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JP3719476B2 - エアゾール缶付き整髪具 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエアゾール缶付きの整髪具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えは特開平 9‐10037号が示すように、エアゾール缶上端に柄付き整髪部材の柄下部を拡径して設けた大径筒部下端を嵌合させ、又エアゾール缶の頂壁中央部を貫設して起立するステム上部外面に摺動管下端を嵌合させると共に、大径筒部の上部内まで垂下させた上方柄延長部分内へ摺動管上端を上下動自在に嵌合させ、更に上記大径筒部に穿設した縦長孔から、摺動管の下部外面から起立するアームを上方突出し、該アーム上端に付設した押釦を押下げすると、摺動管およびステムが下降し、すると該ステムの下部に設けられた吐出弁が開いて、缶内液体がステム、摺動管、および管状をなす柄内を通り、更に柄の上部前面に穿設した透孔を通って柄上部前面から前方突出する多数の整髪子間へ入り、又押釦解放により上方付勢されているステムが摺動管を押上げて復帰し、該復帰で吐出弁が閉じるよう設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
整髪具としてブラシと櫛とが知られており、必要に応じて使い分けされているから、又櫛も櫛目間隔を異にするもの等、多数あるから、好ましくは一箇のエアゾール缶に対して複数の整髪具を設けてそれ等の付け替え使用が可能とすることが望ましい。
【0004】
本発明はその付け替え使用が容易であるよう設け、又例えば整髪用液が乾燥等で目塞りしたような場合には整髪具を分解清掃することも容易であるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として環状突部2を胴部上端に有し、下方押下げにより缶内液体を噴出するステム4が頂壁中央部を貫通しかつ上方付勢されて起立するエアゾール缶1と、
上記環状突部外面へ、下方筒部を嵌着させてエアゾール缶から起立する、上下両端面開口の支持筒11と、
上記支持筒の筒孔内へ挿入させた管状柄22下端をステム4の上部外面へ着脱自在に嵌合させて、支持筒11上方へ起立する柄付き整髪部材21とからなり、
該整髪部材は、管状柄22の上部前面に管状柄と連通する整髪部28を有すると共に、
支持筒11内へ挿入させた管状柄22の下部外面から、該管状柄の下部側方を通って揺動可能に支持筒上方へ起立させたバネ板24の上端に押釦25を付設し、かつ支持筒11内面とバネ板24とに、互いに係合して管状柄22の上方抜出しを防止する第1、第2係合子15,26を、押釦25を介してバネ板24を揺動させることで上記係合が離脱可能に付設し、
更に押釦25押下げによりバネ板24および管状柄下部を介してステム4を付勢に抗して押下げ可能に形成した。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に管状柄22の上部前面を開口して、該開口面の左右両側縁から外向きフランジ29,29を突出すると共に、
透孔30付き台板31の前面から複数ないし多数の整髪子を突出し、かつ台板の左右両側に折返し部32,32を付設した整髪部28を設けて、台板の左右両側後面と上記折返し部32,32の前面とで上記両外向きフランジ29,29を挟持させることで、上記開口面を台板の後面で水密に、かつ管状柄22に対する整髪部28の上方抜出しおよび再装着が可能に密閉すると共に、
台板31下部を弾性変形可能に設けて該台板下端からレバー35を前方突設すると共に、該レバーの後端下面から係合板36を垂下し、かつ該係合板の下端後面に係合突子37を付設して、管状柄22の下部前面に設けた嵌合凹部38内へ上記係合突子37を嵌合させ、上記レバー35の上方押上げで係合板36が前上方へ揺動して嵌合凹部38内から係合突子37が離脱可能に形成し、
管状柄22上端面は、管状板の上端に付設した頂板ないし台板上端から後方突設した端板34で密閉した。
【0007】
【発明の実施の形態】
1は従来周知のエアゾール缶で、胴部上端と頂壁外周との巻締め用環状突部2を、胴部3上端に有し、又その頂壁中央部からは、該頂壁を貫設させて、下方押下げにより缶内液体を噴出するステム4が、上方付勢させて起立させてある。
【0008】
11は支持筒で、上記環状突部2外面へ下方筒部を嵌着させて起立する。該支持筒は筒部12上端から下外方へ上部が小径で下部が大径の外筒13を、上部は球面状に上下方向へ弯曲させて垂下し、又その外筒上端を筒部上方へ延長させ、該延長筒部上端から内筒14を垂下する。図3が示すようにその内筒の筒孔は楕円形状に形成するとよく、又その筒孔上端後部の内面には第1係合子15を横設し、かつ該第1係合子の左右両端からは第1突条16,16を下方へ縦設してそれ等両第1突条と、これ等両第1突条間の内筒部分とで前面および下端面開口の溝17を縦設している。又筒孔前部の左右両側内面には第2突条18,18を縦設している。尚上記外筒13下端は、エアゾール缶胴部の上部に設けた上部小径のテーパ状肩部の外周部上面へ載置させ、エアゾール缶1に対して支持筒がガタ付かないよう設けている。
【0009】
21は柄付き整髪部材で、該部材は管状柄22を有する。該管状柄は上部前面に整髪部を有し、又管状柄下端を小径筒23として、その小径筒をステム4の上部外面へ嵌着させると共に、管状柄の下部後面からバネ板24を管状柄後面との間に間隙をおいて支持筒11上方へ起立し、該バネ板上部を後方へ屈曲して押釦25を形成している。又そのバネ板の後面からは既述第1係合子15下面へ係合して、管状柄22の上方抜出しを防止する第2係合子26を付設している。図示例にあっては押釦25を前方へ押し、バネ板24を揺動させることで、上記第1、第2係合子15,26の係合が外れて上方抜出しが可能に形成している。又押釦25下面と支持筒11上端の間には間隙を設け、押釦押下げによりバネ板24を介して管状柄22下部が押下げられることで、ステム4が押下げられ、するとエアゾール缶内液体がステム下端部分に設けられた吐出弁を通って噴出し、管状柄内を通って該管状柄の上部前面に設けた後述の整髪部内へ流出するよう設けている。尚図1が示すように支持筒11内へ管状柄22下部が挿入された状態において、既述第2係合子26は溝17内にあって第1係合子15下面へ係合し、又このとき既述第2突条18,18は管状柄22下方部分前部の左右両側面に接し、それ等第1、第2係合子の係合および第2突条18,18と管状柄22との当接で、支持筒11に対する柄付き整髪部材21のガタ付きを防止している。
【0010】
既述のように管状柄22の上部前面には整髪部28を設ける。該整髪部は管状柄の上部前面から直接ブラシないし櫛歯等を突出して形成してもよく、又管状柄の上部前面を平面状部として該平面状部へ台板を固着し、かつ該台板前面からブラシ等を突出して形成してもよく、このようにして柄付き整髪部材押下げによりステムから噴出した液体が管状柄22内を通り、かつ該管状柄上部前壁部分に穿設した透孔を通って整髪部へ供給されるよう設けるが、図示例では管状柄22の上部前面および上端面を開口し、その前面開口面の左右両側縁から外向きフランジ29,29を外方突出しておき、上記管状柄とは別に、透孔30付き台板31の左右両側に図4が示すように折返し部32,32を付設し、又台板前面から整髪子としての複数の櫛歯33を平行に前方突出する整髪部28を設けて、図4が示すように台板31の左右両側部後面と上記折返し部32,32の前面とで、既述外向きフランジ29,29を摺動自在に挟持させて、上記管状柄の前面開口面を密閉可能としている。管状柄の上端開口面は台板31上端から後方突設した端板34で密閉している。又台板31下部は弾性変形可能に設けて該台板下端からレバー35を前方突出すると共に、該レバーの後端下面から係合板36を垂下し、かつ該係合板の下端後面に係合突子37を付設して、該係合突子を管状柄22下部前面に設けた嵌合凹部38内へ嵌合させて上記整髪部28の上方抜出しを防止している。
【0011】
管状柄22に対する整髪部28の取外しは、図1が示すようにレバー35を上方へ押上げることで台板31下部を弾性変形させて係合板36を前方へ揺動させ、該係合板の揺動で嵌合凹部38内から係合突子37が外れるから、該状態で整髪部28を上方へ引上げればよい。再装着は外向きフランジ29,29上端を、整髪部28の台板両側と折返し部32,32との各下端間へ嵌合させ、そのまま整髪部28を管状柄22に対し下降させればよい。尚図示例では各櫛歯33の前部に上下方向への流出孔39を穿設し、かつ台板31後面から櫛歯の後部内を通って上記流出孔と連通する透孔40を穿設してステムから噴出した液体を管状柄22内を通り整髪部28へ供給可能としている。
【0012】
図示例においては、第1、第2係合子15,26取外しのための押釦25押圧方向を前方としたが、左右いずれかの押圧で外れるよう設けてもよく、又整髪部28の櫛歯をブラシに代えてもよく、管状柄22上端面の閉塞は、管状柄上端に頂板を付設することで行ってもよい。支持筒11, 管状柄22, 櫛歯付きの整髪部28はそれぞれ合成樹脂材で一体成形している。
【0013】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、エアゾール缶の環状突部2外面へ、下方筒部を嵌着させて起立する支持筒11内へ、整髪部材21の管状柄22下部を挿入させてその下端をステム4の上部外面へ着脱自在に嵌合させ、その管状柄の下部外面からその下部側方を通って揺動可能にバネ板24を支持筒上方へ起立させ、そのバネ板上端に押釦25を付設すると共に、支持筒内面とバネ板とに、互いに係合して管状柄の上方抜出しを防止する第1、第2係合子15,26を、押釦を介してバネ板24を揺動させることで上記係合が離脱可能に形成したから、エアゾール缶に対する整髪部材21の装着および取外しが容易かつ確実であり、従って複数の異る整髪部材を備品とすることで必要に応じてその整髪部材の交換使用が可能となる便利がある。
【0014】
又整髪部材21を管状柄22と整髪部28とで、管状柄の上部前面を開口すると共に、その開口面の左右両側縁から外向きフランジ29,29を突出しておき、又整髪部台板31の左右両側に折返し部32,32を付設して、台板の左右両側後面と折返し部前面とで上記外向きフランジ29,29を挟持させて、上記開口面を台板の後面で水密に、かつ管状柄に対する整髪部28の上方抜出しおよび再装着が可能に密閉し、又台板下部を弾性変形可能とし、台板下端に付設したレバー35の上方押上げでレバー後端から垂下して管状柄の嵌合凹部38内へ嵌合する係合突子37を有する係合板36が揺動して、その係合突子が嵌合凹部から外れるよう設けたから、整髪部材21を管状柄と整髪部とに分解したり、再組付けすることが容易となり、よって整髪部材が有する液体通路が目塞り等した場合の分解掃除が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明整髪具の断面図である。
【図2】 整髪部材を除いた状態で示す、支持筒付きエアゾール缶の、一部を断面とした側面図である。
【図3】 支持筒の平面図である。
【図4】 整髪部の横断面図である。
【図5】 図1要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
2…環状突部 11…支持筒
15…第1係合子 21…整髪部材
22…管状柄 28…整髪部
35…レバー 36…係合板

Claims (2)

  1. 環状突部2を胴部上端に有し、下方押下げにより缶内液体を噴出するステム4が頂壁中央部を貫通しかつ上方付勢されて起立するエアゾール缶1と、
    上記環状突部外面へ、下方筒部を嵌着させてエアゾール缶から起立する、上下両端面開口の支持筒11と、
    上記支持筒の筒孔内へ挿入させた管状柄22下端をステム4の上部外面へ着脱自在に嵌合させて、支持筒11上方へ起立する柄付き整髪部材21とからなり、
    該整髪部材は、管状柄22の上部前面に管状柄と連通する整髪部28を有すると共に、
    支持筒11内へ挿入させた管状柄22の下部外面から、該管状柄の下部側方を通って揺動可能に支持筒上方へ起立させたバネ板24の上端に押釦25を付設し、かつ支持筒11内面とバネ板24とに、互いに係合して管状柄22の上方抜出しを防止する第1、第2係合子15,26を、押釦25を介してバネ板24を揺動させることで上記係合が離脱可能に付設し、
    更に押釦25押下げによりバネ板24および管状柄下部を介してステム4を付勢に抗して押下げ可能に形成した
    ことを特徴とするエアゾール缶付き整髪具。
  2. 管状柄22の上部前面を開口して、該開口面の左右両側縁から外向きフランジ29,29を突出すると共に、
    透孔30付き台板31の前面から複数ないし多数の整髪子を突出し、かつ台板の左右両側に折返し部32,32を付設した整髪部28を設けて、台板の左右両側後面と上記折返し部32,32の前面とで上記両外向きフランジ29,29を挟持させることで、上記開口面を台板の後面で水密に、かつ管状柄22に対する整髪部28の上方抜出しおよび再装着が可能に密閉すると共に、
    台板31下部を弾性変形可能に設けて該台板下端からレバー35を前方突設すると共に、該レバーの後端下面から係合板36を垂下し、かつ該係合板の下端後面に係合突子37を付設して、管状柄22の下部前面に設けた嵌合凹部38内へ上記係合突子37を嵌合させ、上記レバー35の上方押上げで係合板36が前上方へ揺動して嵌合凹部38内から係合突子37が離脱可能に形成し、
    管状柄22上端面は、管状板の上端に付設した頂板ないし台板上端から後方突設した端板34で密閉した
    ことを特徴とする、請求項1記載のエアゾール缶付き整髪具。
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