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JP3732074B2 - 成膜装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、プラズマビームを用いて基板上に透明導電膜等を形成するための成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラズマビームを用いる成膜装置として、例えば特開平9−194232号公報に開示のイオンプレーティング装置がある。このイオンプレーティング装置では、圧力勾配型のプラズマガンからのプラズマビームをハースに導き、ハースに設けた中空コーン状のガイド部材に通したインジウム及び錫の酸化物(ITO)からなる材料タブレットの上端を昇華させつつこれを徐々に押し上げる。材料タブレット上端から出射した蒸発物質は、プラズマビーム中でイオン化され、イオン化した材料粒子がハースと対向して搬送される基板の表面に付着し、ここにITO膜が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような成膜装置では、ハースとして、通常は導電性及び熱伝導率の高い銅を用いるが、銅は比較的低温でもインジウムと反応しやすい性質を有するため、材料タブレットがハースのガイド部材の内面に固着して材料タブレットを押し上げることが困難になる場合がある。
【0004】
一方、ガイド部材が過度に冷却されると、材料タブレットの中央と周辺との間で温度差が生じることになり、材料タブレット中央部のみが深く掘れて安定な成膜が困難になる場合がある。
【0005】
さらに、プラズマビームがガイド部材に対して偏って若しくは集中して入射する場合があり、このような場合、材料タブレットが偏心して窪む片掘れが生じ、安定な成膜に支障が生じる場合がある。
【0006】
そこで、本発明は、材料タブレットとガイド部材の固着を防止し、また材料タブレットが不均一に掘れることを防止して、安定した成膜を可能にする成膜装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の成膜装置は、プラズマビームを成膜室中に供給するプラズマ源と、成膜室中に配置されプラズマビームを導くハースと、ハースに材料蒸発源として膜材料を連続的に供給する材料供給装置とを備える成膜装置であって、ハースが、上部に膜材料を通す貫通孔を有する環状のガイド部材を備え、このガイド部材が、外側の本体層と、この本体層よりも膜材料に対して相対的に反応しにくい材料で形成された内側層とを有する。
【0008】
この場合、ガイド部材が、外側の本体層と、この本体層よりも膜材料に対して相対的に反応しにくい材料で形成された内側層とを有するので、成膜中に膜材料がガイド部材の内側に付着することを防止しつつ、ガイド部材全体としての冷却能力や導電性等を維持することができる。
【0009】
また、本発明の別の成膜装置は、プラズマビームを成膜室中に供給するプラズマ源と、成膜室中に配置されプラズマビームを導くハースと、ハースに材料蒸発源として膜材料を連続的に供給する材料供給装置とを備える成膜装置であって、ハースが、上部に膜材料を通す貫通孔を有する環状のガイド部材を備え、このガイド部材が、外側の本体層と、この本体層よりも相対的に熱伝導率の低い材料で形成された内側層とを有する。
【0010】
この場合、内側層が本体層よりも相対的に熱伝導率の低い材料で形成されているので、膜材料からガイド部材への放熱を比較的緩やかなものとして膜材料の温度を比較的均一な温度に維持することができる。よって、例えば棒状の膜材料が比較的均等な深さで掘れるようになり、均一で安定しかつ迅速な成膜が可能になる。
【0011】
上記装置の好ましい態様では、前記内側層が、前記本体層よりも相対的に耐熱温度の高い材料で形成されている。
【0012】
この場合、前記内側層が前記本体層よりも相対的に耐熱温度の高い材料で形成されているので、膜材料の温度が比較的高くなっても、ガイド部材が破損したり、膜材料とガイド部材とが反応することを防止できる。
【0013】
また、上記装置の好ましい態様では、本体層が銅からなり、内側層がステンレス鋼からなる。
【0014】
この場合、膜材料がガイド部材の内側に付着することを効果的に防止することができ、膜材料中の温度分布の均一化が容易となる。また、内側層が磁性体であるステンレス鋼で形成されることになるので、ガイド部材の先端近傍で磁力線が膜材料を取り巻く磁性体に引き寄せられ、ガイド部材の先端の直上方でプラズマビームを比較的均一に広げることになる。この結果、膜材料の上面が比較的均一に加熱され、膜材料が均一に消費され、安定した成膜が可能になる。
【0015】
また、本発明のさらに別の成膜装置は、プラズマビームを成膜室中に供給するプラズマ源と、成膜室中に配置されプラズマビームを導くハースと、ハースに材料蒸発源として膜材料を連続的に供給する材料供給装置とを備える成膜装置であって、ハースが、上部に膜材料を通す貫通孔を有する環状のガイド部材と、このガイド部材の上部外周に設けた磁性材料からなる磁性部材とを備える。
【0016】
この場合、磁性材料からなる磁性部材をガイド部材の上部外周に設けているので、ガイド部材の先端近傍で磁力線がガイド部材を取り巻く磁性部材に引き寄せられ、ガイド部材の先端の直上方でプラズマビームを比較的均一に広げることになる。この結果、膜材料の上面が比較的均一に加熱され、膜材料の上部が均一に消耗し、安定した成膜が可能になる。
【0017】
また、上記装置の好ましい態様では、ハースの周囲に環状に配置された磁石、又は磁石及びコイルからなりハースの近接した上方の磁界を制御する磁場制御部材をさらに備え、プラズマ源は、アーク放電を利用した圧力勾配型のプラズマガンである。
【0018】
この場合、磁場制御部材によってハースに入射するプラズマビームをカスプ状磁場で修正してより均一な厚みの膜を形成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態の成膜装置の全体構造を概略的に説明する図である。この成膜装置は、成膜室である真空容器10と、真空容器10中にプラズマビームPBを供給するプラズマ源であるプラズマガン30と、真空容器10内の底部に配置されてプラズマビームPBが入射する陽極部材50と、成膜の対象である液晶ガラス板等の基板を保持する基板保持部材WHを陽極部材50の上方で適宜移動させる搬送機構60とを備える。
【0020】
プラズマガン30は、特開平9−194232号公報等に開示の圧力勾配型のプラズマガンであり、その本体部分は、真空容器10の側壁に設けられた筒状部12に装着されている。この本体部分は、陰極31によって一端が閉塞されたガラス管32からなる。ガラス管32内には、モリブデンMoで形成された円筒33が陰極31に固定されて同心に配置されており、この円筒33内には、LaB6で形成された円盤34とタンタルTaで形成されたパイプ35とが内蔵されている。ガラス管32の両端部のうち陰極31とは反対側の端部と、真空容器10に設けた筒状部12の端部との間には、第1及び第2中間電極41、42が同心で直列に配置されている。一方の第1中間電極41内には、プラズマビームPBを収束するための環状永久磁石44が内蔵されている。第2中間電極42内にも、プラズマビームPBを収束するための電磁石コイル45が内蔵されている。なお、筒状部12の周囲には、陰極31側で発生して第1及び第2中間電極41、42まで引き出されたプラズマビームPBを真空容器10内に導くステアリングコイル47が設けられている。
【0021】
プラズマガン30の動作は、図示を省略するガン駆動装置によって制御されている。これにより、陰極31への給電をオン・オフしたりこれへの供給電圧等を調整することができ、さらに第1及び第2中間電極41、42、電磁石コイル45、及びステアリングコイル47への給電を調整することができる。つまり、真空容器10中に供給されるプラズマビームPBの強度や分布状態を制御することができるようになる。
【0022】
なお、プラズマガン30の最も内心側に配置されるパイプ35は、プラズマビームPBのもととなるAr等のキャリアガスをプラズマガン30ひいては真空容器10中に導入するためものであり、流量計93及び流量調節弁94を介してキャリアガス源90に接続されている。
【0023】
真空容器10中の下部に配置された陽極部材50は、プラズマビームPBを下方に導く主陽極であるハース51と、その周囲に配置された環状の補助陽極52とからなる。
【0024】
前者のハース51は、導電材料で形成されるとともに、接地された真空容器10に図示を省略する絶縁物を介して支持されている。このハース51は、適当な正電位に制御されており、プラズマガン30から出射したプラズマビームPBを下方に吸引する。なお、ハース51は、プラズマガン30からのプラズマビームPBが入射する中央部に、材料蒸発源である棒状の材料ロッド53が装填されている貫通孔51aを有している。この材料ロッド53は、膜材料である酸化インジウムの粉末と酸化錫との粉末とを焼結して固めたものであり、プラズマビームPBからの電流によって加熱されて昇華し、基板上にITO膜を形成するための材料蒸気を発生する。真空容器10下部に設けた材料供給装置58は、材料ロッド53を次々にハース51の貫通孔51aに装填するとともに、装填した材料ロッド53を徐々に上昇させる構造となっており、材料ロッド53の上端が蒸発して消耗しても、この上端をハース51の凹部から常に一定量だけ突出させることができる。
【0025】
後者の補助陽極52は、ハース51の周囲にこれと同心に配置された環状の容器により構成されている。この環状容器内には、フェライト等で形成された環状の永久磁石55と、これと同心に積層されたコイル56とが収納されている。これら永久磁石55及びコイル56は、磁場制御部材であり、ハース51の直上方にカスプ状磁場を形成する。これにより、ハース51に入射するプラズマビームPBの向き等を修正することができる。
【0026】
補助陽極52内のコイル56は電磁石を構成し、図示を省略する陽極電源装置から給電されて、永久磁石55により発生する中心側の磁界と同じ向きになるような付加的磁界を形成する。これにより、コイル56に供給する電流を変化させることができ、ハース51に入射するプラズマビームPBの向きの微調整が可能になる。
【0027】
補助陽極52の容器も、ハース51と同様に導電性材料で形成される。この補助陽極52は、ハース51に対して図示を省略する絶縁物を介して取り付けられている。補助陽極52に印加する電圧変化させることによってハース51の上方の電界を補的に制御できる。すなわち、補助陽極52の電位をハース51と同じにすると、プラズマビームPBもこれに引き寄せられてハース51へのプラズマビームPBの供給が減少する。一方、補助陽極52の電位を真空容器10と同じ程度に下げると、プラズマビームPBがハース51に引き寄せられて材料ロッド53が加熱される。
【0028】
搬送機構60は、搬送路61内に水平方向に等間隔で配列されて基板保持部材WHの端部を支持する複数のコロ62と、これらのコロ62を適当な速度で回転させて基板保持部材WHを一定速度で移動させる駆動装置(図示を省略)とを備える。
【0029】
酸素ガス供給装置71は、真空容器10に適当なタイミングで適当な量の酸素ガスを供給するためのものである。酸素ガスを収容する酸素ガス源71aからの供給ラインは、流量調節弁71b及び流量計71cを介して真空容器10に接続されている。キャリアガス供給装置72は、真空容器10に適当なタイミングで適当な量のキャリアガスを供給するためのものである。キャリアガス源90から分岐されたキャリアガスは、キャリアガス供給装置72の流量調節弁72b及び流量計72cを介して真空容器10に直接導入される。なお、排気装置76は、排気ポンプ76bにより、真空ゲート76aを介して真空容器10内のガスを適宜排気する。
【0030】
図2は、ハース51のより詳細な構造を説明する側方断面図である。ハース51は、冷却用のキャビティCを備えるベース部材151と、ベース部材151上に固定されるコーン状のガイド部材251とを備える。ベース部材151とガイド部材251とは、それぞれに設けた開口151a、251aの中心を一致させて固定されている。これにより、ハース51の中心に材料ロッド53を上方に繰り出すための円筒状の貫通孔51aが形成される。
【0031】
ベース部材151は、銅製で、高い熱伝導度と導電性を有し、キャビティCに供給される冷却水によって冷却される。
【0032】
ガイド部材251は、外側の本体層251bと、開口251a側の内側層251cとからなる。前者の本体層251bは、銅製で、高い熱伝導度と導電性を有し、ベース部材151と電気的及び機械的に接続されて適当な電位及び温度に維持される。一方、内側層251cは、例えばSUS430等のステンレス鋼製で、高い耐熱性を有するが、銅製の本体層251bよりも熱伝導度や導電性の点で多少劣る。このため、プラズマビームPBによって材料ロッド53が加熱されると、内側層251cがバリアとなって放熱をある程度制限するので、材料ロッド53が比較的均一かつ高温に維持される。このように、材料ロッド53が均一に加熱されると、材料ロッド53が比較的均等に消費されることになり、材料ロッド53の上面53aが比較的平坦なものとなるので、均一で安定した成膜が可能になる。しかも、材料ロッド53を高温にすることで、成膜速度を増加させることができる。また、内側層251cがステンレス鋼で形成されているので、材料ロッド53が加熱されても内側層251cに付着しにくい。さらに、内側層251cがステンレス鋼で形成されているので、ガイド部材251の先端近傍で磁力線が内側層251cに引き寄せられ、ガイド部材251の先端の直上方で磁束密度が減少してプラズマビームPBが広げられる。この結果、材料ロッド53の上面53aが比較的均一に加熱され、安定した成膜が可能になる。
【0033】
図3は、ガイド部材251の先端近傍における磁力線の分布を概念的に説明する図である。図からも明らかなように、上方からガイド部材251に入射する磁力線は、磁性体である内側層251cに収束するので、ガイド部材251上方の磁束密度が均一に低下する。つまり、ガイド部材251上方でプラズマビームPBが広げられ、材料ロッド53上部が成膜に伴って偏って窪む片掘れを防止することができる。
【0034】
以下、図1に示す成膜装置の動作について説明する。この成膜装置による成膜時には、プラズマガン30の陰極31と真空容器10内のハース51との間で放電を生じさせ、これによりプラズマビームPBを生成する。このプラズマビームPBは、ステアリングコイル47と補助陽極52内の永久磁石55等とにより決定される磁界に案内されてハース51に到達する。ハース51の材料ロッド53は、プラズマビームPBからの電流により加熱され、材料ロッド53の先端が昇華してここから膜材料の蒸気が安定して出射する。この蒸気は、プラズマビームPBによりイオン化され、例えば負電圧が印加された基板の表面に付着して被膜を形成する。
【0035】
上記成膜装置では、材料ロッド53を案内するガイド部材251の内側にステンレス鋼製の内側層251cを設けているので、成膜に際してプラズマビームPBによって材料ロッド53が加熱されると、内側層251cが放熱をある程度制限する。この結果、材料ロッド53が比較的均一かつ高温に維持されて、比較的均等に消費され、材料ロッド53の上面53aが比較的平坦なものとなって均一で安定した成膜が可能になる。この際、ステンレス製の内側層251cには、材料ロッド53が付着しにくいので、材料ロッド53の円滑な供給が可能になる。さらに、ガイド部材251の先端近傍で磁力線がステンレス鋼製の内側層251cに引き寄せられ、ガイド部材251の先端の直上方でプラズマビームPBを広げるので、材料ロッド53の上面53aが比較的均一に加熱され、さらに安定した成膜が可能になる。
【0036】
〔第2実施形態〕
図4は、第2実施形態に係る成膜装置の要部を説明する図である。なお、第2実施形態の成膜装置は、第1実施形態の成膜装置の変形例であり、同一部分には同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0037】
この場合、ハース51は、ベース部材151上に固定されるガイド部材551の上部外周に、磁性材料からなる環状の磁性部材651を備える。前者のガイド部材551は、銅製で、ベース部材151と電気的及び機械的に接続されて適当な電位及び温度に維持される。後者の磁性部材651は、ステンレス鋼製で、ガイド部材551の先端近傍の磁力線を引き寄せるので、ガイド部材251の先端の直上方で磁束密度が減少してプラズマビームPBが広げられる。この結果、材料ロッド53の上面53aが比較的均一に加熱され、安定した成膜が可能になる。
【0038】
以上、実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、他の膜材料として、SiO2、MgO等の酸化物を用いて成膜を行う場合にも、ガイド部材251の内側にステンレス鋼製の内側層251cを設けることによって、材料ロッド53の付着を防止しつつ材料ロッド53の上面53aを平坦なものとすることができ、均一で安定した成膜が可能になる。
【0039】
また、内側層251cの厚さや磁性部材651の形状や配置も、適宜設定を変更することができる。
【0040】
また、内側層251cの材料は、必ずしもSUS430等の磁性体に限るものではなく、他の磁性を有しない材料(例えばSUS304)とすることができる。さらに、磁性部材651の材料も、ステンレス鋼に限るものではなく、鉄等の他の材料とすることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の成膜装置によれば、ガイド部材が外側の本体層とこの本体層よりも膜材料に対して相対的に反応しにくい材料で形成された内側層とを有するので、成膜中に膜材料がガイド部材の内側に付着することを防止しつつ、ガイド部材全体としての冷却能力や導電性等を維持することができる。
【0042】
また、本発明の別の成膜装置によれば、内側層が本体層よりも相対的に熱伝導率の低い材料で形成されているので、膜材料からガイド部材への放熱を比較的緩やかなものとして膜材料の温度を比較的均一な温度に維持することができる。よって、例えば棒状の膜材料が比較的均等な深さで掘れるようになり、均一で安定しかつ迅速な成膜が可能になる。
【0043】
また、本発明のさらに別の成膜装置によれば、磁性材料からなる磁性部材をガイド部材の上部外周に設けているので、ガイド部材の先端近傍で磁力線がガイド部材を取り巻く磁性部材に引き寄せられ、ガイド部材の先端の直上方でプラズマビームを比較的均一に広げることになる。この結果、膜材料の上面が比較的均一に加熱され、膜材料の上部が均一に消耗し、安定した成膜が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の成膜装置の全体構造を説明する図である。
【図2】図1の成膜装置に組み込まれるハースの構造を説明する側方断面図である。
【図3】ガイド部材の先端近傍における磁力線の分布を概念的に説明する図である。
【図4】第2実施形態の成膜装置に組み込まれるハースの構造を説明する側方断面図である。
【符号の説明】
10 真空容器
30 プラズマガン
31 陰極
47 ステアリングコイル
50 陽極部材
51 ハース
52 補助陽極
53 材料ロッド
55 永久磁石
56 コイル
60 搬送機構
62 コロ
90 キャリアガス源
251 ガイド部材
251b 本体層
251c 内側層
651 磁性部材
WH 基板保持部材

Claims (6)

  1. プラズマビームを成膜室中に供給するプラズマ源と、前記成膜室中に配置され前記プラズマビームを導くハースと、前記ハースに材料蒸発源として膜材料を連続的に供給する材料供給装置とを備える成膜装置であって、
    前記ハースは、冷却用のキャビティを備えるベース部材と、当該ベース部材上に固定されるとともに前記膜材料を通す開口を有する環状のガイド部材を備え、当該ガイド部材は、外側の本体層と、当該本体層よりも前記膜材料に対して相対的に反応しにくい材料で形成された内側層とを有することを特徴とする成膜装置。
  2. プラズマビームを成膜室中に供給するプラズマ源と、前記成膜室中に配置され前記プラズマビームを導くハースと、前記ハースに材料蒸発源として膜材料を連続的に供給する材料供給装置とを備える成膜装置であって、
    前記ハースは、冷却用のキャビティを備えるベース部材と、当該ベース部材上に固定されるとともに前記膜材料を通す開口を有する環状のガイド部材を備え、当該ガイド部材は、外側の本体層と、当該本体層よりも相対的に熱伝導率の低い材料で形成された内側層とを有することを特徴とする成膜装置。
  3. 前記内側層は、前記本体層よりも相対的に耐熱温度の高い材料で形成されていることを特徴とする請求項2記載の成膜装置。
  4. 前記本体層は銅からなり、前記内側層はステンレス鋼からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の成膜装置。
  5. 前記内側層は、前記ベース部材と前記ガイド部材とを貫通する貫通孔のうち前記ガイド部材側に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の成膜装置。
  6. プラズマビームを成膜室中に供給するプラズマ源と、前記成膜室中に配置され前記プラズマビームを導くハースと、前記ハースに材料蒸発源として膜材料を連続的に供給する材料供給装置とを備える成膜装置であって、
    前記ハースは、上部に前記膜材料を通す貫通孔を有する環状のガイド部材と、当該ガイド部材の上部外周に設けた磁性材料からなる磁性部材とを備えることを特徴とする成膜装置。
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