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JP3727484B2 - ネットワーク監視装置 - Google Patents
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JP3727484B2 - ネットワーク監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワーク監視装置に関し、特に各エリア内に配置された複数台の伝送装置間をパス回線により接続したネットワークの監視装置に関するものである。
【0002】
複数台の伝送装置間を接続するパス回線は論理的に階層化されているのが通常であり、障害を起こした伝送装置とそれに接続されているパス回線が分かるようにする必要がある。
【0003】
【従来の技術】
一般的な通信回線網は、例えば図22に示すように、複数の伝送装置と伝送装置間を接続しているパス回線(「パス」と略称することがある)から構成されている。
【0004】
すなわち、東京と大阪と福岡の各局内にそれぞれ伝送装置A〜CとD〜FとG〜Iが設けられ、東京局に対して大阪局及び福岡局がパス回線A及びBでそれぞれ相互接続されており、さらに伝送装置A〜Cはパス回線D〜Gで相互接続され、伝送装置D〜Fはパス回線H及びI、そして伝送装置G〜Iはパス回線J及びKによってそれぞれ相互接続されている。
【0005】
また、ネットワークを監視するため、各伝送装置より発行されるアラーム情報を収集する収集装置12−1〜12−3とアラーム情報を監視するネットワーク監視装置20を備えている。
パス回線は、例えば図23に示すように、3本の50Mbpsの『パスE1〜E3』で構成され、束ねて150Mbpsの速度とすることができる。また、『各パスE1〜E3』は、それぞれ7本の6.3Mbpsの『パスE11〜E17』で構成されている。従って、150Mbpsのパス回線における6.3Mbpsの回線数は21本となる。
【0006】
パス回線に異常が発生すると、そのパス回線を構成している伝送装置から、パス回線の異常を示すメッセージ形式のアラーム情報が発行される。
このアラーム情報は、図22における東京局−大阪局間のみを取り出して示した図24に●印で示すように『装置E〜F間』の『パス回線E11』で異常が発生した場合、『パス回線E11』が使用できないため、その上位階層パス回線である『パス回線E1』を終端する伝送装置『装置C』及び『装置B』、『パス回線D1』を終端する伝送装置『装置B』及び『装置E』、『パス回線I1』を終端する伝送装置『装置E』及び『装置F』から、それぞれ『パス回線E11』に関するアラーム情報が発行される。
【0007】
発行されたアラーム情報は、収集装置12−1〜12−3で収集され監視装置20で発生/復旧を判定し、運用者に通知される。このアラーム情報には、発生場所を特定できる発生部位置情報が含まれ、伝送装置に接続されるパス回線の情報が含まれている。
【0008】
また、監視装置20は、アラーム情報より、異常として使用できなくなったパス回線を特定し、パス回線使用者に通報しなければならない。
しかしながら、受信したアラーム情報は、全てメッセージ形式でコード化されたデータであり、その情報のみでは運用者は、一目で使用できなくなったパス回線か否かを特定することが困難である。
【0009】
そこで、以下の2つの情報を定義する必要性がある。
▲1▼全てのパス回線に対して、運用者に分かり易い名称(パス回線名称)
▲2▼メッセージ形式のアラーム情報(発生部位置情報)と、▲1▼で定義したパス回線名称を発生し得る全アラーム情報に対しての付与
今、図24に示した障害に対して発行されるメッセージ形式のアラーム情報にパス回線名称を割り付けるとすると、図25に示すように、24個のデータ定義(パス回線データベース)が必要となる。このメッセージ形式のアラーム情報は、伝送装置の数に応じて変化し、設定方法も違うため容易に設定することはできない。
【0010】
また、フル実装でパス回線を設定すると、50Mbps×3本(150Mbpsに収容)=3本,6.3Mbps×7本(50Mbpsに収容)×3本(50Mbps)=21本となるため、メッセージ形式のアラーム情報にパス回線名称を割り付けると、10個+8個×3本+6個×21本=160個のデータ定義が必要となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記の場合、ネットワーク内に存在する全てのパス回線と伝送装置から発行されるアラーム情報(発生部位置情報)を手入力により定義するため、ネットワークが増大すれば管理工数が膨大となる問題があり、(1)データベース作成に要する工数の削減が課題となる。
【0012】
また、図26に示すように、伝送装置と伝送装置間を構成するパス回線は、物理的なパス回線(『パス回線E』、『パス回線D』、『パス回線A』、及び『パス回線H』)で接続され、その物理的なパス回線は、多重分割された論理的なパス回線(『パス回線E1』及び『パス回線D1』が収容されている。更に、その論理的なパスも多重分割された論理的なパス回線(『パス回線E14』)が収容されている。
【0013】
伝送装置から発行されるアラーム情報(発生部位置情報)は、物理的なパス回線情報と論理的なパス回線情報(収容されている位置情報)が付与されている。また、メッセージ形式のアラーム情報は、伝送装置の装置種別毎に様々なアラーム情報があり、伝送装置のネットワーク構成によってもアラーム情報は変化する。
【0014】
そのため、アラーム情報とパス回線の名称を定義/入力するためには、多くの専門的な知識が必要となり、特定の作業員しかデータベースを作成できないという問題があり、(2)データベース作成者の特定制限なし(専門的な知識が不必要)が課題となる。
【0015】
更に、上記の課題(1)及び(2)について、『パス回線名称データベース』のデータ作成時間の短縮及び、正確なデータの提供も考慮し、(3)パス回線名称データベースの自動作成が課題となる。
従って本発明は、上記の課題を解決するために、ネットワーク内の伝送装置より発行されるメッセージ形式のアラーム情報を解析し、アラームが発生している伝送装置の発生部位置から、影響するパス回線の名称を特定することにより該当パス回線に対して迅速に対応/保守ができるようなデータベースを有するネットワーク監視装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るネットワーク監視装置の概念を図1を参照して説明する。
まず、『パス回線名称テーブル』1と『パス回線接続テーブル』2と『パス回線区間テーブル』3と『架情報テーブル』4とを用意する。なお、これらのテーブルは例えば入力操作部7から処理部10を介して作成することができる。
【0017】
上記の『パス回線名称テーブル』1は、回線通番と回線名称と回線種別とで構成することができる。
また、『パス回線接続テーブル』2は、物理的に存在するパス回線の配下に階層構造的に配置される論理的(仮想的)なパス回線の回線通番から上位階層パス回線の回線通番を特定することができるように定義されている。
【0018】
また、『パス回線区間テーブル』3は、『パス回線接続テーブル』2に基づき、全最上位パス回線の回線通番より当該パス回線を終端する伝送装置を特定することができるように定義されている。
さらに『架情報テーブル』4は、伝送装置11−1〜11−4からその伝送装置のメッセージ形式のアラーム情報を収集装置12−1及び12−2を介して収集し、障害として使用できなくなった伝送装置を特定することができるように収集装置の通番と伝送装置との関係が定義されている。
【0019】
なお、上記のテーブル1〜4に加えて、当該パス回線に関するメッセージ形式のアラーム情報のコード体系を特定するための『変換テーブル』5を用意することもできる。
このようなテーブル1〜5を用い、図1に示した本発明のネットワーク監視装置の処理部10で『パス回線名称データベース』6を自動生成する概念について以下に説明する。
【0020】
まず、『パス回線名称テーブル』1に定義された『回線通番』(このパス回線を以降『パス回線1』と呼ぶ)と一致するデータを『パス回線接続テーブル』2から検索することにより、上位階層パス回線の『回線通番』(このパス回線を以降『パス回線2』と呼ぶ)を特定でき、『上位階層パス回線』を特定できる。
【0021】
上記の『パス回線2』を『終端する伝送装置』を以下のとおり特定する。
▲1▼『パス回線2』の最上位方向側(下位方向側)に存在する最上位階層パス回線を特定する。
全ての『パス回線2』について、『接続順が最小』となる『上位階層パス回線通番』を上記と同様に検索する。なお、『上位/下位反転フラグ』が“1”の場合は、データ上では上位/下位方向を全て逆に考えるため、次に『上位/下位反転フラグ』が“1”となる『上位階層パス回線』が検索されるまで、以降の検索において接続順が最大となるパス回線が最上位方向側となる。
【0022】
更に、この検索処理を、検索に一致するデータがなくなるまで繰り返す。
最後に検索したデータの『上位階層パス回線通番』は、『パス回線2』の最上位方向側に存在する『最上位階層パス回線』(以下、『パス回線3』と呼ぶ)である。
【0023】
同様に、全ての『パス回線2』について、『接続順が最大』となる『上位階層パス回線』の『回線通番』を検索することにより、『パス回線2』の最も下位方向側に存在する『最上位階層パス回線』(以下、『パス回線4』と呼ぶ)の『回線通番』を特定することができる。
【0024】
なお、上記と同様に、『上位/下位反転フラグ』が“1”の場合は、データ上では上位/下位方向を全て逆に考えるため、次に『上位/下位反転フラグ』が“1”となる『上位階層パス回線』が検索されるまで、以降の検索において接続順が最小となるパス回線が最下位方向側となる。
▲2▼『パス回線2』を『終端する伝送装置』を特定する。
【0025】
『パス回線3』の『回線通番』と一致するデータを『パス回線区間テーブル』3から検索することにより、『パス回線3』の上位方向側と下位方向側を終端する伝送装置を特定することができる。その中で、『上位/下位』が『上位“1”』であるデータが、『パス回線2』を終端する最上位方向側にある伝送装置である。なお、『▲1▼のパス回線3』検索において、『上位/下位』方向が“反転”していた場合は、『下位のデータ』を採用する。
【0026】
同様に、『パス回線4』の『回線通番』と一致するデータを『パス回線区間テーブル』3から検索し、その中で、『上位/下位』が『下位“2”』であるデータが『パス回線2』を終端する最下位方向側にある伝送装置である。なお、『▲1▼のパス回線4』検索において、『上位/下位』方向が“反転”していた場合は、『上位のデータ』を採用する。
【0027】
上記のようにして特定した伝送装置情報に一致するデータを『架情報テーブル』4より検索することにより、当該伝送装置が発行するメッセージ形式のアラーム情報を収集するアラーム収集装置の『収集装置通番』を特定することができる。
【0028】
さらに、『パス回線名称テーブル』1に定義された回線種別と、上記のように特定した『伝送装置種別』に一致するデータを『変換テーブル』5から検索することにより、変換種別が得られる。その変換種別に対応する変換方法をテーブルから選ぶことにより、メッセージ形式のアラーム情報(の『変換データ部』)に入れるべきデータを特定することができる。
【0029】
このようにして運用者は、図22に示したようなネットワーク全体構成図と、後述する図10に示すようなパス回線構成図さえあれば、『パス回線名称テーブル』1、『パス回線接続テーブル』2、『パス回線区間テーブル』3、『架情報テーブル』4、及び『変換テーブル』5を容易に設定でき、これらのテーブル1〜を用いて『パス回線名称データベース』6を自動生成することができる。この『パス回線名称データベース』6はアラーム情報とメッセージ形式が同じであるので、特に該アラーム情報を意識する必要性がなくなる。
【0030】
従って、データベース作成に要する工数の削減及び、専門的な知識が不必要になるため、データベース作成者の特定制限が無くなる。
【0031】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明に係るネットワーク監視装置の一実施例を示したもので、この実施例では特に、図24及び図25に示したネットワークにおいて、伝送装置C−B間でのパス回線E1(50Mbps)に別の2つのパス回線E2及びE3(共に50Mbps)を加えて上位のパス回線E(150Mbps)を構成したときのパス回線名称データベース6を自動生成する場合を示している。
【0032】
次に、図2に示したテーブル1〜6の実施例を以下に説明する。
(1)まず、『パス回線名称テーブル』1を図3に示すように、全てのパス回線に対して、下記のとおり、『回線通番』と『回線名称』と『回線種別』の3つを用いて1データとして定義する。
【0033】
▲1▼回線通番:データ管理の上で、パス回線を一意に識別できるように、各パス回線について通しで定義した番号
▲2▼回線名称:ネットワーク監視装置の利用者にとって分かりやすくするため、全てのパス回線に対して定義した名称
▲3▼回線種別:パス回線の種別をコード情報で定義したもの
(2)次に、『パス回線接続テーブル』2を図4に示すように、自パス回線から見て、上位階層パス回線が存在する全てのパス回線について、下記のとおり自パス回線の『回線通番』に対して、『上位回線通番』と『上位回線収容位置』を1データとして定義する。
【0034】
▲1▼回線通番:パス回線名称テーブルに定義された自パス回線の回線通番
▲2▼上位回線通番:パス回線名称テーブルに定義された、自パス回線から見て上位階層に位置するパス回線の回線通番
▲3▼上位回線収容位置:自パス回線が上位回線通番▲2▼で表される上位階層パス回線に収容される位置
▲4▼上位/下位反転フラグ:自パス回線の上位方向と、自パス回線から見て上位階層パス回線の上位方向が同一方向(0)であるか、反対方向(1)であるかを示す。パス回線の上位/下位方向は、データ管理の便宜上定義したものであるため、下位階層のパス回線と上位階層のパス回線が必ずしも同じ方向であるとは限らない。よって、この『上位/下位反転フラグ』により方向を判断する。
【0035】
▲5▼接続順:自パス回線から見て、上位階層パス回線が複数ある場合、自パス回線の上位方向から見て、何番目のパス回線であるかを表す。
(3)『パス回線区間テーブル』3を図5に示すように、全ての最上パス回線について、下記のとおり、『回線通番』と『上位/下位』と『装置情報』を1データとして定義する。
【0036】
▲1▼回線通番:パス回線名称テーブルに定義された自パス回線の回線通番
▲2▼上位/下位:パス回線は、その両端において2つの伝送装置により終端されているため、パス回線を終端する伝送装置は2つ存在する。データ管理上、パス回線に対して上位方向/下位方向を定義することにより、『パス回線の上位方向を終端する伝送装置』と『パス回線の下位方向側を終端する伝送装置』を識別する。
【0037】
『上位/下位』では、以下に示す伝送装置が、当該パス回線の『上位方向側(1)』及び『下位方向側(2)』のいずれを終端するかを示す。
▲3▼装置情報:パス回線を終端している伝送装置の『装置種別』、『局』、『フロアNo.』、『群No.』、『架No.』、『SYSNo.』、『IFNo.』、及び『HWNo.』のコード情報から成る。
(4)『架情報テーブル』4を図6に示すように、伝送装置から発行されるメッセージ形式のアラーム情報を収集するアラーム収集装置に対して、下記のとおり、装置を一意に識別できるような番号『収集装置通番』を定義し、メッセージ形式のアラーム情報を発行する伝送装置と、そのメッセージ形式のアラーム情報を収集するアラーム収集装置の『収集装置通番』との対応を定義する。
【0038】
▲1▼装置情報:アラーム収集装置が収集するメッセージ形式のアラーム情報を発行する伝送装置に関する情報(収集装置通番毎)。『装置情報』、『局』、『フロアNo.』、『群No.』、及び『架No.』を表すコード情報から成る。
▲2▼収集装置通番:アラーム収集装置を一意に識別するために定義された番号
(5)『変換テーブル』5として図7に示すように、メッセージ形式のアラーム情報では、情報元となるパス回線の回線種別と、そのパス回線が接続されている伝送装置の種別によりコード体系が変化することに鑑み、回線種別及び装置種別に対応する変換種別を下記のとおり定義する。
【0039】
▲1▼回線種別:メッセージ形式のアラーム情報の情報元となるパス回線の回線種別を表す。
▲2▼装置種別:メッセージ形式のアラーム情報を発行する伝送装置の装置種別を表す。
【0040】
▲3▼伝送速度:メッセージ形式のアラーム情報の情報元となるパス回線の伝送速度を表す。
▲4▼変換種別1〜n:メッセージ形式のアラーム情報の変換データ部に入るデータへの変換方法を表す。すなわち、『変換データ1〜n』部分に入るべきデータには何通りかのパターンが有り、図8に示す変換種別の対応テーブルにより『変換種別』として定義する。
【0041】
この場合、変換種別1は図2に示した『SYS』(SYSTEMの略であり、図中では単にSYとして示されている。)を示し、パターンは1つのみである。変換種別2は2つのパターンを含み、一方は固定値で他方は『IF』を示している。変換種別3は3つのパターンを含み、固定値の他、『HW』又は『HW/AU』を選択する。変換種別4は4つのパターンを含み、固定値の他、『現用(OxFFFF)/予備(Ox03E7)』、『TUG+TU』、又は『TUG』を選択する。
【0042】
ここで、
AUGNo.:回線容量150Mbps AUNo.:回線容量50Mbps
TUGNo.:回線容量 6.3Mbps TUNo.:回線容量1.5Mbps
(6)『パス回線名称データベース』6は、図9に示すように、『収集装置通番』と『装置情報』と『伝送速度』と『変換データ1〜n』と『パス回線名称』と『パス回線通番』とで構成され、『パス回線名称』と『パス回線通番』とを除き、アラーム情報ALMと同じデータフォーマットを有している。また、アラーム情報ALMは『収集装置通番』を除いては『変換テーブル』5と同じデータフォーマットを有している。
【0043】
図10は、図22に示したネットワークにおける東京〜大阪間のパス回線を示す構成例を示しており、図11は各パス回線をまとめて示したものである。
また、図12〜図16は、図3〜図9に示したテーブル1〜6の実施例(検索例)を示しており、これらのテーブル1〜6全体が図17に示されている。
【0044】
以下、図12〜図17を参照し、図18に示したフローチャートに基づいてパス回線名称データベースの自動生成手順を説明する。
〔1〕回線通番を検索する(図12▲1▼及び図17,18(1)参照)。
『パス回線名称テーブル』1を選択し、このテーブル1より、『パスE11』の『回線通番』を検索する。
【0045】
検索されたデータより『パスE11』の『回線通番』が次のとおり判明し、こをワークエリアに退避する(図18(1a)) 。
『パスE11』の『回線通番』=100
〔2〕『パスE11』の上位階層パス回線を検索する(同▲2▼及び同(2)参照)。
【0046】
『回線通番=100』に一致するデータを『パス回線接続テーブル』2から検索する。そして、検索されたデータから『パスE11』の上位階層パス回線の『回線通番』が次のとおり判明する。
『パスE11』の上位階層パス回線の『回線通番』=10,11,12
〔3〕『回線通番=10,11,12』の最上位方向側/最下位方向側に位置する最上位階層パス回線を検索する(図13▲1▼〜▲3▼及び図17,18(3),(4)参照)。
▲1▼『回線通番=10』の場合
『回線通番=10』の上位階層パス回線を『パス回線接続テーブル』2より検索し、次の結果を得る。
【0047】
『回線通番』=4は『回線通番』=10の上位階層パス回線
更に、『回線通番=4』の上位階層パス回線を『パス回線接続テーブル』2より検索し、次の結果を得る。
Figure 0003727484
▲2▼『回線通番=11』の場合
『回線通番=11』の上位階層パス回線を『パス回線接続テーブル』2より検索し、次の結果を得る。
【0048】
『回線通番』=1,2,3は『回線通番』=11の上位階層パス回線
『パス回線接続テーブル』2の『接続順』を参照し、『回線通番11』から見て、最上位方向側にあるパス回線(接続順が最小)、及び最下位方向にあるパス回線(接続順が最大)を検索し、次の結果を得る。
【0049】
『接続順=1』である『回線通番=2』が最上位方向側に存在する
『接続順=3』である『回線通番=3』が最下位方向側に存在する
更に、『回線通番=2,3』の上位階層パス回線を検索し、次の結果を得る 。
【0050】
Figure 0003727484
▲3▼『回線通番=12』の場合
『回線通番=12』の上位階層パス回線を『パス回線接続テーブル』2より検索し、次の結果を得る。
【0051】
『回線通番』=5は『回線通番』=12の上位階層パス回線
更に、『回線通番4』の上位階層パス回線を『パス回線接続テーブル』2より検索し、次の結果を得る。
Figure 0003727484
〔4〕『回線通番=10,11,12』を終端する伝送装置を検索する(図14▲1▼〜▲3▼及び図17,18(5),(6)参照)。
▲1▼『回線通番=10』の場合
『回線通番=10』の上位方向側を終端する伝送装置は、その最上位階層パス回線である『回線通番=4』の上位方向側を終端する伝送装置に等しい。
【0052】
この伝送装置は、『回線通番=4』及び『上位/下位=1(上位)』に一致するデータを『パス回線区間テーブル』3から検索することにより特定できる。
同様に、『回線通番=10』の下位方向側を終端する伝送装置は、『回線通番=4』及び『上位/下位=2(下位)』に一致するデータを『パス回線区間テーブル』3から検索することにより次のように特定できる。
【0053】
『回線通番』=10の上位方向側を終端する伝送装置:『装置B』
『回線通番』=10の下位方向側を終端する伝送装置:『装置C』
▲2▼『回線通番=11』の場合
『回線通番=11』の上位方向側を終端する伝送装置は、その最上位階層パス回線の内、『回線通番=11』から見て最も上位方向側に存在するパス回線である『回線通番=2』の上位方向側を終端する伝送装置に等しい。
【0054】
但し、『回線通番=2』は『回線通番=11』から見て上位方向が“反転”しているため(図10参照)、データ上は、『回線通番=2』の上位側ではなく、下位側を終端する伝送装置に等しい(×印で図示)。この伝送装置は、『回線通番=2』及び『上位/下位=2(下位)』に一致するデータを『パス回線区間テーブル』3から検索することにより特定できる。
【0055】
『回線通番=11』の下位方向側を終端する伝送装置は、その最上位階層パス回線の内、『回線通番=11』から見て最も下位方向側に存在するパス回線である『回線通番=3』の下位方向側を終端する伝送装置に等しい。
この伝送装置は、『回線通番=3』及び『上位/下位=2(下位)』に一致するデータを『パス回線区間テーブル』3から検索することにより次のように特定できる。
【0056】
『回線通番』=11の上位方向側を終端する伝送装置:『装置B』
『回線通番』=11の下位方向側を終端する伝送装置:『装置E』
▲3▼『回線通番=12』の場合
『回線通番=12』の上位方向側を終端する伝送装置は、その最上位階層パス回線である『回線通番=5』の上位方向側を終端する伝送装置に等しい。
【0057】
この伝送装置は、『回線通番=5』及び『上位/下位=1(上位)』に一致するデータを『パス回線区間テーブル』3から検索することにより特定できる。
同様に、『回線通番=12』の下位方向側を終端する伝送装置は、『回線通番=5』及び『上位/下位=2(下位)』に一致するデータを『パス回線区間テーブル』3から検索することにより次のとおり特定できる。
【0058】
『回線通番』=12の上位方向側を終端する伝送装置:『装置E』
『回線通番』=12の下位方向側を終端する伝送装置:『装置F』
なお、『パス回線区間テーブル』3内でヒットした件数分、『回線名称データベース』6に、既にワークエリアに退避した回線通番/回線名称をセットする(図18(6a))。
〔5〕伝送装置が発行するメッセージ形式のアラーム情報を収集するアラーム収集装置を検索する(図15及び図17,18(7)参照)。
【0059】
上記〔4〕で検索した、各伝送装置の情報に一致するデータを『架情報テーブル』4から検索することにより、各装置が発行するメッセージ形式のアラーム情報を収集するアラーム収集装置の『収集装置通番』を次のとおり特定する。
『装置B』の監視情報を収集するアラーム収集装置の『収集装置通番』=01
『装置C』の監視情報を収集するアラーム収集装置の『収集装置通番』=01
『装置E』の監視情報を収集するアラーム収集装置の『収集装置通番』=02
『装置F』の監視情報を収集するアラーム収集装置の『収集装置通番』=02
そして、『回線名称データベース』に収集装置通番、装置種別、フロアNO. 、群NO. 、架NO. をセットする(図18(7a))。
〔6〕変換データ部に入るデータの変換方法を検索する(図16及び図17,18(8), (9)参照) 。
▲1▼『パスE11』の回線種別を『パス回線名称テーブル』1 より次のとおり検索する。
【0060】
『パスE11』の回線種別=05
▲2▼『パスE11』の『回線種別=05』であって上記〔5〕で検索した伝送装置『装置B』、『装置C』、『装置E』、及び『装置F』の『変換テーブル』5(図7参照)の中の変換種別に一致するデータを次のとおり検索する。なお、これらの変換種別データは装置毎に予め設定されている。
【0061】
Figure 0003727484
▲3▼変換種別−変換方法の対応テーブル(図8参照)からパス回線名称データベース6の変換データ部に入れるべきデータを次のとおり特定する。
【0062】
Figure 0003727484
なお、『SYSNo.』,『IFNo.』,及び『HWNo.』は、上記〔4〕で検索した『パス回線区間テーブル』3(図5参照)の装置情報より決定し、『TUGNo.』は上記[2]で検索した『パス回線接続テーブル』2(図4参照)の上位回線収容位置から決定する。
【0063】
以上のようにして得られたデータを『パス回線名称データベース』6(図17参照)に自動的に定義する。
図19には、図2に示した実施例においてアラーム情報ALM1及びALM2が、それぞれ伝送装置A及びDから収集装置12−1及び12−2を経由して発行されたときに、本発明によるネットワーク監視装置20が上記のようにして『パス回線名称データベース』6を生成される全体図が示されている。
【0064】
例えばアラーム情報ALM1に関しては、装置種別「01」の伝送装置AのフロアNo.1 、群No.1 、架No.A001から収集装置12−1を介して発生されたことが示されており、上記の変換テーブルと対応テーブルにより伝送速度「01」、変換種別1がSYSNo.1 、変換種別2及び3が「0xFFF」の固定値、変換種別4が「0xFFFF」の固定値に設定されていることが示されている。
【0065】
このようなアラーム情報ALM1受信したネットワーク監視装置20は上記のようにして予め用意しておいた『パス回線名称データベース』6と比較し、一致したパス回線名称を検索し、パス回線使用者に使用できなくなったパス回線の日本語名称をアラーム通知することができる。
【0066】
図20及び21には、上記のようにして各パス回線の『名称データベース』6が自動生成された後に、アラーム情報が収集装置から発行された時の表示部8(図1参照)に表示された画面例が示されている。
この内、図20は、図10(及び図25)に示した伝送装置Cが故障した場合の表示画面例を示しており、この時、アラーム情報は「1」とパス回線Eの終端にある「4」,「2」とパス回線E1の終端にある「5」,「3」とパス回線E11の終端にある「24」を示し、これとデータベース6中の一つのレコードとが一致した時、図20(1) の画面にはそれぞれの局と装置種別と伝送速度と架No.とが表示される。
【0067】
また、同図(2)の画面には伝送路及びパス回線名が表示される。
また、伝送装置Aが故障した場合には、同様にして図21(1)及び(2)に示す画面が表示される。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るネットワーク監視装置によれば、下記の効果が得られる。
【0069】
(1)ネットワーク監視システムにおいて収集するコード化された監視情報のすべてのパターンを自動生成し、データベース化するため、人手によりデータベースを作成する場合と比較して、工数が大幅に減少する。
(2)コード体系の変換パターンを定義した変換テーブルを作成することにより、コード体系の変換について、全てのパターンを知っている人でなくてもデータベースを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワーク監視装置の原理構成ブロック図である。
【図2】本発明に係るネットワーク監視装置の実施例図である。
【図3】本発明に係るネットワーク監視装置で用いるパス回線名称テーブルのフォーマット図である。
【図4】本発明に係るネットワーク監視装置で用いるパス回線接続テーブルのフォーマット図である。
【図5】本発明に係るネットワーク監視装置で用いるパス回線区間テーブルのフォーマット図である。
【図6】本発明に係るネットワーク監視装置で用いる架情報テーブルのフォーマット図である。
【図7】本発明に係るネットワーク監視装置で用いる変換テーブルのフォーマット図である。
【図8】本発明に係るネットワーク監視装置で用いる変換種別−変換方法の対応テーブル図である。
【図9】本発明に係るネットワーク監視装置で用いるパス回線データベースとメッセージ形式アラーム情報とのフォーマット関係図である。
【図10】本発明に係るネットワーク監視装置の実施例における東京〜大阪間のパス回線構成例を示した図である。
【図11】図10に示したパス回線の階層化構成例を示した図である。
【図12】本発明に係るネットワーク監視装置においてパス回線名称テーブルとパス回線接続テーブルによる上位パス回線の検索例を示した図である。
【図13】本発明に係るネットワーク監視装置においてパス回線接続テーブルによりパス回線を終端する伝送装置の検索例(1)を示した図である。
【図14】本発明に係るネットワーク監視装置においてパス回線接続テーブルによりパス回線を終端する伝送装置の検索例(2)を示した図である。
【図15】本発明に係るネットワーク監視装置において伝送装置が発行する監視情報を収集するアラーム収集装置の検索例を示した図である。
【図16】本発明に係るネットワーク監視装置において変換データ作成方法の検索例を示した図である。
【図17】本発明に係るネットワーク監視装置におけるデータの全体流れ図である。
【図18】本発明に係るネットワーク監視装置におけるパス回線名称データベースの生成手順を示したフローチャート図である。
【図19】本発明に係るネットワーク監視装置においてアラーム情報からパス回線名を割り出す実施例の全体図である。
【図20】本発明に係るネットワーク監視装置におけるアラーム表示画面例(1)を示した図である。
【図21】本発明に係るネットワーク監視装置におけるアラーム表示画面例(2)を示した図である。
【図22】本発明が適用される一般的なネットワークの全体構成例を示した図である。
【図23】一般的なパス回線の階層構造を示した図である。
【図24】一般的なパス回線の監視情報発行過程を示した図である。
【図25】一般的なパス回線の監視情報発行位置を示した図である。
【図26】一般的なパス回線と伝送装置の接続関係を示した図である。
【符号の説明】
1 パス回線名称テーブル
2 パス回線接続テーブル
3 パス回線区間テーブル
4 架情報テーブル
5 変換テーブル
6 パス回線名称データベース
7 入力操作部
8 表示部
10 処理部
11−1〜11−n 伝送装置
12−1,12−2 アラーム収集装置
20 ネットワーク監視装置
ALM,ALM1,ALM2 アラーム情報
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (6)

  1. 各エリア内に配置された複数台の伝送装置間をパス回線により接続したネットワークの監視装置に於いて、
    全パス回線に対して、各パス回線を一意に識別するための情報を定義したパス回線名称テーブルと、
    自パス回線から見て上位階層パス回線が存在する場合、その全てのパス回線について階層関係を定義したパス回線接続テーブルと、
    全最上位階層パス回線に対して終端伝送装置の情報を付加したパス回線区間テーブルと、
    障害発生時に該伝送装置から発行されるメッセージ形式のアラーム情報を収集するアラーム収集装置を一意に識別できる収集装置通番と該アラーム情報中の伝送装置情報との対応関係を定義した架情報テーブルと、
    該伝送装置情報を、該アラーム情報に対応してコード化された変換データへ変換するための変換種別を定義した変換テーブルと、
    該パス回線名称テーブルに定義される各パス回線毎に該パス回線接続テーブル及び該パス回線区間テーブルから該終端伝送装置の情報を検索し、検索した終端伝送装置情報に基づき、各パス回線と該架情報テーブルの伝送装置情報と該変換テーブルにより変換した変換データとを対応させたパス回線名称データベースを自動作成する処理部と、
    を備えたことを特徴とするネットワーク監視装置。
  2. 請求項において、
    該処理部が、該アラーム情報と一致したパス回線を該パス回線名称データベースから検索した時、該パス回線の名称を表示部に表示させることを特徴としたネットワーク監視装置。
  3. 請求項において、
    該パス回線名称テーブルが、全パス回線に対して、回線通番とパス回線名称と回線種別とを1データとして定義したことを特徴とするネットワーク監視装置。
  4. 請求項において、
    該パス回線接続テーブルが、該回線通番に対して、物理的に存在するパス回線の配下に階層構造的に配置される論理的なパス回線の回線通番から上位階層パス回線の回線通番が特定されるように上位階層パス回線通番と上位パス回線収容位置と上位/下位反転フラグと接続順とを1データとして定義したことを特徴とするネットワーク監視装置。
  5. 請求項において、
    該パス回線区間テーブルが、全最上位階層パス回線に対して、該回線通番から当該パス回線を終端する伝送装置が特定されるように回線通番と上位/下位情報と伝送装置情報とを1データとして定義したことを特徴とするネットワーク監視装置。
  6. 請求項において、
    該変換テーブルが、該アラーム情報の情報元となるパス回線の回線種別とそのパス回線が接続している伝送装置種別を、該アラーム情報に対応してコード化された変換データへ変換するための変換種別を定義したことを特徴とするネットワーク監視装置。
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