JP3723752B2 - 工程モニタシステムおよび工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は工程モニタシステムおよび工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体に関し、特に工程内の異常の早期発見とその原因特定をするための工程モニタシステムおよび工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
特開平6−325048号公報においては、生産設備に基づいて必要なデータ(生産情報データ)をリアルタイムに収集し、生産情報データに従い生産の稼働、非稼働、停止などの状態を検出し、端末に検出した状態を表示する技術が開示されている。
【0003】
このような技術では、生産設備の多い工場では、工程内の異常箇所の発見に手間がかかったり、異常発生した場合、異常発生の原因がわかりにくい。また、その結果、対策・処置の意思決定が遅れがちになるなどの課題が残っていた。
【0004】
それゆえにこの発明の目的は、工程内の異常発生の原因特定を速やかに行なうことができる工程モニタシステムおよび工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明のある局面に係る工程モニタシステムは、投入された製品を生産して払出す複数の並行するラインからなる複数の工程の生産実績を示す生産実績データを収集する生産実績収集手段と、複数ラインからなる複数工程における生産計画を示す生産計画データと、生産実績収集手段により収集された生産実績データとに基づいて、生産の進捗を算出する生産進捗算出手段と、生産進捗算出手段により算出された生産進捗を出力する進捗出力手段とを備える。そして、生産進捗算出手段は、生産進捗を全体について算出するとともに、工程ごと、ラインごと、ラインの投入ごと、およびラインの払出しごとに算出することを特徴とする。
【0006】
したがって、生産計画データと収集された生産実績データとに基づいて、生産進捗を全体について算出し、工程ごと、ラインごと、ラインの投入ごと、およびラインの払出しごとにも算出して、出力することができる。
【0007】
それゆえに、出力された生産進捗内容を確認することで、全体として生産進捗に遅れが生じているか否か、または工程ごと、ラインごと、ラインの投入ごと、およびラインの払出しごとに生産進捗の遅れの発生の有無を把握できる。このことから、生産進捗が遅れている箇所を簡単に特定できるから、該箇所で生産を遅らせている異常の原因を特定して対策を講じることが速やかにできる。
【0008】
上述の工程モニタシステムでは、生産進捗算出手段により算出された生産進捗が所定基準よりも遅れが生じていることを示すときは、警告が報知されることを特徴とする。
【0009】
したがって、警告が報知されることにより、生産進捗が所定基準よりも遅れていることを速やかに知ることができる。
【0010】
上述の工程モニタシステムでは、警告は、複数ラインにおいて遅れが生じている箇所を特定して表示することにより報知されることを特徴とする。
【0011】
したがって、生産進捗が遅れている場合には、複数ラインにおいて遅れが生じている箇所を簡単に特定できる。
【0012】
上述の工程モニタシステムでは、生産進捗算出手段により算出された所定期間の生産実績データの履歴をリアルタイムに示す実績履歴データと、所定期間に対応する生産計画データとが併せて表示されることを特徴とする。
【0013】
したがって、リアルタイムに示される生産実績データと生産計画データとの間で偏差が生じたタイミングにおいて、生産実績を向上させるような処置を速やかに講じることができるから、生産計画に生産実績を追従させるようにすることが容易に可能となる。
【0014】
上述の工程モニタシステムは複数工程のうちの所定の工程と、該所定工程の次位の工程との生産進捗算出手段により算出された生産進捗を関連付けて表示することを特徴とする。
【0015】
したがって、所定工程と次位工程の生産進捗は関連付けて表示されるので、次位工程での生産進捗が遅れている場合には、その前工程である所定工程の生産進捗の遅れに起因しているか否かの判断が容易に可能となる。
【0016】
上述の工程モニタシステムは、製品に不良現象が生じていることを示すライン落ちデータを複数ラインの複数ポイントにおいて収集するライン落ち収集手段と、ライン落ち収集手段により収集されたライン落ちデータを出力するライン落ち出力手段とをさらに備える。そして、ライン落ち収集手段は、工程ごと、ラインごと、ポイントごと、および不良現象の種類ごとにライン落ちデータを収集することを特徴とする。
【0017】
したがって、製品に不良現象が生じていることを示すライン落ちデータを工程ごと、ラインごと、複数ラインの複数ポイントごと、および不良現象の種類ごとに出力することができる。
【0018】
それゆえに、出力内容を確認することで、製品に不良現象が生じている箇所を工程ごと、ラインごと、複数ラインの複数ポイントごとに把握できるとともに、および不良現象の種類ごとに把握できる。このことから、製品に不良現象が生じている箇所と不良現象の種類を簡単に特定できるから、不良現象についての対策を速やかに講じることができる。
【0019】
上述の工程モニタシステムでは、ライン落ち収集手段により収集されたライン落ちデータが所定基準データを超えていることを示すときは、警告が報知されることを特徴とする。
【0020】
したがって、警告が報知されることにより、ライン落ちデータが所定基準データを超えてしまい、生産進捗に悪影響を及ぼすよう事態にあることを速やかに知ることができる。
【0021】
上述の工程モニタシステムでは、警告は、複数ポイントのうちライン落ちデータが所定基準データを超えているポイントを特定して表示することにより報知されることを特徴とする。
【0022】
したがって、ライン落ちデータが所定基準データを超えてしまい、製品に不良現象が多く発生しているポイントを簡単に特定できる。
【0023】
この発明の他の局面に係る工程モニタシステムは、投入された製品を生産して払出す複数の並行するラインからなる複数の工程をモニタする工程モニタシステムであって、製品に不良現象が生じていることを示すライン落ちデータをラインの複数ポイントにおいて収集するライン落ち収集手段と、ライン落ち収集手段により収集されたライン落ちデータを出力するライン落ち出力手段とを備える。そして、ライン落ち収集手段は、工程ごと、ラインごと、ポイントごと、および不良現象の種類ごとにライン落ちデータを収集することを特徴とする。
【0024】
したがって、製品に不良現象が生じていることを示すライン落ちデータを工程ごと、ラインごと、複数ラインの複数ポイントごと、および不良現象の種類ごとに出力することができる。
【0025】
それゆえに、出力内容を確認することで、製品に不良現象が生じている箇所を工程ごと、ラインごと、複数ラインの複数ポイントごとに把握できるとともに、および不良現象の種類ごとに把握できる。このことから、製品に不良現象が生じている箇所と不良現象の種類を簡単に特定できるから、不良現象についての対策を速やかに講じることができる。
【0026】
上述の工程モニタシステムでは、ライン落ち収集手段により収集されたライン落ちデータが所定基準データを超えていることを示すときは、警告が報知されることを特徴とする。
【0027】
したがって、警告が報知されることにより、ライン落ちデータが所定基準データを超えてしまい、生産進捗に悪影響を及ぼすよう事態にあることを速やかに知ることができる。
【0028】
上述の工程モニタシステムでは、警告は、複数ポイントのうちライン落ちデータが所定基準データを超えているポイントを特定して表示することにより報知されることを特徴とする。
【0029】
したがって、ライン落ちデータが所定基準データを超えてしまい、製品に不良現象が多く発生しているポイントを簡単に特定できる。
【0030】
上述の工程モニタシステムは、複数の工程の生産実績を示す生産実績データを収集する生産実績収集手段と、複数ラインからなる複数工程における生産計画を示す生産計画データと、生産実績収集手段により収集された生産実績データとに基づいて、生産の進捗を算出する生産進捗算出手段と、生産進捗算出手段により算出された生産進捗を出力する進捗出力手段とをさらに備える。そして、生産進捗算出手段は、生産進捗を全体について算出するとともに、工程ごと、ラインごと、ラインの投入ごと、およびラインの払出しごとに算出することを特徴とする。
【0031】
したがって、生産計画データと収集された生産実績データとに基づいて、生産進捗を全体について算出し、工程ごと、ラインごと、ラインの投入ごと、およびラインの払出しごとにも算出して、出力することができる。
【0032】
それゆえに、出力された生産進捗内容を確認することで、全体として生産進捗に遅れが生じているか否か、または工程ごと、ラインごと、ラインの投入ごと、およびラインの払出しごとに生産進捗の遅れの発生の有無を把握できる。このことから、生産進捗が遅れている箇所を簡単に特定できるから、該箇所で生産を遅らせている異常の原因を特定して処置を講ずることが速やかに可能となる。
【0033】
上述の工程モニタシステムでは、生産進捗算出手段により算出された生産進捗が所定基準よりも遅れが生じていることを示すときは、警告が報知されることを特徴とする。
【0034】
したがって、警告が報知されることにより、生産進捗が所定基準よりも遅れていることを速やかに知ることができる。
【0035】
上述の工程モニタシステムでは、警告は、複数ラインにおいて遅れが生じている箇所を特定して表示することにより報知されることを特徴とする。
【0036】
したがって、生産進捗が遅れている場合には、複数ラインにおいて遅れが生じている箇所を簡単に特定できる。
【0037】
上述の工程モニタシステムでは、生産進捗算出手段により算出された所定期間の生産実績データの履歴をリアルタイムに示す実績履歴データと、所定期間に対応する生産計画データとが併せて表示されることを特徴とする。
【0038】
したがって、リアルタイムに示される生産実績データと生産計画データとの間で偏差が生じたタイミングにおいて、生産実績を向上させるような処置を速やかに講じることができるから、生産計画に生産実績を追従させるようにすることが容易に可能となる。
【0039】
上述の工程モニタシステムは複数工程のうちの所定の工程と、該所定工程の次位の工程との生産進捗算出手段により算出された生産進捗を関連付けて表示することを特徴とする。
【0040】
したがって、所定工程と次位工程の生産進捗は関連付けて表示されるので、次位工程での生産進捗が遅れている場合には、その前工程である所定工程の生産進捗の遅れに起因しているか否かの判断が容易に可能となる。
【0041】
この発明のさらなる他の局面に係る工程モニタ方法は、投入された製品を生産して払出す複数の並行するラインからなる複数の工程をモニタする工程モニタ方法であって、複数ラインからなる複数工程における生産実績を示す生産実績データを収集する生産実績収集ステップと、複数ラインからなる複数工程における生産計画を示す生産計画データと、生産実績収集ステップにおいて収集された生産実績データとに基づいて、生産の進捗を算出する生産進捗算出ステップと、生産進捗算出ステップにおいて算出された前記生産進捗を出力する進捗出力ステップとを備えて、生産進捗算出ステップでは、生産進捗は全体について算出されるとともに、工程ごと、ラインごと、ラインの投入ごと、およびラインの払出しごとに算出されることを特徴とする。
【0042】
この発明のさらなる他の局面に係る工程モニタ方法は、投入された製品を生産して払出す複数の並行するラインからなる複数の工程をモニタする方法であって、製品に不良現象が生じていることを示すライン落ちデータをラインの複数ポイントにおいて収集するライン落ち収集ステップと、ライン落ち収集ステップにより収集されたライン落ちデータを出力するライン落ち出力ステップとを備えて、ライン落ち収集ステップは、工程ごと、ラインごと、ポイントごと、および不良現象の種類ごとにライン落ちデータを収集することを特徴とする。
【0043】
この発明のさらなる他の局面に係る工程モニタプログラムは、上述の工程モニタ方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0044】
この発明のさらなる他の局面に係る機械読取り可能な記録媒体には上述の工程モニタプログラムが記録される。
【0045】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の各形態について説明する。
【0046】
(実施の形態1)
図1にこの発明の実施の形態1による工程モニタシステムのハードウェア構成例を工場レイアウトとともに示す。図1のシステムは基板工程と仕上工程とを有する。仕上工程では、製品の組立・総合検査および梱包を行なっている。仕上工程は生産の最終工程である。また、基板工程では、仕上工程の前工程として製品の基板の組立および検査を行なう。ここでは、生産工程は2工程からなるとしているが、工程数はこれに限定されない。また、各工程は並行して製品の生産が行われるAライン〜Dラインを含むが、ライン数はこれに限定されない。
【0047】
図1のシステムは、管理室において生産実績とライン落ち(製品に不良現象が生じていること)情報を記憶するためのホストコンピュータ3とホストコンピュータ3に記憶されるデータを加工し、表示するための管理端末5を備えて、各工程において、該工程内の生産実績を収集する生産実績収集装置1、該工程のラインの複数のポイントに設置されてライン落ち情報を入力するためのライン落ち入力装置2、生産実績およびライン落ち情報をホストコンピュータ3に転送するためのLAN(ローカルエリアネットワークの略)4、該工程のライン落ち情報を複数のライン落ち入力装置2から収集するためのライン落ち収集装置6および各ラインの先頭と最後にそれぞれ設置されて該ラインの生産実績を検出して生産実績収集装置1に出力するためにフォトセンサやリミットスイッチなど生産実績収集センサ7を備える。
【0048】
図2は、本実施の形態1によるソフトウェア構成を示す図であり、ホストコンピュータ3に転送されてきた生産実績およびライン落ち情報を処理し管理端末5で各種の情報を提示するためのソフトウェア構成を示す。
【0049】
図3は、この発明の実施の形態1による基板工程および仕上工程における製品の不良現象を特定するための不良マスタデータ43Dを示す図である。不良マスタデータ43Dは図2の不良マスタ記憶部43に格納されて、図示されるように想定される複数種類の不良現象それぞれについて、該不良現象を識別するための不良コードA1、不良項目A2および不良内容A3を含む。
【0050】
仕上工程および基板工程のラインは1対1の対応になっている。たとえば、基板工程のAラインで生産された基板は仕上工程のAラインで生産され、Bライン、CラインおよびDラインで生産されることはない。同様に基板工程のBラインで生産された基板は仕上工程のBラインに、基板工程のCラインで生産された基板は仕上工程のCラインに、基板工程のDラインで生産された基板は仕上工程のDラインに供給される。
【0051】
各ラインの製品の投入側(先頭)および製品の払出し側(最後)にはそれぞれ、通過する製品の台数をカウントして、カウント値(生産数)である生産実績を検出して出力するため生産実績収集センサ7が設けられる。各ラインの検査員にはライン落ち入力装置2(テンキーボードなど)が予め配布されて、対応するライン上の製品に不良現象を検出した(ライン落ちが生じた)場合に、検出した不良現象に該当する不良コードA1をライン落ち入力装置2から入力する。生産実績収集センサ7、ライン落ち入力装置2、生産実績収集装置1およびライン落ち収集装置6それぞれには、一意に識別するための固有のID情報が予め割当てられている。
【0052】
次に、システムに予め登録されているマスタデータについて図2〜図13を参照して説明する。
【0053】
図4は本実施の形態1による生産実績収集装置のマスタデータを示す図である。図4を参照してマスタデータ32Dは、生産実績収集装置1と生産実績収集センサ7のID情報B1とB2により特定される複数の組ごとに対応する工程B3、ラインB4、投入/払出し側B5および警告判断基準B6を含む。警告判断基準B6は、所定レベルと比較した場合の生産台数の遅れの台数B61および単位時間あたりの遅れ台数を示す遅れの勾配(台/分)B62を含み、生産実績が該警告判断基準B6にまで達すると警告が発せられる。警告判断基準B6は生産計画または生産能力に応じて任意に設定されてよい。図4のマスタデータ32Dは図2の生産実績収集装置マスタ記憶部32に予め記憶される。
【0054】
図5は本実施の形態1によるライン落ち収集装置のマスタデータ47Dを示す図である。図5を参照してマスタデータ47Dは、ライン落ち収集装置6とライン落ち入力装置2のID情報C1とC2により特定される複数組のそれぞれについて、対応する工程C3、ラインC4、検査員C5および警告判断基準C6を含む。警告判断基準C6は、ライン落ちの件数C61および単位時間あたりのライン落ち件数を示す勾配(件/分)C62を含み、収集の結果、ライン落ち件数が該警告判断基準C6にまで達すると警告が発せられる。警告判断基準C6は生産計画または生産能力に応じて任意に設定されてよい。図5のマスタデータ47Dは図2のライン落ち収集装置マスタ記憶部47に予め記憶される。
【0055】
図6は本発明の実施の形態1による自工程と前工程とを関連づけるための工程間マスタデータ40Dを示す図である。図6を参照してマスタデータ40Dは、自工程D1と前工程D2を含み、自工程D1は工程名とライン名からなる複数の組を含み、自工程D2は工程名とライン名からなる複数の組を含む。図6のマスタデータ40Dは図2の工程間マスタ記憶部40に予め登録される。図6では、前述したように仕上(自)工程および基板(前)工程のラインは1対1に対応付けされている。
【0056】
図7は本実施の形態1による生産実績オブジェクトデータ35Dの一例を示す図であり、図2の生産実績オブジェクトデータ記憶部35に予め記憶される。図7の生産実績オブジェクトデータ35Dは、生産実績の異常(生産の遅れ)を管理端末5またはホストコンピュータ3の画面上で知らせるために必要なマスタデータを含む。具体的には、生産実績収集装置1と生産実績収集センサ7のID情報E1とE2からなる複数の組のそれぞれについて、画面表示のための座標データに従う幾何学的情報E3と色E4を含む。色E4は生産実績が正常であるときは白で表示することを示し、異常であるときはその旨を、たとえばフラッシング(赤色と白色で交互に表示)モードで表示することを示す。なお、異常表示モードは、フラッシング表示に限定されず、他の表示態様であってもよい。
【0057】
図8は、本実施の形態1によるライン落ちオブジェクトデータ48Dの一例を示す図であり、図2のライン落ちオブジェクトデータ記憶部48に予め格納される。図8においては、ライン落ちの異常を管理端末5またはホストコンピュータ3の画面で知らせるために必要なマスタデータが示される。図8のマスタデータ48Dはライン落ち収集装置6とライン落ち入力装置2のID情報F1とF2からなる複数組のそれぞれについて、対応する画面表示のための座標データに従う幾何学的情報F3と色F4を含む。色F4はライン落ちが正常であるときは白で表示することを示し異常であるときはフラッシングモードで表示することを示す。 図9は図7と図8のデータを説明するための補足図である。図7および図8の幾何学的情報E3とF3に従えば図9に示されるようにライン落ち入力装置2および生産実績収集センサ7に対応のオブジェクト(矩形)が表示される。
【0058】
次に、生産実績情報およびライン落ち情報を収集する手順について説明する。図10、図11および図12は本発明の実施の形態1による生産実績データ、ライン落ちデータおよび生産計画データの説明図である。図10の生産実績データ33Dは生産実績記憶部33に記憶されて、複数の生産実績計上日時G1、日時G1のそれぞれについて該日時G1において生産実績を収集してホストコンピュータ3に伝送(計上)した生産実績収集装置1と生産実績収集センサ7のID情報G2とG3、および計上された実績台数G4を含む。
【0059】
図11のライン落ちデータ46Dはライン落ちデータ記憶部46に記憶されて、複数のライン落ち日時H1、日時H1のそれぞれについて該日時H1においてライン落ちを検出したライン落ち収集装置6とライン落ち入力装置2のID情報H2とH3、検出されたライン落ちの不良コードH4および検出されたライン落ちの件数H5を含む。
【0060】
各ラインの投入側および払出し側の生産実績は生産実績収集センサ7で収集され、生産実績収集装置1およびLAN4を介してホストコンピュータ3へ転送されて生産実績データ33Dとして生産実績記憶部33に格納される。同様にライン落ち入力装置2より入力されたライン落ち情報はライン落ち収集装置6で収集されLAN4を介してホストコンピュータ3へ転送されてライン落ちデータ46Dとしてライン落ちデータ記憶部46に格納される。
【0061】
図12の生産計画データ31Dは図2の生産計画記憶部31に予め格納されている。生産計画データ31Dは、計画される生産日I1、生産日I1のそれぞれについて生産実績を収集するために用いられる生産実績収集装置1と生産実績収集センサ7のID情報I2とI3、計画される生産台数I4、および計画される生産開始と終了の時刻I5とI6を含む。
【0062】
図13は、本発明の実施の形態1による処理フローチャートである。図2のソフトウェア構成および図13のフローチャートを参照して生産工程における異常を解析する処理手順を説明する。図13のフローチャートは、定期的に実行される。
【0063】
図13のステップS1(以下、ステップSは単にSと略す)では工程別ライン別の生産進捗算出部34は、生産計画記憶部31に予め記憶された生産計画データ31D、生産実績記憶部33に逐次記憶される生産実績データ33Dおよび生産実績収集装置マスタ記憶部32に逐次記憶される生産実績収集装置マスタデータ32Dに基づいて生産進捗を工程別およびライン別に算出する。
【0064】
具体的には、まず、生産実績収集装置1別(ID情報別)、生産実績収集センサ7別(ID情報別)に現時刻の生産計画台数を算出する。この算出は、生産計画データ31Dの対応する生産開始時刻I5から現時刻までの経過時間を求めて、現時刻生産計画台数を次式(1)にて算出する。
【0065】
現時刻生産計画台数=(日産台数I4×(算出された経過時間))÷(生産終了時刻I6−生産開始時刻I5)…(式1)
次に、生産実績データ33Dを参照して生産実績収集装置1別(ID情報別)および生産実績収集センサ7別(ID情報別)に、生産実績台数G4の累計台数を算出する。生産進捗は、生産実績台数G4の累計台数と式1で求めた現時刻の生産計画台数との差異をとることにより算出できる。生産実績収集装置1および生産実績収集センサ7は、それぞれID情報を持っているので、図4の生産実績収集装置マスタデータ32Dを参照することにより、対応する工程B3、ラインB4、および投入/払出しB5が特定できるから、工程別、ライン別、投入/払出し別の生産進捗を算出できる。算出された生産進捗は、生産進捗記憶部36に格納される。
【0066】
S2では、生産進捗記憶部36に格納された生産進捗に基づいて生産進捗の遅れの有無を判定し、遅れがあると判定された場合は生産進捗表示部37において生産進捗を表示し、遅れがないと判定された場合はS3へ進む。
【0067】
図14は本実施の形態1による生産進捗算出結果の説明図である。図15は、本実施の形態1による生産進捗算出結果の表示例を示す図である。上述したような手順に従う生産進捗の算出の結果は図14に示されるに算出された時刻、工程、ライン、投入/払出し、現時刻累計計画台数、累計生産実績台数および生産進捗の組合せで、生産進捗記憶部36に記憶される。生産進捗表示部37では図15のようにグラフ表示される。図15では横軸に工程、ラインをとり縦軸に図14の対応の生産進捗を棒グラフ表示すれば工程ごと、ラインごと、投入側ごとおよび払出し側ごとの生産進捗が容易に把握できる。
【0068】
ここでは、生産進捗の遅れがあるときのみ図15のように表示するとしているが、遅れの有無にかかわらず生産進捗を工程ごと、ラインごと、投入側ごとおよび払出し側ごとに表示するようにしてもよい。
【0069】
図16は本実施の形態1による生産台数の履歴を説明する図である。図16に示すように横軸には生産開始時刻〜生産終了時刻が、縦軸には生産台数がとられて、生産終了時刻と日産台数により決定される点と原点とを結んで当日の生産計画(図中の太い実線を参照)を描画して、さらに前述した手順で生産進捗算出部34により求めた生産実績累計台数を各時刻ごとのリアルタイムにプロットしていくと(図中の細い実線参照)、当日の生産台数の履歴(変遷)がわかり、生産実績はどの時刻で生産計画からの遅れを生じているかを示す全体としての生産進捗がリアルタイムに一目で把握できる。図16の画面は生産進捗表示部37を介して表示される。したがって、リアルタイムに示される生産実績と生産計画との間で偏差が生じたタイミングを特定して、生産実績を向上させるような処置を速やかに講じることができるから、生産実績を生産計画に追従させるようにすることが可能となる。
【0070】
S3では、生産異常判定部38はS1で算出した生産進捗をもとに、生産の異常を判定し、工程における異常箇所を生産異常表示部39を介して表示する。具体的には、図4の生産実績収集装置マスタデータ32Dに示すように生産実績収集装置1のID情報と生産実績収集センサ7のID情報とに基づいて対応する工程B3、ラインB4、投入/払出しB5別に警告判断基準B6を検索できる。また、検索された工程B3、ラインB4、投入/払出しB5をキーにして、図14に示す生産進捗記憶部36の対応の生産進捗を検索する。その結果、検索された生産進捗が、検索された対応の警告判断基準B6の遅れB61で示される生産の遅れよりも大きい遅れを示す場合は異常と判断し、そうでなければ正常と判断する。これにより工程別、ライン別および投入/払出し別に生産の進捗が正常か異常かを判断できる。ここでは、判断基準として遅れB61を用いたが、警告判断基準として遅れの勾配B62を用いることも可能で、その場合には生産進捗の遅れの判定をより精度よく行うことができる。
【0071】
次に、生産異常表示部39を介して異常箇所を表示するための手法について述べる。
【0072】
生産実績オブジェクトデータ35Dにおいては、生産実績装置1のID情報と生産実績センサ7のID情報に基づいて、対応する生産実績収集センサ7の位置でその形状(この例では矩形)を描くための幾何学的情報E3を検索できる。このとき、前述の判定結果、生産に異常がないと判定されたとき(正常時)は対応の幾何学的情報E3に従う矩形内を白色で表示し、異常が発生したときは対応の矩形内の色をフラッシングして表示する。
【0073】
図4の生産実績収集装置1のID情報と生産実績収集センサ7のID情報をキーとして工程B3、ラインB4、投入/払出しB5を検索する。図7の生産実績収集装置1のID情報と生産実績収集センサ7のID情報より工程、ライン、投入/払出しの生産実績収集センサ7を描くための幾何学的情報E3を検索する。前述のようにして得た工程B3別、ラインB4別、投入/払出しB5別の警告判断基準B6に基づく生産異常判断結果より正常時はセンサ(矩形)内の色を白色に、異常時はフラッシングの描画モードにする。これらの幾何学的情報および描画モードの情報をもとに図形描画ツールを使い、生産異常表示部39を介して表示すれば、図17に示すような画面表示が得られる。なお、この例では、異常箇所をよりわかりやすくするため、図形描画ツールで工場レイアウト図も併せて示している。また、ここでは異常箇所に対応の生産実績収集センサ7をフラッシングの代わりに斜線で示している。したがって、フラッシング表示されている生産実績収集センサ7の表示位置を確認することで、フラッシング表示されている生産実績収集センサ7に対応する工程、ライン、投入側および払出し側で生産進捗が遅れていること、すなわち生産ラインにおいて生産進捗の遅れが発生している個所を確認できる。
【0074】
図15に表示されている生産進捗について図18と併せて説明する。図15を参照してわかるようにAラインでは生産に関して投入、払出しともやや遅れているが遅れはそれほど大きくなく、図17では警告表示はされていない。同様にBラインでは、投入、払出しとも遅れが大きい。その原因の1つに前工程の遅れが考えられる。
【0075】
S4では前工程生産進捗判定部41により前工程の生産進捗の遅れが判定されて、判定結果は、前工程遅れ表示部42を介して表示される。工程間マスタデータ40Dには図6に示すように、自工程とその前工程とが、工程、ラインで関連づけられている。たとえば、仕上工程がBラインの前工程は基板工程のBラインであることがわかる。生産進捗の異常が発生している工程およびラインをキーにして、工程間マスタデータ40Dを検索し、生産進捗記憶部36の生産進捗により自工程およびその前工程の生産進捗を計算し、結果を前工程遅れ表示部42を介して表示する。その表示例が図18に示される。
【0076】
図18では前工程である基板工程の払出しで遅れが発生しており、その影響を自工程である仕上工程が受けていることが考えられる。
【0077】
図15で仕上工程のCラインについて見ると、投入の遅れは大きくないが払出しで遅れが大きい。
【0078】
図17では、仕上工程のCラインの検査員でライン落ちの異常(斜線)が表示されており、ライン落ちの影響が大きいと考えられる。
【0079】
S5では、ライン落ち状況の異常判定部44によりライン落ち状況の異常判定がなされる。この異常判定方法について説明する。
【0080】
ライン落ちデータ記憶部46には図10に示されるようなライン落ちデータ46Dが記憶されていると想定する。ライン落ちデータ46Dの不良コードH4に基づいて図3の不良マスタデータ43Dを検索すると、対応の不良項目A2を特定できる。また、ライン落ちデータ46Dのライン落ち収集装置のID情報およびライン落ち入力装置のID情報H2およびH3に基づいて図5のライン落ち収集装置マスタデータ47Dを検索すると、対応の工程C3、ラインC4、検査員C5およびライン落ち警告の判定基準C6を特定できる。このようにして特定された情報に基づいて工程別、ライン別、ライン落ち入力装置2に対応の検査員別および不良項目別にライン落ち件数を集計できる。その結果の一例が図19(A)〜(C)のように画面表示される。
【0081】
図19(A)には、仕上工程のライン別のライン落ち件数が示されて、図19(B)では図19(A)のCラインにおける検査員FC1〜FC5別のライン落ち件数が、対応の警告判断基準C6(破線)とともに示されて、図19(C)では、Cラインの検査員FC3においてライン落ちしている製品に対応の不良項目A2のそれぞれについてのライン落ち件数J1が示される。
【0082】
上述のライン落ちデータ46Dおよびライン落ちオブジェクトデータ48Dをもとに、S3と同様の方法にて、ライン落ち警告表示部45を介して工程におけるライン落ち異常の発生箇所を工場レイアウト図とともに表示する。この場合の表示画面はたとえば図17のようになる。図示されるようにライン落ちの多い検査員の部分を図中斜線部のように赤色表示あるいはフラッシング表示することが可能である。
【0083】
なお、本実施の形態では、検査員がライン落ち入力装置2から不良コードを手動入力しているが、不良コードの入力方法はこれに限定されない。つまり、製品表面の傷などを不良内容として検出する場合には、そのためのセンサを設けて、該センサの検出出力に基づいて対応の不良コードが導出されるようにしてもよい。
【0084】
(実施の形態2)
図20は、この発明の実施の形態2に係る工程モニタシステムが搭載されるコンピュータのハードウェア構成図である。上述の処理手順は、ホストコンピュータ3において実行されて、その結果はホストコンピュータ3または管理端末5にて表示されてもよいし、管理端末5において実行されて、その結果はホストコンピュータ3または管理端末5にて表示されてもよい。いずれの場合でもホストコンピュータ3または管理端末5は図20に示されるような構成を有する。
【0085】
図20を参照してコンピュータはCPU(中央処理装置の略)122、CRT(陰極線管)などからなるモニタ110、キーボード150、マウス160、ROM(Read Only Memory)またはRAM(ランダムアクセスメモリの略)を含んで構成されるメモリ124、固定ディスク126、FD(フレキシブルディスク)132が着脱自在に装着されて、装着されたFD132をアクセスするFD駆動装置130、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)142が着脱自在に装着されて、装着されたCD−ROM142をアクセスするCD−ROM駆動装置140、LAN4およびインターネットなどの各種の通信回線が適用される通信ネットワーク182と、該コンピュータとを通信接続するための通信インターフェィス180を含む。これらの各部はバスを介して通信接続される。
【0086】
コンピュータには、カセット形式の磁気テープが着脱自在に装着されて磁気テープをアクセスする磁気テープ装置が設けられてもよい。
【0087】
上述の各記憶部のデータはメモリ124または固定ディスク126に格納される。
【0088】
上述の工程モニタシステムの処理機能はプログラムで実現される。本実施の形態では、このプログラムはコンピュータで読取可能な記録媒体に格納される。
【0089】
本実施の形態では、この記録媒体として、図20に示されているコンピュータで処理が行なわれるために必要なメモリ、たとえばメモリ124のROM51そのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置として磁気テープ装置およびCD−ROM駆動装置140などのプログラム読取装置が設けられ、そこに記憶媒体である磁気テープまたはCD−ROM142が挿入されることで読取可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPU122がアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムが一旦読出されて、読出されたプログラムは、図20の所定のプログラム記憶エリア、たとえばメモリ124のRAMのプログラム記憶エリアにロードされて、CPU122により読出されて実行される方式であってもよい。
【0090】
ここで、上述したプログラムメディアはコンピュータ本体と分離可能に構成される記録媒体であり、固定的にプログラムを担持する媒体であってよい。たとえば磁気テープやカセットテープなどのテープ系、FDや固定ディスク126などの磁気ディスクやCD−ROM142/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable and Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、フラッシュROMなどによる半導体メモリであってよい。
【0091】
また、上述したプログラムメディアは流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。つまり、本実施の形態においては、コンピュータはインターネットを含む通信ネットワーク182と接続可能な構成が採用されているから、通信ネットワーク182からプログラムがダウンロードされるような媒体であってもよい。
【0092】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による工程モニタシステムのハードウェア構成例を工場レイアウトとともに示す図である。
【図2】 本実施の形態1によるソフトウェア構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による基板工程および仕上工程における製品の不良現象を特定するための不良マスタデータを示す図である。
【図4】 本実施の形態1による生産実績収集装置のマスタデータを示す図である。
【図5】 本実施の形態1によるライン落ち収集装置のマスタデータを示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1による自工程とその前工程とを関連づけるための工程間マスタデータを示す図である。
【図7】 本実施の形態1による生産実績オブジェクトデータ35Dの一例を示す図である。
【図8】 本実施の形態1によるライン落ちオブジェクトデータ48Dの一例を示す図である。
【図9】 図7と図8のデータを説明するための補足図である。
【図10】 本発明の実施の形態1による生産実績データの説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態1によるライン落ちデータの説明図である。
【図12】 本発明の実施の形態1による生産計画データの説明図である。
【図13】 本発明の実施の形態1による処理フローチャートである。
【図14】 本実施の形態1による生産進捗算出結果の説明図である。
【図15】 本実施の形態1による生産進捗算出結果の表示例を示す図である。
【図16】 本実施の形態1による生産台数の履歴を説明する図である。
【図17】 本実施の形態1による画面表示例を示す図である。
【図18】 本実施の形態による自工程と前工程との生産進捗の関連を説明するための図である。
【図19】 (A)〜(C)は本実施の形態1によるライン落ち件数の集計結果の説明図である。
【図20】 この発明の実施の形態2に係る工程モニタシステムが搭載されるコンピュータのハードウェア構成図である。
【符号の説明】
1 生産実績収集装置、2 ライン落ち入力装置、3 ホストコンピュータ、4 LAN、5 管理端末、6 ライン落ち収集装置、7 生産実績収集センサ、37 生産進捗表示部、38 生産異常判定部、39 生産異常表示部、41前工程生産進捗判定部、42 前工程遅れ表示部、44 ライン落ち状況の異常判定部、45 ライン落ち警告表示部。
Claims (13)
- 処理部とメモリとを有するコンピュータを利用した工程モニタシステムにおいて、
工場にレイアウトされて、かつ投入された製品を生産して払出す複数の並行するラインからなる複数の工程の生産実績を示す生産実績データを、通信路を介して前記処理部を用いて収集する生産実績収集手段と、
前記メモリに予め記憶された前記複数ラインからなる前記複数工程における生産計画を示す生産計画データと、前記生産実績収集手段により収集された前記生産実績データとに基づいて、前記処理部を用いて生産の進捗を算出する生産進捗算出手段と、
前記生産進捗算出手段により算出された前記生産進捗を出力する進捗出力手段とを備えて、
前記生産進捗算出手段は、前記生産進捗を全体について算出するとともに、前記工程ごと、前記ラインごと、前記ラインの投入ごと、および前記ラインの払出しごとに算出し、
前記生産進捗算出手段により算出された前記生産進捗が所定基準よりも遅れが生じていることを示すときは、警告が報知されて、
前記警告は、前記複数ラインにおいて前記遅れが生じている箇所を前記工場のレイアウト図上において特定して表示することにより報知されることを特徴とする、工程モニタシステム。 - 前記生産実績収集手段は、前記複数ラインそれぞれに設置されて当該ラインの前記生産実績データを収集するための生産実績収集センサを含み、
前記生産実績収集センサそれぞれが収集した前記生産実績データを用いて前記生産進捗算出手段により算出された前記ラインごとの前記生産進捗のうち、所定基準よりも遅れが生じている前記生産進捗の前記ラインに設置された前記生産実績収集センサの設置位置を、前記工場のレイアウト図上で特定して表示することを特徴とする、請求項1に記載の工程モニタシステム。 - 前記生産進捗算出手段により算出された所定期間の前記生産実績データの履歴をリアルタイムに示す実績履歴データと、前記所定期間に対応する前記生産計画データとを併せて表示することを特徴とする、請求項1または2に記載の工程モニタシステム。
- 前記複数工程のうちの所定の工程と、該所定工程の次位の工程との前記生産進捗算出手段により算出された前記生産進捗を関連付けて表示することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の工程モニタシステム。
- 前記複数ラインの複数ポイントにおける前記製品に不良現象が生じていることを示すライン落ちデータを、前記通信路を介して、前記処理部を用いて収集するライン落ち収集手段と、
前記ライン落ち収集手段により収集された前記ライン落ちデータを出力するライン落ち出力手段とをさらに備えて、
前記ライン落ち収集手段は、前記工程ごと、前記ラインごと、前記ポイントごと、および前記不良現象の種類ごとに前記ライン落ちデータを収集することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の工程モニタシステム。 - 前記ライン落ち収集手段により収集された前記ライン落ちデータが所定基準データを超えていることを示すときは、警告が報知されることを特徴とする、請求項5に記載の工程モニタシステム。
- 前記警告は、前記複数ポイントのうち前記ライン落ちデータが前記所定基準データを超えているポイントを、前記工場のレイアウト図上で特定して表示することにより報知されることを特徴とする、請求項6に記載の工程モニタシステム。
- 工場にレイアウトされて、かつ投入された製品を生産して払出す複数の並行するラインからなる複数の工程を、処理部と出力部とを有するコンピュータを利用してモニタする工程モニタシステムであって、
前記複数ラインの複数ポイントにおける前記製品に不良現象が生じていることを示すライン落ちデータを、通信路を介して、前記処理部を用いて収集するライン落ち収集手段と、
前記ライン落ち収集手段により収集された前記ライン落ちデータを前記出力部を介して出力するライン落ち出力手段とを備えて、
前記ライン落ち収集手段は、前記工程ごと、前記ラインごと、前記ポイントごと、および前記不良現象の種類ごとに前記ライン落ちデータを収集し、
前記ライン落ち収集手段により収集された前記ライン落ちデータが所定基準データを超えていることを示すときは、警告が報知されて、
前記警告は、前記複数ポイントのうち前記ライン落ちデータが前記所定基準データを超えているポイントを、前記工場のレイアウト図上で特定して表示することにより報知されることを特徴とする、工程モニタシステム。 - 前記ライン落ち収集手段は、前記複数ポイントそれぞれに設置されて当該ポイントの前記ライン落ちデータを収集するためのライン落ち装置を含み、
前記ライン落ち装置のうち、収集した前記ライン落ちデータが前記所定基準データを超えている前記ライン落ち装置の設置位置を、前記工場のレイアウト図上で特定して表示することを特徴とする、請求項8に記載の工程モニタシステム。 - 工場にレイアウトされて、かつ投入された製品を生産して払出す複数の並行するラインからなる複数の工程をモニタする工程モニタ方法を、処理部とメモリを有するコンピュータにより実行させるための工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体であって、
前記工程モニタ方法は、
前記複数ラインからなる前記複数工程における生産実績を示す生産実績データを、通信路を介して、前記処理部を用いて収集する生産実績収集ステップと、
前記メモリに予め記憶された前記複数ラインからなる前記複数工程における生産計画を示す生産計画データと、前記生産実績収集ステップにおいて収集された前記生産実績データとに基づいて、前記処理部を用いて生産の進捗を算出する生産進捗算出ステップと、
前記生産進捗算出ステップにより算出された前記生産進捗を出力する進捗出力ステップとを備えて、
前記生産進捗算出ステップでは、前記生産進捗を全体について算出するとともに、前記工程ごと、前記ラインごと、前記ラインの投入ごと、および前記ラインの払出しごとに算出し、
前記生産進捗算出ステップにより算出された前記生産進捗が所定基準よりも遅れが生じていることを示すときは、警告が報知されて、
前記警告は、前記複数ラインにおいて前記遅れが生じている箇所を前記工場のレイアウト図上において特定して表示することにより報知されることを特徴とする、工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体。 - 前記複数ラインそれぞれには当該ラインの前記生産実績データを収集するための生産実績収集センサが設置されて、
前記工程モニタ方法は、
前記生産実績収集センサそれぞれが収集した前記生産実績データを用いて前記生産進捗算出ステップにより算出された前記ラインごとの前記生産進捗のうち、所定基準よりも遅 れが生じている前記生産進捗の前記ラインに設置された前記生産実績収集センサの設置位置を、前記工場のレイアウト図上で特定して表示することを特徴とする、請求項10に記載の工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体。 - 工場にレイアウトされて、かつ投入された製品を生産して払出す複数の並行するラインからなる複数の工程をモニタする工程モニタ方法を、処理部と出力部とを有するコンピュータにより実行させるための工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体であって、
前記工程モニタ方法は、
前記ラインの複数ポイントにおける前記製品に不良現象が生じていることを示すライン落ちデータを、通信路を介して、前記処理部により収集するライン落ち収集ステップと、
前記ライン落ち収集ステップにより収集された前記ライン落ちデータを前記出力部を介して出力するライン落ち出力ステップとを備えて、
前記ライン落ち収集ステップでは、前記工程ごと、前記ラインごと、前記ポイントごと、および前記不良現象の種類ごとに前記ライン落ちデータを収集し、
前記ライン落ち収集ステップにより収集された前記ライン落ちデータが所定基準データを超えていることを示すときは、警告が報知されて、
前記警告は、前記複数ポイントのうち前記ライン落ちデータが前記所定基準データを超えているポイントを、前記工場のレイアウト図上で特定して表示することにより報知されることを特徴とする、工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体。 - 前記複数ポイントそれぞれに当該ポイントの前記ライン落ちデータを収集するためのライン落ち装置が設置されて、
前記工程モニタ方法は、
前記ライン落ち装置のうち、収集した前記ライン落ちデータが前記所定基準データを超えている前記ライン落ち装置の設置位置を、前記工場のレイアウト図上で特定して表示することを特徴とする、請求項12に記載の工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体。
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