合せ部(4)から露出するコーナー緩衝用本体(51)と、このコーナー緩衝用本体(51)から横方向に突出して、横枠材(2)およびガラス板(1)の横端縁部(11)との間に差し込まれる横方向緩衝用突片(52)と、コーナー緩衝用本体(51)から縦方向に突出して、縦枠材(3)およびガラス板(1)の縦端縁部(12)との間に差し込まれる縦方向緩衝用突片(53)とを有するものとなっている。
【0010】
この場合、コーナー緩衝材(5)が、コーナー緩衝用本体(51)によってコーナー突合せ部(4)つまりガラス扉のコーナー部分を保護し、且つ、横方向緩衝用突片(52)および縦方向緩衝用突片(53)によって横枠材(2)および縦枠材(3)とガラス板(1)との間に隙間(6)を確保して両者の接触を回避するとともに、その隙間(6)に樹脂緩衝効果を与えることができ(以下、(6)を緩衝隙間と呼ぶ)、優れた保護を実現している。
【0011】
また、横方向緩衝用突片(52)および縦方向緩衝用突片(53)は緩衝隙間(6)を与えることができればよいので短尺で良く、後から容易に装着することができ、ガラス扉全体の組立効率を向上できる。
【0012】
なお、上記緩衝隙間(6)は、接着剤を封入して横枠材(2)および縦枠材(3)とガラス板(1)との接着固定に利用することもできる。
【0013】
[第2の実施形態]
図2(a)〜(d)および図3(a)(b)は、各々、この出願の発明の一実施形態を示したものである。
【0014】
本実施形態では、コーナー緩衝材(5)の横方向緩衝用突片(52)および縦方向緩衝用突片(53)がそれぞれ、横方向緩衝用第一突片(521)・横方向緩衝用第二突片(522)および縦方向緩衝用第一突片(531)・縦方向緩衝用第一突片(532)とからなり(図2(a)〜(d)参照)、コーナー突合せ部(4)(上記図1参照)への取付け時に、横方向緩衝用第一突片(521)は横枠材(2)に設けられた第一差込部(22)(図3(a)参照)に差し込まれ、横方向緩衝用第二突片(52)は横枠材(2)に第一差込部(22)とは別に設けられた第二差込部(23)(図3(a)参照)に差し込まれ、同様にして縦側についても、縦方向緩衝用第一突片(531)は縦枠材(3)の第一差込部(32)(図3(b)参照)に差し込まれ、縦方向緩衝用第二突片(532)は縦枠材(3)の第二差込部(33)(図3(b)参照)に差し込まれる。
【0015】
なお、図3(a)(b)では、第一差込部(22)(32)は、ガラス板(1)嵌め込み用の溝部(21)(31)の底面(211)(311)とガラス板(1)の横端面(111)・縦端面(121)との間に形成される隙間部分のことであり、第二差込部(23)(33)は、第一差込部(22)(32)よりも裏側に設けられた中空状枠体(24)(34)内に確保された差込空間のことを表している。
【0016】
これらの第一差込部(22)(32)に横方向緩衝用第一突片(521)・縦方向緩衝用第一突片(531)が差し込まれることで、図1で言う緩衝隙間(6)が形成されることになり、また第二差込部(23)(33)に縦方向緩衝用第二突片(522)・縦方向緩衝用第二突片(532)が差し込まれることで、コーナー緩衝材(5)がよりしっかりとグラツキ無く取り付けられることになる。
【0017】
図4は、以上のコーナー緩衝材(5)と横枠材(2)および縦枠材(3)を用いたガラス扉を例示したものである。このガラス扉は、全体に薄く板状のガラス扉板となっている。
【0018】
[第3の実施形態]
図5(a)(b)は、各々、横枠材(2)の別の一実施形態を示したものであり、ガラス扉の把手となる把手部(26)を有している。
【0019】
より具体的には、中空状枠体(24)の上端部から延設された水平板片(25)の裏側にガラス板(1)嵌め込み用の溝部(21)が形成されており、その水平板片(25)からさらに外側へ延設された湾曲板片が把手部(26)となっている。把手部(26)の根元部分に溝部(21)が形成されているとも言える。
【0020】
この場合においても、上記図2および図3の実施形態と同様に、溝部(21)の底面(211)とガラス板(1)の横端面(111)(図3参照)との間に形成される第一差込部(22)にコーナー緩衝材(5)の横方向緩衝用第一突片(521)(図2参照)が差し込まれる。横方向緩衝用第二突片(522)(図2参照)は第二差込部(23)に差し込まれる。
【0021】
図6は、以上の横枠材(2)を用いたガラス扉を例示したものである。このガラス扉は、把手部(26)を有する横枠材(2)を上部に設けて、下部を軸に開閉回動するものとなっている。
【0022】
もちろん、把手は縦枠材(3)に設けてもよく、上記図5の構成を縦枠材(3)に適用すればよい。
【0023】
この出願の発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、緩衝効果および組立効率ともに優れた新しいガラス扉が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この出願の発明の前提構成の一実施形態を示した構成図である。
【図2】 (a)〜(d)は、各々、コーナー緩衝材を例示した正面図、左側面図、右側面図、および底面図である。
【図3】 (a)(b)は、各々、横枠材および縦枠材を例示した断面図である。
【図4】 図2のコーナー緩衝材と図3の横枠材および縦枠材を用いたガラス扉を例示した正面図である。
【図5】 (a)(b)は、各々、横枠材の別の一例を示した断面図および正面図である。
【図6】 図5の横枠材を用いたガラス扉を例示した正面図である。

Claims (1)

  1. ガラス板と、当該ガラス板が嵌め込まれる横枠材および縦枠材と、当該横枠材および縦枠材同士のコーナー突合せ部に取り付けられるコーナー緩衝材とを有するガラス扉であって、
    横枠材および縦枠材は、それぞれ、ガラス板嵌め込み用の溝部と、中空状枠体とを有しており、
    コーナー緩衝材は、横枠材のガラス板嵌め込み用の溝部とガラス板の横端面との間に形成される第一差込部に差し込まれる横方向緩衝用第一突片および第一差込部よりも裏側に設けられた中空状枠体内に確保された第二差込部に差し込まれる横方向緩衝用第二突片とからなる横方向緩衝用突片と、縦枠材のガラス板嵌め込み用の溝部とガラス板の縦端面との間に形成される第一差込部に差し込まれる縦方向緩衝用第一突片および第一差込部よりも裏側に設けられた中空状枠体内に確保された第二差込部に差し込まれる縦方向緩衝用第二突片とからなる縦方向緩衝用突片と、これら横方向緩衝用突片および縦方向緩衝用突片をそれぞれ横方向および縦方向に突出して備えた、コーナー突合せ部から露出するコーナー緩衝用本体とを有していることを特徴とするガラス扉。
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