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JP3704729B2 - 等級選別装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、等級選別装置に関し、選果施設等に利用できる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、1条の選別コンベアで複数等級の被選別物を階級別に仕分け処理するため、図7,8に示す構成の選別コンベアとしていた。即ち、選別コンベアの供給側に図外供給コンベア等にてランダム供給される被選別果実を複数人の等級評価員が目視で等級判定しながら、所定等級毎に仕分けられた区間に至った空カップ面に移し替え、当該区間毎に配設されたエリアセンサα,α…の果実有無検出データをカップβ,β…毎に割当て、後の工程に配設された階級検出器γによる検出データとの組合せによって等・階級毎に仕分け排出できる構成としている。そしてこの選別コンベアは対象果実の選別等級区分等との関係で複数条の選別コンベアを設けるのが常である。従ってエリアセンサα,α…は左右条に各独立して配設されていたのである。このため、左右条の中間部分に反射ミラーα’,α’…や発光素子を備えるための間隔部を必要とし、手前側選別コンベアから向こう側選別コンベアへ供給する際には距離があって手が届き難く、作業能率を低下させている。
【0003】
【課題を解決するための手段】
選別コンベア1に配設するカップ2,2…上に目視判定によって等級選別された被選別物をコンベア1移送方向において所定等級毎に設定した果実供給範囲3,4,5,6の各境界部にエリアセンサ7,8,9を配設して各センサの果実の有無検出によってこれら供給範囲のいずれに供給したかを認定することによって等級判定する制御部10を構成した選別コンベアにおいて、上記選別コンベア1は複数条に設けると共に、左右に隣接するカップの位相をずらせて配設し、複数条におけるカップ上の果実の有無を検出する上記エリアセンサ7〜9は上記選別コンベア1の両サイドのフレーム部の一方に設けられる発光素子7a,8a,9aと、これらに対応して配設される受光素子7b,8b,9bとから構成する等級選別装置の構成とする。
【0004】
【発明の作用効果】
選別コンベア1の始端側に適宜供給される被選別物は個々に取り上げられて等級評価員により等級評価を受ける。評価員は割り当てられた区間において、秀,優,良,並等の等級毎に所定の範囲に移動してきた空カップ2に載せる。発光素子7a,8a,9aと、これらに対応して配設される受光素子7b,8b,9bとからなるエリアセンサ7,8,9は通過してくるカップ2につき果実の有無を検出して、制御部10にその検出結果を出力するから、カップに載せられた果実毎にどの位置(範囲)で載せられたかを判定しつつ、等級に置き換えて記憶する。
【0005】
ところで選別コンベア1は複数条に設けられ、各条毎にカップ2を有する。ところが、これらのカップは位相がずらせて設けられるため、手前側と向こう側(3条以上の場合もある)の果実の有無状況を発光素子7a,8a,9aと受光素子7b,8b,9bで確認できる。このため、各条の境界部分には何ら光学系等を必要とせず、従って各条の間隔部を狭く設定でき、手前側から向こう側への移し替えも容易となるものである。
【0006】
【実施例】
この発明の一実施例を図面に基づき説明する。11,12は左右2条に併設される選別コンベアで、夫々図外無端チェンに所定間隔毎にカップ21,21…を及び22,22…を配設してなり、該カップ21,22はいずれも図外案内レールによって水平姿勢を維持でき、該レールからの脱落によって転倒姿勢に姿勢変更しうる公知の構成である。上記選別コンベア1の始端側において果実供給部111,112を設定するが、この供給部111,112は複数の等級評価員毎に異なる等級(図例では秀,優,良,並の4種類)の果実供給範囲3,4,5,6に形成され、各範囲の境界部にはカップ上に果実が存在するか否かを検出できるエリアセンサ7,8,9を配設している。このエリアセンサは選別コンベアの両サイドのフレーム部の一方に設けられる発光素子7a,8a,9aと、これらに対応して配設される受光素子7b,8b,9bとからなる。制御部10は発光素子7aと受光素子7bとからなるエリアセンサ7に検出される果実は選別コンベア11か12かの関係で秀品又は優品に判定される。次のエリアセンサ8で検出される果実は経過時間を管理する等によって、先のエリアセンサ7に検出されたか否かの認識によって該センサ7に検出されないものは選別コンベアとの関係によって並品あるいは良品に判定される。エリアセンサ9についても同様、先に通過するエリアセンサ7,8のいずれにも検出されない新たな果実が選別コンベアとの関係により秀品あるいは優品に判定される。いずれのセンサにも検出されない果実は並品あるいは良品に判定されるものである。
【0007】
制御部10は各エリアセンサからの果実有無検出情報を入力し、所定のカップ上の果実がいずれの範囲3,4,5又は6にて載せられたかを識別できるものとし、この範囲の認識でもっていずれの等級に属するかを判定することとなるよう構成される。即ち、各選別コンベアはいずれも2等級を指定するものとし、選別コンベア11において、エリアセンサ7に至るまでの果実供給範囲31は秀品、次のエリアセンサ8に至るまでの範囲41は並品、続くエリアセンサ9に至るまでの範囲51は再び秀品、エリアセンサ9以降の範囲61は同様に並品に指定している。選別コンベア12の果実供給範囲32及び52は優品、範囲42及び62は良品に夫々設定している。
【0008】
選別コンベア11上のカップ21,21…と選別コンベア12上のカップ22,22…とはその位相をずらせて設けてあり、即ちカップの1/2ピッチずつずらせて設けてあり、エリアセンサ7,8,9は選別コンベア11あるいは12を問わず共用できるものである。12は階級検出センサ及び色彩センサを収容するセンサボックスである。このうち階級検出センサはカップ2上の果実の平面形状の認識情報を上記制御部10に出力する。制御部では、入力された平面形状の情報から最大径を算出し、予め設定した最大径による階級のいずれに属するかを認識できる構成である。色彩センサは果実の着色度を検出できる構成であり、制御部10においてその着色度が先に等級評価員が判定した等級内容を一致するか否かが判定され、異なるときは等級内容を補正しあるいは図外リタンコンベアに供給する構成である。
【0009】
選別コンベア1の後半部には仕分け排出部13を設ける。該排出部13は所定等級毎に設けられ、等・階級別に排出信号を受けてカップを転倒制御して果実の排出を行なう構成である。上例の作用について説明する。選別コンベア11,12の始端側に適宜供給される被選別果実は個々に取り上げられてエリアセンサ7,8,9位置近傍に居る等級評価員により等級評価を受ける。評価員は割り当てられた区間において、秀,優,良,並の等級毎に所定の範囲に移動してきた空カップ21,22に載せる。
【0010】
エリアセンサ7,8及び9はいずれも通過してくるカップ2につき果実の有無を検出して、制御部10にその検出結果を出力している。この制御部ではカップに載せられた果実毎にどの位置(範囲)で載せられたかを判定しつつ、等級に置き換えて記憶する。センサボックス12部を通過すると、階級検出センサで階級選別され、かつ色彩センサで表面着色度が判定され、これら等・階級結果と先に等級評価員が評価した等級とが制御部10に入力され、この制御部10では等級及び階級の両データに基づいて仕分け排出タイミングがはかられ、所定個所にてカップ2を転倒制御し、果実は仕分け排出される。
【0011】
図4は果実の自動箱詰装置を示し、上記のように仕分け排出された果実は各仕分け排出部13に設ける仕分けコンベア14にて各等・階級毎にランダムに引き出された果実は該コンベア端部の整列部14aで仕切板15,15…間に整列される。この仕分けコンベア14の側部には空箱供給コンベア16を配設している。上記整列部14aと空段ボール箱の待機部16aとの間を往復自在に吸着移送装置17を設ける。吸着移送装置17は整列果実に複数を吸盤18,18…で同時に吸着しそのまま基板17aを上昇させ、装置17自体を図外レールに沿わせて移動させる。当該装置17が待機部16a直上に達すると装置17は停止し基板17aが降下し段ボール箱内にて果実吸着を解放するものである。次いで図外パック等仕切材を挾んでおくと、果実箱詰の繰返しにより単一段ボール箱内に複数段に積み重ねるものである。尚、果実収容すべき段ボール箱のフラップのうち少なく共吸着移送装置17の往復移動する側を吸着盤等を備えた折り返し保持機構19により外側折り返し姿勢に保持させることにより、上記の往復箱詰途中に果実等がフラップに衝突する等の事故を防止できて便利である。又、吸着移送装置17の移動軌跡(1)(6)は、従前では図中実線で示す経路であったのに対し、上記の構成を採用することにより点線で示す経路に変更でき、移動距離の短縮化がはかれて便利である。
【0012】
図5,6は、果実等を所定等・階級毎に箱詰された段ボール箱20を一定上昇姿勢に保持しつつ順次一定距離ずつ降下しながら上へ上へと所定段数に段ボール箱を積み重ねするための昇降型箱支持台21を示し、X型に組み合わされ中心に相互枢着部を有した昇降リンク22によって箱受枠23が平行を保って昇降しうる構成である。即ち昇降リンク22の一方のリンク22aはその基端が機台24に揺動自在に設けられ、他方リンク22bは機台24に対しスライド可能に設けられる。また箱受枠23を支持すべき上端はリンク22bが揺動自在に連結され、リンク22aは支持位置が変更しうるべくスライド自在である。この昇降リンク22は図外の伸縮シリンダ機構をもってX型の角度を変更しうる構成とされ、別途配設する昇降スイッチで適宜位置に昇降停止しうる構成である。25は印字装置で適宜に固定状態に設けられ、最上段の段ボール箱の外側面に印字しうる構成である。26は繰出移送コンベアでチェンに箱係止部27,27を配設してなるもので、該左右チェン間隔部は上記箱受枠23よりも適宜広く設けられ降下姿勢になった箱を直接係止部27で係止しうる構成である。28は製品搬出コンベアである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部平面図である。
【図2】 要部の断面図である。
【図3】 施設全体平面図である。
【図4】 吸着箱詰の作用説明図である。
【図5】 箱昇降装置の側面図である。
【図6】 箱昇降装置の平面図である。
【図7】 従来例を示す平面図である。
【図8】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11,12…選別コンベア、21,22…カップ、3,4,5,6…果実供給範囲、7,8,9…エリアセンサ、10…制御部、111,112…果実供給部、12…センサボックス、13…仕分け排出部、14…仕分けコンベア、15…仕切板、16…空箱供給コンベア、17…吸着移送装置、18…吸盤、19…保持機構、20…段ボール箱、21…支持台、22…昇降リンク、23…箱受枠、25…印字装置、26…繰出移送コンベア、27…箱係止部、28…製品搬出コンベア

Claims (1)

  1. 選別コンベア1に配設するカップ2,2…上に目視判定によって等級選別された被選別物をコンベア1移送方向において所定等級毎に設定した果実供給範囲3,4,5,6の各境界部にエリアセンサ7,8,9を配設して各センサの果実の有無検出によってこれら供給範囲のいずれに供給したかを認定することによって等級判定する制御部10を構成した選別コンベアにおいて、上記選別コンベア1は複数条に設けると共に、左右に隣接するカップの位相をずらせて配設し、複数条におけるカップ上の果実の有無を検出する上記エリアセンサ7〜9は上記選別コンベア1の両サイドのフレーム部の一方に設けられる発光素子7a,8a,9aと、これらに対応して配設される受光素子7b,8b,9bとから構成する等級選別装置。
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