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JP3720749B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP3720749B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートの表裏両面に画像形成が可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、ページプリンタ等の画像形成装置においては、片面に画像が形成されたシートを反転させた後、再度画像形成部に搬送し、シートの裏面に画像を形成するようにしたものがあり、このような画像形成装置は、片面に画像が形成されたシートを反転させた後、再度画像形成部に搬送するための両面ユニットを備えている。
【0003】
そして、このような両面ユニットとしては、例えば特開昭58−181064号公報に記載されているもののように、片面にコピーをした後のシート(転写紙)をスイッチバック路に搬送して先端と後端を入れ替えた状態にして返送部に積み重ね、その返送部にシートが最初に到来した時点からカウントを開始して、そのカウント値が複写枚数に達した時に、その返送部に最初にスタックしたシートから再給紙して、それを反転部を通すことにより表裏を反転させて裏面にコピーを行うことによって、両面複写ができるようにしたものがある。
【0004】
また、特開昭57−141656号公報に記載されているもののように、片面にコピーをした後のシートを排紙ローラによって途中まで排出させた段階で一旦停止させ、それを今度は逆搬送して第2収納部に高速で収納し、それを所定のタイミングで再び搬送して裏面側に画像を複写することにより、複写速度を低下させずに両面に画像を複写可能にしたものもある。
【0005】
さらに、特開昭58−182655号公報に記載されているもののように、排紙部と切換ゲートとスイッチバック部と返送部と反転部とからなる両面複写補助手段を設け、表面に画像を複写した後のシートを裏面に画像を複写する際にその両面複写補助手段による複写返送速度を増速して、表面複写終了後のシートを速やかに裏面複写可能な所定の返送位置に達するようにすることにより、両面複写の能率を高めるようにしたもの、さらには特開昭62−161641号公報に記載されているもののように、両面または多重に画像を形成する際、シートの給紙間隔を、シートの搬送状態または外部手段に応じて調整する搬送制御手段を設けることにより、連続プリント時の1分間当り最高印刷可能数の低下を防止するようにしたものもある。
【0006】
また、特開平6−35265号公報に記載されている両面ユニットのように、スイッチバック方式による反転経路を複数設けたものもある。ここで、この両面ユニットにおいては、装置本体に装着した状態で、複数の反転経路が装置本体側の搬送路にそれぞれ接続され、その各反転経路の装置本体からのシート受け入れ部とその装置本体へのシート送り出し部のみを共有経路としている。また、複数の反転経路が、それぞれ複数のシート搬送速度でシートを搬送する搬送機構を備え、さらに反転経路を搬送させるシートのサイズに応じてその反転経路内で同時に搬送させるシート枚数を変化させる搬送枚数制御手段を設けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の両面ユニットを備えた画像形成装置において、特開昭58−181064号公報に記載のものを備えた場合は、シートを一旦返送部にスタックして停止させるため、その停止時間の分だけ処理時間が遅くなってしまい、高速での両面印字ができない。
【0008】
また、特開昭57−141656号公報に記載のものを備えた場合は、スイッチバックの経路が次に連続して搬送されてくるシートと同一の搬送経路を使用しているため、その先行のシートがスイッチバックしている間は次のシートは干渉を避けるために一時停止していなければならないので、やはり高速で両面印字をすることができない。
【0009】
さらに、特開昭58−182655号公報に記載の片面印字後のシートを反転ユニットへ搬送する際の速度を増速するようにしたものを備えた場合、或は特開昭62−161641号公報に記載の給紙間隔をシートの搬送状態により調整するようにしたものを備えた場合は、多少のスピードアップは望めても、大幅な処理速度の向上は望めない。
【0010】
また、特開平6−35265号公報に記載のものを備えた場合は、複数の反転経路を備えているため装置全体が大型化してしまいコストがアップするだけでなく、ユーザにとって使い勝手のよいものとは言えない。
【0011】
一方、両面原稿の画像をシートの両面に形成する際、両面原稿中に片面原稿が混ざっていた場合、従来はこの片面原稿は両面原稿として見做し、片面が白紙にも関らずプロセス制御を行っていた。このため、その分消費電力がかかり、またユーザにとっては課金カウントがその分上乗せされてしまっていた。
【0012】
そこで、本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、装置を大型化することなく高速でシートの両面に画像を形成することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。また、コストを低減することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像形成部により片面に画像が形成されたシートを反転させて再度、前記画像形成部に搬送して前記シートの裏面に画像を形成する画像形成装置において、前記シートを反転させる反転経路と、前記画像形成部に反転したシートを再度搬送する再搬送路と、前記反転経路と複数箇所で合流し、前記画像形成部により片面に画像が形成されたシートをそれぞれ該反転経路に搬送する複数の反転入り口経路と、前記反転経路から複数箇所で分岐し、該反転経路に搬送されたシートをそれぞれ前記再搬送路に搬送する複数の反転出口経路と、を備えたことを特徴とするものである。
【0014】
また本発明は、前記複数の反転入り口経路に順次シートを搬送し、前記シートを該複数の反転入り口経路から前記反転経路に搬送された順に前記複数の反転出口経路から前記再搬送路に順次搬送するように制御する制御手段を有することを特徴とするものである。
【0015】
また本発明は、前記複数の反転入り口経路に順次搬送されたシートを前記複数の反転入り口経路、前記反転経路、前記複数の反転出口経路及び前記再搬送路に順次待機させ、所定のタイミングで前記再搬送路に待機しているシートから順に搬送することを特徴とするものである。
【0016】
また本発明は、画像形成される前のシートを収納するシート収納部と前記画像形成部との間に設けられ、且つ前記再搬送路が合流するシート搬送路を備え、
前記複数の反転入り口経路、前記反転経路、前記複数の反転出口経路及び前記再搬送路に待機させることが可能な枚数のシートが前記シート搬送路の前記再搬送路との合流部よりも下流側に搬送された後、前記再搬送路に待機しているシートを前記シート搬送路に搬送することを特徴とするものである。
【0017】
また本発明は、前記再搬送路に待機しているシートを前記シート搬送路に搬送した後、次の待機シートを前記シート搬送路に搬送する前に前記シート収納部に収納されたシートを前記シート搬送路に搬送し、前記画像形成される前のシートと前記待機シートとを交互に搬送するようにしたことを特徴とするものである。
【0018】
また本発明は、前記片面に画像が形成されたシートを反転させて排出する排出通路を備え、前記シートを反転排出する場合は、前記複数の反転入り口経路のうちの所定の反転入り口経路と前記反転経路とにより前記シートを反転させる反転排出通路を形成し、前記反転排出通路から反転したシートを前記排出通路に向わせるようにしたことを特徴とするものである。
【0019】
また本発明は、前記反転排出通路は、前記排出通路に最も近い反転入り口経路を使用することを特徴とするものである。
【0020】
また本発明は、前記片面に画像が形成されたシートを選択的に前記所定の反転入り口経路に搬送するよう該シートの前又は後に少なくともシート1枚分の空間を設けるようにしたことを特徴とするものである。
【0021】
また本発明は、画像形成される前のシートを収納するシート収納部と前記画像形成部との間に設けられ、且つ前記再搬送路が合流するシート搬送路を備え、前記片面に画像が形成されたシートの反転排出が終了した後、前記反転排出したシート枚数と同数のシートを前記シート搬送路に搬送するようにしたことを特徴とするものである。
【0022】
また本発明は、前記シートの搬送方向の長さに応じて搬送するシートの間隔を変更するようにしたことを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
【0024】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例である複写機の全体構成図である。
【0025】
同図において、100は複写機であり、この複写機100は画像形成部105を備えたプリンタ部101と、画像読み取り部102とを有している。また、この複写機100は画像読み取り部102の上方に自動原稿給送装置103を備えており、この自動原稿給送装置103により、画像読み取り部102上のプラテンガラス102aには不図示の原稿が自動的に給送され、この原稿を画像読み取り部102により走査して、CCDカメラ102bからのデジタル情報を不図示の記憶装置に潜像データとして記憶させるようにしている。
【0026】
さらに、複写機100は、この潜像データに基づきスキャナ部104により、画像形成部105の感光ドラム106に潜像を形成した後、トナーを用いて現像することにより、感光ドラム106にトナー像を形成するようにしている。
【0027】
一方、113A,113B,113C,113Dは、プリンタ部101内に配設され、多数枚のシートをそれぞれ収納するシート収納部である給紙カセットであり、これら各給紙カセット113A,113B,113C,113Dに収納されたシートは、それぞれ給紙部111E,111F,111G,111Hにより1枚ずつ給紙された後、シート搬送路である搬送パス115a,115bを通りレジスト導入部116に所定のタイミングで搬送されるようになっている。
【0028】
ここで、このレジスト導入部116にはレジストローラ117が設けられており、シートは、このレジストローラ117により斜行が矯正された後、所定のタイミングで転写分離帯電器118に搬送され、この転写分離帯電器118によって感光ドラム106からトナー像が転写されるようになっている。
【0029】
また、107はトナー像が転写されたシートを定着部108に搬送する搬送部であり、搬送部107により搬送されたシートは、定着部108の定着ローラ119によってトナー像が定着される。なお、トナー像が定着された後、シートは、第1排出パス108Aに設けられた排紙フラッパ110A,110Bにより、排紙トレイ109又は反転入り口経路111A,111Bに振り分けられる。
【0030】
ここで、この排紙フラッパ110A,110Bは、後述する図2に示す制御装置80により制御されてシートPの片面のみに画像を形成する片面コピーの場合は排紙トレイ109側に切り換わり、シートの両面に画像を形成する両面コピー、或は片面に複数回画像を形成する多重コピーを行う場合には両面ユニット101A側に切り換わるようになっている。
【0031】
図2は、例えば両面コピー時には片面に画像が形成されたシートを反転させ、この裏表反転したシートを再度、画像形成部105へ搬送する両面ユニット101Aの構成を示す図である。
【0032】
ここで、同図に示すように、両面ユニット101AはローラR61、R62を備えた第1反転入り口経路111Aと、ローラR6、R7を備えた第2反転入り口経路111Bと、表裏反転したシートを再度画像形成部105へ搬送する再搬送ローラR8,R9を備えた再搬送路である両面搬送通路121を備えている。
【0033】
また、第1及び第2反転入り口経路111A、111Bが合流し、かつローラR2を備えた第1反転経路112A及びローラR1を備えた第2反転経路112Bよりなり、第1及び第2反転入り口経路111A,111Bから搬送されたシートを反転する反転経路112と、反転経路112から分岐し、シートを両面搬送通路121へ搬送するためのローラR4,R5を備えた第1反転出口経路120A及びローラR3を備えた第2反転出口経路120Bとを備えている。
【0034】
さらに、選択的にシートを第2反転経路112Bから第2反転出口経路120Bに導入させる第1及び第2フラッパ114A,114Bと、選択的にシートを第1反転経路112Aから第1反転出口経路120A、或は第2排紙パス108Bに導入させる第3及び第4フラッパ114C,114Dとを備えている。
【0035】
また、第1反転入り口経路111Aには第4センサS4が、第2反転入り口経路111Bには第7センサS7が、両面搬送通路121には第8センサS8が、第1反転出口経路120Aには第6センサS6が、第2反転出口経路120Bには第5センサS5が、第1反転経路112Aには第3センサS3が、第2反転経路112Bには第2センサS2がそれぞれ設けられている。なお、本実施の形態において、これら各センサとして反射型のフォトセンサを用いている。
【0036】
ここで、ローラR62は第1反転入り口経路111Aから第1反転経路112Aにシートを搬送するための搬送力と、第1反転経路112Aから第1反転出口経路120Aにシートを搬送するための搬送力を同時に与えられるようなローラ構成を有している。
【0037】
即ち、ローラR62は、駆動ローラ62aと、この駆動ローラ62aにそれぞれ当接し、駆動ローラ62aが矢印方向に回転すると、これに伴い矢印方向に回転する従動ローラ62b,62cとを備えており、これにより第1反転入り口経路111Aから第1反転経路112Aにシートを搬送するための搬送力と、第1反転経路112Aから第1反転出口経路120Aにシートを搬送するための搬送力を同時に与えられるようになっている。
【0038】
なお、図2において、80は制御装置であり、この制御装置80による制御により、各ローラR1〜R9,R61,R62、排紙フラッパ110A,110B及び第1〜第4フラッパ114A〜114Dは正逆転駆動、または揺動されるようになっている。なお、S1はシートが定着ローラ119を通過したことを検知する第1センサである。
【0039】
次に、このように構成された両面ユニット101Aにおける制御装置80による片面に画像が形成されたシートの画像形成部105への再給紙制御動作を説明する。
【0040】
まず始めに、片面に画像が形成された例えばショートサイズのシートを反転させて画像形成部105に搬送する両面搬送動作について説明する。
【0041】
シートの両面搬送を行う場合、同図に示すように所定の間隔を設けてシートが搬送されると、まず片面に画像が形成された先頭紙である第1シート1が定着ローラ119を通過したことを第1センサS1によって検知すると、制御装置80は、第1及び第2排紙フラッパ110A,110Bを切換え、以後シートを第1及び反転入り口経路111A,111Bにそれぞれ振り分ける。
【0042】
なお、本実施の形態においては、2n+1(nは0以上の整数)番目のシートは第2反転入り口経路111Bに、また2n+2番目のシートは第1反転入り口経路111Aに搬送するように第1及び第2排紙フラッパ110A,110Bを制御する。
【0043】
これにより、まず第1シート1は、図3の(a)に示すように第2反転入り口経路111Bに搬送され、このシート1の先端を第7センサS7が検知すると、制御装置80は下流の第2反転経路112Bにおける先行シートの有無を確認する。ここで、この場合は、先行シートが存在しないので、そのまま第1シート1を第2反転経路112Bに向け搬送する。
【0044】
一方、このように第1シート1が第2反転経路112Bに搬送されるようになり、この後、第1センサS1によって後続シートである第2シート2が定着ローラ119を通過したことを検知すると、制御装置80は、第1及び第2排紙フラッパ110A,110Bを切換え、第2シート2を第1反転入り口経路111Aに搬送する。なお、この後、第3シート3、第4シート4もそれぞれ搬送される。
【0045】
次に、図3の(b)に示すように、第1シート1が第2反転経路112Bに搬送され、第2反転経路112Bにある第2センサS2が第1シート1の通過を検知すると、ローラR1の正転(搬送)方向への駆動を停止して第1シート1の搬送を停止させる。ここで、本実施の形態において、各ローラの駆動源としてステッピングモータを用いており、ステッピングモータの脱調を防ぐためモータ固有振動が安定するまで所定時間停止させる。
【0046】
次に、所定時間が経過した後、ローラR1を逆転駆動し、第1シート1を搬送する。そして、この後、第2センサS2が再び第1シート1を検知すると、第2反転出口経路120Bに第1シート1を搬送するように第1及び第2フラッパ114A,114Bを制御する。
【0047】
一方、第1反転入り口経路111Aに搬送された第2シート2の先端を第4センサS4が検知すると、制御装置80は下流の第1反転経路112Aにおける先行シートの有無を確認する。この場合、先行シートは存在しないので、そのまま搬送を行う。
【0048】
これにより、図3の(c)に示すように、第1シート1は第2反転出口経路120Bに搬送され、第2シート2は第1反転経路112Aに搬送される。そして、この後、第5センサS5によって第1シート1が検知されると、ローラR3を停止し、第1シート1の搬送を一時停止する。そして、給紙カセット113A,113B,113C,113D(図1参照)のいずれかから給紙搬送されてきた第6シート6の更に後続シートである不図示の第7シートの後に第1シート1の両面搬送経路121から再給紙を行うタイミングに合わせて、ローラR3の駆動を制御して第1シート1の搬送を再開する。
【0049】
また、第3センサS3が第2シート2の通過を検知するとローラR2を停止し、この後ローラR2を逆転駆動させることで第2シート2を逆方向に搬送する。そして、再び第3センサS3が第2シート2の通過を検知すると、第1反転出口経路120Aに第2シート2を搬送するよう第3及び第4フラッパ114C,114Dを制御する。
【0050】
一方、このような第1及び第2シート1,2の搬送動作に並行して排紙フラッパ110A,110Bを制御し、2n+1番目のシートとなる第3シート3を第2反転入り口経路111Bに搬送する。そして、この後、第2反転入り口経路111Bを搬送された第3シート3の先端を第7センサS7が検知すると、第2反転経路112Bにおける先行シートの有無を確認する。この場合、先行シートが存在しないので、そのまま第3シート3を搬送する。後続シートについても同様に制御する。
【0051】
次に、図4の(a)に示すように、搬送を再開された第1シート1は両面搬送経路121に搬送される。ここで、第1シート1は既述したように、第7シート7の後に両面搬送経路121からの再給紙を行うタイミングで搬送されている。なお、本実施の形態において、第1及び第2反転入り口経路111A,111B、第1及び第2反転経路112A,112B、第1及び第2反転出口経路120A,120B及び両面搬送経路121に待機させることが可能な枚数は5枚となっており、このため後述する図4の(c)に示すように第6シート6が第1反転入り口経路111Aに搬送された際、第1シート1が搬送パス115aに搬送されるようになっている。
【0052】
ここで、このように第1シート1を搬送パス115aに搬送した際、第6シート6との間隔が広くなり過ぎるので、本実施の形態においては、第6シート6の後に第7シート7を搬送し、この後、第1シート1を搬送するようにしている。これにより、モータを加速することなく所定のシート間隔でシートを搬送することが可能となる。なお、同様に、以後、例えば第8シートの後に第2シート2を、第9シートの後に第3シート3、・・・というようにシートを搬送するようにする。
【0053】
一方、第1反転出口経路120Aにおいて、第2シート2を第6センサS6が検知すると、ローラR4,R5の駆動を一時停止する。そして、この後、両面搬送経路121から再給紙される第1シート1の後に給紙される不図示の第8シートの後に再給紙されるタイミングに合わせて、ローラR4,R5の駆動を制御して第2シート2の搬送を再開する。後続シートについても同様に制御する。
【0054】
次に、図4の(b)に示すように、第1シート1は給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかから給紙された第7シート7の後に搬送パス115aに搬送される。なお、同図では、第7シート7は給紙カセット113A,113C,113Dのいずれかから給紙されている。
【0055】
また、このとき第8シートは、まだ搬送されてきていないので第2シート2を停止状態としている。一方、第3シート3については、第2反転経路112Bから第1及び第2フラッパ114A,114Bを制御することによって第2反転出口経路120Bに搬送する。この際、第5センサS5によって第3シート3の先端が検知されると、先行シートである第2シート2が、まだ第1反転出口経路120Aで待機しているので、第3シート3も待機させるようローラR3の駆動を一時停止する。
【0056】
また、第4シート4は、第1反転入り口経路111Aから搬送されて第1反転経路112Aに到達する。この際、シート後端を第3センサS3が検知すると第1反転出口経路120Aに第4シート4を搬送するため、第3及び第4フラッパ114C,114Dを制御する。しかし、このとき第1反転出口経路120Aには先行シートである第2シート2が待機しているので、第4シート4も第1反転経路112Aで待機させるようローラR2の駆動を一時停止する。後続シートについても同様に制御する。
【0057】
次に、同図の(c)に示すように、第1シート1がすでにレジスト導入部116のレジストローラ117を通過し、後続シートである第8シート8も搬送パス115aに搬送されると、このとき第2シート2は既述したとおり第8シート8の後に搬送パス115aに再給紙されるタイミングに合わせてすでに第1反転出口経路120Aから両面搬送経路121に搬送されている。
【0058】
また、これに合わせて第4シート4は反転経路出口120Aに搬送され、第6センサS6によって先端を検知されるが、このとき第2反転出口経路120Bに先行シートである第3シート3が待機しているのでローラR4,R5の駆動を停止して第4シート4の搬送を一時停止する。第5シート5に関しても同様に下流の第2反転出口経路120Bが塞がっているので第2反転経路112Bで待機させる。後続シートについても同様に制御する。
【0059】
次に図5の(a)に示すように、第1シート1が定着ローラ119を抜け、第1センサS1に到着し、これを第1センサS1が検知すると、第1排紙パス108Aに第1シート1を搬送するように排紙フラッパ110A,110Bを制御する。
【0060】
一方、第2シート2は給紙カセット113A,113B,113C,113Dの、いずれかから給紙された第8シート8の後に搬送パス115aに搬送される。また、第3シート3については依然として停止状態にあり、第4シート4は第2反転出口経路120Bに第3シート3が待機しているので待機状態となっている。さらに、第5及び第6シート5,6は先行シートが下流に残っているため待機状態となっている。
【0061】
ところで、このとき第7シート7は、第2反転入り口経路111Bに搬送されており、この第7シート7の先端を第7センサS7が検出すると、第2反転経路112Bに先行シートがあるか、もしくはローラR1が第7シート7の搬送方向とは逆の方向に回転している場合、ローラR6,R7の駆動を停止して第7シート7の搬送を一時停止する。後続シートについても同様の制御を行う。
【0062】
この後、図5の(b)に示すように、第1シート1は排出パス108Aに搬送され、機外に排紙される。また、第2シート2は先行シートの第1シート1と同様の搬送が行われ、第3シート3は第9シート9の後に搬送パス115aに再給紙されるタイミングに合わせて、すでに第2反転出口経路120Bから両面搬送経路121に搬送されている。
【0063】
なお、これに伴い第5シート5を反転経路出口120Bに搬送し、第5センサS5がシート先端を検知すると、第1反転出口経路120Aに先行シートである第4シート4が待機しているのでローラR3の駆動を停止して第5シート5の搬送を一時停止する。後続シートにおいても同様の制御を行う。
【0064】
次に、図6の(a)に示すように、第2シート2は定着ローラ119を通過する。そして、この際、第1センサS1が先端を検知すると、第2シート2を第1排紙パス108Aに搬送するよう排紙フラッパ110A,110Bを制御する。また、第3シート3を給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかから給紙された第9シート9の後に搬送パス115aに搬送する。
【0065】
さらに、第4センサS4が第8シート8を検知すると、下流の第1反転経路112Aには第6シート6があることがわかっているのでローラR6の駆動を停止し、第8シート8の搬送を一時停止する。後続シートにおいても同様に制御する。
【0066】
この後、図6の(b)に示すように第2シート2を第1排出パス108Aに搬送し、機外に排紙する。また、第3シート3を先行シートの第2シート2と同様に搬送し、第4シート4を第10シート10の後に搬送パス115aに再給紙されるタイミングに合わせて両面搬送経路121に搬送する。なお、同図は、第4シート4はすでに第1反転出口経路120Aから両面搬送経路121に搬送された状態を示している。
【0067】
これと同時に第6シート6を第1反転出口経路120Aに搬送し、この第6シート6の先端を第6センサS6が検知すると、第2反転出口経路120Bに先行シートである第5シート5が待機しているので、ローラR5の駆動を停止して第6シート6の搬送を一時停止する。後続シートにおいても同様に制御する。なお、この後のシートの両面搬送のシーケンスは図2から図6を繰り返し行う。
【0068】
このように、反転経路112(第1及び第2反転経路112A,112B)に対してそれぞれ複数2つの反転入り口経路111A,111Bと反転搬送出口経路120A,120Bを設けることにより、ショートサイズのシート搬送において、シートを待機させるポイントを最大で6箇所確保することができる。
【0069】
ここで、このように待機ポイントを最大で6箇所確保することにより、順次第1及び第2反転入り口経路111A,111Bに搬送されたシートを、第1及び第2反転入り口経路111A,111B、第1及び第2反転出口経路120A,120B及び両面搬送通路121に順次待機させことができる。
【0070】
そして、このようにシートを順次待機させることにより、所定のタイミング、即ち第1及び第2反転入り口経路111A,111Bに順次搬送されたシート間隔と、レジスト導入部116に搬送されるシート間隔とが同じになるようなタイミングで、両面搬送通路121に待機しているシートから順に、レジスト導入部116に搬送された順序で再搬送を行うことができる。これにより、一定の間隔でシートを搬送することができ、高速でシートの両面に画像を形成することが可能となる。
【0071】
更に、既述したように例えば、第7シート7の後に反転した第1シート1を搬送し、第8シート7の後に反転した第2シートを搬送し、以下同様にシートを搬送し、やがて第7シート7を反転させてレジスト導入部116(搬送パス115a)に搬送するまで、モータの加速を行うことなく最大で13枚を循環して搬送することができる。
【0072】
これにより、高速でシートの両面に画像を形成することができる複写機本体を小型化することができると共に、加速を行うことがないのでモータの駆動に関して余裕のある制御を行うことができる。また、反転処理を分散させることができるので、駆動に使用しているモータの使用頻度が減少することになり、部品寿命を延ばすことができる。さらに、レジスト導入部116に対して循環して搬送する最初のシートから最後のシートまで所定の間隔で搬送することができるので、100%の両面搬送のパフォーマンスを実現することができる。
【0073】
また、これまでの説明においては、反転入り口経路、反転経路及び反転出口経路をそれぞれ2つずつ設けた複写機について述べてきたが、本発明は、これに限らずと、反転入り口経路、反転経路及び反転出口経路を3つ以上設けるようにしても良い。
【0074】
ところで、既述したように両面原稿中に片面原稿が混ざっていた場合、従来は片面原稿を両面原稿として見做し、片面が白紙にも関らずプロセス制御を行っていたが、本発明においては、このように両面原稿中に片面原稿が混ざっていた場合は、両面搬送中においても、該当する片面原稿に対応するシートは画像形成部105に再給紙することなく、そのまま反転させて排出するようにしている。
【0075】
そして、このようにシートの両面搬送中でも、シートを反転させて排出する反転搬送ジョブを行うことにより、消費電力を低減することができると共に、課金カウントの上乗せもなくなるのでユーザコストを低減することができる。
【0076】
次に、このようなシートの両面搬送時における反転搬送ジョブの制御について説明する。
【0077】
なお、本実施の形態において、反転搬送ジョブを行う場合には、反転排紙を行うシートの後にシート1枚分空けるようにしている。図7は、このような反転搬送ジョブを行う場合のレジスト導入部116への搬送順番を示した図である。
【0078】
ここで、同図において、Aは片面の画像形成を既に行っていて両面ユニット101Aから再給紙されたシートである両面シートを表し、Bは反転排紙を行うシートである反転シートを表し、Cは給紙カセットから給紙されたばかりのシートである給紙シートを表している。
【0079】
そして、同図に示すように両面シートA1の後で反転シートB1〜Bnを排紙する場合、レジスト導入部116にシートを送る順序としては、両面シートA1の先行シートである両面シートA0がレジスト導入部116に搬送された後にシート1枚分空けるようにする。
【0080】
次に両面シートA1、次に反転シートB1、シート1枚分空けて、反転シートB2、シート1枚分空けて、これを繰り返して最後に反転シートBn、この後、シート2枚分空けて両面シートA2、この後シート3枚分給紙カセットから給紙され、両面シートA3という順番になる。
【0081】
次に、このようなシートの流れを説明する。なお、実際のシートの流れとしては、図5の(a)の状態で第3シート3の後から反転排紙を3枚分行ってから再び両面搬送に戻る場合について説明する。なお、この場合、図5の(b)では第2シート2を両面搬送経路121から搬送パス115aに搬送した後、第9シート9が給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかから給紙されていたが、この場合、図8の(a)のようにシート1枚分間隔を空けるようにする。
【0082】
そして、この場合、第3シート3を、シート1枚分空けている後に搬送パス115aに再給紙されるタイミングに合わせて第2反転出口経路120Bから両面搬送経路121に搬送するようにする。なお、第4〜第6シート4〜6については下流である搬送経路にそれぞれシートが待機しているのでそのまま待機させておく。
【0083】
また、第7シート7については下流の第2反転経路112Bが空いているので第2反転入り口経路111Bから搬送し、第8シート8については定着ローラ109を抜けた後、第1センサS1がシート先端を検知すると、後に搬送されてくる反転シートの反転搬送を第1及び第2反転入り口経路111A,111Bの一方、本実施の形態においては第1反転入り口経路111Aにおいて行うため、第8シート8を第2反転入り口経路111Bに搬送するように排紙フラッパ110A,110Bを制御する。
【0084】
これにより、図8の(b)に示すように第8シート8は第2反転入り口経路111Bに搬送され、第3シート3は両面搬送経路121から第2シート2の後のシート1枚分を空けた後に搬送パス115aに搬送される。なお、第4〜第6シート4〜6については依然停止状態とする。また、第2反転経路112B上の第2センサS2が第7シート7の後端を検知すると、ローラR1の駆動を停止して第7シート7の搬送を一時停止する。
【0085】
さらに、第2反転入り口経路111Bにある第7センサS7が第8シート8の先端を検知すると、下流の第2反転経路112Bに第7シート7があることがわかっているので、ローラR6,R7の駆動を停止し、第8シート8の搬送を一時停止する。一方、第1センサS1が第2シート2の先端を検知すると、第2シート2を機外に排紙するため排紙フラッパ110A,110Bを制御する。
【0086】
これにより、図8の(c)に示すように第2シート2は第1排紙パス108Aを通り機外に排紙される。一方、レジスト導入部116に到達した第3シート3の後には反転第1シート反1が搬送パス115aに搬送されてくる。なお、両面搬送経路121上にある第8センサS8が第4シート4の先端を検知すると、ローラR8,R9の駆動を停止し、第4シート4の搬送を一時停止する。
【0087】
また、これと同時に第6シート6を第1反転経路112Aから第1反転出口経路120Aに搬送し、この第6シート6の先端を第6センサS6が検知すると、下流の両面搬送経路121に第4シート4があるのでローラR4,R5の駆動を停止し、第6シート6の搬送を一時停止する。
【0088】
そして、このようにすることで反転排紙に必要な反転入り口経路111A、第1反転経路112A及び第2排紙パス108Bを確保することができる。なお、第5シート5、第7シート7及び第8シート8については依然待機を続ける。
【0089】
次に、図9の(a)に示すように、第3シート3の先端を第1センサS1が検知すると、第3シート3を機外に排紙するため第1排紙パス108Aに第3シート3を搬送するように排紙フラッパ110A,110Bを制御する。なお、第4〜第8シート4〜8は待機しておく。また、反転第1シート反1の後続にはシート一枚分を空けるようにする。
【0090】
次に、図9の(b)に示すように第3シート3は第1排紙パス108Aに搬送される。一方、反転第1シート反1の先端を第1センサS1が検知すると、反転第1シート反1を反転入り口経路111Aに搬送するように排紙フラッパ110A,110Bを制御する。また、反転第1シート反1からシート1枚分空けてから給紙された反転第2シート反2が反転パス115aに搬送される。なお、第4〜第8シート4〜8は依然待機を続ける。
【0091】
次に、図9の(c)に示すように、反転入り口経路111Aに搬送された反転第1シート反1の先端を第4センサS4が検知すると、下流の第1反転経路112Aに先行シートが無いことがわかっているのでそのまま搬送を行う。また反転第2シート反2の後はシート1枚分空けておく。なお、第4〜第8シート4〜8は依然待機を続ける。
【0092】
次に、図10の(a)に示すように、反転第1シート反1の先端を第1反転経路112A上にある第3センサS3が検知すると、ローラR2の駆動を停止して反転第1シート反1の搬送を一時停止し、ステッピングモータのモータ固有振動が安定するまで所定時間停止した後、ローラR2を逆方向に駆動する。そして、この後、再度第3センサS3によってシート先端が検知されると、反転第1シート反1を第2排紙パス108Bに搬送するため第3及び第4フラッパ114C,114Dを制御する。
【0093】
なお、反転第1シート反1と同様に、第1センサS1が反転第2シート反2の先端を検知すると、反転第2シート反2を反転入り口経路111Aに搬送するように第1及び第2フラッパ110A,110Bを制御する。また、反転第3シート反3は反転第2シート反2からシート1枚分を空けてから給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかから給紙され、搬送パス115aに搬送される。なお、第4〜第8シート4〜8は依然待機を続ける。
【0094】
この後、反転第1シート反1は図10の(b)に示すように第2排紙パス108Bを通って機外に排紙される。また、反転入り口経路111Aに搬送された反転第2シート反2の先端を第4センサS4が検知すると、下流の第1反転経路112Aに先行シートが無いことがわかっているのでそのまま搬送を行う。
【0095】
ここで、このように反転シート3枚が全て給紙されたが、すぐに給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかからの給紙、もしくは両面搬送経路121からの再給紙は行わない。また、第4〜第8シート4〜8は依然待機を続ける。
【0096】
次に、図10の(c)に示すように、反転第2シート反2の後端を第1反転経路112A上にある第3センサS3が検知すると、ローラR2の駆動を停止して反転第2シート反2の搬送を一時停止し、所定時間経過後、ローラR2を逆転する。そして、この後、再度第3センサS3が反転第2シート反2の先端を検知すると、反転第2シート反2を第2排紙パス108Bに搬送するために第3及び第4フラッパ114C,114Dを制御する。
【0097】
なお、反転第3シート反3は、反転第1及び第2シート反1,反2と同様に、第1センサS1が先端を検知すると反転入り口経路111Aに搬送されるように、フラッパ110A、110Bが制御される。このときも、やはり、給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかからの給紙、もしくは両面搬送経路121からの再給紙は行わない。
【0098】
この後、反転第2シート反2は図11の(a)に示すように、第2排紙パス108Bを通って機外に排紙される。なお、反転入り口経路111Aに搬送された反転第3シート反3の先端を第4センサS4が検知すると、下流の第1反転経路112Aに先行シートが無いことがわかっているのでそのまま搬送を行う。また第4シート4については、反転シートの最終紙である反転第3シート反3が給紙されてからシート2枚分空けた後に搬送できるようにタイミングを計って両面搬送経路121から搬送パス115aに搬送する。
【0099】
次に、図11の(b)に示すように、反転第3シート反3の後端を第1反転経路112A上にある第3センサS3が検知すると、ローラR2の駆動を停止して反転第3シート3の搬送を一時停止する。そして、所定時間経過後、ローラR2の逆転駆動により逆送された反転第3シート反3の先端を第3センサS3が検知すると、反転第3シート反3を第2排紙パス108Bに搬送するために第3及び第4フラッパ114C,114Dを制御する。
【0100】
なお、第9シート9は両面搬送経路121から再給紙された第4シート4の後に搬送されるように、給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかから給紙され、搬送パス115aを搬送される。この後、反転第1〜第3シート反1〜反3を反転させる際、複写機100の本体内部に生じた反転シートの枚数である3枚分の空間を埋めるために、給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかからシートが第9シート9を含め、3枚分給紙される。
【0101】
なお、第5シート5については、下流の両面搬送経路121に先行シートがないので第9〜第11シート9〜11の後に搬送されるように両面搬送経路121に搬送する。この後、両面搬送経路121上にある第8センサS8がシート先端を検知すると、ローラR8,R9の駆動を停止して第5シート5の搬送を一時停止する。
【0102】
これと同時に、第7シート7を第2反転経路112Bから第2反転出口経路120Bに搬送する。この際、第5センサS5がシート先端を検知すると、第1反転出口経路120Aに第6シート6が待機しているので、ローラR3の駆動を停止し、第7シート7の搬送を一時停止する。
【0103】
この後、図11の(c)に示すように反転第3シート反3は第2排紙パス108Bを通って機外に排紙される。また、第4シート4の先端を第1センサS1が検知すると、第4シート4を第1排紙パス108Aから機外に排紙するために排紙フラッパ110A,110Bを制御する。なお、第6及び第7シート6,7はそのまま待機しておく。
【0104】
また、第8シート8については、下流の第2反転経路112Bに先行シートが無くなり、第1ローラR1の駆動も終了したので搬送を開始し、この後、第2センサS2がシート後端を検知すると、ローラR1の駆動を停止する。第10シート10においては既述したように、給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかから給紙され、搬送パス115aに搬送される。
【0105】
次に、図12の(a)に示すように、第4シート4は第1排紙パス108Aを通って機外に排紙される。また、第5〜第7シート5〜7は依然停止状態にしておく。なお、第8シート8においては、反転排紙を行うために2n番目のシートにもかかわらず第2反転入り口経路111Bから第2反転経路112Bに搬送していたが、第2反転経路112Bから第1反転経路112Aに搬送するようにフラッパ114A、114Bを制御する。
【0106】
そして、この後、第1反転経路112Aに搬送されてから第8シート8の先端を第3センサS3が検知すると、下流の第1反転出口経路120Aに搬送するため、第3及び第4フラッパ114C,114Dを制御する。
【0107】
しかし、このとき第1反転出口経路120Aには先行シートが存在するのでローラR2の駆動を停止し、第8シート8の搬送を一時停止する。また、第1センサS1が第9シート9の先端を検知すると、第2反転入り口経路111Bに搬送するために排紙フラッパ110A,110Bを制御する。さらに、第11シート11は既述したように、給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかから給紙され搬送パス115aに搬送される。
【0108】
次に、図12の(b)に示すように、第5シート5は給紙カセット113A,113B,113C,113Dのいずれかから給紙された第11シート11の後に搬送パス115aに搬送される。第6〜第8シート6〜8は依然待機とする。
【0109】
また、第2反転入り口経路111Bを搬送された第9シート9の先端を第7センサS7が検知すると、下流の第2反転経路112Bに先行シートの有無を確認し、この場合先行シートが存在しないことを確認するので、そのまま第9シート9を搬送する。なお、第10シート10については、第1センサS1がシート先端を検知すると、反転入り口経路111Aに搬送するために排紙フラッパ110A,110Bを制御する。
【0110】
次からのシートの両面搬送のシーケンスは図4の(c)から始まり図6の(b)まで進んだ後、また図4の(c)から図6の(b)までを繰り返し行う。
【0111】
このように、両面搬送中に第1及び第2反転入り口経路111A,111Bのうちの1つ、本実施の形態においては第2排紙パス108Bに近い第1反転入り口経路111A及び第1反転経路112Aにおける両面搬送ジョブのための使用を禁止して、第1反転入り口経路111Aと第1反転経路112Aとによりシートを反転して第2排紙パス108Bに向わせる反転排出経路を形成すると共に、複写機本体内部の待機ポイントにおいて両面搬送シートを待機させることで、両面搬送の際でも第1反転入り口経路111A及び第1反転経路112Aを使用して反転シートを排紙することができる。
【0112】
これにより、シートの両面搬送中に反転搬送ジョブを行うことができるようになり、高い生産性が実現できる。さらに、このように片面原稿に対応するシートを画像形成部105に再給紙することなく、そのまま反転させて排出するようにすることにより、省エネを図ることができ、かつコストを低減することができる。
【0113】
なお、これまでの説明においては、第2排紙パス108Bに近い第1反転入り口経路111A及び第1反転経路112Aにより反転排出経路を形成する場合について述べてきたが、第2反転入り口経路111B及び第2反転経路112Bにより反転排出経路を形成するようにしても良い。ここで、このように第2反転入り口経路111B及び第2反転経路112Bにより反転排出経路を形成した場合には、反転シートの前にシート1枚分空けるようにする。
【0114】
さらに、これまでの説明においては、反転入り口経路を2つ設けた複写機について述べてきたが、本発明は、これに限らずと、反転入り口経路を3つ以上設けるようにしても良い。そして、このように反転入り口経路を3つ以上設けた場合には、選択した反転入り口経路に反転シートを搬送することができるよう例えば反転シートの前、或は後に空けるシート枚数を2枚以上とするようにする。
【0115】
ところで、これまでは、ショートサイズのシートにおける搬送制御について述べてきたが、本発明は、これに限らずシートのサイズにあわせてレジスト導入部116へのシート搬送タイミング(シート間隔)を変更し、複写機内のシートの循環枚数を変えることで、ショートサイズ(A4、LTR、B5、etc…)のシートだけでなく、ラージサイズ(A3、LDR、LGL、B4、etc…)もしくはR系(A4R、LTR−R、B5R、etc…)のシートにおいても上記のような動作が可能となる。
【0116】
また、これまでの説明においては、シート搬送の駆動源をステッピングモータとして説明していたが、クラッチで行っても良いことは言うまでもない。
【0117】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の反転入り口経路に順次シートを搬送し、複数の反転入り口経路から反転経路に搬送された順に複数の反転出口経路から再搬送路にシートを搬送するようにすることにより、シート間隔が一定の状態で多数のシートを搬送することができ、これにより装置を大型化することなく高速でシートの両面に画像を形成することができる。
【0118】
また、シートを反転排出する場合は、反転したシートを画像形成部に再給紙することなく排出通路に向わせるようにすることにより、省エネを図ることができ、かつコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例である複写機の全体構成図。
【図2】上記両面ユニットの構成を示す図。
【図3】上記両面ユニットを用いてシートを画像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第1の図。
【図4】上記両面ユニットを用いてシートを画像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第2の図。
【図5】上記両面ユニットを用いてシートを画像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第3の図。
【図6】上記両面ユニットを用いてシートを画像形成部へ再給紙する際のシートの流れを説明する第4の図。
【図7】上記両面ユニットの反転搬送ジョブを行う場合のレジスト導入部への搬送順番を示した図。
【図8】上記反転搬送ジョブの際のシートの流れを説明する第1の図。
【図9】上記反転搬送ジョブの際のシートの流れを説明する第2の図。
【図10】上記反転搬送ジョブの際のシートの流れを説明する第3の図。
【図11】上記反転搬送ジョブの際のシートの流れを説明する第4の図。
【図12】上記反転搬送ジョブの際のシートの流れを説明する第5の図。
【符号の説明】
80 制御装置
100 複写機
101 プリンタ部
101A 両面ユニット
105 画像形成部
111A 第1反転入り口経路
111B 第2反転入り口経路
112 反転経路
112A 第1反転経路
112B 第2反転経路
113A,113B,113C,113D給紙カセット
115a,115b搬送パス
120A 第1反転出口経路
120B 第2反転出口経路
121 両面搬送通路

Claims (10)

  1. 画像形成部により片面に画像が形成されたシートを反転させて再度、前記画像形成部に搬送して前記シートの裏面に画像を形成する画像形成装置において、
    前記シートを反転させる反転経路と、
    前記画像形成部に反転したシートを再度搬送する再搬送路と、
    前記反転経路と複数箇所で合流し、前記画像形成部により片面に画像が形成されたシートをそれぞれ該反転経路に搬送する複数の反転入り口経路と、
    前記反転経路から複数箇所で分岐し、該反転経路に搬送されたシートをそれぞれ前記再搬送路に搬送する複数の反転出口経路と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の反転入り口経路に順次シートを搬送し、前記シートを該複数の反転入り口経路から前記反転経路に搬送された順に前記複数の反転出口経路から前記再搬送路に順次搬送するように制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の反転入り口経路に順次搬送されたシートを前記複数の反転入り口経路、前記反転経路、前記複数の反転出口経路及び前記再搬送路に順次待機させ、所定のタイミングで前記再搬送路に待機しているシートから順に搬送することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 画像形成される前のシートを収納するシート収納部と前記画像形成部との間に設けられ、且つ前記再搬送路が合流するシート搬送路を備え、前記複数の反転入り口経路、前記反転経路、前記複数の反転出口経路及び前記再搬送路に待機させることが可能な枚数のシートが前記シート搬送路の前記再搬送路との合流部よりも下流側に搬送された後、前記再搬送路に待機しているシートを前記シート搬送路に搬送することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記再搬送路に待機しているシートを前記シート搬送路に搬送した後、次の待機シートを前記シート搬送路に搬送する前に前記シート収納部に収納されたシートを前記シート搬送路に搬送し、前記画像形成される前のシートと前記待機シートとを交互に搬送するようにしたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記片面に画像が形成されたシートを反転させて排出する排出通路を備え、
    前記シートを反転排出する場合は、前記複数の反転入り口経路のうちの所定の反転入り口経路と前記反転経路とにより前記シートを反転させる反転排出通路を形成し、前記反転排出通路から反転したシートを前記排出通路に向わせるようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記反転排出通路は、前記排出通路に最も近い反転入り口経路を使用することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記片面に画像が形成されたシートを選択的に前記所定の反転入り口経路に搬送するよう該シートの前又は後に少なくともシート1枚分の空間を設けるようにしたことを特徴とする請求項6又は7記載の画像形成装置。
  9. 画像形成される前のシートを収納するシート収納部と前記画像形成部との間に設けられ、且つ前記再搬送路が合流するシート搬送路を備え、
    前記片面に画像が形成されたシートの反転排出が終了した後、前記反転排出したシート枚数と同数のシートを前記シート搬送路に搬送するようにしたことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記シートの搬送方向の長さに応じて搬送するシートの間隔を変更するようにしたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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