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JP3710199B2 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents
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JP3710199B2 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信装置及び通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のカメラによる遠隔監視システムは、従来、数台のビデオ・カメラ、それらの映像をアナログ合成をする合成機からなり、比較的小規模なビル内で利用されるもので、局所監視システムと呼ばれている。このような局所監視システムに対し、複数のカメラをLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)や公衆ディジタル回線ISDNなどのディジタル・ネットワークに接続し、より柔軟で、より多くの、より遠くのカメラを接続できるようにした遠隔監視システムが、提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
最近の遠隔監視システムの中には、監視端末にパーソナル・コンピュータ又はワークステーションを利用し、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)による映像表示とシステム制御を実現するものがある。監視端末にコンピュータのGUIを利用することで、装置に習熟してない人でも扱いが簡単になる利点がある。特に、モニタ上にカメラ映像と同時に、当該カメラ映像を出力しているカメラの制御パネルを表示することにより操作性の向上を可能にする。
【0004】
しかしながら、従来のこの種のシステムの映像の表示方法としては、複数のカメラ映像の一覧表示と、特定のカメラ映像の詳細表示等、考えられるが表示動作にかかる操作性、システムの状態の識別性については必ずしも良好とはいえず、改善の余地があった。
【0005】
本発明はこのような不具合を解消し、より柔軟な運用が可能なUI(ユーザーインターフェイス)を持つ通信装置及び通信方法を提供することを目的とし、特に、必要に応じて複数の通信装置から発生する映像の一覧表示と、特定のカメラ映像の詳細表示を切り替えることができる通信装置を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、複数の通信端末の画像発生部が発生する画像を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した画像をマルチ画像として表示するよう表示部を制御する表示制御手段と、前記マルチ画像を構成する画像から任意の画像を指示する指示手段と、前記指示手段による指示動作がダブルクリックによる第一の指示動作の場合、前記指示手段により指示された画像を前記表示部へ拡大して表示するよう表示形態を制御し、前記指示手段による指示動作がシングルクリックによる第二の指示動作の場合、前記指示手段により指示された画像を発生する通信端末を制御対象に設定する処理手段と、前記指示手段による指示動作が第一の指示動作の場合、該指示された画像を発生する通信端末以外の端末との通信を中止するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする通信装置を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0008】
図1は、本発明の一実施例の全体の概略構成ブロック図を示す。10は映像データ及びカメラ制御情報(ステータス情報も含む。)をディジタル伝送するディジタル・ネットワークであり、n台の映像送信端末12(12−1〜12−n)が接続している。各映像送信端末12(12−1〜12−n)には、カメラ制御装置14(14−1〜14−n)を介してビデオ・カメラ16(16−1〜16−n)が接続されている。カメラ制御装置14(14−1〜14−n)は、端末12(12−1〜12−n)からの制御信号に従い、接続するビデオ・カメラ16(16−1〜16−n)のパン、チリト、ズーム、フォーカス及び絞り等を制御する。また、ビデオ・カメラ16(16−1〜16−n)はカメラ制御装置14(14−1〜14−n)から電源供給されており、カメラ制御装置14は、外部制御信号に従い、ビデオ・カメラ16(16−1〜16−n)の電源オン/オフを制御することができる。
【0009】
ネットワーク10にはまた、映像送信端末12(12−1〜12−n)からネットワーク10に送出された映像情報を受信し、表示する映像受信端末(監視端末)18(18−1〜18−m)が接続している。各映像受信端末18(18−1〜18−m)には、モニタ・ディスプレイ(以下、モニタと略す。)20(20−1〜20−m)が接続する。
【0010】
映像送信端末12(12−1〜12−n)は、接続するビデオ・カメラ16(16−1〜16−n)の出力映像をH.261等所定の圧縮方式で圧縮し、ネットワーク10を介して、映像要求元の映像受信端末18又は全ての映像受信端末18に送信する。映像を受信した映像受信端末18は、受信した映像をモニタ20の映像表示領域に表示する。映像受信端末18は、ネットワーク10、映像送信端末12及びカメラ制御装置14を介して任意のカメラ16の種々のパラメータ(撮影方位、撮影倍率、フォーカス及び絞りなど)と共に、電源供給(オンからオフ及びオフからオン)を制御できる。これらの詳細は後述する。
【0011】
映像送信端末12にモニタを設け、圧縮映像を伸長する映像伸長装置を設けることで、映像受信端末とすることができる。同様に、映像受信端末18にカメラ制御装置14及びビデオ・カメラ20を接続し、映像圧縮装置を設けることで、映像送信端末とすることができる。映像送信又は映像受信に必要なソフトウエアを装備する必要があることはいうまでもない。
【0012】
図2は、映像送信端末12の概略構成ブロック図を示す。22は全体を制御するCPU、24は主記憶、26はフロッピーディスク又はCD−ROMなどの取外し可能な外部記憶装置、28はハードディスクなどの二次記憶装置、30はポインティング・デバイスとしてのマウス、32はキーボード、34はカメラ制御装置14を接続し、カメラ制御信号を送受信するI/Oボード、36はビデオ・カメラ16のビデオ出力信号を取り込むビデオ・キャプチャ装置である。本実施例のビデオ・キャプチャ装置36は、アナログ・ビデオ信号をディジタル信号に変換するA/D変換機能と、情報圧縮する映像圧縮機能を具備する。38は、映像情報をモニタ40の画面上に表示するビデオ・ボード、42はネットワーク・インターフェース、44はデバイス22〜38,42を相互に接続するシステム・バスである。
【0013】
映像送信専用にする場合、ビデオ・ボード38とモニタ40を省略することもある。
【0014】
このように、映像送信端末は、コンピュータに他ならない。以上の構成で、端末12は、ネットワークを経由して遠隔地の監視端末に映像を伝送すると共に、監視端末からのカメラ制御信号を受け、カメラ16を制御する。
【0015】
図3は映像受信端末(監視端末)18の概略構成ブロック図を示す。122は全体を制御するCPU、124は主記憶、126はフロッピーディスク又はCD−ROMなどの取外し可能な外部記憶装置、128はハードディスクなどの二次記憶装置、130はポインティング・デバイスとしてのマウス、132はキーボード、138は映像情報をモニタ140の画面上に表示するビデオ・ボード、142はネットワーク・インターフェース、144は圧縮映像情報を伸長する圧縮デコーダ、146はデバイス122〜132,138,142,144を相互に接続するシステム・バスである。
【0016】
映像受信端末18は、カメラを制御しカメラ映像を取り込む機能が無い事と、圧縮映像を伸長するデコーダ144を具備することと、システム・ソフトウエアの相違を除いて、図2に示す映像送信端末12の構成と同じである。映像受信端末18の幾つか又は全部は、任意の又はカメラ制御を許可された映像送信端末12にカメラ制御信号を発信でき、このカメラ制御信号を受けた映像送信端末12は、そのカメラ制御信号の内容に応じてカメラ16を制御すると共に、そのカメラ16の現在の状態を返送する。監視端末は、受信した状態信号に従い、該当するカメラの現状をモニタに表示する。監視端末は同時に、映像送信端末から送られてくる映像データを受信し伸長して、モニタ画面にリアルタイムに表示する。
【0017】
図4は、本実施例のソフトウエア構成を示す。映像受信端末(監視端末)18には、ネットワーク10に接続する映像送信端末12に接続するカメラ16を遠隔制御するカメラ制御クライアント(ソフトウエア)50と、映像送信端末12からの圧縮映像データを伸長し、モニタ画面に表示する映像受信ソフトウエア52と、各カメラ16の配置位置と現在の状態を地図上にカメラ・シンボルとして表示すると共に、各カメラ16を操作する操作パネルを表示するマップ管理ソフトウエア54がインストールされる。
【0018】
映像受信ソフトウエア52は、ネットワーク10に接続された全ての映像送信端末12に接続するカメラ16を管理するソフトウエアでもあり、各カメラ16の固定情報及び種々の変動情報(例えば、カメラ名、カメラ16が接続されているコンピュータのホスト名、パン/チルト及びズームなどのカメラ状態、制御可能か否か、現在どのカメラ16を制御中か、並びに、どのカメラ16の映像を表示中かなど)を保有する。これらの情報は、カメラ制御クライアント50及びマップ管理ソフトウエア54にも供給され、カメラ・シンボルの表示変更などに利用される。
【0019】
映像送信端末12には、カメラ制御クライアント50からの要求に従いカメラ制御装置14を介してカメラ16を制御し、カメラ16の現状を要求元に通知するカメラ制御サーバ56と、カメラ16の出力映像を圧縮し、所定形式でネットワーク10を介して要求元に送信する映像送信ソフトウエア58がインストールされる。
【0020】
図5は、映像受信端末18のモニタ画面の表示内容の一例である。60はカメラ16が配置されるオフィス、店舖及び倉庫等のレイアウトを示す地図ウインドウであり、複数の地図60a,60b,60c,60dを切り換えできるようになっている。表示できる地図60a,60b,60c,60dの枚数は、システムの性能に依存し、特に制限はない。各地図60a,60b,60c,60dにはタグが付けられており、このタグをマウス・ポインタでクリックすることにより、選択されたタグのついた地図が前面に表示される。前面に表示される地図には、そこに配置される各カメラを示すカメラ・アイコン(カメラ・シンボル)62a,62b,62c,62dも表示される。カメラ・アイコン62a,62b,62c,62dは、対応するカメラ16が向いている方向に向けて表示される。
【0021】
64は複数の映像表示領域66a〜66fを具備する映像表示ウインドウである。本実施例では、6個の映像表示領域を具備するが、これに限定されないことは明らかである。映像表示ウインドウ64には更に、映像表示中のカメラ映像の表示を中止する操作のためのゴミ箱アイコン66gが表示される。ゴミ箱アイコン66gの使用方法は、後述する。
【0022】
映像表示ウインドウ64は図5に示すように複数の映像表示領域を一覧する表示モードと、図13に示すように、そのうちの一つの映像のみを注視する表示モードを持つ。前者を一覧モード、後者を注視モードと呼ぶ。注視モードは、一つの映像を大きく表示してみたいとき、あるいは、高解像度でくわしく表示したいときに利用できる。一覧モードと注視モードの切り替えについては後に説明する。
【0023】
68はカメラ制御パネルであり、指定されたカメラの方向(パン/チルト)及びズームなどを操作するためのボタン類を具備し、本実施例では更に、指定されたカメラの電源オン/オフを操作するカメラ電源ボタン70を具備する。
【0024】
例えば、地図ウインドウ60で、地図60cを選択し、前面に表示させると、図6に示すような地図が表示され、そこに配置される2台のカメラのそれぞれを示すカメラ・アイコン62e,62fも地図に重ねて表示される。
【0025】
本実施例におけるカメラ制御を詳細に説明する。あるカメラ16の映像を表示させたい場合、そのカメラ16を示すカメラ・アイコンを地図ウインドウ60の該当する地図上で選択し、映像表示ウインドウ64の何れかの映像表示領域66a〜66fに重ねて離す操作(いわゆる、ドラッグ・アンド・ドロップ)を行なう。なお、通常は、使用されていない映像表示領域66a〜66fを選択するが、使用中の映像表示領域が選択された場合には、カメラの切り換えになることを警告し、続行と中止をユーザに選択させればよい。このような処理は、周知である。
【0026】
図7は、カメラ・アイコン62cを映像表示領域66cにドラッグ・アンド・ドロップする操作を示しており、カメラ・アイコン62cで代表されるカメラの映像が映像表示領域66cに表示される。カメラ・アイコンをドラッグしている間、マウス・カーソルは、図8に示すような形状に変化し、これにより、映像表示のためのドラッグ中であることをユーザに示す。マップ管理ソフトウエア54は、映像受信ソフトウエア52に選択されたカメラ・アイコンに対応するカメラのIDを通知し、映像受信ソフトウエア52は、このIDからカメラの方向、カメラ名及びカメラが接続されているホスト名を調べ、これらの情報をカメラ制御クライアント50及びマップ管理ソフトウエア54に通知する。
【0027】
次に、カメラの制御を行う場合の動作について説明する。上記操作により映像が表示された映像表示領域66a−66fのうち、カメラを制御したい映像が表示されている映像表示領域(たとえば66c)をシングルクリックすると、カメラ制御が可能な状態になる。このとき、映像表示領域66cに黄色い枠が表示され、カメラ制御可能であることを操作者に示す。また、カメラ制御パネル68が自動的に表示される。
【0028】
カメラ制御クライアント50は、映像受信ソフトウエア52からの情報を元に、選択されたカメラの接続されている映像送信端末12のカメラ制御サーバ56とネットワーク接続する。以後、カメラ制御クライアント52はユーザの操作に基づくカメラ制御信号を、ネットワーク接続するカメラ制御サーバ56に送信し、カメラ制御サーバ56は受信したカメラ制御信号に従いカメラ16を制御し、カメラ16の現状の情報をカメラ制御クライアント52に通知する。カメラ制御クライアント52は、選択されたカメラ16の現状の情報を映像受信ソフトウエア52に通知する。映像受信ソフトウエア52は、それらの情報をマップ管理ソフトウエア54にも通知する。
【0029】
マップ管理ソフトウエア54は、対応するカメラ16の向きと合うようにカメラ・アイコンの向きを変更し、また、選択されたカメラ・アイコンに対して、図9に示すように、映像表示中であることを示すスコープ72を表示し、スコープ72中にパン/チルト及びズームを制御するためのコントロール・ポインタ74を表示する。マップ管理ソフトウエア54は、先に説明したように、映像表示中のカメラ16の変動情報(特にパン/チルト情報)を映像受信ソフトウエア52から常時通知されており、この情報に応じて、対応するカメラの向きに合うようにカメラ・アイコン62a〜62fの向きを変更する。
【0030】
カメラ制御パネル68は映像表示領域66a−66fに共通で一つでもよいし、それぞれに対応して複数設けてもよい。複数のカメラ制御パネル68を設ける場合は、映像表示領域66a−66fにあらかじめ番号を振って表示し、対応するカメラ制御パネル68にも同じ番号を表示することにより、映像とカメラ制御パネル68との対応関係がわかりやすいシステムとなる。また番号の代りに、カメラごとに設定したカメラ名を表示したり、映像表示領域66a−66fごとに異なる色を割り振って表示することもできる。
【0031】
図10は、任意に選択されたカメラ16の電源をオフにする処理のフローチャートを示す。選択されたカメラの電源を一時的にオフにしたい場合、電源をオフにしたいカメラを示すカメラ・アイコンを選択し、カメラ制御パネル68のカメラ電源ボタン70を押す操作をする。なお、カメラ電源ボタン70は、対象となるカメラの電源状態に応じて、異なる色及び/又は異なる文字(例えば、”電源オフ”又は”電源オン”)で表示される。カメラ電源ボタン70の操作に応じて、カメラ制御クライアント52がカメラ電源オフ要求をネットワーク10を介して該当するカメラ16の接続する映像送信端末12のカメラ制御サーバ56に通知する(S1)。
【0032】
カメラ制御サーバ56はI/Oボード34を介してカメラ制御装置14を制御し、該当するビデオ・カメラ10への電源供給を遮断させる(S2)。他方、カメラ電源ボタン70は、電源オフ状態である事を示す表示態様に変更される(S3)。これにより、対象となるカメラの電源がオフであることを操作者に示す。
【0033】
電源オフになっているカメラに再び電源を供給したい場合、カメラ電源ボタン70を再び押す操作をすればよい。すると、今度はカメラ電源オン要求がカメラ制御サーバ56に通知され、該当するビデオ・カメラ16に電源が供給される。カメラ電源ボタン70を、電源オン状態であることを示す色に変更する。
【0034】
このようにして、監視端末18から任意のカメラの電源供給を制御でき、電力消費を節減できる。
【0035】
映像受信ソフトウエア52からの映像送信要求に従い、映像送信ソフトウエア58が、カメラ映像を送信する。即ち、映像受信ソフトウエア52は、選択されたカメラの接続されている映像送信端末12の映像送信ソフトウエア58に、ネットワーク10を介して1フレーム分の映像データの送信を要求する。映像送信ソフトウエア58は、この要求に応じて、カメラ16からの最新フレームの映像データを圧縮しパケットに分割して要求元の映像受信ソフトウエア52に送信する。映像受信ソフトウエア52は、受信したパケットからフレームを再構築し、圧縮を伸長して、映像表示領域66a〜66fの内の、先に指定された領域に表示し、再び、映像送信要求を発行する。この繰返しにより、映像受信端末18は、遠隔地のカメラ映像をネットワークを介して受信し、表示する。
【0036】
なお、複数のカメラの映像を同時に表示する場合は、各カメラの接続される映像送信端末12の映像送信ソフトウエア58に対して、映像送信要求の発行と映像の受信・表示を、順番に繰返し実行する。
【0037】
受信したカメラ映像の表示位置の変更も、ドラッグ・アンド・ドロップ操作で行なうことができる。例えば、映像表示領域66cから映像表示領域66bに変更したい場合、図11に示すように、映像表示領域66c上にマウス・ポインタを移動してマウス・ボタンを押し、マウス・ボタンを押した状態のままでマウス・ポインタを映像表示領域66b上に移動させ、映像表示領域66b上でマウス・ボタンを解放する。
【0038】
このような操作に応じて、映像受信ソフトウエア52は、最初に選択された映像表示領域(図11では、領域66c)の映像表示を取り止め、そこに表示されていたカメラ映像を、後で選択された映像表示領域(図11では、領域66b)に割り当てる。なお、この操作によっても、論理的なネットワーク接続は切断されない。
【0039】
一覧モードにおいて、ある映像表示領域(たとえば66a)の映像を注視して見たい場合、この映像表示領域をマウスでダブルクリックする。すると、映像表示ウインドウ64は、この映像を注視する注視モードに切り替わる。図8は注視モードにおける映像表示ウインドウ64を示す図である。80を注視表示ウインドウと呼ぶ。82は、再び一覧モードに戻るためのモード切替ボタンである。84a、84b、84c、84dはカメラ制御を行う場合のカメラ制御方向カーソルである。
【0040】
注視モードでは、ひとつの映像が大きく表示される。このとき、表示速度(フレームレート)を優先して動きのスムーズな表示を行うか、画質を優先して1フレーム当りのデータ量を多くした高解像度表示を行うかを選択できる。図14に、この選択を行うための画質設定ウインドウを示す。90は表示速度優先ボタン、92は画質優先ボタンである。表示速度優先ボタン90と画質優先ボタン92はいずれかの一つのみを選択できる。
【0041】
次に、画質優先ボタン92が選択されている状態で注視モードに移行した場合の動作についてくわしく説明する。まず、映像受信ソフトウェア52がネットワーク10を介して、該当する映像送信端末12の映像送信ソフトウェア58に高解像度要求を通知する。映像送信ソフトウェア58は高解像度要求を受け取ると、送信する映像を高解像度に切り替える。映像受信ソフトウェア52は高解像度映像を受け取り、注視表示ウインドウ80に表示する。このとき、高解像度映像は基本解像度映像に比べてデータ量が大きいため、表示速度は低下することがある。
【0042】
モード切替ボタン82を押すか、または注視表示ウインドウ80をマウスでダブルクリックすると、映像表示ウインドウ64は再び一覧モードに戻る。映像受信ソフトウェア52はネットワーク10を介して、該当する映像送信端末12の映像送信ソフトウェア58に基本解像度要求を通知する。映像送信ソフトウェア58は基本解像度要求を受け取ると、送信する映像を基本解像度に戻す。
【0043】
次に、表示速度優先ボタン90が選択されている状態で注視モードに移行した場合の動作について説明する。この場合、映像受信ソフトウェア52は映像送信ソフトウェア58に対しても何も通知しない。映像受信ソフトウェア52は基本解像度で送信される映像を注視表示ウインドウ80に拡大表示する。一覧モードに戻るための操作も、画質優先ボタン92が選択されている時と同様である。
【0044】
モード切り替えは、ここでは画像の解像度を制御したが、これ以外にも、画像の圧縮率や送信レートを制御してもよい。
【0045】
次に、注視モードでカメラの制御を行う場合の動作について説明する。注視モードでは、一覧モードと同じく、カメラ制御パネル68を用いてカメラの動きを制御することができる。またこれに加えて、注視表示ウインドウ内でマウスのボタンを押しつづける(ボタンプレス)ことにより、カメラを制御することができる。図13の点線が示すように注視表示ウインドウ80のうち、上下左右4つの部分のどの領域にマウスのカーソルが位置しているかにより、マウスカーソルがカメラ制御方向カーソル84a−dのいずれかに変化する。さらにそれぞれの領域でマウスのボタンが押されると、それぞれ、カメラは上下左右方向に制御される。
【0046】
尚、注視モードへモード変更指示に応じて、注視モードが指示された映像送信端末以外との通信を、中止するとともに、画質優先モード、もしくは表示速度優先モードへモードシフトする構成としてもよい。
【0047】
その結果注視モードにおいて、指示された端末に広い回線を割り当て、割り当てられた回線を用いて高解像度の映像もしくは、フレームレートの高い映像の通信を行うことにより画質を向上することができる。
【0048】
映像表示を中止したい場合、中止したい映像表示領域に表示される映像をゴミ箱アイコン66gに入れる操作をすればよい。図12では、映像表示領域66cに表示される映像の表示を中止する例を示す。映像表示領域66c上にマウス・ポインタを移動してマウス・ボタンを押し、マウス・ボタンを押した状態のままでマウス・ポインタをゴミ箱アイコン66g上に移動させ、ゴミ箱アイコン66g上でマウス・ボタンを解放する。
【0049】
このような操作に応じて、映像受信ソフトウエア54は、選択された映像表示領域(図12では、領域66c)に映像表示されていたカメラの接続する映像送信端末の映像送信ソフトウエア58に向けた映像送信要求の発行を中止する。映像受信ソフトウエア54はさらに、カメラ制御クライアント50及びマップ管理ソフトウエア54に映像表示の中止を通知する。カメラ制御クライアント50はこの通知に応じて該当する映像送信端末12のカメラ制御サーバ56とのネットワーク接続を切断し、当該映像表示領域(図12では、領域66c)をクリアする。また、マップ管理ソフトウエア54は、該当するカメラのカメラ・アイコン(例えば、アイコン62c)のスコープ表示を消去し、マップを更新する。
【0050】
本実施例では、地図上のカメラ・シンボルを映像表示領域にドラッグ・アンド・ドロップ操作することで、映像受信端末と映像送信端末との論理的ネットワーク接続を確立できる。カメラ映像が表示されている映像表示領域と別の任意の映像表示領域との間のドラッグ・アンド・ドロップ操作で、映像表示位置を変更できる。カメラ映像が表示されている映像表示領域から表示中止シンボルへのドラッグ・アンド・ドロップ操作により、映像表示を中止できる。このように、非常に簡単に、カメラ映像の表示開始、表示位置の変更及び表示中止を操作できるようになる。尚、映像はカメラ映像のみならず、ビデオ等 積媒体から発生する映像であってもよいことは明らかである。
【0051】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、簡単な操作により画像の拡大表示と通信端末の制御とを切り替えることができるとともに、画像の拡大表示が指示された場合に、指示された通信端末以外の通信を中止することで、指示された通信端末に広い回線を割り当てることができ、効率よく拡大画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の概略構成ブロック図である。
【図2】本実施例の映像送信端末12の概略構成ブロック図である。
【図3】本実施例の映像受信端末(監視端末)の概略構成ブロック図である。
【図4】本実施例のソフトウエアの概略構成ブロック図である。
【図5】本実施例の監視端末の画面例を示す図である。
【図6】地図60cを前面に表示した地図ウインドウ60の表示例を示す図である。
【図7】映像表示を開始する操作の説明図である。
【図8】映像表示開始操作中のマウス・カーソルの形状の例を示す図である。
【図9】映像表示中のカメラ・アイコンの表示態様例である。
【図10】電源オフ処理のフローチャートである。
【図11】映像表示領域の変更操作の説明図である。
【図12】映像表示の中止操作の説明図である。
【図13】注視モードでの映像表示ウインドウ64を示す図である。
【図14】画質設定パネルを示す図である。

Claims (14)

  1. 複数の通信端末の画像発生部が発生する画像を受信する受信手段
    前記受信手段により受信した画像をマルチ画像として表示するよう表示部を制御する表示制御手段と
    前記マルチ画像を構成する画像から任意の画像を指示する指示手段
    前記指示手段による指示動作がダブルクリックによる第一の指示動作の場合、前記指示手段により指示された画像前記表示部へ拡大して表示するよう表示形態を制御し、前記指示手段による指示動作がシングルクリックによる第二の指示動作の場合、前記指示手段により指示された画像を発生する通信端末を制御対象に設定する処理手段と
    前記指示手段による指示動作が第一の指示動作の場合、該指示された画像を発生する通信端末以外の端末との通信を中止するよう制御する制御手段と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記画像発生部はカメラである請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記画像発生部はビデオである請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記表示部に複数の通信端末の設置位置を表示し、前記処理手段は前記第一の指示動作に応じて指示された画像を発生する通信端末の設置位置を示す表示の表示状態を変化させる請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記処理手段は前記第一の指示動作に応じて指示された画像を発生する通信端末の発生画像の圧縮率を低く制御する指示を該通信端末に出力する請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記処理手段は前記第一の指示動作に応じて前記指示された画像を発生する通信端末の発生画像の解像度を高く制御する指示を該通信端末に出力する請求項に記載の通信装置。
  7. 前記第二の指示動作に応じて前記指示された画像を発生する通信端末を制御する操作部を前記表示部上に発生させる制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記第二の指示動作に応じて前記指示された画像を発生する通信端末が制御可能であることを示すべく該画像の枠の表示形態を変更することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  9. 前記制御手段は指示された画像を発生する通信端末に対応する番号、または色を付した操作部を発生することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  10. 前記制御手段は前記第二の指示動作により前記マルチ画像を構成する複数の画像が指示された場合、該指示に応じた数の操作部を発生する請求項に記載の通信装置。
  11. 前記制御手段は前記第二の指示動作により指示された画像を発生する通信端末それぞれに対応した操作部に該操作部に対応する通信端末を識別可能とする情報を合成して発生させることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  12. 前記指示手段による指示動作が第一の指示動作の場合、表示速度を優先して動きのスムーズな表示を行うか、画質を優先して高解像度表示を行うかを選択するための画面を表示するよう制御する表示制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 複数の通信端末の画像発生部が発生する画像を受信し、
    前記受信手段により受信した画像をマルチ画像として表示部に表示すべく出力し、
    前記マルチ画像を構成する画像から任意の画像を指示し、
    前記指示動作がダブルクリックによる第一の指示動作の場合、前記指示された画像前記表示部へ拡大して表示するよう表示形態を制御し、前記指示動作がシングルクリックによる第二の指示動作の場合、前記指示された画像を発生する通信端末を制御対象に設定し、
    前記指示動作が第一の指示動作の場合、該指示された通信端末以外の端末との通信を中止するよう制御することを特徴とする通信方法。
  14. 前記指示動作が第一の指示動作の場合、表示速度を優先して動きのスムーズな表示を行うか、画質を優先して高解像度表示を行うかを選択するための画面を表示するよう制御することを特徴とする請求項13に記載の通信方法。
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